JPS60149639A - ノボラツク型フエノ−ルフオ−ム複合体の製造法 - Google Patents

ノボラツク型フエノ−ルフオ−ム複合体の製造法

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JPS60149639A
JPS60149639A JP527584A JP527584A JPS60149639A JP S60149639 A JPS60149639 A JP S60149639A JP 527584 A JP527584 A JP 527584A JP 527584 A JP527584 A JP 527584A JP S60149639 A JPS60149639 A JP S60149639A
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Kimimichi Masui
増井 公道
Shigetoshi Tanaka
田中 重利
Yoshikazu Kobayashi
由和 小林
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Sekisui Kaseihin Kogyo KK
Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Plastics Co Ltd
Sekisui Kaseihin Kogyo KK
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ′ この発明は、ノボラック型フェノールフオーム複合
体の製造法に関する。
従来、プラスチック樹脂の2次発泡性を有する1次発泡
粒としくは、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン樹脂及
びその共重合樹脂などの熱硬化性樹脂について知られて
いる。しかし、この発明の発明者らの知る限り、熱硬化
性樹脂については、かかる1次発泡粒は知られていない
。こ1れは、熱硬化性樹脂の場合、一般に加熱して発泡
と同時に硬化をさせることC1発泡の形状を維持して発
泡体を得ており、この際、発泡硬化は短時間で最終まで
進み、部分発泡の状態で止めることが技術的に回能で仰
り、経済的に有利でないためと考えられる。また、熱硬
化性樹脂発泡体の発泡粒を均一に量産することも知られ
Cいない。
ま% h、1次発泡粒としないで粉粒体のままで大型の
成形体や?!雑な形状の型の成形体を得ようとづると、
粉粒体の充填量に対しC型内の空隙が大きいため、空隙
の上方と下方とでは発泡密度にばらつきが出やすい。一
方、型の空隙が狭い形状の型は発泡充填ムラができやす
い欠点がある。
かかる事情のもとにおい【、熱硬化性樹脂の中から、ノ
ボラック型フェノール樹脂初期縮合物が主として粉末で
あることに着目し、種々検討した結果、2次発泡性を有
する熱硬化性樹脂の1次発泡粒を簡便に作ることに成功
し、かつ型成形において2次発泡しながら発泡粒及び骨
材が相互に熱融着することを見出し、この発明を完成す
るに至つた。
かくしてこの発明によれば、ノボラック型フェノール樹
脂初期縮合物と所要量の分解型発泡剤及び硬化剤どから
なる組成物を部分的に発泡、硬化させて2次発泡性を有
するノボラック型フェノール樹脂発泡粒とし、次いで粒
状の骨材と混合して成形型に付しCノボラック型フェノ
ールフオーム複合体を得ることを特徴とするノボラック
型フェノールフオーム複合体の製造法が提供される。
この発明は、それ自体新規な2次発泡性を有するノボラ
ック型フェノール樹脂発泡粒を一旦作り、これと粒状の
骨材とを混合して、型成形することを特徴とするが、そ
の方法の特徴ならびに得られる製品の特徴は以下の説明
で明らかであろう。 、この発明の主原料であるノボラ
ック型フェノール樹脂初期縮合物とは、フェノール類と
アルデヒド類とを酸性触媒の存在下反応さμ゛て得られ
る当該分野で知られたいわゆるノボラック型フェノール
