JPS58118999A - 2次元的領域に一様な照射を行う装置 - Google Patents

2次元的領域に一様な照射を行う装置

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JPS58118999A
JPS58118999A JP57187670A JP18767082A JPS58118999A JP S58118999 A JPS58118999 A JP S58118999A JP 57187670 A JP57187670 A JP 57187670A JP 18767082 A JP18767082 A JP 18767082A JP S58118999 A JPS58118999 A JP S58118999A
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mask
mirror
ray
radiation
area
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JP57187670A
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ウオ−レン・デ−ビツド・グロブマン
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International Business Machines Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • G03F7/70075Homogenization of illumination intensity in the mask plane by using an integrator, e.g. fly's eye lens, facet mirror or glass rod, by using a diffusing optical element or by beam deflection
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は領域、典型的にはレジスト型のマスク領域に一
様な照明を与えるための装置に関するO但し照明(X線
、光、電子ビーム)は少なくとも1つの面内で発散して
おり、一様な2次元的照明を与えるために領域を掃引し
なければならないO〔背景技術〕 高分解能リソグラフィは、大規模集積回路の性能を高め
るため、及び基礎研究に使用するための道具として非常
に重要なものである。大規模集積化の場合、技術進歩は
一般に回路の巧妙化及びリソグラフィ線幅Wの減少によ
って達成された回路密度の増大を通じて行なわれている
o%Ilの減少は進歩した微小回路製造技術における鍵
となる要請の1つであるが、蓼の減少と共にレジスト露
光のアスペクト比の増加が起きるのが普通の状況でもあ
る。自然科学的現象の研究の場合、現象のある特性長ノ
と比較して小さい幅Wを持つ微細構造を製造する事はs
 w/ノが1よりも小さい事を特徴とする新しい領域に
おし・て実験を行なう事を可能にする。
X線リングフライは、より古典的な電子ビーム技術又は
光波術と比較して、Wの減少及び高いアスペクト比を達
成する可能性あるいは厳。格なトポグラフィにわたって
微細な線条を描画する可能性の増加の両者において、微
小回路製造に大きな進歩をもたらした。X線リソグラフ
ィは、 5piller及びFeder、 ’X−Ra
y Lithography andX−Ray 0p
tics ’、H,J、Queisser msSpr
jnger%Berlin、pp、35二1977の広
範な総合報告を含めて、多くの論文に説明されている。
X線リングラフィの独特の強さは、レジスト物質中での
X線の散乱が弱い事による。これと対照的に、微小回路
製造に関する電子の有効性は電子が物質中で強く散乱さ
れる事によって制限され、また光リングラフィは回折現
象によって制限される。
X線リソグラフィは近接プリント技術を用いる。
W、 Grobman  ’ Handbook  o
n 5ynchrotronRadiation #′
5Vo1.1、E、 E、 Koch外編、North
