JPS60128438A - 熱現像カラ−感光材料 - Google Patents

熱現像カラ−感光材料

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JPS60128438A
JPS60128438A JP23607783A JP23607783A JPS60128438A JP S60128438 A JPS60128438 A JP S60128438A JP 23607783 A JP23607783 A JP 23607783A JP 23607783 A JP23607783 A JP 23607783A JP S60128438 A JPS60128438 A JP S60128438A
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駒村 大和良
Masaru Iwagaki
賢 岩垣
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/494Silver salt compositions other than silver halide emulsions; Photothermographic systems ; Thermographic systems using noble metal compounds
    • G03C1/498Photothermographic systems, e.g. dry silver
    • G03C1/49827Reducing agents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は還元剤であるp−スルホンアミドフェノール訪
導体或いはN、N−ジアルキル−p−スルホンアミドア
ニリン誘導体並びに活性点置換成分に不動化性基を有し
、拡散性の色素を形成する活性点置換型カプラーを含有
する熱現像カラー感光材料に関する。
〔従来技術〕
従来から知られている感光性ハロゲン化銀を使用する写
真法は感光性、WI調性、画像保存性等において他の写
真法に勝るものであシ、最も広く実用化されてきた写真
法である。
しかしながら、この方法においては、現像、定着、水洗
などの処理工程に湿式処理法を用いるために、処理に時
間と手間がかかシ、また処理薬品による人体への公害が
懸念されたシ、あるいは処理室や作業者に対する上記薬
品による汚染が心配されたシ、更には廃液による公害の
発生への配慮といつた多くの問題が存在している。従っ
て感光性ハロゲン化銀を用い、かつ乾式処理が可能であ
る感光材料の開発が要望されていた。
上記乾式処理写真法に関しては多くの提案が行われてい
るが、なかでも現像工程を熱処理で行い得る熱現像感光
材料は上記要望に適りた感光材料として注目を集めた。
この様な熱現像感光材料については例えば特公昭43−
4921号および特公昭43−4924号公報等にその
記載があシ、有機銀塩、ハロゲン化銀および還元剤から
成る感光材料が開示されている。
これらの技術は、ハロゲン化銀の如き感光性銀塩に光を
当てることによって、潜像を形成せしめ、この潜像を触
媒核とし、加熱時に有機銀塩と還元剤とによる酸化還元
反応によって銀画像を得るものである。この様な熱現像
感光材料に用いられる有機銀塩としては、前記特公昭4
3−4921号および同43−4924号のはが、同4
4−26582号、同45−18416号、同45−1
2700号、同45−22185号公報、特開昭49−
52626号、同52−31728号、向52−137
321号、回52−141222号、同53−3622
4号、同53−37610号等の各公報ならびに米国特
許第3,330,633号、rffi第3,794.4
96号、同第4.105,451号、同第4.123,
274号、同第4,168,980号等の各明細書中に
記載されているような脂肪族カルボン酸の銀塩、例えば
ラフリン酸銀、ミリスチン酸銀、パルミチン酸銀、ステ
アリン酸銀、アラキドン酸銀、ベヘン酸銀、α−(1−
フェニルテトラゾールチオ)酢酸銀が垢げられる。
前記の他に熱現像感光材料に用いられる銀塩としては、
特公昭44−26582号、同45−12700号、同
45−18416号、同45−22185号公報、特開
昭52−31728号、同52−137321号公報、
特願昭57−1065号、同57−1066号明細書等
に記載されているようなイミノ基の銀塩、例えば、ベン
ゾトリアゾール銀、5−ニトロベンゾトリアゾール銀、
5−クロルベンゾトリアゾール銀、5−メトキシベンゾ
トリアゾール銀、4−スルホベンゾトリアゾール銀、4
−ヒドロキシベンゾトリアゾール銀、イミダゾール銀、
ピラゾール銀、クラゾール銀、1.2.4−)リアゾー
ル銀、1H−テトラゾール銀が挙げられる。
また、前記熱現像感光材料に発色現像主薬及びカプラー
を用いてカラー画像を得ようとする試みもなされている
。この様な技術については、例えば米国特許第3.53
1.286号、同第3.761.270号および同第3
.764,328号等の各明細書中に有機酸銀塩、ハロ
ゲン化銀、芳香族第1級アミン現像主薬およびカブ2−
から成る感光材料が開示されている。
これらの技術は、ハロゲン化銀の如き感光性銀塩に光を
当てることKよって潜像を形成せしめ、この潜像を触媒
