JP2980397B2 - X線露光装置 - Google Patents
X線露光装置Info
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/70075—Homogenization of illumination intensity in the mask plane by using an integrator, e.g. fly's eye lens, facet mirror or glass rod, by using a diffusing optical element or by beam deflection
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシンクロトロン放射光に
よる露光が行われるX線露光装置に関する。
よる露光が行われるX線露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】微細パターンを作製するための露光装置
として、シンクロトロン放射光をX線ミラーによって反
射させてマスクを照射させ、マスク上に描画されたパタ
ーンをウェハ上に塗布されたレジストに転写させるX線
露光装置がある。
として、シンクロトロン放射光をX線ミラーによって反
射させてマスクを照射させ、マスク上に描画されたパタ
ーンをウェハ上に塗布されたレジストに転写させるX線
露光装置がある。
【0003】図2は上記のX線露光装置の従来例の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【0004】シンクロトロンリング(不図示)上の発光
点Sより放射されたX線202は、X線ミラー201で
反射されてビームラインを通過し、露光室206内に設
置されたマスク204を通して感光体が塗布されたウェ
ハ205を照射する。 シンクロトロンリングより放射
されるX線202はシートビーム状(X軸方向にシート
面を有する)のものであるので、X線ミラー201は所
定の軸(以下、回転中心軸と称する)を中心として回動
可能とされ、これにより揺動して露光領域を拡大するよ
うに構成されている。このX線ミラー201上でのX線
の反射点は、回転中心軸CからX線ミラー201の表面
に下ろした垂線の足とされるもので、図2に示したもの
では回転中心軸CはX線ミラー201の表面とされてい
る。
点Sより放射されたX線202は、X線ミラー201で
反射されてビームラインを通過し、露光室206内に設
置されたマスク204を通して感光体が塗布されたウェ
ハ205を照射する。 シンクロトロンリングより放射
されるX線202はシートビーム状(X軸方向にシート
面を有する)のものであるので、X線ミラー201は所
定の軸(以下、回転中心軸と称する)を中心として回動
可能とされ、これにより揺動して露光領域を拡大するよ
うに構成されている。このX線ミラー201上でのX線
の反射点は、回転中心軸CからX線ミラー201の表面
に下ろした垂線の足とされるもので、図2に示したもの
では回転中心軸CはX線ミラー201の表面とされてい
る。
【0005】X線の減衰を防ぐために超高真空に保たれ
る不図示のビームラインと、熱交換作用が生じるように
減圧ヘリウム雰囲気に保たれる露光室206とを遮断す
るX線取り出し用の窓203にはベリリウムの薄膜が用
いられている。
る不図示のビームラインと、熱交換作用が生じるように
減圧ヘリウム雰囲気に保たれる露光室206とを遮断す
るX線取り出し用の窓203にはベリリウムの薄膜が用
いられている。
【0006】上記の様なX線露光装置において、露光現
像後のレジスト線幅の均一性を保つためにはマスク上に
転写されるX線露光量を一定とすることが不可欠とな
る。X線がX線ミラー201に入射する際の視射角θが
変化すると反射率も異なるのでX線202のシート面内
での長周期の露光強度も変動してしまうが、この露光強
度の変動についてはX線ミラー201の揺動速度(θ/
sec)を視射角θに合わせて調節することによって回
避することができる。
像後のレジスト線幅の均一性を保つためにはマスク上に
転写されるX線露光量を一定とすることが不可欠とな
る。X線がX線ミラー201に入射する際の視射角θが
変化すると反射率も異なるのでX線202のシート面内
での長周期の露光強度も変動してしまうが、この露光強
度の変動についてはX線ミラー201の揺動速度(θ/
sec)を視射角θに合わせて調節することによって回
避することができる。
【0007】露光量の不均一を生じさせるものには上記
の様な視射角θの変動の他に窓203のベリリウム膜厚
の不均一性、X線ミラー201の形状誤差によるものが
ある。この種の原因によって生じる露光強度変化は極め
て周期が短いものであるためX線ミラー201の揺動速
