JPS60118671A - 高密度高強度黒鉛−セラミックス複合焼結体の製造法 - Google Patents

高密度高強度黒鉛−セラミックス複合焼結体の製造法

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JPS60118671A
JPS60118671A JP58225097A JP22509783A JPS60118671A JP S60118671 A JPS60118671 A JP S60118671A JP 58225097 A JP58225097 A JP 58225097A JP 22509783 A JP22509783 A JP 22509783A JP S60118671 A JPS60118671 A JP S60118671A
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JP
Japan
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sintered body
graphite
powder
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boron carbide
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JP58225097A
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宮崎 憲治
吉田 久良
和夫 小林
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コークス粉末、無定形炭素粉末あるいは黒鉛
質炭素粉末に第2成分として炭化ホウ素粉末とさらに第
3成分としてチタン、ニオブ、タンタル、ジルコニウム
、タングステン、シリコンなどの■族、V族および■族
の金属の炭化物粉末またはホウ化物粉末を1種以上数%
から数十%の範囲で添加し、約200 kg / c+
1「の加圧下で焼成することにより、高密度高強度黒鉛
−セラミックス複合焼結体を製造する方法に関するもの
である。
現在、高密度高強度な黒鉛材料の製造は、炭素材料製造
メーカーの目標の1つであり、様々の方法によりその製
造が試みられている。
しかしながら、いずれの方法も複雑な工程を必要として
おり、また、これらの方法で相対密度90%以上、曲げ
強度1000kg / ant以上の製品を製造するこ
と1よかなり困難であるし、経費も必要とする。
本発明者らは、高密度高強度黒鉛材料の製造法を開発す
る目的で研究を進め、従来のピッチなどのいわゆる粘結
材を必要とせず、きわめて容易に高密度黒鉛成形体およ
び高密度高強度黒鉛−炭化ホウ素複合成形体を得る方法
を先に見い出し1、発明するに至った(特許10922
21号)。
特許109222]号による製造法は、焼結促進剤(焼
結助剤)として炭化ホウ素をコークス粉末。
無定形炭素粉末、あるいは人造黒鉛質粉末に数%添加し
、加圧下で焼成することにより高密度黒鉛成形体が、ま
た、炭化ホウ素を多呈に添加することにより、高密度高
強度黒鉛−炭化ホウ素複合成形体が製造できる乙とが特
徴であった。
しかしながら、乙の方法により得られろ高密度黒鉛成形
体は、相対密度は90%以上あるものの、曲げ強度は]
000kg / ci以下のものであった。また、炭化
ホウ素量を増やすことにより得られる黒鉛−炭化ホウ素
複合成形体は、炭化ホウ素が増加するほど高密度高強度
な特性を有するが、同時に炭化ホウ素呈の増加にともな
って電気比抵抗値が増加したす、耐熱衝撃性が低下する
など、次第に黒鉛の長所が失なわれていくなどの欠点を
有していた。
そこで本研究者らはさらに研究を進め、第2成分として
の炭化ホウ素の他に、第3成分として、チタン、ニオブ
、タンタル、ジルコニウム、タングステン、シリコンな
どの炭化物またはホウ化物をコークス粉末、無定形炭素
粉末あるいは黒鉛質炭素粉末に添加し、乙の混合粉末あ
るいは混合粉末成形体を加圧焼成することにまり、より
少ないセラミックス割合で、黒鉛−炭化ホウ素複合成形
体にくらへて、より低い電気比抵抗値を有した高密度高
強度黒鉛−セラミックス複合焼結体が得られろことを見
い出し、本発明をするに至ったものである。
本製造法において、第3成分として、チタン。
ニオブ、タンタル、ジルコニウム、タングステンなどの
炭化物を添加した場合、その炭化物は第2成分として共
存する炭化ホウ素と反応してホウ化物に変化する。した
がって、そのような混合粉末あるいは混合粉末成形体を
加圧焼成して得られる焼結体の組成は、出発原木≧1中
の組成と異なる。すなわち、出発原料中の第2成分の炭
化ホウ素の量と第3成分のチタン、ニオブ、タンタル、
ジルコニウムなどの炭化物の量が等量の場合には、黒鉛
−ホウ化物複合焼結体(例えば、第3成分がTiCの場
合には、C−T IB 2複合焼結体)が得られる。第
3成分のチタン、ニオブ、タンタル、ジルコニウムなど
の炭化物の量が第2成分の炭化ホウ素の量、1りも多い
場合には、黒鉛−ホウ化物−炭化物視a焼結体(例えば
、第3成分がTiCの場合には、CT IB 2 T 
i C複合焼結体)が得られる。また、第3成分のチタ
ン、ニオブ、タンタル、ジルコニウムなどの炭化物の量