 Ho1land、Amsterdam、 1980に
説明されているように、X線に対して透明な領域及び不
透明な領域を含むマスクの像が、マスクに近接して平行
に置かれたレジストで被覆されたウニへ上に形成される
。像形成はX線を光源からマスクを経てウェハ上に投影
する事によって行なわれる口先源の大きさ及びマスクか
らの距離は、分解能を制限する半影及びランアウトの像
歪みを決定する口先源の形状に加えて、光源からマスク
へ・・のX線束及びそのフォトン・エネルギーに対する
スペクトル分布が重要である。というのはそれらはプロ
セスのスループット(即ちレジスト露光速度)及びマス
ク・コントラスト(即ちマスクの「明るい」領域を透過
したパワーの、X線吸収体によって覆われた領域を透過
したパワーに対する比)を直接決定するからである・ 多くの型のX線源を用いる事ができるが、ストレージ・
リングは、半影、ランアウト、スループット、及びスペ
クトル分布において従来の光源を上回る重要な利点を提
供する。5pjller  及びFederによる前掲
論文、並びにFay  及びTrotel、Appl、
Phys、Lett、、29. ′570(1976)
:並びに5pjller 外、J、 Appl、 Ph
ys。
47.5450.(1976)  には、シンクロトロ
ン放射X線リングラフィに関する実験及び解析が報告さ
れている。シンクロトロン・ストレージ・リングは周知
の放射源であって、そこから得られるスペクトル分布は
当技術分野において良く知られている0ストレージ・リ
ングは従来の光源と比較すると、高いスループットを生
じる強力なX線源である。ストレージ・リングの他の利
点は、光源の大きさ及びマスクからの距離に関するもの
であるO典型的には、光源とマスクとの距離は大きく、
一方光源の大きさは小さい。従って分解能制限半影及び
ランアウトによる像歪みが減少するQストレージ・リン
グは利点を提供するカ、一方ではX線マスク領域を一様
に照明する事が困難である0ストレージ・リングからの
ビームは水平面(Y方向)では発散している二、垂直面
(2方向)では非常にコリメートされている□従ってこ
れは水平扇形の放射に似ており、Z方向にマスクを露光
するために垂直に動かさなければならない0さらにビー
ムの水平方向の発散は、もしもこのビームが2方向に動
かされるならば、水平方向に集束する光学系が用いられ
る場合Y方向の照明がビームの異った部分において変化
する可能性がある事を意味する。ストレージ・リングか
らの出力ビームの性質は、そのようなビームを用いて垂
直方向に一様な照明を行なうのが困難であり且つX線マ
スク上でストレージ・リング・ビームの強度を増倍する
事が困難であるようなものであるoX線ビームの固定的
な方向を与えるためにコリメータを用いる事は知られて
いるが、シンクロトロンX線ビームをより一様にすると
いう問題を取り扱った先行技術は知られていない。また
高エネルギーのリングから生じる硬X線束を減少させる
バめに「低域フィルター」としてX線径路中に鏡が用い
られる事がある。また鏡は分光装置如おいてX線を集束
するためにも使われているが、マスクが一様に照明され
なければならないり2グラフイ装置には応用されていな
い。
リングラフィ装置において、シンクロトロン源からZ方
向にX線照明を与えるためにマスク及びウェハを移動さ
せる事が知られているoしかしながら、マスクとウェハ
との間には正確な位置合せが維持されなければならず且
つマスクとウエノ・とけ一体として同時に動かされなけ
ればならないので、それには複雑な装置が必要であるO
この複雑な装置は2方向に速い走査を与える事はできず
、従ってマスク及びウニ・・に好ましくない熱効果を生
じた。
、従って、本発明の主な目的は領域を放射で一様に照明
する改良された技術を提供する事である。
本発明の態様によれば、源によって作られた放射が1つ
の方向に大きく発散しているような放射を用いてマスク
を一様に照明する技術が提供される。
本発明の態様によれば、X線がシンクロトロン型の光源
によって作られる場合に、領域に一様なX線照明を与え
る技術が提供される。
本発明の態様によれば、第1の方向に発散している放射
ビームを第2の方向に垂直に走査し、且つ照明強度を増