度を変化させて調節することでは解消することができな
かった。
の様な視射角θの変動の他に窓203のベリリウム膜厚
の不均一性、X線ミラー201の形状誤差によるものが
ある。この種の原因によって生じる露光強度変化は極め
て周期が短いものであるためX線ミラー201の揺動速
度を変化させて調節することでは解消することができな
かった。
【0008】窓材であるベリリウム膜の厚さの不均一性
による露光強度ムラに関しては、半影ぼけと回折によっ
て軽減できることが知られている。
による露光強度ムラに関しては、半影ぼけと回折によっ
て軽減できることが知られている。
【0009】半影ぼけは以下に示す式(1)で表せられ
る半影量δsが生じ、ベリリウム膜の凹凸の影が互いに
重なり合いX線強度が均一化される。
る半影量δsが生じ、ベリリウム膜の凹凸の影が互いに
重なり合いX線強度が均一化される。
【0010】δs=I×Ds/L・・・(1) ここでLは発光点と窓203との間、Iは窓203とウ
ェハ205との間の距離をそれぞれ示し、DsはX線源
の大きさを示している。
ェハ205との間の距離をそれぞれ示し、DsはX線源
の大きさを示している。
【0011】この半影量がベリリウム膜の厚さムラの周
期よりも大きければマスク上ではX線強度は均一とみな
せる。ところが実際の系の値(L=10m,l=0.5
m,Ds=0.1mm)を考えると半影量はわずか5μ
mである。
期よりも大きければマスク上ではX線強度は均一とみな
せる。ところが実際の系の値(L=10m,l=0.5
m,Ds=0.1mm)を考えると半影量はわずか5μ
mである。
【0012】また回折効果に関して、この効果によるぼ
けの大きさは δλ=(λ×l)1/2・・・(2) の程度である。ここで、λは露光波長である。λ=1n
mとするとδλは22μmとなる。
けの大きさは δλ=(λ×l)1/2・・・(2) の程度である。ここで、λは露光波長である。λ=1n
mとするとδλは22μmとなる。
【0013】一般にいわれるベリリウム膜の周期pは1
00μm程度であり、δλ+δs=27μmであるため
マスク上のX線強度が均一と見なすことはできない。こ
のためX線強度の均一性を達成するための他の方法を講
ずる必要がある。一つの方法としてベリリウム窓を振動
させる方式が特開昭61−65434号公報に記載され
ている。ところが、この方式では振動装置が必要となる
上に、振動が露光装置本体に伝達して解像度が下がる危
険性があった。
00μm程度であり、δλ+δs=27μmであるため
マスク上のX線強度が均一と見なすことはできない。こ
のためX線強度の均一性を達成するための他の方法を講
ずる必要がある。一つの方法としてベリリウム窓を振動
させる方式が特開昭61−65434号公報に記載され
ている。ところが、この方式では振動装置が必要となる
上に、振動が露光装置本体に伝達して解像度が下がる危
険性があった。
【0014】一方、X線ミラー201に関しては、マス
ク204上の一点に入射するX線の、X線ミラー201
上の対応する反射領域が形状誤差や表面粗さムラの周期
に比べて充分大きなものであれば平均化により一様強度
のX線を得ることができる。マスク204上の一点に到
達するX線ミラー201の反射領域は以下の式で表せ
る。
ク204上の一点に入射するX線の、X線ミラー201
上の対応する反射領域が形状誤差や表面粗さムラの周期
に比べて充分大きなものであれば平均化により一様強度
のX線を得ることができる。マスク204上の一点に到
達するX線ミラー201の反射領域は以下の式で表せ
る。
【0015】 R=Ds×(Lm+l)/(L×θ)・・・(3) ここでLmはX線ミラー201と窓203との間の距離
である。(3)式に視射角θを20mradとして前述
の系の数値(L=10m,l=0.5m,Ds=0.1
mm)およびLm=3mを代入してみると反射領域Rは
1.8mmとなる。したがって、これより充分小さな周
期のX線ミラー201の表面形状誤差や表面粗さムラに
よる不均一性は除去できるが、これより大きな表面形状
誤差や表面粗さムラによる不均一性は除去することがで
きず、X線強度にムラが生じてしまう。
である。(3)式に視射角θを20mradとして前述
の系の数値(L=10m,l=0.5m,Ds=0.1
mm)およびLm=3mを代入してみると反射領域Rは
1.8mmとなる。したがって、これより充分小さな周
期のX線ミラー201の表面形状誤差や表面粗さムラに
よる不均一性は除去できるが、これより大きな表面形状
誤差や表面粗さムラによる不均一性は除去することがで
きず、X線強度にムラが生じてしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のX線露
