JPS60127317A - 硬化性組成物の製法 - Google Patents

硬化性組成物の製法

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JPS60127317A
JPS60127317A JP58233486A JP23348683A JPS60127317A JP S60127317 A JPS60127317 A JP S60127317A JP 58233486 A JP58233486 A JP 58233486A JP 23348683 A JP23348683 A JP 23348683A JP S60127317 A JPS60127317 A JP S60127317A
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acrylate
meth
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JP58233486A
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Kiyoshi Murase
村瀬 清
Tetsuji Jitsumatsu
実松 徹司
Teruo Nakagawa
中川 照夫
Yoshihisa Ogasawara
小笠原 誉久
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は末端に反応性に富むインシアネート基を有する
か又は該インシアネート基を7工ノール化合物でブロッ
クした新規な硬化性組成物の製法に関するものである。
従来より、塗料、接着剤等の密着性、接着強度の向上を
計る手段として、水酸基、カルボキシル基等極性基の導
入又はシランカップリング剤、チタンカップリング剤尋
の表面改質剤の添加が行なわれてきたが、アクリレート
及び/又はメタクリレート〔以下(メタ)アクリレート
と総称する〕の末端に反応性に富むインシアネート基及
び/又はフェノール化合物でブロックしたインシアネー
ト基を導入することにより接着性が著しく向上すること
を見出し本発明を完成するに至った。
即ち本発明は下記一般式(1)で表わされる有機ジイソ
シアネート1モルに対し、下記一般式(損で表わされる
2−ヒドロキシ−6−アルキルフェノキシプロピル(メ
タ)アクリレートを1〜15モル反応させるか、又は該
反応により得られる生成物に下記一般式(1)で表わさ
れるフェノール化合物な反応させてインシアネート基を
ブロックすることを特徴とする硬化性組成物の製法であ
る。
0=C=N −X−N=C=0 (11但し、Xは二価
の脂肪族基、脂環族基又は芳香但し、川は水素又はメチ
ル基。鴇は炭素数1〜9のアルキル基である。
但し、鵬は水素又はメチル基。
本発明により得られる硬化性組成物の主体をなす末端に
インシアネート基を有する(メタ)アクリレートは粘性
を有する液状化合物で、光重合開始剤と混合して紫外線
に露出する場合、直ちに硬化して望ましい諸物性を呈す
る。また、この他の硬化手段として電子線による硬化、
及び過酸化物による硬化も可能である。
また本発明により得られる硬化性組成物の他の主体をな
す末端インシアネート基をフェノニル化合物でブロック
した(メタ)アクリレートは粘性を有する液状化合物又
は比較的低融点の固体状化合物で毒性がなく、貯蔵安定
性もよく末端インシアネート基を有する(メタファクリ
レートと同様に紫外線、電子線によって硬化後、180
℃〜220℃で6分〜5分加熱することによりフェノー
ル化合物を揮散させ、末端インシアネート基を有する(
メタ)アクリレートと同様の望ましい諸物性を呈する。
本発明において使用することの出来る一般式117で表
わされる有機ジインシアネートは、脂肪族、脂環族又は
芳香族のジイソシアネートで、これらの化合物は当業者
に周知のものであり、その多くのものは市販品として入
手可能である。それらの例としては、2.4−又は2.
