JPS6015025B2 - 保護継電器の点検装置 - Google Patents

保護継電器の点検装置

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JPS6015025B2
JPS6015025B2 JP51070271A JP7027176A JPS6015025B2 JP S6015025 B2 JPS6015025 B2 JP S6015025B2 JP 51070271 A JP51070271 A JP 51070271A JP 7027176 A JP7027176 A JP 7027176A JP S6015025 B2 JPS6015025 B2 JP S6015025B2
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JP
Japan
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relay
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simulated
trip
ground fault
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JP51070271A
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English (en)
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JPS52153144A (en
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康明 三宅
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電力系統を保護する保叢継電器の点検装置に
関するものであり、特に変流器又は電圧変成器の1次側
より点検する場合に有利な点検装置を提案するものであ
る。
以下配電用変電所に用いた例について説明する。
第1図は従来の点検装置を説明する図であり、図中、M
,Trは配電用トランス、G,Trは接地変圧器、RN
は中性点抵抗器、CB−1はしや断器、L,はフィーダ
、ZCT−1は零相変流器、51Gは地絡過電流継電器
(以下単にリレーと称する。
)、TLはトリツプブロツクスイツチ、3Tは点検用押
ボタンスイッチ(以下単に押ボタンスイッチと称する)
、3TXは摸擬故障発生補助リレー(以下単に補助リレ
ーと称する)、TRgは摸擬故障用抵抗器、WLは点検
判定用ランプ、BP,BNは各々制御電源の正及び負母
線である。(H) 第1図の配電系統で例えばフィーダ
L,のF,点に地絡故障が発生した場合リレー51Gが
動作、51G−laの鞍点閉で、トリツプブロックスイ
ツチTLは“使用”の位置であるので、しや断器CB−
1により故障が除去される。
(1‐2) 点検テストの場合の動作 トリツプブロツクスイツチTLを“ロック”の位置とし
、押ボタンスイッチ3Tを押すと、補助ljレ−3TX
−laが閉で、抵抗器TRgを通して摸擬故障が発生し
リレー51Gが正常に動作すれば、ランプWLが点灯し
良否判定ができる。
ランプWLの点灯確認後押ボタンスイッチ3Tを戻し、
摸擬故障を除去し、リレー51Gが復帰しランプWLが
消灯したことを確認後トリツプブロツクスィッチTLを
“使用”の位置に戻すことにより点検が完了する。
(1‐3) 点検テスト中にプィーダL,のFI点に実
地総故障が発生した場合m トリツプブロツクスイツチ
TLを“ロック”としているが、まだ押ボタンスイッチ
3Tを押していない場合この場合は、3Tを押していな
いにもかかわらず、ランプWLが点灯したことで、系統
に地絡事故発生と判断し、トリップブロックスイッチT
Lを“使用”に戻すことによりトリップさせることが可
能である。
但し人による判断及び人による操作を必要とするため、
トリップ時間が所定時間より大中に遅れてしまう。‘ロ
ー トリツプブロツクスイツチTL‘‘ロック”の位置
で、押ボタンスイッチ3Tを押して摸擬故障発生し、リ
レー51Gに入力印加中に、実地絡故障発生した場合 この場合、摸擬故障によりリレー51Gが動作、ランプ
WLの点灯確認後押ボタンスイッチ3Tを元に戻して摸
擬故障の除去を行なうが、リレー51Gが継続している
のでこの時点で実地絡故障が発生していることがわかり
、トリップブロツクスイツチTLを“使用”に戻しトリ
ツプさせることが可能である。
この場合も人による判断及び人による操作を必要とする
ため、トリップ時間が大中に遅れてしまう。以上の説明
で明らかなように第1図の従来点検方式においては点検
中に実地絡故障が発生した場合、人による実故障の発見
及び人による操作が必要となるため、トリップ時間が所
定時間より大中に遅れるという難点があった。
このことは電源側(上位)に設置されたりレーとの時間
協調が外されることになり、保護システム上の致命的な
問題である。
即ち点検中にフィーダL.に事故が発生した場合、しや
断器CB−1をトリップすべきだが、実際はCB−1よ
りも電源側(上位)のしや断器が不要にトリップしてし
まうことになる。
この発明はこの点にかんがみなされたもので第2図はこ
の発明の一実施例を示す図である。
第2図において、FDは電流急変検出器、Pは論理回路
用正電源母線、OSM−1,OSM−2はヮンショット
マルチ回路で、接点3TX−2a,3T×−lbが各々
閉になった瞬間から所定時間例えば5瓜hS間のみ出力
を示す回路、OR−1はOR回路、IN−1はィンフィ
ビット回路、Tは瞬時動作で復帰時間がTのタイマー回
路でOR−1よりの出力なしでの状態で電流急変検出器
FDより、一旦出力があればT時間引延ばすもの、FD
Xは補助リレーである。即ちこの発明は、電流急変検出
器FDを設けることにより、摸擬故障発生中でも、実故
障が発生すれば、これを検出し、直ちに摸擬故障の除去
及びトリップブロックを解除することによりリレー51
Gにより所定時間でしや欧器OB−1をトリツプさせる
ものである。
以下第2図のこの発明の一実施例について説明する。
(2‐1) 非点検中に実地絡故障が発生した場合トリ
ツプブロツクスイツチTLは“使用”の位置で、リレー
51Gが動作すれ‘ま前記(1‐1)と同様にしや断器
CB−1をトリツプさせる。
(2‐公 点検テストの動作 トリツプブロツクスイツチTLを“ロック”の位置とし
、押ボタンスイッチ3Tを押すと摸擬故障が発生し、リ
レー51Gが正常に動作すれば、ランプWLが点灯し良
否判定ができる。
ランプWLの点灯確認後押ボタンスイッチ3Tを戻し、
摸擬故障を除去し、リレー51Gが復帰しランプWLが
消灯したことを確認後トリップブロックスィッチTLを
“使用”の位置に戻すことにより点検が完了する。摸擬
故障の発生の瞬間及び除去の瞬間に電流急変検出器FD
は動作するが、模擬故障発生の時は3TX−2a開の瞬
間より5瓜hS間ワンショツトマルチ回路OSM−1よ
り又、摸擬故障除去の時は3TX−lb閉の瞬間より5
仇hS間ワンショツトマルチ回路OSM一2より各々ロ
ック出力が出ており、補助リレーFDXは動作しない。
従って、結局点検テストについては、前記(1‐2)ケ
ースの従来装置と同様の動作である。
(2‐3) 点検テスト中にフィーダL,の点に実地絡
故障が発生した場合W トリツプブロツクスイツチTL
を‘‘ロック”としているがまだ押ボタンスイッチ3T
を押していない場合実地絡故障が発生すると、電流急変
検出器FDが動作、OR−1よりのロック出力なしで補
助リレーFDXが動作し、接点FDX−laが開となり
、トリツプブロツクを解除しリレー51Gが所定時間後
に動作することによりしや断器がトリツプされる。
【ロー トリップブロックスイッチTL“ロック”の位
置で押ボタンスィッチ虹を押して摸擬故障発生し、リレ
ー51Gに入力印加中に実地絡故障が発生した場合実地
絡故障が発生すると、電流急変検出器FDが動作、OR
−1よりのロック出力なしで、{(OSM−1及びOS
M−2は摸擬故障を発生した瞬間及び除去した瞬間のみ
にFDをロックする出力を出すもので、摸擬故障発生中
にはロック出力を出していないため}補助リレーFDX
が動作し接点FOX−lb開で補助リレー3TXを復帰
させ、模擬故障を除去すると同時に、接点FDX−la
閉でトリップブロックを解除する。
所定時間後にリレー51Gが動作し、しや断器CB−1
をトリップさせる。ここで接点FDX−l aを隙時動
作としているのは、F,点での実摸擬故障が軽故障の場
