JPS60128252A - 形状記憶合金 - Google Patents
形状記憶合金Info
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- JPS60128252A JPS60128252A JP59242175A JP24217584A JPS60128252A JP S60128252 A JPS60128252 A JP S60128252A JP 59242175 A JP59242175 A JP 59242175A JP 24217584 A JP24217584 A JP 24217584A JP S60128252 A JPS60128252 A JP S60128252A
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- JP
- Japan
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- alloy
- dislocations
- temperature
- composite structure
- shape memory
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22F—CHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
- C22F1/00—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
- C22F1/006—Resulting in heat recoverable alloys with a memory effect
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
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- Materials For Medical Uses (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、二方向効果を実質的に抑制するためニッケル
/チタニウムベースの形状記憶合金を加工する方法、お
よび二方向効果が実質的に抑制されているニッケル/チ
タニウムベースの形状記憶合金を有する複合構造物に関
する。
/チタニウムベースの形状記憶合金を加工する方法、お
よび二方向効果が実質的に抑制されているニッケル/チ
タニウムベースの形状記憶合金を有する複合構造物に関
する。
[従来技術]
形状記憶加工可能な有機および金属材料はよく知られて
いる。そのような材料からできている物品は初めの熱安
定な形状から第2の熱不安定な形状へ変形し得る。物品
は、熱のみを適用した時に、熱不安定な形状から初めの
熱安定な形状へ戻るまたは戻ろうとする(即ち、初めの
形状を「記憶している」)ので、形状記憶を有すると言
イつれる。
いる。そのような材料からできている物品は初めの熱安
定な形状から第2の熱不安定な形状へ変形し得る。物品
は、熱のみを適用した時に、熱不安定な形状から初めの
熱安定な形状へ戻るまたは戻ろうとする(即ち、初めの
形状を「記憶している」)ので、形状記憶を有すると言
イつれる。
金属合金において、形状記憶を有する能力は、合金が温
度変化によってオーステナイト状態からマルテンサイト
状態へ可逆的に転移することの結果である。加えて、合
金はマルテンサイト状態においてよりオーステナイト状
態においてかなり強い。この転移は、熱弾性マルテンサ
イト転移と呼ばれることがある。そのような合金からで
きている物品(例えば、中空スリーブ)は、合金がオー
ステナイト状態からマルテンサイト状態へ転移する温度
以下に冷却された場合、初めの形状から新しい形状へ容
易に変形できる。
度変化によってオーステナイト状態からマルテンサイト
状態へ可逆的に転移することの結果である。加えて、合
金はマルテンサイト状態においてよりオーステナイト状
態においてかなり強い。この転移は、熱弾性マルテンサ
イト転移と呼ばれることがある。そのような合金からで
きている物品(例えば、中空スリーブ)は、合金がオー
ステナイト状態からマルテンサイト状態へ転移する温度
以下に冷却された場合、初めの形状から新しい形状へ容
易に変形できる。
通常、この転移が始まる温度はMsと呼ばれ、終わる温
度はMfと呼ばれる。このように変形された物品が、A
s(A fは戻るのが完了する温度である。)と呼ば
れる、合金がオーステナイトに戻り始める温度に加温さ
れる場合、変形−された物品はその初めの形状に戻り始
める。
度はMfと呼ばれる。このように変形された物品が、A
s(A fは戻るのが完了する温度である。)と呼ば
れる、合金がオーステナイトに戻り始める温度に加温さ
れる場合、変形−された物品はその初めの形状に戻り始
める。
ニッケル/チタニウム合金は、種々の用途において非常
に有用な形状記憶性質を示す。
に有用な形状記憶性質を示す。
近年、形状記憶合金(SMA)には、例えば、(米国特
許第4,035,007および4,198,081号に
記載されているような)パイプカップリング、(米国特
許第3,740,839号に記載されているような)電