光装置のうち、ベリリウム窓を振動させるものにおいて
は、振動装置が必要となる上に、振動が露光装置本体に
伝達して解像度が下がる危険性があるという問題点があ
る。
光装置のうち、ベリリウム窓を振動させるものにおいて
は、振動装置が必要となる上に、振動が露光装置本体に
伝達して解像度が下がる危険性があるという問題点があ
る。
【0017】また、半影ぼけと回折により、もしくはミ
ラーの反射領域から生ずる露光強度ムラの除去効果は、
除去可能な表面形状誤差や表面粗さムラが必要とされる
ものよりも小さく、充分なものではないという問題点が
ある。
ラーの反射領域から生ずる露光強度ムラの除去効果は、
除去可能な表面形状誤差や表面粗さムラが必要とされる
ものよりも小さく、充分なものではないという問題点が
ある。
【0018】本発明は上述した従来技術が有する問題点
に鑑みてなされたものであって、窓材の不均一性やX線
ミラーの形状誤差、表面粗さムラに伴うX線強度ムラを
解消することのできるX線露光装置を提供することを目
的とする。
に鑑みてなされたものであって、窓材の不均一性やX線
ミラーの形状誤差、表面粗さムラに伴うX線強度ムラを
解消することのできるX線露光装置を提供することを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のX線露光装置
は、シンクロトロン放射光をX線ミラーによって反射さ
せた後に窓を介して露光室に入射させて露光を行うX線
露光装置において、前記X線ミラーは、X線の反射領域
が拡大するように所定の軸を中心として回動可能に構成
され、前記X線ミラーにおけるX線の反射点が、前記所
定の軸からX線ミラー表面に下ろした垂線の足に対して
所定の距離だけ離れた位置となるように構成されてい
る。
は、シンクロトロン放射光をX線ミラーによって反射さ
せた後に窓を介して露光室に入射させて露光を行うX線
露光装置において、前記X線ミラーは、X線の反射領域
が拡大するように所定の軸を中心として回動可能に構成
され、前記X線ミラーにおけるX線の反射点が、前記所
定の軸からX線ミラー表面に下ろした垂線の足に対して
所定の距離だけ離れた位置となるように構成されてい
る。
【0020】この場合、X線の反射点と所定の軸からX
線ミラー表面に下ろした垂線の足との距離dが、X線ミ
ラーと窓との距離をLmとしたときに、 0.05×Lm<d<0.4×Lm で表されるように構成されてもよく、また、X線の反射
点と所定の軸からX線ミラー表面に下ろした垂線の足と
の距離dが、X線ミラーと窓との距離をLmとし、シン
クロトロン放射光のX線ミラーに対する視射角をθと
し、X線ミラーの形状変形および表面粗さムラの周期を
Pmとしたときに、 250×pm×θ<d<0.4×Lm で表されるように構成されてもよい。
線ミラー表面に下ろした垂線の足との距離dが、X線ミ
ラーと窓との距離をLmとしたときに、 0.05×Lm<d<0.4×Lm で表されるように構成されてもよく、また、X線の反射
点と所定の軸からX線ミラー表面に下ろした垂線の足と
の距離dが、X線ミラーと窓との距離をLmとし、シン
クロトロン放射光のX線ミラーに対する視射角をθと
し、X線ミラーの形状変形および表面粗さムラの周期を
Pmとしたときに、 250×pm×θ<d<0.4×Lm で表されるように構成されてもよい。
【0021】
【作用】X線の反射点を、X線ミラーの回転中心軸から
X線ミラー表面に下ろした垂線の足から移動させると、
X線が照射されるマスク側からはX線ミラーの揺動に伴
ってシンクロトロン放射光の発光点が移動したように見
え、X線の照射領域が実質上大きくなる。このため半影
量も大きくなりマスク上のX線強度も均一なものとな
る。
X線ミラー表面に下ろした垂線の足から移動させると、
X線が照射されるマスク側からはX線ミラーの揺動に伴
ってシンクロトロン放射光の発光点が移動したように見
え、X線の照射領域が実質上大きくなる。このため半影
量も大きくなりマスク上のX線強度も均一なものとな
る。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例の構成を示す断面
図である。
図である。
【0024】シンクロトロンリング(不図示)上の発光
点Sより放射されたX線102は、X線ミラー101で
反射されてビームラインを通過し、露光室106内に設
置されたマスク104を通して感光体が塗布されたウェ
ハ105を照射し、マスク104上に描かれたパターン
がウェハ105上に転写される。本実施例においても図
2に示した従来例と同様にX線ミラー101は揺動して
露光領域を拡大するように構成され、また、露光室10
6内は熱交換作用が生じるように減圧ヘリウム雰囲気に
保たれ、X線取り出し用の窓103にはベリリウムの薄
膜が用いられている。