樹脂と称せられ、硬化剤の存在下で更に重合が進行しう
るちのを意味する。フェノール類とは、フェノールの他
に、3.5−キシレノール、m−クレゾール、2.5−
キシレノール、3.4−キシレノール、2.4−キシレ
ノール、0−クレゾール、0−クレゾールなどが含まれ
る。また、アルデヒド類とはホルムアルデヒド、パラホ
ルムアルデヒド、アセ1〜アルデヒド、ヘキリメチレン
テ1−フミン、フルフ゛ラール等がある。
これらの樹脂は、常温ぐ粉末状である。この発明に使用
するのに好ましい初期綜合物は、フ」−ノールとボルム
アルデヒドの縮合物である。
この発明における分解型発泡剤とは、加熱で分解してガ
スを発生しうる無機及び有機の発泡剤を意味する。これ
らの代表例としては、N、N=−ジニ1〜ロソペンタメ
チレンテ1−ラミン、ベンゼンスルホニルヒドラジド、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボンアミド、
パラトルエンスルボニルヒドラジドなどの有機分解型発
泡剤、並びに重炭酸す(・リウム、炭酸アンモニウム、
重炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウム、アジド化合
物(例えばCa N6)などの無機分解型発泡剤が挙げ
られる。これらは、全て粉末状である。
この発明に用いる硬化剤は、加熱で分解し、ノボラック
型フェノール樹脂初期綜合物と架橋反応しうる化合物を
意味する。このような化合物としては、ホルムアルデヒ
ドと同様にフェノール類との反応ぐフェノール樹脂形成
に用いられる化合物で通常粉末状のものがある。その具
体例としては、ヘキサメチレンチl−ラミン、パラホル
ムアルデヒド、メヂラール、ジオキソラン、トリオキサ
ン、テ1−ラオキサン、トリメチロールホスフィン、5
−1−リアジンなどが挙げられる。
光泡剤の添加mは、所望する最終の発泡体の密度を主に
考慮してその所要量とされるが、樹脂100重量部に対
し1〜50重四部が適当であり、4〜8重量部が好まし
い。
硬化剤の添加聞は、一般に樹脂100重石部に対し、1
〜30重囲部が適当であり、4〜15重量部が好ましい
この発明の発泡粒を構成する組成物には、他の種々の添
加剤例えばクレイ等の充填剤が少但加えられていてもよ
い。これらの充填剤は、樹脂100重量部に対し50重
量部以下であるのが好ましい。
上記組成物を、部分的に発泡、硬化さすに当つC1一般
に造粒するのが好ましい。造粒は、たどえばノボラック
型フェノール樹脂初期縮合物を60〜90℃程度の温度
で溶融し、この中に所要量の発泡剤と所要量の硬化剤を
添加し、さらに所望により充填剤(クレイ、タルク、酸
化亜鉛、炭Fltカルシウムなど)を加え、なるべく均
一に混合し、次いで固化させ、適当な大きさに粉砕する
ことによっても行なうことができる。上記の各原料の混
合物を100℃程度で短時間で軟化溶融させ、固化させ
て、粉砕し′(もよい。粉砕粒の大きさは、5〜10メ
ツシユを通過するものが一例である。
このようにして得られた組成物は、加熱により軟化溶融
し組成物の表面張力にて球状とされかつ部分的に発泡硬
化される。この処理は、発泡用の適当な型内の底部に、
非親和性でかつ熱的に安定な流動性の粉末物質の層を形
成し、その層上又は層中に前記の造粒組成物の過当りを
載置又は混合して行われる。この様な状態で、必要に応
し振掃あるいは転勤しつつ、適切な温度に加熱すると組
成物が互に融着せず、それぞれ独立したより真球の発泡
粒を得ることができる。これは樹脂組成物の溶融物の表
面張力が、非親和性でかつ熱的に安定な粉末物質の族1
TII張力よりも大であることにより達せられるものと
推定される。このことは、この発明者らが見出した新規
な知見である。ここで非親和性とは、載置又は混合時及
びその加熱成形時を通じて該組成物と実質的に化学反応
を起さずかつ該組成物と濡れ難い(実質的に濡れない)
物性を有することを意味Jる。より具体的には、載置、
混合又は加熱軟化時の組成物中に実質的に溶解や反応せ
