JPS6012785Y2 - クロ−ラ走行式作業車 - Google Patents
クロ−ラ走行式作業車Info
- Publication number
- JPS6012785Y2 JPS6012785Y2 JP10591578U JP10591578U JPS6012785Y2 JP S6012785 Y2 JPS6012785 Y2 JP S6012785Y2 JP 10591578 U JP10591578 U JP 10591578U JP 10591578 U JP10591578 U JP 10591578U JP S6012785 Y2 JPS6012785 Y2 JP S6012785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- ground contact
- contact area
- operating speed
- crawlers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、左右一対のクローラを有するコンバインなど
のクローラ式作業車に関する。
のクローラ式作業車に関する。
一般に、この種のクローラ式作業車においては、左右横
方向での重量バランスの平衡をもって機体の安定化を図
る上で、その重量負担の大なる側のクローラの接地面積
を他方のクローラの接地面積よりも大きく構成する手段
が採られる場合があるが、このように左右のクローラの
接地面積を異にすると、これら両者の泥掻き抵抗差等の
要因によって、機体が接地面積の大きいクローラ側へ蛇
行する傾向となり、機体の直進性が低下するといった別
の問題がある。
方向での重量バランスの平衡をもって機体の安定化を図
る上で、その重量負担の大なる側のクローラの接地面積
を他方のクローラの接地面積よりも大きく構成する手段
が採られる場合があるが、このように左右のクローラの
接地面積を異にすると、これら両者の泥掻き抵抗差等の
要因によって、機体が接地面積の大きいクローラ側へ蛇
行する傾向となり、機体の直進性が低下するといった別
の問題がある。
本考案は、上述の実情に鑑み、左右横方向での重量バラ
ンスの平衡化をもって、機体の安定化を図り乍らも、そ
のために生起される機体の蛇行傾向を簡単に抑えて、機
体の直進性を保持することができるようにせんとする点
に目的を有するものであって、左右一対のクローラの接
地面積を異にするとともに、接地面積が大きい方のクロ
ーラの作動速度を他方のクローラの作動速度よりも大に
しであることを特徴とする。
ンスの平衡化をもって、機体の安定化を図り乍らも、そ
のために生起される機体の蛇行傾向を簡単に抑えて、機
体の直進性を保持することができるようにせんとする点
に目的を有するものであって、左右一対のクローラの接
地面積を異にするとともに、接地面積が大きい方のクロ
ーラの作動速度を他方のクローラの作動速度よりも大に
しであることを特徴とする。
即ち、重量負担が大きい側のクローラの接地面積を他方
のクローラの接地面積よりも大にすることにより、左右
横方向での重量バランスを平衡又はほぼ平衡化させて、
機体の安定化を図り乍らも、接地面積が大きい方のクロ
ーラの作動速度を他方のクローラの作動速度よりも大に
することによって、これら両クローラの泥掻き抵抗差等
の要因によって生じる接地面積が大なるクローラ側への
蛇行成分を相殺又は減少することが可能で左右クローラ
の接地面積を異にすることに起因する機体の蛇行傾向を
簡単に抑制して、その直進性を十分、良好に保持し得る
に至った。
のクローラの接地面積よりも大にすることにより、左右
横方向での重量バランスを平衡又はほぼ平衡化させて、
機体の安定化を図り乍らも、接地面積が大きい方のクロ
ーラの作動速度を他方のクローラの作動速度よりも大に
することによって、これら両クローラの泥掻き抵抗差等
の要因によって生じる接地面積が大なるクローラ側への
蛇行成分を相殺又は減少することが可能で左右クローラ
の接地面積を異にすることに起因する機体の蛇行傾向を
簡単に抑制して、その直進性を十分、良好に保持し得る
に至った。
また、前記両クローラの作動速度差を調整可能に構成し
である場合には、土質等によって変化する両クローラの
