JPS60120354A - 画像記録方法 - Google Patents
画像記録方法Info
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- JPS60120354A JPS60120354A JP22937683A JP22937683A JPS60120354A JP S60120354 A JPS60120354 A JP S60120354A JP 22937683 A JP22937683 A JP 22937683A JP 22937683 A JP22937683 A JP 22937683A JP S60120354 A JPS60120354 A JP S60120354A
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- Japan
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- image
- layer
- color
- monomer
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/09—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
- G03F7/105—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers having substances, e.g. indicators, for forming visible images
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、感光感熱画像記録方法〔フォトサーモグラフ
ィー)、特に光重合反応を用いた新規なフォトサーモグ
ラフィーに関する。
ィー)、特に光重合反応を用いた新規なフォトサーモグ
ラフィーに関する。
(従来技術)
フォトサーモグラフィーは、感光材料を画像露光しての
ち、一様に加熱することにより現像するもので、乾式処
理だけで画像が得られるという特長をもっておシ、感光
材料として有機銀塩を用いたものはよく知られている。
ち、一様に加熱することにより現像するもので、乾式処
理だけで画像が得られるという特長をもっておシ、感光
材料として有機銀塩を用いたものはよく知られている。
一方、光重合反応を利用した画像記録方法は数多く知ら
れており、フォトレジストや印刷版等に応用されている
が、特殊な例(例えば、N−ビニルカルバゾール−四臭
化炭素系感光材料のように七ツマー自体が発色機能を有
する場合)を除いて、一般的なモノマーを用いる光重合
で直接的に可視画像を形成することは困難であり、この
ことが光重合系(およびフォトポリマー系)が、一般的
な写真記録へ応用されにくい理由の一つとなっている。
れており、フォトレジストや印刷版等に応用されている
が、特殊な例(例えば、N−ビニルカルバゾール−四臭
化炭素系感光材料のように七ツマー自体が発色機能を有
する場合)を除いて、一般的なモノマーを用いる光重合
で直接的に可視画像を形成することは困難であり、この
ことが光重合系(およびフォトポリマー系)が、一般的
な写真記録へ応用されにくい理由の一つとなっている。
画像を可視化するには、露光部分または未露光部分をそ
の浸透性または粘着性の差によって選択的に色素溶液ま
たは顔料粉体で着色するが、あるいは、あらかじめ感光
層を着色しておき、画像露光して硬化させたのち、硬化
部分と未硬化部分の溶解性の差または接着性の差、等の
物性の差を利用して、液体現像または剥離現像等の物理
的な現像操作により、露光部分と未露光部分とを空間的
に分離する必要があり、処理が煩雑であり、よシ簡便な
画像可視化方法がめられる。
の浸透性または粘着性の差によって選択的に色素溶液ま
たは顔料粉体で着色するが、あるいは、あらかじめ感光
層を着色しておき、画像露光して硬化させたのち、硬化
部分と未硬化部分の溶解性の差または接着性の差、等の
物性の差を利用して、液体現像または剥離現像等の物理
的な現像操作により、露光部分と未露光部分とを空間的
に分離する必要があり、処理が煩雑であり、よシ簡便な
画像可視化方法がめられる。
光重合組成物(または感光性樹脂)を用い、直接的に、
即ち外部からの着色または、露光部と未露光部の空間的
分離等の操作を行うことなく、感光材料内部の化学反応
により、乾式処理で可視画像を現像する方法がいくつか
提案されている。特開昭j、2−4タタisには、光重
合組成物(または光硬化性の感光性樹脂)と感熱発色材
料を用いて熱現像により可視画像を形成する方法が記載
されている。これは、二成分型感熱発色物質の二つの成
分を、光重合組成物(ま九は感光性樹脂)の内と外、ま
たは両側に分離して配置した材料を用い、これに露光を
行ってのち加熱すると、露光により硬化した部分では感
熱物質が移動しないため発色は起らないが、未露光部分
では、移動し反応し、発色するものであり、ポジーポジ
の記録応答を示す。
即ち外部からの着色または、露光部と未露光部の空間的
分離等の操作を行うことなく、感光材料内部の化学反応
により、乾式処理で可視画像を現像する方法がいくつか
提案されている。特開昭j、2−4タタisには、光重
合組成物(または光硬化性の感光性樹脂)と感熱発色材
料を用いて熱現像により可視画像を形成する方法が記載
されている。これは、二成分型感熱発色物質の二つの成
分を、光重合組成物(ま九は感光性樹脂)の内と外、ま
たは両側に分離して配置した材料を用い、これに露光を
行ってのち加熱すると、露光により硬化した部分では感
熱物質が移動しないため発色は起らないが、未露光部分
では、移動し反応し、発色するものであり、ポジーポジ
の記録応答を示す。
また特開昭17−/79134.同17−/り713t
、同31.−2302’fおよヒ11−23021には
、光重合組成物と感熱(感圧)発色材料を用いて、圧力
により現像して可視画像を形成する方法が記載されてい
る。これらは、いずれも二成分型発色物質の一つの成分
を光重合組成物と共にマイクロカプセル化し、一方の成
分をカプセルの外側に配置した材料を画像露光してのち
、加圧すると、露光により硬化したカプセルは破壊され
ないので発色は起らないが、未露光部分ではカプセル壁
が圧力により破壊されて二成分の発色−質が接触、反応
して発色するものであり、ポジーポジの記録応答を示す
。
、同31.−2302’fおよヒ11−23021には
、光重合組成物と感熱(感圧)発色材料を用いて、圧力
により現像して可視画像を形成する方法が記載されてい
る。これらは、いずれも二成分型発色物質の一つの成分
を光重合組成物と共にマイクロカプセル化し、一方の成
分をカプセルの外側に配置した材料を画像露光してのち
、加圧すると、露光により硬化したカプセルは破壊され
ないので発色は起らないが、未露光部分ではカプセル壁
が圧力により破壊されて二成分の発色−質が接触、反応
して発色するものであり、ポジーポジの記録応答を示す
。
これらの光重合反応を用いる感光感熱および感光感圧画
像記録方法は、いずれもポリマーとモノマーとの物質移
動拡散性の差により発色反応を画像状に制御するという
原理にもとづいている。しかし、光重合による硬化の程
度、即ち物質移動に対するバリヤーとしての性質は、一
般に重合率とは必ずしも比例せず、むしろ重合率がある
値(ゲル化点)に達すると急激にゲル化し、急にバリヤ
ーとして働くようになる傾向がある。従って上記の画像
記録方法においては、画像濃度は露光量に比例しに<<
、従って階調再現性に乏しいという欠点がある。また、
光重合で生じたポリマーが物質移動を完全に防止するこ
とは一般に困難であり、十分なバリヤーとなるためには
、非常に多量の露光を与えねばならず、従って、カブリ
が出やすく信号/ノイズ比(8/N比)は十分高くなり
にくく、ま九記録感度も高くな9にくい、という欠点が
ある。
像記録方法は、いずれもポリマーとモノマーとの物質移
動拡散性の差により発色反応を画像状に制御するという
原理にもとづいている。しかし、光重合による硬化の程
度、即ち物質移動に対するバリヤーとしての性質は、一
般に重合率とは必ずしも比例せず、むしろ重合率がある
値(ゲル化点)に達すると急激にゲル化し、急にバリヤ
ーとして働くようになる傾向がある。従って上記の画像
記録方法においては、画像濃度は露光量に比例しに<<
、従って階調再現性に乏しいという欠点がある。また、
光重合で生じたポリマーが物質移動を完全に防止するこ
とは一般に困難であり、十分なバリヤーとなるためには
、非常に多量の露光を与えねばならず、従って、カブリ
が出やすく信号/ノイズ比(8/N比)は十分高くなり
にくく、ま九記録感度も高くな9にくい、という欠点が
ある。
(発明の目的)
本発明の目的は、基本的には、乾式処理によってカラー
画像記録の可能な非銀塩画像記録の方法を提供すること
であり、よシ具体的には、光重合反応を利用して、階調
再現性およびS/N比の優れた新規な乾式の可視画像形
成方法を提供することである。
画像記録の可能な非銀塩画像記録の方法を提供すること
であり、よシ具体的には、光重合反応を利用して、階調
再現性およびS/N比の優れた新規な乾式の可視画像形
成方法を提供することである。
(発明の構成)
j 一
本発明の目的は重合性ビニルモノマー及び/又は重合性
プレポリマーと光重合開始剤からなる光重合性要素及び
前記ビニルモノマー及び/又はプレポリマーによって漂
白され得る色素あるいは漂白され得る色素を加熱下で生
じる色素プリカーサ−を用いて、画像露光することによ
り前記光重合性要素を重合せしめ、その後加熱し、未露
光または重合するのに充分でない露光量で露光された部
分に残っている未重合のモノマー及び/又はプレポリマ
ー(以降モノマーはプレポリマーも含む)によυ色素を
漂白するか、あるいは色素プレカーサーが熱発色した色
素を漂白することにより色素画像を形成することを%徴
とする画像記録方法により達成した。
プレポリマーと光重合開始剤からなる光重合性要素及び
前記ビニルモノマー及び/又はプレポリマーによって漂
白され得る色素あるいは漂白され得る色素を加熱下で生
じる色素プリカーサ−を用いて、画像露光することによ
り前記光重合性要素を重合せしめ、その後加熱し、未露
光または重合するのに充分でない露光量で露光された部
分に残っている未重合のモノマー及び/又はプレポリマ
ー(以降モノマーはプレポリマーも含む)によυ色素を
漂白するか、あるいは色素プレカーサーが熱発色した色
素を漂白することにより色素画像を形成することを%徴
とする画像記録方法により達成した。
本発明の画像記録方法は、重合性ビニルモノマーがある
種の色素を漂白し、かつ七ツマ−が重合してポリマーに
なると色素を漂白する能力が失われるという現象にもと
づいており従来公知の方法とは、全く異る新規な原理に
もとづいている。即ち従来の光重合画像記録においては
