JPH05294267A - 自走作業車 - Google Patents
自走作業車Info
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- JPH05294267A JPH05294267A JP13015092A JP13015092A JPH05294267A JP H05294267 A JPH05294267 A JP H05294267A JP 13015092 A JP13015092 A JP 13015092A JP 13015092 A JP13015092 A JP 13015092A JP H05294267 A JPH05294267 A JP H05294267A
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- JP
- Japan
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- crawler
- crawlers
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- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 abstract description 6
- 230000006378 damage Effects 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 1
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 左右一対の走行用前後クローラ5,10を備
える自走作業車において、畦の間に形成される溝幅より
も前記各クローラ5,10の左右幅を小さく形成すると
共に、前後クローラ5,10の左右幅を略等しく形成し
たものである。 【効果】 略直進走行によって作物条間を移動する農作
業時、前クローラ5の走行位置を確認するだけで溝幅内
を後クローラ10が移動するから、後クローラ10が畦
に乗り上げたり後クローラ10によって畦が崩れるのを
容易に防止でき、畦間の溝内を移動させる操向操作性の
向上などを容易に図れる。
える自走作業車において、畦の間に形成される溝幅より
も前記各クローラ5,10の左右幅を小さく形成すると
共に、前後クローラ5,10の左右幅を略等しく形成し
たものである。 【効果】 略直進走行によって作物条間を移動する農作
業時、前クローラ5の走行位置を確認するだけで溝幅内
を後クローラ10が移動するから、後クローラ10が畦
に乗り上げたり後クローラ10によって畦が崩れるのを
容易に防止でき、畦間の溝内を移動させる操向操作性の
向上などを容易に図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば畦を跨いで走行し
乍ら収穫作業などを行う自走作業車に関する。
乍ら収穫作業などを行う自走作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前後及び左右の4本の走行クロー
ラを装設し、各クローラを駆動して走行移動させる技術
があった。
ラを装設し、各クローラを駆動して走行移動させる技術
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、圃場
に形成する畦間の溝幅に基づいてクローラの左右幅を形
成していないから、クローラによって畦を崩し乍ら移動
し易く、また作物条に対して機体が斜交し易く、農作業
に適した畦間走行を容易に行い得ない等の問題があっ
た。
に形成する畦間の溝幅に基づいてクローラの左右幅を形
成していないから、クローラによって畦を崩し乍ら移動
し易く、また作物条に対して機体が斜交し易く、農作業
に適した畦間走行を容易に行い得ない等の問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、左右
一対の走行用前後クローラを備える自走作業車におい
て、畦の間に形成される溝幅よりも前記各クローラの左
右幅を小さく形成すると共に、前後クローラの左右幅を
略等しく形成したもので、略直進走行によって作物条間
を移動する農作業時、前クローラの走行位置を確認する
だけで溝幅内を後クローラが移動するから、後クローラ
が畦に乗り上げたり後クローラによって畦が崩れるのを