泥掻き抵抗差などに応じて、これら両クローラの作動速
度差を自由に調整することができるので、土質条件等に
対応しての機体の良好な直進性調整も容易で、実用上−
屑布用である。
である場合には、土質等によって変化する両クローラの
泥掻き抵抗差などに応じて、これら両クローラの作動速
度差を自由に調整することができるので、土質条件等に
対応しての機体の良好な直進性調整も容易で、実用上−
屑布用である。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図はコンバインを示し、脱穀装置１を搭載しである
機体フレーム２の下側部に左右一対のクローラ３，３′
を設けるとともに、前記機体フレーム２の前方には、引
起し装置４Ａ、バリカン型の刈取装置４Ｂならびに、は
ぼ立姿で刈取られた穀稈を漸次横倒し姿勢に姿勢変更し
乍ら脱穀フィードチェーンＩＡの搬送始端部に搬送供給
する縦搬送装置４Ｃ等からなる刈取部４を配設し、かつ
、前記脱穀フィードチェーンＩＡが存在する側とは反対
側の機体横側部には、運転席５と穀物タンク６とを配置
している。
機体フレーム２の下側部に左右一対のクローラ３，３′
を設けるとともに、前記機体フレーム２の前方には、引
起し装置４Ａ、バリカン型の刈取装置４Ｂならびに、は
ぼ立姿で刈取られた穀稈を漸次横倒し姿勢に姿勢変更し
乍ら脱穀フィードチェーンＩＡの搬送始端部に搬送供給
する縦搬送装置４Ｃ等からなる刈取部４を配設し、かつ
、前記脱穀フィードチェーンＩＡが存在する側とは反対
側の機体横側部には、運転席５と穀物タンク６とを配置
している。
前記クローラ３，３′は、第２図でも示すように、走行
ミッションケース７から左右両側方に延出した車軸８，
８′に装着の駆動輪３Ａ、３Ａ′と、機体フレーム２側
に設けたテンション輪３Ｂ、 ３Ｂ’及び複数個の遊転
輪３Ｃ，３Ｃ’・・・・・・ならびに、これらに亘って
掛張したクローラベルト３Ｄ、３Ｄ′とから構成されて
いる。
ミッションケース７から左右両側方に延出した車軸８，
８′に装着の駆動輪３Ａ、３Ａ′と、機体フレーム２側
に設けたテンション輪３Ｂ、 ３Ｂ’及び複数個の遊転
輪３Ｃ，３Ｃ’・・・・・・ならびに、これらに亘って
掛張したクローラベルト３Ｄ、３Ｄ′とから構成されて
いる。
そして、前記クローラ３，３′のうち、重量負担の大な
る運転席５側のクローラ３の接地面積が他方のクローラ
３′の接地面積よりも大となるように、その駆動輪３Ａ
とテンション輪３Ｂとの軸間距離を他方のクローラ３′
のそれよりも長く構成するとともに、前記走行ミッショ
ンケース７内に架設された伝動軸９と前記車軸８，８′
との間に、接地面積が大きい方のクローラ３の作動速度
ｖ１が他方のクローラ３′の作動速度■２よりも大とな
るように、減速比の異なるギヤ１０，１１および１０’
、１１’を設けている。
る運転席５側のクローラ３の接地面積が他方のクローラ
３′の接地面積よりも大となるように、その駆動輪３Ａ
とテンション輪３Ｂとの軸間距離を他方のクローラ３′
のそれよりも長く構成するとともに、前記走行ミッショ
ンケース７内に架設された伝動軸９と前記車軸８，８′
との間に、接地面積が大きい方のクローラ３の作動速度
ｖ１が他方のクローラ３′の作動速度■２よりも大とな
るように、減速比の異なるギヤ１０，１１および１０’
、１１’を設けている。
第３図、第４図は、エンジン１２によって駆動される可
変容量型油圧ポンプ１３Ａ、１３Ａ’とその駆動軸１３
ｂ、１３ｂ’にクローラ３，３′の駆動輪３Ａ、３Ａ’
を装着しである油圧モータ１３Ｂ、１３Ｂ’とからなる
油圧無段変速装置１３を有する他のコンバインを示し、
重量負担の犬なる運転席５側のクローラ３の接地面積が
他方のクローラ３′の接地面積よりも大となるように、
そのクローラベルト３Ｄを他方のクローラ３′のクロー
ラベルト３Ｄ’よりも広巾に構成するとともに、接地面
積が大きい方のクローラ３の作動速度Ｖ□が他方のクロ
ーラ３′の作動速度Ｖ２よりも大となるように、変速レ
バー１４の操作量に対する一方の油圧ポンプ１３Ａの操
作アーム１３ａの作動量を他方の油圧ポンプ１３Ａ′の
操作アーム１３ａ′の作動量よりも大に設定している。
変容量型油圧ポンプ１３Ａ、１３Ａ’とその駆動軸１３
