JPH0672551A - 基板取出装置 - Google Patents
基板取出装置Info
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- JPH0672551A JPH0672551A JP24729292A JP24729292A JPH0672551A JP H0672551 A JPH0672551 A JP H0672551A JP 24729292 A JP24729292 A JP 24729292A JP 24729292 A JP24729292 A JP 24729292A JP H0672551 A JPH0672551 A JP H0672551A
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- Japan
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- take
- brush
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板が左右方向にズレても,共連れ現象を生
じることがなく,基板を1枚ずつ正確に吸着し取り出す
ことができる,基板取出装置を提供すること。 【構成】 整列させた多数の基板8より順次基板8を1
枚ずつ吸着すると共に,これを横方向へ取り出すための
吸着取出し機5と,これにより取り出された基板8を送
り出す送出装置6と,吸着取出し機5の前方に設けられ
かつ多数の基板8を整列させると共に基板8を前方へ押
し出す送入コンベア7と,その上方において基板8の上
端に接触するよう配設したブラシ1とよりなる。また,
ブラシ1には,基板8の高さに応じて昇降する昇降機構
を設けることができる。
じることがなく,基板を1枚ずつ正確に吸着し取り出す
ことができる,基板取出装置を提供すること。 【構成】 整列させた多数の基板8より順次基板8を1
枚ずつ吸着すると共に,これを横方向へ取り出すための
吸着取出し機5と,これにより取り出された基板8を送
り出す送出装置6と,吸着取出し機5の前方に設けられ
かつ多数の基板8を整列させると共に基板8を前方へ押
し出す送入コンベア7と,その上方において基板8の上
端に接触するよう配設したブラシ1とよりなる。また,
ブラシ1には,基板8の高さに応じて昇降する昇降機構
を設けることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,基板が左右方向にズレ
ても,共連れ現象を生じることがなく,基板を1枚ずつ
正確に吸着し取り出すことができる,基板取出装置に関
する。
ても,共連れ現象を生じることがなく,基板を1枚ずつ
正確に吸着し取り出すことができる,基板取出装置に関
する。
【0002】
【従来技術】図6〜図8に示すごとく,従来,基板を洗
浄槽等へ送入するための基板取出装置9は,基板8を吸
着し横方向へ取り出すための吸着取出し機5と,これに
より取り出された基板8を送り出す送出装置6と,吸着
取出し機5の前方に設けられかつ多数の基板8を整列さ
せ前方へ押し出す送入コンベア7とを有する。また,送
入コンベア7は,両サイドに基板8をガイドするガイド
72と,基板8に接触するよう配設したブラシ91,9
2とよりなる。
浄槽等へ送入するための基板取出装置9は,基板8を吸
着し横方向へ取り出すための吸着取出し機5と,これに
より取り出された基板8を送り出す送出装置6と,吸着
取出し機5の前方に設けられかつ多数の基板8を整列さ
せ前方へ押し出す送入コンベア7とを有する。また,送
入コンベア7は,両サイドに基板8をガイドするガイド
72と,基板8に接触するよう配設したブラシ91,9
2とよりなる。
【0003】上記基板8は,送入コンベア7上に設けら
れたバランスウエイト71に支えられた状態で,多数整
列されて順次吸着取出し機5の方向へ送り出されてゆ
く。なお,基板8としては,例えばプリント配線板,金
属メッキ板等がある。上記バランスウエイト71は,図
7に示すごとく,略75度傾斜した状態で,送入コンベ
ア7上に取付け固定されている。そのため,基板8は,
送入コンベア7上で略75度傾斜した状態で整列されて
いる。
れたバランスウエイト71に支えられた状態で,多数整
列されて順次吸着取出し機5の方向へ送り出されてゆ
く。なお,基板8としては,例えばプリント配線板,金
属メッキ板等がある。上記バランスウエイト71は,図
7に示すごとく,略75度傾斜した状態で,送入コンベ
ア7上に取付け固定されている。そのため,基板8は,
送入コンベア7上で略75度傾斜した状態で整列されて
いる。
【0004】そこで,先頭基板81が吸着取出し機5の