気コネクタ、(米国特許第4,205.293号に記載
されているような)スイッチ、作動器などに用途が見い
出されている。
許第4,035,007および4,198,081号に
記載されているような)パイプカップリング、(米国特
許第3,740,839号に記載されているような)電
気コネクタ、(米国特許第4,205.293号に記載
されているような)スイッチ、作動器などに用途が見い
出されている。
医用分野において形状記憶合金を用いる種々の提案がな
されている。例えば、米国特許第3,620.212号
においてSMA子宮内避妊器具の使用、米国特許第3,
786,806号においてSMA骨板の使用、゛米国特
許第3,890,977号においてカテーテルまたはカ
ニユーレを屈曲するSMA要素の使用などが提案されて
いる。
されている。例えば、米国特許第3,620.212号
においてSMA子宮内避妊器具の使用、米国特許第3,
786,806号においてSMA骨板の使用、゛米国特
許第3,890,977号においてカテーテルまたはカ
ニユーレを屈曲するSMA要素の使用などが提案されて
いる。
これら医用SMA器具は、その所望効果を達成するため
形状記憶性質に依存する。即ち、SMA要素はマルテン
サイト状態に冷却され、次いで変形された場合に新しい
形状を保持するが、オーステナイト状態に加温された場
合に初めの形状に回復するということに依存する。
形状記憶性質に依存する。即ち、SMA要素はマルテン
サイト状態に冷却され、次いで変形された場合に新しい
形状を保持するが、オーステナイト状態に加温された場
合に初めの形状に回復するということに依存する。
温度の影響によってのみ突然に生じる形状変化は、温度
上昇以前の形状が続いての温度低下によって得られず、
機械的に変形しなければならないので、一方向効果と呼
ばれる。しかし、ある場合、続いての温度サイクル時に
、純粋に温度に依存する形状可逆性が観られ、二方向効
果と呼ばれる。
上昇以前の形状が続いての温度低下によって得られず、
機械的に変形しなければならないので、一方向効果と呼
ばれる。しかし、ある場合、続いての温度サイクル時に
、純粋に温度に依存する形状可逆性が観られ、二方向効
果と呼ばれる。
熱電気スイッチの如き用途において、例えば米国特許第
4.2(15,293号に記載されているように、二方
向効果は有用である。しかし、他の用途において、例え
ばカップリングにおいて二方向効果を抑制することは望
ましい。よって、転移温度が室温より高い合金でカップ
リングを製造し、加熱する場合、室温に冷却すると二方
向効果によってカップリングはゆるくなる。
4.2(15,293号に記載されているように、二方
向効果は有用である。しかし、他の用途において、例え
ばカップリングにおいて二方向効果を抑制することは望
ましい。よって、転移温度が室温より高い合金でカップ
リングを製造し、加熱する場合、室温に冷却すると二方
向効果によってカップリングはゆるくなる。
それ故、ニッケル/チタニウム形状記憶合金において二
方向効果を実質的に抑制する加工方法を開発することは
望ましい。
方向効果を実質的に抑制する加工方法を開発することは
望ましい。
当技術において米国特許第3,948,688.3、.
652,969および3,953,253号に見られる
ように、サイクル安定性を達成する方法が知られている
。しかし、これら特許には、要素の負荷下での熱サイク
ルが必要であるという欠点があり、二方向効果を抑制で
きない。更に、通常の製造操作時に中間製品(例えば、
棒、ワイヤまたはシート)に適用できる方法においてサ
イクル安定性を達成することは望ましく、これによりか
なり経費を節減できる。
652,969および3,953,253号に見られる
ように、サイクル安定性を達成する方法が知られている
。しかし、これら特許には、要素の負荷下での熱サイク
ルが必要であるという欠点があり、二方向効果を抑制で
きない。更に、通常の製造操作時に中間製品(例えば、
棒、ワイヤまたはシート)に適用できる方法においてサ
イクル安定性を達成することは望ましく、これによりか
なり経費を節減できる。
米国特許第4,283,233号には、最終の焼なまし
条件を選択することによってN1tinolにニッケル
/チタニウムベースの)合金の形状変化温度範囲(’r
TR)を変化させる方法が記載されている。
条件を選択することによってN1tinolにニッケル
/チタニウムベースの)合金の形状変化温度範囲(’r
TR)を変化させる方法が記載されている。
焼なまし工程以前に、合金は、好都合な寸法お上び形状
になるように、かつ合金に存在する従来のあらゆる形状
記憶効果を除去するように冷処理される。次いで材料は
、永続的な形状にされ、この永続的な形状で拘束され、
拘束下で焼なましされる。この操作は、二方向効果を実
質的に抑制しない。
になるように、かつ合金に存在する従来のあらゆる形状
記憶効果を除去するように冷処理される。次いで材料は
、永続的な形状にされ、この永続的な形状で拘束され、
拘束下で焼なましされる。この操作は、二方向効果を実
質的に抑制しない。
冷処理によってニッケル/チタニウムベースの合金へ興
味ある効果が組込まれる(例えば、TTadaki a
nd C,M、Wayman、 5crita Mat
all、。
味ある効果が組込まれる(例えば、TTadaki a
