JP2577137B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2577137B2
JP2577137B2 JP3036886A JP3688691A JP2577137B2 JP 2577137 B2 JP2577137 B2 JP 2577137B2 JP 3036886 A JP3036886 A JP 3036886A JP 3688691 A JP3688691 A JP 3688691A JP 2577137 B2 JP2577137 B2 JP 2577137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置における入
出力装置のハードウェアの動作履歴情報の収集に関し、
特に、システムの動作中に入出力制御装置の電源の切
断、投入が行なわれた場合の履歴情報の消失を防ぐと共
に、OS側でその統計処理を効率良く行なうことの可能
な方式に係る。
【0002】
【従来の技術】図7は情報処理装置の構成の一部を示す
図であって、50はCPU、51はメモリ(MEM)、
52はチャネル制御装置(CHC)、53−1,53−
2はチャネル装置(CH)、54は磁気ディスク制御装
置(DKC)、55は磁気テープ制御装置(MTC)、
56−1〜56−nは磁気ディスク装置(DKU)、5
7−1〜57−nは磁気テープ装置(MTU)を表わし
ている。
【0003】以下同図に基づいて入出力装置の動作およ
びハードウェア動作履歴情報(以下単にハードログとも
言う)の収集について説明する。CPU50がMEM5
1内から命令を読み出し、順次実行する過程で、入出力
命令を検出すると、これをCHC52に伝える。
【0004】これを受けてCHC52はメモリ51内の
特定領域から対象となる入出力装置のアドレスなどの記
されている情報(DAW)を読み出すと共に、入出力動
作や、データの格納領域等の示されているメモリ上の領
域(CCW)のアドレスなどの記されている情報(CA
W)を読み出す。
【0005】そして、これらから得た入出力動作に必要
な情報をチャネル装置を通じて該当する入出力装置の属
する入出力制御装置に伝える。これを受けて入出力制御
装置は該当する入出力装置との間で指示された動作を行
なう。
【0006】指示された入出力動作が終了(必ずしも正
常に終了するとは限らず異常終了の場合もある)したと
き入出力制御装置は、入出力装置の状態バイト(DS
B)を作成し、チャネル装置を介して当該入出力動作の
結果について報告する(実際にはDSBはチャネル状態
語(CSW)の構成要素として、CPUに対して入出力
動作終了に伴う割り込みが成されるときに、メモリの特
定領域に格納される。)。
【0007】このような入出力動作の過程において、入
出力制御装置は上位装置から指示されたコマンド(例え
ばリードやライト等)をデコードして、より具体的な動
作信号を作成してこれにより入出力装置を制御してい
る。
【0008】例えば、磁気ディスク装置の場合のリード
/ライトでは、先ずヘッドをシークして指定されたトラ
ックを探し出し、該トラックのセクタの所望のデータに
アクセスすると言う動作が行なわれるが、このとき、必
ずしも1回の動作で成功するとは限らない。
【0009】若しそれが不成功であった場合には、成功
するまでリトライする(リトライ回数の上限は予め定め
ておいて、これを越えたときは障害扱いとする)。
【0010】このような入出力動作においては、リトラ
イに成功した場合であっても、そのリトライ回数等の情
報がハードウェア動作の履歴情報として入出力制御装置
内の制御メモリ(CS)に入出力装置ごとに記録され
る。
【0011】そして、この情報は予め定めた一定値(し
きい値)を超えるとCPUに報告され、CPUがこれを
ハードウェア履歴情報として収集し、いずれかの入出力
装置の媒体(以下ロギング・ファイルとも言う)に記録
し保存する。
【0012】このようにして蓄積されたハードウェア履
歴情報を編集し出力することによって、ハードウェアの
動作が安定しているか否かが分かるから、ハードウェア
保守者は、これを参考にして、装置の保全作業の計画を
立てることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】通常入出力制御装置の
CSは揮発性メモリを使用しているので入出力装置が何