が第2成分の炭化ホウ素の量よりも少ない場合には、黒
鉛−炭化ホウ素−ホウ化物複合焼結体(例えば、第3成
分がTiCの場合には、CB 4 C−T IB 2複
合焼結体)が得られる。
−炭化ホウ素等のセラミックスはあらかじめ微粉にし、
コークス粉末、無定形炭素粉末あるいは黒鉛質炭素粉末
に添加する。これらの粉末は粉末充填した時に最密充填
となるような粒度組成になっている乙とが望ましい。炭
化ホウ素などのセラミックスの添加割合は、目的とする
製品特性に応じて変えることができる。セラミックスの
添加量が多くなるにつれて、セラミックスの特性が強ま
り、高密度化、高強度化が進行し、かつ硬度が増加した
焼結体が得られる。
セラミックスを添加した炭素原料粉末は、よく混合した
のち、そのまま、まtこはその成形体を黒鉛型に入れ、
100kg / cJ以上の加圧下において、2000
℃以上の温度で焼成することが必要である。
加圧力は200kg / c+イないし、数百kg /
 c+f 、また、焼成温度は2000℃ないL220
0℃前後がrI!ましい。
2000℃未満の場合には、第2成分として添加した炭
化ホウ素の焼結助剤としての効果が小さく、また、22
50’[3以上の場合には、炭化ホウ素が溶融して、系
外へ溶出してし・Lうたぬに、より強度が低い焼結体し
か得ることがてさない。
炭素粉末に焼結助剤として、炭化ホウ素とざらに他の炭
化物またはホウ化物を1種以上添加し、その混合粉末あ
るいは混合粉末成形体を加圧焼成する乙とにより、炭化
ホウ素のみを添加しtこ場合よりも、より少ないセラミ
ックス割合で、高密度。
高強度、低電気比抵抗、かつ高い耐熱衝撃特性を有する
黒鉛−セラミックス複合焼結体を得ることが本製造法の
最も特徴とするところである。
炭化ホウ素を20〜30vo 1%添加する他に、第3
成分として、チタン、二璃ブ、タンタル、ジルコニウム
、タングステン、シリコンなどの炭化物あるいはホウ化
物を10vo1%添加するだけで、相対密度95%以上
2曲げ怖度1500kg / cl 以−L、 B気化
抵抗値1×10Ωcmす下、しかも高い耐熱衝撃性を有
する高密度高強度黒鉛−ヒラ廷ソクス複合焼結体が得ら
れる。
さらに本製造孕の特徴としては、炭化ホウ素を添加して
いることにより、炭素の黒鉛化が著しく進行することが
あげられる。
次に本発明の実施例をあげて説明する。
実施例 1 仮焼ピッチコークス粉末に、第2成分とし−C炭化ホウ
素粉末を20vo 1%、第3成分としで、炭化チタン
、炭化ニオブあるいは炭化タンタルのうち1種を10v
o1%添加した混合粉末および第2成分として炭化ホウ
素を30vo1%、第3成分として、炭化チタン、炭化
ニオブあるいば炭化タンタルのうち1種を10vo1%
添加した混合粉末を、3.5cdのMt!け黒鉛型に入
れ、200 kg / crlの加圧下で、2200℃
まで昇温して所定温度で60分間保持後、冷却した結果
、第1表に示す物性を有する黒鉛−セラミックス複合焼
結体を得た。
第1表 黒鉛−セラミックス複合焼結体の物性*600
℃に加熱した試片を水中に瞬時に投下した後、測定した
曲1纒値実施例 2 仮焼ピッチコークス粉末に、第2成分として炭化ホウ素
粉末を20vo1%、第3成分として、ニホウ化チタン
、ニホウ化ニオブ、ニホウ化タンタルのうち1種を10
vo1%添加した混合粉末および第2成分として炭化ホ
ウ素を30vo 1%、第3成分として、ニホウ化チタ
ン、ニホウ化ニオブ、ニホウ化タンタルを]0vo1%
添加した混合粉末を、35C1にの量だけ黒鉛型に入れ
、200kg / cnrの加圧下で、2200℃まて
昇温して所定温度て60分間保持後、冷却した結果、第
2表に示す物性を有する黒鉛−セラミックス複合焼結体
を得た。
第2表 黒鉛−セラミックス複合焼結体の物性特許出臥
」論醸 用田裕部 指定代理人 工業技術院 九州工業技術試験所長消水 
嘉重部 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 高密度高強度黒鉛−セラミックス複合焼結体の製造法3
、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 (114)工業技術院長 川 1)裕 部4、指定代理
人 − 佐賀県鳥栖市宿町字野々下807番地1別紙の通り (
内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コークス粉末、無定形炭素粉末あるいは黒鉛質炭素粉末
    に第2成分として炭化ホウ素粉末とさらに第3成分とし
    てチタン、ニオブ、タンタル、ジルコニウム、タングス
    テン、シリコンなどのIV族。 ■族および■族の金属の炭化物粉末またはホウ化物粉末
    を1種以上加え、この混合粉末あるし)は混合粉末成形
    体を加圧下で焼成することを特徴とする高密度高強度黒
    鉛−セラミックス複合焼結体0)製造法。
JP58225097A 1983-11-28 1983-11-28 高密度高強度黒鉛−セラミックス複合焼結体の製造法 Granted JPS60118671A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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