点Sより放射されたX線102は、X線ミラー101で
反射されてビームラインを通過し、露光室106内に設
置されたマスク104を通して感光体が塗布されたウェ
ハ105を照射し、マスク104上に描かれたパターン
がウェハ105上に転写される。本実施例においても図
2に示した従来例と同様にX線ミラー101は揺動して
露光領域を拡大するように構成され、また、露光室10
6内は熱交換作用が生じるように減圧ヘリウム雰囲気に
保たれ、X線取り出し用の窓103にはベリリウムの薄
膜が用いられている。
【0025】本実施例の特徴的な構成は、揺動するX線
ミラーにおけるX線の反射点にある。図2に示した従来
例において、反射点はX線ミラーの所定の軸としての回
転中心軸からX線ミラー表面に下ろした垂線の足と一致
されていたのに対し、本実施例においては反射点をx線
ミラー表面の上記垂線の足と所定の距離だけ離れた位置
となるように構成されている。
ミラーにおけるX線の反射点にある。図2に示した従来
例において、反射点はX線ミラーの所定の軸としての回
転中心軸からX線ミラー表面に下ろした垂線の足と一致
されていたのに対し、本実施例においては反射点をx線
ミラー表面の上記垂線の足と所定の距離だけ離れた位置
となるように構成されている。
【0026】解析を容易とするために本実施例では回転
中心軸Cが、図1に示すようにX線ミラー101反射面
上に設けられ、回転中心軸Cが上記垂線の足と一致して
いる場合を例にとり、以下、上記垂線の足を回転中心軸
Cとして説明する。
中心軸Cが、図1に示すようにX線ミラー101反射面
上に設けられ、回転中心軸Cが上記垂線の足と一致して
いる場合を例にとり、以下、上記垂線の足を回転中心軸
Cとして説明する。
【0027】X線102の反射点をX線ミラー101の
回転中心軸Cから移動させると、X線が照射されるマス
ク104側からはX線ミラー101の揺動に伴って発光
点Sが移動したように見え、X線の照射領域が実質上大
きくなる。このため半影量も大きくなりマスク104上
のX線強度を均一なものとすることが可能となる。この
場合の半影量δbは以下の式で近似することができる。
回転中心軸Cから移動させると、X線が照射されるマス
ク104側からはX線ミラー101の揺動に伴って発光
点Sが移動したように見え、X線の照射領域が実質上大
きくなる。このため半影量も大きくなりマスク104上
のX線強度を均一なものとすることが可能となる。この
場合の半影量δbは以下の式で近似することができる。
【0028】 δb=l×(Ds/L+4×σ×d/Lm)・・・(4) ここで、σはシンクロトロン放射光の固有発散角であ
り、dはX線ミラー101でのX線102の反射点と回
転中心軸Cとの間の距離である。したがって、dを大き
くすることにより半影量δbを容易に大きくすることが
できる。ところが、半影量δbが大きくなると、これに
伴ってマスクパターンにおける半影量δmも大きくなり
解像度が低下してしまう。この半影量δmは下記の
(5)式で表される。式中Pgはプロキシミティギャッ
プと呼ばれるマスク−ウェハ間の距離である。
り、dはX線ミラー101でのX線102の反射点と回
転中心軸Cとの間の距離である。したがって、dを大き
くすることにより半影量δbを容易に大きくすることが
できる。ところが、半影量δbが大きくなると、これに
伴ってマスクパターンにおける半影量δmも大きくなり
解像度が低下してしまう。この半影量δmは下記の
(5)式で表される。式中Pgはプロキシミティギャッ
プと呼ばれるマスク−ウェハ間の距離である。
【0029】 δm=Pg×(Ds/L+4×σ×d/Lm)・・・(5) したがって、2つの半影量δb,δmとでX線ミラー10
1のX線の反射点と回転中心軸Cとの距離dが適切に決
定される。
1のX線の反射点と回転中心軸Cとの距離dが適切に決
定される。
【0030】一方、X線の反射点をX線ミラー101の
回転中心軸上からdだけ移動させることで、マスク10
4上の1点に到達するX線ミラー101の反射領域Rm
は下記の(6)式で近似することができる。
回転中心軸上からdだけ移動させることで、マスク10
4上の1点に到達するX線ミラー101の反射領域Rm
は下記の(6)式で近似することができる。
【0031】 Rm=(Ds/L+4×σ×d/Lm)×(Lm+1)/θ・・・(6) 上記のように、本実施例のX線ミラー101は、その反
射点Rが、揺動の中心である回転中心軸Cから距離dだ
けずれるように配設されている。このため、窓103側
からはX線ミラー101がAの状態にある場合には、発
光点SはS1の方向にあるように見えるが、X線ミラー
101をθだけ回転させてBの状態とすると発光点Sは
移動してS2の方向にあるように見える。図1には、こ
の移動効果を判りやすくするためにX線源の大きさDs