らかの理由で電源断を生じたとき、それまでCSに蓄え
られていたハードウェア履歴情報は消滅してしまう。
【0014】一方、システムの閉塞に際して、電源をオ
フする場合には、電源オフに先立つシステム閉塞に係る
動作シーケンスの中で、入出力制御装置のCSに蓄えら
れているハードウェアの履歴情報をCPUが収集して、
ハードウェアの履歴情報を格納すべき媒体に記録する。
【0015】この場合は、予め定めたしきい値に満たな
いまま、情報が収集されることになるが、これを、予め
定めた一定の大きさの領域(レコード)に格納するた
め、ロギングファイルのレコード数が増加すると共に、
レコード領域の使用効率が低下する。
【0016】また、しきい値に達しないで収集された履
歴情報は、その集計分析に際して、これを実際にしきい
値に達して収集されたデータと等価なものとするための
操作が必要となるから、処理が複雑となる。
【0017】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、入出力制御装置の電源断やシステムの閉塞処理等が
あっても、これに影響されることなく、常に一定の条件
で履歴情報を蓄積することの可能な手段を提供すること
を目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成さ
れる。すなわち、本発明は、入出力制御装置が入出力動
作に係る履歴情報を自己の擁する制御メモリに格納し、
その量が予め定めたしきい値に達したとき、これを上位
装置に通知し、上位装置は、入出力制御装置の制御メモ
リに格納されている履歴情報を回収してハードウェア履
歴情報として蓄積する如く構成されたデータ処理装置に
おいて、データ処理装置をシステム閉塞するとき、入出
力制御装置の制御メモリに格納されている履歴情報を回
収して記憶する手段と、データ処理装置の立上げに際
し、その直前のシステム閉塞時回収し記憶しておいた履
歴情報を該当する各入出力装置の制御メモリへ格納する
手段とを設けるか、または、入出力制御装置の電源をオ
フしたとき、該入出力制御装置の制御メモリに格納され
ている履歴情報を回収して記憶する手段と、入出力制御
装置の電源をオンしたとき、その直前に該入出力制御装
置の電源をオフしたとき回収し記憶しておいた履歴情報
を該入出力装置の制御メモリへ格納する手段とを設ける
ことにより構成されるものである。
【0019】入出力制御装置が制御メモリに格納してい
た履歴情報の回収は、上位装置によるものの他、請求項
3に示すように当該入出力制御装置自身が自己の擁する
入出力装置の特定領域(例えば、磁気ディスク装置であ
ればCEシリンダ)に書き込むことによって行なう方法
とすることもできる。
【0020】
【作用】請求項1の発明においては、システム閉塞時に
各入出力制御装置の制御メモリに格納されている入出力
動作に係る履歴情報(この時点ではしきい値に達してい
ない)をそれぞれ回収し(通常は上位装置から例えば修
飾付のセンスコマンドを発行して該当する情報を転送さ
せて主記憶に格納する)、外部記憶装置に記録する。
【0021】そして、次のシステム立上げ時に上記外部
記憶装置に記録しておいた情報を再び該当する入出力制
御装置の制御メモリに転送して書き込む。これによって
入出力制御装置の制御メモリには直前のシステム閉塞時
迄に蓄積されていた履歴情報が再現される。
【0022】そして、履歴情報が予め定めたしきい値に
達したとき、上位装置に通知し、履歴情報を転送する。
上位装置はこれを所定のロギングファイルに格納する。
【0023】このような動作を繰り返すことにより、ロ
ギングファイルには常にしきい値を越えた履歴情報のみ
が貯えられる。
【0024】請求項2の発明は、上記動作をシステム閉
塞時ではなく、入出力制御装置の電源をオフしたとき、
行わしめるようにしたものである。
【0025】また、請求項3の発明は、システム閉塞時
あるいは入出力制御装置の電源をオフした場合の入出力
制御装置の制御メモリ内の履歴情報を上位装置の制御に
よることなく該入出力制御装置の擁する入出力装置の特
定領域(例えば媒体が磁気ディスクであれば、CEシリ
ンダ等)に退避せしめ、動作再開時にこれを当該入出力
制御装置の制御メモリに戻す如く作用する。
【0026】
【実施例】図1は本発明の一実施例の系の構成を示す図
であって、1はCPU、2はメモリ、3はチャネル制御
装置、4−1〜4−3はチャネル装置(CH)、5は磁