加させる。改良された技術が提供される。
本発明の態様によれば、垂直方向においてより一様fx
シフクロトロン出力ビームを作るだめの技術及び装置が
提供される。
本発明の態様によれば、X線に対して感光性を有する層
のほぼ一様な照明が2次元的に達成され得る改良された
X線リングラフィ装置が提供される。
本発明の態様によれば、シンクロトロンの出力ビームの
発散を補償し、X線マスクに一様な照明を与えるために
出力ビームを異なった方向に走査する単純な装置を含む
改良されたシンクロトロンX線リソグラフィ装置が提供
される。
本発明の態様によれば、1つの方向には非常に発散して
いるが、その方向にほぼ垂直な第2の方向にはコリメー
トされた入力ビームを用いて、領域を一様に照明するだ
めの技術及び装置が提供される0 本発明の態様によれば、シンクロトロン等の価格効率の
良い大規模なX線放射源が、X線放射をマスク領域に一
様に効率的に拡げるような方法で利用される。
〔発明の開示〕
最も広い意味において、本発明は、入射放射ビームが1
つの方向に非常に広がっていて且つその第1の方向に垂
直な第2の方向にはコリメートされている時に、領域に
放射の一様な照明を与えるだめの技術及び装置に関する
。そのようなビームの例はシンクロトロンのX線出力ビ
ームであって、これは水平方向には非常に発散している
が、垂直方向には非常にコリメートされている。本発明
の一態様において、ビームを水平方向に集束してコリメ
ートし強度を増加させるために円筒鏡が用いられる。こ
のコリメートされたビームは円筒鏡を移動(例えば回転
)する事によって垂直方向に走存される。また本発明に
おいて、平面幣又は円筒形以外の他の形の鏡を用いても
よい。
鏡は、発散を減少させるために、発散する放射ビームが
すれすれの入射角を持つように配置され、そして時間的
に非線型に動かされる0即ちすれすれの入射角の変化は
、領域の2方向照明が一様になるようなものであるO入
射角の時間的依存性は、入射角の関数、従って照明され
る領域の位置の関数としてビームのコリメーションが変
化するのを補償するように調整される〇 鏡は放射ビームが領域を急速に走査するように急速に動
かす事ができる。鏡だけが移動するので、急速な走査が
行なわれ、入射角の時間的依存性は、領域(マスク及び
ウエノ・等)の温度上昇が掃引ビームに追随できない位
に充分に大きな基本周波数を持つものとなる@従って、
ビームが静止しマスクとウェハとの組み合せが入力ビー
ムに対して動かされるような装置と比較すると、マスク
及びウェハが一様に加熱される。
本発明は入力X線ビームがシンクロトロンによって与え
られるX線リングラフィ装置に用いるのに特に適してい
る。しかしながら本発明の概念は、1つの方向に発散し
且つ走査されるべき第2の方向にコリメートされた光又
は電子ビーム等の他のビームにも適用性を有する。
その例は水平面内で第1の速度で往復運動され且つ垂直
には領域を一様に照明するように異なった速度で動かさ
れるレーザ・ビームである。垂直方向の速度はビームの
コリメーションの変動を補償する。
2次元的領域を一様に照明するには、垂直方向のビーム
の速度が時間的に線型又は非線型である方が良い。鏡の
運動の時間的依存性の具体的な性質は鏡の形状、放射の
スペ、クトル特性及びその水平方向の強度分布による。
そのように鏡を動かして一様な照明を発生させるには閉
ループ・サーボ・システムを用いる事ができる。
〔発明を実施するための最良の形態〕
種々の型のリングラフィ工程が既に知られている。例え
ばX線リングラフィ装置はGrobmansProce
edings  of  the  Inter、El
ectronDevtces  Meeting(IE
DM)(Dec、1980、Wash、、D、 C,)
、pp、415〜419に説明されているOこのリング
ラフィはマスク10をウェハ12に近接プリントする事
より成る(第1図参照)。
マスク10は一般傾、パターン化されたX線吸収層16
が形成された薄い連続的な基板14から成る。ウェハ1
2はその上にレジスト層18を有し、これはマスク10
を通じて露光される。
大きさd。の光源20はマスク1oがら距離D0の位置
にある。光源の寸法d 及びマスクからの距離り。並び