nd C,M、Wayman、 5crita Mat
all、。
几、911 (1980)参照。)ことが知られており
、冷処理および温度300〜950℃の焼なましの後の
室温での応カー歪み曲線が報告されている( 0. M
ercier and E、 Torok 、I nt
−ernational Conference on
Martensitic Tra−nsformat
ions (I COMAT) 、 Leuven 、
C4−267(19B2)参照。′)。更に、Ots
ukaによる研究(例えば、S、 Miyazaki
、 Y、 Ohmi 。
、冷処理および温度300〜950℃の焼なましの後の
室温での応カー歪み曲線が報告されている( 0. M
ercier and E、 Torok 、I nt
−ernational Conference on
Martensitic Tra−nsformat
ions (I COMAT) 、 Leuven 、
C4−267(19B2)参照。′)。更に、Ots
ukaによる研究(例えば、S、 Miyazaki
、 Y、 Ohmi 。
K、 0tsuka and Y、 5usuki 、
I COMAT。
I COMAT。
Leuven、 C4,−255(1982)およびK
。
。
0tsuka and K、 Shimizu 、I
nternationalSummer Course
on Martensitic Transform
a−tons 、 Leuven 、1982)には、
擬弾性効果が冷処理および次いでの300°Cでの焼な
ましによって改良されることが示されている。
nternationalSummer Course
on Martensitic Transform
a−tons 、 Leuven 、1982)には、
擬弾性効果が冷処理および次いでの300°Cでの焼な
ましによって改良されることが示されている。
[発明の目的]
本発明の目的は、二方向効果を実質的に抑制するように
ニッケル/チタニウムベースの形状記憶合金を加工する
方法、および二方向効果が実質的に抑制されているニッ
ケル/チタニウムベースの形状記憶合金を有する複合構
造物を提供することにある。
ニッケル/チタニウムベースの形状記憶合金を加工する
方法、および二方向効果が実質的に抑制されているニッ
ケル/チタニウムベースの形状記憶合金を有する複合構
造物を提供することにある。
[発明の構成コ
第1の要旨によれば、本発明は、二方向効果を実質的に
抑制するためニッケル/チタニウムベースの形状記憶合
金を加工する方法であって、オーステナイト状態におい
て特定形状でニッケル/チタニウムベースの形状記憶合
金を供給し;高率の実質的にランダムな転位を有する微
細構造を与えるように、マルテンサイト状態において該
合金を15〜40%で冷処理し:より高い転位密度の壁
によって包囲されている本質的に転位のない格子を有し
て成る規則的なネットワークの転位へと転位を再配列し
、かつ、該合金を望ましい形状にするように、拘束なく
300〜500℃で少なくとも20分間該合金−を焼な
ましし:マルテンサイト状態において該合金を変形し;
ならびにオーステナイト状態に該合金を加熱し、回復さ
せ、望ましい該形状を実質的に保つことを含んで成る方
法を提供する。合金はマルテンサイト状態に実質的に冷
却される場合、望ましい該形状を実質的に保つ。
抑制するためニッケル/チタニウムベースの形状記憶合
金を加工する方法であって、オーステナイト状態におい
て特定形状でニッケル/チタニウムベースの形状記憶合
金を供給し;高率の実質的にランダムな転位を有する微
細構造を与えるように、マルテンサイト状態において該
合金を15〜40%で冷処理し:より高い転位密度の壁
によって包囲されている本質的に転位のない格子を有し
て成る規則的なネットワークの転位へと転位を再配列し
、かつ、該合金を望ましい形状にするように、拘束なく
300〜500℃で少なくとも20分間該合金−を焼な
ましし:マルテンサイト状態において該合金を変形し;
ならびにオーステナイト状態に該合金を加熱し、回復さ
せ、望ましい該形状を実質的に保つことを含んで成る方
法を提供する。合金はマルテンサイト状態に実質的に冷
却される場合、望ましい該形状を実質的に保つ。
合金は充分に擬弾性である温度より高い温度、一般に1
2−5℃より高い温度で焼なましされることが好ましい
。
2−5℃より高い温度で焼なましされることが好ましい
。
擬弾性は、比例しない大きな歪みが、ある合金に負荷を
かけ、かつ負荷を除く時に得られる現像である。合金は
、可逆的なマルテンサイト転移を示し、マルテンサイト
が熱的に不安定である温度でオーステナイト状態におい
て変形される。臨界応力を越える変形時に、応力誘導マ
ルテンサイトが形成し、数%の歪みが生じる。しかし、
応力の不存下て、マルテンサイトはオーステナイトに戻
り、即ち、第2臨界応力より少なく負荷を除くと、逆の
転移が生じ、歪みは完全に回復する。応力誘導マルテン
サイトを形成する臨界応力は温度に依存する。
かけ、かつ負荷を除く時に得られる現像である。合金は
、可逆的なマルテンサイト転移を示し、マルテンサイト
が熱的に不安定である温度でオーステナイト状態におい
て変形される。臨界応力を越える変形時に、応力誘導マ