、もっばらモ4− ツマーと、その重合によって生じるポリマーとの間の、
溶剤に対する溶解性、物質の浸透性あるいは透過性、粘
着性、接着性、光散乱性等の物性の差を利用して、露光
部分と未露光部分を湿式あるいは乾式処理で空間的に分
離するかあるいは光散乱性により光学的に区別すること
によって現像あるいは画像可視化を行っていた。前に述
べた特開昭jコーtタタlj1同j7−/7り136、
同67−/り713ざ、同j!−2302参および同s
r−コ30コj号各公報に提案されているような、乾式
の可視画像形成方法においても、モノマーとポリマーと
の物質に対する透過性の差という物性の差を利用し、発
色反応を制御することが原理として利用されていた。そ
れらに対して本発明の画像記録方法は、画像状の光重合
で残されたモノマーによって、しかもそれによってだけ
、色素が漂白されるという新規な原理にもとづいたもの
であり、たとえ可視画像形成要素として二成分型感熱(
感圧)発色物質を用い、みかけ上前記の特開昭jコーl
タタis等の方法および材料と類似しているようであっ
ても、本発明はそれらと明確に区別することが出来る。
種の色素を漂白し、かつ七ツマ−が重合してポリマーに
なると色素を漂白する能力が失われるという現象にもと
づいており従来公知の方法とは、全く異る新規な原理に
もとづいている。即ち従来の光重合画像記録においては
、もっばらモ4− ツマーと、その重合によって生じるポリマーとの間の、
溶剤に対する溶解性、物質の浸透性あるいは透過性、粘
着性、接着性、光散乱性等の物性の差を利用して、露光
部分と未露光部分を湿式あるいは乾式処理で空間的に分
離するかあるいは光散乱性により光学的に区別すること
によって現像あるいは画像可視化を行っていた。前に述
べた特開昭jコーtタタlj1同j7−/7り136、
同67−/り713ざ、同j!−2302参および同s
r−コ30コj号各公報に提案されているような、乾式
の可視画像形成方法においても、モノマーとポリマーと
の物質に対する透過性の差という物性の差を利用し、発
色反応を制御することが原理として利用されていた。そ
れらに対して本発明の画像記録方法は、画像状の光重合
で残されたモノマーによって、しかもそれによってだけ
、色素が漂白されるという新規な原理にもとづいたもの
であり、たとえ可視画像形成要素として二成分型感熱(
感圧)発色物質を用い、みかけ上前記の特開昭jコーl
タタis等の方法および材料と類似しているようであっ
ても、本発明はそれらと明確に区別することが出来る。
このことは、特開昭jコ一ざワタ11等の方法による画
像記録が、ポジーポジの応答を示すのに対して、本発明
の方法ではネガ−ポジの応答を示すことを見ても明らか
である。
像記録が、ポジーポジの応答を示すのに対して、本発明
の方法ではネガ−ポジの応答を示すことを見ても明らか
である。
本発明が、上述の七ツマー色素漂白、という原理を採用
したことによって、本発明の画像記録におけるプロセス
上、応用上、写真的特性上のいくつかの重要な特長がも
たらされた。
したことによって、本発明の画像記録におけるプロセス
上、応用上、写真的特性上のいくつかの重要な特長がも
たらされた。
プロセス上の特長として、画像露光後加熱するだけで、
可視画像が現像される、即ち感光感熱画像記録方法が達
成されると共に、同時に定着も完了する。未重合の戦存
モノマーは、色素漂白に便われたため、もはや光を照射
しても重合せず、従って白地にカプリを生じることはな
い。また、可視画像形成要素として、既製の色素でなく
、二成分型感熱発色物質のような加熱下で発色する物質
を用いた場合でも、白地の部分はすでに熱で発色したの
ち七ツマ−によって漂白された部分であるので、さらに
加熱しても発色してカプリを生じることはない。即ち、
本発明の方法では、加熱によって可視画像が現像される
と同時に、その画像は、光および熱に対して安定化、即
ち定着されているのであり、定着のための追加処理は全
く不要である。このことの優位性は、他のフォトサーモ
グラフィー技術と比較すれば明らかとなる。例えば、有
機銀塩系のフォトサーモグラフィーにおいては、一般に
熱現像後も感光性は失活されていないため1画像を長時
間光に照射すると、白地の部分にカプリを生じ、さらに
画像を室内光にさらしたのち誤って加熱すると白地の部
分に高濃度のカプリを生じ、画像は失なわれる。また、
前記の特開昭jコーtタタ/jに記載のフォトサーモグ
ラフィー−おいては、画像は光に対しては定着されてい
るが、熱に対しては完全に定着されているとはいいがた
い。これは、七ツマ−がかりに安全に重合したとしても
、かかるポリマーは一般に比較的軟化点の低いものであ
り、発色物質の拡散、従ってその反応によるカプリ生成
を完全に防止することは困難−ター である。
可視画像が現像される、即ち感光感熱画像記録方法が達
成されると共に、同時に定着も完了する。未重合の戦存
モノマーは、色素漂白に便われたため、もはや光を照射
しても重合せず、従って白地にカプリを生じることはな
い。また、可視画像形成要素として、既製の色素でなく
、二成分型感熱発色物質のような加熱下で発色する物質
を用いた場合でも、白地の部分はすでに熱で発色したの
ち七ツマ−によって漂白された部分であるので、さらに
加熱しても発色してカプリを生じることはない。即ち、
本発明の方法では、加熱によって可視画像が現像される
と同時に、その画像は、光および熱に対して安定化、即
ち定着されているのであり、定着のための追加処理は全
く不要である。このことの優位性は、他のフォトサーモ
グラフィー技術と比較すれば明らかとなる。例えば、有
機銀塩系のフォトサーモグラフィーにおいては、一般に
熱現像後も感光性は失活されていないため1画像を長時
間光に照射すると、白地の部分にカプリを生じ、さらに
画像を室内光にさらしたのち誤って加熱すると白地の部
分に高濃度のカプリを生じ、画像は失なわれる。また、
前記の特開昭jコーtタタ/jに記載のフォトサーモグ
ラフィー−おいては、画像は光に対しては定着されてい
るが、熱に対しては完全に定着されているとはいいがた
い。これは、七ツマ−がかりに安全に重合したとしても
、かかるポリマーは一般に比較的軟化点の低いものであ
り、発色物質の拡散、従ってその反応によるカプリ生成
を完全に防止することは困難−ター である。
応用上の特長として、本発明の方法は、単色(例えば黒
白)の画像形成だけではなく、力2−画像記録に用いら
れることである。詳しくは後述するように、光重合反応
は、赤、緑および青の光に対して選択的に分光増感する
ことが可能であり、それぞれの感光層にシアン、マゼン
タおよびイエローの、色素または加熱で発色する色素プ
リカーサ−を組合せ、これを積層して感光材料を構成す
れば、1回のカラー光像の露光および加熱によって、カ
ラー画像を記録することが出来る。
白)の画像形成だけではなく、力2−画像記録に用いら
れることである。詳しくは後述するように、光重合反応
は、赤、緑および青の光に対して選択的に分光増感する
ことが可能であり、それぞれの感光層にシアン、マゼン
タおよびイエローの、色素または加熱で発色する色素プ
リカーサ−を組合せ、これを積層して感光材料を構成す
れば、1回のカラー光像の露光および加熱によって、カ
ラー画像を記録することが出来る。
本発明の七ツマー色素漂白という原理はまた写真特性上
次のような特長をもたらす。第一に、良好な階調再現性
が達成される。これはモノマーと、それによって漂白さ
れる色素の分子数が比例するため、(あるいは化学量論
的な関係にあるため)画像濃度はモノマーの消費量即ち
モノマーからポリマーへの転換率(重合率)に正確に比
例するからである。モノマーからポリマーへの転換率は
、一般に露光量に比例するから、従って画像濃度はio
− (少くとも飽和濃度(Dmax)に至る前の露光量域に
おいては)露光量に比例し、この結果、極めて良好な階
調再現が得られた。このことは、公知の方法のようにポ
リマーを物質移動に対するバリヤーとして用いて画像可
視化を制御する場合には、露光量と物質移動量(従って
画像濃度)とが一般に比例せず、露光量がある値を越え
ると急激に物質移動量が減少する傾向があるため、連続
階調よりむしろ二値的(オン−オフ)応答に近づき、階
調再現が困難であるのに対して、大きな特長である。
次のような特長をもたらす。第一に、良好な階調再現性
が達成される。これはモノマーと、それによって漂白さ
れる色素の分子数が比例するため、(あるいは化学量論
的な関係にあるため)画像濃度はモノマーの消費量即ち
モノマーからポリマーへの転換率(重合率)に正確に比
例するからである。モノマーからポリマーへの転換率は
、一般に露光量に比例するから、従って画像濃度はio
− (少くとも飽和濃度(Dmax)に至る前の露光量域に
おいては)露光量に比例し、この結果、極めて良好な階
調再現が得られた。このことは、公知の方法のようにポ
リマーを物質移動に対するバリヤーとして用いて画像可
視化を制御する場合には、露光量と物質移動量(従って
画像濃度)とが一般に比例せず、露光量がある値を越え
ると急激に物質移動量が減少する傾向があるため、連続
階調よりむしろ二値的(オン−オフ)応答に近づき、階
調再現が困難であるのに対して、大きな特長である。
第二に、カブリの少い、S/N比の高い画像が得られる
。これは、感光材料中に存在する七ツマ−と色素(また
は色素プリカーサ−)の量比を適切な値(例えば、七ツ
マ−が少し過剰)に設定するならば、実質的に最高画像
濃度を低下させることなく、カブリを完全になくするこ
とが出来るからである。この点、ポリマーをバリヤーと
して用いる画像可視化方法においては、ポリマーとモノ
マーとでの物質移動速度の比が非常に大きくないかぎり
、最高画像濃度を高めようとすると、カブリも増すとい
う矛盾があるのに対して優れている。
。これは、感光材料中に存在する七ツマ−と色素(また
は色素プリカーサ−)の量比を適切な値(例えば、七ツ
マ−が少し過剰)に設定するならば、実質的に最高画像
濃度を低下させることなく、カブリを完全になくするこ
とが出来るからである。この点、ポリマーをバリヤーと
して用いる画像可視化方法においては、ポリマーとモノ
マーとでの物質移動速度の比が非常に大きくないかぎり
、最高画像濃度を高めようとすると、カブリも増すとい
う矛盾があるのに対して優れている。
本発明の画像記録方法は、各構成要素の配置の仕方等の
異るいくつかの態様をとることが出来る。
異るいくつかの態様をとることが出来る。
第1Xコおよび3図にそれぞれ異なる態様例を示すが、
これらの態様例のみに限定されるものではない。(なお
いずれの図においても可視画像形成要素としては、室温
では無色で加熱後発色して色素を生成する色素プリカー
サ−を用いる場合だけを示し、色素を用いる場合は省略
した。)第1図は、光重合性要素含有層コと色素プリカ
ーサ−含有層3がそれぞれ別個の支持体7上に設けられ
て独立のシートになっている場合tyBす。
これらの態様例のみに限定されるものではない。(なお
