JPS6012434A

JPS6012434A - シ−ト供給装置

Info

Publication number: JPS6012434A
Application number: JP11857783A
Authority: JP
Inventors: Yoshimasa Wada; 和田　義政; Isamu Kobayashi; 勇小林
Original assignee: Fuji Engineering Co Ltd
Current assignee: Fuji Engineering Co Ltd
Priority date: 1983-06-30
Filing date: 1983-06-30
Publication date: 1985-01-22
Also published as: JPH0132135B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はプレス等のシート成形装置に対しシートを順次
、自動的に供給するだめのシート供給装置に関する。

この種のシート供給装置は自動車の車体のプレス成形等
に用いられるが、従来の装置では第６図に示すように、
往復動する台車と、それに隣接してシートを一枚づつ吸
引するディスクツカ−〇位置に永久磁石を備えた無端ベ
ルトによる搬送装置の２段階方式によってシート成形装
置に対し一枚づつシートが送入されたため設備が犬がか
りになｈ１設備費が高くなると共に、磁力によってシー
トを吸引した状態でベルトの下面でシートを送るので、
磁力に逆らって送ることになわ、従って作動が不安定で
あｈ且つ鉄くずなどを吸引するため故障が多く、さらに
搬送中にワーク（シート）の位置が啼ずれるなど種々の
不都合があった。また、積層されたシートを一枚づつ吸
引して上昇し、水平移動し、且つ下降して次の台車に受
渡す中継位置に移載する方式も見られたが、これでは搬
送速度が遅くなり、シート成形装置の成形速度にマツチ
し得ない欠点があった。

本発明は上記従来技術の問題点を解消するものであって
、それ数本発明の目的は高速搬送に適すると共に、機構
を単純化して１段階方式にし、無理な力が作用すること
なく、作動上好ましい構造のシート供給装置を提供する
ことである。

本発明の特徴は往復動する台車を用いると共に、前記台
車にその前方に延びるフロントアームとその後方に延び
るリヤアームを備え、台車の後退位置においてディスク
ツカ−によって吸引されたシートをリヤアームが受ける
と共に予め中継ユニット上に置かれた１枚のシートをフ
ロントアームが吸引し、台車の移動により台車が前進位
置に達すると、フロントアームのシートをシート成形装
置に供給し且つリヤアームのシートを前記中継ユニット
に載置するようにしたことである。

次に図面を参照のもとに本発明の実施例に関し説明する
。第１図ないし第３図は本発明の好適な実施例を示すも
のであって、図において（１）は台車＋１０１−ｉ含む
搬送ユニットであれ１台車００）はそこに取付けられた
適当数のホイールによりガイドレールに沿って往復移動
される。その供給速度はその一方の側に在るシート成形
装置（２）の能力によっても異なるが、高速成形の場合
、約１〜１．５秒である。

なおこの種の搬送ユニット（１）は周知であるため詳記
しない、１また搬送ユニット（１）の他の側には下に積
送されたシート（Ａ）を一枚づつ吸引して上昇するディ
スクツカ−（３）が配置され、このディスタッカ−には
真空によってシートを吸引するだめの適当数の吸盤（４
）および吸盤（４）を上下に移動するシ１】ンダなどの
持上げ装置（５）を備えている。このディスタッカ−（
３）も周知のものである。（６）は積層されたシートの
支持台であｈｌこの上にシートがなくなると、スタッカ
ー々どによね支持台（６）に隣接する架台（力の上にシ
ート積層体が載せられ、そこから支持台（６）の上にシ
ート積層体が移動される。

このシート供給装置は台車（１０）にそれぞれ片持ち式
のフロントアーム圓とリヤアーム（１りが取付けられ、
図示のようにフロントアーム（１１）ｕ台車００）の前
方、即ち成形装置（２）の側に延び且つ真空によねシー
トを吸引するため適当数の吸盤０３）を備えている。