気ディスク制御装置(DKC)、6は磁気テープ制御装
置(MTC)、7−1〜7−nは磁気ディスク装置(D
KU)、8−1〜8−nは磁気テープ装置(MTU)、
9は印刷装置、10はコンソール、11は履歴情報一時
格納エリア、12はロギングファイルを表わしている。
【0027】同図において、システムが稼働している間
は、磁気ディスク制御装置5の制御メモリ5aあるいは
磁気テープ制御装置6の制御メモリ6aには、それぞれ
の配下の磁気ディスク装置あるいは磁気テープ装置の入
出力動作に係る履歴情報が、蓄積される。
【0028】入出力動作に係る履歴情報としては、例え
ばデータチェック、コマンドオーバラン、シークチェッ
クなどのエラー情報があるが、これらは、各装置ごとの
ものが、上記エラー情報ごとに蓄積される。
【0029】そして、これらは各エラーごとに定められ
ているしきい値に達すると、CPUによって回収されロ
ギングファイル12に格納される。
【0030】システムを閉塞するとき、「システムダウ
ン」コマンドを投入すると磁気ディスク制御装置5およ
び磁気テープ制御装置6の制御メモリに蓄積されている
履歴情報はCPU1によって回収され、磁気ディスク装
置7−1の履歴情報一時格納エリア11に書き込まれ
る。
【0031】そして、次にシステムを立上げたとき、C
PU1は該履歴情報一時格納エリア11から履歴情報を
読み出し、磁気ディスク制御装置5の制御メモリ5aお
よび磁気テープ制御装置6の制御メモリ6aに書き込
む。これによって制御メモリ5a,6a内の履歴情報は
前回のシステム閉塞前の状態に復元され、その上に以降
の履歴情報の蓄積が行なわれる。
【0032】以下、上記動作について流れ図を用いて更
に詳細に説明する。図2はシステム閉塞時の動作を示す
流れ図である。図中のS1〜S15はそれぞれ動作ステ
ップを表わしており、以下の説明中で対応する部分に記
載している。
【0033】それまで運用していたデータ処理システム
を閉塞するときはコンソールより「システムダウン」コ
マンドを投入することにより、システムの閉塞処理が開
始される。(S1)そして、主としてメモリ内の必要な
情報を磁気ディスク装置あるいは磁気テープ装置などに
退避する。(S2)
【0034】次に磁気ディスク制御装置、次いで磁気テ
ープ制御装置(以下これらの制御装置を単に入出力制御
装置とも言う)にセンスコマンドを発行する(S3)。
このセンスコマンドはCPUからの入出力命令に対応す
るCCWで与えられるものであり、通常のセンスコマン
ドとはコマンドコード中の修飾ビットにより履歴情報の
回収である旨の意味付けが成されている。この場合の入
出力制御装置側の動作については後述する。
【0035】CPUは入出力装置側より送られて来た履
歴情報を受信する(S4)。これは、実際の動作ではチ
ャネル装置が当該情報をメモリ上の所定の領域に格納
し、CPUに割り込みをかけることによって通知すると
言う手続きを踏んで行なわれる。
【0036】CPUはこの情報をメモリから読み出し外
部記憶の所定の領域(図1の履歴情報一時格納エリア1
1)に書き込む(S5)。各入出制御装置についての上
記動作が終了(S6)し、更にシステム閉塞に際する必
要な動作が終了するとシステム電源の電源オフシーケン
ス動作を開始して順次各装置の電源をオフして全装置の
電源がオフされるとシステム閉塞を終了する。
【0037】システム閉塞に際して各装置の電源をオフ
しないように運用されるシステムでは上記(S7)以降
の動作は行なわれない。
【0038】一方、入出力制御装置側では、上位装置か
らのセンスコマンドを受信(S9)するとその修飾ビッ
トを見てそれが履歴情報の回収のためのものであるか否
かを調べる(S10)。若し、それが通常のセンスコマ
ンドである場合には、センスバイトを編成して転送する
(S11)。一方、それが履歴情報の回収のためのもの
である場合には制御メモリ上の履歴情報を転送する(S
12)。
【0039】システム閉塞後各装置電源をオフするよう
に運用されるシステムであればS13〜S15に示す制
御により装置電源がオフされる。図3はシステム立上げ
時の動作を示す流れ図である。
【0040】システムの立上げに際して、各装置電源が
オフとなっている場合には、先ず、システム電源の投入
を行なう(S16)。そして各装置の電源が投入された
ら(S17)、システムの立上げ処理に入る(S1
8)。このシステムの立上げ過程で先の外部記憶に格納
