JPS601186A - 新規なβ−ラクタム化合物及びその製造法 - Google Patents

新規なβ−ラクタム化合物及びその製造法

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JPS601186A
JPS601186A JP58108472A JP10847283A JPS601186A JP S601186 A JPS601186 A JP S601186A JP 58108472 A JP58108472 A JP 58108472A JP 10847283 A JP10847283 A JP 10847283A JP S601186 A JPS601186 A JP S601186A
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Japan
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group
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hydroxyethyl
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JP58108472A
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English (en)
Inventor
Jun Sunakawa
洵 砂川
Haruki Matsumura
松村 春記
Takaaki Inoue
井上 孝明
Masatomo Fukazawa
深澤 万左友
Masuhiro Kato
益弘 加藤
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式〔工〕 〔式中、R1は水素原子、1−ヒドロキシエチル基また
はその水酸基が保護基で保護されたl−ヒドロキシエチ
ル基を示し、R2は水素原子またはアミノ基の保護基を
、R3は水素原子またはカルボキシル基の保護基を示す
。〕で表わされる新規なβ−ラクタム化合物およびその
薬理学上許容される塩並びにその製造方法に関する。
前記一般式〔工〕中、R1における水酸基の保護基また
はR2もしくはR2°におけるアミノ基の保護基として
は通常用いられる各種の保護基か可能であるが、好適に
は例えばtert−ブチルオキシカルボニルのような低
級アルコキシカルボニル基、例えば2−ヨウ化エチルオ
キシカルボニル、2.2.2−トリクロロエチルオキシ
カルボニルのようなハロゲノアルコキシカルボニル基、
例えばベンジルオキシカルボニル、p−メトキシベンジ
ルオキシカルボニル、0−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニルのようなア
ラルキルオキシカルボニル基、例えばトリメチルシリル
、te rt−ブチルジメチルシリルのようなトリアル
キルシリル基である。
またR3におけるカルボキシル基の保護基としては、通
常用いられる各種の保護基が可能であるが、好適には例
えばメチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル
のような直鎖状、もしくは分枝鎖状の低級アルキル基、
例えは2−ミラ化エチル、2,2.2−トリクロロエチ
ルのようなハロウ”ノ低級アルキル基、例えはメトキシ
メチル、エトキシメチル、イソブトキシメチルのような
低級アルコキシメチル基、例えばアセトキンメチル、プ
ロピオニルオキシメチル、ブチリルオキシメチル、ピバ
ロイルオキシメチルのような低級脂肪族アシルオキシメ
チル基、例えばl−メトキシカルボニルオキシエチル、
1−エトキシカルボニルオキシエチルのようなl−低級
アルコキシカルボニルオキシエチル基、例えばベンジル
、p−メトキシベンジル、o−ニトロベンジル、p−ニ
トロベンジルのようなアラルキル基、ベンズヒドリル基
、またはフタリジル基である。
前記一般式[I)においてR3が水素原子であるカルボ
ン酸化合物は必要に応じて、薬理学上許容される塩の形
にすることができる。そのような塩としてはリチウム、
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムのよ
うな無機金属の塩あるいはアンモニウム、シクロヘキシ
ルアンモニウム、ジイソプロピルアンモニウム、トリエ
チルアンモニウムのようなアンモニウム塩類をあげるこ
とができるが好適にはナトリウム塩およびカリウム塩で
ある。
本溌明の一般式(I)で表わされるβ−ラクタム化合物
はペネム誘導体に属しその2位に各種N−tJA−2−
カルバモイルピロリジン−4−イルチオ基を有し、6位
に水素原子または各種0−t、換−1−ヒドロキシエチ
ル基を有する新規な化合物であり、これらの化合物は強
力な抗菌活性を有し医薬として有用な化合物であるか、
または抗菌活性を表わす化合物の重要中間体であること
を見出し本発明を完成した。
以下本発明化合物の製造方法について詳細に述べる。
一般式〔川〕 リ しUUJIL3 〔式中、几1およびR3は前述と同じ意味を有する。R
4は、置換または無置換の低級アルキル基を示す。〕 で表わされるスルホキシドと一般式[1111〔式中、
R2 はアミノ基の保護基を示す。〕で表わされるメル
カプタンまたはその反応性誘導体とを不活性溶媒中で反
応させることにより一般式〔バ〕 〔式中、ILI 、 RsおよびR2’は前述と同じ意
味を有する。〕 で表わされるβ−ラクタム化合物を製造することができ
る。
前記一般式[11]のR4における低級アルキル基は、
好適には炭素数1〜4の直鎖状または分枝状のアルキル
基である。置換低級アルキル基の置換基としては、ヒド
ロキシル基、低級アルコキシ基(C1%04)、低級ア
