JPS59103226A - 開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電流の開閉を行う開閉器、特にその消弧機構に
関するものである０ 本発明の主たる適用開閉器として電磁接触器や配線用し
ゃ断器を挙げることができる。

まず第１図に従って本発明者等の先行提案に係る電磁接
触器の１例について説明する。第１図において、（１）
はプラスチックで形成された取付台、（２）はこの取付
台上にケイ素鋼板で積層された固定鉄心、（８）は固定
鉄心（２）に対向設置されこれと同じくケイ素鋼板で積
層された可動鉄心、（４）は可動鉄心（３）と固定鉄心
（２）とを引外しばね（図示せず）に抗して吸着させる
駆動力を付与する操作コイル、（５）はプラスチックで
形成され、角窓を有するクロスバ−で、その下端では可
動鉄心（３）を保持している。（６）は上記クロスバ−
（５）の角窓に挿入されて押しばね（７）により保持さ
れている可動接触子、（６Ａ）はこの可動接触子（６）
に設けられた可動接点、（８）は上記可動接触子（６）
と対向して設けられ、電流の通電をおこなう固定接触子
、（８Ａ）はこの固定接触子（８）に設けられた固定接
点、（８Ｃ）は同じくこの固定接触子（８）の端子部を
示す。

然して、（９）は電磁接触器本体を外部回路と接続する
ための端子ねじ、α＠は固定接触子（８）を取付けるベ
ース、（１１）は電磁接触子上面を榎うカバーで、その
内部には固定接点（８Ａ）と可動接点（６Ａ）の間に生
じるアーク（（２）を消弧するための磁性体の金属消張
板０３）を設けており、第２図に金属消弧板ＱＢ）と固
定接触子（８）および固定接点（８Ａ）の取付態様を示
している。この金属消弧板ＱＢ）は本発明者等の先行提
案に係るものであって、固定接点（８Ａ）を覆って立設
されたコ字状枠として構成され、固定接触子（８）との
近接部位にはＵ字状突起（１５Ａ）を形成し、このＵ字
状突起（１３Ａ）を上記固定接触子（８）の開離空間に
対向突設させている。そして、Ｕ字状突起（１３Ａ）の
幅寸法（ｗ２）は、金属消弧板０８）の幅寸法（Ｗ工）
よシ狭少に形成されている。上記構成を有するため、こ
の電磁接触器において、操作コイル（４）を消磁すると
、図示されない引外しばねにょ９可動鉄心（８）が固定
鉄心（２）よシ開離し、クロスバ−（５）も、第１図に
示す状態を占め、固定接点（８Ａ）と可動接点（６Ａ）
とが開離して固定接点（８Ａ）と可動接点（６Ａ）との
間にアーク（（支）が生じるが、このアーク（Ｉ２１は
金属消弧板ＱＢ）によシミ流零点において消弧され、電
流がしゃ断されることになる。

この電磁接触器におけるアーク（２）の消弧プロセスを
、消弧室断面を示す第３，４図によシ更に詳述すると、
可動接点（６Ａ）と固定接点（８Ａ）との間に生じたア
ーク（（２）は磁性体の金属消弧板（１Ｂ）に吸引され
て伸張アーク（１２Ａ）のように引き伸ばされる。

この伸張アーク（１２ａ）は更に金属消弧板ＯＢ）のＵ
字状突起（１３Ａ）に沿うアーク（１２Ｂ）のように引
き伸ばされ、アーク電圧が高くなるので、固定接触子（
８）と金属消弧板０８）のＵ字状突起（１３Ａ）との間
、および金属消弧板０３のＵ字状突起（１３Ａ）と可動
接点（６Ａ）との間で絶縁破壊が発生し、アーク（１２
Ａ）は二つのアーク（１２りと（１２Ｄ）に分断される
。アーク（１’２Ａ）が二つに分断されると金属消弧板
（１Ｂ）のＵ字状突起（１３Ａ）に電流が流れ、この電
流が作る磁界によって上記二つの分断されたアーク（１
２０）　。

（１２Ｄ）は１、駆動され二つのアーク（１２Ｋ）と（
１２Ｆ）（第４図参照）のようになシ、電流零点で消弧
される。このようなプロセスにょシ消弧するこの電磁接
触器では、金属消弧板０３）のＵ字状突起（１３Ａ）が
設けられているため極めてすぐれたしゃ断性能を得られ
るが、金属消弧板αＢ）のＵ字状突起（１３Ａ）の幅寸
法（Ｗ２）は、金属消弧板ＱＢ）の両側面（１６り間の
幅寸法（Ｗよ）よ）狭小であるため、モータの開閉を繰
返すインチング使用時には、Ｕ字状突起（１３Ａ）と金
属消弧板（１Ｂ）の両側面（１３ａ）との間よシアーク
（増によるアークドガスα→の流出が勢いよく行なわれ
（第５図）、これが繰返し行なわれるため電磁接触器を
覆うカバー（旬の熱劣化ケ加速し、外部相間短絡を発生
するという不具合を生じ、さらにモータの開閉を繰返す
インチング寿命の著しい低下を招いていた。

本発明は上記の欠点を解消すべく開閉器におけるモータ
開閉時のイ〜チ〜グ寿命の向乍を目的としてなされたも
ので、固定接触子に接合された固定接点と、これに対向
し可動接触子に接合して設□□二ｌ 備え、上記金属消弧板には上記固定接触子との近接部位
にＵ字状突起を形成し、このＵ字状突起を上記可動接点
の開離空間に対向突設させるとともにこのＵ字状突起の
幅寸法と上記金属消弧板の側面間の幅寸法とをほぼ均等
としたことを特徴とするものでるる。

以下、第６図および第７図に示す実施例について本発明
を説明すると、この実施例の開閉器は金属消弧板を除け
ば上述のものと同様であるので、金属消弧板（１Ｂ）に
ついてのみその斜視図を第６図に示している。

この第６図に示すように金属消弧板（旧には、その固定
接触子（８）との近接部位に、舌状延長部を屈曲させて
Ｕ字状の突起（１！ＩＡ）が設けられておシ、この突起
（１３Ａ）の幅寸法（ｗ２）は、金属消弧板（１Ｂ）の
両側面（１３０）間の幅寸法（Ｗ□）と略等しく形成さ
れ、突起（１３Ａ）の端部と消弧板（１Ｂ）の側面（１
３０）との間隙（１５）を極く狭小に構成している点が
上記従来のものと異っている。この金属消弧板（１Ｂ）
を用いた消弧室の縦断面図が第７図に示されているが、
同図によシアーク（廟が固定接点（８Ａ）と可動接点（
６Ａ）の間に生じてから消弧されるまでのプロセスを説
明すると、固定接点（８Ａ）と可動接点（６Ａ）の間に
生じたアーク（１匂は先ず、磁性体の金属消弧板（１８
）に吸引されてアーク（１２Ａ）の状態を経由し、次い
でアーク（１２Ｂ）のように金属消弧板０３）のＵ字状
突起（１３Ａ）に沿って伸張される。このときアーク電
圧が高められるとともに、電子や電離された陰イオンを
含むアークドガスα舗が消弧板ＱＢ）の側面（１３０）
と突起（１３Ａ、）の端部との間隙（２））から吹き出
すが、上記間隙仰）が小さいために、このアークドガス
α揚はカバーａ１）表面付近での集中的な吹出しを抑止
することができる。この直後アーク（１２Ｂ）は二つの
アーク（１２ａ）と（１２Ｄ）に分断される。このよう
にアーク（（２）が二つに分断されると、金属消弧板（
１８１のＵ字状突起部（１３Ａ）に電流が流れるので、
分断されたアーク（１２りと（１２Ｄ）は金属消弧板０
３）のＵ字状突起部（１３Ａ、）を流れる電流が作る磁
界によって一層駆動され、第７図のアーク（１２Ｋ）と
（１；２Ｆ）のように外方へ伸長されて電流零点におい
て消弧され、電流がしゃ断される。

以上のようにして消弧が行われるため、モータの開閉を
繰返すインチング使用時にも、接点間に発生したアーク
（増によるアークドガスα鉛がカバーα刀表面付近に集
中して吹き出す現象を防止し得るため、カバー（１１）
の熱劣化が原因である外部相聞短絡を防止できるととも
にモータのインテング寿命を向上させ得る。

また、斜上の説明においては接点をマグネットにより開
閉する開閉器、すなわち電磁接触器に本発明を適用した
場合の例についてのみ述べているが、これを例えは配線
用しゃ断器のような他の開閉器にも適用できるのは明白
である。

以上述べたように、本発明においては、アークドガスつ
外部流出景を規制し、モータのインチング寿命の向上を
図ることができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明者等の先行提案に係る電磁接触器の部分
断面図、第２図は第１図のものの消弧室を示す要部拡大
図、第６，４図は上記電磁接触器における消弧動作を説
明するだめの説明図、第５図は従来の電磁接触器の要部
を示す断面図、第６図は本発明の一実施例に係る消弧板
を示す斜視図、第７図は本発明実施例の消弧動作を示す
各説明図−−−−−ｆＬ−−’である。 （６）・・可動接触子　　（６Ａ）・・可動接点（８）
轡・固定接触子　　（８Ａ）・・固定接点（１ｚ）・・
アーク　　　　（１Ｂ）・・金属消弧板（１３Ａ）・・
Ｕ字状突起　　伸）・・間隙なお、図中、同一符号は同
一まブζは相当部分を示す。 代理人　葛　野　信　− 第１図 第２図 ′曵３図 ｔｒｉ−５図 第　４　図 下　６　図 第７こり 手続補正書（自発） 特許庁長官殿 １、事件の表示　　　　特願昭５７−２．１２２８４号
２、発明の名称 開閉器 ３　補正をする者 名　称（６０１）　　　三菱電機株式会社代表者片山仁
八部 三菱電機株式会社内 ５、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄。 ６、補正の内容 特許請求の範囲の記載を別紙のとおり補正する。 ７、添付書類の目録 補正後の特許請求の範囲を記載した書面具　　上 補正後の特許請求の範囲を記載した書面固定接触子に接
合された固定接点と、これに対向し可動接触子に接合し
て設けられた可動接点と、これら接点の開離方向に並行
して固定接触子に跨架立設された磁性体よりなる接点側
を開口させてこれを囲むコの字状の金属消弧板とを備え
、上記金属消弧板には上記固定接触子との近接部位にＵ
字状突起を形成し、このＵ字状突起を上記可動接点の開
離空間に対向突設させるとともに、このＵ字状突起の幅
寸法と上記金属消弧板の側面間の幅寸法とを近似したこ
とを特徴とする開閉器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定接触子に接合された固定接点と、これに対には上記
   固定接触子との近接部位にＵ字状突起を形成し、このＵ
   字状突起を上記可動接点の開離空間に対向突設させると
   ともに、このＵ字状突起の幅寸法と上記金属消弧板の側
   面間の幅寸法とを近似したことを特徴とする開閉器。