しておいた履歴情報を読み出して、メモリに保持してお
いて(S19)、入出力制御装置にライトコマンド(C
PUからの入出力命令による)を発行する。
【0041】このライトコマンドは、修飾ビットによっ
て、それが入出力制御装置の制御メモリに転送されたデ
ータをライトするべきものであることが識別できるよう
にしてある。
【0042】そして、先にS19でメモリに保持してお
いたデータを該当する入出力制御装置に転送する。転送
したデータが正常に入出力制御装置の制御メモリの該当
領域に書き込まれたとの報告を受ける(S21)と、更
に他の入出力制御装置に対して同様の処理を行ない、総
ての入出力制御装置の制御メモリへの履歴情報の格納が
終了(S22)し、その他のシステムオープンに係る準
備が完了(S23)した後システムをオープンする(S
24)。
【0043】CPU側のこれらの一連の動作に対し入出
力制御装置側では、CPU側から、電源オンを指示する
信号を受取ると、装置電源の投入シーケンスを開始(S
25)し、電源各部への供給が確定してから、制御メモ
リの履歴情報域をクリア(S26)し、CPU側から送
られて来たデータ(システム閉塞時に吸い上げられた履
歴情報)を該当領域に格納する(S27)。
【0044】そして、上記データの書込みが終了する
(S28)すると、その旨をCPU側に報告し、自装置
を“レディ状態”とする。図4は入出力制御装置の電源
をオフしたときの制御の例を示す流れ図であって、請求
項2の発明に対応するものである。
【0045】同図において、入出力制御装置の電源スイ
ッチをオフする(S30)と、該入出力制御装置は、電
源オフ動作の開始に先立って、CPU側に接続要求(接
続要求はCPUに対する割り込みとして扱われる)を行
なう(S31)。そして、CPU側からリードコマンド
(修飾ビット付)が発行されると、これに従って、制御
メモリ内の履歴情報をCPU側に転送する(S33)。
【0046】該当データの転送が正常に終了すると(S
34)、自装置電源オフの動作を開始する(S35)。
このような入出力制御装置の動作に対し、CPU側で
は、入出力制御装置からの接続要求(S31)に対し、
該接続要求が受け入れられる状態であれば、これを許可
(S36)すると共にその要求内容の分析結果に基づい
て前述の修飾ビット付のリードコマンドを発行して(S
37)、入出力制御装置の制御メモリ内の履歴情報を受
信(S38)し、これを一旦メモリ内に書き込んだ後、
所定の外部記憶に格納(S39)する。
【0047】図5は図4で説明した状態から次に入出力
制御装置の電源をオンしたときの制御を示す流れ図であ
る。同図において、入出力制御装置の電源スイッチをオ
ンすると(S40)、電源投入シーケンスが開始(S4
1)され、該シーケンスが終了して電源が確定(S4
2)すると、入出力制御装置は直ちにCPUに対して接
続要求(S43)を行ない、その中で(割込要因とし
て)制御メモリへ格納すべき履歴情報の転送を求める。
【0048】そして、当該データを受信(S44)する
と該データを自己の制御メモリの該当する領域に格納す
る(S45)。そして、その他の動作準備が完了すると
自らをレディ状態にする(S46)。
【0049】これに対し、CPU側では、入出力制御装
置から接続要求があったとき、これを受け入れられる状
態にあれば、これを受け付け接続を許可する(S4
7)。
【0050】そしてその内容(割り込み要因)からそれ
が入出力装置の履歴情報の転送を求めるものであること
を知り、特定の外部記憶に格納しておいた、当該データ
を読み出してメモリに書き込む(S48)と共に修飾ビ
ット付のライトコマンドを発行(S49)してデータを
転送(S50)する。
【0051】図6は入出力制御装置が上位装置を介する
ことなく履歴情報を退避する制御について示す流れ図で
あって、請求項3の発明に対応するものである。
【0052】同図において、システム閉塞、あるいは、
入出力制御装置の電源スイッチがオフされたことによっ
て制御メモリ内の履歴情報を退避する必要を生じたとき
(S51)、予め定めておいた、配下の入出力装置に通
知し(S52)、制御メモリ内の履歴情報を読み出して
転送し(S53)、入出力装置の特定領域に格納する。
【0053】この図では、入出力装置を英字符A、上記
特定領域を英字符Bによって表わしているが、これは例
えば、入出力装置Aが磁気ディスク装置であるとき、特
