JPS60150952A - 仕掛り監視型生産装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は多品種の製品を生産するシステムにおける仕掛
り監視型生産装置に関する。

〔発明の背景〕

従来の多品種の製品を生産するシステムの生産装置には
、後工程の仕掛り量とその基準値との比較結果から当該
工程（自工程）の作業着手を停止させる手段を設けた方
式（特開昭５６−１１４６５０　、日立製作所、多品種
製品生産方式）や、後工程の仕掛り量を当該工程に表示
する装置（特開昭５６−７６５６４．富士通、後工程仕
用量表示装置）を設けた方式などが知られている。

しかしながら、これらの従来装置では、後工程の仕掛り
量に応じて当該工程の作業着手順序を変更できる手段が
ないため、後工程の設備稼動率すなわち生産能力を低下
せしめるなどの欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した従来技術の欠点全なくし、設
備の遊休機会を低減して設備稼動率を向上し同一資源で
の生産能力を向上できる仕掛り監視型生産装Ｍを提供す
るにある。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するｌこあたって、当該工程
の作業着手順序を変更することで当該工程の生産速度す
なわち単位時間当りの完成ジョブ件数全操作しつるもの
で、例えば作業工数（作業分数）の大きい〜または小さ
いもの全優先１〜で作業を行なえばそれに応じて生産速
度をそれぞれ低下または増加しうろことに着目して、後
工程の仕損り全監視し、該後工程仕掛り量を基準値と比
較判定した結束に応じて当該工程の作業着手１１Ｍ序優
先規則を切り替えて作業指示することにより、後工程の
仕掛り州を制御して工程能力を有効に活用し生産能力を
向上せしめる仕掛り監視型生産装置である。

〔発明の実施例〕

以下に本発明の実施例を第１図ないし第４図により説明
する。

第１図は本発明による２工程生産モテルにおける仕掛り
監視型生産装置の一実施例を示す機能構成ブロック図で
ある。第１図において、１ａは当該工程、ｉｂは後工程
、２ａ、２ｂは仕掛り保管棚、３ａ、３ｂは生産設備、
４は作業ジョブである。また５は計算機などによる仕掛
り監視型生産装置、６は後工程仕掛り検出手段。

７１ｄ後工程基準仕掛り量記憶手段、８け後工程仕掛り
量判定手段、９は作業着手順序優先規則記憶手段、１０
は当該工程作業着手順序優先規則切替え手段、１１は当
該工程仕掛はジョブデータ記憶手段、１２は作業着手順
序出力手段である。

この構成で、後工程仕掛り検出手段６は、当該工程１ａ
での生産設備３ａによる作業完了後に破線矢印しで示す
物の流れ方向に後工程１ｂの仕掛り保管棚２ｂに物すな
わち作業ジョブ４が到着したこと全検出する。すると後
工程仕掛り量判定手段８は、この後工程の仕掛り量を後
工程基準仕掛り量記憶手段７の予じめ定められている後
工程基準仕掛り量と比較して後工程仕掛り量が基準仕掛
り量よりも大きいか小さいかを判定する。この結果にも
とづいて、当該工程作業着手順序優先規則切替え手段１
０け、後工程仕掛り量が基準仕掛り量よりも大きい場合
には作業着手順序優先規則記憶手段９の当該工程作業着
手優先規則を単位時間当りの完成ジョブ件数を減少せし
める規則たとえば予定作業工数（作業分数）の大きいジ
ョブを優先する規則に切り替え、反対に後工程仕掛り量
が基準仕掛り］ＴＩよりも小さい場合には当該工程作業
着手順序優先却則を単位時間当りの完成ジョブ件数を増
加ぜ１７める規則たとえば予定作業工数（作業分数）の
小さいジョブを優先する規則に切り替える。このように
して切り替えられた作業着手順序優先規則にしたがい、
当該工程作業着手順序決定手段１２は、当該工程仕掛り
ジョブデータ記憶手段１１の当該工程の仕掛りジョブの
作業着手順序全決定する。この決定にもとづいて、作業
着手順序出力手段１ろは、当該工程の仕掛りジョブのう
ちから第１優先ジヨブの作業着手指示を当該工程１ａに
対して行なう。