ルコキシカルボニルオキシ基(02〜C5)、低級アル
カノイルオキシ基( 02〜C5)、アミノ基、モノま
たはジ低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ
基(02〜C5)、低級アルコキシカルボニルアミノ基
( 02〜C5)、アラルキルオキシカルボニルオキシ
基おまびアラルキルオキシカルボニルアミノ基などを挙
げることができる。
本反応で用いられる不活性溶媒としては、N。
N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホラミド
、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
を挙げることができる。
反応温度は0℃以下であるが、−20℃〜−40℃の範
囲で災施するのが好ましい。
本反応で一般式[111)のメルカプタンそのものを原
料化合物として用いる場合には、一般に塩基の存在下で
反応を行うことが望ましい。塩基としては、水素化ナト
リウム、水素化カリウ・ム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、ナトリウムアミド、カリウムアミド、ナトリ
ウムメトキシド、カリウムメトキシド等のアルカリ金属
塩基またはピリジン、各種ルチジン、トリエチルアミン
、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基を雛げるこ
とができるが、ジイソプロピルアミン等の有機塩基が好
適である。
塩基の量は反応が十分進行するだけの量が必要であるが
、通常はメルカプタン(m) tモル暑と対して1〜1
.5モルを用いる。
本反応でメルカプタン〔■1〕の反応性誘導体を原料化
合物として用いる場合には、好適な反応性誘導体として
はメルカプタンCIII)のアルカリ金属塩、特にナト
リウム塩またはカリウム塩を挙げることができる。
メルカプタン〔■〕またはその反応性誘導体は反応が十
分進行するだけの量か必要であり大過剰量を用いること
もできるが、通常は一般式(n)のスルホキシド1モル
に対して1.5〜4.0モルを用いる。
反応終了後は通常の有機化学的手法によって成績体をと
り出すことができる。
次に、得られた一般式[IV]で表わされる化合物から
は、公知の方法に従って水酸基の保護基の除去反応、ア
ミノ基の保護基の除去反応、カルボキシル基の保護基の
除去反応を必要に応じて適宜組合せた処理を行うか、ま
たはこれら保護基を同時に除去する反応を実施すること
により一般式〔工〕で表わされるβ−ラクタム化合物を
得ることができる。
保護基の除去方法はその種類により異なるが、一般に知
られている方法によって除去される。
例えば前記一般式(IV)において■Llにおける水酸
基の保護基および/またはアミノ基の保護基R2’がハ
ロゲノアル5キシカルボニル基、アラルキルオキシカル
ボニル基である化合物、R3におけるカルボキシル基の
保護基がハロゲノアルキル基、アラルキル基またはベン
ズヒドリル基である化合物は適当な還元反応に付するこ
とによって保護基を除去することができる。そのような
還元反応としては保護基がハロゲノアルコキシカルボニ
ル基やハロゲノアルキル基である場合には酢酸、テトラ
ヒドロフラン、メタノール等の有機溶媒と亜鉛による還
元が好適であり、保護基がアラルキルオキシカルボニル
基、アラルキル基、ベンズヒドリル基である場合には白
金、あるいはパラジウム−炭素のような触媒を用いる接
触還元反応が好適である。この接触還元反応で使用され
る溶媒としてはメタノール、エタノールのような低級ア
ルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのような
エーテル類もしくは酢酸またはこれらの有機溶媒と水と
の混合溶剤が好適である。反応温度としてはθ℃〜室温
が好的である。また水素圧は常圧あるいは加圧下で行う
ことができる。
なお反応終了後は通常の有機化学的手法によって成績体
をとり出すことができる。
なお、前記二股式[I)で示される化合物は不斉炭素に
基く光学異性体および立体異性体が存在し、これらの異
性体が便宜上すべて単一の式で示されているか、これに
よって一本発明の記載の範囲は限定されるものではない
。しかしながら、好適には、5位の炭素原子がR配位を
有する化合物を選択することができる。
前記一般式〔工〕のうち、R1が1−ヒドロキシエチル
基である一般式〔v〕 〔式中、几2およびR3は前述と同じ意味を何する。〕 で表わされる化合物について述べると、好適な立体配位
として(5R,6R,8R)配位、特に好適な立体配位
としては(5R,6B、8R)配位および(5R,68
,8R)配位の化合物を選択することができる。
2゛−カルバモイルピロリジン−4−イルチオ基につい
ても(2’8 、4’S )配位、(2’S 、 4’
R)配位、(2’R,4°S)配位、(2”几、4°R
)配位の4種の立体配位を有する化合物が存在する。
このような配位を有する異性体を製造する場合には、原
料化合物〔■〕および/または(11)において各々対
応する異性体を使用することができる。〜 一般式CM)で表わされる化合物は一般式[VI)〔式
中、)Lx 、 Ra 、 R4は前述と同じ意味を有
する。〕 で表わされる化合物を温和な酸化剤でS−酸化すること
によって製造することができる。
温和な酸化剤としては過安息香酸、メタークロロ過安息
香酸、過酸化水素、二酸化セレン、メター過ヨウ素酸ナ
トリウム等を挙げることができるが好適にはメタ−クロ
ロ過安息香酸のような置換過安息香酸をあげることがで
きる。
なお一般式(VI)で表わされる原料化合物は既に報告
されている種々の方法によって製造することができるが
例えば特開昭55−9084号公報、4!而昭55−1
