JPS60117824A - 車両用無線送信装置 - Google Patents

車両用無線送信装置

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JPS60117824A
JPS60117824A JP22495983A JP22495983A JPS60117824A JP S60117824 A JPS60117824 A JP S60117824A JP 22495983 A JP22495983 A JP 22495983A JP 22495983 A JP22495983 A JP 22495983A JP S60117824 A JPS60117824 A JP S60117824A
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lock
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Yoshiyuki Taniguchi
谷口 義幸
Motomiki Hirano
平野 元幹
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両に搭載され、所定の無線信号を送信す
る車両用送信装置に関する。
(発明の背景) 本願出願人は、先に、特願昭57−132118号(未
公開)において[電波式キーシステム」提案1)でいる
。この電波式キーシステムは、例えば車両のドアロック
に適用され、運転者がキーを所持する代わりに送信機を
持ち、この送信機を所持したものが上記ドアに設けられ
たスイッチを操作した場合のみドアロックの解錠あるい
は施錠が行なわれる構成となっているものである。
第1図は、上記電波式キーシステム(以下、車両用施錠
制御装置と称する)の概略構成を示すブロック図である
。同図において、送信機1は、カード型ケース内に収納
されており、このカード型送信機1は、車両18の機械
式キーの代わりに運転者が携帯するものである。
他方、車両18側には、制御装置2が搭載されており、
更にウィンドウにはループアンテナ10が設けられ、運
転席側ドアのドアハンドル近傍にスイッチ12が設【ノ
られている。
上記カード型送信1311は、常時電源ON状態であっ
て、上記車体側の制御装M2から送信されるリクエスト
信号を受信可能な状態となっている。
そして、このカード型送信機1を4jt帯した運転者が
ドアロックの解錠を行なうために、上記スイッチ12を
手動操作すると、第1図に示す制御装置2内のリクエス
ト信号発生回路11が作動し、一定時間リクエスト信号
をループアンテナ10から送信する。このループアンテ
ナ10から送信されたリクエスト信号は、電!1誘導作
用によって上記カード型送信機1のループアンテナ3に
よって受信される。そして、カード型送信機1側におい
ては、リクエスト信号検出回路7によって、上記リクエ
スト信号が車両18側の制御装置2から送信されたこと
を検出し、コード信号発生回路8を作動させる。
コード信号発生回路8が作動すると、予めコード記憶回
路9に記憶されていた車両18固有のコード信号(車両
毎に異なるコードが設定される)を出力する。そして、
変調回路5において、キャリア発振回路6から供給され
るキャリア信号を上記コード信号によって変調し、出力
回路4.ループアンテナ3を介して送信する。
すると、車両側においては、上記カード型送信機1から
送信されてくる固有コード信号がループアンテナ10に
よって受信され、この受信された固有コード信号は、受
信・復調回路13を介してコード照合回路14へ供給さ
れる。
コード照合回路14においては、コード記憶回路15に
予め登録されている車両固有の]−ド信号と、上記受信
されたコード信号とが一致するか否かの判別を行なうも
のであり、両コード信号が一致した場合に限りアクチュ
エータ駆動回路16の駆動を行なうものである。
そして、アクチュエータ駆動回路16が駆動されると、
ドアロックの解錠・施錠を行なうアクチュエータ17が
駆動されてドアロックが解錠されることとなる。
このように、カード型送信機1側のコード信号と車両側
の制御回路2に登録されているコード信号とが一致した
場合に限りドア[1ツクの解錠・施錠が行なわれること
によって、例えば上記カード型送信機1を所持しない者
がドアロックを解錠しようとしても、ドアロックは解錠
されない。また、コード信号の異なるカード型送信機1
を携帯した者がドアロックを解錠しようとしても同様に
してドアロックは解錠されない。これによって、上記カ
ード型送信機1は、従来の機械式−1−と同様の防犯性
を有するものとなる。また、上記カード型送信機1は、
ボクットや鞄等の中に収納した状態で使用可能であるた
め、従来の機械式キーのように、解錠あるいは施錠の都
度、キーを取り出す手間が省けることとなる。
ところで、上記の車両用施錠制御装置のように防犯性や
安全性を重視する装置にあっては、様々な状況下におい
て常に確実な防犯性を有づ−る装置とする必要がある。
例えば、前記カード型送信機1を携帯した運転者が降車
した後ドアロックを施錠して車両から離れた場合、カー
ド型送信機1と車両側制御回路2との間の送受信信号の
伝達可能距gilt以上に運転者が車両から#すれた状
態では、第三者がドアロックを解錠しようとしてもこれ
は不可能である。が、伝達可能距離以内に運転者がいる
状態では、カード型送信機1と車両側制御2との間の送
受信が可能となっているため、運転者が車両から数m1
ljfれた時点で第三者がスイッチ12を操作すると、
ドアロックは解錠されてしまい、盗難等が発生する虞れ
がある。
従って、このような車両用施錠制御装置においては、信
号の伝達可能距離を車両から1.5〜2゜0m以内の知
い節回に限定Jることが要求される。
ただし、伝達する信号強度を低下させることによってこ
れを実現しようとした場合に番よ、外来刹1@等によっ
て誤動作が生じる原因となり、これは適用困難である。
殊に、上記のような車両用施錠制御装置においては、運
転者の所持するカード型送信機が機械式キーの代用とな
っているため、上記のような状況を防止1−るには、第
三者が解錠を行なおうとした際に、カード型送信機から
]−ド信月が送信される・ことを閉止すれば良い。
(発明の目的) この発明の目的は、車体に搭載された送信装置から送信
される無線信号の伝達可能距離を短い距離範囲に限定す
ることを可能とし、かつ確実な伝送が行なえる程度の強
度をもって無線信号を送信できるようにした車両用無線
送信装置を提供することにある。
(発明の構成) 以下、本発明の構成を第3図のクレーム対応図を用いて
簡単に説明する。
同図に示ず如く、本発明の車両用無線送信装置101は
、車体100の所定箇所に、適宜間隔を隔てて設(ブら
れ、かつ無線信号を送信する少なくとも一対のアンテナ
102を備えているとともに、前記対どなっているアン
テナ102から送信される信号を互いに1800の位相
差を有するように移相づる移相手段103を具備してい
る。
イして、互いに1800の位相差をもって送信された無
線信号は、遠方では互いに打消し合うことどなり、信号
伝達可能距離が制限されるとともに、近傍では確実に信
号伝達が行なえるのである。
(実施例の説明) 第4図は、本発明に係る車両用施錠制御装置の一実施例
におけるカード型送信機の構成を示すブロック図である
。このカード型送信130は、ループ型アンテナ31と
、リクエスト信号を検出づるための受信・復調回路32
と、マイクロコンピュータ33と、固有コードを記憶J
るためのメモリ34と、固有コード信号を送信するため
のキャリア発振回路36および変調回路35とから概略
構成されている。
第5図は、前記カード型送@機のマイクロコンピュータ
33において実行される処理の内容を示すフローチャー
トである。同図に−示す如く、マイクロコンピュータ3
3は、通常は、後述する車体側制御l装f140から送
信されて来るリクエスト信号を受信するまで受信待機処
理(ステップ(1)の処理)が行なわれており、リフニ