核とし、加熱時に有機銀塩と芳香族第1級アミン現像主
薬とによる酸化還元反応によって生成するキノンジイミ
ンとカプラーとの反応でカラー画像を得るものである。
この様な熱現像感光材料に用いられる芳香族第り級アミ
ンとしては前記米国特許第3,531.286号、同第
3.761.270号および同第3.764,328号
の雌が、米国特許第4.137,079号、同第4.1
38.265号、英国特許第2,018,453号等の
各明細書中、特開昭51−6016号公報ならびにリサ
ーチもディスクロージャー13742号、同16979
号および同17039号に記載されているよ5なp−1
ミノフエノール及びp−フェニレンジアミンの誘導体、
例えばp−1ミノフエノール、2.6−ジクロロ−4−
アミ/フェノール、2,6−ジプロモー4−アミノフェ
ノール、2.6−ジヨードー4−アミ/フェノール、2
−メチル−4−アミノフェノール、3−メチル−4−ア
ミノフェノール、或いはそれらの塩酸塩、硫酸塩等の塩
類、及ヒN 、 N−ジメチル−p−フェニレンジアミ
ン、N、N−ジエチル−p−フェニレンジアミン、N−
エチル−N−力ルボキ7メチルー2−メチル−p−フェ
ニレンジアミン、3−アセチルアミノ−4−アミ/ジメ
チルアニリン、N−エチル−N−β−メタンスルホンア
ミドエチル−4−アミノアニリン、N−エチル−N−β
−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル−4−アミ
ノアニリン、N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル−
3−メチル−4〜アミ/アニリン、N−エチル−N−β
−メトキシエチル−3−メチル−4−アミ/アニリン、
或いはそれらの塩酸塩、硫酸塩、p−トルエンスルホン
酸塩等の塩類が挙げられる。
これら芳香族第1級アミン現像主薬はフェノール類、ナ
フトール類、ピラゾロン類、ピラゾロトリアゾール類、
ピラゾリノベンゾイミダゾール類、α−アシルアセトア
ニリド類、アニリン類のカブ2−と共に用いられ、それ
ぞれシアン、マゼンタ、イエローに発色して力2−画像
を形成することができる。
しかしながらこれら芳香族第1級アミンは化合物として
不安定であシ、例えば空気酸化等によシ酸化体を形成し
てしまい、感光材料中に含有させた時には、露光前まで
の感光材料(以下、生感材という。)保存性が極めて悪
い等の欠点を有している。また乳剤調製時に銀イオンと
接触し、現像が起ってしまうこともしばしばである。
そこで芳香族第1級アミン現像主薬に代えてスルホンア
ミド基を有する現像主薬を用いることが考えられた。こ
の様な現像主薬としてはり丈−テディスクロージャー1
5108号及び同15127号に記載されているような
、スルホンアミドフェノール或いはスルホンアミドアニ
リンの訪導体、例、t ハ2.6−ジクロロ−4−ベン
ゼンスルボンアミドフェノール、2.6−ジクロロ−4
−(N、N−ジメチルスルファモイルアミ/)フエ/−
ル、2.6−ジクロロ−4−C2−fオフエンスルホン
アミド)フェノールが挙げられる。
これらの現像主薬は前記芳香族第1級アミン現像主薬に
比べ安定性は良好であるが、カプラーとの色素形成反応
が遅く、僅かな力2−画像しか形成されないか或いは全
くカラー画像が形成されない等の欠点を有している。
更に、芳香族第1級アミン現像主薬の酸化体(キノンジ
イミン)とカプリングして色素を形成するカプラーは、
不動化されていない為に未反応のまま層間を移動するこ
とが可能であシ、重層された感光材料において色層シを
生ずる原因となっている。
(以下余白) 〔発明の目的〕 そこで本発明の目的は、乳剤調製時に現像が起こらず安
定であシ、塗布乾燥後の生感材の保存性の良好な熱現像
カラー感光材料を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シアン、バインダ、イエロ
ーのカラー画像を速やかに形成することができる熱現像
カラー感光材料を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、バインダー中で実質的に不
動化された現像主薬及びカプラーを用いることによって
、重層された感光材料において色層シを生じないでかつ
受像層への汚染のない熱現像カラー感光材料を提供する
ことにある。
更に本発明の他の目的は、水溶性の現像主薬を用いる熱
現像カラー感光材料を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明者等が種々検討を重ねた結果、前記目的は、(a
)感光性・・ログン化銀、(b)有機銀塩、(C)還元
剤、(d)熱現像によシ拡散性の色素を形成する色素供
与物質並びに(8)バインダーを含有する少なくとも1
層の写真構成層を有する熱現像カラー感光材料において
、該還元剤前駆体が下記一般式(1)で示される化合物
であシ、かつ該色素供与物質が活性点置換成分に不動化
性基を有し、拡散性の色素を形成する活性点置換型カプ
ラーであることを特徴とする熱現像カラー感光材料によ
って達成し得ることを見出した。
一般式CI) 式中、R1、B 2 、 R3およびR4は水素原子、
−・ロゲン原子(例えば弗素、塩素、臭素、沃素の各原
子)、アミノ基(例えばアミノ、ジエチルアミノ、メチ