05686号公報、特開昭56−81591号公報に記
載の方法に準じ製造することができる。
一方の原料メルカプタン〔■〕のうち2′S配位を有す
るメルカプタンは、たとえば次に示す方法によって製造
することができる。
(1) (2) (3) (5) (6) 1B (7) 〔式中、R2′は前述と同じ意味を有する。〕以下に各
工程を説明する。
人工程 一般によく用いられる各種公知のアミノ酸のア
ミノ基の保論反応によって容易に達成することができ、
たとえば塩基の存在下でアリールメチルオキシカルボニ
ルクロリド等と反応させる方法、あるいは8−アシル−
4,6−シメチルー2−メルカプトピリミジン等を用い
る方法等を挙げることができる。
B工程 カルボン酸をアミド基に変換する各種の公知の
方法が可能であるが、例えば、カルボン酸基をアルキル
オキシカルボニルクロリド等を用い活性酸無水物に誘導
後、アンモニアで処理する方法等によって化合物(3)
へ誘導することができる。
る各種公知方法が可能であるが、たとえば水酸基の活性
エステル体に誘導した後、チオール酢酸、チオール安息
香酸、硫化水素等各種のチオ化試薬と塩基存在下で反応
させ、必要に応じてアシル基等のチオ化試薬に付随して
結合しているチオール基の保護基を、たとえばアシル基
の場合には、アルカリ加水分解等の方法によって除去す
ることによって達成することができる。
また、本C工程は、アルコール誘導体をトリフェニルホ
スフィン、ジエチルアゾジカルボキシレートの存在下に
、テトラヒドロフラン等の不活性溶媒中でチオール酢酸
等のチオ化試薬と反応させ、次いでアシル基等のチオー
ル基の保護基を除去することによっても得ることができ
る。
D工程 水酸基をカルボニル基に変換する各種公知の酸
化反応が可能であるがたとえばアセトン中クロム酸−硫
酸等の酸化反応によって達成することができる。
E工程 カルボニル基を水酸基に変換する各種公知の還
元反応が可能であるかたとえば水素化ホウ素ナトリウム
等で処理することにより化合物(3)と(3)の水酸基
の立体が異なる化合物(6)の混合物を得ることができ
る。なお(3)と(6)の生成比は条件によって異なる
が、それぞれの化合物は再結晶、クロマトグラフィー等
による精製により単一化合物として得ることができる。
また2′几一体のメルカプタン[m)の製造にあたって
は、原料化合物としてシス−4−ヒドロキシ−D−プロ
リンを用い、上述の2°S一体の合成法に準じて製造す
ることができる。
本発明の前記一般式〔工〕で表わされる新規なβ−ラク
タム化合物は、スタフィロコッカス・オウレウス、スタ
フィロコッカス・エピデルミゾイス、ストレプトコッカ
ス・パイロジェンス、ストレプトコッカス・フェカーリ
スなどのダラム陽性菌、エシェリキア中コリ、プロテウ
ス・ミラビリス、セラシア・マルセツセンス、シュード
モナス、・エルギノーザなどのグラム陰性菌を包含する
広範囲な病原菌に対し、すぐれた抗菌活性を有し、抗菌
剤として有用な化合物であるか、あるいは、それらの抗
菌作用を表わす化合物の重要合成中間体である。
また、本発明化合物はβ−ラクタメース産生−にもすぐ
れた抗菌活性を有することもその特徴としてあげること
ができる。
本発明化合物を細菌感染症を治療する抗菌剤として用い
るための投与形態としては、例えば錠剤、カプセル剤、
散剤、シロップ剤等による経口投与あるいは静脈内注射
、筋肉円注射、直る 腸投与などによ今非経口投与があげられる。投与量は症
状、年令、体重、投与形態、投与回数等によって異なる
が、通常は成人に対し1口約゛200〜3000■を1
回または数回に分けて7′、/−投与する。必要に応じ
て減量あるいは増量することができる。
次に実施例、参考例をあげて本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はもちろんこれらによって伺ら限定さ
れるものではない。
以下の実施例および参考例で用いた略号の意味は次のと
おりである。
1’NZ : p−二トロベンジルオキシカルボニル基
PNB : p−二トロベンジル基 Ph :フェニル基 AC:アナチル基MS 二メタン
スルホニル基 実施例 1 2−(2−P−ニトロベンジルオキシカルボニルアミノ
エチルスルフィニル)−6−(t−p−ニトロベンジル
オキシカルボニルオキシエチル)−ベネム−3−カルボ
ン9p −ニトロベンジルエステル(80119)の乾
燥アセトニトリル(0,75mZ)の溶液に窒素気流下
、−40℃でジイソプロピルエチルアミンニトロベンジ
ルオキシカルボニル−2−カルバモイル−4′−メルカ
プトピロリジン(72my)の乾燥ジメチルホルムアミ
ド(0,5m)の溶液を加え、−20〜−80℃で20
分間攪拌し、反応液を酢酸エチルで希釈した後、飽和食
塩水洗浄、ボウ硝乾燥、溶媒留去し、残渣をシリカゲル
クロマトグラフィーにより精製し、2−((2’S 、
 4’8 )−4−(1’ −P−ニトロベンジルオキ
シカルボニル−21−カルバモイル)ピロリジニルコチ
オ−6−(1−P−ニトロベンジルオキシカルボニルオ
キシ)エチル−ペネム−3−カルボン酸−p−ニトロベ
ンジルエステルを得た。
lRC11C13 m、xall−1:1794.1743.1693.1
605.1516.1840.1258.1l10 7N現ODC/a)δPPm : 1.49 (8L 
d 、 J=5.5 ) 。
3.95(LH,dd、J=1.511zおよびJ=7
)12)、5.25(411,5)、5.68(IH,
d、J=1.5) 実施例2 5チパラジウムーカーボン(16(lv)をエタノール
(8sd)−a2o(Fdd)にけんだくさせ室温常圧
で1時間水素添加し、r過、水洗し、リン酸バッファ 
−(8m )にけんだくさせ、2−〔(2′S、4′8
)4′−(1′−p−ニトロペンジルオキシカルボニル