ｂ、１３ｂ’にクローラ３，３′の駆動輪３Ａ、３Ａ’
を装着しである油圧モータ１３Ｂ、１３Ｂ’とからなる
油圧無段変速装置１３を有する他のコンバインを示し、
重量負担の犬なる運転席５側のクローラ３の接地面積が
他方のクローラ３′の接地面積よりも大となるように、
そのクローラベルト３Ｄを他方のクローラ３′のクロー
ラベルト３Ｄ’よりも広巾に構成するとともに、接地面
積が大きい方のクローラ３の作動速度Ｖ□が他方のクロ
ーラ３′の作動速度Ｖ２よりも大となるように、変速レ
バー１４の操作量に対する一方の油圧ポンプ１３Ａの操
作アーム１３ａの作動量を他方の油圧ポンプ１３Ａ′の
操作アーム１３ａ′の作動量よりも大に設定している。
また、前記油圧ポンプ１３Ａ、１３Ａ’の操作アーム１
３ａｖ１３ａ’と操作ロッド１５，１５’との枢支連結
位置を変更することにより、・前記両クローラ３，３′
の作動速度差を調整可能に構成している。
３ａｖ１３ａ’と操作ロッド１５，１５’との枢支連結
位置を変更することにより、・前記両クローラ３，３′
の作動速度差を調整可能に構成している。
図面は本考案に係るクローラ走行式作業車の実施例を示
腰第１図はコンバインの全体側面図、第２図は要部の駆
動系統図、第３図、第４図は他の実施例を示す要部の駆
動系統図とその操作部の側面図である。 ３．３′・・・・・・クローラ、■１・・・・・・作動
速度。
腰第１図はコンバインの全体側面図、第２図は要部の駆
動系統図、第３図、第４図は他の実施例を示す要部の駆
動系統図とその操作部の側面図である。 ３．３′・・・・・・クローラ、■１・・・・・・作動
速度。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 左右一対のクローラ３，３′の接地面積を異にする
とともに、接地面積が大きい方のクローラ３の作動速度
Ｖ□を、他方のクローラ３′の作動速度Ｖ２よりも大に
しであることを特徴とするクローラ走行式作業車。 ■ 前記両クローラ３，３′の作動速度差を調整可能に
構威しである実用新案登録請求の範囲第■項に記載のク
ローラ走行式作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10591578U JPS6012785Y2 (ja) | 1978-07-31 | 1978-07-31 | クロ−ラ走行式作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10591578U JPS6012785Y2 (ja) | 1978-07-31 | 1978-07-31 | クロ−ラ走行式作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5522245U JPS5522245U (ja) | 1980-02-13 |
| JPS6012785Y2 true JPS6012785Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=29048615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10591578U Expired JPS6012785Y2 (ja) | 1978-07-31 | 1978-07-31 | クロ−ラ走行式作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012785Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS629711U (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-21 |
-
1978
- 1978-07-31 JP JP10591578U patent/JPS6012785Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5522245U (ja) | 1980-02-13 |
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