JP2003122644A - 計算機及びその記憶装置 - Google Patents

計算機及びその記憶装置

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JP2003122644A
JP2003122644A JP2001313382A JP2001313382A JP2003122644A JP 2003122644 A JP2003122644 A JP 2003122644A JP 2001313382 A JP2001313382 A JP 2001313382A JP 2001313382 A JP2001313382 A JP 2001313382A JP 2003122644 A JP2003122644 A JP 2003122644A
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dram
flash memory
memory
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host
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フラッシュメモリを用いたシリコン
ディスクにおける、フラッシュメモリの長寿命化と、ラ
イト速度の向上を目的とする。 【解決手段】フラッシュメモリ2とDRAM3,これら
メモリをコントロールするメモリコントローラ4,ホス
ト処理装置7と接続するホストバス11とのアクセスを
受け持つホストバスコントローラ5、これらを制御する
制御用マイコン6から構成され、メモリコントローラ4
によりシステム起動時はフラッシュメモリ2の内容をD
RAM3にコピーし、ホスト処理装置7からアクセスは
すべてDRAM3で行い、定期的にDRAM3内容をフ
ラッシュメモリ2に書き戻す制御を行うシリコンディス
ク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き換え可能な不
揮発性記憶媒体を用いた計算機及びその記憶装置に係
り、書き換え回数に1,000,000 回程度の限界があるフラ
ッシュメモリを適用した計算機及びその記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、PC(パーソナルコンピュータの
略)を代表とする情報機器分野では、HDD(ハードデ
ィスクドライブの略)に替わる補助記憶装置として、半
導体メモリを用いたシリコンディスクが脚光を浴びてい
る。従来は、DRAM(DynamicRandum Access Memoryの
略)、SRAM(Static Randum Access Memoryの略)が中
心となっていたが、両メモリとも揮発性メモリであり、
バッテリーバックアップが必要であったことなどから、
一般には普及しなかった。そして、近年、電気的に書き
換えが可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ
は、バッテリーバックアップが不要であること、集積度
の向上により大容量化が可能となったこと、HDDと比
較し、耐震性において著しく優れていることなどから、
将来、HDDに代わる補助記憶装置として大いに期待さ
れている。
【0003】フラッシュメモリは、データのリードはバ
イト/ワード単位でのアクセスが可能であるが、ライト
に関しては、アクセスサイズに一定の制限が存在する
上、メモリセルの特性が劣化する為、書き換え回数に制
限がある。このため、ライト動作時にフラッシュメモリ
のセルに対するストレスを緩和する工夫をして、フラッ
シュメモリの寿命を延ばす試みが行われてきた。
【0004】このような従来の技術には、特開2000
−181784号公報に記載のように、頻繁に書き換え
られる特定サイズのデータのライト動作に関しては別メ
モリを割り当て、フラッシュメモリの寿命が短くなるの
を防止しているものがある。又、特開平5−15091
3号公報,特開平5−204561号公報に記載のよう
に、ファイルデータを記憶するデータメモリの他に、エ
ラーとなった領域を代替するエラー用のメモリを追加す
ることで、フラッシュメモリのライトエラーに関するリ
カバリー処置を行っているものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によ
り、フラッシュメモリの寿命を延長することは可能とな
ったが、一般的にフラッシュメモリは書き換え回数が1,
000,000 回程度で寿命となり、書き換え回数をカウント
していつ寿命となるかを判定することは出来ないままで
ある。従って、フラッシュメモリを用いたシリコンディ
スクの寿命をある程度延ばすことは可能であるが、寿命
を定量的に推定できないという問題がある。
【0006】又、フラッシュメモリはその特性上、一度
ライトされた領域に再度ライトを行う場合は、消去動作
を必要とし、また、消去動作はある程度まとまったサイ