−2′−カルバモイル)−ピロリジニルチオ)−6−(
t−p−ニトロベンジルオキシカルボニルオキシ)−エ
チル−ペネム−8−カルボン酸P−ニトロベンジルエス
テル(4011v)のテトラヒドロフラン(4,5−)
の溶液に加え、この混合物を室温、常圧で5時間水素添
加した触媒を沖去した後、減圧下テトラヒドロフランを
留去し残液をCHF−20P カラムクロマトにより精
製し、2−((2’8 、4’S ) 4’−(2′−
カルバモイル)ピロリジニルチオ〕−6−(1−ヒドロ
キシエチル)−ペネム−8−カルボン酸を得た。
uvλH2Onm : 821.252ax 3r IRν −1: 1770 、1688 、1690 
maxa+ 874 NMR(D20 )δPPm: 1.26(8H,d、
J=6.5Hz)。
1.95〜2.22(IH,m) 12.79〜2.9
8(1B、m)、8.26〜8.41(IH。
m)、8.60〜8.77(IH,m)、8.90(l
El、dd、J=1.4HzおよびJ=7Hす。
8.97〜4.04(IH,m) 、4.15S−4,
86(2H,rn)、5.67(IH,d、J=1.4
Hz) 実施例8 2−エチルスルフィニル−ペネム−8−カルボン酸p−
ニトロベンジルエステル(24■)の乾燥アナトニトリ
ル(0,75mg)の溶液に窒素気流″)−40℃でジ
イソプロピルエチルアミン(0,25倍m01)の乾燥
アセトニトリル(0,25td)の溶液を加えつづいて
 ゛(2’S 、 4’8 ) 1’ −P−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2′−カルバモイル−4′−
メルカプトピロリジン(2,2倍mol )の乾燥ジメ
チルホルムアミド(0,5m)の溶液を加え、−20〜
−40℃で40分間攪拌し、反応液を酢酸エチルで希釈
した後、飽和食塩水で洗浄し、ボウ硝乾燥溶媒留去、残
渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し2−〔
(2’8 、4’8 ) 4’ −(1’ −P−ニト
ロベンジルオキシカルボニル−2′−カルバモイル)ピ
ロリジニルコチオ−ペネム−8−カルボン酸−か−二ト
ロベンジルエステルヲ得た。
IRνNu”’ cs” : 1780.1700.1
675,1600゜1118! 505 践鳳CDCl a )δPPm : 4.40(1fi
、 t 、J=7Hz) 。
5.25(211,s)、5.87(IIi、d。
J=H,(JIz)、 5.75(IH,ctct 。
J=l、51izおよびJ=8.5 IIz) 、 7
.47(2H,d 、 J=9L[z ) 、 7.5
7C2H。
d、J =9H2)、8.16(4H,d。
J=9Hz) 実施例1〜8で述べた方法と同様にして以下の化合物を
合成することができる。
(5B、68.81L)−2−[(2’8.4’8)−
4’ −(2’−カルバモイル)ピロリジニルチオ〕−
6−(1−ヒドロキシエチル)−ペネム−8−カルホン
醪 (5R,68,8RJ−2−[(2’8.4’R)−4
’−(2’−カルバモイル)ピロリジニルチオ〕−6−
(1−ヒドロキシエチル)−ペネム−8−カルボン酸 (54L、 6 S 、 B R)−2−II (2’
lL、 4’8)−4’ −(2’−カルバモイル)ピ
ロリジニルチオ〕−6−(1−ヒドロキシエチル)−ペ
ネム−8−カルボン酸 (5R,6,8、8M)−2−C(2’lL、 4’R
)−4’−(2’−カルバモイル)ピロリジニルチオ〕
−6−(1−ヒドロキシエチル)−ペネム−8−カルボ
ン酸 (5R,6R+ 8”)−2−L (2′Se 4’8
)−4’ −(2’−カルバモイル)ピロリジニルチオ
〕−6−(1−ヒドロキシエチル〕−ペネムー8−カル
ボン酸 参考例1 トランス−4−ヒドロキシ−L−プロリン6.55F、
トリエチルアミン7.5−を水15−に溶解させ、これ
に室温で5−P−二トロベンジルオキシカルボニル−4
,6−シメチルー2−メルカプトピリミジン15.95
Pのジオキサン85−溶液を滴下し、そのまま室温で1
.5時向攪拌し、−夜装置した。反応液に水冷下2N−
水酸化ナトリウム80−を加えエーテルで抽出、エーテ
ル層を1.N −水酸化ナトリウム20ゴで洗浄後アル
カリ水層を合わせ、2N−塩酸水100−を用いて塩酸
酸性とし、これを酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層
を2N−塩酸水で順次洗浄し、芒硝乾燥、浴媒怪去し、
得られる粗結晶を酢酸エチルでリパルプ材製してトラン
ス−t−(P−ニトロペンジルオキシカルホ’=#)−
4−ヒトロキシーL−プロリンを得た。
rn、p、 184.8〜135.5℃Nu’ol−1
゜ IRJ (c−)、8800(br)、1788.L6
60゜11aX 1605、1520.1840.1206゜1172、
1070.965 参考例2 トランス−1−(Il−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル)−4−ヒドロキシ−L−プロリン8.10!i’、
)すxチJl/7 ’i、 :/ 1.10 P全乾燥
テトラヒドロフラン40−に溶解させ、−25℃〜−8
5℃でクロロギ酸エチルl、201の乾燥テトラヒドロ
フラン10m7!溶液を滴下し、そのまま50分攪拌後
−25℃〜−40°Cで濃アンモニア水10m1を滴下
した。徐々に室温まで昇温し、さらに1時間攪拌後減圧
下に反応液を濃縮した3、残渣に水20−とエーテル5
0〃Jを加え水冷接待られる白色結晶を戸数し、冷水と
冷エーテルで順次洗浄後減圧乾燥シてトランス−1−(
p−二トロペンジルオキシカルボニル)−4−ヒドロキ
シ−L−プロリンアミドを得た。
m、p、 168.8〜164.0℃ 1640、1621.1589.1341゜1180.