6−)リレンジインシアネ−)、4.41−ジフェニル
メタンジインシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、m−及びP−キシリレンジイソシアネート、テト
ラメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4
−ジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネ
ート、インホロンジイソシアネート、これらの変性ジイ
ソシアネート、水添ジイソシアネート等が挙げられ、こ
れらのジインシアネートは単独又は2種以上併用して使
用される。これらのうち脂肪族ジイソシアネート又は脂
環族ジイソシアネートが芳香族ジイソシアネートに比較
して低粘度であるため好適である。
次の一般式(Ii)で表わされる2−ヒドロキシ−6−
アルキルフェノキシプロピル(メタ)アクリレートは、 リ (JH 但し、R,は水素又はメチル基。R7は水素又は炭素数
1〜9のアルキル基。
一般式(V)で表わされる(メタ)アクリル酸と■ζ CH,=C−C−0−H([V) 1 但し、R,は(II)式に同じ。
一般式(ト)で表わされるアルキ/I/フェニルグリシ
ジルエーテルとを 但し、R2は(R1式に同じ。当業者に公知の方法で反
応させることによって得られる。例えば(I[)式の化
合物のうちで2−ヒドロキシ−6−フエツキシプロビル
アクリレート(R,=H、R,=)l)の製造例を示す
と、フェニルグリシジルエーテル1モル、アクリル酸1
モル、触媒として四級アンモニウム塩、重合防止剤及び
溶媒としてたとえばトルエンを、70〜110℃で酸価
がほぼ「0」になるまで反応させ、反応液を洗浄後、ト
ルエンを留去することによって得られる。
一般式叩で表わされる2−ヒドロキシ−6−フエツキシ
プロビルアクリレートのうちR,カ炭素数1〜4のアル
キル基であるものが好ましい。R2の炭素数が5以上の
アルキル基であるものは、得られる硬化性組成物の接着
力が低下する傾向がある。
一般式1) 但し、R3は水素又はメチル基。
で表わされるフェノール化合物は、具体的にはフェノー
ル、0−、m−、P−クレゾール及びこれらの混合物で
ある。
本発明の硬化性組成物を製造するに当って、有機ジイソ
シアネート(1)と2−ヒドロキシ−3−アルキルフェ
ノキシゾロビル(メタ)アクリレート(損との比率は、
末端に反応性に富むインシアネート基を残存させるため
には(If)/(I)のモル比が2.0以下すなわち(
I)が35mo1%以上でなければならないが、本発明
の目的を達成するためには(1)1モルに対しくIf)
は15モル以下であることが必要である。一方有機ジイ
ソシアネート(1)は毒性が強く、反応生成物中に有機
ジイソシアネート(I)として残存する量をなるべく低
く抑えるため、(1)は50モルチ以下でなければなら
ない。よって(I) 、 (II)の比率は(■)1モ
ルに対しく…)が1.0モルから1.5モルの範囲であ
る。
上記(1)及び(If)の反応生成物である末端インシ
アネート基含有(メタ)アクリレートの該インシアネー
ト基をアルキルフェノール(釦でブロックする場合、(
釦は残存するインシアネート基と等モル必要であり従っ
て(I) 、 (If) 、 (釦の比率が(I)1モ
ルに対しくIf)を1.0モルから1.5モル、(1)
を05モルから1モルの範囲でかつ(損と(1)の合計
量が2モル以上が最適である。
反応の際使用する触媒はアミン化合物又はスズイ論物の
ような公知のウレタン化触媒の任意の一種で、その添加
量は当業者に公知の慣用の葉である。これらの例として
は、トリエチレンジアミン、N−アルキルモルフォリン
、トリエチルアミン、ピリジン、ジブチルスズジラウレ
ート、オクトエ酸第1スズ、ジオクチルスズジアセテー
ト等がある。
反応は無溶媒あるいはイソシアネート基に対して非反応
性の溶媒の使用も可能である。反応溶媒としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等の一般的に用いられる反応溶媒、
及びブチルアクリレート2−エチルへキシルアクリレー
ト、メトキシエチルアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ヘキサンジオールジアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート及びポリエステルアクリレ
ート等の液状アクリレート等イソシアネート基に対して
不活性な化合物を挙げることができる。
本発明により得られる新規な硬化性組成物は単独で、あ
るいは塗料、接着剤に通常添加する他の公知の非反応性
又は反応性の溶媒、樹脂、オリゴマー、顔料分散剤等の
混合物の形として使用される。
また該硬化性組成物の硬化は紫外線、電子線等の放射線
硬化の他に過酸化物による硬化も可能で、いずれも公知
の方法により硬化することができる。
硬化を例えば紫外線で行なう場合、光重合開始剤を0.
