JPS60139833A - ロータ式オープンエンド紡績機用の糸引出しノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロータ式オープンエンド紡績機用の、ホッパ
状の先進入部を備えた糸引出しノズルに関するものであ
る。

発明が解決しようとする問題点 ロータ式オープンインド紡績機の糸引出しノズルは紡績
される糸の品質に対して大きな影響を有する。

ロータ式紡績機に多数設けられている個個の紡績装置の
糸引出しノズルを均一に構成しかつ均一な摩耗状態に保
って、個個の紡績箇所において製造される糸の均一性に
関して極めて良好な紡績結果を得ることは従来不可能で
あった。

ゆえに本発明の課題は、ロータ式紡績機のすべての糸引
出しノズルが等しい未達動特性を有し、これによって紡
績結果全体が改善されるような前提条件を提供すること
である。

問題点を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では先進入部が
、交換可能にノズル基体と結合された先進入水ツノξに
よって形成されている。

実施態様 本発明の１実施態様によれば、糸進入ホツ・ξが金属薄
板製の引抜き部材として構成されている。近日製造され
る金属薄板は均質であるとみなすことができ、引抜き工
具はあまりはやく摩耗することがないので、１番目の引
抜き部材と例えば２００番目の引抜き部拐との間に測定
可能な形状付与の差を見い出すこ吉はでき橙い。

本発明の別の実施態様では、ノズル基体との解離可能な
結合を達成するために糸進入ホツ／ｅの外縁部に、後方
に向かって延びた複数のクランプ部材が設けられている
。これらのクランプ部材は後方に向かって延びているの
で、同りランゾ部分が進入する糸と接触することはない
。

これらのクランプ部材は有圧１」には複数の小さな脚か
ら成っており、このような脚はある程度のばね作用を有
しているので、差込み結合に極めて適している。

またノズル基体に、糸進入ホツ・ξの縁部を受容する少
なくとも１つの切欠きが設けられていると有利である。

この場合系進入ホツノξの縁部が前記クランプ部材例え
ば小さな脚を有していてもよい。有利にはノズル基体の
切欠きが、先進入水ツノξのクランプ部材を取り囲む縁
部を有している。この場合小さな脚又はその他のクラン
プ部材は該部材を取り囲む縁部に向かって外方にばね弾
性を有している。縁部がどれだけの幅にわたって取り囲
んでいるかに応じて、程度の差こそあれ保持可能外スナ
ップ結合部が得られる。

本発明の別の実施態様では、糸進入ホッパが焼入れされ
た鋼薄板から成っている。しかしながらこの場合、既に
焼入力された鋼薄板から部材を打ち抜いて成形する必要
はなく、むしろ成形後に焼入れを行う方が有利である。

これによってさらに良好な糸進入特性が得られる。

糸進入ホッパが研摩され、クロームめっきさレカツパニ
シ仕上げされていると、耐用寿命は延ばされる。このよ
うな表面処理は、長い耐用寿命にわたって紡績結果を均
一に保つのに役立つ。

ロータの繊維集合溝において生じる糸端部は高い回転数
で回転するので、転勤によって糸に伺加的なねじりを与
えるという可能性が糸引出しノズルによって提供される
。そこで糸進入ホツ・ξがその表面に一体成形された凸
段部及び（又は）凹設部を有していると、転勤は促進さ
れかつ糸切れの頻度は減じられる。凹設部は有利ってい
ると有利である。押込成形部は、材料の排除又はチップ
の発生を必要としないので特に簡単に形成するでとがで
きる。

実際上のことを考慮すると、本発明による糸引出しノズ
ルに特殊な形状が与えられていると有利である。ノズル
基体は例えば、雄ねじ山を備えたスロート部分と糸進入
ホツ・ξを保持するフランジ部分とを有している。この
場合雄ねじ山によって、糸進入ホツ・ξの交換を目的と
して糸引出しノズルをオープンエンド紡績機つまり例え
ばロータケーシングのケーシング蓋から取り出すこと並
びに糸進入ホツ・ξ交換後に正確に同じ運転状態を再現
することが可能になる。この場合フランジ部分はねじ頭
の働きを引き受けている。