1078 参考例8 トランス−1−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル
)−4−ヒドロキシ−L−プロリンアミド2.82!i
’、トリエチルアミン1.67Jの乾燥テトラヒドロフ
ラン4〇−懸濁液に室温でメタンスルホニルクロリド1
.89 Fの乾燥テトラヒドロフランlロー溶液を滴下
し、1時間攪拌後反応液を減圧下に濃縮した。残渣に水
80tntとエーテル80tntを加え水冷接待られる
白色結晶を戸数し、冷水及び冷エーテルで順次洗浄後減
圧乾燥してトランス−1−(p−ニトロベンジルオキシ
カルボニル)−4−メタンスルホニルオキシ−L−プロ
リンアミドを得た。
m、P、 149.5〜151’C 11tNu−’°1((n−1) : 13400.8
225,1715,1675゜tax 1520、1B40,1170.1185参考例4 50%水素化ナトリウム8741nfの乾燥ジメチルホ
ルムアミドtarrLtl濁液に窒素気流下チオ酢配6
42■の乾燥ジメチルホルムアミド14−溶液を加え、
室温で25分間攪拌し、この溶液にヨウ化ナトリウム9
75■を加え次いでトランス−1−(p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル)−4−メタンスルホニルオキシ−
L−プロリンアミド2.52Pの乾燥ジメチルホルムア
ミド12〃i溶液を加え70℃で6時間加熱攪拌した。
反応液を冷食塩水にあけベンゼン抽出、抽出液を10チ
亜硫酸ナトリウム水溶液及び食塩水で順次洗浄、芒硝乾
燥、溶媒留去し、得られる粗結晶をテトラヒドロフラン
とベンゼンの混合溶媒でリパルプ精製してシス−1−(
p−二トロペンジルオキシカルボニル)−4−アセチル
チオ−L−プロリンアミドを得た。
m、I’、 168.5〜169.5℃1688、15
10.1880.1100参考例5 シス−1−(I)−ニトロベンジルオキシカルボニル)
−4−アセチルチオ−L−プロリンアミド(950り)
をメタノール(95m)にとかし、アルゴン気ff1c
中IN−水酸化ナトリウム水溶液(2,59m1)を室
温で加えそのまま15分間攪拌した。反応液にIN−塩
酸水溶液(2,59m/)を加え、中和し、減圧下、メ
タノールを貿去し、析出した結晶を戸数、水洗すること
によりシス−1−(p−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル)−4−メルカプト−L−プロリンアミドを得た。
m、p、 158〜162℃ 参考例6 トランスー1−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル
)−4−ヒドロキシ−L−プロリンアミド2.11をア
セトン1oorrLtにとかし、過剰量のジョーンズ(
Jones )試薬を水冷−トに加え、室温で1.5時
間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水洗後芒硝
乾燥、溶媒留去し1−(p−ニトロベンジルオキシカル
ボニル)−4−オキソ−L−プロリンアミドを得た。 
m、p、156〜158℃参考例7 l−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル)−4−オ
キソ−L−プロリンアミド0.97・ヲメタノール60
 rttにとかし、水素化示つ累ナトリウム160■を
加え30力撹拌し・た。
反応液をl〇−程度に減圧1)11 mbし、テトラヒ
ドロフラン−酢酸エチル(1:1)の混合溶媒で抽出。
水洗後、芒硝乾燥。俗媒留去し、残渣をシリカゲルクロ
マトで精製し1−(p−二トロペンジルオキシカルボニ
ル)−4−10:1)。
シス異性体 m、p、150〜151.5゜トランス異
性体は参考例2で得たものとnl、p、およびIltか
一致した。
診考例8 シス−1−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル)−
4−ヒドロキシ−L−プロリンアミドo、 a t P
より参考例8、参考例4、参考例5と同様にしてトラン
ス−1−(p−二トロペンジルオキシカルボニル)−4
−メルカプト−L−プロリンアミドを得た。
I Rf s 1m −x max(” ) : 1705.1685,1515.
