JPS60152441A - ピルビン酸の製造法 - Google Patents
ピルビン酸の製造法Info
- Publication number
- JPS60152441A JPS60152441A JP853784A JP853784A JPS60152441A JP S60152441 A JPS60152441 A JP S60152441A JP 853784 A JP853784 A JP 853784A JP 853784 A JP853784 A JP 853784A JP S60152441 A JPS60152441 A JP S60152441A
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ラニンを原料としてビルビン酸を高収率で製造する方法
に関するものである。
に関するものである。
ピルビン酸は、各種生理活性物質合成の有用な原料とし
て近年注目されている。
て近年注目されている。
従来ビルビン酸の製造法としては、酒石酸を硫酸水素カ
リウム存在下に乾留する方法( Howard +Fr
aser 、 Org. Syn. Col 1. V
ol. I 475(1941))、シアン化ナトリウ
ムと塩化アセチルを反応させて生成するシアン化アセチ
ルを加水分解する方法、または、乳酸を微生物的に、も
しくは触媒を用いて酸化する方法等が知られているが、
いずれも収率が50〜60チと低く、また、副生成物が
多面に生成するという難点がある。
リウム存在下に乾留する方法( Howard +Fr
aser 、 Org. Syn. Col 1. V
ol. I 475(1941))、シアン化ナトリウ
ムと塩化アセチルを反応させて生成するシアン化アセチ
ルを加水分解する方法、または、乳酸を微生物的に、も
しくは触媒を用いて酸化する方法等が知られているが、
いずれも収率が50〜60チと低く、また、副生成物が
多面に生成するという難点がある。
本発明者らは、鋭意研究の結果、工業的に安価なβ−り
oo−α−アラニンの水溶液ヲPI+ (]〜4の酸性
条件下、60〜100℃にて加熱分解することにより、
ピルビン酸を高収率で製造しうろことを見出し、本発明
を完成するに至った。
oo−α−アラニンの水溶液ヲPI+ (]〜4の酸性
条件下、60〜100℃にて加熱分解することにより、
ピルビン酸を高収率で製造しうろことを見出し、本発明
を完成するに至った。
β−クロロ−α−アラニンは、αーアミノーβ一クりロ
プロピオニトリルを酸で加水分JQ’rする方法(特公
昭−57−57466)等により容易に製造できる。該
方法は例えば、モノクロロアセトアルデヒドに亜硫酸ア
ンモニウムを反応させて得られる付加体にアンモニアを
反応させ一C1 α−アミノ−β−クロロエタンスルホ
ン酸とし、更に7’j’酸と反応させることにより、α
−アミノ−β−クロロプロビオニトリルが得られる。つ
いで、これを塩酸や硫酸などの酸で高温加水分解するこ
とにより、収率よくβ−クロロ−α−アラニンを製造で
きる。
プロピオニトリルを酸で加水分JQ’rする方法(特公
昭−57−57466)等により容易に製造できる。該
方法は例えば、モノクロロアセトアルデヒドに亜硫酸ア
ンモニウムを反応させて得られる付加体にアンモニアを
反応させ一C1 α−アミノ−β−クロロエタンスルホ
ン酸とし、更に7’j’酸と反応させることにより、α
−アミノ−β−クロロプロビオニトリルが得られる。つ
いで、これを塩酸や硫酸などの酸で高温加水分解するこ
とにより、収率よくβ−クロロ−α−アラニンを製造で
きる。
ピルビン酸を製造する原料として使用するβ一クロロ−
α−アラニンは単離・精製したものでも、まだ上記の製
法により、製造し/辷反応液でも良い。
α−アラニンは単離・精製したものでも、まだ上記の製
法により、製造し/辷反応液でも良い。
中品を原料とする場合は、これを水性溶液とし、酸によ
って液のPtlをO〜4、好ましくはJ〜3に調整する
。このとき、使用される酸としては特に11i11限は
なく、例えば、塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸、寸だ
は、ギ酸、酢酸などの有機酸を使うことができる。寸だ
、β−クロロ−α−アラニンを製造した酸性反応液をそ
の寸i使用する場合は、−アルカリによって液のl)I
’lをO〜・11好ましくば]〜3に調整する。このと
きのアルカリとしては、水酸化すトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カル/ラム等のアルカリ金属水酸化物また