また、リヤアーム＋１２）は台車００）の後方、即ち前
記フロントアーム旧）の反対側に延び且つ同様に適当数
の真空による吸盤０４）を備えている。このリヤアーム
（１２）は台車（１０）が後退位置に在る際にディスク
ツカ−（３）の吸盤（４）によって吸引され且つ上昇さ
れるシートを受けるものであって、そのシートの受渡し
５− の際にリヤアーム（１２）は上方にたわむ力を受けるの
で、その際の上方へのたわみを防ぐためリヤアーム（１
２）の適当々位置、好ましくはその自由端の真上の離れ
た近接位置に在って、リヤアーム（１２）が上方にたわ
んだ際に当接する受け部材（１（ト）が設置されている
。従って、受は部材（１５）はフレーム甘たは枠などの
固定された部材（１６）に取付けられでいる。

さらに搬送ユニット（１）の下方の適当な位置に、セン
タリング部または中継ユニット（８）が設置され、この
中継ユニット（８）は好ましくは一端（８ａ）を支点と
して上下に枢動できるようになっている。中継ユニット
（８）の他端にはシリンダ（９）等が設けられ、それに
よって前記枢動を行なうようになっている。

この中継ユニット（８）の上面には通常、多数のローラ
ｒ８ｃ）が設置され、リヤアーム（１２）によってその
」二に置かれたシー）・を先端に向って下降し、先端の
ストツバＣ５ｂ）で止めて所定位置に位置づけるように
なっている。なお、この中継ユニット（８）は周知のも
のであるため、詳記しない。

また、図面には省略されているが、この装置に＝６一は搬送ユニッ）（１）、ディスクツカ−（３）および中
継ユニッ）　（８１全所定のタイミングで順次作動する
ため、適当な感知装置および制御系が含まれる。第２図
および第４図に示すように、リヤアーム（１２）は好ま
しくは複数本の細長い中空部材ｆ　ｌ　２ａ　）から々
わ、その場合、下端に吸盤（４）を備えたディスクツカ
−０脚（３ａ）も複数本からなね、それらの脚（３ａ）
は中空部材（１２ａ）の間に配置される。また、フロン
トアーム旧）についても同様に複数の細長い中空部材か
ら構成してもよい。

このように、リヤアーム（１２１が複数本の細長い部材
（１２ａ）で構成される場合、第を図に示すように受け
部材（１ωは各部材（１２ａ　）に設けるのが好ましい
が、必ずしも全ての部材（１２ａ）に対し設けなければ
ならないものではなく、例えば適当に選択された部材（
１２ａ）に対して設けてもよい。また、受は部材（１５
１はリヤアーム１＋２の先端を受ける位置に設置される
のが好ましいが、場合によっては第５図に示すように、
リヤアームの先端に近い位置または中間位置に当接する
ように設けることもできる。

次に作用について説明する。台車００）が後退位置に在
る状態で、予め支持台（６）の上に積層されたワークた
るシート（Ａ）上にディスクツカ−（３）の吸盤（４）
が下降し、１枚のシートを吸引しで上昇する。その上昇
によね吸引されたシートはリヤアームｆ１２１に当接す
ると、リヤアーム（Ｉ２）の吸盤（１４］が作用してそ
のシート（Ａ）を受け且つそれと同時に吸盤（４）の吸
引作用が停止し、シートの受渡しが行なわれる。その際
、ディスタッカ−（３）で上昇したシートがリヤアーム
（１２）に当接するとリヤアーム（１２）がわずかに上
方にたわむとリヤアーム＋１２１′ｌ′ｉ受は部材（Ｉ
５）に当接し、従って犬きくたわむことはないため、リ
ヤアーム（１２）の吸盤０４）はシートの面に密着し、
適切に吸引することができる。なお、このようにディス
タッカ−（３）からリヤアーム（１２）にシートの受渡
しが行なわれる間に、中継ユニット（８）のシリンダ（
９）が作動して支点（８＋ａ）ｆ中心に中継ユニット（
８）を上方に枢動し、その上に載置されたシートをフロ
ントアーム旧）の吸盤（１３）が吸引し、次いでシリン
ダ（９）の作動によね中継ユニット（８）が下方に枢動
して元の状態に戻る。