容易に防止し得、畦間の溝内を移動させる操向操作性の
向上などを容易に図り得るものである。
一対の走行用前後クローラを備える自走作業車におい
て、畦の間に形成される溝幅よりも前記各クローラの左
右幅を小さく形成すると共に、前後クローラの左右幅を
略等しく形成したもので、略直進走行によって作物条間
を移動する農作業時、前クローラの走行位置を確認する
だけで溝幅内を後クローラが移動するから、後クローラ
が畦に乗り上げたり後クローラによって畦が崩れるのを
容易に防止し得、畦間の溝内を移動させる操向操作性の
向上などを容易に図り得るものである。
【0005】また、左右一対の走行用前後クローラを備
える自走作業車において、畦の間に形成される溝幅より
も前記各クローラの左右幅を小さく形成すると共に、前
クローラの左右幅よりも後クローラの左右幅を大きく形
成したもので、後クローラによって機体の安定支持並び
に走行牽引力増大などを容易に図り得ると共に、後クロ
ーラを基準にして前クローラを方向転換させる進路修正
操作などを容易に行い得るものである。
える自走作業車において、畦の間に形成される溝幅より
も前記各クローラの左右幅を小さく形成すると共に、前
クローラの左右幅よりも後クローラの左右幅を大きく形
成したもので、後クローラによって機体の安定支持並び
に走行牽引力増大などを容易に図り得ると共に、後クロ
ーラを基準にして前クローラを方向転換させる進路修正
操作などを容易に行い得るものである。
【0006】また、左右一対の走行用前後クローラを備
える自走作業車において、前クローラの前後方向接地長
さを後クローラの前後方向接地長さよりも短く形成した
もので、後クローラによって走行牽引力の増大などを容
易に図り得ると共に、前クローラによって走行方向を転
換する操舵性向上などを容易に図り得るものである。
える自走作業車において、前クローラの前後方向接地長
さを後クローラの前後方向接地長さよりも短く形成した
もので、後クローラによって走行牽引力の増大などを容
易に図り得ると共に、前クローラによって走行方向を転
換する操舵性向上などを容易に図り得るものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の平面説明図、図2は全体の側面図、
図3は同平面図であり、駆動スプロケット(1)、トラ
ックローラ(2)(2)、テンションローラ(3)を介
して各トラックフレーム(4)に前クローラ(5)を装
設させると共に、駆動スプロケット(6)、トラックロ
ーラ(7)(7)(7)、テンションローラ(8)を介
して後トラックフレーム(9)に後クローラ(10)を
装設させるもので、左右一対の走行用前後クローラ
(5)(5)(10)(10)を前後に細長い機台(1
1)に設け、機台(11)前部上側のボンネット(1
2)にエンジン(13)を内設させ、機台(11)中央
上側にミッションケース(14)を搭載すると共に、ス
テアリングハンドル(15)及び運転席(16)などを
備える運転台(17)を機台(11)中央右側に設けて
いる。
する。図1は要部の平面説明図、図2は全体の側面図、
図3は同平面図であり、駆動スプロケット(1)、トラ
ックローラ(2)(2)、テンションローラ(3)を介
して各トラックフレーム(4)に前クローラ(5)を装
設させると共に、駆動スプロケット(6)、トラックロ
ーラ(7)(7)(7)、テンションローラ(8)を介
して後トラックフレーム(9)に後クローラ(10)を
装設させるもので、左右一対の走行用前後クローラ
(5)(5)(10)(10)を前後に細長い機台(1
1)に設け、機台(11)前部上側のボンネット(1
2)にエンジン(13)を内設させ、機台(11)中央
上側にミッションケース(14)を搭載すると共に、ス
テアリングハンドル(15)及び運転席(16)などを
備える運転台(17)を機台(11)中央右側に設けて
いる。
【0008】また、前記エンジン(13)下側の機台
(11)に前アクスルケース(18)を設け、走行変速
レバー(19)を有するミッションケース(14)によ
って変速後のエンジン(13)出力を前記ケース(1
8)にプロペラシャフト(20)を介して伝達させると
共に、前記ケース(18)の左右両側に左右の前ファイ
ナルケース(21)(21)上端側を垂直軸芯回りに回
転自在に連設させ、該ファイナルケース(21)下端に
トラックフレーム(4)を一体的に連結させ、機台(1
1)下面よりも低い位置に前クローラ(5)を設け、ま
た前記ファイナルケース(21)の走行出力をチェンケ
ース(22)を介してスプロケット(1)に伝えるもの
で、図2のように、機台(11)下面よりも前クローラ
(5)上面を低く形成する一方、図3に示す如く、左右
のファイナルケース(21)(21)をタイロッド(2
3)により連結させ、右のファイナルケース(21)を
ステアリングハンドル(15)にドラッグロッド(2
4)を介して連結させ、左右一対の前クローラ(5)
(5)をハンドル(15)により方向転換させて操向作
動させると共に、前記アクスルケース(18)に前デフ
機構(25)を内設させ、左右一対の前クローラ(5)
(5)に走行駆動力を差動伝達するように構成してい
る。
(11)に前アクスルケース(18)を設け、走行変速
レバー(19)を有するミッションケース(14)によ
って変速後のエンジン(13)出力を前記ケース(1
8)にプロペラシャフト(20)を介して伝達させると
共に、前記ケース(18)の左右両側に左右の前ファイ
ナルケース(21)(21)上端側を垂直軸芯回りに回
転自在に連設させ、該ファイナルケース(21)下端に
トラックフレーム(4)を一体的に連結させ、機台(1
1)下面よりも低い位置に前クローラ(5)を設け、ま
た前記ファイナルケース(21)の走行出力をチェンケ
ース(22)を介してスプロケット(1)に伝えるもの
で、図2のように、機台(11)下面よりも前クローラ
(5)上面を低く形成する一方、図3に示す如く、左右
のファイナルケース(21)(21)をタイロッド(2
3)により連結させ、右のファイナルケース(21)を
ステアリングハンドル(15)にドラッグロッド(2
4)を介して連結させ、左右一対の前クローラ(5)
(5)をハンドル(15)により方向転換させて操向作
動させると共に、前記アクスルケース(18)に前デフ
機構(25)を内設させ、左右一対の前クローラ(5)
(5)に走行駆動力を差動伝達するように構成してい
る。
【0009】また、前記機台(11)の後側に後アクス
ルケース(26)を設け、ミッションケース(14)に
よって変速後のエンジン(13)出力を前記ケース(2
6)にプロペラシャフト(27)を介して伝達させると
共に、前記ケース(26)の左右両側に左右の後ファイ
ナルケース(28)(28)上端側を昇降自在に連設さ
せ、該ファイナルケース(28)下端側にトラックフレ
ーム(9)を一体的に連結させ、前記ファイナルケース
(28)の走行出力をチェンケース(29)を介してス
プロケット(6)に伝えるもので、前記ファイナルケー
ス(28)及びバネアブソーバ(30)を介して機台
(11)に対して後クローラ(10)を昇降自在に取付
けると共に、前記アクスルケース(26)に後デフ機構
(31)を内設させ、左右一対の後クローラ(10)
(10)に走行駆動力を差動伝達するように構成してい
る。
ルケース(26)を設け、ミッションケース(14)に
よって変速後のエンジン(13)出力を前記ケース(2
6)にプロペラシャフト(27)を介して伝達させると
共に、前記ケース(26)の左右両側に左右の後ファイ
ナルケース(28)(28)上端側を昇降自在に連設さ
せ、該ファイナルケース(28)下端側にトラックフレ
ーム(9)を一体的に連結させ、前記ファイナルケース
(28)の走行出力をチェンケース(29)を介してス
プロケット(6)に伝えるもので、前記ファイナルケー
ス(28)及びバネアブソーバ(30)を介して機台
(11)に対して後クローラ(10)を昇降自在に取付
けると共に、前記アクスルケース(26)に後デフ機構
(31)を内設させ、左右一対の後クローラ(10)
(10)に走行駆動力を差動伝達するように構成してい
る。
【0010】さらに、図4に示す如く、前記各クローラ
(5)(10)の前側と後側に履昇角(θ1)(θ2)
を夫々形成するもので、前クローラ(5)前側と後クロ
ーラ(10)後側の履昇角(θ1)を略等しく形成し、
前クローラ(5)後側と後クローラ(10)前側の履昇
角(θ2)を略等しく形成すると共に、前クローラ
(5)後側及び後クローラ(10)前側の履昇角(θ
2)に比べ、前クローラ(5)前側及び後クローラ(1
0)後側の履昇角(θ1)を大きく形成している。
(5)(10)の前側と後側に履昇角(θ1)(θ2)
を夫々形成するもので、前クローラ(5)前側と後クロ
ーラ(10)後側の履昇角(θ1)を略等しく形成し、
前クローラ(5)後側と後クローラ(10)前側の履昇
角(θ2)を略等しく形成すると共に、前クローラ
(5)後側及び後クローラ(10)前側の履昇角(θ
2)に比べ、前クローラ(5)前側及び後クローラ(1
0)後側の履昇角(θ1)を大きく形成している。
【0011】また、図4に示す如く、前クローラ(5)
の前後方向接地長さ(L1)に比べ、後クローラ(1
0)の前後方向接地長さ(L2)を長く形成するもの
で、後クローラ(10)に比べて前クローラ(5)の接
地面積を小さく形成し、前クローラ(5)の旋回抵抗を
小さくし、ハンドル(15)による前クローラ(5)の
操舵を容易に行えるように構成すると共に、前クローラ
(5)に比べて後クローラ(10)の接地面積が大きい
から、図2のように、水タンク(32)、補助作業者シ
ート(33)、または野菜苗移植機(34)などの農作
業機を機台(11)後側に取付け、機台(11)後側及
び後ヒッチ(35)に重量物を装着させ、前ヒッチ(3
6)のウエイト(37)で機体前後バランスを安定さ
せ、後クローラ(10)によって重量物を支えて農作業
を行わせるように構成している。
の前後方向接地長さ(L1)に比べ、後クローラ(1
0)の前後方向接地長さ(L2)を長く形成するもの
で、後クローラ(10)に比べて前クローラ(5)の接
地面積を小さく形成し、前クローラ(5)の旋回抵抗を
小さくし、ハンドル(15)による前クローラ(5)の
操舵を容易に行えるように構成すると共に、前クローラ
(5)に比べて後クローラ(10)の接地面積が大きい
から、図2のように、水タンク(32)、補助作業者シ
ート(33)、または野菜苗移植機(34)などの農作
業機を機台(11)後側に取付け、機台(11)後側及
び後ヒッチ(35)に重量物を装着させ、前ヒッチ(3
6)のウエイト(37)で機体前後バランスを安定さ
せ、後クローラ(10)によって重量物を支えて農作業
を行わせるように構成している。
【0012】さらに、図5に示す如く、圃場に形成する
畦(38)の間の溝(39)を前後クローラ(5)(1
0)が走行し、畦(38)を跨いで移動させるもので、
例えば畦(38)の高さ(A)が20〜40センチメー
トル、畦幅(B)が40〜100センチメートル、溝幅
(C)が15〜40センチメートルに形成され、畦(3
8)上面で野菜を育成するものであり、畦(38)の間
に形成される溝(39)の幅(C)よりも前後クローラ
(5)(10)の左右幅(約15〜20センチメート
ル)を小さく形成すると共に、図1にも示す如く、前後
クローラ(5)(10)の左右幅を略等しく形成し、前
後方向一直線上に前後クローラ(5)(10)を配設し
ている。
畦(38)の間の溝(39)を前後クローラ(5)(1
0)が走行し、畦(38)を跨いで移動させるもので、
例えば畦(38)の高さ(A)が20〜40センチメー
トル、畦幅(B)が40〜100センチメートル、溝幅
(C)が15〜40センチメートルに形成され、畦(3
8)上面で野菜を育成するものであり、畦(38)の間
に形成される溝(39)の幅(C)よりも前後クローラ
(5)(10)の左右幅(約15〜20センチメート
ル)を小さく形成すると共に、図1にも示す如く、前後
クローラ(5)(10)の左右幅を略等しく形成し、前
後方向一直線上に前後クローラ(5)(10)を配設し
ている。
【0013】そして、耕うん作業機、畦立機、マルチ作
業機などを機台(11)に装着し、畦(38)を形成し
てマルチフィルムを被せると共に、播種機または移植機
(34)などを機台(11)に装着して播種または野菜
苗の移植を行う一方、薬液を入れた水タンク(32)を
機台(11)に搭載して病虫害の発生を防ぐ薬液散布作
業を行い、さらに根菜堀取機などを機台(11)に装着
して根菜の収穫を行うように構成している。
業機などを機台(11)に装着し、畦(38)を形成し
てマルチフィルムを被せると共に、播種機または移植機
(34)などを機台(11)に装着して播種または野菜
苗の移植を行う一方、薬液を入れた水タンク(32)を
機台(11)に搭載して病虫害の発生を防ぐ薬液散布作
業を行い、さらに根菜堀取機などを機台(11)に装着
して根菜の収穫を行うように構成している。
【0014】さらに、図6は上記図1の変形例を示す要
部の平面説明図であり、畦(38)の間に形成される溝
(39)の幅(C)よりも前後クローラ(5)(10)
の左右幅を小さく形成すると共に、前クローラ(5)の
左右幅に比べ、後クローラ(10)の左右幅を大きく形
成し、後クローラ(10)の左右幅内前方に前クローラ
(5)を配設させるもので、後クローラ(10)の接地
面を大きくし、後クローラ(10)の単位面積当りの接
地圧を小とし、また後クローラ(10)の許容支持荷重
を大にし、さらに後クローラ(10)の走行牽引力(推
進力)を大にすると共に、前クローラ(5)の接地面を
小さくし、旋回抵抗を小とし、ハンドル(15)の操舵
負荷を低減させ、また後クローラ(10)の左右幅内で
前クローラ(5)を方向転換して進路修正を行えるよう
に構成している。
部の平面説明図であり、畦(38)の間に形成される溝
(39)の幅(C)よりも前後クローラ(5)(10)
の左右幅を小さく形成すると共に、前クローラ(5)の
左右幅に比べ、後クローラ(10)の左右幅を大きく形
成し、後クローラ(10)の左右幅内前方に前クローラ
(5)を配設させるもので、後クローラ(10)の接地
面を大きくし、後クローラ(10)の単位面積当りの接
地圧を小とし、また後クローラ(10)の許容支持荷重
を大にし、さらに後クローラ(10)の走行牽引力(推
進力)を大にすると共に、前クローラ(5)の接地面を
小さくし、旋回抵抗を小とし、ハンドル(15)の操舵
負荷を低減させ、また後クローラ(10)の左右幅内で
前クローラ(5)を方向転換して進路修正を行えるよう
に構成している。
【0015】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、左右一対の走行用前後クローラ(5)(10)を備
える自走作業車において、畦(38)の間に形成される
溝(39)幅(C)よりも前記各クローラ(5)(1
0)の左右幅を小さく形成すると共に、前後クローラ
(5)(10)の左右幅を略等しく形成したもので、略
直進走行によって作物条間を移動する農作業時、前クロ
ーラ(5)の走行位置を確認するだけで溝幅(C)内を
後クローラ(10)が移動するから、後クローラ(1
0)が畦(38)に乗り上げたり後クローラ(10)に
よって畦(38)が崩れるのを容易に防止でき、畦(3
8)間の溝(39)内を移動させる操向操作性の向上な
どを容易に図ることができるものである。
は、左右一対の走行用前後クローラ(5)(10)を備
える自走作業車において、畦(38)の間に形成される
溝(39)幅(C)よりも前記各クローラ(5)(1
0)の左右幅を小さく形成すると共に、前後クローラ
(5)(10)の左右幅を略等しく形成したもので、略
直進走行によって作物条間を移動する農作業時、前クロ
ーラ(5)の走行位置を確認するだけで溝幅(C)内を
後クローラ(10)が移動するから、後クローラ(1
0)が畦(38)に乗り上げたり後クローラ(10)に
よって畦(38)が崩れるのを容易に防止でき、畦(3
8)間の溝(39)内を移動させる操向操作性の向上な
どを容易に図ることができるものである。
【0016】また、左右一対の走行用前後クローラ
(5)(10)を備える自走作業車において、畦(3
8)の間に形成される溝幅(C)よりも前記各クローラ
(5)(10)の左右幅を小さく形成すると共に、前ク
ローラ(5)の左右幅よりも後クローラ(10)の左右
幅を大きく形成したもので、後クローラ(10)によっ
て機体の安定支持並びに走行牽引力増大などを容易に図
ることができると共に、後クローラ(10)を基準にし
て前クローラ(5)を方向転換させる進路修正操作など
を容易に行うことができるものである。
(5)(10)を備える自走作業車において、畦(3
8)の間に形成される溝幅(C)よりも前記各クローラ
(5)(10)の左右幅を小さく形成すると共に、前ク
ローラ(5)の左右幅よりも後クローラ(10)の左右
幅を大きく形成したもので、後クローラ(10)によっ
て機体の安定支持並びに走行牽引力増大などを容易に図
ることができると共に、後クローラ(10)を基準にし
て前クローラ(5)を方向転換させる進路修正操作など
を容易に行うことができるものである。
【0017】また、左右一対の走行用前後クローラ
(5)(10)を備える自走作業車において、前クロー
ラ(5)の前後方向接地長さ(L1)を後クローラ(1
0)の前後方向接地長さ(L2)よりも短く形成したも
ので、後クローラ(10)によって走行牽引力の増大な
どを容易に図ることができると共に、前クローラ(5)
によって走行方向を転換する操舵性向上などを容易に図
ることができるものである。
(5)(10)を備える自走作業車において、前クロー