にマスクとウェハとの間隔Sは、分解能制限半影p及び
ランアウトの像歪δRを決定する。シンクトロン林のス
トレージ・リング光源の特に有利な特徴は、大きな光源
−マスク間距離り。
及び小さな光源寸法d。による幾何学的なものである。
X線リングラフィにおける霧光されたレジストの分解能
は光電子の飛程及びフレネル回折の両者に依存する。約
10Xの波長」の場合、フレネル回折が支配的であって
、これはレジスト層18から距離Sだけ離れたマスクに
関して幅Wの線を露光する場合に付き計算する事ができ
る。
第2図はストレージ・リング光源から得られるスペクト
ルの型及び光源とマスクとの配置を示す〇光源は、発散
ビーム24が放出される点2.2であると考えられる。
第2図に、光源から放出されたパワーのスペクトル26
が波長」の関数として示されている。λ。は発散ビーム
24の放射を記述するために用いられる特性波長である
。ビームの垂直幅△ψはビーム波長λ及びエネルギーE
の関数である。幅△ψは波長l毎に異なる@第2図は光
源から放出されたパワーのスペクトルと共にマスク面に
到達したパワーも示す0マスク面に到達したパワーの幅
ψが2つの波長λ1及びλ2に付いて示されている。明
らかにマスク面におけるパワー分布は波長に依存する。
これは、第2図のビーム24のようなビームを用いてマ
スク領域を一様にy−z方向に照明する事が何故困難で
ルノるかという1つの理由である〇第3図〜第7図を参
照すると、マスク/ウェハ面に一様なパワー分布の放射
を与える装置が説明されている。第5図は本発明の概念
を示す0鏡28は円筒形を有し、入力放射ビームを水平
面内でコリメートするために使われる。鏡28の運動は
コリメートされたビームを垂直方向にウエノ・/マスク
面等の面30を横切って変位させるために使われる・発
散入力ビーム!+2は光源34によって与えられ、すれ
すれの入射角αで鏡28に当る。
但しαは鏡の軸とビームの面50との間の角度である〇 第5図から明らかなように、ビーム32を構成する光源
は水平方向(Y方向)にコリメートされ、曲がった弧′
5日に沿ってマスク/ウェハ面50に当る0角度αが変
化する時、弧38は面50を横切って2方向に垂直に動
くと共に長さが変化する。
本発明の特徴は、面′50に入射するパワーが弧68に
沿った全ての点において殆んど同一な事である。異なる
波長に関する透過係数は異なるので、円筒鏡28の使用
は弧38に沿ったパワー分布の変化を生じさせ、またα
が変化する時に弧毎にパワーの変化を生じさせる事が予
期されるであろう。
しかし計算によれば面50に入射するパワーは、弧38
の全ての点において殆んど同じであるが、角度αが変化
する時は弧毎に変化する。2方向に一様な照明を与える
ために、円筒鏡28の移動速度は、ビームのコリメーシ
ョンの変化を補償するために入射角α(1)の時間依存
性が調整されるように選ばれる。従ってこれは照明され
るべきマスク上の異なった位置の補償を行なう。鏡の運
動の速度が調整される時、各々の弧58の長さが角度α
に依存する事を考慮に入れる為に角度αも調整される。
入射放射束と2方向のビームの速度との積を一定にする
事によって、面50の一様な2方向の照明が得られる。
第4図は種々の異なった入射角に関してマスク領域士の
照明範囲を示すものである@マスクの面はy−z座標に
よって定義され(第3図参照)、マスク領域は正方形の
境界40によって定められる〇円筒鏡からの走査放射ビ
ームは集合的に参照番号42で表わされている。走査ビ
ームは放射の弧44A、44B・・・・44Fを作る。
弧の各々に沿つた種々の位置に対して、2つの数が括孤
内に書かれている0この最初の数は入射角αを度で表わ
し、2番目の数は露光されるレジスト層に入射するパワ
ーを、放射されたビームのミリラジアン毎に示したもの
である@例えば弧44Bの点46は、1、510度の角
で円筒鏡に入射した走査ビームによって作られ、レジス
ト層上に0.271のパワー(放出されたビームのミリ
ラジアン毎りの任意の単位で)を生じる。
第4図の結果は光源から円筒鏡までの距離が、2.15
m、鏡からマスク面までの距離が7.7mのX線リソグ
ラフィ装置において得られた。この装置で、マスク領域
の中心部の光束Fに対する光束の変化δFの比は約0.