による半影ぼけの効果を示さず、見かけ上の線源移動効
果を図示した。
射点Rが、揺動の中心である回転中心軸Cから距離dだ
けずれるように配設されている。このため、窓103側
からはX線ミラー101がAの状態にある場合には、発
光点SはS1の方向にあるように見えるが、X線ミラー
101をθだけ回転させてBの状態とすると発光点Sは
移動してS2の方向にあるように見える。図1には、こ
の移動効果を判りやすくするためにX線源の大きさDs
による半影ぼけの効果を示さず、見かけ上の線源移動効
果を図示した。
【0032】本実施例の窓103には式(4)で表され
る半影量δbが生じる。この半影量δbと回折効果δλを
合わせたぼけの効果δが窓104を構成するベリリウム
膜の凹凸周期より大きければよく、下記の式が成立すれ
ばよい。
る半影量δbが生じる。この半影量δbと回折効果δλを
合わせたぼけの効果δが窓104を構成するベリリウム
膜の凹凸周期より大きければよく、下記の式が成立すれ
ばよい。
【0033】 δ=δb+δλ=l×[Ds/L+4×σ×d/Lm+(λ×l)1/2]≧p・ ・・(7) d≧Lm/(4×σ)×[p/l−Ds/L−(λ×
l)1/2]・・・(7’) 一方、マスクパターンの半
影量δmは解像力を低下させない程度に小さくする必要
がある。この許容値を最小パターン線幅の1/4とする
と約0.05μmであり以下の条件が導かれる。
l)1/2]・・・(7’) 一方、マスクパターンの半
影量δmは解像力を低下させない程度に小さくする必要
がある。この許容値を最小パターン線幅の1/4とする
と約0.05μmであり以下の条件が導かれる。
【0034】 δm=Pg×(Ds/L+4×σ×d/Lm)≦0.05μm・・・(8) d≦Lm/(4×σ)×[0.05×10-6/Pg−D
s/L]・・・(8’)ここで表1に示される露光系の
大きさと式(7’),(8’)の条件からdを決定す
る。
s/L]・・・(8’)ここで表1に示される露光系の
大きさと式(7’),(8’)の条件からdを決定す
る。
【0035】
【表1】 これにより、0.13m<d<1.2mとなり、この範
囲でX線ミラー101を揺動させることにより、窓10
3を構成するベリリウム膜の厚さムラによる影響を受け
ることなくマスク104面上でのX線強度を均一なもの
とすることができる。
囲でX線ミラー101を揺動させることにより、窓10
3を構成するベリリウム膜の厚さムラによる影響を受け
ることなくマスク104面上でのX線強度を均一なもの
とすることができる。
【0036】また、式(7’)および式(8’)の第1
項が他項に比べて充分大きな場合にはdの条件は以下の
式で近似できる。
項が他項に比べて充分大きな場合にはdの条件は以下の
式で近似できる。
【0037】 0.05×Lm<d<0.4×Lm・・・(9) 次に、X線ミラー101の形状誤差や表面粗さムラがX
線強度に影響を与える場合について考える。形状変形や
表面粗さの周期pmが10mmとすると式(9)の条件
に当てはまり以下の式が導出される。
線強度に影響を与える場合について考える。形状変形や
表面粗さの周期pmが10mmとすると式(9)の条件
に当てはまり以下の式が導出される。
【0038】 (Ds/L+4×σ×d/Lm)×(Lm+l)/θ≧pm・・・(10) d≧Lm/(4×σ)×[pm×θ/(Lm+l)−D
s/L]・・・(10’)ここで、θ=20mradと
するとdの範囲は式(8’),(10’)から 0.04m<d<1.2m となり、この範囲でX線ミラー101を揺動させること
でX線ミラー101の形状誤差や表面粗さムラによる影
響を受けることなく、マスク104の面上でのX線強度
を均一のものとすることができる。
s/L]・・・(10’)ここで、θ=20mradと
するとdの範囲は式(8’),(10’)から 0.04m<d<1.2m となり、この範囲でX線ミラー101を揺動させること
でX線ミラー101の形状誤差や表面粗さムラによる影
響を受けることなく、マスク104の面上でのX線強度
を均一のものとすることができる。
【0039】なお、式(8’)および式(10’)の第
1項が他項に比べて十分大きな場合にはdの条件は以下
の式にて近似できる。
1項が他項に比べて十分大きな場合にはdの条件は以下
の式にて近似できる。
【0040】 250×pm×θ<d<0.4×Lm・・・(11)
【0041】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0042】請求項1に記載のものにおいては、従来、
窓材の不均一性やX線ミラーの形状誤差、表面粗さムラ
に伴うX線強度ムラを解消することができる効果があ
る。
窓材の不均一性やX線ミラーの形状誤差、表面粗さムラ