ずかつこの波形態の組成物の有する表面張力より低い表
面張力を有するものが適当である。
また、熱的に安定とは、組成物の成形湿度下で軟化や溶
融等の物理的変化を実質的に生じないことを意味づる。
かような粉末としては、有機、無機を問わず種々の物質
を用いることができるが、通常、無機粉末がOfましく
、その具体例としCは、クレイ、タルク、酸化亜鉛、炭
酸カルシウム、硫酸カルシウム、カーボンブラック、酸
化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化鉛等が挙げら
れる。ただし、これ以外にフッ素系やシリコン系の有機
高分子化合物の粉末も々Tましい一例として挙げられる
。な。
お、特に造粒せず、ノボラック型フェノール樹脂初期綜
合物、発泡剤、硬化剤の混合物(粉末状や不定形状)を
上記の処理に用いてもよい。
上記粉末物質の粒径としては0.005〜2000−が
適当であり、5〜1000a711が好ましい。樹脂組
成物に対する非親和性でかつ熱的に安定な粉末の使用量
は、樹脂組成物の粒子が、溶融時に互いに融着しない色
を最低必要とり゛る。例えば、組成物の重量と等岱以上
が好ましい。この樹脂組成物を部分的に発泡、硬化を起
さず温度と時間は、樹脂組成物中のノボラック型フェノ
ール樹脂初期縮合物の融点(又は軟化点)、発泡剤及び
硬化剤の添加ωとを考慮しで決められるべきeある。別
の観点がらいうと、1次発泡粒は、硬化度1〜99%、
好ましくは10〜50%を有し、発泡剤の残存m1%以
上好ましくは10%以上であるように処理温度と時間を
調整されるべき(″ある。
ここで、1次発泡粒の硬化度は、1次発泡粒を微粉化し
エタノール中に浸漬した迂タノール司溶分の重量パーセ
ン1−である。これらの適切な値の一例は実施例で具体
的に示されるが、これを参照して適宜選択採用される。
この発明の1次発泡粒は、通常球形又はそれに類似の形
状を有し、その直径は1ミリ程度から20ミリ程度のも
のがある。しかし、この大きさは、特に限定されるもの
ではない。
次竪、以上のようにして得られる1次発泡粒は、粒状の
骨材と混合し、型成形に付される。粒状の骨材は、有機
物又は、無機物、又はこれらの混合物であってもよい。
無は物としては、たとえばパーライト、シラスバルーン
、ガラスバルーン、ガラス発泡粒、ガラス綿粒状物、ロ
ックウール粒状物などが挙げられる。
41機物としCは、合成樹脂粒子又はその発泡粒子が含
まれる。基材樹脂としては各種のものが利Jll rぎ
るが、通常1()0℃以上の耐熱性を有り゛る樹脂が好
ましい。その例としてはレゾール型フェノール樹脂発泡
粒、スヂレンー無水マレイン酸共重合樹脂粒などがある
。なお有機物としては、木粉粒、紙粉であってもよい。
粒子の形状は特に限定なく、球状、粉砕された破片状、
不定形の伺れぐあってもよい。粒子の大きさは粒径ll
l1m中の微小粒から40〜50Il1m中の大粒まで
の伺れでもよい。なお、骨材となる有機又は無機物の比
重に合せて、1次発泡粒を選定することにより、比較的
ρ−0,5の高密度の軽量又は発泡の骨材を用いること
ができる。1次発泡粒(すなわちノボラック型フェノー
ル樹脂発泡粒)と骨材との混合比は、カリ一体積比で、
1〜9:9〜1の範囲が適している。この範囲内が目的
と覆るフオーム複合体の所望する性質、例えば密度、比
重、強度等を考詭に変動さすのが望ましい。
1次発泡粒と骨材は、よく混合した後、1用途により得
ようとする形状の成形金型等に充填し、加熱等の通常の
方法により発泡成形される。なお、型材質としては、成
形時の温度(通常90℃以上)及び成形発泡圧力による
融解、破損、変形しないもの、またタイプとして閉鎖タ
イプC型内の空気の排出できるものであることが望まれ
ることはいうまでもない。成形金型への充填量は、カサ
充填率で25%以上、好ましくは10%以上Cある。成
形温石は、通常90℃〜170℃であり、成形時間は温
度に関連して決められるが通常1時間以内である。
かくして、この発明により得られるノボラック型フェノ
ールフオーム複合体は、骨材が均一に混り、かつフェノ
ールフA−ムと骨材が強固に熱融着された複合物であり
、使用した骨材とフェノール樹脂との性質を兼ね備えて
いる。骨材が無機物であれば、耐火、耐熱性の良好な…
i熱熱形形体得られ、有機物であれば、その骨材の有す
る特性を持ったフェノール樹脂発泡体となる。かくして
この発明の複合体は、建材を始めとして、各種の構造構
成材として有用ぐある。
次にこの発明を実施例で説明づるがこれによってこの発
明は限定されるものではない。 “実施例′1 ノボラック型フェノールホルムアルデヒド樹脂粉末10
0重量部に対して、5重量部の発泡剤ジ二1〜ロソペン
タメチレンテトラミン、1ota部の硬化剤へキザメチ
レンテ]・ラミンを加えた粉状−の樹脂混合物を調整し
た。なお、この樹脂混合物は100メツシュ残0.5%
の粉体で、融点は81℃であり、150℃のゲル化時間
は76秒であった。次いで、この樹脂混合物粉末を10
0℃の湯浴上で軟化溶融させた後、冷却し固化仝せ粒径
7〜9メツシユに粉砕し、顆粒状の樹脂混合物を得た。
この顆粒状の樹脂混合物30pを約1oooahの厚さ
2〜31IIIllの焼石膏粉末層りに置き、120℃
の熱風循環式恒温槽10分間発泡硬化させ、発泡粒を得
た。
得られた発泡粒は、黄色で粒表面に表皮を有し、緻密な
気泡構造を有する粒径2.5〜4.5+uの球状のもの
であり、カサ比l O,21であった。因にこの発泡粒
を微粉化して1.0gを2011の1チルアルコール(
試薬特級)中に25℃で20時間浸漬し、濾過してエチ
ルアルコール可溶分を測定した結果、88.3ルmパー
センl−ぐあった。
次いで、この得られた発泡粒を粒径4.5InI11程
度に篩分し、軽量な無機粒状体として平均粒径5.3I
のバーライ1〜(商品名工フヨーライト、フヨーライ]
〜工業株式会社製)とカサ容積で4対1で均一に混合し
、型内にほぼ一杯になるように充填し、益を閉じて16
0℃の熱風循環式恒温槽内に45分間保持した。型を恒
温槽から出し、発泡複合体を型から取りだした。
この得られた発泡複合体は、1次フェノール樹脂球状発
泡粒がさらに発泡し、その空隙がすべてフェノール発泡
層で充填されたちのrパーライトが均一に分散され、゛
1次発泡球間の融着も極めて良好であってパーライトと
の融着も強固なものであり、若干茶色味を帯びた比重0
.19の緻密な気泡構造を有する複合成形体であった。
実施例2 実施例1と全く同様の樹脂配合混合物を同様の処方で7
〜9メツシの樹脂配合混合物顆粒に調整した。
この顆粒状の樹脂混合物を焼石膏粉末を敷ぎつめた型上
に置き、120℃の熱風循環式恒温槽内で10分間発泡
硬化させ発泡粒を得た。
得られた発泡粒は、黄色で表面に表皮を有し、緻密な気
泡構造を有゛する粒径で2.5〜4.511111の球
状のものであり、カサ比重0.21であった。又、この
発泡粒を微粉化し、エチルアルコール中に浸漬して請求
めたエチルアルコール可溶分は、88.3重量パーセン
1−′cあった。
次いで、この得られた発泡粒を粒径4.5mm程度に篩
介し、平均粒径5.3m111のバーライ1−とカリ容
積で3対1で均一に混合し、型内にほぼ一杯になるよう
に充填し、着を1」じて160℃の熱風循環式恒温槽内
に45分間保持した。型を恒温槽から出し、発泡層り体
を型から取りだした。
この得られた発泡複合体は、1次フェノール樹脂球状発
泡粒がさらに発泡し、その空隙のすべてがフェノール発
泡層で充填されたものでバーライ1〜が均一に分散され
、1次発泡球間の融着も極めC良好であって、パーライ
トとの融着も強固なものであり、若干茶色味を帯びた、
比重0.13の緻密な気泡構造を右づる複合成形体Cあ
った。
実施例3 ′ 実施例1と全く同様の樹脂配合混合物を同様の処方で7
〜9メツシユの樹脂配合混合物顆粒に調整した。
この顆粒状の樹脂混合物を焼石膏粉末を敷きつめた型上
に置き、120℃の熱風循環式恒温槽で30分間発泡硬
化させ発泡粒を得た。
得られた発泡粒は、黄色で表面に表皮を有し、緻密な気
泡構造を有する粒径3.5〜6.0Il1mの球状のも
のであり、カサ比重0.076t−あった。又、この発
泡粒を微粉化し、エチルアルコール中に浸漬してめたエ
チルアルコール可溶分は、44.7重fflパーセント
であった。
次いで、この得られた発泡粒を粒径5IIIIn程度に
rJ分し、平均粒径5.3mmのパーライトとカリ容積
で1対′1で均一に混合し、型内にほぼ一杯になるよう
に充填し、益を閉じ(160℃の熱風循環式恒温4n内
に45分1111保持した。型を恒)品4f’から出し
、発泡複合体を型から取りだした。
この得られたブを泡抜合体は、1次フェノール樹脂球状
発泡体がさらに発泡し、その空隙の52%がフェノール
発泡層ぐ充填されたちのぐバーライ1〜が均一に分散さ
れ、1次発泡球間の融着も極めて良好であって、バーラ
イ1−との融着も強固なものであり、若干茶色味を帯び
にカ1ノー比車0.09の緻密な気泡構造を有する複合
成形体であった。
実施例4 実施例1と全く同様の樹脂配合混合物を同様の処方で7
〜9メツシユの樹脂配合混合物顆粒に調整した。
この顆粒状の樹脂混合物を焼石8粉末を敷きつめた型上
に置き、140℃の熱風循環式恒温41’lで10分間
発泡硬化させ発泡粒を得た。
得られた発泡粒は、黄色で表面に表皮を有し、緻密な気
泡構造を有する粒径3.5〜5.2m+++の球状のも
のであり、カリ比重0.070であった。又、この発泡
粒を微粉化し、エチルアルコール中に浸漬してめた1デ
ルアルコール司浴分は、52.0車ωパーセントであっ
た。
次いで、この得られた発泡粒を粒(¥5m+++程度に
篩介し、平均粒径5.3mmのパーライトとカリ容積ぐ
4対1で均一に屁合し、型内にほぼ一杯になるように充
填し、乙を閉じて 160℃の熱風循環式恒温槽内に4
5分間保持した。型を恒温槽から出し、発泡層合体を型
から取りだした。
この得られた発泡体は、1次)」−ノール樹脂球状発泡
粒がさらに発泡し、その空隙の66%がフェノール発泡
層で充ll11されたものでバーライ1−か均一に分散
され、1次発泡球間の融着も極め(良りrであって、バ
ーライ1−との融着も強固なものであり、若干茶色味を
帯びたカサ比重0.076の緻活な気泡4f4造を有り
−る複合成形体であった。
実施例5 実施例1と全く同様の樹脂配合混合物を同様の処方で7
〜9メツシユの樹脂配合混合物顆粒に調整した。
この顆粒状の樹脂混合物を焼石膏粉末を散きつめた型上
に置き、120℃の熱風循環式tti温槽で10分間発
泡硬化さゼ発泡粒を(qた。
得られた発泡粒は、黄色で表面に表皮を有し、緻密な気
泡1liS造を有する粒径2.5〜4.51m1llの
球状のものであり、カサ比重0.21であった。又、こ
の発泡粒を微粉化し、エチルアルコール中に浸漬してめ
たエチルアルコール可溶分は、88.3重問パーセン1
〜であった。
次いで、この得られた発泡粒を粒径4Ill111程度
に篩分し、軽口な無機粒状体として平均粒径3.7mm
の発泡ガラス(商品名セロビーズ、Ω田紡織株式会社製
)とカサ容積e3対7で均一に混合し、型内にはぼ一杯
になるように充填し、器を閉じて160℃のv4FJi
循環式恒8!槽内に45分間保持した。
型を恒温槽から出し、発泡複合体を型から取りだした。
この得られた発泡複合体は、1次フェノール樹脂球状発
泡粒がさらに発泡し、その空隙のすべてがフェノール発
泡層で充填されたちのぐ発泡ガラス粒が均一に分散され
、1次発泡球間の融着も極めて良好であつ−C1発泡ガ
ラス粒との融着も強固なものであり、若干茶色味を帯び
た比重0.203の緻密な気泡構造を有する複合成形体
であった。
実施例6 実施例1と全く同様の樹脂配合混合物を同様の処方で7
〜9メツシユの樹脂配合混合物顆粒に調整した。
この顆粒状の樹脂混合物を焼石金粉末を敷きつめた型上
に置き、120℃の熱風循環式恒温槽で10分間発泡硬
化させ発泡粒を得た。
得られた発泡粒は、黄色で表面に表皮を有し、緻密な気