01であり、単に入射角の変化、従って反射率の変化に
よってはマスク領域全体に非常に小さな照度の変化しか
生じない事が示される。
マスク面における各々の弧の曲率は角度αの変化と共に
変化する事が期待される。しかしながら、そのような装
置で典型的に用いられるマスクを照明するのに充分な領
域にわたって殆んど同じ曲率を持つ複数の同心弧が得ら
れる事が、実験的に及び計算により判明している。しか
し弧の長さは角度αが変化すると共に変化する。従って
各弧内のパワー密度が他の弧とは異なっている事が期待
される。弧が時間的に周期的な速度で2方向に走査され
る時、弧に沿ったパワー分布及び弧から弧へのパワー分
布がマスク領域全体にわたって非常に似ている事が計算
により確認された。
このコリメーション装置はY方向に良好なコリメーショ
ンを与えるので、マスクに入射するパワーが増加する。
この装置はZ方向の走査も行なう・従ってこの装置はこ
の型の入力ビームを用いてマスクに分配されるパワーの
量において充分であり、大きなマスク領域がほぼ一様に
照明できる。
第6図の円筒形走査鏡28は、入力ビーム52中に存在
する波長に関して高い反射率を持つように選択される。
X線放射の場合、鏡は典型的には、金等の重金属で被覆
された石英である。金は平滑な表面を提供し且つ容易に
酸化しない重金属なので好ましい。
金で被覆された暁の反射率が、異なった角度αにおいて
光子エネルギーに対して第5図に示されている0このプ
ロットから明らかなように、反射率は角度σ及び光子の
エネルギー(従って波長)の関数である。反射率が高け
れば入力ビーム′52の殆んどが走査ビーム′56の一
部としてマスク面に供給されるので、反射率は高い事が
望ましいO第5図で角度σが小さい時に高反射率が得ら
れる事が明らかである。ここで説明している型のX線リ
ソグラフィ装置では、約2° よりも小さな事が好まし
く、典型的には1.5°よりも小さな角度が選択される
。通常のシステムでは、鐘28とマスク面との間に大き
な間隔が存在するので、大面積にわたって走査ビームの
弧58を偏向させるために角度αは少ししか変化しなく
てもよい。鐘−マスク面間の距離が大きい時αには小さ
な変化しか必要でないので、鏡を急速に動かす事は容易
であり、また反射率の変化も非常に小さい。これは。
入力ビーム32から走査ビーム36へのエネルギ−の伝
達効率が走査角σの全竣にわたって本質的に同じである
事を意味する。
第6図は、X#J放射によって照明されるべきマスク等
の2次元的領域を横切って放射のビームを走査するため
の装置を示す。この装置では、一様なY−1照明を与え
るために時間の関数として角度αを調整するために閉ル
ープ・サーボ・システムが使われている。
装置は、放射源から入力ビーム5oが入って来る真空室
48から構成される。入力ビーム5oは角度αで円筒形
コリメート鏡52に入射し、走査ビーム54を発生させ
る。鏡52はピボット点56の回りに旋回可能であって
、支持部材58の往復運動によって動かされ、矢印60
11C示すように前後に動く。支持部材58の往復運動
はIJ ニア駆動モータ62によって引き起こされる。
モータ62は連結ロッド64によって支持部材58に結
合され、連結ロッド64は矢印65に示されるように往
復運動する。ロッド64はピボット点66において支持
部材58に接続され、真空フィードスルー6日を介して
真空室に入る◎ サーボ増幅器70は誤差信号−を駆動モータ62に供給
する。誤差信号は鏡52の位置を表示す−る信号と基準
信号との間の比較結果として作られる。基準信号vfは
後述する方法で信号源72によって与えられる。鏡52
の物理的位置を表示する信号■7は信号源74によって
与えられる。信号源74は、例えば市販の三角波発生器
等の通常の電圧源である。
信号V□を与えるため(テ、レーザー−ビーム76が鏡