スト信号が受信されると、ステップ(1)の判別結果が
YESとなって、次にステップ(2)およびステップ(
3)の処理が実行される。
これによって、予めメモリ34に記憶されている車両固
有のコード信号(例えば4ビツト4桁のシリアルデータ
をl Q !T 、1111Iの相合せによって設定し
たもの)を読込んで、この読込まれた固有コードデータ
に対応するパルス列信号を変調回路35へ出力し、これ
によってループアンテナ31から固有コード信号が載せ
られた無線信号を送信する動作が行なわれることどなる
他方、車体側には、第6図に示すような制御装置40が
搭載されている。この制御装置40は、マイクロコンピ
ュータ(以下、CPUと称する)53を中心として構成
されており、このCPLI53は、マイクロプロセッサ
ユニット、I10インターフェイス回路、メモリ(RO
M、RAM等)、および、タイマ等を備えたものである
アンテナ418.41bは、車体のトランクロック近傍
に設置されたループアンテナであり、両者は所定間隔を
隔てて配置されている。
もう1相のループアンテナ41c、416は、運転席側
ドア近傍に配置されるもので、一方のループアンテナ4
. I Cは運転席側ドアミラーのミラー枠内に、もう
一方のループアンテナ416は運転席シート内に配置さ
れている。
上記ループアンテナ418〜41dに対応して、運転席
側ドアおよびトランクの外面所定位置に押釦式スイッチ
(以下、起動スイッチと16)62゜63が取付番−ノ
られている。
前記2対のループアンテナの各々片方のアンテナ4.1
1) 、 4.1dには1800移相器42.43が接
続されており、これによって、送信信号おJ:び受信信
号が180°移相される構成どなっている。
切換回路/16a、46bは、CPU53の出力ボート
03から出力される切換信号S+に応答して、トランク
側のアンテナ対41a、41bあるいは運転席側のアン
テナ対41C,41dの何れか一方のアンテナ対を能動
状態とするアナログスイッチ回路である。
ドアスイッチ57は、運転席側ドアの開扉・閉扉状態を
検出するだめのもので、ドア開でON。
ドア閉でOFFとなるものである。
同様にして、ドアスイッチ58は、助手席ドアど後部の
2のドア(セダンの場合)のそれぞれの開・閉状態を検
出するためのスイッチであり、ドア間でON、 ドア間
でOFFとなる。
キースイッチ59は、運転室内のイグニッションキース
イッチのキーシリンダ内にキーが挿入されたか否かを検
出するためのスイッチであり、キーシリンダ内にキーが
挿入された状態でONとなるものである。
ロックノブスイッチ60は、運転席側ドア内面に設けら
れているドアロックノブの押込み操作がなされて、手動
による施錠操作が行なわれた場合にONするスイッチで
ある。
ロック状態検出スイッチ61は、ドアロック機構の状態
を検出するスイッチであり、ドアロック;幾構が施錠状
態にある場合にはOFF、解錠状態にある場合にはON
となるスイッチである。
電源スタート検出回路54は、前記各スイッチ57〜6
3のうち何れか1つでもONとなった場合(ただし、ス
イッチ57.61についてはON。
OFFの切換え時)に所定時間駆動し、パワーサプライ
55から各回路に電源を供給づるものである。また、C
PU53の出力ポート05から供給される電源保持信号
$3が到来した場合には、前記各スイッチのスイッチ動
作にかかわらず電源供給を維持し、CPU53がスタン
バイ状態となった時点で電源供給を停止する(14成と
なっている。
リレー65は、CPU53の出力ポート・08からトラ
ンクアンロック信g3Bが出力されてトランジスタTr
+がONとなることによって駆動し、トランクロックの
解錠用ソレノイド(図示略)を駆動してトランクロック
の解錠を行なわせるものである。
リレー66おJ:びリレー67は、各々CP U 53
の出力ポート07,06から出力されるドアロック信M
S7およびドアアンロック信号S6によるトランジスタ
Tr2.Tr3のC) Nによって駆動されるもので、
リレー66はドアロックの自動開閉を行なうモータ(図
示略)を正転させてドアロックの解錠を行ない、リレー
67は前記モータを逆転させてドアロックを施錠させる
ものである。
CPtJ53の出力ポート0.から出力される警報信号
S9は、警報駆動回路68の駆動を行なってクラクショ
ンを吹鳴させる信号である。
更に、前記CPU53の入力ボートI+zからは、マル
チプレクサ69を介して固有コードが入ツノされる構成
となっている。
すなわち、マルチプレクサ69には、入力用のコネクタ
が設けられており、このコネクタの各端子は製造時にお
いては全て開放されている。
、そして、この施錠制御装置が販売されてユーザに1手
渡される際に、前記カード型送信機30とともに保管さ
れていた固有コードプラグ7oを、前記マルチプレクサ
69のコネクタに差込むことが行なわれる。
この固有コードプラグ70は、カード型送信機30の回
路内に記憶されている固有コードに対応するように4桁
(各桁は4ビツトで表わされる)のコードデータを形成
するように、対応するビン間が短絡された構造となって
いる。
このような固有コードプラグ70がマルチプレクサ69
のコネクタに差込まれることによって、マルチプレクサ
から【よ固有コードデータがCPLI53へ供給される
こととなる。
上記対となっているループアンテナ41a、41bと4
10,41dは、その取付位置として、例えば第7図に
示す如く、車両の左右のドアミラー71.72のミラー
周縁部に設置することが考えられる。また、その他、第
8図に示す如く、車内の運転席、助手席シート73.7
4の背もたれ部分に内装する@造としても良い。更に、
図示は省略するが、上記ドアミラーの代りにフェンダミ
ラーに取付番ノでも良いことは明らかである。
更に、組合せとして、例えば運転席側ドアミラー72と
運転席シート73どに一対のループアンテナ41C,4
1dを設ける等、組合せを変えても良い。
次に第9図および第10図は、前記CPtJ53におい
て実行される処理の内容を示すフローヂャートであり、
以下、同図を用いて本実施例装置の動作を説明する。
第9図、第10図において、破線で囲まれる部分がCP
U53内において実行される処理の内容を示すフローチ
ャートである。
今仮に、車両のドアロック等が全て施錠されていると仮
定し、上記カード型送信機30を携帯した運転者が車両
に乗り込むため、運転席側ドアロックを解錠しようとし
た場合の動作を一例として説明する。
運転者が行なう操作としては、運転席側ドアのドアハン
ドル近傍に設けられた起動スイッチ62を手動操作する
のみで良い。
上記起動スイッチ62がON操作されるのに伴って、O
R機能81によって、起動スイッチのいずれか1つがO
Nされたことを検出し、これによって起動動作(10)
が実行される。この起動動作(10)は電源スタート検
出回路54の駆動、およびCPU53のスタンバイ状態
を解除してCPUを始動させる処理である。
上記起動動作(10)によって始動したCPU53内、
まず処理(11)によって要望される機能の検出および
記憶処理を実行する。
この要望機能の検出、記憶処理(11)は、入力ポート
IloおよびI++の入力状fillに阜づ゛いて、起
動スイッチ62.63のうちいずれのスイッチがONさ
れたか否かを検出し、ON操作された側の入力ポート(
この場合は、1.、)を機能記憶メモリ86へ一峙記憶
づる処理がなされる。
次に、処1!l!(12>が実行されて、リクエスト信
号を送信するためのループアンテナが選択される。
これは、上記機能記憶メモリ86の内容に基づいて、O
N操作された起動スイッチに近接して股【プられたルー
プアンテナ対を能動化する処理であり、この場合には、
運転席側ドア近傍のループアンテナ対410.416が
能動化される。すなわち、出力ポート02,03からそ
れぞれ切換信号S4.S+が出力されることにより、切
換回路46a 、46b 、4.8が切換設定されて、
変調器49を介して出力されるリクエスト信号を前記ル
ープアンテナ対410,41(+へ供給するように回路