ルテンサイトが形成し、数%の歪みが生じる。しかし、
応力の不存下て、マルテンサイトはオーステナイトに戻
り、即ち、第2臨界応力より少なく負荷を除くと、逆の
転移が生じ、歪みは完全に回復する。応力誘導マルテン
サイトを形成する臨界応力は温度に依存する。
マルテンサイトが零の応力で形成する温度より高い温度
へ上昇させると、マルテンサイトを誘導するため応力を
増加する必要がある。しかし、この応力は、通常の不可
逆的可塑性流動が生じる応力を越える場合、負荷を除い
た時の完全な回復は妨げられる。カップリングが回復す
る最低温度は、マルテンサイトを形成する応力と通常の
可塑性流動が生じる応力が等しい温度である。
へ上昇させると、マルテンサイトを誘導するため応力を
増加する必要がある。しかし、この応力は、通常の不可
逆的可塑性流動が生じる応力を越える場合、負荷を除い
た時の完全な回復は妨げられる。カップリングが回復す
る最低温度は、マルテンサイトを形成する応力と通常の
可塑性流動が生じる応力が等しい温度である。
驚くべきことに、本発明の方法によって二方向効果を抑
制できることを見い出した。転移温度が室温より高い合
金を有するカップリングを製造し加熱する場合、室温に
冷却すると、通常に存在する二方向効果によって、カッ
プリングはゆるくなる。しかし、本発明の方法に従って
加工された材料は、マルテンサイト状態に戻る冷却時で
さえ開放しない[熱収縮性jカップリングを提供する。
制できることを見い出した。転移温度が室温より高い合
金を有するカップリングを製造し加熱する場合、室温に
冷却すると、通常に存在する二方向効果によって、カッ
プリングはゆるくなる。しかし、本発明の方法に従って
加工された材料は、マルテンサイト状態に戻る冷却時で
さえ開放しない[熱収縮性jカップリングを提供する。
上記のことに加えて、本発明の方法には伺加的な利点が
ある。オーステナイト状態の降伏強度は、3つまでの因
子によって増加する。一方、驚くべきことに、マルテン
サイト状態の降伏強度は本質的に一定のままである。更
に、サイクル安定性は改良される(即ち、温度サイクル
時の負荷下に生じる寸法的変化は最小である。)。
ある。オーステナイト状態の降伏強度は、3つまでの因
子によって増加する。一方、驚くべきことに、マルテン
サイト状態の降伏強度は本質的に一定のままである。更
に、サイクル安定性は改良される(即ち、温度サイクル
時の負荷下に生じる寸法的変化は最小である。)。
第2の要旨によれば、本発明は、接触している第1部材
および第2部材を有して成る複合構造物であって、第2
部材は二方向効果を示すニッケル/チタニウム形状記憶
合金であり、オーステナイト状態にある場合に第1部材
とがつちり接触し、マルテンサイト状態に少なくとも部
分的に転移している場合に第1部材とがっちりした接触
を保つ複合構造物を提供する。
および第2部材を有して成る複合構造物であって、第2
部材は二方向効果を示すニッケル/チタニウム形状記憶
合金であり、オーステナイト状態にある場合に第1部材
とがつちり接触し、マルテンサイト状態に少なくとも部
分的に転移している場合に第1部材とがっちりした接触
を保つ複合構造物を提供する。
本発明は、あらゆるニッケル/チタニウムベースの形状
記憶合金(例えば、上記特許に記載されている形状記憶
合金)に適切に適用してよい。ニッケル/チタニウムベ
ースの合金は、特に望ましい結果を達成するために1種
またはそれ以上の添加剤を含有してよい。例えば、ニッ
ケル/チタニウム合金は少量の銅、鉄または他の望まし
い添加剤を含有する。同様に、本発明に従って加工され
るニッケル/チタニウムベースの形状記憶合金は、上記
特許にも記載されている従来の方法(例えば、不活性雰
囲気中のアーク溶融または電子線溶融)によって、本発
明に従って加工するための形状で製造するのが好都合で
ある。
記憶合金(例えば、上記特許に記載されている形状記憶
合金)に適切に適用してよい。ニッケル/チタニウムベ
ースの合金は、特に望ましい結果を達成するために1種
またはそれ以上の添加剤を含有してよい。例えば、ニッ
ケル/チタニウム合金は少量の銅、鉄または他の望まし
い添加剤を含有する。同様に、本発明に従って加工され
るニッケル/チタニウムベースの形状記憶合金は、上記
特許にも記載されている従来の方法(例えば、不活性雰
囲気中のアーク溶融または電子線溶融)によって、本発
明に従って加工するための形状で製造するのが好都合で
ある。
本発明の方法によれば、ニッケル/チタニウムベースの
形状記憶合金はオーステナイト状態において特定形状で
供給される。例えば、該合金の棒は、従来の溶融または
流延技術によって容易に製造でき、製造したインゴット
は特定形状に熱圧伸成形される。次いで、合金は、例え
ば冷圧伸成形によって、15〜40%の量で冷処理され
る。冷処理工程によって、材料に従来の可塑性流動が加
えられ、高率の実質的にランダムな転位を有する微細構
造が与えられる。次いで、拘束なく300〜500℃で
少なくとも20分間、好ましくは9O分間を越えずに低
温焼なましし、より高い転位密度の壁によって包囲され
ている本質的に転位のない格子を有して成る規則的なネ
・ソトワ−りの転位へと転位を再配列し、かつ該合金を
望ましい形状にする。300℃より低い強度では転位か
