JPS635972B2 - - Google Patents

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JPS635972B2
JPS635972B2 JP20480081A JP20480081A JPS635972B2 JP S635972 B2 JPS635972 B2 JP S635972B2 JP 20480081 A JP20480081 A JP 20480081A JP 20480081 A JP20480081 A JP 20480081A JP S635972 B2 JPS635972 B2 JP S635972B2
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JP
Japan
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wiring
power generation
solar cell
solar
disconnectors
Prior art date
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Expired
Application number
JP20480081A
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English (en)
Other versions
JPS58107021A (ja
Inventor
Koreyuki Takeya
Seiji Komatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPS58107021A publication Critical patent/JPS58107021A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数個の太陽電池(多数の発電素子
を配列したものを含む。以下同じ)をそれぞれ配
線用しや断器を介して並列接続し、さらに主開閉
器および直流を交流に変換するインバータを介し
て負荷に電力を供給するような太陽光発電システ
ムの直流側過電流保護方式に関するものである。
太陽光発電システムは現在開発途上のものであ
り、これ専用の保護技術というものはまだ確立し
ていないが、直流回路の過電流保護技術という観
点からは、配線用しや断器(MCCB)あるいは
ヒユーズなどを使用する保護方式が容易に考えら
れる。
第1図は直流回路の過電流保護を目的として
MCCBを使用した太陽光発電システムの構成の
概要を示すもので、複数個の太陽電池1,1,…
をそれぞれ配線用しや断器CB1,CB2…CBoを介
して並列接続し、さらに主開閉器(通常は大容量
の配線用しや断器)CBnおよび直流DCを交流AC
に変換するインバータINVを介して負荷Lに電
力を供給するシステムとなつている。A,B,C
は事故の発生する区間を示すものである。
第1図のシステムにおいて、短絡事故発生時に
各々の配線用しや断器に流れる事故電流の大きさ
は、1つの太陽電池の発電時定常電流をIn、出力
側短絡時の短絡電流をIshとした場合の1つの太
陽電池の短絡電流と定常電流との比をk(=Ish/
In)とすると、 (イ) No.1の区間Aの短絡事故時 CB1を通過する事故電流 ……(n−1)×kIn CB2〜CBoを通過する事故電流 ……各々kIn CBnを通過する事故電流 ……零 (ロ) 区間Bの短絡事故時 CB1〜CBoを通過する事故電流 ……各々kIn CBnを通過する事故電流 ……零 (ハ) 区間Cの短絡事故時 CB1〜CBoを通過する事故電流 ……各々kIn CBnを通過する事故電流 ……ΣkIn となる。kの値は太陽電池の種類により異なる
が、一般に1.2〜1.5程度である。
このために、配線用しや断器には、定常電流In
の通電が可能で、短絡電流kIn以上の電流で検出
動作が可能となる特性が要求される。
一方、現在市販されている一般配線用しや断器
は、第2図に示すような動作特性を有しており、
定格電流では不動作、定格電流の125%で1時間
(または2時間)以内に動作する。したがつて最
小動作電流は定格電流の125%である。また定格
電流の標準数値は、5A,10A,15A,20A,
30A,…のごとく段階的かつ固定の値となつてい
る。
したがつて、太陽電池の定常電流に一致する定
格電流の配線用しや断器を仮に選定できたとして
も、k=1.2の太陽電池の区間Bにおける短絡事
故時には配線用しや断器が動作しない可能性があ
り、逆に確実に動作させるようにすると、定常運
転時に不必要に動作する可能性がでてくる。
また、たとえ太陽電池がk=1.5のものである
としても、配線用しや断器の定格電流が前記のと
おり固定で段階的な数値となつていることから、
太陽電池の定格にうまく一致する配線用しや断器
を選定できるとは限らず、一致しない場合には区
間Bの短絡事故に対して応動しないケースが発生
する。
さらに市販の配線用しや断器の中には、第3図
に示すような動作特性を有する瞬時しや断式のも
のもあるが、これも定格電流に対する引外し電流
の比率が高いため、定常時不必要に動作しない定
格のものを使用すると、区間Bの短絡事故時に応
動しないことになる。
したがつて、市販の配線用しや断器の使用は一
般に不可となるため、前記事故電流を確実に検出
しや断できる特別定格の配線用しや断器を用意す
ることが必要となる。しかし太陽電池の定格は多
種であるために、その各々に見合う定格電流でか
つ最小動作電流を120%定格以下に設定した専用
の配線用しや断器を準備することは難しく、かり
にこれを実現させたとしてもシステム価格を上昇
させる結果を招くことは明白である。
そこで、本発明はより経済的かつ信頼性のある
保護方式を提供することを目的とするものであ
る。この目的は本発明によれば、各太陽電池の並
列接続後の電圧を監視する不足電圧継電器を設
け、この不足電圧継電器の動作にもとづいて各太
陽電池に直列の配線用しや断器を引外すように
し、その際太陽電池の非発電時の誤引外しを避け
るために、太陽電池と同一の設置場所に設置した
補助太陽電池が発電しているときにのみ前記引外
しを有効ならしめるようにすることによつて達成
される。
以下に本発明の実施例を示す図面を参照して、
実施例の構成および作用効果を説明する。
第4図は本発明の実施例の構成の概要を示すも
ので、11,12,…1nは太陽電池、21,2
2,…2nは外部からの引外しが可能な配線用し
や断器(たとえば電圧引外しコイルを備えている
もの)で、それぞれフイーダを構成する。3は主
開閉器(たとえば大容量の配線用しや断器)、4
は直流を交流に変換するインバータ、5は不足電
圧継電器、6は補助太陽電池、7は発電検出器で
ある。
配線用しや断器21〜2nは区間Bの短絡事故
では不動作、区間Aの短絡事故では瞬時動作の動
作特性を有するものを用いるのがよい。区間Aと
区間Bとでは、太陽電池の数が増加するほど事故
電流の差が大きくなるから、一般に上述の動作特
性を満足する配線用しや断器は市販のもので容易
に構成できる。
いま、区間Bにおいて短絡事故が発生したとす
ると、この区間の電圧は零またはほとんど零に近
い値まで降下するから、通常の不足電圧継電器に
て容易にこれを検出することができ、配線用しや
断器21〜2nをトリツプさせることができる。
しかしながら、このままでは太陽電池が発電して
いない状態においても、配線用しや断器21〜2
nが不必要にしや断することになる。そこでこれ
を防止するために、光発電システムとは別系統
で、太陽電池11,12,…,1nと同一の設置
場所に補助太陽電池6を設置し、この補助太陽電
池6の発電の有無を発電検出器7(簡単な電圧継
電器や電子回路で構成可)にて検出し、太陽電池
11,12,…,1nが発電しているとみなせる
時にのみ、不足電圧継電器の出力にもとづいて配
線用しや断器21,22,…2nを引外せるよう
にする。
このための制御回路を第5図に示す。第5図に
おいて、51は不足電圧継電器5のa接点、71
は発電検出器7を電圧継電器とした場合の当該電
圧継電器のa接点、Tはタイマ、tはタイマTの
限時a接点、C1,C2,…,Coはそれぞれ第4図
の配線用しや断器21,22,…2nの電圧引外
しコイル、P,Nは電源ラインである。
この回路から容易に判るように、配線用しや断
器21,22,…2nの電圧引外しコイルC1
C2,…,Coは、補助太陽電池6が発電している
ことを示す接点71の閉路時に、区間Bで電圧が
ほぼ零に降下したことを示す接点51が閉路して
からタイマTによる所定時限ののちに電圧を印加
されることになる。このタイマTを設けた目的
は、太陽電池11,12,…,1nの区間Aにお
ける短絡事故時にも不足電圧継電器5が動作し、
配線用しや断器21,22,…,2nをすべてト
リツプして全停に到らしめることになるのを防ぐ
ことにある。
すなわち、区間Aの短絡事故時には、当該フイ
ーダのみの配線用しや断器が検出動作して当該フ
イーダのみをしや断すれば足りるから、その他の
フイーダの配線用しや断器が動作しないように選
択しや断協調をとる必要がある。タイマTはこの
時間遅れをもたせるためのものである。この協調
が得られる場合には、配線用しや断器21,2
2,…,2nは瞬時しや断形式のものである方が
よい。
以上の実施例からも判るように、本発明によれ
ば、各フイーダの配線用しや断器は区間Aの短絡
事故のみの検出動作を行えばよく、厳密な特性は
要求されないので、市販の安価な配線用しや断器
の採用が可能となる。また太陽電池の出力やkの
値の多少の相違にはほとんど影響されないので、
配線用しや断器の選定も容易となる。また、並列
接続した太陽電池1組に対して1個の不足電圧継
電器と補助太陽電池および制御回路を設ければよ
いから、給電信頼性のある経済的な太陽光発電シ
ステムの過電流保護方式を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は太陽光発電システムに対して考えられ
る直流側過電流保護方式の実施例を示す系統構成
図、第2図および第3図は市販の配線用しや断器
の動作特性を示す特性線図、第4図は本発明の実
施例の系統構成図、第5図は制御回路の一例の結
線図である。 11,12,…,1nは太陽電池、21,2
2,…,2nは配線用しや断器、3は主開閉器、
4はインバータ、5は不足電圧継電器、51はそ
のa接点、6は補助太陽電池、7は発電検出器、
71はそのa接点、Tはタイマ、t1はタイマ接
点、C1〜Coは配線用しや断器21〜2nの電圧
引外しコイルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の太陽電池をそれぞれ配線用しや断器
    を介して並列接続したのち主開閉器およびインバ
    ータを介して負荷に給電する太陽光発電システム
    において、前記並列接続後の電圧を監視する不足
    電圧継電器と、前記太陽電池と同一の設置場所に
    設置された補助太陽電池の発電を検出する検出器
    とを設け、前記検出器が発電を検出しているとき
    にのみ、前記不足電圧継電器の出力にもとづいて
    前記配線用しや断器を引外し得るように構成した
    ことを特徴とする太陽光発電システムの過電流保
    護方式。 2 特許請求の範囲第1項記載の方式において、
    不足電圧継電器の動作後、所定時限を経過したの
    ちに配線用しや断器を引外し得るように構成した
    ことを特徴とする太陽光発電システムの過電流保
    護方式。
JP20480081A 1981-12-18 1981-12-18 太陽光発電システムの過電流保護方式 Granted JPS58107021A (ja)

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JP20480081A JPS58107021A (ja) 1981-12-18 1981-12-18 太陽光発電システムの過電流保護方式

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