JPS60153670A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕　・ 本発明はファクシミリ装置、特にダイヤル操作により通
信制御動作が行なえるファクシミリ装置に関するもので
ある。

〔従来技術〕

現在、ファクシミリ装置間に於て画情報の伝送を行なう
場合、伝送路としては通常の電話網と日本電々公社のフ
ァクシミリ通信網がある。ファクシミリ通信網は端末の
負担を軽減するため画情報。

メモリ等を有しているが、この通信網を利用できるのは
ミ・ニファクスないしミニファクス通信モードを有する
ファクシミリ装置だけである。

ＣＣ工ＴＴ（国際電信電話諮問委員会）勧告に合致する
、いわゆる国際規格の通信モードと、ミニプアクスモー
ドの両方を有する装置ではモード切換スイッチが設けら
れ、ミニファクスモードが選択されていない限り国際規
格の０１から０３モードで通信を行なうように構成され
ている。こ゛のモードスイッチの選択を誤まると前手順
エラーとをシ、通信が行なえないという欠点があった。

第１図にこの例を示す。

第１図はファクシミリ装置間でやりとシされる信号を模
式的に示している。ここでは発呼側装置は上記のミ□ニ
ファクスモードを有するファクシミリ装置、被呼側はフ
ァクシミリ通信網である。この場合発呼側ｉ置ではミニ
ファクスモート５が選択されていないものとする。　□ 第１図に於て符号１で示されるものは選択信号のうち□
発信音で、後記の識別コート′２”＊要求するもので、
加入電話と同様４００）（Ｚの連続音である。

ここでは発呼側の操作者がモードスイッチをミニファク
ス側に設定しないままミニファクス通信を行なおうとし
ている。即ち、操作者は発信音１に呼応して符号２で示
す特殊ダイヤル（１６Ｘ）を押している。これはファク
シミリ通信網サービスに於て各サービスに対応する選択
信号である。

被呼側からはこれに呼応して相手先加入番号ないしサー
ビス指示コードを要求する第２発信音３が送信される。

この発信音は４００）１ｚの断続音である。

続いて発呼側の操作者は符号４で示すように相手先の加
入者番号をダイヤルする。

続いてファクシミリ通信網側からは符号５で示すファク
シミリ端末装置への切換動作を指示するファクシミリ切
換指示信号５　（ＣＤ）が送信される。

この後ファクシミリ通信側では位相信号の受信に向かう
。一方発呼側ではファクシミリ切換指示信号５に呼応し
て矢印Ｐで示す時点でスタートボタン等の押下により通
信開始が指令される。

先に述べたように発呼側装置はミニファンスモードに設
定されていないので、以後位相信号は送信されない。従
って被呼側では３０秒間位位相量の受信を待った後、擬
印Ｒで示す時点で直流回路°を開き前手順エラーとする
。

また発呼側は国際規格における初期識別信号の受信に向
かうがファクシミリ通信網側からは初期識別信号は送信
されないので、３５秒間この信号を待った後直流回路を
開き通信をエラー終了とする。

〔目　的〕

本発明は上述した従来の欠点を除去するためになされた
もので、モード設定が誤１っていた場合にも確実に操作
者が意図した通信モードで通信を行なえるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。

〔実施　例〕

以下図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。

まず第２図に本発明装置による通信の様子を概略図示す
る。第２図は第１図と同様の図で、第１図と同一の信号
には同一符号を付しである。

本発明では発呼側装置でミニファクスモードが選択され
ていなくても、符号２で示す特殊ダイヤルが押された場
合に操作者がミニファクスモードにおける通信を意図し
ているものとして、ファクシミリ切換指示信号５の後で
スタートボタンが押下された場合にはそこから位相信号
６の送信を開始するようにしている。°これによりモー
ド選択スイッチの設定が誤まっていた場合にも確実に操
作者の意図した通信モードで通信が行なえる。

次に第３図に以上の動作を行なうファクシミリ装置の構
成をブロック図にして示す。

第３図に於て、符号１０で示されるものは電話網をデー
タ通信等に使用するためその回線の端末に接続して電話
交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への切換
を行なったりあるいはループの保持を行なう網制御装置
（ＮＣＵ）である。網制御装置１０に接続された信号線
１０ａは電話回線である。網制御装置１０には信号線１
２ｂを介して電話機１２が接続されている。この電話機
１２は交換機に対し発信または応答の合図をするフック
スイッチ機能、相手を呼び出すだめのダイヤル機能（ダ
イヤル式とブツシュボタン式とを含む）、相手側からの
呼び出しを呼らせるベル機能、通話を、伝送するための
通話機能を有する。この電話器１２のダイヤル信号ダイ
ヤル及びブツシュボタンによる信号は信号線１２ａを介
してダイヤル検出回路１４に導かれている。ダイヤル検
出回路１４は信号線１２ａのダイヤル信号を入力し、電
話器１２がオフフック状態となった後、最初にダイヤル
された信号がｌ−１６ＸＪ　（Ｘ＝、１あるいは２）で
あった時、信号線１４ａに信号レベル「１」の信号を出
力する。