近傍まで送り出されてくると,図6,図7に示すごと
く,先頭基板81は該吸着取出し機5に設けた吸着パッ
ド部51により順次吸着されて,例えば横方向に設けて
ある洗浄装置(図示略)へ送り出されてゆく。そして吸
着取出し機5は,反転装置59により,略90度下方に
反転して,基板8の向きを,送出装置6上に変更させ
る。そして,吸着パッド51による吸着を解放し,基板
8を送出装置6上に載置し,次工程へ送り出す。
近傍まで送り出されてくると,図6,図7に示すごと
く,先頭基板81は該吸着取出し機5に設けた吸着パッ
ド部51により順次吸着されて,例えば横方向に設けて
ある洗浄装置(図示略)へ送り出されてゆく。そして吸
着取出し機5は,反転装置59により,略90度下方に
反転して,基板8の向きを,送出装置6上に変更させ
る。そして,吸着パッド51による吸着を解放し,基板
8を送出装置6上に載置し,次工程へ送り出す。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には,次の問題点がある。即ち,図8の平面図に示すご
とく,上記基板8が左右両方向にズレる場合がある。そ
のため,かかる基板8においては,左側のブラシ91と
右側のブラシ92との接触に差異を生じ,基板8に対す
る当接力が左右異なった状態になる。その結果,先頭基
板81に対して次の基板82が密着した状態で,一緒に
吸着され取り出される,いわゆる共連れ現象を生じる。
には,次の問題点がある。即ち,図8の平面図に示すご
とく,上記基板8が左右両方向にズレる場合がある。そ
のため,かかる基板8においては,左側のブラシ91と
右側のブラシ92との接触に差異を生じ,基板8に対す
る当接力が左右異なった状態になる。その結果,先頭基
板81に対して次の基板82が密着した状態で,一緒に
吸着され取り出される,いわゆる共連れ現象を生じる。
【0006】上記共連れ現象は,各基板8の厚みが薄く
なればなるほど,また左右のブラシ91,92と基板8
との接触面積即ち接触力が少なくなるほど顕著になる。
上記のごとく,基板8の共連れ現象を生じると,次の工
程である,例えば洗浄工程において,基板8の両面を充
分に清浄にすることができない。本発明は,かかる従来
の問題点に鑑みてなされたもので,基板が左右方向にズ
レを生じても,共連れ現象を生じることなく,基板を1
枚ずつ正確に吸着し取り出すことができる,基板取出装
置を提供しようとするものである。
なればなるほど,また左右のブラシ91,92と基板8
との接触面積即ち接触力が少なくなるほど顕著になる。
上記のごとく,基板8の共連れ現象を生じると,次の工
程である,例えば洗浄工程において,基板8の両面を充
分に清浄にすることができない。本発明は,かかる従来
の問題点に鑑みてなされたもので,基板が左右方向にズ
レを生じても,共連れ現象を生じることなく,基板を1
枚ずつ正確に吸着し取り出すことができる,基板取出装
置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,整列させた多数の基板よ
り順次1枚ずつ基板を吸着すると共に,これを横方向へ
取り出すための吸着取出し機と,該吸着取出し機により
取り出された基板を送り出す送出装置と,上記吸着取出
し機の前方に設けられかつ多数の基板を整列させると共
に基板を前方へ押し出す送入コンベアと,該送入コンベ
アの上方において基板の上端に接触するよう配設したブ
ラシとよりなることを特徴とする基板取出装置にある。
り順次1枚ずつ基板を吸着すると共に,これを横方向へ
取り出すための吸着取出し機と,該吸着取出し機により
取り出された基板を送り出す送出装置と,上記吸着取出
し機の前方に設けられかつ多数の基板を整列させると共
に基板を前方へ押し出す送入コンベアと,該送入コンベ
アの上方において基板の上端に接触するよう配設したブ
ラシとよりなることを特徴とする基板取出装置にある。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,送
入コンベアの上方において,基板の上端に接触するよう
ブラシを配設したことにある。上記ブラシとしては,ナ
イロン植毛ブラシ,獣毛のブラシ等を用いる。上記ブラ
シは,吸着取出し機の近傍において,基板の上端に常に
接触する位置に配設することが好ましい。
入コンベアの上方において,基板の上端に接触するよう
ブラシを配設したことにある。上記ブラシとしては,ナ
イロン植毛ブラシ,獣毛のブラシ等を用いる。上記ブラ
シは,吸着取出し機の近傍において,基板の上端に常に
接触する位置に配設することが好ましい。
【0009】そのため,ブラシは,基板の高さ(寸法)
に応じて,ブラシの位置を昇降させる昇降機構を有する
ことが好ましい。昇降機構としては,例えば油圧シリン
ダー,空気圧シリンダーを有するアクチュエーターを用
いる。上記基板としては,例えばプリント配線板,金属
メッキ板,プラスチック加工板等のごとく,比較的厚み
が薄い板がある。これらの基板は,1枚ずつ例えば洗浄
工程へ吸着して取り出される。
に応じて,ブラシの位置を昇降させる昇降機構を有する
ことが好ましい。昇降機構としては,例えば油圧シリン
ダー,空気圧シリンダーを有するアクチュエーターを用
いる。上記基板としては,例えばプリント配線板,金属
メッキ板,プラスチック加工板等のごとく,比較的厚み
が薄い板がある。これらの基板は,1枚ずつ例えば洗浄
工程へ吸着して取り出される。
【0010】上記吸着取出し機は,例えば送入コンベア
上で送り出されて来た基板を,略75度の角度で吸着
し,その後略S字曲線のカム曲線に沿って移動しつつ,
基板を反転させる機構を有する。基板を取り出す際に
は,取出される基板が一旦上昇してその上端がブラシの
中へ突入し,その後横方向へ取り出される機構(図3,
図4参照)とすることが好ましい。これにより,共連れ
を生ずることなく,一層確実に基板を一枚づつ取出すこ
とができる。上記送入コンベアは,例えば両サイドにお
いて,基板整列ガイドを有する。また,後方に略75度
の傾斜面からなるバランスウエイトを有する。
上で送り出されて来た基板を,略75度の角度で吸着
し,その後略S字曲線のカム曲線に沿って移動しつつ,
基板を反転させる機構を有する。基板を取り出す際に
は,取出される基板が一旦上昇してその上端がブラシの
中へ突入し,その後横方向へ取り出される機構(図3,
図4参照)とすることが好ましい。これにより,共連れ
を生ずることなく,一層確実に基板を一枚づつ取出すこ
とができる。上記送入コンベアは,例えば両サイドにお
いて,基板整列ガイドを有する。また,後方に略75度
の傾斜面からなるバランスウエイトを有する。
【0011】
【作用及び効果】本発明の基板取出装置においては,ま
ず送入コンベアにより基板を吸着取出し機側へ押し出し
てゆく。次に,先頭基板のみを吸着取出し装置により吸
着し取り出してゆく。ところで,送入コンベアの上方に
おいては,基板の上端に接触するブラシが配設してあ
る。そのため,送入コンベア上で送り出された基板は,
上端がブラシと接触しているので,常に一定の当接力を
ブラシにより受けている。
ず送入コンベアにより基板を吸着取出し機側へ押し出し
てゆく。次に,先頭基板のみを吸着取出し装置により吸
着し取り出してゆく。ところで,送入コンベアの上方に
おいては,基板の上端に接触するブラシが配設してあ
る。そのため,送入コンベア上で送り出された基板は,
上端がブラシと接触しているので,常に一定の当接力を
ブラシにより受けている。
【0012】また,基板の上下方向の位置は基板の高さ
により定まるため,同サイズの基板を扱う場合には,全
ての基板の高さは全て同じである。そのため,基板が左
右方向にズレを生じていても,基板の上方に配置してあ
るブラシと基板の上端との接触状態は常に一定である。
により定まるため,同サイズの基板を扱う場合には,全
ての基板の高さは全て同じである。そのため,基板が左
右方向にズレを生じていても,基板の上方に配置してあ
るブラシと基板の上端との接触状態は常に一定である。
【0013】即ち,各基板はそれぞれブラシによって等
しく接触押圧されている。それ故,先頭基板を吸着取出
し機によって取り出す際にも,2番目の基板はブラシと
強く接触しているので,従来のごとく共連れ現象を生じ
ることがない。そのため,多数整列した基板の中より先
頭基板を正確に1枚ずつ吸着取出し機により吸着し取り
出すことができる。したがって,本発明によれば,基板
が左右方向にズレていても,共連れ現象を生じることが
なく,基板を1枚ずつ正確に吸着し取り出すことができ
る,基板取出装置を提供することができる。
しく接触押圧されている。それ故,先頭基板を吸着取出
し機によって取り出す際にも,2番目の基板はブラシと
強く接触しているので,従来のごとく共連れ現象を生じ
ることがない。そのため,多数整列した基板の中より先
頭基板を正確に1枚ずつ吸着取出し機により吸着し取り
出すことができる。したがって,本発明によれば,基板
が左右方向にズレていても,共連れ現象を生じることが
なく,基板を1枚ずつ正確に吸着し取り出すことができ
る,基板取出装置を提供することができる。
【0014】
実施例1 本発明の実施例にかかる基板取出装置につき,図1〜図
4を用いて説明する。本例の基板取出装置は,整列させ
た多数の基板8より順次1枚ずつ基板8を吸着すると共
に,これを横方向へ取り出すための吸着取出し機5と,
これにより取り出された基板8を送り出す送出装置6
と,吸着取出し機5の前方に設けられた多数の基板8を
整列させると共に基板8を前方へ押し出す送入コンベア
7と,その上方において基板8の上端に接触するよう配
設したブラシ1とよりなる。
4を用いて説明する。本例の基板取出装置は,整列させ
た多数の基板8より順次1枚ずつ基板8を吸着すると共
に,これを横方向へ取り出すための吸着取出し機5と,
これにより取り出された基板8を送り出す送出装置6
と,吸着取出し機5の前方に設けられた多数の基板8を
整列させると共に基板8を前方へ押し出す送入コンベア
7と,その上方において基板8の上端に接触するよう配
設したブラシ1とよりなる。
【0015】上記ブラシ1としては,板台11の表面に
ナイロンパイル12を多数植毛した清掃用ブラシを用い
る。ナイロンパイル12は,0.2mmの平均径を有す
る。上記基板8は,例えばタテ110mm,ヨコ25m
m,厚み1.6mmの寸法を有するプリント配線板であ
る。上記吸着取出し機5は,図1,図3に示すごとく,
略S字曲線状のカムガイド50を有するカム板53と,
基板8を吸着する吸着パッド部51とストッパー部73
と光センサー74を有する。
ナイロンパイル12を多数植毛した清掃用ブラシを用い
る。ナイロンパイル12は,0.2mmの平均径を有す
る。上記基板8は,例えばタテ110mm,ヨコ25m
m,厚み1.6mmの寸法を有するプリント配線板であ
る。上記吸着取出し機5は,図1,図3に示すごとく,
略S字曲線状のカムガイド50を有するカム板53と,
基板8を吸着する吸着パッド部51とストッパー部73
と光センサー74を有する。
【0016】上記カムガイド50は,図1に示すごと
く,吸着取出し機5のカム55を略S字状に案内すると
共に,基板8を図1,図3に示すごとく,送入コンベア
7より送出装置6上へ案内する役割を有する。上記送入
コンベア7は,図2に示すごとく,両サイドにおいて,
基板整列ガイド72を有する。また,後方において,略
75度の傾斜面711からなるバランスウエイト71を
有する。これにより,多数整列させた基板8相互が擦り
合うことなく,傷を生じ難い。
く,吸着取出し機5のカム55を略S字状に案内すると
共に,基板8を図1,図3に示すごとく,送入コンベア
7より送出装置6上へ案内する役割を有する。上記送入
コンベア7は,図2に示すごとく,両サイドにおいて,
基板整列ガイド72を有する。また,後方において,略
75度の傾斜面711からなるバランスウエイト71を
有する。これにより,多数整列させた基板8相互が擦り
合うことなく,傷を生じ難い。
【0017】ストッパー部73は,突出状態に配設され
ている。光センサ74は,ストッパー73の少し上に配
置してある。上記送出装置6は,図1,図3に示すごと
く,多数のローラ60により,駆動するコンベアーであ
る。その他は,前記従来例と同様である。
ている。光センサ74は,ストッパー73の少し上に配
置してある。上記送出装置6は,図1,図3に示すごと
く,多数のローラ60により,駆動するコンベアーであ
る。その他は,前記従来例と同様である。
【0018】次に,作用効果につき説明する。まず,送
入コンベア7は間欠微動運動により,基板8を吸着取出
し機5側へコマ送りし,送り出してゆく。次いで,図
1,図3に示すごとく,先頭基板81が吸着取出し機5
の前方に至ると,光電管等の光センサー74の作用によ
り,ストッパー73が作動して送入コンベア7が停止す
る。次に,吸着パッド51により先頭基板81のみを吸
着し取り出す。そして,図1に示すごとく,先頭基板8
1は,送出装置6により,横方向にある洗浄工程へと送
り出される。
入コンベア7は間欠微動運動により,基板8を吸着取出
し機5側へコマ送りし,送り出してゆく。次いで,図
1,図3に示すごとく,先頭基板81が吸着取出し機5
の前方に至ると,光電管等の光センサー74の作用によ
り,ストッパー73が作動して送入コンベア7が停止す
る。次に,吸着パッド51により先頭基板81のみを吸
着し取り出す。そして,図1に示すごとく,先頭基板8
1は,送出装置6により,横方向にある洗浄工程へと送
り出される。
【0019】ところで,本例の基板取出装置において
は,図1,図3,図4に示すごとく,送入コンベア7の
上方においては,基板8の上端80に常時接触するブラ
シ1が配設してある。そのため,送入コンベア7上で送
り出された基板8は,上端80がブラシ1と接触してい
るので,常に一定の当接力をブラシ1により受けてい
る。また,基板8の上下方向の位置は基板の高さにより
定まるため,同サイズの基板を扱う場合には,全ての基
板8の高さが全て同じである。
は,図1,図3,図4に示すごとく,送入コンベア7の
上方においては,基板8の上端80に常時接触するブラ
シ1が配設してある。そのため,送入コンベア7上で送
り出された基板8は,上端80がブラシ1と接触してい
るので,常に一定の当接力をブラシ1により受けてい
る。また,基板8の上下方向の位置は基板の高さにより
定まるため,同サイズの基板を扱う場合には,全ての基
板8の高さが全て同じである。
【0020】そのため,基板8が左右方向にズレを生じ
ていても,基板8の上方に配置してあるブラシ1と基板
8の上端80との接触状態は常に一定である。即ち,図
1,図3に示すごとく,各基板8はそれぞれブラシ1に
よって等しく接触押圧されている。それ故,先頭基板8
1を吸着取出し機5によって取り出す際にも,2番目の
基板82はブラシ1と強く接触しているので,図3,図
4に示すごとく,従来のように共連れ現象を生じること
がない。そのため,多数整列した基板の中より各基板8
を正確に1枚ずつ吸着し取り出すことができる。
ていても,基板8の上方に配置してあるブラシ1と基板
8の上端80との接触状態は常に一定である。即ち,図
1,図3に示すごとく,各基板8はそれぞれブラシ1に
よって等しく接触押圧されている。それ故,先頭基板8
1を吸着取出し機5によって取り出す際にも,2番目の
基板82はブラシ1と強く接触しているので,図3,図
4に示すごとく,従来のように共連れ現象を生じること
がない。そのため,多数整列した基板の中より各基板8
を正確に1枚ずつ吸着し取り出すことができる。
【0021】また,本例においては,図1に示すごと
く,カムガイド50を略S字状となし,特に基板吸着側
を若干山状にしてある。そのため,先頭基板81を吸着
パッド51により吸着して取り出していく場合,先頭基
板81は,図3,図4に示すごとく,先頭基板81の上
端がブラシ1内に突入する。一方,2番目の基板82は
ブラシ1によって押さえられている。それ故,先頭基板
81と2番目の基板82と確実に分離される(図4の矢
印500参照)。したがって,本例によれば,基板が左
右方向にズレていても,共連れ現象を生じることなく,
基板を1枚ずつ正確に吸着取り出すことができる。
く,カムガイド50を略S字状となし,特に基板吸着側
を若干山状にしてある。そのため,先頭基板81を吸着
パッド51により吸着して取り出していく場合,先頭基
板81は,図3,図4に示すごとく,先頭基板81の上
端がブラシ1内に突入する。一方,2番目の基板82は
ブラシ1によって押さえられている。それ故,先頭基板
81と2番目の基板82と確実に分離される(図4の矢
印500参照)。したがって,本例によれば,基板が左
右方向にズレていても,共連れ現象を生じることなく,
基板を1枚ずつ正確に吸着取り出すことができる。
【0022】実施例2 本例は,図5に示すごとく,上記実施例1におけるブラ
シ1が,基板8の高さに応じて昇降する昇降機構2を設
けたものである。上記昇降機構2は,図5に示すごと
く,ブラシ1の上部に取付けた弾性材21を介して,ア
クチュエータ22を装着したものである。上記アクチュ
エータ22は,シリンダーシャフト221を有する油圧
シリンダー222よりなる。そして,シリンダーシャフ
ト221の伸縮により,ブラシ1が昇降する。
シ1が,基板8の高さに応じて昇降する昇降機構2を設
けたものである。上記昇降機構2は,図5に示すごと
く,ブラシ1の上部に取付けた弾性材21を介して,ア
クチュエータ22を装着したものである。上記アクチュ
エータ22は,シリンダーシャフト221を有する油圧
シリンダー222よりなる。そして,シリンダーシャフ
ト221の伸縮により,ブラシ1が昇降する。
【0023】本例においては,基板8の高さが変った場
合,それに対応して上記ブラシ1を昇降させる。これに
より,基板8の上端80とブラシ1を常時,適当な接触
状態に保つことができる。そのため,実施例1に比し
て,基板取出装置の使用範囲,用途が拡大する。その
他,実施例1と同様の効果を得ることができる。なお,
上記実施例1,2においては,ブラシ1はナイロンパイ
ル製のものを示したが,その他にも各種獣毛等からなる
ブラシを用いることができる。
合,それに対応して上記ブラシ1を昇降させる。これに
より,基板8の上端80とブラシ1を常時,適当な接触
状態に保つことができる。そのため,実施例1に比し
て,基板取出装置の使用範囲,用途が拡大する。その
他,実施例1と同様の効果を得ることができる。なお,
上記実施例1,2においては,ブラシ1はナイロンパイ
ル製のものを示したが,その他にも各種獣毛等からなる
ブラシを用いることができる。
【図1】実施例1にかかる基板取出装置の側面図。
【図2】実施例1にかかる基板取出装置の平面図。
【図3】実施例1にかかる基板取出装置の作用説明図。
【図4】実施例1における,先頭基板がブラシの中に引
き込まれた状態を示す作動図。
き込まれた状態を示す作動図。