いずれの図においても可視画像形成要素としては、室温
では無色で加熱後発色して色素を生成する色素プリカー
サ−を用いる場合だけを示し、色素を用いる場合は省略
した。)第1図は、光重合性要素含有層コと色素プリカ
ーサ−含有層3がそれぞれ別個の支持体7上に設けられ
て独立のシートになっている場合tyBす。
光重合性要素含有層λを画像露光すると、露光部分にお
いて、光重合が起りモノマーはポリマーjに変換する。
いて、光重合が起りモノマーはポリマーjに変換する。
次にこれを色素プリカーサ−含有層3と膜面を密着して
加熱すると、色素プリカーサ−含有層3は−たん全面に
発色するが、その内、光重合性要素含有層コの未露光部
分に相対する部位においては、未重合の七ツマ−が加熱
下で拡散して来て色素を漂白する。一方光重合性要素含
有層コの露光部に相対する部位jでは、モノマーはすで
に重合して消費されているので色素の漂白は起らない。
加熱すると、色素プリカーサ−含有層3は−たん全面に
発色するが、その内、光重合性要素含有層コの未露光部
分に相対する部位においては、未重合の七ツマ−が加熱
下で拡散して来て色素を漂白する。一方光重合性要素含
有層コの露光部に相対する部位jでは、モノマーはすで
に重合して消費されているので色素の漂白は起らない。
この結果、原稿に対してネガ−ポジ型の色素画像tが、
色素プレカーサー含有層3中に形成される。現像後、二
つのシートを剥離してもよいが、支持体7が透明の場合
は、一般にポリマー自体は無色であるので剥離せず、そ
のまま最終画像としてもよい。なお図1では、光重合性
要素含有層コへの露光を支持体7の背面から行う例を示
したが、表面側から露光してもよい。また色素プリカー
サ−含有)−3を熱現像に先だちあらかじめ一様に加熱
して全面に発色させておいても結果は同じである。従っ
て、色素プリカーサ−含有層3の色素プリカーサ−の代
りに色素を用いた場合と全く同じであり、この場合は現
像に先だち一様に加熱しなくてもよい。
色素プレカーサー含有層3中に形成される。現像後、二
つのシートを剥離してもよいが、支持体7が透明の場合
は、一般にポリマー自体は無色であるので剥離せず、そ
のまま最終画像としてもよい。なお図1では、光重合性
要素含有層コへの露光を支持体7の背面から行う例を示
したが、表面側から露光してもよい。また色素プリカー
サ−含有)−3を熱現像に先だちあらかじめ一様に加熱
して全面に発色させておいても結果は同じである。従っ
て、色素プリカーサ−含有層3の色素プリカーサ−の代
りに色素を用いた場合と全く同じであり、この場合は現
像に先だち一様に加熱しなくてもよい。
第2図は、光重合性要素含有層コと色素プリカーサ−含
有層3とが一枚の支持体7上に積層され一体型とした場
合の例である。これに対して画像l 3− 露光した後、熱現像すると露光部位の色素プリカーサ−
含有層3中に色素画像tが形成される。なお層2と層3
の積層順序は図2と逆であってもよい。また層コと層3
の間にバリヤ一層を設けることができる。例えば色素プ
リカーサ−の成分が七ツマ−の重合禁止剤として働くよ
うな場合(例えば後述するように色素プリカーサ−がフ
ルオラン類とフェノール類から成る二成分型感熱発色物
質である場合には、フェノール類が重合禁止または減速
作用を有する。)には、これと七ツマ−との接触を防止
するため、バリヤ一層を設けるのが好ましい。またバリ
ヤ一層を設けると層3中の色素プリカーサ−の代りに色
素を用いた場合には、塗布中あるいは塗布後の長期保存
中にj2中(ハ)モノマーが拡散して層3の色素を漂白
するのを防止できる。
有層3とが一枚の支持体7上に積層され一体型とした場
合の例である。これに対して画像l 3− 露光した後、熱現像すると露光部位の色素プリカーサ−
含有層3中に色素画像tが形成される。なお層2と層3
の積層順序は図2と逆であってもよい。また層コと層3
の間にバリヤ一層を設けることができる。例えば色素プ
リカーサ−の成分が七ツマ−の重合禁止剤として働くよ
うな場合(例えば後述するように色素プリカーサ−がフ
ルオラン類とフェノール類から成る二成分型感熱発色物
質である場合には、フェノール類が重合禁止または減速
作用を有する。)には、これと七ツマ−との接触を防止
するため、バリヤ一層を設けるのが好ましい。またバリ
ヤ一層を設けると層3中の色素プリカーサ−の代りに色
素を用いた場合には、塗布中あるいは塗布後の長期保存
中にj2中(ハ)モノマーが拡散して層3の色素を漂白
するのを防止できる。
第3図は、光重合性要素と色素プリカーサ−とが混合さ
れて単一層を成し、一枚の支持体7上に設けられて一体
型とした場合の例である。この場合両要素の一方が連続
相となり、他方が不連続相−/ ≠ − としてその中に分散される形をとり、図3では色素プリ
カーサ−含有層3中に光重合性要素が不連続相として分
散された場合を示す。この場合、その界面にバリヤー≠
が設けられる。バリヤー≠に包含された光重合性要素2
′は一般にマイクロカプセルとして作成し、連続相中に
分散される。バリヤー(またはマイクロカプセル壁)を
設ffる目的は、前記の積層型の場合と同じである。画
像露光後、熱現像すると、第1,2図の例と同様にネガ
−ポジ型の色素画像tが形成される。
れて単一層を成し、一枚の支持体7上に設けられて一体
型とした場合の例である。この場合両要素の一方が連続
相となり、他方が不連続相−/ ≠ − としてその中に分散される形をとり、図3では色素プリ
カーサ−含有層3中に光重合性要素が不連続相として分
散された場合を示す。この場合、その界面にバリヤー≠
が設けられる。バリヤー≠に包含された光重合性要素2
′は一般にマイクロカプセルとして作成し、連続相中に
分散される。バリヤー(またはマイクロカプセル壁)を
設ffる目的は、前記の積層型の場合と同じである。画
像露光後、熱現像すると、第1,2図の例と同様にネガ
−ポジ型の色素画像tが形成される。
またカラー画像を形成するためには第3図の構成を三層
積層し、それぞれに赤、緑および青に感光する光重合開
始剤と、それぞれ77ン、マゼンタおよびイエローの色
素または色素プリカーサ−を配置すれば、カラー原稿の
露光を行ってのち熱現像することにより直ちにカラー画
像が記録される。また別の方法として第2図の構成のも
の全同様に3つ積層したものを用いてカラー画像記録を
行うことも出来る。この場合は、各単位の間にもバリヤ
ーを設けることが好ましい。
積層し、それぞれに赤、緑および青に感光する光重合開
始剤と、それぞれ77ン、マゼンタおよびイエローの色
素または色素プリカーサ−を配置すれば、カラー原稿の
露光を行ってのち熱現像することにより直ちにカラー画
像が記録される。また別の方法として第2図の構成のも
の全同様に3つ積層したものを用いてカラー画像記録を
行うことも出来る。この場合は、各単位の間にもバリヤ
ーを設けることが好ましい。
画像露光には、光重合開始剤の感光波長域を含む任意の
光源を用いて行うことが出来る。例えばタングステンラ
ンプ、キセノンランプ、水銀燈などが用いられる。
光源を用いて行うことが出来る。例えばタングステンラ
ンプ、キセノンランプ、水銀燈などが用いられる。
熱現像は、ホットプレート、ヒートローラー、赤外線ヒ
ーター等を用いて行うことが出来る。熱現像の温度は、
ro 0c〜コOO°C1より好ましくは、ioo °
C−/j00cである。現像時間は、3秒〜120秒、
より好ましくは10秒〜ぶ0秒である。
ーター等を用いて行うことが出来る。熱現像の温度は、
ro 0c〜コOO°C1より好ましくは、ioo °
C−/j00cである。現像時間は、3秒〜120秒、
より好ましくは10秒〜ぶ0秒である。
本発明に用いる重合性ビニルモノマーとは、少くとも1
個のビニル基またはビニリデン基を有し、ラジカル重合
の可能な化合物であり、公知のアクリル酸およびメタク
リル酸のエステル類、アクリル酸金属塩(例えば、アク
リル酸バリウム、アクリル酸カルシウム)、アクリルア
ミド、N、N−メチレンビスアクリルアミド、ビニルエ
ーテル類、N−ビニル化合物(例えばN−ビニルカルバ
ゾール)、酢酸ビニル類などが用いられる。これらの内
、特にアクリル酸及びメタクリル酸のエステル類が本発
明に好適である。以下にそれらの具体例を、アクリル酸
エステル類によって示す。(それらのアクリロイル基の
1つないし全部をメタクリロイル基に置換した化合物、
即ちアクリル酸及びメタクリル酸混合エステル類および
メタクリル酸エステル類の具体例は省略するが、アクリ
ル酸エステル類と同様に本発明に用いることが出来る。
個のビニル基またはビニリデン基を有し、ラジカル重合
の可能な化合物であり、公知のアクリル酸およびメタク
リル酸のエステル類、アクリル酸金属塩(例えば、アク
リル酸バリウム、アクリル酸カルシウム)、アクリルア
ミド、N、N−メチレンビスアクリルアミド、ビニルエ
ーテル類、N−ビニル化合物(例えばN−ビニルカルバ
ゾール)、酢酸ビニル類などが用いられる。これらの内
、特にアクリル酸及びメタクリル酸のエステル類が本発
明に好適である。以下にそれらの具体例を、アクリル酸
エステル類によって示す。(それらのアクリロイル基の
1つないし全部をメタクリロイル基に置換した化合物、
即ちアクリル酸及びメタクリル酸混合エステル類および
メタクリル酸エステル類の具体例は省略するが、アクリ
ル酸エステル類と同様に本発明に用いることが出来る。
)例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸ブチル、等のモノアクリレート;ポリエチレング
リコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジ
アクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、グリ
セリンジアクリレート、トリメチロールプロパンジアク
リレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、等の
ジアクリレート;トリメチロールプロノ壁ントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート、等のトリおよび
テトラアクリレート;および次に記す重合性のプレポリ
マー、例えば、特公昭Sコー7341号公報に記載され
ているような多塩基酸(例えばl 7− フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、
フマル酸、マロン酸、サクシン酸、アシヒン酸等)と多
価アルコール(例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ホリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、グリセリン、トリメチロールエタンξン、
トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール等)が縮