に伴うX線強度ムラを解消することができる効果があ
る。
【0043】請求項2に記載のものにおいては、窓材の
不均一性によるX線強度ムラを解消する効果を一層向上
することができる。
不均一性によるX線強度ムラを解消する効果を一層向上
することができる。
【0044】請求項3に記載のものにおいては、X線ミ
ラーの形状誤差、表面粗さムラによるX線強度ムラを解
消する効果を一層向上することができる。
ラーの形状誤差、表面粗さムラによるX線強度ムラを解
消する効果を一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す断面図である。
【図2】従来例の構成を示す断面図である。
101 X線ミラー 102 X線 103 窓 104 マスク 105 ウェハ 106 露光室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 503 G03F 7/20 521
Claims (3)
- 【請求項1】 シンクロトロン放射光をX線ミラーによ
って反射させた後に窓を介して露光室に入射させて露光
を行うX線露光装置において、前記X線ミラーは、X線
の反射領域が拡大するように所定の軸を中心として回動
可能に構成され、前記X線ミラーにおけるX線の反射点
が、前記所定の軸からX線ミラー表面に下ろした垂線の
足に対して所定の距離だけ離れた位置となるように構成
されていることを特徴とするX線露光装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のX線露光装置において、
X線の反射点と所定の軸からX線ミラー表面に下ろした
垂線の足との距離dが、X線ミラーと窓との距離をLm
としたときに、 0.05×Lm<d<0.4×Lm で表されるように構成されていることを特徴とするX線
露光装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のX線露光
装置において、X線の反射点と所定の軸からX線ミラー
表面に下ろした垂線の足との距離dが、X線ミラーと窓
との距離をLmとし、シンクロトロン放射光のX線ミラ
ーに対する視射角をθとし、X線ミラーの形状変形およ
び表面粗さムラの周期をPmとしたときに、 250×pm×θ<d<0.4×Lm で表されるように構成されていることを特徴とするX線
露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3084360A JP2980397B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | X線露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3084360A JP2980397B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | X線露光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04297013A JPH04297013A (ja) | 1992-10-21 |
| JP2980397B2 true JP2980397B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13828357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3084360A Expired - Fee Related JP2980397B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | X線露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2980397B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6289076B1 (en) * | 1997-05-06 | 2001-09-11 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Transmission system for synchrotron radiation light |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3084360A patent/JP2980397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04297013A (ja) | 1992-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |