JP2839913B2 - 基板保持装置 - Google Patents

基板保持装置

Info

Publication number
JP2839913B2
JP2839913B2 JP26146489A JP26146489A JP2839913B2 JP 2839913 B2 JP2839913 B2 JP 2839913B2 JP 26146489 A JP26146489 A JP 26146489A JP 26146489 A JP26146489 A JP 26146489A JP 2839913 B2 JP2839913 B2 JP 2839913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
holding
holding means
plate
held
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26146489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03124646A (ja
Inventor
達也 下山
正 淡野
眞透 瀬野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26146489A priority Critical patent/JP2839913B2/ja
Publication of JPH03124646A publication Critical patent/JPH03124646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2839913B2 publication Critical patent/JP2839913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主に電子回路を形成する基板を保持して移動
する装置に用いられる基板保持装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 第7図及び第8図は夫々従来の基板保持装置の一例を
示す正面図と側面図である。これらの図において吸着パ
ッド101が略T字状のアーム102の下面に固定されてお
り、アーム102の上端近傍を回転中心としてロータリー
アクチュエータ103が接続されている。又ロータリーア
クチュエータ103は固定板104を介して一部のみ図示する
昇降ユニット105に固定され、全体が昇降するものとす
る。保持すべき基板106は搬送メッシュベルト107上を傾
斜した状態で搬送されてくる。
この場合の動作を説明すると、ある工程を終えて基板
106が第8図に示すように搬送メッシュベルト107上を凸
部107aに一辺に乗せた形で斜めに搬送されてくれば、基
板保持装置全体が定められた位置へ移動し、そこで搬送
されてくる基板106の傾斜角度(図中α)に吸着パッ
ド101の吸着面を合わせるため、ロータリーアクチュエ
ータ103を用いてアーム102を同角度(図中α)だけ傾
ける(図中二点鎖線の状態)。この状態で昇降ユニット
105により吸着パッド101を基板106の位置まで降下させ
て基板106を吸着し、その後基板106と共にアーム102を
上昇させる。そして上昇したらロータリーアクチュエー
タ103の傾けた角度を元に戻し、基板106を次工程の所定
位置へ移動させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述の第7図及び第8図の構成において
は、回動中心と吸着パッドの取付高さに大きな隔たりが
あるため、アーム102を傾けない状態と傾けた状態とで
は吸着パッド101には図中Aに示す位置ずれが生じる。
このため基板106の中央と吸着パッド101の中心を合わせ
ようとすれば、あらかじめ位置ずれ分を見込んで基板吸
着装置全体の位置を設定する必要がある。しかしその位
置ずれ量Aは搬送されてくる基板の大きさにより傾斜角
度αが変化することで変わるものであり、そのつど位
置を決める必要があるという問題点を有していた。又基
板を搬送するメッシュベルトの凸部の高さが変動した
り、凸部と基板との接触位置が変化することにより基板
の傾斜角度も変わり、吸着ミス等が発生することもある
という欠点があった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、搬送されてくる傾斜した基板の角度に合わ
せて基板保持装置全体の中心と位置ずれなく基板を保持
できるようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は基板を保持する保持手段と、前記保持手段
を、保持する基板の方向に移動させる移動部と、前記保
持手段が固定され、前記保持手段による基板の保持位置
とほぼ同一の高さレベルで前記移動部に対して回動自在
に取り付けられたプレートと、前記移動部と前記プレー
トとの間に配置された弾性部材とを具備することを特徴
とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明によれば、基板が搬送
されてくるとその中心に基板保持装置の中心を合わせ保
持手段を基板の方向に移動させる。このとき基板が保持