再配列せず、500℃より高い温度では転位が消滅する
。次いで、要すれば、形成する材料は、機械加工または
型押しによって最終形状に変形される。
形状記憶合金はオーステナイト状態において特定形状で
供給される。例えば、該合金の棒は、従来の溶融または
流延技術によって容易に製造でき、製造したインゴット
は特定形状に熱圧伸成形される。次いで、合金は、例え
ば冷圧伸成形によって、15〜40%の量で冷処理され
る。冷処理工程によって、材料に従来の可塑性流動が加
えられ、高率の実質的にランダムな転位を有する微細構
造が与えられる。次いで、拘束なく300〜500℃で
少なくとも20分間、好ましくは9O分間を越えずに低
温焼なましし、より高い転位密度の壁によって包囲され
ている本質的に転位のない格子を有して成る規則的なネ
・ソトワ−りの転位へと転位を再配列し、かつ該合金を
望ましい形状にする。300℃より低い強度では転位か
再配列せず、500℃より高い温度では転位が消滅する
。次いで、要すれば、形成する材料は、機械加工または
型押しによって最終形状に変形される。
焼なまし工程から形成する棒は、環状中空リングに機械
加工されてよい。更に、別の低温焼なましく例えば、3
00〜400℃で15分〜1時間)は、機械的操作から
生じるあらゆる内部応力を除去するため適用してよい。
加工されてよい。更に、別の低温焼なましく例えば、3
00〜400℃で15分〜1時間)は、機械的操作から
生じるあらゆる内部応力を除去するため適用してよい。
次いで、材料は、マルテンサイト状態において変形しく
例えば、望ましい形状が熱回復性であるように8%より
少なくリングを拡張する。)、次いで、望ましい形状に
回復させるためおよび望ましい該形状を実質的に保つた
め、オーステナイト状態に加熱する。本発明において、
合金は、次いでマルテンサイト状態に冷却される場合、
望ましい該形状を実質的に保つ(即ち、二方向効果を実
質的に抑制する)。好ましい態様において合金は、充分
に擬弾性である温度、一般に125℃より高い温度で焼
なましされる。
例えば、望ましい形状が熱回復性であるように8%より
少なくリングを拡張する。)、次いで、望ましい形状に
回復させるためおよび望ましい該形状を実質的に保つた
め、オーステナイト状態に加熱する。本発明において、
合金は、次いでマルテンサイト状態に冷却される場合、
望ましい該形状を実質的に保つ(即ち、二方向効果を実
質的に抑制する)。好ましい態様において合金は、充分
に擬弾性である温度、一般に125℃より高い温度で焼
なましされる。
よって、本発明の方法において、例えばカップリングは
、材料がマルテンサイト状態に冷却された後に、きつく
固定されたままである。
、材料がマルテンサイト状態に冷却された後に、きつく
固定されたままである。
[発明の好ましい態様]
以下に実施例を示し、本発明の方法および複合構造物を
更に詳しく説明する。
更に詳しく説明する。
実施例1
ニッケル約50原子%およびチタニウム約50原子%の
組成を有するニッケル/チタニウム合金の棒を、従来の
溶融および流延技術によって製造した。製造したインゴ
ットを850℃で熱圧伸成形した。次いでこの棒を20
%の面積減少の冷圧伸成形し、高率の実質的にランダム
な転位を有する微細構造を生じさせた。次いでこの棒を
400℃で60分間焼なましした。この低温焼なまし工
程によって、より高い転位密度の壁によって包囲されて
いる本質的に転位のない格子を有して成る規則的なネッ
トワークの転位へと転°位は再記され、更に合金は望ま
しい形状になった。焼なましした棒から、内径(ID)
0.240インチ、外径(0D)0.33インチおよび
長さ0.25インチの中空リングを機械加工し、機械的
操作によって生じたあらゆる内部応力を除去するため3
50℃で30分間焼なましした。次いで、マンドレルに
リングを通して押しつ()ることによって、0℃でリン
グを拡張した。リングは、その場で形状記憶効果を生じ
る変形熱を防止するため、0℃に冷却した。内径で計算
して(弾性的はじき戻り後の)7%の拡張は最大外径0
.26インチのマンドレルを用いて行なった。
組成を有するニッケル/チタニウム合金の棒を、従来の
溶融および流延技術によって製造した。製造したインゴ
ットを850℃で熱圧伸成形した。次いでこの棒を20
%の面積減少の冷圧伸成形し、高率の実質的にランダム
な転位を有する微細構造を生じさせた。次いでこの棒を
400℃で60分間焼なましした。この低温焼なまし工
程によって、より高い転位密度の壁によって包囲されて
いる本質的に転位のない格子を有して成る規則的なネッ
トワークの転位へと転°位は再記され、更に合金は望ま
しい形状になった。焼なましした棒から、内径(ID)
0.240インチ、外径(0D)0.33インチおよび
長さ0.25インチの中空リングを機械加工し、機械的
操作によって生じたあらゆる内部応力を除去するため3
50℃で30分間焼なましした。次いで、マンドレルに
リングを通して押しつ()ることによって、0℃でリン
グを拡張した。リングは、その場で形状記憶効果を生じ
る変形熱を防止するため、0℃に冷却した。内径で計算
して(弾性的はじき戻り後の)7%の拡張は最大外径0
.26インチのマンドレルを用いて行なった。
拡張したリングを室温で貯蔵した。名目上の外径0.2
5インチの長いステンレスチューブを室温でリングに挿