また後述する制御回路３４によって信号線３４ｅにパル
スが発生した時、信号９１４８の信号をクリア即ち、信
号レベル「０」にする。

網制御装置１０の後段には信号線１０ｂを介してハイブ
リッド回路１６が接続されている。このハイブリッド回
路１６は送信信号と受信信号を分離するものである。送
信信号は信号線３２ａから信号線１０ｂを通り、網制御
装置１０を介して電話回線に送出される。また回線から
入力された受信信号は網制御装置１０、信号線ｔｏｂを
通シ信号線１６ａに出力される。

信号線ｌｅａに接続された受信系回路のうち符号１８で
示されるものはＣＣＩＴＴ勧告Ｖ２１の復調器である。

復調結果は信号線１８ａを介してバイナリ信号解析回路
２０に入力される。

バイナリ信号解析回路２０は信号線１８ａの信号を入力
し、バイナリ信号の解析を行なうもので、具体的にはＮ
５Ｆ−ＤＩ８信号を受信した時に信号線２０ａにパルス
を発生するものである。信号線２０ａは制御回路３４に
接続されている。

さらに受信系はトーナル信号解析回路２２を有している
。この回路は相手側ファクシミリ装置から送出されたト
ーナル信号の解析を行なうもので、Ｇ１１（グループ１
識別）信号を受信した時に信号線２２Ｈにパルスを発生
し、ＧＩ２（グループ２識別）信号を受信した場合に信
号線２２ｂにパルスを発生する。

一方送信される手順信号は符号２４　、２　’６　、２
８及び３０で示される信号送出回路によ多処理される。

この各信号送出回路は制御回路３４によって信号線３４
ａから３４ｄを介して制御される。

ＧＣ１信号送出回路２４は制御回路３４によシ信号［３
４ａにパルスが発生された時信号線２４ａにＧＣＩ（グ
ループ１命令）信号を送出するものであ、る。

αη信号送出回路２６は信号線３４ｂにパルスが発生さ
れた時信号線２６ａにＧＣ２（グループ２命令）信号を
送出する回路である。

ＮＳＳ　−ＤＣ８信号、送出回路２８は信号線３４Ｃに
パルスが発生された時信号線２８ａ　Ｋ　ＮＳＳ　−Ｄ
Ｃ８信号を送出する回路である。

位相信号送出回路３０は信号線３４ｄにパルスが発生さ
れた時信号線３０ａにミニファクスモードにおける位相
信号を送出する回路である。位相信号は原稿がＡ５で標
準モードの時は９Ｉ４Ｚ、原稿がＡ５でファインモード
（高画質モード）及びＡ４原稿の標準モードの時は６Ｈ
２である。

以号の信号送出回路の出力は加算回路３２で加算されて
信号線３２ａを介してノ・イブリッド回路１６に与えら
れ送信される。

制御回路３４はマイクロコンピュータ及びその周辺のメ
モリ素子などから構成されるもので後述する制御のため
に信号線３６ａを介してミニファクスボタン検出回路３
６が接続されている。ミニファクスボタン検出回路３６
は操作パネル等に設けられたミニファクスボタンによシ
ミニファクスモードが選択されているかどうかを検出す
る公知のスイッチ入力回路である。ミニファクスボタン
検出回路３６はミニファクスボタンが押下されている時
に信号線３６ａに信号レベル「１」を出力、ミニファク
スボタンが押されていない場合には信号線３６ａに信号
レベル「０」を出力する。

さらに制御回路３４にはタイマー回路３８が信号線３４
ｆ及び信号線３８ａｉ介して接続されている。

タイマー回路３８は初期識別信号の待ち時間３５秒を測
定するタイマー回路である。タイマー回路３８は信号線
３４ｆにパルスが発生した時スタートされ、３５秒を計
測した後信号線３８ａにパルスを発生する。このタイマ
ー回路はもちろん制御回路３４内にソフトウェアとして
構成しても良い。