を設定する動作が行なわれる。
そして、処Ig!、 (13)の処理が引き続き実行さ
れて、出ノJポート01から変調器49へ駆動信号S5
が供給され、発振器50からの搬送波を変調してリクエ
スト信号とする動作が行なわれる。このリクエスト信号
は上記能動化されたループアン −テナ対41G、41
6から無線信号として送信されることとなる。
このとき、リクエスト信号の発生時間は、CPU53内
のタイマ87によって一定時間(例えば、100m5e
c)送信される構成となっている。
なお、図中の送信用アンテナ選択部82と、受信用アン
テナ選択部83は、上記切換回路716a。
=16b、48等で構成される回路を示す。
このようにして、リクエスト信号が送信されると、カー
ド型送信機30側では、前述したように、リクエスト信
号の受信に応答して、コード信号を無線で送信する動作
を行なう。
車体側制御装置40では、上記リクエスト信号の送信動
作を行なった後、処理(14)が実行されており、上記
カード型送信413’Oから送信される固有コード信号
の受信待機状態にとなっている。
上記処理(14)は、上記機能記憶メモリ86の内容に
基づいて、ON操作された起動スイッチに対応するルー
プアンテナ(この場合は、ループアンテナ41c 、4
1d )を能動化覆る処理であり、出力ポートo2,0
3から切換信号84.Slを出力することにより、受信
信号が検波・復調器52へ入力されるような回路に設定
する。
そして、次に処理(15)が実行されると、出力ポート
o4から検波・〜復調器52へ駆動信号が供給されて、
上記ループアンチノ一対41C,41dによって受信さ
れるコード信号の検波・復調がなされ、搬送波中のコー
ド信号成分が抽出され、A/D変換された後入力ボート
■1からCPU53へ入力される。
このとき、CPU53では、処理(16)が実行されて
、上記入力された固有コード(以下、受信固有コードと
する)の読込み、+1)よび記憶がなされる。
受信固有コードの読込み、記憶がなされると、次に第1
0図の処理(17)が実行される。この処理は、固有コ
ード記憶部84(マルチプレクサ69および固有コード
プラグ70で構成される)からシリアルデータとして送
られて来る車体側に設定されている固有コードデータ(
以下、車体側固有コードとする)が読込まれるとともに
、前記受信固有コードデータと照合し、両者の一致の判
別を行なう処理である。
なお、上記固有コード記憶部84から供給される車体側
固有コードデータは、CPU内のレジスタ内に格納され
てパラレルデータとして処理される。
そして次に、処理(18)が実行されて、上記照合の結
果、両コードが゛一致″であるか否かを判別し、“′一
致°′シていれば、次に処理(19)が実行される。
この処理(19)は、トランジスタTr+〜Tr3およ
びリレー65〜67で構成されるアクチュエータ跡勅部
85へ駆動信号を供給する処理である。この場合には、
運転席側ドアの起動スイッチ62のON操作があったこ
とを前記機能記憶メモリ86の内容に基づいて判別する
とともに、ロック状態検出スイッチ62がOFF (す
なわら、ドアロックが施錠状態)であるが否がを入カポ
−]・r、の状態から判別する。そして、ドアロックが
施錠状態にある場合には、出力ポート06がら駆動信号
S6を出力してトランジスタ丁r3のON1リレー67
のONを行なってドアロックモータを正転させることに
よりドア0ツクを解錠させる動作が行なわれる。
このようにして、ドアロックの解錠動作が行なわれた後
、CPtJ53はスタンバイ状態どなり、次のスイッチ
操作がなされるまでの待機状態となる。
他方、上記処理(18)の判別結果がNoとなった場合
には、次に処理(20)が実行される。
この処理は、上記起動スイッチがON操作された時点で
スタートするタイ788によって一定鮪間が計時されて
いる間に、前記一致判別処理(18)の判別結果がNo
となる回数を計数する処理である。
この一定時間内にカウント数が規定回数以上となると、
