JPS60121421A - エポキシ樹脂で封止されたｅｃｄ - Google Patents
エポキシ樹脂で封止されたｅｃｄInfo
- Publication number
- JPS60121421A JPS60121421A JP58230400A JP23040083A JPS60121421A JP S60121421 A JPS60121421 A JP S60121421A JP 58230400 A JP58230400 A JP 58230400A JP 23040083 A JP23040083 A JP 23040083A JP S60121421 A JPS60121421 A JP S60121421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- silane coupler
- glass
- ecd
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/15—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect
- G02F1/153—Constructional details
- G02F1/161—Gaskets; Spacers; Sealing of cells; Filling or closing of cells
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気化学的着消色現象を利用した固体エレクト
ロクロミック（以下ＥＣと略す）表示素子に関する。
ロクロミック（以下ＥＣと略す）表示素子に関する。
ＥＣ表示素子（以下ＥＣＤと略す）は視野角依存性の少
ないことおよび視昭性の良い（表示が明るい）ことを特
徴として最近時計その他の分野での表示素子として注目
されている。、ＥＣＤの中で薄膜を積層して成る固体型
素子が素子の薄形化等の有利点から盛んに研究されてき
ている。本発明はこの固体型エレクトロクロミック表示
素子の信頼性、とりわけ耐高温性の改善に関する。
ないことおよび視昭性の良い（表示が明るい）ことを特
徴として最近時計その他の分野での表示素子として注目
されている。、ＥＣＤの中で薄膜を積層して成る固体型
素子が素子の薄形化等の有利点から盛んに研究されてき
ている。本発明はこの固体型エレクトロクロミック表示
素子の信頼性、とりわけ耐高温性の改善に関する。
第１図に一般的な固体型ＥＣＤの構造を模式断面図によ
り示す。基板ガラス１上に下部電極となるインジウム−
錫酸化物（ＩＴＯと略す）２−酸化着色ＥＣ物質である
水酸化イリジウム（Ｉｒ（ＯＨ）ｎ）３偏置体電解質で
ある五酸化タンタル（Ｔａ２０．）４−還元着色ＥＣ物
質である三酸化タングステン（ＷＯｓ）ｓおよび上部Ｉ
ＴＯ電極６を順次真空蒸着又はイオンプレーティン法に
より形成してＥＣ素子１０とする。この構造において還
元着色ＥＣ物質であるＷＯ３は ＷＯ，、−１−ｘＨ−１−ｘｅ ４ ＨＸＷＯ３で示さ
れるプロトン（Ｈ”）と電子（ｅ−）の二重注入により
着色する。また酸化着色ＥＣ物質であるＩｒ（ＯＨ）ｎ
は Ｉｒ（Ｃ川）１ ｘＨｅ →Ｉ ｒＯＸ（０１−＋）ｎ
ｙなろプロトン（１−１＋）と電子（Ｃ−）の二重放出
により着色する。そしてこり、ら２つのＥ Ｃ物質は相
補的にプロトンのやり取りを行ない同時に着消色し一透
明なＴａ２Ｏ、層を通して二重に着色が観察さね、ろ。
り示す。基板ガラス１上に下部電極となるインジウム−
錫酸化物（ＩＴＯと略す）２−酸化着色ＥＣ物質である
水酸化イリジウム（Ｉｒ（ＯＨ）ｎ）３偏置体電解質で
ある五酸化タンタル（Ｔａ２０．）４−還元着色ＥＣ物
質である三酸化タングステン（ＷＯｓ）ｓおよび上部Ｉ
ＴＯ電極６を順次真空蒸着又はイオンプレーティン法に
より形成してＥＣ素子１０とする。この構造において還
元着色ＥＣ物質であるＷＯ３は ＷＯ，、−１−ｘＨ−１−ｘｅ ４ ＨＸＷＯ３で示さ
れるプロトン（Ｈ”）と電子（ｅ−）の二重注入により
着色する。また酸化着色ＥＣ物質であるＩｒ（ＯＨ）ｎ
は Ｉｒ（Ｃ川）１ ｘＨｅ →Ｉ ｒＯＸ（０１−＋）ｎ
ｙなろプロトン（１−１＋）と電子（Ｃ−）の二重放出
により着色する。そしてこり、ら２つのＥ Ｃ物質は相
補的にプロトンのやり取りを行ない同時に着消色し一透
明なＴａ２Ｏ、層を通して二重に着色が観察さね、ろ。
この構造において着消色に寄与する１４″はＴａ、０゜
ＷＯ２等の素子構成層中の水分によって供給されるわと
とろで素子の実用に際し７てその信頼性が問題となる。
ＷＯ２等の素子構成層中の水分によって供給されるわと
とろで素子の実用に際し７てその信頼性が問題となる。
信頼性の試験法としては高温試験および耐湿試験がある
。素子を高温試験に投入した場合素子中の水分が減少し
着色濃度が低下し素子特性が劣化してしまう。また耐湿
試験に投入した場合過度の加湿により注入電荷力異常増
大による素子破壊および構成層の剥離等の問題が発生ず
る。
。素子を高温試験に投入した場合素子中の水分が減少し
着色濃度が低下し素子特性が劣化してしまう。また耐湿
試験に投入した場合過度の加湿により注入電荷力異常増
大による素子破壊および構成層の剥離等の問題が発生ず
る。
従来このような劣化を防ぐために種々の有機接着剤によ
る封止等が試みられてきたが必ずしも十分な結果は得ら
れなかった。本発明はエポキシ樹脂にシランカップラー
を添加し、高温高湿中で硬化させることにより十分な信
頼性が得られることを明らかにするものである。以下実
施例により説明すか 〔実施例〕 第２図に本発明の封鎖構造を示す。基板ガラス１上にＥ
Ｃ素子１０を形成し、そσ）上尾エポキシ樹脂２０を介
して封止ガラス１１と貼り合わぜ接着封止した。エポキ
シ樹脂は２液温合型樹脂エピコート８２８（商品名 シ
ェル社製）を用いムニ。
る封止等が試みられてきたが必ずしも十分な結果は得ら
れなかった。本発明はエポキシ樹脂にシランカップラー
を添加し、高温高湿中で硬化させることにより十分な信
頼性が得られることを明らかにするものである。以下実
施例により説明すか 〔実施例〕 第２図に本発明の封鎖構造を示す。基板ガラス１上にＥ
Ｃ素子１０を形成し、そσ）上尾エポキシ樹脂２０を介
して封止ガラス１１と貼り合わぜ接着封止した。エポキ
シ樹脂は２液温合型樹脂エピコート８２８（商品名 シ
ェル社製）を用いムニ。
第１表に示されるようにこのエポキシ樹脂を次（ハ）３
条件で硬化封止した、 即ち（Ａ、）としてエポキシ樹脂のみを８０°Ｃ乾燥雰
囲気中３０分で硬化した条件（Ｂ）としてエポキシ樹脂
にシランカップラー（γ−グリシルオギシプロビルトリ
メトギシシラン）を２５重量％添加し８０°Ｃ乾燥雰囲
気中２４時間で硬化した条件および−（Ｃ）トして２５
％シランカップラーを添加しブこエポキシ樹脂を８０°
Ｃ相対湿度９５％の高温高湿中３０分で硬化した条件で
ある。
条件で硬化封止した、 即ち（Ａ、）としてエポキシ樹脂のみを８０°Ｃ乾燥雰
囲気中３０分で硬化した条件（Ｂ）としてエポキシ樹脂
にシランカップラー（γ−グリシルオギシプロビルトリ
メトギシシラン）を２５重量％添加し８０°Ｃ乾燥雰囲
気中２４時間で硬化した条件および−（Ｃ）トして２５
％シランカップラーを添加しブこエポキシ樹脂を８０°
Ｃ相対湿度９５％の高温高湿中３０分で硬化した条件で
ある。
第】表
第２表
表中の数値は試験１０００時間経過後のである。
これら３条件で硬化封止した素子の信頼性試験の結果を
第２表に示す。信頼性試験としては６５℃相対湿度９５
％中での耐湿試験および７０℃高温試験を１０００時間
迄行ない評価した。評価基準は着色濃度に比例する注入
電荷量の変化率−即ち初期注入電荷量に対する１０００
時間経過後の注入電荷量の割合（％）としｆこ。
第２表に示す。信頼性試験としては６５℃相対湿度９５
％中での耐湿試験および７０℃高温試験を１０００時間
迄行ない評価した。評価基準は着色濃度に比例する注入
電荷量の変化率−即ち初期注入電荷量に対する１０００
時間経過後の注入電荷量の割合（％）としｆこ。
第２表に示されるようにエポキシ樹脂のみで封止１−た
条件（Ａ）では接着剤と素子表面およびガラス基板面と
の密着性が不十分なため耐湿試験において素子中に過剰
に水分が取り込まれ２５０時間経過後素子膜面が剥離し
てしまった。エポキシ樹脂にシランカップラーを添加し
た条件（Ｂ）ではシランカップラー添加により密着性が
改善され耐湿試験に対しては十分な信頼性を示すが、高
温試験において注入電荷量の低下が著しい。
条件（Ａ）では接着剤と素子表面およびガラス基板面と
の密着性が不十分なため耐湿試験において素子中に過剰
に水分が取り込まれ２５０時間経過後素子膜面が剥離し
てしまった。エポキシ樹脂にシランカップラーを添加し
た条件（Ｂ）ではシランカップラー添加により密着性が
改善され耐湿試験に対しては十分な信頼性を示すが、高
温試験において注入電荷量の低下が著しい。
これはエポキシ樹脂中に含まれている水分が少ないため
、ＥＣ素子中の水分がエポキシ樹脂中に移動しそのため
に注入電荷量が低下すると思われろ、 エポキシ樹脂にシランカップラーを添加し高湿雰囲気中
で硬化させた条件（Ｃ）では耐湿試験、高温試験ともに
良好な信頼性を示した。即ち高温加湿中で硬化させるこ
とによりエポキシ樹脂中に水分を十分含ませ耐高温性を
改善することかできた。
、ＥＣ素子中の水分がエポキシ樹脂中に移動しそのため
に注入電荷量が低下すると思われろ、 エポキシ樹脂にシランカップラーを添加し高湿雰囲気中
で硬化させた条件（Ｃ）では耐湿試験、高温試験ともに
良好な信頼性を示した。即ち高温加湿中で硬化させるこ
とによりエポキシ樹脂中に水分を十分含ませ耐高温性を
改善することかできた。
本発明はこのようにエポキシ樹脂にシランカップラーを
添加しガラスおよび素子表面との密着性を改善し−さら
に高温加湿中で硬化することによりエポキシ樹脂中の水
分を増加させ固体ＥＣＤの信頼性を大巾に改善するもの
である。
添加しガラスおよび素子表面との密着性を改善し−さら
に高温加湿中で硬化することによりエポキシ樹脂中の水