はアルカリ土類金属水酸化物等が使用される。しかし、
必ずしもこれらに限定されない。
って液のPtlをO〜4、好ましくはJ〜3に調整する
。このとき、使用される酸としては特に11i11限は
なく、例えば、塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸、寸だ
は、ギ酸、酢酸などの有機酸を使うことができる。寸だ
、β−クロロ−α−アラニンを製造した酸性反応液をそ
の寸i使用する場合は、−アルカリによって液のl)I
’lをO〜・11好ましくば]〜3に調整する。このと
きのアルカリとしては、水酸化すトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カル/ラム等のアルカリ金属水酸化物また
はアルカリ土類金属水酸化物等が使用される。しかし、
必ずしもこれらに限定されない。
反応溶媒としては一般に、水が用いられるが水のみなら
ず必要に応じてメタノール、工)ノール、ジオキサンな
どの水に可溶の有機溶媒を水と混合したものを使用する
こともできる。
ず必要に応じてメタノール、工)ノール、ジオキサンな
どの水に可溶の有機溶媒を水と混合したものを使用する
こともできる。
反応温度については必ずしも厳密な制限はないが通常は
60〜100℃好1しくは8・0〜90℃であり、1〜
IO時間、好丑しくは:3〜5時間反応させる。あ捷り
長時間反応させると、生成したピルビン酸が分解するの
で好ましくなり0反応に伴ないPHが下がるので、アル
カリにより1・11をO〜4、好ましくは1〜3に調整
する。pl+が0以下では反応が遅く、一方、1ull
5以上では、14二成したピル′ビン酸の分解が早く
、好寸しくない。
60〜100℃好1しくは8・0〜90℃であり、1〜
IO時間、好丑しくは:3〜5時間反応させる。あ捷り
長時間反応させると、生成したピルビン酸が分解するの
で好ましくなり0反応に伴ないPHが下がるので、アル
カリにより1・11をO〜4、好ましくは1〜3に調整
する。pl+が0以下では反応が遅く、一方、1ull
5以上では、14二成したピル′ビン酸の分解が早く
、好寸しくない。
β−クロロ−α−アラニンの濃度は特に′1lill限
されないが、5〜15 wt%が好ましい。
されないが、5〜15 wt%が好ましい。
以下実施例によシ本発明の方法について更に具体的に説
明する。但し、これらは説明のだめの!′)Xなる例示
であり、本発明はこれらの例に何ら制限されない。
明する。但し、これらは説明のだめの!′)Xなる例示
であり、本発明はこれらの例に何ら制限されない。
実施例1
温度計、PI3計(PHエンドローラー)、j74ft
??i却器、マグネチノクスターラーを備えた三つロフ
ラスコを恒温槽中にセットした。
??i却器、マグネチノクスターラーを備えた三つロフ
ラスコを恒温槽中にセットした。
単離j精製したβ−クロロ−α−アラニン125fl
(0,10mot)を水150.!i’に溶解し、50
%硫酸にてPII2に調整した後、反応温度を90℃に
設定した。PIIの下降がみられるがPHコントローラ
ーにより、48係水酸化ナトリウム水溶液でPHを1〜
3の間に保つ。4時間後、液体クロマトグラフによシ定
丹したところ、ピルビン酸が7.9g生成シていた。(
β−クロロ−α−アラニン基準の収率89.7 % )
このとき、β−クロロ−α−アラニンは消失していた。
(0,10mot)を水150.!i’に溶解し、50
%硫酸にてPII2に調整した後、反応温度を90℃に
設定した。PIIの下降がみられるがPHコントローラ
ーにより、48係水酸化ナトリウム水溶液でPHを1〜
3の間に保つ。4時間後、液体クロマトグラフによシ定
丹したところ、ピルビン酸が7.9g生成シていた。(
β−クロロ−α−アラニン基準の収率89.7 % )
このとき、β−クロロ−α−アラニンは消失していた。
実施例2
温度計、1)11計(P11コントローラー)、還流冷
却器、マグネチックスターラーを備えだ三つロフラスコ
を恒温槽中にセットした。
却器、マグネチックスターラーを備えだ三つロフラスコ
を恒温槽中にセットした。
α−アミノ−β−クロロプロピオニトリルを酸で加水分
解した水溶液1ooy(β−クロロ−α−アラニノI
L 5 wt% )を入れ、48係水酸化ナトリウム水
溶液にてPH2に調整した後、反応温度を90°に設定
した・PHの下降示みられる力f、pi−1コントロー
ラーにより、48チ水酸化ナトリウム水溶液で■・11
を1〜30間に保つ。4時間後、液体クロマトグラフに
よシ定量したところ、ピルビン酸が70g生成していプ
ζ。(β−クロロ−α−アラニン基準の収率85.0