制御回路３４は以下に示す制御を行なうようにプログラ
ミングする。

通信スタートが図示のスタートボタンの押下等によシ指
示されると、制御回路３４はまず初期識別時間を測定す
る３５秒のタイマー回路３８をスタートさせる。続いて
ミニファクスボタン検出回路３６によりミニファクスモ
ードが選択されているかどうかを調べる。

ここで、ミニファクスモードが選択されている時には位
相信号送出回路３０によシミニファクスモードにおける
位相信号の送出を行なう。またミニファクスモードが選
択されていなくても、ダイヤル検出回路１４により操作
者が「１６×」をダイヤルしたことが検出された場合に
はファクシミリ通信網に対する通信を操作者が意図して
いることを一識する。そしてこの場合にも位相信号送出
回路３０によシミニファクスモードにおける位相信号の
送出を行う（第２図参照）。

ミニファクスモードが選択されていす、かつｒｌ’６Ｘ
Ｊのダイヤルを検出上でいない場合には、初期識別時間
３５秒がオーバーしていないかどうかを監視しながら相
手側ファクシミリ装置から送られてくる初期識別信号の
受信を行なう。この動作はバイナリ信号解析回路２０、
トーナル信号解析回路２２に′よシ行々う。ここで初期
識別信号の待ち時間３５秒がタイムオーバーしないうち
に相手側ファクシミリ装置からの初期識別信号を検出し
た場合には、その初期識別信号に対する命令信号を送出
する。

具体的にはＧＩＩ（グループ１識別）信号を検出した場
合には　ＧＣＩ（グループ１命令）信号送出回路２４に
よ５ＧＣ１信号を送出し、Ｇ１モードでの送信を行なう
。またＧＩ２（グループ１識別）信号を検出した場合は
α刀信号送出回路２６によシＧＣ２（グループ２命令）
信号を送出しＧ２モードでの送信を行なう。さらにＮ８
Ｆ’−”ＤＩＳ信号を検出した場合にはＮ８Ｓ　−ＤＣ
８信号送出回路２８によシＮＳＳ　＠ＤＣ８信号を送出
し、Ｇ３モードでの送信を行なう。

また初期識別時間３５秒がタイムオーバーとなった場合
には直流回路を解放しオフ状態とする。

第４図に以上の制御をさらに詳しくフローチャートにし
て示す。第４図は第２図におけるスタートボタンオン後
の制御の流れを示している。

□第４図のステップ８４０では制御回路３４は信号線、
３４ｆにパルスを発生して初期識別時間３５秒を測定す
るタイマー回路３８をスタートさせる。

続いてステップ８４１では信号線３６ａが信号レベル「
１」か、即ちミニファクスボタンが押下されているかど
うかを判定する。信号線３６ａの信号レベルが「１」、
即ちミニファクスボタンが押下されている場合にはステ
ップ８４９に進む１．一方信号線３６ａの信号が「０」
、即ちミニファクスボタンが押下されていない場合には
ステップ８４２に進む。

ステップ８４２においては信号線１４ａが信号□レベル
「１」か、即ち操作者が１６×をダイヤルしたか否かが
判定される。信号線１４ａの信号レベルが「１」、即ち
１６×をダイヤルした場合には、操作者がフ′アクシミ
リ通信網による伝送を行なおうとしている場合である。

このような特殊ダイヤルの操作は国際規格の装置では行
なわれない。ステップ８４２が肯定された場合にはステ
ップ８４Ｂに進む。一方信号線１４ａの信号レベルが「
０」、即ち］、６．Ｘがダイヤルされていない場合には
ステップ８４３に進む。

ステップ８４３においては信号線２２ａにパルスが発生
したか、即ち相手側ファクシミリ装置からのＧＩＩ信号
を検出したか否かが判定される信号線２２ａにパルスが
発生、即ち相手側ファクシミリ装置からのＧＩＩ信号を
検出した場合にはステップ８５１に進む。信号線２２ａ
にパルスが発生していない場合には即ち相手側ファクシ
ミリ装置からのＧＩＩ信号を検出していない場合にはス
テップ８４４に進む。

ステップ８４４においては信号線２２ｂの４態を調べ相
手側ファクシミリ装置からＧＩ２Ｉ２信号用検出かどう
かが判定される。信号線２２ｂにパルスが発生、即ち相
手側ファクシミリ装置からのＧＩ２信号を検出した時に
はステップ８５３に進む。また信号線２２ｂにパルスが
発生しない、即ち相手側ファクシミリ装置からのＧＩ２
信号を検出していない場合にはステップＳ４〒に進む。