14B5゜1400.1B42.1IL8 参考例9 シス−4−ヒドロキシ−D−プロリンより参考例1およ
び2と同様の方法で等いたシス−1−(p−二トロペン
ジルオキシカルボニルノ−4−ヒドロキシ−D−プロリ
ンアミド81O■をトリフェニルホスフィン89011
vとともに乾燥テトラヒドロフランl−にとかし、水冷
下にジエチルアゾカルボキシレート2601111rの
乾燥テトラヒドロフラン(1ad)浴液を加え、80分
攪拌。その後、チオ酢酸115■の乾燥テトラヒドロフ
ラン(0,5m)溶液を加え水冷下に1時間、その後室
温で8時間撹拌した。反応液を減圧上濃縮しシリカゲル
クロマトグラフィーにて精製しトランス−1−(p−ニ
トロベンジルオキシカルボニル)−4−アセチルチオ−
D−プロリンアミド2709を得た。次いでこれを参考
例5と同様の方法で処理し、トランス−1−(p−ニト
ロベンジルオキシカルボニル)−4−メルカプト−D−
プロリンアミドを得た。
IIL””3 (cm−”): 1695(slす、1
682.1515゜nl&! 1895、1840.1115 径考例10 2−(2−p−二トロペンジルオキシヵルボニルアミノ
エチル)チオ−6−(1−p−ニトロヘンジルオキシヵ
ルホニルオキシェチル〕−ペネム−8−カルポジhp−
二トロベンジルエステル(4401n9)の乾燥塩化メ
チレン(5rnlりの溶液に窒素気訛下−40’Cで1
11−クロロ過安息香酸(11G’119)を加え、−
15〜−25℃で40分間攪拌し、反応液を酢酸エチル
で希釈した後、5%重曹水、飽和食塩水で順次洗浄し、
ボウ硝乾燥、溶媒留去し残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより精製し、2−(2−p−ニトロベン
ジルオキシカルボニルアミノエチルスルフィニル)−6
−(1−p−二トロベンジルオキシカルボニルオキシエ
チル)−ペネム−8−カルボン酸p−ニトロベンジルエ
ステルを得た。
2−エチルチオ−ペネム−8−カルボン酸p−二)oベ
ンジルエステル(Q、 2mmol )の乾燥塩化メチ
レン(2−)の溶液に窒素気流下−20℃で111−ク
ロロ過安息香酸(0,22m+nol )を加え、同温
度で1時間攪拌し、反応液を酢酸エチルで希釈した後、
5−重曹水、飽和食塩水で順次洗浄し、ボウ硝乾燥、溶
媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で#7製し、2−エチルスルフィニル−ペネム−8−カ
ルシボン酸P−ニトロベンジルエステルを得た。
工Ry”t 1 maX cIl: 1784.1696.1608.1
518手続補正書(自発) 4 特許庁 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願第 108472号2 発明の名称 新規なβ−ラクタム化合物及びその製造法3 補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜゛5丁目15番地名称 (20
9)住友化学工業株式会社代表者 土 方 武 4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1) 明細書第12頁第16行の「好的」を「好適」
とする。
(2) 同書第20頁第11行と第12行の間に次のと
おり加入するう [また、本発明化合物は必要に応じて、例えばZ−7−
(L−アミノ−2−カルボキシエチルチー!>−2−(
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキサミド)−2
−へブテノイン酸ナトリウム等のジペプチダーゼ阻害剤
(特開昭56−81518号公報)と組合せて投与する
ことができる。」 (8) 同書同頁最下行に続けて次のとおり加入する。
rMe : メf ル基、t’Bu 二tert−ブチ
ル基」(4) 同書27頁第2行と第8行の間に次のと
おり加入する。
「実施例4 (51,68,8R)−2−エチルスルフィニル−6−
(1−ヒドロキシエチル)−ペネム−8−カルボン酸p
−ニトロベンジルエステル(8211F)の乾燥アセト
ニトリル(0,6ml )の溶液に窒素気流下−40℃
でジイソプロピルエチルアミン(228F)の乾燥アセ
トニトリル(0,2mt)の溶液を加え、さらに(28
,48)−1−p−二トロペンジルオキシカルボニル−
2−カルバモイル−4−メルカプトピロリジン(54i
v)の乾燥ジメチルホルムアミド(0,5mL)の溶液
を加え、−40〜−45°Cで10分間攪拌し反応液に
水を加え、酢酸エチル抽出、飽和食塩水洗浄、ボウ硝乾
燥、溶媒留去、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに
より精製しく5R,68゜8R)−2−CC2’8.4
’8)−4’−(1’ −p−ニトロベンジルオキシカ
ルボニル−2′−カルバモイル)ピロリジニル〕チオ−
6−(1−ヒドロキシエチル)−ペネム−8−カルボン
酸p−ニトロベンジルエステルを得た。
(a ) n =+82°(e=0.22.THF)■
R,Nujol−1゜ maX an 、1780. 1680.1608゜1
517、 1381. 185O NMB(CDC1B)a : 1.1g(8H,d、J
=6Hz)、5.22(2H,s)、5.79(LH,
s )実施例5 5%パラジウム−カーボン(117sv)をエタノール
(2,2ml)−水(2,2m/−)に懸濁させ室温常
圧で1時間水素添加し、沖過、水洗し、リン酸バッフ 
7− PH6,86(8,0ml )に懸濁させ、(5
R,68,8R)−2−C(2’8 、4’8 )−4
’−(1’−p−二トロペンジルオキシカルボニル−2
1−カルバモイル)ピロリジニル〕チオ−6−(1−ヒ
ドロキシエチル)−ペネム−8−カルボン酸p−二トロ
ベンジルエステル(89Wi)のジオキサン(4,4m
A>の溶液に加え、この混合物を室温、常圧で4.5時
間水素添加した、触媒を沖去した後、減圧下テトラヒド
ロフランを留去し残液を酢酸エチル洗浄し、水層を再度
減圧上有機溶媒を留去し、°残液を0HP−20pカラ
ムクロマトグラフイにより精製し、(5R。
68.8R)−2−CC2’8.4’S )−4’ −
(2’−カルバモイル)ピロリジニル〕チオ−6−(1
−ヒドロキシエチル)−ペネム−8−カルボン酸を得た
NMR(D20)δ: 1.29(8H,d、J=5.