’Z )このときβ−クロロ−α−アラニンは消失して
いた。
解した水溶液1ooy(β−クロロ−α−アラニノI
L 5 wt% )を入れ、48係水酸化ナトリウム水
溶液にてPH2に調整した後、反応温度を90°に設定
した・PHの下降示みられる力f、pi−1コントロー
ラーにより、48チ水酸化ナトリウム水溶液で■・11
を1〜30間に保つ。4時間後、液体クロマトグラフに
よシ定量したところ、ピルビン酸が70g生成していプ
ζ。(β−クロロ−α−アラニン基準の収率85.0
’Z )このときβ−クロロ−α−アラニンは消失して
いた。
比較例1
温度計、PII計、還流冷却器、マグネチックスクーラ
ーを備えた三つロフラスコを恒温槽中にセット しプこ
。
ーを備えた三つロフラスコを恒温槽中にセット しプこ
。
α−アミノ−β−クロロプロピオニトリルを酸で加水分
解した水溶液100&(β−クロロ−α−アラニン11
.5 wt係)を入れ、48チ水酸化ナトリウム水溶液
にてpH9に調整した後、反応温度を90℃に設定した
。pi−1を制御せず、4時間反応させた。
解した水溶液100&(β−クロロ−α−アラニン11
.5 wt係)を入れ、48チ水酸化ナトリウム水溶液
にてpH9に調整した後、反応温度を90℃に設定した
。pi−1を制御せず、4時間反応させた。
4時間後、液体クロマトグラフにより定量したところ、
ピルビン酸が2.59生成していた。(β−クロロ−α
−アラニン基準の収率30.5 % ) コのとき、β
−クロロ−α−アラニンは消失していた。
ピルビン酸が2.59生成していた。(β−クロロ−α
−アラニン基準の収率30.5 % ) コのとき、β
−クロロ−α−アラニンは消失していた。
特許出願人 昭和電工株式会社
Claims (1)
- β−クロロ−α−アラニンを1)■(がO〜4の酸性の
水性溶液中において、加熱分解することを特徴とする、
ピルビン酸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP853784A JPS60152441A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | ピルビン酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP853784A JPS60152441A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | ピルビン酸の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60152441A true JPS60152441A (ja) | 1985-08-10 |
JPH0445502B2 JPH0445502B2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=11695898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP853784A Granted JPS60152441A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | ピルビン酸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60152441A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282898A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-23 | Pioneer Electron Corp | スピーカキャビネット |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP853784A patent/JPS60152441A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282898A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-23 | Pioneer Electron Corp | スピーカキャビネット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445502B2 (ja) | 1992-07-27 |
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