合して生じるポリエステルのヒドロキシ残基とアクリル
酸が反応して生じるオリゴマー、即ちポリエステルアク
リレート(あるいはオリゴエステルアクリレート)、特
公昭≠r−411701号公報に記載されているような
、ヒドロキシ基をもつアクリル酸エステルとインシアネ
ート類の反応で得られるポリウレタンアクリレート、エ
ポキシアクリレート等が挙げられる。
リル酸ブチル、等のモノアクリレート;ポリエチレング
リコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジ
アクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、グリ
セリンジアクリレート、トリメチロールプロパンジアク
リレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、等の
ジアクリレート;トリメチロールプロノ壁ントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート、等のトリおよび
テトラアクリレート;および次に記す重合性のプレポリ
マー、例えば、特公昭Sコー7341号公報に記載され
ているような多塩基酸(例えばl 7− フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、
フマル酸、マロン酸、サクシン酸、アシヒン酸等)と多
価アルコール(例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ホリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、グリセリン、トリメチロールエタンξン、
トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール等)が縮
合して生じるポリエステルのヒドロキシ残基とアクリル
酸が反応して生じるオリゴマー、即ちポリエステルアク
リレート(あるいはオリゴエステルアクリレート)、特
公昭≠r−411701号公報に記載されているような
、ヒドロキシ基をもつアクリル酸エステルとインシアネ
ート類の反応で得られるポリウレタンアクリレート、エ
ポキシアクリレート等が挙げられる。
なお、本発明には、二種以上の七ツマ−を併用すること
も出来る。
も出来る。
本発明に用いられる光重合開始剤としては、例えばOs
t e r他、著「ehemical Review
j第tr巻Cl941年)lコ!頁〜/j/頁およ−/
r− びKosar著iLIght−8enaitive8y
stems J (John Wiley h 5on
s。
t e r他、著「ehemical Review
j第tr巻Cl941年)lコ!頁〜/j/頁およ−/
r− びKosar著iLIght−8enaitive8y
stems J (John Wiley h 5on
s。
lりts年)ist頁〜lり3頁に記載されているよう
な、カルボニル化合物(例えばアセトフェノン、ベンゾ
イン類、ベンジル、ジアセチル、ベンゾフェノン等のケ
トン類、アンスラキノン類、ナフトキノy類、フェナン
スレンキノン等のキノン類)。有機イオウ化合物、過酸
化物、ノ・ロゲン化合物、光半導体(例えば酸化亜鉛、
二酸化チタン等)、金属イオン(例えば鉄(1)イオン
、金属カルボニル、金属錯体、ウジニル塩、等)、ノ・
ロゲン化銀、アゾおよびジアゾ化合物、光還元性色素が
用いられる。これらの内、特に光還元性色素が、可視光
域の任意の波長域に光重合の分光増感が可能で、カラー
画像記録に有用であるという点において、本発明に好適
に用いられる。
な、カルボニル化合物(例えばアセトフェノン、ベンゾ
イン類、ベンジル、ジアセチル、ベンゾフェノン等のケ
トン類、アンスラキノン類、ナフトキノy類、フェナン
スレンキノン等のキノン類)。有機イオウ化合物、過酸
化物、ノ・ロゲン化合物、光半導体(例えば酸化亜鉛、
二酸化チタン等)、金属イオン(例えば鉄(1)イオン
、金属カルボニル、金属錯体、ウジニル塩、等)、ノ・
ロゲン化銀、アゾおよびジアゾ化合物、光還元性色素が
用いられる。これらの内、特に光還元性色素が、可視光
域の任意の波長域に光重合の分光増感が可能で、カラー
画像記録に有用であるという点において、本発明に好適
に用いられる。
光還元性色素を用いる光開始剤は、一般に光還元性色素
と、還元剤(または水素供与性化合物)とから成9、光
励起された色素と還元剤との反応により重合開始の可能
なラジカルが発生すると考見られている。光還元性色素
としては、メチレンゾル−、チオニン、ローズベンガル
、エリスロシン−B1エオシン、ローダミン、フロキシ
ン−B1サフラニン、アクリフラビン、リボフラビン、
フルオレツセイン、ウラニン、ベンゾフラビン、N。
と、還元剤(または水素供与性化合物)とから成9、光
励起された色素と還元剤との反応により重合開始の可能
なラジカルが発生すると考見られている。光還元性色素
としては、メチレンゾル−、チオニン、ローズベンガル
、エリスロシン−B1エオシン、ローダミン、フロキシ
ン−B1サフラニン、アクリフラビン、リボフラビン、
フルオレツセイン、ウラニン、ベンゾフラビン、N。
N、N/ 、N/−テトラ−n−プチルチオニン、N、
N、N/ 、N/−テトラメチル−≠l−ドデシルサフ
ラニン、アクリジンオレンジ、アクリジンイエロー、り
、10−7エナンスレンキノン、ペンザンスロン等のカ
ルボニル化合物などがあげられる。また還元剤としては
、アセチルアセト7等のβ−ジケトン類、トリエタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、モノエタノールアミン
、ジメチルアミン、ジエチルアミン、テトラメチル善チ
Vンジアミン、トリエチルアミン、フェニルヒドラジン
等のアミン類、p−1”ルエンスルフィン酸、ベンゼン
スルフィン酸、I)(N−アセチルアミノ)ベンゼンス
ルフィン酸等のスルフィ7酸W4およびそれらの塩、N
−フェニルグリシン、L−アスコルビン酸、チオ尿素、
アリルチオ尿素、などがあげられる。光重合性要素中に
用いる光還元性色素と還元剤のモル比は、それらの塗布
溶媒への溶解度等により変動するが一般に光還元性色素
1モルに対し還元剤は0.001〜3モルよシ好ましく
は0 、Or、1モルの範囲である。またり、10−7
エナンスレンキノン等のカルボニル化合物を光還元性色
素として用いる場合には、バインダーが水素供与性化合
物として働くため必ずしも還元剤を用いなくてもよい。
N、N/ 、N/−テトラメチル−≠l−ドデシルサフ
ラニン、アクリジンオレンジ、アクリジンイエロー、り
、10−7エナンスレンキノン、ペンザンスロン等のカ
ルボニル化合物などがあげられる。また還元剤としては
、アセチルアセト7等のβ−ジケトン類、トリエタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、モノエタノールアミン
、ジメチルアミン、ジエチルアミン、テトラメチル善チ
Vンジアミン、トリエチルアミン、フェニルヒドラジン
等のアミン類、p−1”ルエンスルフィン酸、ベンゼン
スルフィン酸、I)(N−アセチルアミノ)ベンゼンス
ルフィン酸等のスルフィ7酸W4およびそれらの塩、N
−フェニルグリシン、L−アスコルビン酸、チオ尿素、
アリルチオ尿素、などがあげられる。光重合性要素中に
用いる光還元性色素と還元剤のモル比は、それらの塗布
溶媒への溶解度等により変動するが一般に光還元性色素
1モルに対し還元剤は0.001〜3モルよシ好ましく
は0 、Or、1モルの範囲である。またり、10−7
エナンスレンキノン等のカルボニル化合物を光還元性色
素として用いる場合には、バインダーが水素供与性化合
物として働くため必ずしも還元剤を用いなくてもよい。
本発明に用いられるビニル七ツマ−によって漂白され得
る色素あるいはビニル七ツマ−によって漂白され得る色
素を加熱下で生じる色素プレカーサーは次にのべる簡単
な試験法によって選択出来る。即ち色素または色素プレ
カーサーをj%ゼラチン水溶液に溶解または分散し友も
のを、透明フィルム上に約jμmの乾燥膜厚になるよう
に塗布し乾燥する。被検試料が色素プリカーサ−の場合
に゛は、さらにこれを/jO’cで1分間加熱して発色
させる。色素の透過光学濃度が1.0−/。
る色素あるいはビニル七ツマ−によって漂白され得る色
素を加熱下で生じる色素プレカーサーは次にのべる簡単
な試験法によって選択出来る。即ち色素または色素プレ
カーサーをj%ゼラチン水溶液に溶解または分散し友も
のを、透明フィルム上に約jμmの乾燥膜厚になるよう
に塗布し乾燥する。被検試料が色素プリカーサ−の場合
に゛は、さらにこれを/jO’cで1分間加熱して発色
させる。色素の透過光学濃度が1.0−/。
jの間になるように色素あるいは色素プリカーサ2 l
− 一の塗布量を調整する。次にポリエチレングリコールジ
アクリレー) (−00H20H2−基の数はλ〜/j
の内の任意のもの)の30%水溶液を1滴(約o、iy
)その上に滴下し、室温で1分間放置する。この操作に
より、色素が漂白され、滴下した中心部分の透過光学濃
度が0.1以下に低下するならば、その色素または色素
プリカーサ−は、本発明に好適に用いることが出来る。
− 一の塗布量を調整する。次にポリエチレングリコールジ
アクリレー) (−00H20H2−基の数はλ〜/j
の内の任意のもの)の30%水溶液を1滴(約o、iy
)その上に滴下し、室温で1分間放置する。この操作に
より、色素が漂白され、滴下した中心部分の透過光学濃
度が0.1以下に低下するならば、その色素または色素
プリカーサ−は、本発明に好適に用いることが出来る。
Oolを越えるものは一般に好ましくない。
本発明に好適に用いられる色素および色素プリカーサ−
は、一般に、感熱または感圧材料に用いられる公知の二
成分型発色物質(色素プリカーサ−)、およびそれを加
熱するかあるいは溶液反応によって発色させて得られる
色素である。二成分型発色物質は、発色剤と顕色剤の二
成分から成る。
は、一般に、感熱または感圧材料に用いられる公知の二
成分型発色物質(色素プリカーサ−)、およびそれを加
熱するかあるいは溶液反応によって発色させて得られる
色素である。二成分型発色物質は、発色剤と顕色剤の二
成分から成る。
これらの二つの成分は、一般に接触すると、室温におい
ても反応して色素を形成する。この二つの成分を互いに
接触しないようにバインダー中に分散したものは、本発
明の可視画像形成のための色素プリカーサ−を形成する
。これは、加熱した時、−コ −− 二つの成分の内、少くとも一つの成分が溶融して拡散し
、他方の成分と接触すると反応して発色する。
ても反応して色素を形成する。この二つの成分を互いに
接触しないようにバインダー中に分散したものは、本発
明の可視画像形成のための色素プリカーサ−を形成する
。これは、加熱した時、−コ −− 二つの成分の内、少くとも一つの成分が溶融して拡散し