【図5】実施例2にかかる基板取出装置の側面図。
【図6】従来の基板取出装置の平面図。
【図7】従来の基板取出装置の側面図。
【図8】従来の基板取出装置の問題点を示す説明図。
1...ブラシ, 12...ナイロンパイル, 2...昇降機構, 5...吸着取出し機, 50...カムガイド, 51...吸着パッド, 6...送出装置, 7...送入コンベア, 8...基板, 81...先頭基板,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 5/14 C 7111−3F
Claims (2)
- 【請求項1】 整列させた多数の基板より順次基板を1
枚ずつ吸着すると共に,これを横方向へ取り出すための
吸着取出し機と,該吸着取出し機により取り出された基
板を送り出す送出装置と,上記吸着取出し機の前方に設
けられかつ多数の基板を整列させると共に基板を前方へ
押し出す送入コンベアと,該送入コンベアの上方におい
て基板の上端に接触するよう配設したブラシとよりなる
ことを特徴とする基板取出装置。 - 【請求項2】 請求項1において,ブラシは基板の高さ
に応じて昇降する昇降機構を有することを特徴とする基
板取出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24729292A JPH0672551A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 基板取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24729292A JPH0672551A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 基板取出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672551A true JPH0672551A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17161268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24729292A Pending JPH0672551A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 基板取出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672551A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007021696A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Kayaba Ind Co Ltd | 搬送装置 |
CN103387130A (zh) * | 2013-07-22 | 2013-11-13 | 长兴大宇科机电有限公司 | 铅酸电池中密自动包板机防极板歪斜装置 |
CN109159980A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-01-08 | 苏州宏瑞达新能源装备有限公司 | 一种纸护角自动包装装置 |
CN110615282A (zh) * | 2019-10-10 | 2019-12-27 | 张宝昆 | 一种复合基材板材料的自动投料机 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP24729292A patent/JPH0672551A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007021696A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Kayaba Ind Co Ltd | 搬送装置 |
CN103387130A (zh) * | 2013-07-22 | 2013-11-13 | 长兴大宇科机电有限公司 | 铅酸电池中密自动包板机防极板歪斜装置 |
CN109159980A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-01-08 | 苏州宏瑞达新能源装备有限公司 | 一种纸护角自动包装装置 |
CN110615282A (zh) * | 2019-10-10 | 2019-12-27 | 张宝昆 | 一种复合基材板材料的自动投料机 |
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