JPS6015532Y2 - 手術テ−ブル支持桿の回転ロツク装置 - Google Patents

手術テ−ブル支持桿の回転ロツク装置

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JPS6015532Y2
JPS6015532Y2 JP16626477U JP16626477U JPS6015532Y2 JP S6015532 Y2 JPS6015532 Y2 JP S6015532Y2 JP 16626477 U JP16626477 U JP 16626477U JP 16626477 U JP16626477 U JP 16626477U JP S6015532 Y2 JPS6015532 Y2 JP S6015532Y2
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JP
Japan
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wedge
support frame
shaped groove
locking disk
roller
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JP16626477U
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JPS5490094U (ja
Inventor
薫 西村
崇 河本
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回転を抑止した管状の外筒の内部に、たとえ
ば管状の内筒を回転自在に係合した機構において、内筒
に対してその任意の旋回位置において拘束力を作用させ
、位置ぎめを行うようにした手術テーブル支持枠の回転
ロック装置に関するものである。
第1図はこの考案にかかる実施例装置を装着した手術室
用天井吊下げ回転移動テーブル装置を示した斜視図であ
る。
テーブルTは把手H1,H2によって、矢印A□の方向
すなわち前後方向に、また矢印んの方向、すなわち天井
Cより吊下された支持枠1の軸心を回転中心として大き
く左右方向に、また矢印A3の方向、すなわち伸縮自在
の垂直支持枠2の軸心を回転中心として小さく左右方向
に、モして押釦スイッチ(図示せず)を操作することに
よって、矢印んの方向、すなわち上下方向にそれぞれ自
由に移動させることができ、かつ任意の位置において固
定させることが可能である。
この装置は外科手術室に設置されるものであって、テー
ブルT上には、ガス麻酔装置、酸素吸入装置、血液その
他体液の真空吸引ホース接続部、電源接続部などが積載
または装着可能で、総重量的100に9の荷重負担に十
分耐えるようにされているものである。
従来手術室においては、前記の種々の装置または接続部
は台車に載せられ手術室の床面上、もしくは壁面に設置
されるのが一般で、手術台との間に接続ホースや電纜が
ひきまわされ、手術関係者の行動を妨げたり、術後床面
の洗滌に当って支障を与えていた。
この装置においては、手術台に隣接した最適位置に前記
テーブルを固定して、手術関係者の行動の制約を極力少
くするとともに、術後は前記テーブルを自由に移動、ま
たは室内の一隅に退避させて床面の洗滌を容易に行うこ
とができる。
この考案は、前記テーブル装置において天井より吊下し
た回転自在の支持枠内筒1と固定された外筒3との間に
装着され、内筒をその任意の旋回位置において位置ぎめ
固定する回転ロック装置を提供することを目的としてい
る。
すなわち、この考案に係る手術テーブル支持枠の回転ロ
ック装置は、手術室天井裏の梁に水平固定板を介して吊
り下げ固定された外筒の内部にその外筒に対して回転自
在に係合された支持枠を任意の旋回位置で位置ぎめ固定
する手術テーブル支持枠の回転ロック装置において、前
記支持枠の上端部を前記外筒の上端面より突出させてそ
の支持枠の上端部に、前記水平固定板と平行にその水平
固定板より小さいロック用円盤を支持枠と同心に固設す
るとともに、上下面対称形の楔状溝が水平方向に穿設さ
れた拘束ブロックを前記水平固定板上に、前記楔状溝の
上下傾斜面によってロック用円盤の周縁部を所定空間を
介して挾みかつロック用円盤の周縁部によって楔状溝空
間が上下均等に分割される位置に固定し、前記拘束ブロ
ックの楔状溝の上下傾斜面と前記ロック用円盤周縁部の
表裏面とでそれぞれ形成される楔状ローラ案内溝に上下
一対のローラを収容するとともに、これら一対のローラ
が前記楔状溝の上下傾斜面からの応力をそれぞれ受けて
前記ロック用円盤の周縁部の表裏面にそれぞれ圧接して
ロック用円盤を挾持するよう各ローラを楔状溝の狭部側
へ押し込む圧縮ばねを前記拘束ブロックに取り付け、さ
らに各ローラを押し込む前記圧縮ばねの弾発力に抗して
前記各ローラを楔状溝の拡開部側へ突き出して一対のロ
ーラによる前記ロック用円盤の拘束を開放する拘束解放
手段を設けたことを特徴とする。
以下この考案にかかる手術室用天井吊下げ回転移動テー
ブル装置の内筒1、外筒3に装着した回転ロック装置の
実施例について図面にもとづいて詳細に説明する。
第2図は天井から吊下された外筒3と回転自在の支持枠
1との取付は状態を一部断面で示した側面図、第3図は
第2図の■−■断面を矢視の方向からみた平面図、第4
図はこの考案にかかる実施例装置の側断面図である。
第3図においては実施例装置を2組装着した場合の配置
関係を示しており、この図のIV−IV閉断面示したの
が第4図である。
図において、4は水平固定板で、中央に内筒1を吊下げ
る穴を有し、その四隅において手術室の天井C裏の粱B
に支柱管5、当て板6、通しボルト7および押え板8を
介して、ナツト9を締付は固定されている。
外筒3は補強リブとともに水平固定板4の中央に溶接固
定される。
内筒(支持枠)1はその上端部に吊下部材10が、その
下端部には案内環11がそれぞれ取付けられている。
吊下部材10および案内環11には鋼球案内用の軌道面
が設けられており、鋼球12を介して、内筒1が固定板
4によって回転自在に吊下げ支承されるとともに、外筒
3に対して回転自在に係合される。
13はロック用円盤で、吊下部材10に固定されている
14は拘束ブロックで、水平固定板4の所定位置にボル
ト締めにて固定されており、ロック用円盤13の周縁部
によって上下均等に分割され、かつ前記円板13の上下
両面と楔状間隙を形成するようにした案内溝15.15
’を備えている。
ただし、案内溝15.15’の右端から図示の1の長さ
の部分は平行な間隙部を形成するようにされている。
16は一対のローラで案内溝15.15’に収められて
いる。
17は一対の摺動駒で、案内溝15,15’の前記した
平行間隙部に摺動自在に収められており、ローラ押込み
ピンを備えている。
18は押込みばねで、カバー19と摺動駒17間の間隙
に圧縮された状態で取付けられており、その弾発力によ
って摺動駒17の押込みピンを介してローラ16を案内
溝15.15’の楔状間隙に押込むように作用し、一対
のローラ16がロック用円盤(以下円盤という)13面
をつねに挾持圧接し、円盤13の旋回運動をロックする
働きをなす。
なお、ローラ16が案内i15,15’を転送する際、
スキュイングを生じることのないよう溝幅はローラ16
の幅寸法より若干大きい程度にしておくことが必要であ
り、溝外に逸出することのないよう側面にカバー20が
取付けられている。
21はロータリンレノイドで固定板4の所定位置にボル
ト締めにて固定され、その作動軸にクランク円板22が
取付けられている。
23はU字形をしたローラ突出しロッドでその左端の折
曲げ部でクランク円板22の周縁部と位置ぎめピン24
を介して係合され、その右端部はカバー25に設けられ
た案内穴に摺動自在に支承されている。
第3図において、2組の実施例装置が装着されているが
、右側のものが内筒1の反時計方向旋回時の回転ロック
用、左側のものは時計方向旋回時の回転ロック用で、ロ
ーラ突出しロッド23と23′の長さが相違する外は、
両者は全く同一の構造のものである。
尚、上記のような回転ロック機構は、回転を抑止された
垂直支持枠2と、テーブルTが取り付けられ、垂直支持
枠2に回転自在に係合された内筒(図示せず)との間に
も装着することができる。
つぎにこの装置における動作について説明する。
ロータリソレノイド21への通電が遮断されている場合
には押込みばね18の弾発力は、摺動駒17のローラ押
込みピンを介して、ローラ16を、案内溝15,15の
盤13の上下両面で形成される楔状間隙に押込むように
作用し、ローラ16が円盤13面を挾持圧接する。
したがって円盤13が矢印の方向すなわち、反時計方向
に回転しようとするときは、ローラ16は楔状間隙にく
いこむように移動させられるため円盤13の反時計方向
回転が完全にロックされる。
すなわち内筒(支持枠)1の矢印A2の方向のうち反時
計方向、テーブルTについていえば支持枠1の軸心を回
転中心とした左方向旋回が拘束されることとなる。
一方もう1組の実施例装置によって、内筒(支持枠)1
の矢印Nの方向のうち時計方向、テーブルTについてい
えば支持枠1の軸心を回転中心とした右方向旋回が同様
に拘束される。
このようにして支持枠1の旋回が完全にロックされてい
ることとなる。
この状態において、天井吊下げ回転移動テーブル装置の
把手H1,H2によって、テーブルTを大きく左方向か
もしくは右方向に移動させようとする場合には、把手H
1,H2の囚の押釦スイッチ(図示せず)を押して、ロ
ータリンレノイド21に通電させればよい。
ロータリンレノイド21が通電されると、クランク円板
22が矢印方向すなわち時計方向に一定角度回動し、ク
ランク円板22に係合されているローラ突出しロッド2
3.23’をそれぞれ矢印の方向に移動させる。
この動作によって、ローラ突出しロッド23,23’の
先端がローラ押込みばね18の弾発力に抗してローラ1
6を突き出し円盤13に対する拘束力を解放する。
したがって外筒3に対する支持枠(内筒)1の時計、反
時計両方向の旋回移動に対する拘束が解かれることとな
り、テーブルTを大きく左方向または右方向に自由に旋
回移動させることができる。
停止位置にテーブルTを移動させたならば、0の押釦ス
イッチ(図示せず)の押してロータリンレノイド21へ
の通[を遮断すれば、前記したとおり、その位置でテー
ブルTの左右方向の旋回移動を拘束し、停止位置での保
持固定−位置ぎめができる。
この場合左方向旋回移動をロックするのは突出しロッド
23を有する回転ロック装置であり、右方向旋回移動を
ロックするのは突出しロッド23′を有する回転ロック
装置である。
以上の説明によって明らかなように、天井吊下げ回転移
動手術用テーブル装置の天井より吊下した回転自在の支
持枠と固定された外筒との間にこの考案にかかる回転ロ
ック装置を装着することによって、テーブルを大きく左
右方向に旋回移動させたり、小さく左右方向に旋回移動
させ、任意の旋回位置での保持固定を容易かつ確実に行
うことができる。
また、回転ロック装置の可動部分および給油を必要とす
る部分はカバーで覆われ、かつこの装置全体が天井裏お
よびテーブル下面に内蔵されているため潤滑剤の滴下な
どによって手術室の汚染も生ずることのない有益な手術
室用天井吊下げ回転移動テーブル装置のテーブル支持枠
の回転ロック装置を提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる実施例装置を装着した手術室
用天井吊下げ回転移動テーブル装置を示した斜視図、第
2図は天井から吊下された外筒と回転自在の支持枠との
取付は状態を示す側面図、第3図は第2図の■−■断面
を矢視の方向からみた平面図、第4図はこの考案にかか
る実施例装置の側断面図である。 1・・・・・・支持桿(内筒)、2・・・・・・垂直支
持枠、3・・・外筒、4・・・水平固定板、5・・・支
柱管、7・・・・・・通しボルト、10・・・・・・吊
下部材、11・・・・・・案内環、12・・・・・・鋼
球、13・・・・・・ロック用円盤、14・・・・・・
拘束ブロック、15.15’・・・・・・ローラ案内溝
、16・・・・・・ローラ、17・・・・・・摺動駒、
18・・・・・・ローラ押込みばね、21・・・・・・
ロータリンレノイド、22・・・・・・クランク円板、
23.23’・・曲ローラ突出しロッド、B・・・・・
・梁、C・・・・・・天井、H□、H2・・・・・・把
手、T・・・・・・テーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手術室天井裏の梁に水平固定板を介して吊り下げ固定さ
    れた外筒の内部にその外筒に対して回転自在に係合され
    た支持枠を任意の旋回位置で位置ぎめ固定する手術テー
    ブル支持枠の回転ロック装置において、前記支持枠の上
    端部を前記外筒の上端面より突出させてその支持枠の上
    端部に、前記水平固定板と平行にその水平固定板より小
    さいロック用円盤を支持枠と同心に固設するとともに、
    上下面対称形の楔状溝が水平方向に穿設された拘束ブロ
    ックを前記水平固定板上に、前記楔状溝の上下傾斜面に
    よって前記ロック用円盤の周縁部を所定空間を介して挾
    みかつロック用円盤の周縁部によって楔状溝空間が上下
    均等に分割される位置に固定し、前記拘束ブロックの楔
    状溝の上下傾斜面と前記ロック用円盤周縁部の表裏面と
    でそれぞれ形成される楔状ローラ案内溝に上下一対のロ
    ーラを収容するとともに、これら一対のローラが前記楔
    状溝の上下傾斜面からの応力をそれぞれ受けて前記ロッ
    ク用円盤の周縁部の表裏面にそれぞれ圧接してロック用
    円盤を挾持するよう各ローラを楔状溝の狭部側へ押し込
    む圧縮ばねを前記拘束ブロックに取り付け、さらに各ロ
    ーラを押し込む前記圧縮ばねの弾発力に抗して前記各ロ
    ーラを楔状溝の拡開部側へ突き出して一対のローラによ
    る前記ロック用円盤の拘束を開放する拘束解放手段を設
    けたことを特徴とする手術テーブル支持枠の回転ロック
    装置。
JP16626477U 1977-12-08 1977-12-08 手術テ−ブル支持桿の回転ロツク装置 Expired JPS6015532Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16626477U JPS6015532Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 手術テ−ブル支持桿の回転ロツク装置

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JP16626477U JPS6015532Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 手術テ−ブル支持桿の回転ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5490094U JPS5490094U (ja) 1979-06-26
JPS6015532Y2 true JPS6015532Y2 (ja) 1985-05-16

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ID=29165406

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16626477U Expired JPS6015532Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 手術テ−ブル支持桿の回転ロツク装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315057Y2 (ja) * 1986-12-18 1991-04-03

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JPS5490094U (ja) 1979-06-26

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