、他方の成分と接触すると反応して発色する。
二成分型発色物質の発色剤の具体例をあげる:米国特許
コ、j弘1,344、同2.!01,4/−72、特開
昭73−j4コ2参に記載されているトリフェニルメタ
ンラクトン類(あるいは、トリフェニルメタンフタリド
)、例えばクリスタルバイオレットラクトン、マラカイ
トグリーンラクトン1特公昭参ター/172乙、同≠2
−/17コ7、同aj−atyt、同4’j−4470
/、同弘6−コタrzo、同≠r−uozi、同≠l−
弘012、同値j−44/44.同参j−1r72j、
同lll−11724,同jJ−1017/、同j/−
コ3コ03、同経7−コタjjコ、特開昭SコーIr、
22v3に記載されているフルオラン類、例えば、−j
、 j−ジメトキシフルオラン、コータチル−4−4
ソプロピルアξノフルオラン、コープロム−3−クロロ
−4−n−iロピルアミ/−7−ブロムフルオラン、3
−ジエチルアミン−7−シベンジルアミノフルオラン、
3−ジメチルアミン−7−メチルアミノフルオラン、弘
、j、、4゜7−チトラクロロー//、λ/、3/ )
サメチル4/−ジエチルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−!、6−ペンツフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7、t−ベンツフルオラン、コーN−エチルーN
−フェニルアミ)−A−ジエチルアミノフルオラン、λ
−N−フェニルアミノー3−メチル−6−ジエチルアミ
ノフルオラン、λ−N−フェニルアミ/−J−メチル−
A−N−エチル−N−(p−1リル)アミノフルオラン
、3−ジエチル7ミ/−7−フェニルフルオラン、J’
14′−ビス(N−メチル−N−フェニルアミノ)−憂
、j、4.7−チトラクロロフルオラン、コーエトキシ
エチルアミノー3−クロロ−t−ジエチルアミノフルオ
ランi%公昭ulr−1727、同at−ryxt、同
1it−4729、同4AI −t730および同≠1
−/172jに記載されている、アザフタリドおよびジ
アザフタリド類、例、tばj−(4”−ジエチルアミノ
フェニル)−3−(参′−ジメチルアミノー2′−クロ
ロフェニル)−7−アザフタリド、3.3−ビス(4′
/−ジメチルアミノフエニル)−≠、7−ジアザ7タリ
ド;特公昭4I7−2?j4.2、同弘2−10371
0に記載されているフルオラン−r−ラクタム(ローダ
ミンラクタム)類を特開昭at−pt31り、同弘7−
3参参27に記載されているフェノチアジン類、例えば
ベンゾイルロイコメチレンゾル−寡特開昭u7−4A4
010.英国特許l。
コ、j弘1,344、同2.!01,4/−72、特開
昭73−j4コ2参に記載されているトリフェニルメタ
ンラクトン類(あるいは、トリフェニルメタンフタリド
)、例えばクリスタルバイオレットラクトン、マラカイ
トグリーンラクトン1特公昭参ター/172乙、同≠2
−/17コ7、同aj−atyt、同4’j−4470
/、同弘6−コタrzo、同≠r−uozi、同≠l−
弘012、同値j−44/44.同参j−1r72j、
同lll−11724,同jJ−1017/、同j/−
コ3コ03、同経7−コタjjコ、特開昭SコーIr、
22v3に記載されているフルオラン類、例えば、−j
、 j−ジメトキシフルオラン、コータチル−4−4
ソプロピルアξノフルオラン、コープロム−3−クロロ
−4−n−iロピルアミ/−7−ブロムフルオラン、3
−ジエチルアミン−7−シベンジルアミノフルオラン、
3−ジメチルアミン−7−メチルアミノフルオラン、弘
、j、、4゜7−チトラクロロー//、λ/、3/ )
サメチル4/−ジエチルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−!、6−ペンツフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7、t−ベンツフルオラン、コーN−エチルーN
−フェニルアミ)−A−ジエチルアミノフルオラン、λ
−N−フェニルアミノー3−メチル−6−ジエチルアミ
ノフルオラン、λ−N−フェニルアミ/−J−メチル−
A−N−エチル−N−(p−1リル)アミノフルオラン
、3−ジエチル7ミ/−7−フェニルフルオラン、J’
14′−ビス(N−メチル−N−フェニルアミノ)−憂
、j、4.7−チトラクロロフルオラン、コーエトキシ
エチルアミノー3−クロロ−t−ジエチルアミノフルオ
ランi%公昭ulr−1727、同at−ryxt、同
1it−4729、同4AI −t730および同≠1
−/172jに記載されている、アザフタリドおよびジ
アザフタリド類、例、tばj−(4”−ジエチルアミノ
フェニル)−3−(参′−ジメチルアミノー2′−クロ
ロフェニル)−7−アザフタリド、3.3−ビス(4′
/−ジメチルアミノフエニル)−≠、7−ジアザ7タリ
ド;特公昭4I7−2?j4.2、同弘2−10371
0に記載されているフルオラン−r−ラクタム(ローダ
ミンラクタム)類を特開昭at−pt31り、同弘7−
3参参27に記載されているフェノチアジン類、例えば
ベンゾイルロイコメチレンゾル−寡特開昭u7−4A4
010.英国特許l。
ito、yuoに記載されているインドリルフタリド類
I特公11@74−/≠t7J、同4’7−107t3
、特開昭4At−タよ≠20に記載されているスピロピ
ラン類蟇特公昭4A4−/1QJJ、特開昭!llワタ
コ07、同71−/41437に記′載されているトリ
フェニルメタン類;特開昭jコー/弘tOタタ、同j弘
−12≦lllに記載されているクロメノインドール類
菖さらに1特開昭10−/2≠230、同!ダー1//
jコt。
I特公11@74−/≠t7J、同4’7−107t3
、特開昭4At−タよ≠20に記載されているスピロピ
ラン類蟇特公昭4A4−/1QJJ、特開昭!llワタ
コ07、同71−/41437に記′載されているトリ
フェニルメタン類;特開昭jコー/弘tOタタ、同j弘
−12≦lllに記載されているクロメノインドール類
菖さらに1特開昭10−/2≠230、同!ダー1//
jコt。
同jコーt≠λsr、同IJ−fOコ11.同≠!−2
9112、同5i−ixioiz、l’1iJj/−コ
j− 一ノコ/ OJ j、特公昭ダぶ−/コ3/7、同≠t
−コj30、同11−7’17J、同値S−コjjjμ
、同ダt−コタj j 2、同4Aj−2141ダ、開
−ターjりλりに記載されている化合物など。
9112、同5i−ixioiz、l’1iJj/−コ
j− 一ノコ/ OJ j、特公昭ダぶ−/コ3/7、同≠t
−コj30、同11−7’17J、同値S−コjjjμ
、同ダt−コタj j 2、同4Aj−2141ダ、開
−ターjりλりに記載されている化合物など。
これらの発色剤の中から、所望の色素、耐候性を有する
色素を与えるものを選んで本発明に用いることが出来る
。また発色剤は、同時にλつ以上用いることも出来る。
色素を与えるものを選んで本発明に用いることが出来る
。また発色剤は、同時にλつ以上用いることも出来る。
二成分型発色物質の顕色剤としては、フェノール化合物
(例えばビスフェノールA1 ビスフェノールB1−0
.2−ビス(4I−ヒドロキシツーニル)n−へブタン
、1.l−ビス(ダーヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン、コーエチルー1.l′−ビス(p−ヒドロキシフ
ェニル)ヘキサン等ノビスフエノールA類、およびt−
ジチルフェノール、ψ−フェニルフェノール等のフェノ
ール類)、有機酸およびその無水物や塩(例えばサリチ
ル酸鰐導体およびその亜鉛塩、クエン酸、酒石酸、コハ
ク酸、マレイン酸、フタル酸、無水フタル酸、−コt
− 無水テトラクロルフタル酸、p−トルエンスルフォン酸
およびそのナトリウム塩)、無機塩類(例えば硫酸アル
ミニウム、カリウムミョウバン、アンモニウムミョウバ
ン)、酸性白土、活性白土、カオリン、ゼオライトなど
があげられる。これらの内、発色の濃度、速度等の点で
ビスフェノール類が特に好適である。可視画像形成のた
めに用いる発色剤と顕色剤のモル比は、o、i、z、よ
り好ましくは0.3〜ノの範囲である。
(例えばビスフェノールA1 ビスフェノールB1−0
.2−ビス(4I−ヒドロキシツーニル)n−へブタン
、1.l−ビス(ダーヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン、コーエチルー1.l′−ビス(p−ヒドロキシフ
ェニル)ヘキサン等ノビスフエノールA類、およびt−
ジチルフェノール、ψ−フェニルフェノール等のフェノ
ール類)、有機酸およびその無水物や塩(例えばサリチ
ル酸鰐導体およびその亜鉛塩、クエン酸、酒石酸、コハ
ク酸、マレイン酸、フタル酸、無水フタル酸、−コt
− 無水テトラクロルフタル酸、p−トルエンスルフォン酸
およびそのナトリウム塩)、無機塩類(例えば硫酸アル
ミニウム、カリウムミョウバン、アンモニウムミョウバ
ン)、酸性白土、活性白土、カオリン、ゼオライトなど
があげられる。これらの内、発色の濃度、速度等の点で
ビスフェノール類が特に好適である。可視画像形成のた
めに用いる発色剤と顕色剤のモル比は、o、i、z、よ
り好ましくは0.3〜ノの範囲である。
本発明の光重合性要素および色素あるいは色素プリカー
サ−を支持体上に設けるに当り、バインダーを用いるの
が好ましい。バインダーとしてはゼラチン、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチル
セルローズ、アラビアゴム、カゼイン等の水溶性高分子
及びポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、塩化
ビニリデン−塩化ビニルコポリマー、塩化ビニリデン−
アクリロニトリルコポリマー、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビ
ニル−塩化ヒニルコホリマー、スチレンとアクリロニト
リルのコポリマー、ポリニスfk、AB8樹脂、ポリア
ミド、塩素化ポリエチレン、[8化ポリプロピレン、ポ
リビニルブチラール、ポリビニルホルマール、アセチル
セルローズ等の有機溶剤に可溶な高分子などが用いられ
る。本発明の可視画像形成のために色素を用いる場合に
は、上記のどの高分子を用いても、水あるいは有機溶剤
のいずれを溶媒として用いて塗布してもかまわないが、
色素プリカーサ−を用いる時には、有機溶剤を用いると
、発色剤または顕色剤がそれに溶解して直ちに発色する
おそれがあるので、一般にバインダーとして水溶性高分
子を用い、溶媒として水を用いて塗布するのが好ましい
。またモノマーおよび光重合開始剤の分散の方法、即ち
粒子状にバインダー中に分散するか分子状に分散するか
に応じて、それらの溶解度を考慮した上でバインダーお
よび溶媒を適当に選択することが出来る。
サ−を支持体上に設けるに当り、バインダーを用いるの
が好ましい。バインダーとしてはゼラチン、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチル
セルローズ、アラビアゴム、カゼイン等の水溶性高分子
及びポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、塩化
ビニリデン−塩化ビニルコポリマー、塩化ビニリデン−
アクリロニトリルコポリマー、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビ
ニル−塩化ヒニルコホリマー、スチレンとアクリロニト
リルのコポリマー、ポリニスfk、AB8樹脂、ポリア
ミド、塩素化ポリエチレン、[8化ポリプロピレン、ポ
リビニルブチラール、ポリビニルホルマール、アセチル
セルローズ等の有機溶剤に可溶な高分子などが用いられ
る。本発明の可視画像形成のために色素を用いる場合に
は、上記のどの高分子を用いても、水あるいは有機溶剤
のいずれを溶媒として用いて塗布してもかまわないが、
色素プリカーサ−を用いる時には、有機溶剤を用いると
、発色剤または顕色剤がそれに溶解して直ちに発色する
おそれがあるので、一般にバインダーとして水溶性高分
子を用い、溶媒として水を用いて塗布するのが好ましい
。またモノマーおよび光重合開始剤の分散の方法、即ち
粒子状にバインダー中に分散するか分子状に分散するか
に応じて、それらの溶解度を考慮した上でバインダーお
よび溶媒を適当に選択することが出来る。
木取外の溶剤としては、アセトン、トルエン、塩化メチ
レン、二塩化エチレン、クロロホルム、メチルエチルケ
トン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキサイドなどが用いられ ゛る。
レン、二塩化エチレン、クロロホルム、メチルエチルケ
トン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキサイドなどが用いられ ゛る。
支持体としては、紙、ポリエチレンテレフタレート、ト
リアセチルセルローズ、紙の両面に高分子物質の層を設
けた耐水化紙などのシートまたはフィルムを用いるのが
好ましい。
リアセチルセルローズ、紙の両面に高分子物質の層を設
けた耐水化紙などのシートまたはフィルムを用いるのが
好ましい。
本発明の画像記録方法に用いる材料は、前記した種々の
態様(図1〜3)に対応して種々の組成をとることが出
来る。
態様(図1〜3)に対応して種々の組成をとることが出
来る。
第1図に示した態様の場合には、光重合性要素と可視画
像形成要素(色素または色素プリカーサ−)は、それぞ
れ別々に支持体上に塗布される。
像形成要素(色素または色素プリカーサ−)は、それぞ
れ別々に支持体上に塗布される。
光重合性要素は重合性ビニルモノマー、光重合開始剤の
他に一般にはバインダーから成る。七ツマ−とバインダ
ーの重量比は、0./−10,より好ましくは0.3〜
3の範囲であり、光重合開始剤(光還元性色素と還元剤
を用いる時は、光還元性色素)の量は、その分子吸光係
数、ラジカル発生効率等に応じて大巾に変シうるが、一
般に七ツマ−の0.01−j七ル優であシ、所望の光感
度等により適当に選択することが出来る。七ノマーーλ
ター はバインダー中に分子分散されてもよく、あるいは、エ
マルジョンまたはマイクロカプセルとして粒子状に分散
されてもよい。分子分散する場合は、モノマーとバイン
ダーを共に溶解する溶媒を用いて塗布する。エマルジョ
ンとして分散する時には、バインダーはとかすがモノマ
ーはとかさない溶媒、特に水を用い、かつ公知の界面活
性剤を用いて一般に水中油滴型のエマルジョンとしてバ
インター溶液中に分散して塗布する。またマイクロカプ
セルとして分散する時は、公知の方法、例えば近藤朝士
著「マイクロカプセル」(日刊工業新聞社、昭和≠j年
発行)に記載されているような、コブセルベーション法
その他の方法で七ツマ−のマイクロカプセルを作成して
バインダー溶液中に分散するか、あるいはバインダー溶
液中で七ツマー粒子をマイクロカプセル化して塗布する
。モノマーがエマルジョンまたはマイクロカプセルとし
て分散される場合、光重合開始剤は、モノマー不連続相
あるいはバインダ一連続相の一方あるいは両方に含まれ
てもよい。それは基本的には光重合開始−30−1 剤の七ツマ−および溶媒への溶解度によってきまる。か
りに光重合開始剤がバインダ一連続相中にだけ分散され
ていても、七ツマ−とバインダーの量比が前記した範囲
内であるかぎり、連続相で生じたラジカルは七ツマー粒
子に入ることが出来て光重合は起る。
他に一般にはバインダーから成る。七ツマ−とバインダ
ーの重量比は、0./−10,より好ましくは0.3〜
3の範囲であり、光重合開始剤(光還元性色素と還元剤
を用いる時は、光還元性色素)の量は、その分子吸光係
数、ラジカル発生効率等に応じて大巾に変シうるが、一
般に七ツマ−の0.01−j七ル優であシ、所望の光感
度等により適当に選択することが出来る。七ノマーーλ
ター はバインダー中に分子分散されてもよく、あるいは、エ
マルジョンまたはマイクロカプセルとして粒子状に分散
されてもよい。分子分散する場合は、モノマーとバイン
ダーを共に溶解する溶媒を用いて塗布する。エマルジョ
ンとして分散する時には、バインダーはとかすがモノマ
ーはとかさない溶媒、特に水を用い、かつ公知の界面活
性剤を用いて一般に水中油滴型のエマルジョンとしてバ
インター溶液中に分散して塗布する。またマイクロカプ
セルとして分散する時は、公知の方法、例えば近藤朝士
著「マイクロカプセル」(日刊工業新聞社、昭和≠j年
発行)に記載されているような、コブセルベーション法
その他の方法で七ツマ−のマイクロカプセルを作成して
バインダー溶液中に分散するか、あるいはバインダー溶
液中で七ツマー粒子をマイクロカプセル化して塗布する
。モノマーがエマルジョンまたはマイクロカプセルとし
て分散される場合、光重合開始剤は、モノマー不連続相
あるいはバインダ一連続相の一方あるいは両方に含まれ
てもよい。それは基本的には光重合開始−30−1 剤の七ツマ−および溶媒への溶解度によってきまる。か
りに光重合開始剤がバインダ一連続相中にだけ分散され
ていても、七ツマ−とバインダーの量比が前記した範囲
内であるかぎり、連続相で生じたラジカルは七ツマー粒
子に入ることが出来て光重合は起る。
一方、可視画像形成要素は、色素または色素プリカーサ
−を一般にはバインダー溶液に分散して塗布される。色
素、または色素プリカーサ−の発色剤とバインダーの重
量比は、0.1−20.より好ましくは/〜IOの範囲
である。色素の場合は、一般にバインダー中に分子分散
されていても粒子分散されていてもよいが、色素プリカ
ーサ−の場合は、画像形成前の発色全防止するため、一
般に発色剤および顕色剤をそれぞれ粒子として、それら
が不溶の溶媒(バインダー溶液)中に分散される。また
、可視画像形成要素として、公知おるいは市販の感熱発
色紙をそのまま、あるいは加熱して均一に発色させたの
ち本発明の画像形成に用いることが出来る。光重合性要
素および可視画像形成要素中のpHはλ〜!2、よυ好
ましくは3〜10の範囲に調整するのが望ましい。これ
は画像形成時の七ツマ−による色素の漂白が、低いpH
では起シに〈<、また高いpHでは起りすぎるという理
由による。各要素の膜厚は0.1〜30μm1より好ま
しくは7〜10μmである。
−を一般にはバインダー溶液に分散して塗布される。色
素、または色素プリカーサ−の発色剤とバインダーの重
量比は、0.1−20.より好ましくは/〜IOの範囲
である。色素の場合は、一般にバインダー中に分子分散
されていても粒子分散されていてもよいが、色素プリカ
ーサ−の場合は、画像形成前の発色全防止するため、一
般に発色剤および顕色剤をそれぞれ粒子として、それら
が不溶の溶媒(バインダー溶液)中に分散される。また
、可視画像形成要素として、公知おるいは市販の感熱発
色紙をそのまま、あるいは加熱して均一に発色させたの
ち本発明の画像形成に用いることが出来る。光重合性要
素および可視画像形成要素中のpHはλ〜!2、よυ好
ましくは3〜10の範囲に調整するのが望ましい。これ
は画像形成時の七ツマ−による色素の漂白が、低いpH
では起シに〈<、また高いpHでは起りすぎるという理
由による。各要素の膜厚は0.1〜30μm1より好ま
しくは7〜10μmである。
次に第2図に示した態様の場合には、上記と同じ光重合
性製氷および可視画像形成要素が同一支持体上に、積層
塗布される。バリヤ一層を設けるときにはバリヤ一層と
しては、バインダーとして前記した、高分子が用いられ
るが、それがバリヤ一層の上に塗布すべき液に全くある
いはほとんどとけないように高分子および溶媒を選択す
る必要がおる。特に上1−の塗布液が水溶性バインダー
と水から成る場合には、バリヤ一層には水に不溶の高分
子が用いられる。バリヤ一層の厚さは、光重合性の低下
等が起らないよう試行により決めることが出来るが一般
に0.j−10μmの範囲である。
性製氷および可視画像形成要素が同一支持体上に、積層
塗布される。バリヤ一層を設けるときにはバリヤ一層と
しては、バインダーとして前記した、高分子が用いられ
るが、それがバリヤ一層の上に塗布すべき液に全くある
いはほとんどとけないように高分子および溶媒を選択す
る必要がおる。特に上1−の塗布液が水溶性バインダー
と水から成る場合には、バリヤ一層には水に不溶の高分
子が用いられる。バリヤ一層の厚さは、光重合性の低下
等が起らないよう試行により決めることが出来るが一般
に0.j−10μmの範囲である。
第1図および第2図の両態様のいずれの場合にも、モノ
マーと色素あるいは色素プリカーサ−の量比を適切に定
めることが必要である。モノマ゛−が過剰であると、漂
白が起りすぎ、画像濃度が低下し、また色素(色素プリ
カーサ−)が過剰であると、十分漂白されぜカブリを生
じるからである。
マーと色素あるいは色素プリカーサ−の量比を適切に定
めることが必要である。モノマ゛−が過剰であると、漂
白が起りすぎ、画像濃度が低下し、また色素(色素プリ
カーサ−)が過剰であると、十分漂白されぜカブリを生
じるからである。
モノマーと色素(あるいは色素プリカーサ−の発色剤)
のモル比は、0./−7,0,より好ましくは0.!〜
j、Oの範囲が適切である。これは光重合性要素および
可視画像形成要素におけるモノマーおよび色素等の量比
を調整するかあるいはそれぞれの層の膜厚を調整するこ
とによシ設定することが出来る。
のモル比は、0./−7,0,より好ましくは0.!〜
j、Oの範囲が適切である。これは光重合性要素および
可視画像形成要素におけるモノマーおよび色素等の量比
を調整するかあるいはそれぞれの層の膜厚を調整するこ
とによシ設定することが出来る。
次に第3図の態様の場合には、一般にモノマーをマイク
ロカプセル化して可視画像形成要素とともにバインダー