合はリレー51Gは模擬故障除去で復帰することになる
このためFDX−lbによる摸擬故障除去後の時間待ち
のためのものである。以上の説明でも明らかなようにこ
の発明によれば、点検中に実地絡故障が発生しても従来
方式における場合の様に動作時間の遅れないこトリップ
できるものであり、電源側とのIJレーの時間協調が外
れる等の不都合は全くない。
次に第3図によりこの発明の他の実施例について説明す
る。
第3図は第2図における地絡過電流継電器51Gの代り
に地絡方向継電器67(以下単に方向リレーと称す)を
使用した保護システムの点検装置についての適用である
第3図において、L,〜Lnは母線に接続された各フィ
ーダ、CB−1〜CB一nは各しや断器、ZCT−1〜
ZCT−nは各零相変流器、67−1〜67一nは各方
向リレーで母線に接続された接地変圧器GTrよりの零
相電圧及び各フィーダの零相変流器ZCT−1〜ZCT
−nよりの琴相電流に応動し、該当フィーダの地総事故
に応動するものである。
FD′は接地変圧器GTrに接続された電圧急変検出器
である。第3図の動作も第2図の動作と同様であるので
、トリツプブロツクスイツチTL“ロック”の位置で押
ボタンスイッチ3Tを押して摸擬故障を発生し方向リレ
ー67−1を点検中にフィーダLのF,点に実地絡故障
が発生した場合についてのみ説明する。
実地絡故障発生により電圧急変検出器FD′が動作、O
R−1よりのロック出力なしで、補助リレーFOXが動
作し、接点FDX−lb開で補助リレー3TXを復帰さ
せ、摸擬故障を除去すると同時に接点FDX−la関で
トリップブロックを解除する。
所定時間後に方向リレー67−1が動作し、しや断器に
B−1をトリツプさせる。
以上のように第2図の実施例の場合と同様に点検中の
実地絡故障でも時間遅れなしにトリップができる。第3
図の場合はフィーダ数が多くて、方向リレー67の数が
多くても、電圧検出器FD′は母線当り1個で良い事が
特徴である。第2図、第3図の実施例はいずれも、配電
系統の地絡保護システムにこの発明を適用する場合につ
いて述べたが、特にこれに限られたものではなく、送電
系統あるいは短絡故障システム等においても応用できる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護継電器の点検装置を示す図、第2図
はこの発明の一実施例を示す図、第3図はこの発明の他
の実施例を示す図であり、図中において、MTrは配電
用トランス、GTrは接地用変圧器、RNは中性点抵抗
器、CB−1〜CB−nはしや断器、L〜Lnはフイー
ダ、ZCT−1〜ZCT−nは雲相変流器、51Gは地
絡過電流継電器、67−1〜67−nは地縦方向継電器
、FDは電流急変検出器、F〇は電圧急変検出器、3T
は点検用押ボタンスイッチ、3TXは摸擬故障発生用補
助リレー、TRgは摸擬故障用抵抗器、FDXは補助リ
レー、TLはトリップブロック用スイッチ、WLはラン
プである。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。 第1図第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被保護系統に接続された変流器又は電圧変成器1、
    この変流器又は電圧変成器1に接続された保護継電器2
    、保護継電器2の出力によるトリツプ回路3を備え、点
    検時はトリツプ回路3をロツクし、被保護系統に摸擬故
    障を発生させて、保護継電器2の動作を点検する点検装
    置において、変流器又は電圧変成器1に電気量急変検出
    器4を接続し、点検中に電気量検出器4の出力有で、摸
    擬故障の除去及びトリツプ回路3のロツクを解除するよ
    うにしたことを特徴とする保護継電器の点検装置。
JP51070271A 1976-06-14 1976-06-14 保護継電器の点検装置 Expired JPS6015025B2 (ja)

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JPS52153144A JPS52153144A (en) 1977-12-20
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