次の処理(21)の判別結果がYESとへる。
これによって、次に、処理(22)が実行されて、一定
時間CPUの動作を停止する動作が行なわれる。なお、
このとぎ警報出力S9を発生して警報駆動回路68を駆
動することによってクラクションを吹鳴させることも可
能である。
このような処理によって、例えばドアロックが全て施錠
されている状態で、子供等がいたずらをして、起動スイ
ッチ62.63を繰り返しON操作した場合に、そのた
びにリクエスト信号を送信してバッテリ電源を消費する
ような事態が防止できる。
また、以上の説明ではドアロックの解錠動作について説
明したが、トランクロックの解錠動作あるいはドアロッ
クの施錠動作の場合においても、上述の動作と同様にし
て行なわれる。
このようにして、車体側の固有コードに一致Jるコード
を持つカード型送信Ia30を所持した者が起動スイッ
チ62.63をON操作したときのみ、ドアロック、ト
ランク[]ツクの解錠・施錠が行なわれる構成となって
おり、上記カード型送信機30を所持しない壱h(ロツ
ークを解錠しようとしても解錠動作は行なわれない。ま
た、固イjコー1〜信号の異なるカー1〜型送信1幾を
所持する者が同様に解錠操作を行なおうとしてもドアロ
ックの解錠は行なわれない。
更に、各ロックの解錠・施錠を開始させる機会を与える
起動スイッチ62.63は、各ロック毎に設りられてお
り、これによって、カード型送信機30を所持している
者は、解錠あるいは施錠を行なおうとするロックのみを
選択して作動させることができる。
例えば、ドアロックを全て施錠した状態で、トランクロ
ックのみを解錠したい場合には、トランクロックの起動
スイッチ63を操作することによって、トランクロック
のみを解錠させることがでさる。
また、上記起動スイッチ62.63は、各ロック、すな
わちドアロックおよびトランクロックの° 近傍に設(
プられており、解錠・施錠しようとするロック部の間近
でロックの解錠・施錠動作を行なうことができる。
ヂ62,63の近傍に配置されており、カード型送信機
30を所持した者が、起動スイッチ62゜63操作した
場合に車体側のループアンテナとカード型送信+113
0側のループアンテナとが近接し、確実な信号伝達が行
なえるように配慮されている。
これとともに、各ロック毎に、信号伝達可能距離を限定
することによって、例えばトランクロックの解錠を行な
おうとした場合に、トランクロック側のアンテナのみな
らずドアロック側のアンテナにも伝達がなされてしまっ
て誤動作が生ずるような事態を防止できる。
本実施例装置においては、この信号伝達可能距離を更に
限定し、防盗性をJ:り向上させるように構成されてい
る。これは、前記180°移相器42.43によって、
対となっているループアンテナ41a、41bおよび4
1c 、 41d カラ送信されるリクエスト信号を互
いに1800の位相差を有するようにして送信する構成
とし、これにJ:って、ループアンテナ対から半径1−
2m程度の信号伝達可能距離を実現している。
このことについて、以下に詳細に説明りる。
一般に、ループアンテナから送信される信号の波長に比
へて、その径が充分に小さい1つのループアンテナが発
生するll界は、次のJ、うになることが知られている
JkR HR=(ISe /2π) X((1/R3) +(jk/R2))cosθ・・・
(1) jkR Hθ−(ISe /4π) x((1/R3) +(jk/R2) (k 2/R) )sinθ −< 2 )Hφ−0・
・・ 〈3) ただし、上記HR; ト1θ、Hφは、第11図の如く
、曲座標を設けた場合に、ループアンテナ△NTが発生
する磁界のR方向、θ方向、φ方向の成分である。
上記Iは、ループアンテナ△NTに流れる電流である。
上記Sは、ループアンテナANTのループで形成される
面の面積である。
上記には、伝搬定数(k−2π/λ:λは波長)である
。ここで、1/R3と1/R−’の項が、誘導磁界であ
って、1/Rの項は放射磁界を示している。
次に、上記各式(1)、(2)に基づいて、まずループ