ルアミノ等の各基)、アシルアミノ基(例えばアセトア
ミド、プロパンアミド、′ブタンアミド、ベンズアミド
、ニコチンアミド等の各基)、アルキルスルホンアミド
基(例えばメタンスルホンアミド、エタンスルホンアミ
ド等の各基)、アリールスルホンアミド基(例エバベン
ゼンスルホンアミド、P−トルエンスルホンアミド等の
各基)、ニトロ基、アルキル基(例えばメチル、エチル
、プロピル、ドデシル等の各基)、アリール基C例、t
ばフェニル、トリル、=トロフェニル等の各基)、アル
コキシ基(例えばメトキシ、エトキシ等の各基)、アル
キルカルバモイル基(例えばメチルカルバモイル、エチ
ルカルバモイル等の各基′)、アリールカルバモイル基
(例工ばフェニルカルバモイル、ナフチルカルバモイル
等の各基)、カルバモイル基、アリールオキシカルボニ
ル基(例えばフェニルオキシカルボニル基)、アルキル
オキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル等の各基)
またはアシルオキシ基(例えばアセトキシ、プロピオニ
ルオキシ、ベンゾイルオキシ、ナフトイルオキシ、フロ
イルオキシ、チェノイルオキシ、ニコチノイルオキシ等
の各fi)’!に表わし、R5はアルキル基(例えばメ
チル、エチル、β−スルホエチル等の各基)、アリール
基(例、tid:フェニル、m−スルホフェニル、m−
スルホアミノフェニル等の各基)t−たはヘテロ猿残基
を表わし、好ましくはPKa 5以下の酸を有するアル
キル基、アリール基またはへテロ環残基を表わし、特に
好ましくはカルボキシル基、スルホ基またけスルホアミ
ノ基を有するアルキル基、アリール基またはへテロ環残
基を表わす。Aはヒドロキシ R6 シ基または−N 基を表わし、R6およびR7\R7 ハアルキル基(例えばメチル、エチル、メタンスルホン
アミドエチル等の各基)を表わし、該R6およびR71
d互に結合して5〜6員の複素環を形成してもよい。
更に本発明においては、前記活性点置換成分に不動化性
基を有し、拡散性の色素を形成する活性点置換型カプラ
ーが下記一般式〔■〕で示される化合物である事が好ま
しい。
一般式(II :) Coupler −B−C 式中、Coupler はカブ2−の活性点の水素原子
1個を除いた基、AはCoupl er とB−Cを結
合する2価の基で、還元剤の酸化体とCouplerと
の反応によりてCoupler−Aの結合が開裂可能な
基、好ましくは−o −、−oco −、−0802−
−0CONH−、−8−、−NH8O2−、−N=N 
−、含窒素へテロ環等の各基、Bは2価の有機基(例え
ばアルキル基、アリール基、特に炭素数8以上のもの)
、Cは不動化性基、好ましくはスルホ基、カルボキシル
基またはスルファモイル基等の各基を表わす。
本発明の好ましい実施態様に従えば、前記活性点置換成
分に不動化性基を有・し、拡散性の色素を形成する活性
点置換型カプラーのCoapler成分が下記一般式C
I)、(IV)、(:Vl、[VI)。
〔■〕、〔■〕または[1)()で示される基であるこ
とである。
一般式(IV) 一般式〔v〕 各式中、R1!、R9,RIO,R11,R12および
R15は各々水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、カル
ボキン基もしくはアミ7基、またはそれぞれ置換基を有
してもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基もし
くはアルキルアミ7基、またはカルバモイル基、アリー
ルカルバモイル基、アルキルアミド基、アリールアミド
基、アルキルスルホンアミド基、アリールスルホンアミ
ド基、アリールオキシカルボニル基またはアルキルオキ
シカルボニル基を表わす。
一般式(Vl) 111 一般式〔■〕 ■ 各式中、R14は水素原子またはそれぞれ置換基を有し
てもよいアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基
、テルペニル基、アリール基または複素環残基、R15
は水素原子またはそれぞれ置換基を有してもよいアルキ
ル基、アリール基、複素環残基、アシルアミノ基または
アリールアミ7基、R16は水素原子、−・ロゲン原子
またはそれぞれ置換基を有してもよいアルキル基、アル
コキシ基、アルキルアミド基、アリールアミド基、カル
バモイル基またはスルファモイル基、R17は水素原子
、ハロゲン原子またはそれぞれ置換基を有してもよいア
ルキル基、アリール基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、アルキルアミ7基、アリールアミノ基、アルキルア
ミド基、アリールアミド基、アルキルスルホンアミド基
tたhアリールスルホンアミド基、nは1〜4の整数を
表わす。
式中、R18はそれぞれ置換基を有してもよいアルキル
基、アリール基または複素環残基、R119およびR2
0は水素原子、それぞれ置換基を・有してもよいアルキ
ル基、アリール基または複素環残基を表わす。
本発明に係る熱現像カラー感光材料は、本発明の還元剤
であるp−スルホンアミドフェノール銹導体或いは、N
lN−ジアルキル−p−スルホンアミドアニリン誘導体
、並びに活性点置換成分に不動化性基を有し、拡散性の
色素を形成する活性点置換型カプラー(以下、本発明の