5Hz)、1.75−1.89 (IH、m )、2.
62〜2.87(IH,m)、8.00〜8.09(l
H,rn)、:3.88−3.48 (IH,m)、8
.65〜8.92(2H,m)、8.90(LH,dd
、J=l、4HzおよびJ=6Hz)、4.17−4.
80 (LH、m )、5.68(1B、d、J=1.
4Hz) J(5) 同書第38頁最下行に続けて次の
とおり加入する。
「参考例12 PNZ rNL シス−4−ヒドロキシ−D−プロリンより参考例1.2
.6および7と同様の方法で導いたトランス−1−p−
ニトロベンジルオキシカルボニル−4−ヒドロキシ−D
−プロリンアミド(160りを参考例9と同様の方法に
マリ処理し、シス−1−p−ニトロベンジルオキシカル
ボニル−4−アセチルチオ−D−プロリンアミド(12
2η)、〔α〕9+ 89.6° (c =0.298
 、 DMF )ヲsり。
次いでこれを参考例5と同様の方法で処理し、シス−1
−p−二トロペンジルオキシヵルボニル−4−メルカプ
ト−D−プロリンアミドを得た。
1512.1840.1115 参考例18−1 0 U (8R,4R) 8 ((R) 1−tert −ブチ
ルジメチルシリルオキシエチル)−4−アセトキシ−2
−アゼチジノン(2,10f)のジオキサン(12,2
mz)の溶液に、アルゴン気流V;15〜18°Cでエ
チルトリチオカーボネートカリウム塩(1,29N)の
水(12,2mt )溶液を加え、同温度で20分間攪
拌し、反応液を塩化メチレンで希釈し、水洗、ボウ硝乾
燥、溶媒留去し、残渣をエーテル−n−ヘキサンより結
晶化させ(3R04R) a ((R)−1−1ert
−ブチル’)メチルシリルオキシエチル)−4−エチル
チオチオカルボニルチオ−2−アゼチジノンを得た。
1258.12B0.1140.1128NM几(CD
Oz、a)δ: 0.16(6H,s)、0.90(9
H,g)、1.21 (8H,d 、J=6Hz )、
1.36(8H,t 、J=7.5Hz)、5.67 
(IH、d 、 J =8H’z )参考例13−2 p−ニトロベンジルグリオキシレート1水和物(1,8
5f)を乾燥ベンゼン(40mt)により共沸脱水し、
残液に(81,4R)−8−((R) −1−tert
 −ブチルジメチルシリルオキシエチル)−4−エチル
チオチオカルボニルチオ−2−アゼチジノン(2,29
g)の乾燥ベンゼン(80ml )の溶液ヲ加え、8.
5時間還流し、反応液を濾過、涙液を溶媒留去し、残渣
を乾燥テトラヒドロフラン(21mt )に溶かし、こ
れに2.6−ルチジン(i、o 1 f )を加え、窒
素気流下−10〜−15°Cで塩化チオニル(1,12
II)を加え、同温度で15分間攪拌し、反応液を塩化
メチレンで希釈し、希塩酸、水で順次洗浄し、ボウ硝乾
燥。室温で溶媒留去し、残渣を乾燥テトラヒドロフラン
(5mt )に溶かし、さらにトリフェニルホスフィン
CB、27f)lx加え、溶解させ、この混合物を室温
で2日間放置し、塩化メチレンで希釈し、飽和重そう水
洗、水洗、ボウ硝乾燥、溶媒留去、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより精製し、(8R,4R)
−8−((R)−1−tert −ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル)−4−エチルチオチオカルボニルチオ
−1−(1−p−ニトロベンジルオキシカルボニルホス
ホラニリデンメチル)−2−アゼチジノンを得た。
工RvCH”8’:1752.1617(sh)、16
04゜ax 1848.1190.1105゜ 078 参考例13−3 (8R,4R)−8((R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリルオキシエチル)−4−エチルチオチオカル
ボニルチオ−1−(1−p−ニトロベンジルオキシカル
ボニルホスホラニリデンメチル)−2−アゼチジノン(
1,60g)の乾燥塩化メチレン(58,5ynt)の
溶液に、窒素気流下θ℃で三フッ化ホウ素−エーテルコ
ンプレックス(16,68iを力匡え、同温度で1時間
攪拌反応液を飽和重そう水洗、水洗、ボウ硝乾燥後溶媒
留去。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り精製し、(81,4R)−8−((R)−1−ヒドロ
キシエチル)−4−エチルチオチオカルボニルチオ−1
−(1−p−ニトロベンジルオキシカルボニルホスホラ
ニリデンメチル)−2−アゼチジノンを得た。
IRνC!HOta副−1: 1759.1622.1
608(llh)。
ax 1476.1414,1848゜ 1192.1104.1080 参考例13−4 (8R,4R) −1ll−((R)−1−ヒドロキシ
エチル)−4−エチルチオチオカルボニルチオ−1−(
1−p−ニトロベンジルオキシカルボニルホスホラニリ
デンメチル)−2−アゼチジノン(2,70f)の乾燥
0−キシレン(185mt )の溶液に、窒素気流下室
温でビストリメチルシリルアセトアミド(8,911)
を加え、同温度で10分間攪拌し、さらに2.6−シー
tert−ブチル−4−メチル−フェノール(86W)
を加え、この混合物を5時間還流し、溶媒留去、残渣を
酢酸エチルで希釈し、希塩酸水を加え、室温で80分間
攪拌し、酢酸エチル層を飽和食塩水洗、ボウ硝乾燥、溶
媒留去、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より精製し、(5B、68.8B)−2−エチルチオ−
6−(1−とドロキシエチル)−ペネム−8−カルボン