78に当てられ、窓80を透過して円筒鏡52の表面に
至る。鈍52で反射された後、レーザ・ビームは再び窓
80を通過し、シリコン線型付16検出器82に当る。
検出器82は角度αを表示する電気信号を発生し、導線
84を経て信号源74に送る。信号vrn及びvfはサ
ーボ増幅器70で比較され、もしV□とV、とが等しく
なければ誤差信号lが発生する。このようにして、鏡の
位置(α)は基準信号に依存するように時間の関数とし
て変化する。基準信号は、照明されるべき全領域には゛
ぼ一様な照明を与えるように時間的に変化する■即ち鏡
の位置の変化する速度は、照明されるべき領域の全ての
点匠等しい照明を与えるように選ばれる。
第7図は基準電圧V、を与えるのに適した回路を示す。
この回路は任意の点における入射放射束を他の点とほぼ
等しくするのに充分な電圧を発生する。それは各弧44
A〜44F(第4図)の長さが角度αと共に変化すると
いう事実を考慮に入れている。弧の長さは角度αの線型
関数であ・す、弧に沿った任意の点における放射束は弧
の長さに逆比例する0従って、もしもマスクの任意の意
匠おける位置Xが一般に時間の非線型関数例えばx(t
)=a2t2+bt十Cのような表現で与えられるなら
ば(但し、a、b、cは定数)、鏡の運動の速度と放射
束との積は一定にできる。もし速度と束との積が一定で
あれば、そしてαに対する弧の長さの変化が考慮される
ならば、時間の非線型関数である基準電圧■、はビーム
によって走査されるべき領域の各点で一様な照明を与え
る事ができる。
α(1)が時間的に2次であるような場合、この目標を
達成する回路の例が第7図に示されている0市販の型の
三角波発生器86は、三角波出力(at)を2乗波回路
88に供給し、演算増幅器9001つの入力に抵抗R1
を介して供給する。演算増幅器90への他の入力は接地
される0フイードバツク・トランジスタR2は増幅器9
0の利得を調整するために用いられ、増幅器90の出力
はbtとなる02乗波回路88はその出力としてa2t
2を発生し、この出力は総和回路92に送られ、そこで
電圧bt及びDCオフセットcと組み合される。
抵抗R3,R4及びR5は総和回路の入力に位置するO
DCオフセットは、DC電圧が印加されるDJ変抵抗R
6から発生される。総和回路92の出力は演算増幅器9
4への1つの入力である。フィードバック抵抗96はこ
の増幅器94の利得を調整するために使われる・増幅器
94への個入力は接地され、出力は2次間数的電圧vf
=a2t2−bt+Cである。この基準電圧は第6図の
サーボ増幅器70への1つの入力となる。従って第6図
の基準信号源72は第7図に示される回路で・ある0同
 ′様に、他のアナログ部品を含む他の回路は他の(時
間的に)非線型な基準電圧を供給できる。
照明されるべきマスク上の任意の点の位置Xを時間に対
して関係付ける単純な非線型基準電圧が、全マスク領域
にわたってほぼ一様な照明を与えるのに適している事が
思い出されたが、放射の弧の各々に沿った位置で入射放
射束が測定可能である事は当業者に御理解いただけるで
あろう。このデータは円筒鏡の傾き角毎にRAMに記憶
させる事ができる。標準的な、市販のマイクロプロセッ
サを使えば、鏡の位置の電圧vtnが各点における放射
束の測定から得られた基準電圧と比較されるプログラム
を書く事ができる。このようにして第6図のモータ62
を駆動するためにより巧妙な誤差信号を発生させる事が
できる。
本発明の原理はX線放射以外の放射ビームにも適用でき
る。例えば本発明の装置を用いて、光ビーム及び電子ビ
ームを1つの方向ではコリメートし、第2の垂直方向で
は走査する事ができる・従つて水平方向に扇状の放射を
与えるように水平方向に走査された光ビームを、傾きが
時間の関数として変化する円筒鏡に入射させる事によっ
て垂直方向に動かし、領域を一様に照明する事ができる
