JPS6131620Y2 - - Google Patents

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JPS6131620Y2
JPS6131620Y2 JP14859279U JP14859279U JPS6131620Y2 JP S6131620 Y2 JPS6131620 Y2 JP S6131620Y2 JP 14859279 U JP14859279 U JP 14859279U JP 14859279 U JP14859279 U JP 14859279U JP S6131620 Y2 JPS6131620 Y2 JP S6131620Y2
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JP
Japan
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wheel
wheels
sled
machine body
grounding
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JP14859279U
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JPS5664222U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、側面視において機体前後方向の1箇
所に配設した車輪と、その車輪の後部に配設した
接地体とにより機体を支持すべく構成した簡易型
の乗用田植機に関する。
従来、簡易型の乗用田植機としては、1輪1フ
ロートで機体を支持するもの(例えば、特開昭53
−81221号公報、実開昭50−25号公報)や2輪2
ソリで機体を支持するもの(実公昭46−2424号公
報)があつた。
前者のものは、車輪とフロートとで機体を支持
する為、機体前後方向の耕盤の凹凸によつて植付
装置の対泥面高さが変化するようなことがなく、
苗植付け深さの変化を抑制できると共に、1輪に
よる牽引型である為、機体の直進性能が良好であ
るという反面、接地フロートとして比較的接地面
積の大きなものを必要とすることから、フロート
による多量の泥押しの発生で既植苗を押し倒して
しまう不都合があつた。
そして、後者のものは、車輪と耕盤に接地する
ソリとによつて機体を支持するものであるから、
泥押しが少ないという反面、2輪2ソリによる四
点接地である為、耕盤の左右方向での凹凸により
片輪が浮くなどして直進性能があまり良くないと
いう不都合があつた。
本考案は、前述した前者と後者の欠点を排除し
た簡易型の乗用田植機を得る点にある。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
前記車輪を機体横巾方向の中央に位置させた1つ
の操向操作自在な駆動車輪に構成するとともに、
前記接地体を、機体横巾方向の左右両側で、且
つ、機体最外側の植付爪より外側に位置させて配
設した耕盤接地ソリに構成し、前記車輪とソリと
の接地点を結ぶ仮想三角形の略中央位置に運転座
席を配設するとともに、車輪とエンジンとを備え
た前機体を、運転座席と耕盤接地ソリとを備えた
後機体に対して縦軸芯まわりに相対回動可能に構
成し、さらに、植付泥面整地用のフロートを備え
た苗植付装置を後機体に対して昇降自在に取付け
た点にあり、斯かる構成から次の作用効果を奏す
る。
すなわち、車輪と耕盤に接地するソリとによつ
て機体を支持すべく構成したから、泥押しが少な
く、しかも、1輪2ソリに構成して機体を3点接
地により支持すべく構成したことにより、2輪2
ソリの4点接地の場合のように、耕盤の左右方向
での凹凸により片輪が浮いて機体の直進性が損な
われるというようなことがない。
さらに、機体を3点接地により支持するに当つ
て1輪2ソリに構成してあるから、前1輪の駆動
輪、後2輪の遊転輪による3輪構造の田植機のよ
うに、後2輪の回転による泥の持ち上げで泥面を
乱してしまうと云うようなことがなく、また、ソ
リは遊転輪に比して適度の牽引抵抗を付与するこ
とができるから、良好な直進性が期待できる。
そして、左右のソリの夫々を、機体最外側の植
付爪の外側に位置させて、ソリ間隔を大に設定し
てあるから、例えば、左右のソリの夫々を機体最
外側の植付爪よりも機体内方側に位置させて、ソ
リ間隔を狭く構成しておく場合に比して、機体を
安定良く支持することができ、車輪の向き変更に
伴う機体の小回り旋回時に、機体が旋回半径内方
側に転倒し易くなる傾向を避けられ、そのうえ、
ソリの接地点間の幅を広くして機体転倒の危険性
を避けらがら、車輪に比べて横すべりを許容する
ことのできるソリを用いたことで、前記接地点間
の幅が広い割に機体旋回半径を充分小さくした機
体の旋回が行なえる利点がある。
そして、また、車輪の操向操作時には、車輪の
原動装置を含めて前機体全体を回動させるもので
あるから、例えば、車輪のみを動かす場合に比し
て車輪を畦際近くまで近接させての機体旋回時
に、車輪よりも機体前方に位置する原動装置を畦
に衝突させてしまうというようなことがない。
そして、このように車輪とソリとによつて機体
を支持すべく構成すると、車輪とフロートとで機
体を支持する特性、すなわち、機体前後方向の耕
盤の凹凸によつて苗植付装置の対泥面高さが変化
することがないという特性が損なわれるが、本考
案では、苗植付装置を機体に対して昇降自在に取
付けてあるから、1輪1フロートの簡易型乗用田
植機と同様に、機体前後方向の耕盤の凹凸変化に
かかわりなく、苗植付け深さを一定にできる利点
がある。
しかも、機体前後方向の耕盤の凹凸によつて苗
植付装置の対泥面高さを一定にするに当つて、苗
植付装置を機体に対して昇降自在に取付けて行な
うものであるから、例えば、駆動車輪を横軸芯ま
わりで上下揺動可能に構成して、車輪の上下位置
を変更して行なう場合のように、車輪の高さ位置
変更に伴つて駆動車輪のスリツプ率が変化して苗