1〜15重量%好ましくは1〜5重量−の濃度で添加す
る。これらの光重合開始剤は単独もしくは混合物として
、又は公知の促進剤と組合せて使用することができる。
これらの光重合開始剤の例として、ベンゾフェノン、ベ
ンゾイン、ベンゾインエーテル類、アセトフェノン、チ
オキサントン類、ベンジル等を挙げることができる。
本発明により得られる新規な硬化性組成物は紫外線、電
子線、過酸化物により容易に硬化し、密着性、接着性に
優れているので塗料、接着剤として有用なものである。
以下に実施例及び比較例をあげて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、各側における部は重置部な表わす。
実施例1及び比較例1 攪拌装置、温度計及び滴下ロートを備えた反応器にトリ
レンジイノシアネート78部、ジブチ玖ズジ2ウレート
0.1部、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.04
部を仕込み70℃に加熱した。
次いで滴下ロートより2−ヒドロキシ−3−フェノキシ
プロピルアクリレート (東亜合成化学工業■商品名ア
ロエックスM−57’00)111部を、温度70〜8
0℃に保ちながら約1時間かけて滴下した。その後80
℃で1時間攪拌を続けて反応を終了した。
得られた硬化性組成物の諸物性は表1に示す通りであっ
た。
また、2−ヒドロキク−3−フェノキシプロピルアクリ
レート(アロエックスM−5700)の物性を比較例1
として表1に示した。
実施例2〜6 表1に示す原料組成で実施例1と同様に反応を行ない硬
化性組成物を得た。得られた組成物の諸物性を表1に示
す。
注9引張せん断強度硬化物作成条件 硬 化:紫外線硬化 光重合開始剤: UVHardner 1173(メル
ク社製)2チ 紫外線ランプ: 60W/cmオゾンレス散光型基材よ
り15cmの距離で 1分間照射 基 材ニガ2ス 接着面積:1インチX5i+i(1,25cd)表1よ
り本発明の硬化性組成物を用いた接着剤は接着性が著し
く向上している。
なお実施例1〜6の組成物の屈折率を表2に示す。
表2 実施例7 実施例1と同様に反応を行なった後ジブチルスズジラウ
レートを0.5部添加し更にフェノール38部を温度8
0℃〜100℃に保ちながら30分かけて滴下した。そ
の後100℃にて2時間攪拌を続けて反応を終了した。
得られた組成物の諸物性は表6及び表4に示す通りであ
った。
実施例8〜10 実施例7のフェノールなP−クレゾール45gに変更し
、その他は実施例7と同様に反応を行ない硬化性組成物
を得た。諸物性は表3及び表4に示す通りであった。
注)希釈剤(*)二東重合成化学工業■製アロエックス
M−6200(ポリエステル アクリレート) 硬化条件:電子線硬化(5Mrad、 02@度200
〜300ppm)後加熱硬化 (200°へ5分) 膜厚:20μ 密着性:塗膜にナイフで切れ目をつけて1H四方のます
目を100個作 り、次いでセロテープをはりつ けて剥し、残っているまず目の 数で表わした。
なお表5に実施例7〜10の組成物の元素分析結果を示
す。
表5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 下記一般式中で表わされる有機ジイソシアネート1
    モルに対し、下記一般式〇で表わされる2−ヒドロキシ
    −3−アルキルフェノキシプロピル(メタ)アクリレー
    トを1〜1.5モル反応させるか又は該反応により得ら
    れる生成物に下記一般式(膳)で表わされるフェノール
    化合物な反応させてインシアネート基をブロックするこ
    とを特徴とする硬化性組成物の製法。 0=C=N −X−N=C=0 (1)但し、Xは二価
    の脂肪族基、脂環族基又は芳香族基。 但し、蜆は水素又はメチル基。鳥は炭素数1〜9のアル
    キル基である。 但し、八は水素又はメチル基。
JP58233486A 1983-12-13 1983-12-13 硬化性組成物の製法 Granted JPS60127317A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000001781A1 (en) * 1998-07-07 2000-01-13 Dsm N.V. Liquid curable resin composition
KR20030018113A (ko) * 2001-08-27 2003-03-06 니카코리아 (주) 접착력 및 내구성을 가지는 우레탄계 화합물 및 그 제조방법
JP2005281689A (ja) * 2004-03-04 2005-10-13 Nooteepu Kogyo Kk 紫外線硬化型液状粘着剤組成物
WO2012011434A1 (ja) * 2010-07-23 2012-01-26 東亞合成株式会社 活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物

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WO2012011434A1 (ja) * 2010-07-23 2012-01-26 東亞合成株式会社 活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物
JP5573952B2 (ja) * 2010-07-23 2014-08-20 東亞合成株式会社 活性エネルギー線硬化型光学部材用組成物

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