中に分散される。マイクロカプセルの壁材として前記の
バリヤーと同じ高分子を用いるのが好ましい。各成分の
量比、等は、第1および第2図の態様の場合と同様であ
る。支持体上に設けられた層の膜厚はO0j〜30pm
、より好ましくは7〜10μmの範囲である。
ロカプセル化して可視画像形成要素とともにバインダー
中に分散される。マイクロカプセルの壁材として前記の
バリヤーと同じ高分子を用いるのが好ましい。各成分の
量比、等は、第1および第2図の態様の場合と同様であ
る。支持体上に設けられた層の膜厚はO0j〜30pm
、より好ましくは7〜10μmの範囲である。
33−
具体的に実施例によって説明する。
実施例 1
感光性シートの作製:
から成る均一な溶液に、ペンタエリスリトールテトラア
クリレート(モノマー)0.7f、ポリエチレンジアク
リレート(−00H2CH2基)l個)00.3f、二
塩化エチレン/VおよびN−フェニルグリシン(水素供
与性化合物)O,/j@の混合物を加えて、暗所で7時
間、超音波乳化を行い、モノマー(および二塩化エチレ
ン)がエリスロシンBとN−フェニルグリシンとポリビ
ニル−3グ− アルコールの水溶液の中に分散されたエマルジョンを調
整した。これをパーコーターを用いてポリエチレンテレ
フタレートフィルム(厚す700μm)上に塗布、乾燥
し、ピンク色の感光性シートを作製した。光重合性層の
膜厚は約jμmであった。
クリレート(モノマー)0.7f、ポリエチレンジアク
リレート(−00H2CH2基)l個)00.3f、二
塩化エチレン/VおよびN−フェニルグリシン(水素供
与性化合物)O,/j@の混合物を加えて、暗所で7時
間、超音波乳化を行い、モノマー(および二塩化エチレ
ン)がエリスロシンBとN−フェニルグリシンとポリビ
ニル−3グ− アルコールの水溶液の中に分散されたエマルジョンを調
整した。これをパーコーターを用いてポリエチレンテレ
フタレートフィルム(厚す700μm)上に塗布、乾燥
し、ピンク色の感光性シートを作製した。光重合性層の
膜厚は約jμmであった。
感熱発色シートの作製:
をガラスピーズと共にホモジナイザーで1時間分散した
(これを分散液Aとする)。
(これを分散液Aとする)。
次に
をガラスピーズと共にホモジナイザーで1時間分散した
(これを分散液Bとする)。
(これを分散液Bとする)。
分散液Ajfと分散液B10fを均一に混合し、パーコ
ーターを用いてポリエチレンテレフタレートフィルム(
厚さ100μm)上に塗布、乾燥して、無色の色素プリ
カーサ−を含むシート(感熱発色シート)を作製した。
ーターを用いてポリエチレンテレフタレートフィルム(
厚さ100μm)上に塗布、乾燥して、無色の色素プリ
カーサ−を含むシート(感熱発色シート)を作製した。
感熱層の膜厚は約jμmであった。
画像記録:
感光性シートに黒白のステップウェッジ〔段差はLog
(透過濃度〕で0.3)および緑色フィルターを重ねて
、それを通してハロゲンランプによpz万tuxで30
秒間露光した。次にこれを感熱発色シートと密着し、ノ
コ0 °Cに加熱し九ホットプレート上で30秒間均一
に加熱したところ、原稿(ステップウェッジ)に対して
ネガ−ポジ型の5段の黒色画像が現像された。Dmax
(最大透過濃度)は/ 、0.DmIn(最小透過濃度
)はo、iであった。その間につ′エツジの5段(Lo
gC1/1光量〕の値で約/ 、j)にわたる階調が記
録されていた。得られた画像を室内光で約20時間均一
に露光したが何の変化もみられなかった。
(透過濃度〕で0.3)および緑色フィルターを重ねて
、それを通してハロゲンランプによpz万tuxで30
秒間露光した。次にこれを感熱発色シートと密着し、ノ
コ0 °Cに加熱し九ホットプレート上で30秒間均一
に加熱したところ、原稿(ステップウェッジ)に対して
ネガ−ポジ型の5段の黒色画像が現像された。Dmax
(最大透過濃度)は/ 、0.DmIn(最小透過濃度
)はo、iであった。その間につ′エツジの5段(Lo
gC1/1光量〕の値で約/ 、j)にわたる階調が記
録されていた。得られた画像を室内光で約20時間均一
に露光したが何の変化もみられなかった。
次に、上記の露光において、緑色フィルターの代りに、
赤色および青色フィルターを用いて、それぞれ同様に露
光および現像を行ったところ、いずれの場合にも全く画
像は形成されなかつ九。即ち、本感光性シートは緑色光
にのみ感光し、赤色光と青色光には全く感光しなかった
。
赤色および青色フィルターを用いて、それぞれ同様に露
光および現像を行ったところ、いずれの場合にも全く画
像は形成されなかつ九。即ち、本感光性シートは緑色光
にのみ感光し、赤色光と青色光には全く感光しなかった
。
実施例 2
実施例/における無色の感熱発色シートを、熱板上でノ
コ0°Cで30秒間均一に加熱して全面を黒色に発色さ
せ、色素を含む着色した可視画像形成シートを作成した
。これを実施例1における無色の感熱発色シートの代り
に用いる以外は全く同様に実施したところ、全く同じ画
像が得られた。
コ0°Cで30秒間均一に加熱して全面を黒色に発色さ
せ、色素を含む着色した可視画像形成シートを作成した
。これを実施例1における無色の感熱発色シートの代り
に用いる以外は全く同様に実施したところ、全く同じ画
像が得られた。
37 一
実施例 3〜5
実施例1において、コーエトキシエチルアミノー3−ク
ロロ−6−ジニチルアミノフルオランの代りに、第1表
に記載の化合物を発色剤として用いる以外は全く同様に
実施したところ、画像の色が第1表に記した色である以
外は、Dmax、 Dminが少し変化するが階調再現
性、感度、感色性等、はとんど同じ結果が得られた。
ロロ−6−ジニチルアミノフルオランの代りに、第1表
に記載の化合物を発色剤として用いる以外は全く同様に
実施したところ、画像の色が第1表に記した色である以
外は、Dmax、 Dminが少し変化するが階調再現
性、感度、感色性等、はとんど同じ結果が得られた。
第1表
3 t−
実施例 6〜7
実施例1において、コーエチルー/、//−ビス(I/
−−ヒドロキシフェニル)ヘキサンの代すニ、第2表に
記載の化合物を顕色剤として用い、現像温度を実施例乙
の場合にl弘O0Cに変更した以外は、実施例1と全く
同様に実施したところ、全く同じ結果が得られた。
−−ヒドロキシフェニル)ヘキサンの代すニ、第2表に
記載の化合物を顕色剤として用い、現像温度を実施例乙
の場合にl弘O0Cに変更した以外は、実施例1と全く
同様に実施したところ、全く同じ結果が得られた。
第1表
実施例 8〜9
実施例1において、モノマーとして第3表に示す七ツマ
−を記載した量用いる以外は、実施例1と全く同様に実
施したところ、実施例1とほとんど同じ画像が得られた
。
−を記載した量用いる以外は、実施例1と全く同様に実
施したところ、実施例1とほとんど同じ画像が得られた
。
第3表
実施例 1〇
一体型の画像記録材料を次の如く作製した。実施例1と
全く同様にして、感熱発色シートを作成した。この感熱
層の上に、ポリメチルメタクリレート(平均分子量約j
万)の1Oclb塩化メチレン溶液を塗布、乾燥して膜
厚的jμmのバリヤ一層を設けた。さらにその上に、実
施例1と全く同じ光重合性層を塗布、乾燥した。これに
実施例1と同様にステップウェッジと緑色フィルターを
通して露光し、加熱したところ、j段のネガ−ポジ型の
黒色画像が現像された。Dm a xは、0.1r1D
m i nはO12で、階調再現はj段にわたった。
全く同様にして、感熱発色シートを作成した。この感熱
層の上に、ポリメチルメタクリレート(平均分子量約j
万)の1Oclb塩化メチレン溶液を塗布、乾燥して膜
厚的jμmのバリヤ一層を設けた。さらにその上に、実
施例1と全く同じ光重合性層を塗布、乾燥した。これに
実施例1と同様にステップウェッジと緑色フィルターを
通して露光し、加熱したところ、j段のネガ−ポジ型の
黒色画像が現像された。Dm a xは、0.1r1D
m i nはO12で、階調再現はj段にわたった。
実施例 11〜12
実施例1において、光還元性色素および水素供与性化合
物として第参表に記載した物質を用い、またフィルター
の色を第参表に記載したものに変更する他は、実施例1
と全く同様に実施したところ、第μ表に記載した結果が
得られた。なお画像はすべて黒色であった。
物として第参表に記載した物質を用い、またフィルター
の色を第参表に記載したものに変更する他は、実施例1
と全く同様に実施したところ、第μ表に記載した結果が
得られた。なお画像はすべて黒色であった。
一≠l −
第1X2および3図は、それぞれ本発明の画像形成方法
の異なる態様例を示す。各図において(A)は露光前、
(B)は露光後、(C)は熱現像後の状態を示す。各図
において、lは記録材料、コは光重合性要素含有層、λ
′は光重合性要素含有物、3は色素プリカーサ−含有J
et、”はバリヤーj−1jは光重合で生成したポリマ
ー、tは色素画像、7は支持体を示す。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社iI 1 図 (A) (B) (C) −φ 3− 手続補正書 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和II年特願第24237勢2、発
明ノ名称 画像記録方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称(520)富士写真フィルム株式会社4、補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。 (1)第21頁3行目の 「光還元性色素」を 「還元剤」 と補正する。 (2)第コ1頁参行目の 「還元剤」を 「光還元性色素」 と補正する。 手続補正書 特許庁長官殿 1.7事件の表示 昭和11年 特願第λコタJ74号
2、発明の名称 画像記録方法 3、補正をする者 事件との関係 出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称(52
0)富士写真フィルム株式会社l 補正の対象 明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 ! 補正の内容 第弘3頁1行目の 「4、図面の簡単な説明」の前に 「実施例13 実施例1の感熱発色シートの上に、下記の光重合性組成
物を乾燥膜厚が約ioμになるように塗布、乾燥して感
光性層を形成して、記録材料を作製し友。 (光重合性組成物) ポリビニルアルコール(平均重合度5OO)のIO重量
%水溶液log、P−ドデシルベンゼンスルフオン酸ナ
トリウムのjM*%水溶液O0!11メチレンブルー3
TrLgおよびンルビトール(熱浴剤)7gから成る均
一な浴液に、ペンタエリスリトールテトラアクリレート
2gおよびジメドン0.29の混合物を加えて、暗所で
1時間超音波乳化した。 一/ − 得られた記録材料に黒白のステップウェッジ(段差は!