手段の保持面と違う角度に傾斜していた場合、保持手段
の一端が基板に当たり始めたところから弾性部材が徐々
に変形し保持面が傾斜してゆき、保持手段の傾きが基板
の傾斜と一致したところで基板が保持される。更に保持
した状態で保持手段を元の位置に復帰させる。そうすれ
ば弾性部材の変形も元の状態に復帰し、保持手段は基板
を一定位置及び一定角度に保持できる。従ってあらかじ
め別の手段で基板の傾斜角度と保持部の保持面を同じ角
度に合わせる必要がないこととなる。
〔実施例〕
次に本発明の一実施例による基板保持装置について図
面を参照しつつ説明する。第1図〜第4図において基板
の保持手段1は中央がコ字状に折り曲げられた平板状の
プレート2に取付けられた一対の吸着パッド1a,1bから
形成されている。この吸着パッドはダクト3を介して図
示しない真空発生装置に連結されており、その下面がほ
ぼコ字状に折り曲げられたプレート2の中央平板部2aの
面と同一レベルとなるように形成される。さてプレート
2の中央平面部2aは第4図に示すように平板部2aの四方
4箇所にコ字状の切込み2bを有している。又第1〜3図
に一部のみを示す昇降ユニット4の下方には移動部5が
取付けられる。移動部5はプレート2のガイド部2bの切
込み内に挿入される4本の棒状の垂直ガイド5aを有して
おり、その先端が第3図に示すように内側に折り曲げら
れてプレート2の平板部2aの下面を保持している。この
移動部5とプレート2の中央平板部2aの間にはコイルバ
ネ等から成る弾性部材6が設けられ、プレート2を下方
に押圧している。そして保持すべきプリント基板7は搬
送ベルト8によって搬送される。
第5図,第6図はこの基板保持装置が用いられる搬送
機構の全体構成を示す平面図及び正面図である。本図に
示すようにプレート2とその下方の吸着パッド1a,1b及
び移動部5を上下に移動させる昇降ユニット4がサーボ
スライダ9によって矢印方向に移動自在に保持されてい
る。そして搬送ベルト8の側方には他の搬送ベルト10が
設けられ、基板を次工程に搬送するように構成されてい
る。次工程に基板を搬送するためのコンベア部10によっ
て基板を次工程に搬送するようにしている。又プリント
基板が所定の位置に達したことを検知するためのセンサ
11が搬送ベルト8上に設けられている。
次に本実施例の動作について説明する。プリント基板
7は前工程より搬送ベルト8の上の凸部8aによって傾斜
状態で搬送されてくる。センサ11によってプリント基板
7が検知されると、サーボスライダ9によって昇降ユニ
ット4と共に移動部5やプレート2を検知した位置まで
移動させる。そして保持手段1をプリント基板7の搬送
経路の中心と同位置で待機させる。プリント基板7が保
持手段1の真下に到来すると、昇降ユニット4を介して
移動部5及びプレート2と保持手段1を降下させる。こ
のときプリント基板7が傾斜していることで吸着パッド
1a,1bの一端が先に当たり、それから更に降下していく
と弾性部材6が徐々に変形する。そして第3図に示すよ
うに吸着パッド1a,1bとプレート2との傾斜角度が同じ
になる。このとき吸着パッド1a,1bの保持面は回動軸と
ほとんど同一の高さの位置にあるため中心が位置ずれす
ることなくプリント基板7に当接する。ここで図示しな
い真空発生装置によりダクト3を介して吸着パッド1a,1
bより空気を吸引し、プリント基板7を真空吸着によっ
て保持しつつ昇降ユニット4によって上昇させると、弾
性部材6の作用により保持手段1は始めの状態に戻り、
プリント基板7は第2図の二点鎖線で示すように一定位
置及び一定角度で保持される。こうして基板保持装置に
より保持した状態でサーボスライダ9を矢印方向に駆動
させてプリント基板7を搬送ベルト10上に移動させて搬
送ベルト10によって次工程に搬送する。こうして同様の
動作を繰り返して基板を順次次工程に搬送していく。
尚本実施例においてはプリント基板を吸着によって保
持するものについて説明したが、機械的にプリント基板
の端面を挟持するようにしてもよい。更に傾斜して搬送
されてくる基板を保持する場合について説明をしたが、
傾斜させて搬送ベルト10上に置く場合も同様の方法で可
能となる。
〔発明の効果〕
そのため本発明によれば、保持手段の取付位置と同一
のレベルで移動部にプレートを回動自在に取付けておく
ことにより、プレートが保持手段と共に回動しても基板
保持装置の中心とほとんど位置ずれすることがない。従
って搬送されてきた基板を位置ずれなく保持することが
できる。又その傾斜角度が変化しても自動的に保持手段
の角度を合わせて基板を保持することができ、更に保持
手段を移動させることで常に基板は一定位置,一定角度
で保持できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における基板保持装置の正面
図、第2図は同じく基板保持装置の側面図、第3図は同
じく基板保持装置で基板を保持する状態を示す側面図、
第4図は同じく基板保持装置の斜視図、第5図はこの基
板保持装置が用いられる搬送機構の全体構成を示す平面
図、第6図はその正面図、第7図は従来例における基板
保持装置の正面図、第8図は同じく従来例における基板
保持装置の側面図である。 1……保持手段、1a,1b,101……吸着パッド、2……プ
レート、2a……中央平板部、2b……切込み、3……ダク