か・光ビームが水平方向に正弦的に走査されるならば、
可変な傾きの速度が特に必要である。というのは水平の
扇形は中央よりもヘリで高い強度を有しているからであ
る。本発明を実施する時、水平な弧に沿った強度変化は
一様な照明を与えるために平均化される。
角度αは、ここで説明したような非常に小さな角度とは
異なっている事も可能である。小さな量だけ変化する小
さなすれすれ角を用いる事は有利であるが、第5図から
明らかなように鏡からの反射効率は入射放射の波長に依
存する。従って2゜以上の角度は、入力放射が可視光等
の光波長の場合に用いるのに適しているかもしれない。
実例として、円筒鏡の焦点距離が3.5〜7mで、光源
−鏡開の距離が2m、鏡−マスク間の距離が8mのX線
リソグラフィ装置が設計された。マスク面には幅w =
= 5 cmの線が形成された。入射の角度aが1.6
0から1.5°まで変化する時、走査ビームは平面鏡の
場合の3,2〜5.0倍の瞬間的強度で垂直に掃引を行
なった。但し円筒鏡の焦点距離はハ、ノ数傭、半径は1
0cRである。これらの入射角において、X線リソグラ
フィ波長における鏡からの放射の伝達率は約70%であ
る。
角度αは時間の周期関数にされる0その基本周波数は、
弧がマスク上を掃引する時にマスク面の温度上昇がそれ
に追随できない位に充分如大きい。
基本周波数は数Hz (例えば約10〜15Hz。
又はそれ以上)で充分であり、11 (1)が充分に精
確な場合でも、時間依存性の修正α(1)はjKHz、
1つも遥かに低い高調波しか含まない。これは機械的な
鏡傾は装置によって容易に達成できる周波数である。一
般に基本周波数は殆んど一様な加熱が起きるように選択
される。これはマスクの熱的特性に依存し、従ってもし
マスクが容易に熱を逃がすならば低し・基本周波数を使
う事ができる・
【図面の簡単な説明】
第1図はX線リソグラフィ露光工程の基本的構成を示す
図、第2図はストレージ・リングの発生する放射のスペ
クトル及び形状を示す図、第3図はX線マスク/ウェハ
面に一様な露光を与えるためのX線リソグラフィ装置の
図、第4図は第5図の装置を用いた時にマスク面に形成
される放射の弧を示す図、第5図は種々の入射角につい
て鏡の反射率と光子エネルギーとの関係を示す図、第6
図は本発明の実施例のX線リソグラフィ装置の図、第7
図は第6図の装置の基準信号を与えるために使われる回
路の図である◇ 10・・・・マスク、12・・・・ウエノ\、18・・
・・レジスト、20.34・・・e光源、28.52・
・・e円筒鏡、30・・・・マスク面、32.50・・
・・入力ビーム、36.54・・・・走査ビーム。 出願人  インターナヨナル・ビジネス・マシーンズ・
コ卆乃ン代理人 弁理士  岡   1)  次   
生(外1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)1つの方向に発散している入力ビームの源と、上
    記入力ビームを反射させて、照射すべき領域に反射出力
    ビームを供給する装置と、上記出力ビームが上記領域を
    動く時に上記領域に実質的に一様な照射が行なわれるよ
    うに、上記反射装置と上記ビームとの間の角度を時間的
    に変化させる装置とを含む2次元的領域に一様な照射を
    行なう装置。 (2)  上記反射装置が上記発散入力ビームをコリメ
    ートするように構成された特許請求の範囲第(1)項記
    載の装置。 (15)  ト記ビームがX線ビームである特許請求の
    範囲第(1)項記載の装置。
JP57187670A 1981-12-31 1982-10-27 2次元的領域に一様な照射を行う装置 Pending JPS58118999A (ja)

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