泡4’ll造を有する粒径2.5〜4.5i+mの球状
のものであり、カサ比重0.21 ′c&)つた。又、
この発泡粒を微粉化し、エチルアルコール中に浸漬して
めたエチルアルコール可溶分は、88.3fZ l1i
lkパーセントであった。
次いで1、この得られた発泡粒を粒径4mm程度に篩介
し、軽量な有機粒状体として平均粒径4IllIIlの
レゾール型71ノール樹脂球状多泡体(カサ比重0.0
5 )とカサ容積で3対7 ′C−均一に混合し、型内
にほぼ一杯になるように充填し、蓋を閑じて160℃の
熱風循環式恒温槽内に45分間保持した。
型を恒温槽から出し、発泡複合体を型がら取りだした。
この得られた発泡複合体は、1次71ノール樹脂球状発
泡体がさらに発泡し、その空隙の1べてがノボラック型
フェノール発泡層で充填されたものでレゾール型フェノ
ール樹脂球状多泡体が均一に分散され、1次発泡球間の
融着も極めて良好であって、レゾール型フェノール樹脂
球状多泡体との融着も強固なものであり、若干茶色味を
帯びた比重0.01の緻密な気泡4ji造を右J°る複
合成形体であった。
実施例7 実施例1と企< JfiJ様の樹脂配合混合物を同様の
処方で7〜9メツシユの樹脂配合混合物顆粒に調整した
この顆粒状の樹脂混合物を焼石膏粉末を敷きつめた型上
に置き、160℃の熱塊循環式恒温槽で30分間発泡硬
化さけ発泡粒を得た。
得られた発泡粒は、黄色で表面に表皮を有し、緻密な気
泡構造を右する粒径5.0〜7.h+mの球状のもので
あり、カサ比重0.044であった。又、この発泡粒を
微粉化し、エチルアルコール中に浸漬してめたエチルア
ル、コールlll1溶分は、1,2重ωバーセン1〜で
あった。
次いで、この得られた発泡粒を粒径5IllIIlfI
i!度に篩分し、平均粒径5.31+1111のパーラ
イトとカサ容積で9対1で均一に況合し、型内にほぼ一
杯になるように充填し、蓋を閉じて160℃の熱風循環
式恒温槽内に45分間保持した。型を恒温槽から出し、
発泡複合体を型から取りだした。
この取りだした発泡複合体は、発泡粒に発泡余力が少な
いが、発泡粒及びバーライ1−が部分的に接着してあり
空隙のある複合成形体が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ノボラック型フ1ノール樹脂初期縮合物と所要量の
    分解型発泡剤及び硬化剤とからなる組成物を部分的に発
    泡、硬化させて2次発泡性を有するノボラック型71ノ
    ール樹脂発泡粒とし、次いで粒状の骨材と混合して成形
    型に付してノボラック型フェノールフオーム複合体を得
    ることを特徴とするノボラック型フェノールフオーム複
    合体の製造法。 2、組成物が部分的に発泡、硬化さUる前に造粒される
    特Rj1請求の範1lIl第1項記載の製造法。 3、粒状の骨相が、無機物及び有(履物の伺れか又は、
    混合物である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 4、無機物がパーライト、シラスバルーン、ガラスバル
    ーン、ガラスlu泡粒、ガラス綿粒状物、ロックウール
    粒状物、シラツジ粒、シラグ粒、粘度多孔粒又はこれら
    の破砕物である特許請求の範囲第3項記載の製造法。 5、有機物が、レゾール型フェノール発泡粒、スヂレン
    ー無水マレイン酸共重合樹脂発泡粒、不飽和ポリエステ
    ル発泡粒、シリコン発泡粒、又はポリプロピレン発泡粒
    である特許請求の範囲第3項記載の製造法。
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WO2010082646A1 (ja) * 2009-01-19 2010-07-22 旭有機材工業株式会社 発泡性レゾール型フェノール樹脂成形材料およびその製造方法ならびにフェノール樹脂発泡体

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