活性点置換型カプラーという)を使用することによシ、
改良された乳剤安定性、生感材の保存安定性を有する熱
現像カラー感光材料となったのである。また、カラー画
像を得るに尚シ、速やかに優れたシアン、マゼンタ、イ
エローの画像が得られると共に重層時における白濁シの
ない鮮明な色画像を得ることができたのである。更に水
溶性のバインダー中に添加することが容易となった。
以下、本発明の還元剤の代表的具体例を挙げる。
〔例示化合物〕
NI(SO3Li 以下、本発明の活性点置換型カプラーの代表的具体例を
挙げる。
〔例示化合物〕
〔1〕 H 〔4〕 F F 12H25 〇1gH3う Ct 〔11〕 〇16H33 C’18H35 16H53 〔加〕、。
1 16H33 〔21〕 rl。
本発明の熱現像カラー感光材料に用いられる本発明の還
元剤前駆体は単独或いは2種以上組合せて用いることも
できる。またその使用量は、使用される銀塩酸化剤の種
類、感光性−・ログン化銀の種類およびその他必要に応
じて添加される添加剤の種類などに依存するが、通常は
有機銀塩(酸化剤)1モルに対して0105モル〜10
モルの範囲であシ、好ましくは0,1モル〜3モルであ
る。
本発明の熱現像カラー感光材料においては、本発明の活
性点置換型カプラーは、該カプラーが含まれる層のバイ
ンダー中では、不動化されるが、熱現像に際しては、還
元剤の酸化体とのカプリング反応によシ活性点置換成分
の不動化性基を開裂せしめ、かくして不動化性基を失っ
た色素は、拡散性の化合物となシ、受像層上に色素画像
を形成せしめることができる。
一方、熱現像に際して未反応のカプラー及び上記活性点
から開裂した活性点置換成分は、依然としてバインダー
中で不動化されておシ、層間はもとよシ受鍬層に拡散し
ていくことはない。
本発明に用いられる色素供与物質である本発明の活性点
置換型カプラーは、無色のもの又は淡色のものが好まし
く、無色のものが特に好ましい。
これらは層を着色させることがなく、有効感度を損なう
こともないからである。
上記本発明に用いる色素供与物質である本発明の活性点
置換型カプラーは、現像感光組成、塗布条件、処理方法
等によシ異なるが、概して銀塩酸化剤1モルに対して0
.01モル〜10モルの範囲で用いられ、好ましくは0
.1モル〜2.0モルである。
本発明の活性点置換型カプラーを熱現像カラー感光材料
の熱現像感光層またはその隣接層中に含有せしめるには
、例えばカプラーの分散法に関する米国特許第2,32
2,027号に記載されているように高沸点溶媒に溶解
して含有させることができる。はらに上記の如き盆散方
法において上記高沸点溶媒に必要に応じて低沸点溶媒を
併用して本発明の活性点置換型カプラーを溶解して熱現
像感光Nまたはその隣接層に含有させることもできる。
上記の高沸点溶媒としては、例えばジ−n−ブチルフタ
レート、トリクレジル)JCスフエート、シーオクチル
フタレート、n−ノニル7エ/−ル等があシ、また低沸
へ溶媒としては、例えば酢酸メチル、プロピオン酸ブチ
ル、シクロヘキVノール、ジエチレングリコールモノア
セテートなどが知られている。これらの溶媒は単独で用
いても、混合して用いてもよく、このように溶媒に溶解
された本発明の活性へ置換型カプラーは、アルキルベン
ゼンスルボン酸およびアルキルナフタレンスルホン酸の
如きアニオン系界面活性剤および/またはソルビタンモ
ノラフリン酸エステルの如キ/ニオン系界面活性剤を含
むゼラチン等の親水性ノ(インダーを含有する水溶液と
混合し、コロイドミルまたは超音波分散装置等で乳化分
散し、熱現像感光層等に添加せしめることができる。
上記高沸へ溶媒は、本発明の活性点置換型カプラーを完
全に溶解せしめる量で用いられるが、好ましくは本発明
の活性点置換型カプラー1部に対して0゜05〜100
部の範囲で用いることができる。
本発明の活性点置換型カプラーを熱現像カラー感光桐材
の熱現像感光層またはその隣接層中に含有せしめるには
、フィッシャー分散法を用いることもできる。フィッシ
ャー分散法とは、同一分子中に親水性成分と疎水性成分
とを有する本発明の活性点置換型カプラーをアルカリ水
溶液に溶解分散することをいう。この溶解分散にあたり
、水と相溶性を有する有機溶媒を用いたシ、加熱、攪拌
(不モシナイザー、超音波分散など)したシ、あるいは
界面活性剤の助けをかりるなどしてもよい。
アルカリ水溶液のアルカリとしては、無機塩基、水と相
溶性のある有機塩基を用いることもでき、カプラーを溶
解、分散した後、必扱に応じてpHを調整するとともで
きる。この場合pHの調整剤には水と相溶性のある有機
又は無機酸を用いることもできる。分散助剤としての界
面活性剤はアニオン系、/ニオン系活性剤等でよいが、
アニオン系活性剤が好ましい。フィッシャー分散はアゲ
7ア一分散と呼はれることもあシ、英国特許455゜5
56号、同465,823号、同298.979号及び
特願昭58−104901号に記載されている技術内容
を参考にすることができる。
本発明の活性点置換型カプラーは熱塊@感光層に後述の
親水性バインダーを用いて、この親水性バインダー中に
上述のようにフィッシャー分散せしめることが好ましい
コノヨうにすれば、従来のようにボールミルまたはサン
ドミル′4+を使用して磨砕する必要がないので短時間
の作業で微細かつ安定に熱現像感光層中に分散せしめる
ことができ、かっ色票画像の転写濃度を改良することも