入し、リングを約200℃に加熱すると、リングはステ
ンレス鋼チューブ上へ緊密に収縮した。次いでフレオン
スプレーを用いてアッセンブリを一30℃に冷却しても
、リングは所定位置に緊密さを保っていた。これは、二
方向効果か本発明によって効果的に抑制され、リングが
マルテンサイト状態においてさえ緊密さを保つことを示
す。
5インチの長いステンレスチューブを室温でリングに挿
入し、リングを約200℃に加熱すると、リングはステ
ンレス鋼チューブ上へ緊密に収縮した。次いでフレオン
スプレーを用いてアッセンブリを一30℃に冷却しても
、リングは所定位置に緊密さを保っていた。これは、二
方向効果か本発明によって効果的に抑制され、リングが
マルテンサイト状態においてさえ緊密さを保つことを示
す。
別の試験において、上記の200℃でなく、100℃に
アッセンブリを加熱した。これは、リングかステンレス
鋼チューブへ収縮するのに充分であった。しかし、リン
グは、室温に冷却すると、ゆるくなった。100℃にお
いて、上記と同様にして(即ち、20%冷圧伸し、次い
で400℃で60分間焼なましする)加工した合金スト
リップは、引張試験を行なうと、充分に擬弾性であった
。
アッセンブリを加熱した。これは、リングかステンレス
鋼チューブへ収縮するのに充分であった。しかし、リン
グは、室温に冷却すると、ゆるくなった。100℃にお
いて、上記と同様にして(即ち、20%冷圧伸し、次い
で400℃で60分間焼なましする)加工した合金スト
リップは、引張試験を行なうと、充分に擬弾性であった
。
即ち、6%の歪みは、負荷を除くと充分に回復した。こ
れは、100℃がオーステナイトからマルテンサイトへ
の転移に関して充分に高いが、転移が負荷除去時に充分
に可逆的であることを明らかに示す。充分な擬弾性回復
が引張試験において観測されない更に高い温度(例えば
、125℃より高い一度)に加熱することによって、リ
ングは室温で緊密さを保っ−よって、続いてのマルテン
サイトへの冷却時に緊密さを保ち、マルテンサイトに関
して二方向効果が予想外に抑制されるリングまたはカッ
プリングの装着には、合金が充分に擬弾性になる温度よ
り高い温度に加熱することが必要である。
れは、100℃がオーステナイトからマルテンサイトへ
の転移に関して充分に高いが、転移が負荷除去時に充分
に可逆的であることを明らかに示す。充分な擬弾性回復
が引張試験において観測されない更に高い温度(例えば
、125℃より高い一度)に加熱することによって、リ
ングは室温で緊密さを保っ−よって、続いてのマルテン
サイトへの冷却時に緊密さを保ち、マルテンサイトに関
して二方向効果が予想外に抑制されるリングまたはカッ
プリングの装着には、合金が充分に擬弾性になる温度よ
り高い温度に加熱することが必要である。
実施例2
実施例Iと同様にして、ニッケル約48原子%、チタニ
ウム約46原子%およびバナジウム6原子%を有するニ
ッケル/チタニウム合金の熱処理棒を製造した。棒を冷
圧伸成形し、20%面積減少させた。その際、圧伸成形
時にその場での形状記憶はクラックを生じさせるので、
棒が熱くなりすぎないように注意した。製造した材料の
微細構造は、高率の実質的にランダムな転位を有してい
た。
ウム約46原子%およびバナジウム6原子%を有するニ
ッケル/チタニウム合金の熱処理棒を製造した。棒を冷
圧伸成形し、20%面積減少させた。その際、圧伸成形
時にその場での形状記憶はクラックを生じさせるので、
棒が熱くなりすぎないように注意した。製造した材料の
微細構造は、高率の実質的にランダムな転位を有してい
た。
冷処理後、棒を450℃で60分間焼なましすると、実
施例Iと同様の微細構造が形成していた。
施例Iと同様の微細構造が形成していた。
これから、実施例1と同寸法の中空リングを機械加工に
よって製造した。機械加工後、400℃で30分間リン
グを焼なましし、温度約O℃で実施例1のようにリング
を拡張した。
よって製造した。機械加工後、400℃で30分間リン
グを焼なましし、温度約O℃で実施例1のようにリング
を拡張した。
外径0125インヂのステンレス鋼チューブを、拡張し
たリングに通し、アッセンブリを約200℃に加熱した
。これによって、リングはその記憶転移を行ない、デユ
ープ上に緊密に収縮した。合金が少なくとも部分的にマ
ルテンサイトである室温に冷却している場合、リングが
動き始めるために282ボンドの軸方向力が必要であっ
た。150ボンドの力によって、更に動きが生じた。こ
れは、二方向効果が本発明の方法によって実質的に抑制
されていることを明らかに示す。
たリングに通し、アッセンブリを約200℃に加熱した
。これによって、リングはその記憶転移を行ない、デユ
ープ上に緊密に収縮した。合金が少なくとも部分的にマ
ルテンサイトである室温に冷却している場合、リングが
動き始めるために282ボンドの軸方向力が必要であっ
た。150ボンドの力によって、更に動きが生じた。こ
れは、二方向効果が本発明の方法によって実質的に抑制
されていることを明らかに示す。
実施例3
実施例2と同様にして製造した冷処理棒からカップリン
グ部材を機械加工した。部材は、米国特許第4,226
,448号に記載されているような半径方向に拡張する
リングの形状において、長さ0゜65インチ、外径0.