糸進入ホツノξの着脱を容易にするためにノズル基体に
組立て補助手段及び（又は）分解補助手段が設けられて
いてもよい。組立て補助手段は有利には、ノズル基体の
切欠きの縁部に配置されていて糸進入ホツ繋のクランク
部材に向かって延びている面取り部から成っている。分
解補助手段は有利には、ノズル基体のフラン）部分にお
いて対向して位置する２つの貫通孔から成っている。

糸進入ホツ・ξの取付は時にそのクランプ部材はまず初
め面取り部に沿って渭り、次いでノズル基体の縁部の後
ろでスナップ結合する。後で行われる分解時にノズル基
体のフランジ部分における貫通孔は、抑圧工具によって
背側から糸進入ホツノξに作用を加えて糸進入ホッパを
そのフランジ保持部から外すのに役立つ。

二二π糸引出訴ズルはすべて同じノズル基体１を有して
いる。この、ノズル基体１は雄ねじ山２を備えたスロー
ト部分３と、糸進入ホツ・ξを備えたフランジ部分４と
を有している。スロート部分３には、糸引出し方向６に
おいて円錐状に広がっている中央孔５が蝉はつ、れてい
る。

ノズル基体１のフランジ部、外４には、糸進入ボッ・く
の縁部を受容する切欠き７が設けられており、この切欠
き７は糸進入ホツノξのクランプ部拐を取り囲む縁部８
を有している。

ノズル基体ｌには組立て補助手段及び分解補助手段が設
けられている。組立て補助手段は、糸進入ホッパのクラ
ンプ部分を取り囲む縁部８に設けられた面取り部９から
成っている。分解補助手段はフランジ部分４において対
向して位置している２つの貫通孔１０．１１から成って
いる。

第１図に示された本発明の第１実施例では糸１２の進入
部は、交換可能にノズル基体丁と結合された糸進入ホッ
パ１３によって形成されている。糸進入ホッパ１３は金
属薄板製の引依き部材として構成されていて、外縁部１
９を有にている。この外縁部１９にはノズル基体１との
解離可能な結合を達成するために、後方に向かって延び
ているクランプ部材、２０が設けら力、ている。これら
のクランプ部材２ｏは全部で４つの互いに等しい小さな
脚から成っている。この場合これらの脚は全周にわたっ
て均等に分配されている。ノズル基体１の縁部８はクラ
ンプ部材２０として働く脚を取り囲み、かつこれらの脚
を堅く保持している。

糸進入ホツノξ１３は焼入れされた鋼薄板から成ってお
り、さらに研摩され、りａ−ムめっきされかつパニシ仕
上げされている。同じことは、後で述べるその他の糸進
入ホッノξに対しても言える。

ホラノミ形状、クランプ部材の形式及び材料特性はその
他残りの実施例のすべての糸進入ホッ・ξにおいて第１
実施ｆ１１の場合と同様である。

第１実施例とは異なり第２図に示された第２実施例の糸
進入ホッパ１４には、その全周にわたって均等に分配さ
れた縦長スリット状の壁切欠きの形の凹設部２１が設け
られている。

また第３図に示された第３実施例では糸進入ホッパ１５
に、その全周にわたって均等に分配された４つの切欠き
の形の凹設部２２が設けられている。

第４図に示された第４実施例では糸進入ホッパ１６に、
その全周にわたって均等に分配された押込成形部の形の
凸段部２３が設けられている。

第５図及び第６図に示された第５実施例では互いに上下
に２列に環状に配置された凹設部２４．２５が糸進入ホ
ッパ１７に設けられており、この場合外側には多数の切
欠き２４が、かつ内側には切欠き２５が設けられている
。

第７図及び第８図に示された第６実施例では糸進入ホッ
パ１８に同様に切欠ぺの形の凹設部２６が設けられてい
る。これらの凹設部２６はすべてホッパ底部に設けられ
、そこに星形に配置されている。