このように支持台（６）上の１枚のシートがリヤアーム
（１２）に吸着され且つ中継ユニット（８）上のシート
がフロントアーム圓に吸着されると、台車００）は前進
し、第１図に想像線で示すように、所定の前進位置で停
止すると、各アームの吸盤（１３）、（１４）の吸引作
用を停止して、それぞれシートを解放し、フロントアー
ムｆａｌｌに支持されたシートをシート成形装置（２）
の所定位置に載置し且つリヤアームのシートは中継ユニ
ット（８）の上に置かれ、その上面のローラ上を滑動し
てストッパ（８ｂ）で止められて、中継ユニット（８）
の所定位置に設置される。台車（１０）の各アーム旧）
、（咽に支持されたシートを解放すると、台車００）は
第１図および第２図に示す後退位置に戻り、前記動作か
くね返される。

上記のように、本発明によれば、支持台（６）および中
継ユニット（８）上の各シートが台車００）の１行程に
よって同時に搬送され、従って１段階方式であるため機
構が単純であわ、好適な作動がなされる。

なお、第７図に示すような従来の装置ではフロン９− トアームを備えた台車（２０）と共に、無端ベル）　（
２１）の内側に磁石Ｃ２２）が設置され、ベルトを通し
て磁石によりシートを吸引するものであｈ１前記のよう
に磁石に逆らって搬送するため、作動上好ましくなかっ
たが、本発明ではそのような力に逆らって作動する必要
がなく、極めて円滑な作動がなされる。さらに、ディス
クツカ−（３）からシートの受渡しの際のリヤアームｆ
１２）のたわみは受け部材（１５）によって防止される
ので、リヤアームの剛性を特に犬きくする必要がなく、
リヤアームを最大限に軽量りものにでき、従って台車と
共に移動する質量を小さくできるので、慣性の影響が少
なく、高速搬送に適したものになっている。

それ故、機構の単純化および無理な力を受けないことか
ら故障も少なく、円滑な作動が得られ、且つ高速搬送に
適したものになっている。その上、設備費の低減に寄与
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるシート供給装置の正面図、第２図
はその平面図、第６図は端面図、第４図は＝１０− その一部分の斜視図、第５図は他の実施例を示す部分的
な正面図、第６図は従来の装置を概略的に示す正面図で
ある。図中、２・・・シート成形装置、６・・・ディスタッカ
−５８・・・中継ユニット、８ａ・・・支点、８Ｃ・・
・中継ユニットのローラ、１０・・・台車、１１・・・
フロントアーム、１２・・・リヤアーム、１２ａ・・・
リヤアームの部材、１３・・・フロントアームの吸盤、
１Ａ・・・リヤアームの吸盤、１５・・・受は部材特許出願人　富士エンヂニアリング株式会社１１− 第５図］４第６図

Claims

【特許請求の範囲】（１）、往復動される台車と、前記台車に取付けられて
その前方に延び且つ真空による吸盤を備えた片持ち式の
フロントアームと、前記台車に取付けられてその後方に
延び且つ真空による吸盤を備えた片持ち式のリヤアーム
と、前記台車が後退位置に在るときに前記リヤアームに
対してその下に積層されたシートを一枚づつ吸引して受
渡すディスタッカ−と、前記ディスクツカ−によるシー
トの受渡しの際に前記リヤアームが上方にたわむのを防
ぐため前記リヤアームの当接を受ける受け部材と、前記
台車が前進位置に在るときに前記リヤアームに吸着され
ていたシートを受ける中継ユニットを含み、前記フロン
トアームは前記台車の後退位置において前記中継ユニッ
ト上のシートを吸引し且つ前記台車の前進位置において
前記シートラシート成形装置に載置するようになってい
るシート供給装置。（２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記
受は部材は前記リヤアームの先端を受ける位置に在るシ
ート供給装置。（３）、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前
記中継ユニットは一連のローラを備え且つその一端を支
点に上下に枢動できるようになっているシート供給装置
。（４）、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前
記リヤアームは複数本の細長い中空部材からなり１各前
記部材に対し前記受は部材が設けられているシート供給
装置。