できる。また、本発明では後述のように熱現像感光層の
バインダーとして、親水性バインダ゛−を使用すること
ができるので該熱現像感光層を支持体上に塗布する場合
には非有機溶媒すなわち水系にて塗布することができ、
また特にバインダーの1つとしてゼラチンを用いた場合
にはそのセット性が利用できるので、無公害で、しかも
必ずしも水平塗布を必要としないので感光材料製造上の
作業工程も簡易化される。
本発明の感光材料に用いられる有機銀塩(酸化剤)とし
ては、特公昭43−4921号、同44−26582号
、同45−18416号、同45−12700号、同4
5−22185号、特開昭49−52626号、同52
−31728号、同52−137321号、同52−1
41222号、同53−36224号、同53−376
10号等の各公報ならびに米国特許第3.330.63
3号、同第3,794,496号、同第4,105,4
51号、同第4.123.274号、同第4.168,
980号等の各明細書中に記載されているような脂肪族
カルボン酸の銀塩、例えばラウリン酸銀、ミリスチン酸
L /< /I/ ミチン酸銀、ステアリン酸銀、アラ
キドン酸銀、ベヘン酸銀、α−(1−フェニルテトラゾ
ールチオ)酢酸銀など、芳香族カルボン酸銀、例えば安
息香酸銀、7タル酸銀など、特公昭44−26582号
、同45−12700号、同45−18416号、同4
5−22185号、特開昭52−31728号、同52
−137321号の各公報、特願昭57−1065号、
同57−1066号等の各明細書に記載されているよう
なイミノ基の銀塩、例えばベンゾトリアゾール銀、5−
二トロベンソトリアゾール銀、5−クロルベンゾトリア
ゾール銀、5−メト中ジベンゾトリアゾールL 4−ス
ルホベンツトリアゾールL 4−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール銀、5−アミ/ヘンシトリアゾール銀、5−カ
ルボキシベンゾトリアゾール銀、イミダゾール銀、ベン
ゾトリアゾール銀、6−ニドロベンズイミダゾール銀、
ビラ”/−ル銀、ウラゾール銀、1.2.4−)リアゾ
ール銀、1H−テトラゾール銀、サッカリン銀、フタラ
ジノン銀、フタルイミド銀などが挙げられ、その他にも
2−メルカプトベンゾチアゾール鎖、メルカン′トオキ
サジアゾール銀、2−メルカプトベンゾチアゾール銀、
2−メルカプトベンズイミダゾール銀、3−メルカプト
−4−フェニル−1,2,4−トリアゾール銀、4−ヒ
ドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7−チトラザイ
ンデン銀、5−メチル−7一ヒド日キシー1.2.3.
4.6−ペンタザインデン銀などが挙げられる。
以上の有機銀塩(酸化剤)のうちでイミノ基の銀塩が好
ましく、特にベンゾ) IJアゾール誘導体の銀塩が好
ましい。
本発明の感光材料に用いられる感光性/・ロゲン化銀と
しては、例えば塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩
臭沃化銀、塩沃化銀、沃臭化銀またはこれらの混合物等
が挙げられる。これらは一種以上を組合せて用いること
ができる。−・ログン化銀の調製はシングルジェット法
やダブルジェット法などの写真技術分野で公知の任意の
方法によシ行なうことができる。該感光性ハロケン化銀
は写真分野で公知の任意の方法で化学的に増感しても良
い。かかる増感法としては、金増感、イオク増感、金−
イオク増感、還元増感等各種の方法が挙げられる。この
様にして予め調製された感光性−・ロゲン化銀を添加し
て、本発明に用いられる一成分とすることができる。本
発明においでバインダーの1つとしてゼラチンを用いれ
ば、このような増感法が容易に実施できるという利点も
生じる。
史に他の調製法として、感光性ハロゲン化銀形成成分を
前記有機銀塩(酸化剤)と共存させ、有機銀塩(酸化剤
)の一部に感光性ハロゲン化銀を形成させることもでき
る。この調製法に用いられる感光性−・ロゲン化銀形成
成分としては、無機−・ログン化物、例えばMX21で
表わされるハロゲン化物〔ここでMは水素原子、NH,
基及び金属原子を表わし、X はハロゲン原子(C1、
Br及び工原子)、tはMが水素原子、Nハの時は1、
Mが金属原子の時はその原子価を示す。ここに金属原子
としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ム、セシウム、銅、金、ベリリウム、iクネシクム、カ
ルシウム、ストロンチウム、バリウム、曲鉛、カドミウ
ム、水銀、アルミニタム、インジウム、ランタン、ルテ
ニウム、タリウム、ゲルマニウム、錫、鉛、アンチモン
、ビスマス、クロム、モリブデン、タングステン、マン
ガン、レニウム、鉄、コバルト、ニッケル、ロジウム、
バラブロム、オスミウム、イリジウム、白金、セリウム
等を挙げることができる。〕;含ハロゲン金属錯体〔例
えばに2PtCt6 、 K2PtBr6 、 HAu
ClIll (NHll)2IrCt61 (NHll
)3IrCz6 、 (NHa)2RuCz6r (N
Hu)3Ruc41 (NHIl)sRhcz6. (
NHu)sRhBr6等〕、オニウム/Sライド(例え
ばテトラメチルアンモニウムプロマイ)”、)’Jメチ
ルフェニルアンモニクムブロマイド、セチルエチルジメ