ズ(ブロック単位)でしか、実行できない為、データを
ライトする場合、消去領域の待避・消去・ライトの順
で、すべてをブロック単位で実行する必要がある。この
ため、フラッシュメモリでは、一例として、1ブロック
消去に最長10ミリ秒程度の時間がかかる。
【0007】このように、フラッシュメモリのライト動
作は、HDDのライト動作と比較して桁違いに遅いた
め、通常のシステムでは、シリコンディスクに対するラ
イト動作は保守情報以外実行しないなど、極力控えるよ
うにし、主記憶(メインメモリともいう)上にシリコン
ディスク内の記憶内容をすべて展開して、主記憶上です
べての動作を行うようにしている。
【0008】本発明の第1の目的は、シリコンディスク
としてのライト動作を速くでき、HDD代替えの記憶装
置として利用することができる計算機及びその記憶装置
を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、製品で保証してい
る可動時間においてもフラッシュメモリの寿命を保証で
きる計算機及びその記憶装置を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、システム異常が生
じてもフラッシュメモリに書き戻し動作を完了すること
ができ、ファイルの消失によるダメージを低下させるこ
とができる計算機及びその記憶装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の計算機は、BIOSとCPUがバス
を介して接続されたホスト処理装置と、ホスト処理装置
とホストバスを介して接続された記憶装置がフラッシュ
メモリと、DRAMと、フラッシュメモリ及びDRAM
に接続されフラッシュメモリからDRAMへのコピーを
制御するメモリコントローラと、メモリコントローラ及
びホストバスと接続されたホストバスコントローラを備
えたことを特徴とする。
【0012】又、記憶装置は、フラッシュメモリと、D
RAMと、フラッシュメモリ及びDRAMに接続されフ
ラッシュメモリからDRAMへのコピーを制御するメモ
リコントローラと、BIOSを具備したホスト処理計算
機に接続されるホストバス及びメモリコントローラと接
続されたホストバスコントローラを備えたことを特徴と
する。
【0013】上記第2の目的を達成するために、本発明
の計算機は、前記メモリコントローラがDRAMからフ
ラッシュメモリへの書き戻しを制御するものであって、
BIOSのメニュー画面により書き戻しの間隔を設定するも
のである。
【0014】又、記憶装置は、前記メモリコントローラ
がDRAMからフラッシュメモリへの書き戻しをBIO
Sのメニュー画面により設定された間隔で制御するもの
である。
【0015】上記第3の目的を達成するために、本発明
の計算機は、前記記憶装置がホストバスコントローラ内
の制御用レジスタと、ホストバスコントローラ及びメモ
リコントローラに接続された制御用マイコンを備え、ホ
スト処理装置がOS監視プログラムを動作させて制御用
レジスタに定期的にアクセスするものであって、制御用
マイコンが前記制御用レジスタを参照することによりO
S監視プログラムが停止したことを検出した場合は、メ
モリコントローラがDRAMからフラッシュメモリへの
書き戻しを制御するものである。
【0016】又、記憶装置は、前記ホストバスコントロ
ーラが記憶装置の動作状態を示す制御用レジスタを具備
したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図1
から図3により説明する。図1は本実施例における計算
機及びその記憶装置の構成図である。
【0018】図1に示すように、記憶装置であるシリコ
ンディスク1は、ホスト処理装置7とホストバス11を
介して接続されている。シリコンディスク1には、ファ
イルデータを保存するフラッシュメモリ2,フラッシュ
メモリ2の内容をコピーするためのDRAM3,フラッ
シュメモリ2およびDRAM3にそれぞれ接続されフラ
ッシュメモリ2およびDRAM3をコントロールするた
めのメモリコントローラ4,メモリコントローラ4と接
続されホストバス11をコントロールするためのホスト
バスコントローラ5,メモリコントローラ4とホストバ
スコントローラ5を制御するための制御用マイコン6で
構成されている。ホストバスコントローラ5には、制御
用レジスタ10が内蔵されており、この制御用レジスタ
10には、フラッシュメモリ2からDRAM3へのコピ
ー動作状態,DRAM3からフラッシュメモリ2への書
き戻し状態,OS監視用のレジスタなどが割り当てら
れ、シリコンディスク1をコントロールする。ここで、
DRAM3の記憶容量は、フラッシュメモリ2の記憶容
量以上に設定されている。
【0019】ホスト処理装置7は、演算処理を行うCP
U8と、ホスト処理装置の起動時に各種ハードウェアの
初期化を行うBIOS9(Basic Input/Output Systemの
