JPS60119033A - 開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電流の開閉を行う開閉器、特にその消弧機構に
関するものである。

本発明の王たる適用開閉器として電磁接触器、や配線用
しゃ断器を挙げることができる。

〔従来技術〕

まず第１図に従って従来の電磁接触器の１例について説
明する。従来の電磁接触器は左右対称であるので、第１
図にはその片側断面を示す。第１図において、（１）は
プラスチックで成形された取伺台、（２）はこの取付台
上にケイ素鋼板で積層された固定鉄心、（３）は固定鉄
心（２）に対向設置Ｒされこれと同じくケイ素鋼板で積
層された可動鉄心、（４）は可動鉄心（３）と固定鉄心
（２）とを引外しばね（図示せず）に抗して吸着させる
駆動力を付与する操作コイル、（５）はプラスチックで
形成され、角窓を有するクロスバ−で、その下端では可
動鉄心（３）を保持している。（６）は上記クロスバ−
（５）の角窓に挿入されて押しはね（力によシ保持され
ている可動接触子、（６Ａ）はこの可動接触子（６）に
設けられた可動接点、（８）は上記可動接触子（６）と
対向して設けられ、電流の通電をおこなう固定接触子、
（８Ａ）はこの固定接触子（８）釦設けられた固定接点
、（８ｃ）は同じくこの固定接触子（８）の端子部を示
す。

更に、（９）は電磁接触器本体を外部回路と接続するた
めの端子ねじ、ａＯ）は固定接触子（８）を取シ付ける
ベース、０１）は電磁接触子上面を覆うカバー、（１１
Ａ）はカバーの（Ｉ１１壁で、カバー（１１）の内部に
は固定接点（８Ａ）と可動接点（６Ａ）の間に生じるア
ーク（１２）を消弧するための磁性体の金属消弧板（１
３）を設けてあり、第２図に金属消弧板（１３と固定接
触子（８）および固定接点（８Ａ）の取付態様を示して
い−る。この金属消弧板（１３１は固定接点（８Ａ）を
扮っで立設されたコ字状枠として構成され、その固定接
触子対向辺（１３Ｃ）における固定接触子（８）との近
接部位にはこれを挿通させる切欠端（１４）が設けられ
ている。

上記構成を有するため、この従来の電磁接触器において
、操作コイル（４）を消磁すると、図示されない引外し
はねによシ司動鉄心（３）が固定鉄心（２）より開離し
、クロスバ−（５）も第１図に示す状態を占め、固定接
点（８Ａ）と可動接点（６Ａ）とが開離して固定接点（
８人）と可動接点（６Ａ）との間にア一り（１２＋が生
じるが、このアークｆｌＺは金属消弧板（Ｉりによシミ
流零点において消弧され、電流がしゃ断されることにな
る。

この従来の電磁接触器におけるアーク０の消弧プロセス
を、消弧室断面を示す第３図によや更に詳述すると、可
動接点（６Ａ）と固定接点（８Ａ）との間に生じたアー
ク（ｔａは磁性体の金属消弧板０３）に吸引されて伸張
アーク（１２Ａ）のように引き伸ばされる。この伸長ア
ーク（１２Ａ）のように引き伸ばされるとアーク電圧が
高くなるので、可動接点（６Ａ）と金属消弧板（１３１
との間、および金属消弧板（１３の切欠端（１（イ）と
固定接触子（８）との間で絶縁破壊が発生し、アーク（
１２Ａ）は二つのアーク（１２Ｂ）と（１２Ｃ）に分断
され、電流零点において二つのアーク（１２Ｂ）と（１
２Ｃ）が消弧される。以上のようにしてアークが消弧さ
れるのであるが、第６図におけるアーク（１２Ｂ）と（
１２Ｃ）が第４図のように金属消弧板（１３）上の点Ｐ
１とＰ２に生じた場合、点Ｐ１とＰ２の間を流れる電流
が作る磁界がアークに作用するので、アーク（１２Ｂ）
と（１２Ｃ）は矢印Ａ方向と１３方向に磁気駆動される
。そのため、アーク（１２Ｃ）は固定接触子（８）の側
端部に移行し、ここでアーク（１２Ｃ）は膠着状態を続
ける。その結果、カバー（１１）の１１１１壁（１１Ａ
）がアーク熱によって損傷し、遮断を繰ｐ返すと側壁（
１１Ａ）に穴がおいて相聞短絡を起こすという欠点があ
った。

〔発明の概要〕

本発明は従来の開閉器のこのような欠点を除去するため
になされ、たもので、金属消弧板の固定接触子対向辺に
、接点開離方向に平行な舘１のスリットとこの第１のス
リットと直交状に第２のスリットとを設けることにより
、カバーの俳聖のアーク熱損傷を防止して多数回の開閉
に耐えるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例の要部を第５図に示す。第５図に示す
実施例は金属消弧板の形状が異なる点を除けは、第１図
に示す従来の開閉器と同様である。