チルアンモニウムブロマイド、3−メチルテアゾリクム
ブロマイト、トリメチルペンジルアンモニクムフロマイ
ドのような4級アンモニクム/Sライド、テトラエテル
フオスフオニクムブロマイドのような4級フォスフオニ
クムハライド、ペンジルエチルメチルスルホニクムプロ
マイド、1−エチルチアツリウムブロマイドのような3
級スルホニウム/%フィト等);ノ・ログン化炭化水色
(例えばヨードホルム、ブロモホルム、6臭(1J21
.2−7−ロム−2−メチルプロパン等)、N−”’ロ
ゲン化合物(N−クロロコハク酸イミド、N−ブロムフ
タル酸イミド、N−ブロムアセトアミド、N−ヨードコ
ハク酸イミド、N−ブロムフタラジノン、N−クロロフ
タラジノン、N−ブロモアセトアニリド、N、N−7プ
ロモペンゼンスルホンアミド、N−プロモーN−メチル
ベンゼンスルホンアミ)”、1.3−ジブロモ−4,4
−ジメチルヒダントイン等);その他の含−・ロゲン化
物(例えば塩化トリ7エ二ルメチル、臭化トリフェニル
メチル、2−ブロム酪酸、2−ブロムエタノ、二ニル等
)などを挙げることができる。
これら感光性/S0グン化銀ならび圧感光性l・ログン
化銀形成成分は、種々の方法において組合せて使用でき
、使用量は有機銀塩(酸化剤)1モルニ対シて0.00
1モル〜4.0モルの範囲であシ、好ましくは0.01
〜1.0モルである。
本発明の感光材料に用いられる現像促進剤等の添加剤と
しては、特願昭56−93396号明細 。
書に記載されているジカルボン酸及びフタラジンなど、
特願昭57−1064号明細書に記載されているチオエ
ーテル基を含むカルボン酸及びカルボンアミドなど、特
願昭57−64513号、同57−65388号各明細
書に記載されているメルカプト基を有するトリアゾール
類など、特願昭57−82064号明細書に記載されて
いるポリヒト算キシ化合物などが挙げられる。
本発明に係る感光材料の写真構成層に用いられる上記以
外の成分としては、分光増感剤、ノ・レーション防止剤
、非水銀系カプリ防止剤、プリントアウト防止剤、水放
出剤、保水剤など公知の各種添加剤を任意に加えること
ができる。
分光増感剤は、ハロゲン化銀乳剤に対して有効なある種
のものが用いられる。例えば、シアニン、メロシアニン
、ロダシアニン、ステリルa素類eとが軽げられる。
本発明の感光材料に用いられるバインダーとしては、ポ
リビニルピロリドン、ポリビニルブチクール、ポリ酢酸
ビニル、;チルセルロース、ポリメチルメタクリレート
、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアルコ
ール、ゼラチン、7タル化ゼラチン等の合成或いは天然
の高分子物質等の単独または2以上の組合せで用いるこ
とができる。例えばゼラチン又はその誘導体とポリビニ
ルピロリドン又はポリビニルアルコールの組合せ等が有
効である。
本発明の感光材料に用いられる支持体としては、例エバ
ポリエチレンフィルム、セルロースアセテートフィルム
、ポリエチレンテレフタレートフィルム等の合成ブ2ス
チックフィルム及び写真用原紙、印刷用紙、バライタ紙
、レジンコート紙等の紙支持体が挙げられる。
前記の各成分は、これら支持体にバインダーおよび適切
な溶媒とともに塗設されて熱現像感光層とされる。該層
の厚みは、乾燥抜1μm〜1000μm、好ましくは3
μm〜20μmである。また必要に応じて多層を重ね合
わせて塗設することや、中間層を設けること及び下塗り
層や上塗多層を形成させてもよい。
この様にして作られた本発明の感光材料は、そのまま像
露光した後、通常80℃〜2oo℃の温度範囲で1〜6
0秒問加熱されるだけで発色現像はれる。また、必要な
らば水不透過性材料を智着せしめて現像してもよく、或
いは露光前に70 ℃〜180℃の温度範囲で予備加熱
を施してもよい。
画像露光に適した光源としては、タングステンランプ、
螢光2ンブ、水銀灯、ヨードランプ、キセノン2ンブ、
CRT光源、レーザー光源などがあげられる。
この様にして得られた画像は、任意の方法で受@喪素上
に色画像として得ることができる。例えばりt−−y−
・ディスクロージャー15108号、同15127号に
記載されている方法、例えばメタ/−ルのような溶剤或
いは熱溶剤としてのアセトアミド、1.10−デカンジ
オール、コハク酸イミド、1.6−ヘキブンジカルボン
酸、1.8−エチレンナフタレン、アニス酸メチル、ベ
ンゾフェノン、ステアリン酸メチル、メトキシナフタレ
ン、ビフェニル等を含む転写紙の如き受縁要素と密着さ
せ、必要に応じて加熱後、剥離することによって転写紙
の如き受像要素上に色画像を得ることができる。
また別な方法として、米国特許第4,123.273号
、同第4.124.387号、同第4.124,398
号等の各明細書中及び特開昭56−27132号公報に
記載されている方法、例えば漂白定着剤を含む層を密着
させ、必要に応じて加熱後剥離することによって感光材
料層中の銀及び銀塩は取シ除かれ、残っている色画像を
得ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例によりて本発明を更に詳しく説明する。し
かし、本発明の実施態様はこれに限定されない。
実施例−1 20gの4−スル牢ベンゾトリアゾール及び4gの水酸
化ナトリウムをアルコール/水=(1/1)の溶液30
