JPS60149479A - 情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、記録媒体としてロール紙や紙テープ等のロー
ル状の記録媒体を用い、このロール状記録媒体に情報を
連続的に記録する情報記録装置の改良に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、この種の装置では、記録途中で記録媒体が無くな
ることを防止するために、例えばロール状記録媒体のロ
ールの厚みを検出することにより記録媒体の残量検出を
行ない、残量が所定値以下になった時点で記録動作を停
止させるようにしている。ところが、一般にロール状記
録媒体のロールの厚みはロールの巻き状態により異なる
ため、検出残量はノぐラツキを有することになる。この
ため、従来では安全を見込んで相当量の残量を残した状
態で残量検出信号を発し、記録動作を停止させるように
している。

したがって、このような従来の装置にあっては、記録媒
体が記録途中の情報の残りをすべて記録可能な量を仮に
残していたとしても、これを記録できずに破棄すること
になるため、記録媒体の無駄が多く経済上好ましくなか
った。

〔発明の目的〕

本発明は、記録中に記録媒体が無くなる不具合を防止し
た上で、記録媒体を無駄なくよシ効率的に使用し得るよ
うにした情報記録装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、ロール状記録媒
体の残量が所定量以下となったことが検出されたとき、
その残量と記憶部に記憶されている情報の量とを比較し
、記録媒体の残量が大と判断した場合に情報の記録を継
続して行なうようにし、かつ情報の量が犬と判断した場
合には、その旨を報知して操作部で指示される記録指令
もしくは記録中止指令に従って記録動作を制御するよう
にしたものである。

〔発明の実施例〕

第１図は、本発明の一実施例における情報記録装置の概
略構成図である。この装置は、例えばロール状記録媒体
として紙テープを用い、この紙テープに入力装置から入
力された漢字等の文字情報をパンチングにより記録する
もので、入力装置１からの文字情報を記憶する記憶部２
と、この記憶部２から読出された文字情報を紙テープ３
に記録する記録部４と、紙テープ３のテープ残量を検出
するマイクロスイッチからなる残量検出器５と、制御部
６と、この制御部６に対し記録指令もしくは記録中止指
令を与えるための操作部７とから構成されている。

さて制御部６は、マイクロプロセッサからなる中央制御
回路（ＣＰＵ　）を有するもので、入力装置１からの文
字情報をコード変換する等して記憶部２に記憶させる制
御動作の他に、記録に係わる次の各種制御動作を行々う
ものである。

なお、第２図はその制御手順を示すフローチャートであ
る。すなわち、 （１）記憶部２に１電文分の文字情報が記憶され、ここ
で操作部７からこの文字情報を記録させる旨の指令を受
け取ると、記憶部２から上記文字情報を記一部４の記録
速度に合わせて読み出して記録部４に供給し、これによ
り上記文字情報を紙テープ３に順次ノ母ンチング記録せ
しめ。

る制御動作。

（ｌｉ）　この文字情報の記録動作に残量検出器５から
の残量検出信号を監視し、残量検出信号が到来したとき
、記録部４の動作を一時停止させ、この状態で紙チーｆ
３の残量と上記記録中の文字情報の残量とを比較する演
算動作。なお、と５− のとき上記紙テープ３の残量は制御部６内にメモリに予
め記憶してあシ、一方文字情報の残量は情報の読出しア
ドレスと情報の全体の長さとからめる。

ＧｉＤ　（ｉｆ）における比較の結果、紙テープ３の残
量の方が大である場合、記録部４に記録動作を再会させ
て残りの文字情報を記録させる制御動作。

４Ｖｌ　（ｉ＋）における比較の結果、紙テープ３の残
量よシも文字情報の残量の方が多かった場合には、操作
部７に設けである表示部７ａにその旨を表示させ、しか
るのち操作部７からの指令を待つ制御動作。

Ｍ　操作部７からの指令が記録を中止させる旨の指令（
記録中止指令）であった場合は、紙テープ３が新しいも
のと交換されるまで待機し、交換終了後、つまシ残量検
出器５からの残量検出信号が断たれたのち、前記記録途
中だった文字情報を最初から読出しし直して前記（１）
と同様にパンチング記録せしめる制御動作。

６− ψ　前記（Ｖｌの状態において、操作部７から記録を継
続させる旨の指令（記録指令）が到来したときには、そ
れに従って記録部４に記録動作を再開させ、これにより
記録途中だった文字情報の記録を継続させる制御動作。

なお、記録動作中には文字情報の残量を絶えず監視して
、無く力っだ時点で記録部４の動作を停止せしめ、一方
前記位）における記録中に仮に紙テープ３が無くなった
場合には、その時点で記録動作を停止させるとともにそ
の旨を表示部７ｃに表示せしめる制御を行なう。