発明の効果 以上述べたことから明らかなように先進入部が、交換可
能にノズル基体と結合された糸進入ホッパによって形成
されていると、糸進入ホツノξはノズル基体とは別個に
製作できるので、まった（等しい未達動特性を有する糸
進入ホツ・ξを大量生産によって製造することが可能で
あり、ひいては個個の紡朧箇所において製造される糸を
均一なものにすることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による糸出しノズルの６つの実施例を示す
ものであって、第１図は第１実施例の縦１１１ｒ面図、
第２図は第２実施例の縦断面図、第３図は第３実施例の
縦断面図、第４図は第４実施例の縦断面図、第５図は第
５実施例の縦断面図、第６図は第５図に示された糸引出
しノズルの糸進入ホツ・ξを上から見た図、第７図は第
６実施例の縦断面図、第８図は第７図に示された糸引出
しノズルの糸進入ホツ・ξを上から見た図である。 １・・ノズル基体、２・・・雄ねじ山、３・・スロート
部分、４・・フランジ部分、５・・・中央孔、６・・糸
引出し方向、７・・・切欠き、８・・・縁部、９・・・
面取り部、１０，１．１・・・貫通孔、１２・・・糸、
１３．１４，１５，１６，１７．１８・・・糸進入ホツ
・ξ、１９・・・外縁部、２０・・クランプ部材、２１
．２２，２４，２５．２６・・・凹設部、２３・・・凸
段部 ） １１１、　ノスゞル基イ本 １ｓ　−へ・　未ＬＬ入−＾９／マ ）−・、ノス゛ル纂イ本 １１Ｆ　′パ　箸（Ｌ自−入　オス・ソ　ツマＦＩＧ、
　３ １　・−・　ノス゛ル基イ本

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ロータ式オープンエンド紡績機用の、ホッパ状の先
   進入部を備えた糸引出しノズルであって、先進入部が、
   又換可能にノズル基体（１）と結合された糸進入ホッ・
   ξ（１３，１４，１５，，１６，１７，１８）によって
   形成されていることを特徴とする、ロータ式オープンエ
   ンド紡績機用の糸引出しノズル。 ２　糸進入ホッパ（１３、１，４，１ｓ　、　１６　。 １７．１８）が金属薄板製の引抜き部材として構成され
   ている、特許請求の範囲第１項記載の糸引出しノズル。 ３、　ノズル基体（１）との解離可能な結合を達成する
   ために糸進入ホッパ（１３，１４，１５，１６，１７，
   １８）の外縁部（１９）に、後方に向かって延びた複数
   のクランプ部材（２０）が設けられている、特許請求の
   範囲第１項又は第２項記載の糸引出しノズル。 ４、　クランプ部材（２０）が複数の小さな脚から成っ
   ている、特許請求の範囲第３項記載の糸引出しノズル。 ５、　ノズル基体、（ｉ、　）に、糸進入ホツノξ（１
   ３，１４，１５，１６，１７，１８）の縁部を受容する
   少なくとも１つの切欠き（７）が設けられている、特許
   請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項記載の
   糸引出しノズル０ ６　ノズル基体（１）に設けられた切欠き（７）が、糸
   進入ホッパ（Ｌ、　３　、１４　、　ｔ　５　、１６１
   １７．１８）のクランプ部材（２０）を取り囲む縁部（
   ８）を有している、特許請求の範囲第５項記載の糸引出
   しノズル。 ７、　糸進入ホツノ々（１３，１４、１ｓ　、　１６　
   、。 １７．１８）が焼入れされた鋼薄板から成っている、特
   許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１項記載
   の糸引出しノズル。 ８　糸進入ホッパ（１４，１５，１６，１７゜１８）が
   その表面に一体成形された凸段部（２３）及び（又は）
   凹設部（２１’　、　２２　、２４．２５．２６）を有
   している、特許請求の範囲第１項から第７項までのいず
   れか１項記載の糸引出しノズル。 ９　凹設部（２１）が壁切欠きから成っている、特許請
   求の範囲第８項記載の糸引出しノズル。 １０　凸段部（２３）及び（又は）凹設部が押込成形部
   から成っている、特許請求の範囲第８項記載の糸引出し
   ノズル。 １１、組立て補助手段として働く面取り部（９２がノズ
   ル基体（１）の切欠き（７）の、糸進入ホッパ（１３，
   １４，１５，１６，１７゜１８）のクランプ部材（２０
   ）を取り囲む縁部（８）に設けられている、特許請求の
   範囲第１項から第１０項までのいずれか１項記載の糸引
   出しノズル。 １２　分解補助手段として働く対向して位置する２つの
   貫通孔（１０，１１）が、ノズル基体（１）のフランジ
   部分（４）に設けられている、特許請求の範囲第１項か
   ら第１１項までのいずれか１項記載の糸引出しノズル。