jo9〔透過濃度〕で0.3)および赤色フィルターを
重ねて、それを通してハロゲンランプにエリj万ルック
スで20秒間露光したのち、l−0°Cに加熱したホッ
トプレート上で40秒間均一に加熱[7たところ、原稿
に対してネガ−ポジ型の7段の黒色画像が現像された。 画像の最大透過濃度は/、jであり、最小透過濃度は0
./で、その間にウェッジの1段(log[露光量〕の
値で7.りにわたる階調が記録されていた。得られた画
像を室内光で約20時間均一に露したが何の変化もみら
1.なかった。」 を挿入する。 一λ− 手続補正書 1、事件の表示 昭和sr年特願第2λりJ7j号2、
発明の名称 画像記録方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地4、 補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の1発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。 (1)第コタ頁73行目の 「から成る。」の後に 「モノマーの塗布量はo、3〜3ot/m2゜jllL
<はt−1of/m2であり、バインダーの塗布量はo
、1−2Of/TrL2.より好ましくは0.j−10
f/TrL2である。」 を挿入する。 (2)第31頁り行目の 「色素、または」からl/行目の 「範囲である。」までを [色素または色素プリカーサ−の自発色剤の塗布量はO
1λ〜コo f / 7Fl 2 、より好ましくは0
.!〜、t f / m 2であり、バインダーの塗布
量はO0Qコ〜コf/m ” bより好ましくは0./
−/r/TrL2である。色素または色素プリカーサ−
it当りバインダーの量はo、oi〜jt、より好まし
くは0./〜/ftの範囲である。」 と補正する。 (3)第33頁7行目の [0,l〜t、oJを [O1l〜ioJ と補正する。
の異なる態様例を示す。各図において(A)は露光前、
(B)は露光後、(C)は熱現像後の状態を示す。各図
において、lは記録材料、コは光重合性要素含有層、λ
′は光重合性要素含有物、3は色素プリカーサ−含有J
et、”はバリヤーj−1jは光重合で生成したポリマ
ー、tは色素画像、7は支持体を示す。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社iI 1 図 (A) (B) (C) −φ 3− 手続補正書 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和II年特願第24237勢2、発
明ノ名称 画像記録方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称(520)富士写真フィルム株式会社4、補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。 (1)第21頁3行目の 「光還元性色素」を 「還元剤」 と補正する。 (2)第コ1頁参行目の 「還元剤」を 「光還元性色素」 と補正する。 手続補正書 特許庁長官殿 1.7事件の表示 昭和11年 特願第λコタJ74号
2、発明の名称 画像記録方法 3、補正をする者 事件との関係 出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称(52
0)富士写真フィルム株式会社l 補正の対象 明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 ! 補正の内容 第弘3頁1行目の 「4、図面の簡単な説明」の前に 「実施例13 実施例1の感熱発色シートの上に、下記の光重合性組成
物を乾燥膜厚が約ioμになるように塗布、乾燥して感
光性層を形成して、記録材料を作製し友。 (光重合性組成物) ポリビニルアルコール(平均重合度5OO)のIO重量
%水溶液log、P−ドデシルベンゼンスルフオン酸ナ
トリウムのjM*%水溶液O0!11メチレンブルー3
TrLgおよびンルビトール(熱浴剤)7gから成る均
一な浴液に、ペンタエリスリトールテトラアクリレート
2gおよびジメドン0.29の混合物を加えて、暗所で
1時間超音波乳化した。 一/ − 得られた記録材料に黒白のステップウェッジ(段差は!
jo9〔透過濃度〕で0.3)および赤色フィルターを
重ねて、それを通してハロゲンランプにエリj万ルック
スで20秒間露光したのち、l−0°Cに加熱したホッ
トプレート上で40秒間均一に加熱[7たところ、原稿
に対してネガ−ポジ型の7段の黒色画像が現像された。 画像の最大透過濃度は/、jであり、最小透過濃度は0
./で、その間にウェッジの1段(log[露光量〕の
値で7.りにわたる階調が記録されていた。得られた画
像を室内光で約20時間均一に露したが何の変化もみら
1.なかった。」 を挿入する。 一λ− 手続補正書 1、事件の表示 昭和sr年特願第2λりJ7j号2、
発明の名称 画像記録方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地4、 補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の1発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。 (1)第コタ頁73行目の 「から成る。」の後に 「モノマーの塗布量はo、3〜3ot/m2゜jllL
<はt−1of/m2であり、バインダーの塗布量はo
、1−2Of/TrL2.より好ましくは0.j−10
f/TrL2である。」 を挿入する。 (2)第31頁り行目の 「色素、または」からl/行目の 「範囲である。」までを [色素または色素プリカーサ−の自発色剤の塗布量はO
1λ〜コo f / 7Fl 2 、より好ましくは0
.!〜、t f / m 2であり、バインダーの塗布
量はO0Qコ〜コf/m ” bより好ましくは0./
−/r/TrL2である。色素または色素プリカーサ−
it当りバインダーの量はo、oi〜jt、より好まし
くは0./〜/ftの範囲である。」 と補正する。 (3)第33頁7行目の [0,l〜t、oJを [O1l〜ioJ と補正する。
Claims (1)
- 前記ビニルモノマー及び/又はプレポリマーによって漂
白され得る色素あるいは漂白され得る色素を加熱下で生
じる色素プリカーサ−を用いて、画像露光することによ
り前記光重合性要素を重合せしめ、その後加熱し、未露
光または重合するのに充分でない露光量で露光された部
分に残っている未重合のモノマー及び/又はプレポリマ
ーにより色素を漂白するか、あるいは色素プリカーサ−
が熱発色した色素を漂白することにより色素画像を形成
することを特徴とする画像記録方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22937683A JPS60120354A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 画像記録方法 |
US06/677,453 US4632899A (en) | 1983-12-01 | 1984-12-03 | Photopolymerizable image-recording process of producing a visible image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22937683A JPS60120354A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 画像記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60120354A true JPS60120354A (ja) | 1985-06-27 |
JPH0420180B2 JPH0420180B2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=16891201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22937683A Granted JPS60120354A (ja) | 1983-12-01 | 1983-12-05 | 画像記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60120354A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4810349A (en) * | 1985-09-28 | 1989-03-07 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Oxygen concentration sensor with an improved electrical connection for the transmission of different operating voltages |
JPH02262663A (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラー画像記録方法 |
US4981125A (en) * | 1988-06-30 | 1991-01-01 | Honda Giken Kogyo K.K. | Output correction method for exhaust gas ingredient-concentration sensors of proportional-output type |
JPH0333749A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラー画像記録方法 |
JPH04249258A (ja) * | 1991-02-05 | 1992-09-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光・感熱性記録材料 |
US5368973A (en) * | 1990-10-31 | 1994-11-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Light-sensitive element and process for preparation thereof |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60120352A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録方法 |
JPS60119552A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録材料 |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP22937683A patent/JPS60120354A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60119552A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録材料 |
JPS60120352A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録方法 |
Cited By (6)
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US4810349A (en) * | 1985-09-28 | 1989-03-07 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Oxygen concentration sensor with an improved electrical connection for the transmission of different operating voltages |
US4981125A (en) * | 1988-06-30 | 1991-01-01 | Honda Giken Kogyo K.K. | Output correction method for exhaust gas ingredient-concentration sensors of proportional-output type |
JPH02262663A (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラー画像記録方法 |
JPH0333749A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラー画像記録方法 |
US5368973A (en) * | 1990-10-31 | 1994-11-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Light-sensitive element and process for preparation thereof |
JPH04249258A (ja) * | 1991-02-05 | 1992-09-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光・感熱性記録材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420180B2 (ja) | 1992-03-31 |
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