分を増加させ固体ＥＣＤの信頼性を大巾に改善するもの
である。
本発明の条件範囲は以下の通りである。シランカップラ
ーの添加量は０１重量％未満では効果がなく−１０重叶
％以七では副反応が発生し素子に悪影響を及ぼずので０
１重量％以上から１０重量パーセント未満とずろ。加湿
硬化雰囲気の相対湿度は８０％以上なら有効で上限はな
く１００％迄有効である。
ーの添加量は０１重量％未満では効果がなく−１０重叶
％以七では副反応が発生し素子に悪影響を及ぼずので０
１重量％以上から１０重量パーセント未満とずろ。加湿
硬化雰囲気の相対湿度は８０％以上なら有効で上限はな
く１００％迄有効である。
従って相対湿度は８０％以上とずろ、温度は５０℃以」
−なら有効で−１５０°Ｃ以上になると素子が剥離破壊
するので５０℃以上１５０°Ｃ未満とする。
−なら有効で−１５０°Ｃ以上になると素子が剥離破壊
するので５０℃以上１５０°Ｃ未満とする。
第１図は一般的な固体型ＥＣ表示素子の模式断面図、第
２図は本発明封止構造を示す模式断面図である、 １・・・・・・基板ガラス−２・・・・・・下部電極。 ３・・・・・・水酸化イリジウム− ４・・・・・五酸化タンタル− ５・・・・・・三酸化タングステン−６・・・・・・上
部電極−１０・・・・・・ＥＣ素子−１１・・・・・・
封止ガラス、第１図 第２図
２図は本発明封止構造を示す模式断面図である、 １・・・・・・基板ガラス−２・・・・・・下部電極。 ３・・・・・・水酸化イリジウム− ４・・・・・五酸化タンタル− ５・・・・・・三酸化タングステン−６・・・・・・上
部電極−１０・・・・・・ＥＣ素子−１１・・・・・・
封止ガラス、第１図 第２図
Claims (1)
- 下部電極、水酸化イリジウム層、五酸化タンタル層−三
酸化タングステン層および上部電極からなるＥＣ素子を
基板ガラスの上面に形成し−その上部に封止ガラスを配
置し、前記基板ガラスと前記封止ガラスとの間に０．１
〜１０重量パーセントのシランカップラーを添加したエ
ポキシ樹脂を介在させ一相対湿度８０パーセント以上の
雰囲気中で５０°〜１５０℃の温度で硬化させたことを
特徴とするエポキシ樹脂で封止されたＥＣＤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58230400A JPS60121421A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | エポキシ樹脂で封止されたｅｃｄ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58230400A JPS60121421A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | エポキシ樹脂で封止されたｅｃｄ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60121421A true JPS60121421A (ja) | 1985-06-28 |
Family
ID=16907282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58230400A Pending JPS60121421A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | エポキシ樹脂で封止されたｅｃｄ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60121421A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63294536A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-12-01 | Nikon Corp | 封止構造を有するエレクトロクロミック素子 |
| JPWO2019097895A1 (ja) * | 2017-11-14 | 2021-01-28 | ソニー株式会社 | 調光装置、画像表示装置及び表示装置 |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP58230400A patent/JPS60121421A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63294536A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-12-01 | Nikon Corp | 封止構造を有するエレクトロクロミック素子 |
| JPWO2019097895A1 (ja) * | 2017-11-14 | 2021-01-28 | ソニー株式会社 | 調光装置、画像表示装置及び表示装置 |
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