5インチであり、その内表面に4つの歯を有した。歯に
おける最小内径は0.24インチであった。マンドレル
を用いて0℃で〃ツプリ:/グ部材を拡張した。はじき
戻り後の拡張は約7%であった。室温に加温されている
拡張カップリング部材に、2本の外径025インチのス
テンレス鋼チューブを挿入した。リングの歯の2つがそ
れぞれのチューブのまわり(′こなるように挿入した。
グ部材を機械加工した。部材は、米国特許第4,226
,448号に記載されているような半径方向に拡張する
リングの形状において、長さ0゜65インチ、外径0.
5インチであり、その内表面に4つの歯を有した。歯に
おける最小内径は0.24インチであった。マンドレル
を用いて0℃で〃ツプリ:/グ部材を拡張した。はじき
戻り後の拡張は約7%であった。室温に加温されている
拡張カップリング部材に、2本の外径025インチのス
テンレス鋼チューブを挿入した。リングの歯の2つがそ
れぞれのチューブのまわり(′こなるように挿入した。
次いで、カップリング部材を約180℃に加熱すると、
カップリング部材は、チコーブ上に緊密に収縮し、緊密
な接続を与えた。室温に冷却した場合、カップリングは
緊密なままであり、600psiの圧力試験において漏
れは検出されなかっ1こ。加圧されているカップリング
を水中に浸し、空気泡の漏れを観測することによって漏
れ一検出を行なった。空気泡の漏れは観測されなかった
。
カップリング部材は、チコーブ上に緊密に収縮し、緊密
な接続を与えた。室温に冷却した場合、カップリングは
緊密なままであり、600psiの圧力試験において漏
れは検出されなかっ1こ。加圧されているカップリング
を水中に浸し、空気泡の漏れを観測することによって漏
れ一検出を行なった。空気泡の漏れは観測されなかった
。
実施例4
実施例1と実質的に同様にして製造した合金の冷処理棒
を850℃で30分間焼なましし、徐々に冷却した。実
施例1と同寸法のリングを棒から機械成形した。350
℃で応力除去し、0℃で7%拡張し、室温に加温した。
を850℃で30分間焼なましし、徐々に冷却した。実
施例1と同寸法のリングを棒から機械成形した。350
℃で応力除去し、0℃で7%拡張し、室温に加温した。
外径0.25インチのステンレス鋼チューブ片をリング
に挿入し、リングを約200℃に加熱すると、リングは
チューブ上に緊密に収縮した。しかし、続いて室温に冷
却すると、リングは緊密さを保っていなかった。
に挿入し、リングを約200℃に加熱すると、リングは
チューブ上に緊密に収縮した。しかし、続いて室温に冷
却すると、リングは緊密さを保っていなかった。
注目すべきゆるみが生じ、リングは手によって容易に回
転できた。これは、二方向効果が行なわれたことを明ら
かに示す。従って、二方向効果によりリングはゆるくな
るので、従来の軟化焼なまし材料は、マルテンサイト状
態においてカップリング部材として使用できない。
転できた。これは、二方向効果が行なわれたことを明ら
かに示す。従って、二方向効果によりリングはゆるくな
るので、従来の軟化焼なまし材料は、マルテンサイト状
態においてカップリング部材として使用できない。
実施例5
ニッケル約50原子%およびチタニウム約50原子%の
組成を有するニッケル/チタニウム合金の棒のワイヤを
室温で16%冷圧伸し、直径0゜04インチのワイヤを
製造した。次いで、これをピンに巻き付け、種々の湾曲
のループを形成し、ワイヤの末端をクランプした。製造
したアッセンブリを拘束下で焼なましした後、アッセン
ブリを室温に冷却し、拘束を除去した。この際、注意し
て行ない、ワイヤの突発的な変形を防止した。次いで、
100℃に加熱すると、小さな形状記憶効果が生じた。
組成を有するニッケル/チタニウム合金の棒のワイヤを
室温で16%冷圧伸し、直径0゜04インチのワイヤを
製造した。次いで、これをピンに巻き付け、種々の湾曲
のループを形成し、ワイヤの末端をクランプした。製造
したアッセンブリを拘束下で焼なましした後、アッセン
ブリを室温に冷却し、拘束を除去した。この際、注意し
て行ない、ワイヤの突発的な変形を防止した。次いで、
100℃に加熱すると、小さな形状記憶効果が生じた。
これは反復性があった。即ち、室温に冷却すると逆の動
きが観測され、再び加熱すると同じ形状記憶効果が観測
された。約200℃に加熱することによって形状記憶の
大きさは減少しなかった。即ち、二方向効果は、擬弾性
範囲を越えて加熱することによって抑制できなかった。
きが観測され、再び加熱すると同じ形状記憶効果が観測
された。約200℃に加熱することによって形状記憶の
大きさは減少しなかった。即ち、二方向効果は、擬弾性
範囲を越えて加熱することによって抑制できなかった。
これは、拘束エージングによって二方向効果が抑制され
ないことを明らかに示す。
ないことを明らかに示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一 (1)二方向効果を実質的に抑制するためニッケル
/チタニウムベースの形状記憶合金を加工する方法であ
って、 オーステナイト状態において特定形状でニッケル/チタ
ニウムベースの形状記憶合金を供給し;高率の実質的に
ランダムな転位を有する微細構造を与えるように、マル
テンサイト状態において該合金を15〜40%で冷処理
し;より高い転位密度の壁によって包囲されている本質
的に転位のない格子を有して成る規則的なネットワーク
の転位へと転位を再配列し、かつ、該合金を望ましい形
状にするように、拘束なく300〜500℃で少なくと
も20分間該合金を焼なましし:マルテンサイト状態に
おいて該合金を変形し;ならびにオーステナイト状態に
該合金を加熱し、回復させ、望ましい該形状を実質的に
保つことを含んで成る方法。 (2)該合金は、20〜90分冊焼なましする第1項記
載の方法。 (3)該合金は、マルテンサイト状態に実質的に冷却し
、望ましい該形状を実質的に保つ第1項または第2項記
載の方法。 (4)該合金は、合金が充分に擬弾性である温度より高
い温度で焼なましする第1〜3項のいずれかに記載の方
法。 (5)焼なまし温度は125℃より高い第4項に記載の
方法。 (6)該合金は、特定形状の合金を供給するためオース
テナイト状態において熱処理する第1〜5項のいずれか
に記載の方法。 (7)焼なまし後または変形前、望ましい該形状に機械
加工または型押しする第1〜6項のいずノ れかに記載の方法。 (8)接触している第1部材および第2部材を有して成
る複合構造物であって、 第2部材は二方向効果を示すニッケル/チタニラム形状
記憶合金であり、オーステナイト状態にある場合に第1
部材とがっちり接触し、マルテンサイト状態に少なくと
も部分的に転移している場合に第1部材とがっちりした
接触を保つ複合構造物。 (9)第2部材は、高率の実質的にランダムな転位を有
する微細構造を与えるようにマルテンサイト状態で冷処
理され、より高い転位密度の壁によって包囲されている
本質的に転位のない格子を有して成る規則的なネットワ
ークの転位へ転位を再配列するように拘束なく焼なまし
されている第8項記載の複合構造物。 (If)) カップリングである第8項または第9項に
記載の複合構造物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/553,005 US4533411A (en) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | Method of processing nickel-titanium-base shape-memory alloys and structure |
US553005 | 2009-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60128252A true JPS60128252A (ja) | 1985-07-09 |
JPH0433862B2 JPH0433862B2 (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=24207731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59242175A Granted JPS60128252A (ja) | 1983-11-15 | 1984-11-15 | 形状記憶合金 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4533411A (ja) |
EP (1) | EP0143580B1 (ja) |
JP (1) | JPS60128252A (ja) |
AT (1) | ATE37905T1 (ja) |
CA (1) | CA1239569A (ja) |
DE (1) | DE3474569D1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US4772112A (en) * | 1984-11-30 | 1988-09-20 | Cvi/Beta Ventures, Inc. | Eyeglass frame including shape-memory elements |
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1983
- 1983-11-15 US US06/553,005 patent/US4533411A/en not_active Expired - Lifetime
-
1984
- 1984-11-14 AT AT84307885T patent/ATE37905T1/de not_active IP Right Cessation
- 1984-11-14 CA CA000467782A patent/CA1239569A/en not_active Expired
- 1984-11-14 DE DE8484307885T patent/DE3474569D1/de not_active Expired
- 1984-11-14 EP EP84307885A patent/EP0143580B1/en not_active Expired
- 1984-11-15 JP JP59242175A patent/JPS60128252A/ja active Granted
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EP0143580A1 (en) | 1985-06-05 |
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JPH0433862B2 (ja) | 1992-06-04 |
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