略)と、CPU8,BIOS9及びホストバス11を接
続するバス12で構成される。又、コピーや書き戻し状
態を監視し、OSの起動を制御するプログラムであるB
IOS9により、ホストバス11を介して接続されたシ
リコンディスク1のDRAM3からフラシュメモリ2の
コピー終了までOSを起動させないように制御してい
る。
【0020】このように構成された計算機及びその記憶
装置の動作について、図2に示す流れ図により説明す
る。図2の流れ図では、横軸に時間軸をとり、その時間
軸に沿ってホスト処理装置7とシリコンディスク1の動
作の変化を示している。
【0021】電源が切られている状態のシステム停止時
には、ファイルデータは不揮発性のメモリであるフラッ
シュメモリ2に保存し、揮発性のメモリであるDRAM
3の記録状態は不定状態となっている。パワーオンでシ
ステム起動され電源が入ると、DRAM3等の初期化2
2が行われ、シリコンディスク1は使用可能状態とな
る。一方、ホスト処理装置7ではBIOSプログラムが
起動し、ホスト処理装置7の初期化21が始まる。シリ
コンディスク1ではDRAM3等の初期化22が終了す
ると、フラッシュメモリ2に格納されたファイルデータ
をメモリコントローラ4により、DRAM3にファイル
データをコピー23が行われる。このファイルデータの
コピーが終了するまではDRAM3の記録内容が確定し
ないため、シリコンディスク1に対するアクセスは受け
付けられない。このため、本実施例では、OS起動前に
DRAM3にファイルデータのコピー23が終了してい
るように、DRAM3にファイルデータのコピーとOS
起動の調整をBIOS9により行うようにしている。
【0022】ホストバスコントローラ5内の制御用レジ
スタ10には、DRAM3のファイルデータのコピー状
態を表すレジスタが割り当てられており、DRAM3に
ファイルデータのコピー23がコピー終了した場合は、
コピー状態レジスタがコピー終了を示す状態となる。B
IOS9はホスト処理装置7の初期化21が終了する
と、コピー状態レジスタのチェック24を制御用レジス
タ10をポーリングしてコピー状態を表すレジスタをリ
ードすることにより、DRAM3にファイルデータのコ
ピー23が終了したかを確認する。
【0023】この結果、もしDRAM3にファイルデー
タのコピー23の方がBIOSの初期化処理よりも早く
終了した場合は、シリコンディスク1がアクセス可能状
態となっているため、OS起動に移る。又、DRAM3
にファイルデータのコピー23が終了していない場合
は、DRAM3にファイルデータのコピー23が終了す
るまではOS起動を停止させる。DRAM3にファイル
データのコピー23が終了したことをBIOS9が確認
すると、OSが起動され、ホスト処理装置7は稼動状態
25となる。
【0024】ホスト処理装置7の稼働中でのホスト処理
装置7からシリコンディスク1へのアクセス要求に対
し、ファイルデータのやり取りはメモリコントローラ4
の制御により、すべてDRAM3との間で行い、フラッ
シュメモリ2にはホスト処理装置7から直接アクセスが
行われないように制御される。このように、ホスト処理
装置7の稼働中は、DRAM3との間でデータのやり取
りをするので、ライト動作の時間が短縮でき、シリコン
ディスク1としての動作を速くできる。
【0025】又、ホスト処理装置7の稼働中に偶発的な
故障により電源が切れてしまった場合などは、DRAM
3は揮発性メモリであるので、DRAM3の記録内容が
すべて消えることになる。DRAM3に記憶された新し
いファイルの消失によるダメージを極力低下させるた
め、DRAM3の記録内容を設定された間隔26,28
で、フラッシュメモリ2にファイルデータの書き戻し2
7,29の動作を行うようにしている。すなわち、制御
用レジスタ10には間隔26,28を記憶するレジスタ
が設けられており、システム起動時にBIOS9がこの
レジスタを設定することで、書き戻し時間の間隔26,
28が設定される。この間隔26,28は、BIOS9
のメニュー画面等で調節することで任意の時間間隔に設
定することができるようになっている。このように、B
IOS9のメニュー画面等で間隔26,28を調節する
ことにより、フラッシュメモリ2に対するライト頻度を
調整することが可能となり、シリコンディスク1の寿命
をシステム要求に合わせて調節することが可能となる。
【0026】OSをシャットダウンする場合、シャット
ダウン終了後は電源が切られてしまう為、揮発性である
DRAM3の内容を不揮発性であるフラッシュメモリ2
に書き戻す必要がある。通常のOSシャットダウン処理
では、シャットダウン処理が終了すると自動で電源が切
れるか電源を切ってもよい旨のメッセージが表示され
る。本実施例において、DRAM3の内容をフラッシュ
メモリ2に書き戻す作業が終了する前に電源が切られて
しまうとDRAM3の内容が消失し、フラッシュメモリ
2には書き戻される前の古いファイルデータが残ること
となってしまう。そこで、OSシャットダウン時は、O
S監視プログラムがOSシャットダウンを検出し、DR
AM3の内容をフラッシュメモリに書き戻す指示を与
え、書き戻しが終了するまでは、OSシャットダウン処
理を終了させないようにする。以上により、電源が切ら
れる前に、DRAM3の内容をフラッシュメモリ2に待
避することができ、OSシャットダウン時、DRAM3
に格納された最新のファイルデータをフラッシュメモリ
2へ確実に書き戻すことが可能となる。
【0027】本実施例によれば、フラッシュメモリのラ
イト動作が遅いことを解消するため、フラッシュメモリ
の記録内容をDRAMにコピーし、シリコンディスクへ
のアクセス、応答はDRAMとの間で行うことにより、
フラッシュメモリのライト動作の遅さを解決することが
できる。
【0028】また、DRAMの記録内容を設定された間
隔でシリコンディスク内のフラッシュメモリに書き戻す
ことにより、ファイルデータを保護することができる。
又、書き戻す間隔は調整できるので、フラッシュメモリ
の寿命を保証するように調整することができる。例え
ば、書き戻し間隔を2時間と設定した場合、10年間稼
動し続けたとしても、ライト回数は43,800回であり、フ
ラッシュメモリの一般的な書き換え回数制限である1,00
0,000 回を充分に下回るものとなり、シリコンディスク
の10年間の寿命を保証できる。
【0029】又、シリコンディスクを利用することで、
耐震性に優れた、高速・高信頼・長寿命のシステムを構
築することが可能となる。
【0030】次に、システム異常時の計算機及びその記
憶装置の動作について、図3に示す流れ図により説明す
る。図3の流れ図では、横軸に時間軸をとり、その時間
軸に沿ってホスト処理装置7とシリコンディスク1の動
作の変化を示している。
【0031】本実施例では、システム異常を検出するた
め、OS監視プログラムを動作させている。このOS監
視プログラムは、例えば1秒毎の定期的に、シリコンデ
ィスク1の制御用レジスタ10にアクセスを行う。制御
用レジスタ10がアクセスされると制御用レジスタ10
のレジスタの状態はアクセスしたこと示す状態となり、
設定された時間後クリアされるか、アクセスした時刻情
報等を保持することによりOS監視プログラムが停止し
たことを制御用レジスタ10のレジスタを参照すること
により判別できるようになっている。
【0032】システム異常などによりOSがクラッシュ
(停止)した場合は、OS監視プログラムも停止するの
で、制御用レジスタ10へのアクセスも停止する。シリ
コンディスク1の制御用マイコン6は、ホストバスコン
トローラ5内の制御用レジスタ10の監視を行ってお
り、レジスタを参照することによりOS監視プログラム
が停止したことを検出した場合は、OS異常と判断して
メモリコントローラ4を制御してDRAM3の記録内容
の保護動作を行う。
【0033】図3に示すように、システム正常41では
OS監視プログラムも正常に動作し、シリコンディスク
1も正常状態42で動作している。ここで、何らかの要
因によりOS停止43に至ったとする。これによりOS
監視プログラム停止45が生じ、制御用レジスタ10へ
の定期的なアクセスも停止する。制御用マイコン6は、
レジスタを参照することによりOS監視プログラムが停
止したことを検出し、メモリコントローラ4を制御して
DRAM3の記録内容の待避動作に移る。この待避動作
では、DRAM3とフラッシュメモリ2の記録内容をリ
ードして内容を比較し、異なるファイルデータが格納さ
れているブロックのみをフラッシュメモリ2書き戻し動
作46により、ファイルデータを不揮発性メモリである
フラッシュメモリ2に移してデータの保護を行う。
【0034】フラッシュメモリ2書き戻し動作46中
に、OS暴走によりリセット47がなされたり、オペレ
ータがシステムを復旧させるためリセット47を行った
場合は、制御用レジスタ10のレジスタがDRAM3か
らフラッシュメモリ2への書き戻しを示す状態となって
おり、ホスト処理装置7からシリコンディスク1へのリ
セット47を受付けず、メモリコントローラ4により制
御されてフラッシュメモリ2書き戻し動作46を継続す
る。
【0035】ホスト処理装置7では、このリセット47
により、BIOS9が再読込みされ、ホスト処理装置7
の初期化が始まる。初期化が終了後、OS起動に移る
が、OS起動時にフラッシュメモリ2書き戻し動作46
が終了していない可能性があるため、本実施例では、O
S起動処理に移る前に、BIOS9が、制御用レジスタ
10に設けられたフラッシュメモリ2書き戻し動作46
が実行中であることを示すレジスタをチェックし、フラ
ッシュメモリ2書き戻し動作が終了していない場合は、
書き戻し終了までBIOS9にてウエイト49にてOS
再起動を遅らせている。書き戻し終了50となると、フ
ラッシュメモリ2書き戻し動作46が実行中であること
を示すレジスタがクリアされるので、BIOS9がレジ
スタをチェックすることで、書き戻しが終了したことを
確認し、OS再起動処理に移る。これにより、ホスト処
理装置7は正常状態52に、シリコンディスク1は正常
状態51に復帰する。正常動作51,52に復帰後は、
図2に示すように、DRAM3の記録内容を設定された間隔
26,28で、フラッシュメモリ2にファイルデータの
書き戻し27,29の動作を行う。
【0036】このように構成しているので、システム異
常が生じてもフラッシュメモリに書き戻し動作を完了す
ることができ、ファイルの消失によるダメージを低下さ
せることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、シリコンディスクにフ
ラッシュメモリとDRAMを記憶媒体として用いること
により、製品で保証している可動時間においてもフラッ
シュメモリの寿命を保証できる。又、シリコンディスク
としてのライト動作を速くできるので、HDD代替の記
憶装置として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である計算機及びその記憶装
置の構成図である。
【図2】本実施例におけるシステム起動時の流れ図であ
る。
【図3】本実施例におけるシステム異常時のデータ書き
戻しの流れ図である。
【符号の説明】
1…シリコンディスク、2…フラッシュメモリ、3…D
RAM、4…メモリコントローラ、5…ホストバスコン
トローラ、6…制御用マイコン、7…ホスト処理装置、
8…CPU、9…BIOS、10…制御用レジスタ、1
1…ホストバス。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】BIOSとCPUがバスを介して接続され
    たホスト処理装置と、該ホスト処理装置とホストバスを
    介して接続された記憶装置で構成される計算機であっ
    て、該記憶装置がフラッシュメモリと、DRAMと、前
    記フラッシュメモリ及びDRAMに接続されフラッシュメモ
    リからDRAMへのコピーを制御するメモリコントロー
    ラと、該メモリコントローラ及び前記ホストバスと接続
    されたホストバスコントローラを備えたことを特徴とす
    る計算機。
  2. 【請求項2】前記メモリコントローラがDRAMからフ
    ラッシュメモリへの書き戻しを制御するものであって、
    前記BIOSのメニュー画面により書き戻しの間隔を設
    定する請求項1に記載の計算機。
  3. 【請求項3】計算機起動により前記フラッシュメモリの
    記憶内容を前記DRAMにコピーするものであって、前
    記ホスト処理装置からのアクセス要求に対し前記メモリ
    コントローラが前記DRAMとファイルデータのやり取
    りを行うように制御する請求項1又は2に記載の計算
    機。
  4. 【請求項4】前記ホストバスコントローラが制御用レジ
    スタを具備し、計算機起動により前記フラッシュメモリ
    の記憶内容を前記DRAMにコピーするものであって、
    前記BIOSが前記制御用レジスタをポーリングするこ
    とによりコピー完了後にOSの起動を行う請求項1又は
    2に記載の計算機。
  5. 【請求項5】前記記憶装置がホストバスコントローラ内
    の制御用レジスタと、前記ホストバスコントローラ及び
    メモリコントローラに接続された制御用マイコンを具
    え、前記ホスト処理装置がOS監視プログラムを動作さ
    せて前記制御用レジスタに定期的にアクセスするもので
    あって、前記制御用マイコンが前記制御用レジスタを参
    照することにより前記OS監視プログラムが停止したこ
    とを検出した場合は、前記メモリコントローラがDRA
    Mからフラッシュメモリへの書き戻しを制御する請求項
    2に記載の計算機。
  6. 【請求項6】前記ホスト処理装置がリセットされた場
    合、前記BIOSが前記制御用レジスタをポーリングす
    ることにより書き戻し完了後にOSの起動を行う請求項
    5に記載の計算機。
  7. 【請求項7】フラッシュメモリと、DRAMと、前記フ
    ラッシュメモリ及びDRAMに接続されフラッシュメモ
    リからDRAMへのコピーを制御するメモリコントロー
    ラと、BIOSを具備したホスト処理計算機に接続され
    るホストバス及び前記メモリコントローラと接続された
    ホストバスコントローラを備えたことを特徴とする記憶
    装置。
  8. 【請求項8】前記メモリコントローラがDRAMからフ
    ラッシュメモリへの書き戻しを前記BIOSのメニュー
    画面により設定された間隔で制御するものである請求項
    7に記載の記憶装置。
  9. 【請求項9】前記ホストバスコントローラが記憶装置の
    動作状態を示す制御用レジスタを具備した請求項7又は
    8に記載の記憶装置。
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