第５図に私す実施例では金属消弧板（１３）の固定接触
子対向辺（１３Ｃ）の切欠端（１４）の中央から接点開
離方向に平行に第１のスリット（１３Ａ）を設け、また
これと直交状に交わるようにその上端に第２のスリン）
　（１３Ｂ）を連通して設けである。

可動接点（６Ａ）と固定接点（８Ａ）との間に生じたア
ーク０湯は磁性体製の金属消弧板０騰に吸引されて引き
伸ばされる。アークが引き伸ばされるとそのアーク電圧
が高くなり、固定接触子（８）と金属消弧板（１段の点
Ｐ２との間および金属消弧板の点Ｐ１と可動接触子（６
）との間で絶縁敲壊が起とシ、アークは２　ツｔｖ　７
−　り（１２Ｂ）と（１２Ｃ）に分断され、電流零点に
おいて２つのアーク（１２Ｂ）と（１２Ｃ）が消弧され
る。ところで第５図の金属消弧板の点Ｐ１に生じたアー
ク（１２Ｂ）は、スリット（１５Ａ）（１３Ｂ）をう回
して点Ｐ１とＰ２の間に流れる電流■によって図中の右
方向に走行する。一方、点Ｐ２に生じたアーク（１２Ｃ
）は点ＰＩと２２間に流れる前記管、流工によって図中
の右方向に金属消弧板（１３）の点Ｐ６まで駆動される
。本発明では金属消弧板（１３１に２つのスリン）　（
１３Ａ）（１３Ｂ）を設けたためアーク（１２Ｃ）の金
属消弧板（ＩＪ側の足が金属消弧板θりの点Ｐ６にとど
まる。すなわち、アーク（１２Ｃ）は金属消弧板αりの
前記対向辺（１３Ｃ）の切欠端（１４１の中央部にとど
まるため、力、＜　−（１１）の側壁（１１Ａ）のアー
ク熱損傷は軽微になって多数回の開閉に１えるようにな
る。

尚、前述の実施例では金属消弧板（１３）が両接点（６
Ａ）（８Ａ）間のアーク発生空間を三方から囲むコ字状
のものであったが、これは第６図の如く対向辺（１，３
Ｃ）−面のみにした消弧板１６０を用いても第５図の場
合と全く同様な効果が得られることは言う壕でもない。

〔発明の効果〕

以上に述べたように、本発明によれば、金属消弧板の固
定接触子対向辺の中央部に接点開離方向に並行する第１
のスリットを設け、この第１のスリットに対し直交状の
第２のスリットを設けたことにより、ワバー（１１）の
側壁のアーク、熱損傷を低減でき、開閉器を長寿命化で
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電磁接触器の部分断面図、第２図は第１
図のものの消弧室を示す要部斜視図、第６図と第４図は
従来の電磁接触器における消弧動作を説明するためのそ
れぞれ断面説明図と斜視図、第５図は本発明の一実施例
に係る開閉器の消弧板部分を示す斜視図、第６１社本発
明の他の実施例の要部を示す余Ｉ視図である。 （６）：可動接触子、（６Ａ）：ｒ３Ｊ動接点、（８］
　：　ｔｉｎ接触子、（８Ａ）　：固定接点、０２）：
アーク、（１階：金属消弧板、（１６Ａ）：第１のスリ
ット、（１３Ｂ）　：第２のスリット、（１３Ｃ）　：
固定接触子対向辺、ａ４）：切欠端。 なお、図中、同一符号は同一まだは相当部分を示す。 代理人　弁理士　木　村　三　朗 第　＋ｒＭ 第　２１１１ｔ 第　３１！ｉ ＠４ｔ！１ 手続補正書（自発） 昭和６０年２　月２８０ 特許庁長官殿 １、事件の表示　特願昭　５８−２２５３８０号２、発
明の名称 開閉器 ３、補止をする者 代表者片由仁へ部 ４、代理人 ←、補正の対象 ６、補正の内容 （１）図面の第３図を別紙補正図面のとおり補正する。 以　上 第３図 ３

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定接触子に接合された固定接点と、これに対向
   し可動接触子に接合して設けられた可動接点と、これら
   接点の開離方向に並行して立設された磁性体製の金属消
   弧板とを備えた開閉器において、金属消弧板の固定接触
   子対向辺に、その中央部から接点開離方向に延在する第
   １のスリットと、この第１のスリットと直交状に交わる
   第２のスリットとを設けたことを特徴とする開閉器。
2. （２）金属消弧板が、固定接点と可動接点の間のアーク
   発生空間を６方から取シ囲むものであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の開閉器。