ステップ８４５においては信号線２０ａにパルスが発生
したか、即ち相手側ファクシミリ装置がらのＮＳＦ　−
ｅ　ＤＩＳ信号を検出したかどうかが判定される。

信号線２０ａにパルスが発生、即ち相手側ファクシミリ
装置からのＮＳＦ　−ＤＩＳ信号を受信した場合にハス
テップ８５５に進む。一方信号線２０ａにパルスが発生
していない場合にはＮ、Ｓ、ｌｉ”　−Ｄ、Ｉ−８信号
を検出していないのでステップ、９４６に進む。

ステップ８４６では信号線３８ａの状態を観測し、初期
識別時間３５秒が終了したかどうかを判定する。信号線
３８ａにパルスが発生、即ち初期識別時間３５秒がタイ
ムオーバした場合にはステップ、８４７に進む・また信
号線３８°に′：　／Ｌ／　、＜が発生Ｉ・ておらず、
即ち初期識別時間３５秒が終了していない場合にはステ
ップ８４３に進む。

ステップｓ＜ｒｉ’は初期識別時間が終了しているので
直流回路を開きオフ状態とする。

ステップ８４８では信号線３４ｅにパルスを発生、即ち
ダイヤル検出回路から出力されている信号が信号レベル
「１」であることを認識したので、信号線１４ａの信号
をクリア即ち信号レベル「０」にする。

ステップ８４９では信号線３４ｄに信号レベル「１」を
出力しミニファクスモードにおける位相信号の送出を行
なわせる。続いてステップ８５０では後置のミニファク
５スモードにおける画像送信動作を行なう。

ステップ８５１では信号線３４ａにパルスを発生しＧＣ
１信号送出回路２４により　ＧＣＩ信号を送出する。

続いてステップ８５２ではＧ１モードでの公知の通信を
行なう。

ステップ８５３では相手側装置が０２モードにおける識
別信号がすでに送信されているので、信号線３４ｂにパ
ルスを発生しＧＣ２信号送出回路２６によｐＧｃ２信号
を送出する。しかる後にステップ８５４で０２モードに
おける後置の送信動作を行なう。

またステップ８５５では相手側装置がＧ３器なので信号
線３４Ｃにパルスを発生しＮＳＳ　−ＤＣ８信号送出回
路によｐ　ＮＳＳ　−ＤＣ８信号を送出し、しかる後に
ステップ８５６で公知のＧ３モードにおける送信動作を
行なう。

以上のようにしてモードスイッチの設定がミニファクス
モードになっていなくても電話機１２により特殊なダイ
ヤルが操作されたことが検出されるとミニファクスモー
ドによる通信を行なうことができる。従って操作者がミ
ニファクスモードスイッチの設定を誤まっていた場合に
も確実に操作者の意図した通信を行なうことができる２
゜以上の実施例ではファクシミリ通信網に対し手動で送
信する場合を考えたが、自動発信を行なう場合について
も同様の制御により本発明が実施できるのはもちろんで
ある。

〔効　果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、操作
者が特殊なダイヤル操作を行なった場合にその操作が行
なわれるモードでの通信を行なっても確実に操作者の意
図した通信モードで通信を、行なえる優れたファクシミ
リ装置を提′祖することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従１来のファクシミリ装置の欠点を示す説明図
、第２図は本発明のファクシミリ装置における通信の様
子を示す説明図、第３図は本発明のファクシミリ装置の
プ°２り図・第４図は第３！中の制御回路の制御手順を
示すフローチャードｉ”””°１４．Ｌ”（−１’／Ｌ
［ｆｆｌ［５］Ｍ１２・・・電話機 １６・・・ハイブリット回路　１８・・・Ｖ２１複調器
２０・・・バイナリ信号解析回路　 ２２・・・トーナル信号解析回路 ２４・・・ＧＣ１信号送出回路　２６・・・ＧＣ２信号
送出回路２８・・・Ｎ８Ｓ　−’ＤＣ８信号送出回路３
０・・・位相信号送出回路　３２・・・加算回路３４・
・・制御回路 ３６・・・ミニファクスボタン検出回路３８・・・タイ
マー回路 ：特許出願人　キ　ヤ　ノ　ン　株式会社第１図 （４色４４１１　）　（噌す罠　呼便］）第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤル操作によシ通信制御動作を行なうファクシミリ
   装置において、所定のダイヤル操作を検゛出する手段を
   設け、この検出手段によシ所定のダイヤル操作が検出さ
   れた場合その所定操作が行なわれる制御モードに移行す
   ることを特徴とするファクシミリ装置。