0dに溶解した。
この溶液に5規定の硝酸銀水溶液20−を滴下した。こ
の際5規定の水酸化す) IJクム水溶液を滴下しpH
を7〜8に維持した。1時間攪拌抜水を加えて400−
に仕上げて4−スルホベンゾトリアゾール銀分散液を調
製した。
本発明の活性点置換型カプラー(以下、本発明カプラー
と略す)の例示化合物−(213,3gと1係o−、’
cz−エチルヘキシル)−2−スルホコハク酸水溶液1
.6−1水2.8 m及びメタノール2−を混合し、更
に1規定水酸化す) IJウム水溶液4mを加えた後、
8憾ゼラチン水溶液17.5mlを加えた。この分散液
を8%クエン酸で中和した後、30−に仕上げてカプラ
ー分散液を調製した。
上記4−スルホベンゾ) IJアゾール銀仕分散液4と
カプラー分散液6ゴを混合し、ポリビニルピロリドン7
30!、ペンタエリスリトール520〜、ジメチルウレ
ア310■、水3−及び本発明の還元剤の例示化合物−
(J46oWt−順々に添加後、8幅クエン酸でp )
(5,5とした。この分散液に臭化銀乳剤(乳剤1 K
g中にゼラチン60gと銀0.35モルを含む、平均粒
径0.06μmの立方体乳剤)1ゴを添加した。
この塗布液をポリエチレンテレフタレートベース上に1
00 ort轟シ銀量が6■になるように塗布して感光
桐材(4)を作成した。
また比較として以下の操作を行りた。
それぞれの化合物を添加する際、本発明の還元剤の例示
化合物−(4)に代えてN、N−7エチルーp−アミノ
−m−)ルイジン塩酸塩200tngを添加する以外は
、全く同様にして比較用感光桐材(B)を作成した。
この様にして作成した感光材#4(A)及び(B)にス
テップウェッジを通してそれぞれ白色光で1600CM
S(カンデラ・メートル・秒)の露光を与えた。次に受
像紙と重ね合せて160℃、30秒間加熱して現像後、
受像紙を剥離した。尚ここで用いた受像紙は写真用バラ
イタ紙上[10%塩化ビニルのテトラヒドロプラン溶液
を用いて乾燥膜厚50μmとなるように塗布したもので
ある。
また感光材料(ト)及び感光相料(B)を温度50’C
相対湿度50壬の強制劣化条件下に24時間放置した後
、同様に露光、現像した。
受像紙上に得られた結果を第1表に示す。
第1表 得られたシアンのネガ像は赤色光に対して反射濃度で測
定した。比感度は劣化前の感度を100としたときの相
対感度を示している。
第1表から明らかなように、本発明の感光材料(5)は
生保存性が非常に良好であることがわかる。
実施例−2 実施例−1において本発明の還元剤の例示化合物−(4
ンに代えて例示化合物−〔5)を430■用いたこと及
び、臭化銀乳剤として乳剤I Ky中にゼラチン60g
と銀0.35モルを含む、平均粒径o、i。
μmの立方体乳剤K 3.3’−ジー(γ−スルホプロ
ピル)−9−メテルーチアジカルポシアニンナトリクム
塩を銀1モル酒セ4X10 モル添加した乳剤1−を分
散液に添加したこと以外は、実施例−1と同様にして塗
布液を作成した。
この塗布液をポリエチレンテレフタレートペース上に1
00cr/i当シ銀量が6qになるように塗布して第1
層を設けた。
次に6憾ゼラチン水溶液20tdと6eSポリビニルピ
ロリドン水溶液5o−を混合した水溶液を第り層の上に
塗布して中間層を設けた。
次に以下の3点分除いて実施例−1と全く同様に操作し
て塗布液を作成した。
■ カプラー分散液を調製する際、本発明カプラーの例
示化合物−(2)に代えて例示化合物−(2o)を4.
1g用いた。
■ 本発明の還元剤の例示化合物−(4)に代えて例示
化合物−(5)を430v用いた。
■ 臭化銀乳剤として乳剤1 Kg中にゼラチン60g
と銀0.35モルを含む、平均粒径0.125μmの立
方体乳剤に3,3′−ジー(r−スルポプロピル) −
5,ff−ジフェニル−9−エチルカルボシアニンナト
リウム塩を銀1モル当、? 4 X 10 モル添加し
た乳剤1−を用いた。
この塗布液を中間層の上に100crI轟シ銀量が6■
になるように塗布して第2層を設けた。
以上の操作によって感光材料(C)を作成した。
次に以下の2点を除いて上記感光材料(つと全く同様に
操作して、比較用感光材料(ロ)を作成した。
■ 第1層に用いるカプラー分散液を調製する際本発明
カプラーの例示化合物−(2)に代えて下記比較化合物
−(1)2.5gをジブチルフタレート2.5−とエタ
ノール(以下、EAと記す。)5−に混合した。この溶
液にアルカノールB(アルキルナフタレンスルホネート
、デ1ボン社製)の10係水溶液1−及び5係ゼラチン
水溶液25Tnti加え、コロイドミルを用いて乳化し
てカプラー分散液を調製した。
■ 第2層に用いるカプラー分散液を調製する際本発明
カプラーの例示化合物−(20)に代えて比較化合物−
(II:)4.Ogをジブチルフタレート4.0−とE
A5dに混合溶解した。この溶液にアルカノールBの1
0優水溶液1−及び5壬ゼラチン水溶液25−を加えコ
ロイドミルを用いて乳化してカプラー分散液を調製した
以上の操作によって比較用感光材料@を作成した。
比較化合物−〔I〕 この様にして作成した感光材料(C’l及び(ロ)にス
テップクエツジを通してそれぞれ白色光で16000M
S及び赤色光、緑色光の露光を与えた。
次に受像紙(実施例−1と同一のもの)と重ね合せて1
60℃、30秒間加熱して現除後受廉紙を剥離した。