第２図は第１図の機能を計算機ソフトウェアで実施した
場合の処理フローチャートである。

第２図において、６ａは後工程仕掛り検出手段乙の機能
に対応する後工程仕掛り量Ｑの把握処理、８ａは後工程
仕掛り量判定手段８の機能に対応する後工程基準仕掛り
！（−上限Ｑ１ηａＸ　ｌ下限Ｑｍｉｎ　）との比較判
定処理、１０ａけ当該工程作業着手順序優先規則切替え
手段１０の機能に対応する゛分岐、１２ａは当該工程作
業着手順序決定手段１２０機能に対応するＱ＜Ｑｍｊｎ
の場合の作業分数の小さい順に作業ジョブを並べて作業
着手順序とする処ＦＪ、１２ｂは同じ＜　Ｑｒｎｔｎ≦
ＱくＱｍａｘの場合のユーザ定義の規則にもとづいて作
業着手順序を決定する処理、１２ｃは同じくＱｍａｘ＜
Ｑの場合の作業分数の大きい順に作業を並べて作業着手
順序とする処理、１３ａは作業着手順序出力手段１５の
機能に対応する作業着手順序の出力処理を示す。第２図
では、後工程仕掛り基準量に上限Ｑｍａｘ　、下限Ｑｒ
ｎｉｎを設定したフロー例を示しており、後工程の仕掛
り量Ｑが基準量の範囲内に入っている場合にはユーザ定
義の作業着手順序優先規則にしたがって作業着手順序を
決定するようにしている。

第５図は本発明の多工程生産モデルにおける中央集中処
理型計算機システムによる仕掛り監視型生産装置の一実
施例を示すシステム構成図である。第６図において、１
ａ〜１ｃは各工程２ａ〜２ｃは仕掛り保管棚、３Ｂ−３
ｃは生産設備、５ａは１台の計算機からなる仕掛り監視
型生産装置、１４は信号線、１５はＯＣＲ，１６はＣＲ
Ｔである。第３図では、第１図および第２図と同様の機
能を有する１台の計算機５ａからなる仕掛り監視型生産
装置と各工程１ａ〜１ｃに設ｆｆｆ　Ｌ、た０ＣＲ１５
およびＣＲＴ１６と全信号線１４により接続し、（Ｉ　
ＣＲ１５により後工程仕掛り検出手段乙の機能を備えか
つｃＲＴ１６により作業着手順序出力手段１３の作業指
示機能をもつようにしている７゜ 第４図は同じく分散処理型計算機システムによる仕掛り
監視型生産装置の他の実施例を示すシステム構成図であ
る。第４図において、５ｂは各工程に設置した計算機（
マイクロコンピュータ）からなる仕掛り監視型生産装置
、１７は通信回線、１８はトランシーバ、１９はトラン
シーバケーブルである。第４図では、各工程１ａ〜１ｃ
ごとに設置した計算機（マイクロコンピュータ）からな
る仕掛り監視型生産装置５ｂを通信回線１７により接続
して、同様の機能を備えている。

以上のように上記実施例によれば、１台の計算機による
中央集中処理型の計算機システムまだは各工程ごとに設
置した計算機による分散処理型の計算機システムなどに
より本発明の仕掛り監視型生産装置を実現することがで
きる。

〔発明の効果〕

以上の説明のように本発明の仕掛り監視型生産装置によ
れば、多品種の製品の生産システムにおいて後工程の仕
掛りを監視し、後工程の仕掛り量に応じて当該工程の作
業着手順序優先規則を切り替えることにより、後工程の
仕掛り量を適切に制御できるため、後工程の稼動率金高
めて生産卵力を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による仕掛り監視型生産装置の一実施例
を示すブロック図、第２図は第１図の計算機ソフトウェ
アによる処理フローチャート、第３図は本発明の中央集
中処理型計算機システムによる仕掛り監視型生産装置の
一実施例を示すシステム構成図、第４図は本発明の分散
処理型計算堕システムによる仕掛り監視型生産装置の他
の実施例を示すシステム構成図である。 １ａ〜１ｃ・・・各工ａ２ａ〜２ｃ・・・仕掛り保ｇｆ
棚　３ａｙ３　ｃ・・・生産設備　４・・作業ジョブ　
５・仕掛り監視型生産装置（計算機）５＋１，５１３・
・・計算機などｌこよ、ろ仕掛り監視型生産装置　６・
・・後工程仕掛り検出手段　７・・・後工程基準仕掛り
量記憶手段　８・・・後工程仕Ｊｉｌり呻判定手段　９
・・作業着手順序優先規則記憶手段　１０・・・当該工
程作業着手順序優先規１１１１切もケえ手段　１１・当
該工程仕掛りジョブデータ記士行手段　１２・・・当該
工程作業着手順序決定手段　１３・・・作業着手順序出
力手段　１４・・・信号ｒｔ１　１５−ＯＣＲ１６ｃＲ
Ｔ　１７＝−通信回線 狛２図 凭二図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多くの種類の製品の各々が複数の工程を経て生産される
   システムにおいて、後工程の仕掛り量全検出する手段と
   、該後工程仕掛す量と予じめ定められている仕掛り基準
   値との大小を比較判定する手段と、該後工程仕掛り量が
   仕掛り基準値以上または以下の場合にはそ詑に応じて当
   該工程の作業着手順序優先規則を単位時間当りの完成ジ
   ョブ件数全それぞれ減少または増加せしめる規則に切り
   替える手段と、該作業着手順序優先規則に従って当該工
   程の仕掛りジョブの作業着手順序を決定する手段と、該
   作業着手順序を出力する手段とを設けてなる仕掛り監視
   型生産装置。