ラ(5)の前後方向接地長さ(L1)を後クローラ(1
0)の前後方向接地長さ(L2)よりも短く形成したも
ので、後クローラ(10)によって走行牽引力の増大な
どを容易に図ることができると共に、前クローラ(5)
によって走行方向を転換する操舵性向上などを容易に図
ることができるものである。
【図1】要部の平面説明図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】クローラ部の側面図。
【図5】同正面図。
【図6】図1の変形例を示す平面説明図。
(5) 前クローラ (10) 後クローラ (38) 畦 (39) 溝
Claims (3)
- 【請求項1】 左右一対の走行用前後クローラを備える
自走作業車において、畦の間に形成される溝幅よりも前
記各クローラの左右幅を小さく形成すると共に、前後ク
ローラの左右幅を略等しく形成したことを特徴とする自
走作業車。 - 【請求項2】 左右一対の走行用前後クローラを備える
自走作業車において、畦の間に形成される溝幅よりも前
記各クローラの左右幅を小さく形成すると共に、前クロ
ーラの左右幅よりも後クローラの左右幅を大きく形成し
たことを特徴とする自走作業車。 - 【請求項3】 左右一対の走行用前後クローラを備える
自走作業車において、前クローラの前後方向接地長さを
後クローラの前後方向接地長さよりも短く形成したこと
を特徴とする自走作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13015092A JPH05294267A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 自走作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13015092A JPH05294267A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 自走作業車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294267A true JPH05294267A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=15027180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13015092A Pending JPH05294267A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 自走作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05294267A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009073351A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 作業車輌 |
JP2009073354A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 作業車輌 |
WO2024185806A1 (ja) * | 2023-03-06 | 2024-09-12 | シャープエネルギーソリューション株式会社 | 運搬台車および運搬方法 |
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1992
- 1992-04-22 JP JP13015092A patent/JPH05294267A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009073351A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 作業車輌 |
JP2009073354A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 作業車輌 |
WO2024185806A1 (ja) * | 2023-03-06 | 2024-09-12 | シャープエネルギーソリューション株式会社 | 運搬台車および運搬方法 |
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