の植付けピツチが変化するというようなことがな
く、苗の植付けに悪影響を与えるというようなこ
とがない。
そして、また、このように、機体を3点で安定
的に支持するものであり乍ら、運転座席を車輪と
ソリとの接地点を結ぶ仮想3角形の略中央位置に
配設してあるから、体重に差のある作業者の交替
にかかわらず、機体のバランスが崩れ難いという
利点がある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
エンジンEを搭載すると共に操向ハンドル1を
後方に一体延設した前機体としての前方側の第1
フレーム2と、運転座席3を取付けた後機体とし
ての後方側の第2フレーム4に縦軸芯P周りで回
動自在に設け、前記第1フレーム2に一個の車輪
5を設け、他方、第2フレーム4の後部に、左右
に振分けた状態で、耕盤に摺動接地して前記車輪
5とにより機体並びに操縦者の重量を対地支持さ
せるためのソリとしての湾曲棒状の支持体6,6
を設けると共に、植付泥面整地用の接地支持フロ
ート7と、横手方向に往復移動される苗のせ台8
の下部から機体横巾方向に配設した4本の植付爪
9a・・にて所定量のブロツク苗を取出して植付
泥面中に植付けていく苗植付装置としての苗植付
部9を設け、前記エンジンEからの動力を、第2
図に示すように、ミツシヨンM及び伝動ケース1
1に内装のチエーン伝動機構を介して車輪5に伝
達するべく構成すると共に、第1伝動軸12か
ら、前記第2フレーム4に内装の第2伝動軸13
に、両フレーム2,4の枢支部においてベベルギ
ア機構14を介して伝達し、かつ、第2伝動軸1
3に連動の出力軸15から、植付ミツシヨンM1
への入力軸16にユニバーサルジヨイント10
a,10a及び中間軸10bを介して伝達し、植
付ミツシヨンM1を介して苗のせ台8及び苗植付
部9に伝達するべく構成してあり、もつて、前記
縦軸芯P周りでの回動により操向しながら、走行
に伴い、田圃に苗を連続的に植付けていくべく乗
用田植機を構成してある。
前記苗植付部9は、第2フレーム4に平行四連
リンク機構17を介して昇降自在に連結されると
共に、その苗植付部9に前記接地支持フロート7
が設けられており、耕盤に対する植付泥面のレベ
ル変動にかかわらず、苗植付部9がフロート7に
支持され、機体に対して昇降しながら、植付泥面
に対して所定高さを維持しながら追従していくよ
うに構成してある。前記両支持体6,6は、正面
視門型形状の1本の棒状部材から構成され、その
左右両側の前記支持体6,6は、機体最外側の植
付爪9a,9aの外側に位置されて配設されてい
る。
前記運転座席3は、車輪5と支持体6,6との
接地点を結ぶ仮想三角形状の略中央位置に配設さ
れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る乗用田植機の実施例を示
し、第1図は全体側面図、第2図は伝動系を示す
機構図、第3図は一部省略全体平面図である。 2……前機体、3……運転座席、4……後機
体、5……車輪、6……ソリ、7……フロート、
9……苗植付装置、9a……植付爪、E……エン
ジン、P……縦軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面視において機体前後方向の1箇所に配設し
    た車輪と、その車輪の後部に配設した接地体とに
    より機体を支持すべく構成した乗用田植機におい
    て、前記車輪を、機体横巾方向の中央に位置させ
    た1つの操向操作自在な駆動車輪5に構成すると
    ともに、前記接地体を、機体横巾方向の左右両側
    で、且つ、機体最外側の植付爪9a,9aより外
    側に位置させて配設した耕盤接地ソリ6,6に構
    成し、前記車輪5とソリ6,6との接地点を結ぶ
    仮想三角形の略中央位置に運転座席3を配設する
    とともに、車輪5とエンジンEとを備えた前機体
    2を、運転座席3と耕盤接地ソリ6,6とを備え
    た後機体4に対して縦軸芯Pまわりに相対回動可
    能に構成し、さらに、植付泥面整地用のフロート
    7を備えた苗植付装置9を後機体4に対して昇降
    自在に取付けてあることを特徴とする乗用田植
    機。
JP14859279U 1979-10-24 1979-10-24 Expired JPS6131620Y2 (ja)

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JP14859279U JPS6131620Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14859279U JPS6131620Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5664222U JPS5664222U (ja) 1981-05-29
JPS6131620Y2 true JPS6131620Y2 (ja) 1986-09-13

Family

ID=29379719

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JP14859279U Expired JPS6131620Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0117930Y2 (ja) * 1981-06-22 1989-05-25
JPS5831912A (ja) * 1981-08-18 1983-02-24 株式会社クボタ 乗用田植機

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Publication number Publication date
JPS5664222U (ja) 1981-05-29

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