酸p−ニトロベンジルエステルヲ得た。
1609.1510.1487.1888.1846゜
1886.12B0.1200.1128.110B。
1050、976、858.748.716゜92 NMR(ODOza)J : 8−71(IH,dd、
J=l、5HzおよびJ=6.5Hz)、5.64(I
n、d、J=1.5Hz)参考例18−5 (5R,68,8R) −2−エチルチオ−6−(1−
ヒドロキシエチル)−ペネム−8−カルホンrll−p
−二トロベンジルエステル(261iv)の乾燥塩化メ
チレン(28mA)の溶液に窒素気流下、−45°Cで
m−クロロ過安息香酸(144JIF)を加え、−20
〜−40°Cで2時間攪拌し、反応液を飽和重そう水洗
、水洗、ボウ硝乾燥、溶媒留去、残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィーにより精製しく5B、68.8R)−2
−エチルスルフィニル−6−(1−ヒドロキシエチル)
−ペネム−8−カルボン酸p−ニトロベンジルエステル
を得た。
1517.1447.1877.1844.1B15゜
1172.1112.1048. 965. 824N
MR(ODC!ta )δ: 5.74 (’/6H、
d 、 J=1.5■2)、5−87 (”/s H、
d 、 J==1.5Hz ) J1←→− (々)同書第32頁第4行と第6行の間に次のとおり加
入する。
「 [αコマご −23” (c=0. 334. D
MF) J(7)同書第36頁第11行のr270mg
Jのあとに次のとおり加入する。
「、[αコマ−69,2″’ (c=0.665.アセ
トン)」 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式し工〕 〔式中、R1は水素原子、1−ヒドロキシエチル基また
    はその水酸基が保護基で保護された1−ヒドロキシエチ
    ル基を示し、IL2は水素原子またはアミノ基の保穎基
    を示し、几3は水素原子またはカルボキシル基の保護基
    を示す。〕 で表わされるβ−ラクタム化合物およびその薬理学上許
    容される塩。
  2. (2) Rtか1−ヒドロキシエチル基であり、R2お
    よびR3が水素原子である特許請求の範囲第1項に記載
    のβ−ラクタム化合物およびその薬理学上許容される塩
  3. (3)一般式CI) 〔式中、几1は水素、原子、■−ヒドロキシエチル基ま
    たはその水酸基が保護基で保護された1−ヒドロキシエ
    チル基を示し、R21,を水素原子またはアミノ基の保
    護基を、R3は水素原子またはカルボキシル基の保護基
    を示す。〕 で表わされるβ−ラクタム化合物を製造するにあたり、
    一般式[11] 〔式中、R1および几3は前述と同じ意味を有し、R4
    は置換または無置換の低級アルキル基を示す。〕 で表わされるスルホキシドと一般式(m)〔式中、R2
    ′はアミノ基の保護基を示す。〕で懺わされるメルカプ
    タンまたはその反応性誘導体とを反応させて一般式〔■
    〕 〔式中、R1、RaおよびlL2’は前述と同じ意味を
    有する。〕 で表わされるβ−ラクタム化合物を製造し、几1 、 
    R2および/またはR3が水素原子であるβ−ラクタム
    化合物を所望する場合には、次いでカルボキシル基の保
    護基の除去反応、水酸基の保護基の除去反応およびアミ
    ノ基の保護基R2’の除去反応を必要に応じて適宜組合
    せるか、またはこれらの保護基を同時に除去する反応に
    付することを特徴とする上記一般式CI)で表わされる
    β−ラクタム化合物およびその薬理学上許容される塩の
    製造法。
JP58108472A 1983-05-09 1983-06-15 新規なβ−ラクタム化合物及びその製造法 Pending JPS601186A (ja)

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AT84303128T ATE121402T1 (de) 1983-05-09 1984-05-09 Carboxyl-thio-pyrrolidinyl beta-lactam-derivate und ihre herstellung.
DE3486382T DE3486382T2 (de) 1983-05-09 1984-05-09 Carboxyl-Thio-Pyrrolidinyl beta-Lactam-Derivate und ihre Herstellung.
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US07/106,035 US4933333A (en) 1983-05-09 1987-10-08 β-lactam compounds
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104076A (ja) * 1986-03-27 1989-04-21 Sumitomo Pharmaceut Co Ltd 新規なβ−ラクタム化合物

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JPH01104076A (ja) * 1986-03-27 1989-04-21 Sumitomo Pharmaceut Co Ltd 新規なβ−ラクタム化合物

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