このような構成であるから、情報の記録動作中に紙テー
プ３の残量が所定量以下になると、その残量と記録途中
の文字情報の残量とが比較されて、もし仮に紙チーｆ３
の残量の方が多いと、情報の記録動作が再開されて上記
記録途中の情報はすべて記録される。したがって、従来
では紙テープ３の残量検出がなされたことをもってその
まま紙テープ３を破棄するようにしていたが、本実施例
であれば紙テープをさらに記録に供することができるの
で、紙チー７０３をより効率的に使用することができる
。

一方、情報の残量に比べて紙テープ３の残量が足シない
場合には、操作部７によるオペレータの指示に従って記
録動作の制御がなされる。

すなわち、オペレータの指示が記録中止指令である場合
には、紙チーｆ３の交換を待って最初から文字情報の記
録を行なう。一方オペレータの指示が記録指令である場
合には、紙テープ３の交換を待たずにそのまま残りの情
報の記録を行なわせる。　−；ｉ ここで、紙テープ３の残量は、既に述べた通りロールの
巻き状態によって個々にバラツキを有しているため、残
量検出器５で検出した量（制御部６のメモリ中に予め記
憶しである量）と実際の残量とは異なることが多く、実
際の残量の方が多い場合がある。そしてこの残量は、オ
ペレータが目視判断できる場合がある。

したがって、上記したように仮に紙チーｆ３の残量が情
報の残量に満たないと判定された場合で亀、実際にそれ
以上の紙テープ３が残っていると判断できる場合には、
操作部７で記録指令を指示することによシ、残りの情報
を紙チーｆ３にそのまま記録させることができる。この
ようにすれば、紙テープ３をさらに効率良く無駄なく使
用することができる。

すなわち、本実施例であれば、紙テープ３の残量と情報
の残量とを比較してその結果により残りの情報をそのま
ま継続して記録させるようにするとともに、オペレータ
の判断を付加し得る構成として、たとえテープ残量が足
りないと判定された場合でも場合によっては残りの情報
を継続して記録できるようにしているので、情報の記録
途中で紙テープ３が無くなるといった不具合を防止した
上で、紙テープ３をできるだけ無駄なく効率良く使用す
ることができる。したがって、経済性を高めることがで
きる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。

例えば紙テープ３の残量と記録途中の情報の残量との比
較の結果、紙チーｆ３の残９− 量が少ないと判定された場合には、記憶部に記憶されて
いる他の情報の量を上記紙テープ３の残量と比較して、
もし仮に紙テープ３の残量よりも少ない情報があれば、
この情報を選択して記録させるようにしてもよい。この
ようにすれば、記録途中の情報を記録できない場合でも
、その代わりに紙テープ３の残量に見合った情報を記録
させることができ、この結果紙テープ３をより一層効率
良く使用することができる。また、ロール状記録媒体と
しては紙テープ以外にロール紙等を適用してもよい。そ
の他、制御手順や記録の方式、残量検出器の構成等につ
いても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明は、ロール状記録媒体の残量
が所定量以下となったことが検出されたとき、その残量
と記憶部に記憶されている情報の量とを比較して、記録
媒体の残量が犬と判断した場合に情報の記録を継続して
行ない、１０− かつ情報の量が大と判断した場合には、その旨を報知し
て操作部で指示される記録指令もしくは記録中止指令に
従って記録動作を制御するようにしたものである。

したがって本発明によれば、記録中に記録媒体が無くな
る不具合を防止した上で、記録媒体を無駄なくより効率
的に使用することができる情報記録装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における情報記録装置の概略
構成図、第２図は同装置における制御部の制御手順を示
すフローチャートである。 １・・・入力装置、２・・・記憶部、３・・・紙テープ
、４・・・記録部、５・・・残量検出部、６・・・制御
部、７・・・操作部、７＆・・・表示部。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦１１− 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報を記憶部に記憶したのち読出してロール状記
   録媒体に記録する情報記録装置において、前記ロール状
   記録媒体の残量を監視して所定量以下となったとき検出
   信号を発する残量検出器と、前記記憶部に記憶されてい
   る情報の記録動作を制御する制御部と、この制御部に対
   し記録指令もしくは記録中止指令を与える操作部とを設
   け、前記制御部は、前記残量検出器から検出信号が発せ
   られたとき、その残量と前記記憶部に記憶されている情
   報の量とを比較して記録媒体の残量が犬と判断した場合
   に上記情報を読出して記録媒体に記録させ、かつ情報の
   量が大と判断した場合にその旨を報知して前記操作部に
   よる各指令を受け、以後これらの指令に従って記録動作
   を制御することを特徴とする情報記録装置。
2. （２）制御部は、残量検出器から検出信号が発せられた
   とき、その残量と記録中の情報の残量および記憶部に記
   憶されている他の情報の量とをそれぞれ比較し、これら
   の記録中の情報および他の情報のうち記録媒体の残量よ
   シも少ないものがある場合にはその情報を選択して記録
   媒体に記録させ、記録媒体の残量よりも少ないものかな
   い場合にその旨を報知して操作部からの　４，７指令を
   受けるものであることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項記載の情報記録装置。