定領域Bとして、CEシリンダを用いることにすれば、
ファイルの記憶容量に影響を与えることなく実現するこ
とが出来る。
【0054】このような、制御において、システム立上
げ、または、入出力制御装置の電源投入により、該入出
力制御装置の制御メモリ内に履歴情報の復元を必要とす
る場合には、上記図6に示した制御とは逆に入出力装置
の特定エリアから退避データを読み出して制御メモリの
該当領域に格納すれば良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報処理システムの閉塞や、入出力制御装置の電源を断
にした場合であっても、これに影響されることなく、常
に一定の条件で入出力装置のハードウェア履歴情報を蓄
積し得るので、ロギングファイルのレコード数の増加を
生ずることがないから、レコード領域を効率的に使用す
ることができる。また、そのデータの集計分析に際し
て、それらを実際のデータと等価なものとするための操
作等を行なう必要がないから処理が容易であると言う利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系の構成を示す図である。
【図2】実施例のシステム閉塞時の動作を示す流れ図で
ある。
【図3】実施例のシステム立上げ時の動作を示す流れ図
である。
【図4】入出力制御装置の電源をオフしたときの制御の
例を示す流れ図である。
【図5】入出力制御装置の電源をオンしたときの制御の
例を示す流れ図である。
【図6】入出力制御装置が上位装置を介することなく履
歴情報を退避する制御について示す流れ図である。
【図7】情報処理装置の構成の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 チャネル制御装置 4−1〜4−3 チャネル装置 5 磁気ディスク制御装置 6 磁気テープ制御装置 7−1〜7−n 磁気ディスク装置 8−1〜8−n 磁気テープ装置 9 印刷装置 10 コンソール 11 履歴情報一時格納エリア 12 ロギングファイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力制御装置が入出力動作に係る履歴
    情報を自己の擁する制御メモリに格納し、その量が予め
    定めたしきい値に達したとき、これを上位装置に通知
    し、上位装置は、入出力制御装置の制御メモリに格納さ
    れている履歴情報を回収してハードウェア履歴情報とし
    て蓄積する如く構成されたデータ処理装置において、デ
    ータ処理装置をシステム閉塞するとき、入出力制御装置
    の制御メモリに格納されている履歴情報を回収して記憶
    する手段と、データ処理装置の立上げに際し、その直前
    のシステム閉塞時回収し記憶しておいた履歴情報を該当
    する各入出力装置の制御メモリへ格納する手段とを設け
    たことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 入出力制御装置が入出力動作に係る履歴
    情報を自己の擁する制御メモリに格納し、その量が予め
    定めたしきい値に達したとき、これを上位装置に通知
    し、上位装置は入出力制御装置の制御メモリに格納され
    ている履歴情報を回収してハードウェア履歴情報として
    蓄積する如く構成されたデータ処理装置において、入出
    力制御装置の電源をオフしたとき、該入出力制御装置の
    制御メモリに格納されている履歴情報を回収して記憶す
    る手段と、入出力制御装置の電源をオンしたとき、その
    直前に該入出力制御装置の電源をオフしたとき回収し記
    憶しておいた履歴情報を該入出力装置の制御メモリへ格
    納する手段とを設けたことを特徴とするデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 入出力制御装置の制御メモリに格納され
    ている入出力動作に係る履歴情報を退避する必要を生じ
    たとき、上位装置に依存することなく該履歴情報を当該
    入出力制御装置の擁する入出力装置の特定領域に格納す
    る手段を設けた請求項1あるいは請求項2記載のデータ
    処理装置。
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