その結果、感光材料(C)からは白色露光域に緑色の画
像が、赤色露光域に色層シのないシアン画像が、また緑
色露光域に色層シのない黄色の画像が各々得られた。
一方、比較用感光材料の)からは白色露光域、赤色露光
域また緑色露光域ともに緑色ないし緑色がかった低濃度
の淡い画像が得られた。
このことから、本発明の感光材料(Qは色層シを生じな
いことがわかる。これに対して比較用感光材料の)はカ
プラーが不動化性基を有していないことから層間移動を
起こし色層シを生じたと考えられる。
また比較用感光材料(ハ)で生じた色素は分子量が大き
い為受@層に染着困難でありて低#度でありた。
手続補正書(自発) 昭和58年5月14日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1 事件の表示 昭和58年特許願第236077号 2 発明の名称 熱現像カラー感光材料 3 補正をする者 事件との関係 出願人 名 称 (127)小西六写真工業株式会社4代理人 
〒105 5 拒絶理由通知の日付 (自発) 6 補正により増加する発明の数 7 補正の対象 明細書(特許請求の範囲および発明の詳細な説明の欄)
補止の内容(特願昭58−238077)明細書につい
て下記の通り補正する。
l 特許請求の範囲を下記の通り補正する。
記 6)感光性−・ロゲン化銀、(呻有機銀塩、(C)還元
剤、(d)熱現像によシ拡散性の色素を形成する色素供
与物質並びに(e)バインダーを含有する少なくとも1
層の写真構成層を有する熱現像カッ−感光材料において
、該還元剤静谷体が下記一般式CI)で示される化合物
であル、かつ該色素供与物質が活性点置換成分に不動化
性基を有し、拡散性の色素を形成する活性点置換型カブ
2−であることを%黴とする熱現像力2−感光材料。
一般式〔I〕 R5R1 (式中、 R1,R2、R3およびR4は水素原子、ハ
ロゲン原子、アミン基、アシルアミ7基、アルキルスル
ホンアミド基、アリールスルホンアミド基、ニトロ基、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アルキルカル
バモイル基、アリールカルバモイル基、カルバモイル基
、アリールオキシカルボニル基、アルキルオキシカルボ
ニル基またはアシルオギシ、+゛基を表わし、R5はア
ルキル基、アリールまたはへテロ環残基を表わし、 A
はs ヒドロキシ基または−N″::、基を表わし、 R@お
7 よびR?はアルキル基を表わす、) 2 第8頁第1行に「ピラゾリノベンゾイミダゾール類
」とあるを「ピラゾリノベンズイミダゾール類」と補正
する。
3 第11頁第4行および第28頁第2行に「還元剤朔
、n体」とあるを[還元剤」と補正する。
4 第14頁第7〜11行に「Bは2価の有機基・・・
・・を表わす。」とあるを下記の通り補正する。
記 Bは2価の有機基(例えばアルキレン、アリーレン、ア
ラルキレン等の各基、好ましくは炭素数8以上の基)、
Cは不動化性基(例えば高分子鎖、スルホ基、スルホア
ミノ基、スルフィン酸、スルフェン酸、チオスルホン酸
、ジチオスルホン酸、ヒドロキシスルホニルオキシ基、
ヒドロキシスルホニルチオ基、カルボキシ基、スルファ
モイル酸、イミド酸、カルボキシイミド酸、ヒドラゾン
酸、カルボヒドラゾン酸、ヒドロキシム酸、カルボヒド
ロキシム酸、ヒドロキサム酸、カルボヒドロキサム酸、
スルフィンイミド酸、スルホンイミド酸、スルフィノヒ
ドラゾン酸、スルホノヒドラゾン酸、スルフィノヒドロ
キシム酸、スルホノヒドロキシム酸等で、好ましくはス
ルホ基、スルホアミ/基、カルボキシ基等)を表わす。
5 第38頁第17〜18行に「特願昭57−6451
3号、同57−65388号」とあるを「特願昭57−
73215号、同57−76836号」と補正する。
6 第47頁第12行に「エタノール(以下、EAと記
す。)」とあるを「酢酸エチル(以下、EAと記す。)
」と補正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)感光性−・ロゲン化銀、(b)有機銀塩、(C)
    還元剤(d)熱現像によシ拡散性の色素を形成する色素
    供与物質並びに(e)バインダーを含有する少なくとも
    1層の写真構成層を有する熱現像カラー感光材料におい
    て、該還元剤前駆体が下記一般式〔I〕で示される化合
    物であシ、かつ該色素供与物質が活性点置換成分に不動
    化性基を有し、拡散性の色素を形成する活性点置換型カ
    ブ2−であることを特徴とする熱現像カラー感光材料。 一般式(1) %式% (式中、R1、R2、R5およびR4は水素原子、ハロ
    ゲン原子、アミ7基、アシルアミ7基、アルキルスルホ
    ンアミド基、アリールスルホンアミド基、ニトロ基、ア
    ルキル基、アリール基、アルコキシ基、アルキルカルバ
    モイル基、アリールカルバモイル基、カルバモイル基、
    アリールオキシカルボニル基、アルキルオキシカルボニ
    ル基またはアシルオキシ基を表わし、R5はアルキル基
    、アリール基またはへテロ猿残基を表わし、Aはヒ/ 
    R6 ドロキシ基または−N 基を表わし、RGお\R7 よびR7はアルキル基を表わす。)
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