ト、4,105……昇降ユニット、5……移動部、5a……垂
直ガイド、6……弾性部材、7……プリント基板、8,10
……搬送ベルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を保持する保持手段と、 前記保持手段を、保持する基板の方向に移動させる移動
    部と、 前記保持手段が固定され、前記保持手段による基板の保
    持位置とほぼ同一の高さレベルで前記移動部に対して回
    動自在に取り付けられたプレートと、 前記移動部と前記プレートとの間に配置された弾性部材
    とを具備することを特徴とする基板保持装置。
JP26146489A 1989-10-05 1989-10-05 基板保持装置 Expired - Fee Related JP2839913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26146489A JP2839913B2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 基板保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26146489A JP2839913B2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 基板保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03124646A JPH03124646A (ja) 1991-05-28
JP2839913B2 true JP2839913B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=17362262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26146489A Expired - Fee Related JP2839913B2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 基板保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2839913B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014135332A (ja) * 2013-01-09 2014-07-24 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd 吸着反転装置
WO2019012584A1 (ja) * 2017-07-10 2019-01-17 シャープ株式会社 搬送装置、及び、搬送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03124646A (ja) 1991-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4473247A (en) Component mounting apparatus
KR100664777B1 (ko) 부품실장장치 및 부품실장방법
WO1997038567A1 (en) Method of placing a component on a substrate and component placement machine for carrying out the method
JP2839913B2 (ja) 基板保持装置
JP4004239B2 (ja) 基板搬送装置
JPH02234497A (ja) チップ状電子部品マウント方法及び装置
JPH0582941U (ja) ガラス板の移載装置
JPH07335723A (ja) 位置決め装置
US4588185A (en) Transfer device of sheet object
JP2000307299A (ja) 部品装着装置
JP2003063610A (ja) 短尺薄物製品の取出し位置決め方法及び装置
US6557247B1 (en) Component placement apparatus
JPS624142A (ja) 薄板材の移し替え装置
JP2003273591A (ja) 基板固定方法及び基板固定装置、並びにこれを用いた部品実装装置
JP3664589B2 (ja) 基板搬送装置および基板搬送方法
JP2841855B2 (ja) 電子部品実装方法
JPH09148796A (ja) 回路基板保持装置
JPS6210999Y2 (ja)
JP2001267794A (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
JP2522252B2 (ja) 薄板基板の搬送装置
JPH0672574A (ja) プリント基板の吸着搬送方法及び装置
JP2504337Y2 (ja) 基板の搬出・搬入装置
JPH11121911A (ja) コネクタのボンディング装置およびボンディング方法
JPH0568857B2 (ja)
JP3614238B2 (ja) 不定形電子回路基板のハンドリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees