JP2625744B2 - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JP2625744B2
JP2625744B2 JP20334187A JP20334187A JP2625744B2 JP 2625744 B2 JP2625744 B2 JP 2625744B2 JP 20334187 A JP20334187 A JP 20334187A JP 20334187 A JP20334187 A JP 20334187A JP 2625744 B2 JP2625744 B2 JP 2625744B2
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忠彦 坂口
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープ装置に関し、特に、磁気テープ
のリールフランジ部に同媒体の使用量等を表示(印字)
することに関する。
従来の技術 従来、この種の磁気テープ装置においては、読取り又
は書込み動作を行った磁気テープ媒体の使用量及び上位
装置から送られるパラメータ等の表示手段がなく、入手
(オペレータ)により使用量等の管理を行っていた。
発明が解決しようとする課題 上述した従来の磁気テープ装置は、磁気テープの読取
り又は書込み処理の使用量が不明な為に、しばしばマシ
ン運用上トラブルを発生させるという欠点があった。即
ち、例えば別な媒体を使用しなければならない場合に
は、媒体の終了処理を持って新しい媒体をセットすると
いうむだな処理が生じた。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
欠点を解消することを可能とした新規な磁気テープ装置
を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る磁気テープ装
置は、磁気テープの論理始端から同媒体を読取り又は書
込み後に上位装置からの指示によりリワイド又はアンロ
ードする迄の間の使用量を計数する計数手段と、上位装
置から送られるパラメータ情報を保持する記憶手段と、
上記計数手段による計数結果及び上記記憶手段の記憶情
報を同媒体のリールフランジに印字する印字手段と、同
媒体のリールフランジ内の印字部を探索する探索手段
と、磁気テープ装置全体を制御する制御部とを備えて構
成される。
実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参
照して具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第
2図は本発明の一実施例に用いられる磁気テープのリー
ルフランジに設けられた印字部分を示す概略図である。
第1図において、参照番号1は本発明に係る磁気テー
プ装置、2は磁気テープ装置2内に設けられた制御部を
示し、該制御部2は、上位装置から制御信号10を介して
実行命令を受けて本磁気テープ装置1全体を制御し、ま
た必要に応じてデータ線20を介して上位装置(図示せ
ず)からデータを受け取ったり、上位装置へデータ転送
を行う。そして上記動作と並行して制御部2は、制御信
号13及びデータ線22を介して磁気テープ6へデータを書
込み、磁気テープ6からデータを読取り、又は磁気テー
プ6の位置付けを行う。さらに制御部2は、上位装置か
らデータ線20を介して送られる印字情報を制御信号16及
びデータ線23を介して記憶部8に記憶させる。
制御部2は、磁気テープ6の論理始端(以下「BOT」
と略記する)から同媒体を読取り又は書込み後に上位装
置からの命令により同媒体をリワインド又はアンロード
する迄の間に計数器5により計数した結果をデータ線21
を介して読出し、印字部3にデータ線24を介して送り出
す。そして、制御部2、上位装置から送られ記憶部8に
記憶されている印字情報及び計数器5の計数結果をデー
タ線24を介して印字部3に送出すると共に制御信号12を
介して印字部3に印字を指示する。制御部2は、印字部
3に印字指示を行う前に、探索部4に対し印字すべき磁
気テープ6の印字部分7の位置を探索させる為に、制御
信号14を介して指示する。そして、探索部4からの完了
信号(制御信号15)を待合わせる。
印字部3は、第2図に示す印字部分7に対応した位置
に上下動可能な様に取りつけられている。また上下動で
なく左右動でも良い。
計数器5は、BOT検出部9の出力であるBOT検出信号
(制御信号11)を介してBOT検出状態を知り、計数器5
をリセットする。リセット後本磁気テープへのアクセス
が完了する迄BOT検出部9からの長さを計数し続ける。
計数結果はデータ線21を介して制御部2に常に送られて
いる。
探索部4は、制御信号14を受けて第2図に示す印字部
分7を検出し、かつ次に印字すべき部分へ位置付けを行
う。位置付け完了信号として制御信号15を用いて制御部
2に完了報告を行う。
上記の様に、BOT検出から磁気テープ6の処理量
(長)を計数し、この計数結果及び上位装置から送られ
る印字情報を磁気テープのリールフランジに印字させ
る。
尚、上述の実施例で示す「上位装置から送られた印字
情報」とは、媒体名、作成日付、時刻、リール番号、処
理した磁気テープのユニット番号及びエラー処理回数
等、上位装置が管理している情報をいう。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、動作中に使用
した磁気テープの使用量を計数し、この計数結果及び上
位装置から送られるパラメータ情報を読取り又は、書込
み動作を行った磁気テープ媒体のリールフランジに印字
を行い、同媒体の使用量を明示すると共に、同媒体の使
用頻度が明示出来る為に、早期に同媒体の不良度を知ら
せる及びシステム運用効率を高めることが出来る効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第2
図は本発明に係る磁気テープのリールフランジに設けら
れた印字部分を示す概略図である。 1……磁気テープ装置、2……制御部、3……印字部、
4……探索部、5……計数器、6……磁気テープ、7…
…印字部分、8……記憶部、10〜16……制御信号、20〜
24……データ15、25VE等

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ装置において、 磁気テープの論理始端から同媒体を読み取り又は書込み
    後に上位装置からの指示によりリリワインド又はアンロ
    ードする迄の間の使用量を計数する計数手段と、 上位装置から送られるパラメータ情報を保持する記憶手
    段と、 上記計数手段による計数結果及び上記記憶手段の記憶情
    報を同媒体のリールフランジに印字する印字手段と、 同媒体のリールフランジ内の印字部を探索する探索手段
    と、 磁気テープ装置全体を制御する制御部と、 を有することを特徴とする磁気テープ装置。
JP20334187A 1987-08-15 1987-08-15 磁気テープ装置 Expired - Lifetime JP2625744B2 (ja)

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JPS6446277A JPS6446277A (en) 1989-02-20
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