アンテナが1つの場合について、上記式(1)、(2)
の各項毎に磁界強度を考察する。
ループアンテナANTからの距離R=100111の地
点における指向性パターンを第12図に示ず。
図中達磨状の指向性を示す曲線Aは、上記式(1)、(
2)の1/R2成分または1/R3成分を示すく厳密に
は、1/R2成分と1/R3成分の(11jは若干異な
るが、図には現われない程度である)。
また、図中2つの円状の指向性で表わされる曲線Bは、
上記式(1)、(2)(II)1/R成分を表わしてい
る。
同図から、電磁誘導成分(1/R2,1/R”成分)は
、θ−0″、1800方向に強い磁界を発生し、放射成
分(1/R成分)は、θ−900゜2700方向に強い
磁界を発生していることが判る。
次に、これらの磁界が、2つのループアンテナを設け、
各ループアンテナから発生4る信号を1806移相させ
ることによって遠方におりる磁界の打消しが生ずること
を示す。
以下に示す表1は、θ−〇0と900 (あるいは18
0°と270’)とにおける1つのループアンテナから
信号を発生した場合と、2つのループアンテナから18
00移相を行なった信号を発生した場合との磁界強度を
、距Ill R= 100 mの地点と0.5mの地点
とで比較し、1つのループアンテナで信号を発生した場
合の磁界強度に対する、2つのループアンテナで発生し
た磁界強度の減衰値をデシベルで表わした結果を示すも
のである。
ただし、2つのループアンテナの間隔を1.7mとした
場合の結果を示づものである。また、θ−900方向に
は、磁界の1/R成分は存在しない。
上記表1から、ループアンテナを2つ設(プ、それぞれ
から逆移相のりクエス1へ信号を発生さぼることによっ
て、1つのループアンテナのみでリクエスト信号を送信
する場合に比べて、遠方(100m)では、−25ヘー
−321:Bの減衰が行なわれ、カード型送信機30で
は殆どリクエスト信号を受信することはない。また、車
両の近傍<0.5m )では信号の減衰が殆どなく、こ
れによって、車両の近傍ではカード型送信機に確実にリ
クエスト信号を送信することができる。
このような構成によって、カード型送信機30に対して
確実なリクエスト信号の送信を行なうために、リクエス
ト信号の信号強度を増大させたとしても、車両遠方にお
いては大幅に減衰づることによって、信号伝達距離をア
ンテナの周囲の短い距離範囲に限定することがてぎる。
従って、例えば、運転者が降車してドアロックを全て施
錠して車両から離れた直後、運転者が車両から数m程度
しか離れていない状態で、第三者が起動スイッチを操作
してドアの解錠を行なってしまう虞れがなく、防盗性の
向上を図ることが可能となる。
なお、上記実施例においては、対となっているループア
ンテナから送信される信号を互いに180°の位相差を
有するものとする構成を示しであるが、本発明では、前
記位相差は、1800前後であっても良く、この位相差
の調整によっても、信号伝達可能距離を可変できる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の車両用無線送信装
置にあっては、送信信号の伝達可能距離をアンテナの周
囲近距離範囲に限定することが可能となり、上述した車
両用施錠制御装置の如く、防盗性を必要とするものに対
し、極めて好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先願に係る車両用施錠制御装置の概略構成を示
すブロック図、第2図は同装置の外観および車両への実
装状態を示す図、第3図は本発明のクレーム対応図、第
4図は本発明の一実施例装置におけるカード型送信機の
電気的構成を示すブロック図、第5図は同カード型送信
機において実行される処理の内容を示すフローチャート
、第6図は同実施例装置にお(プる車体側制御装置の電
気的構成を示すブロック回路図、第7図は同実施例装置
のループアンテナの実装例を示す車体後面図、第8図は
同ループアンテナの実装例を示す車室内斜視図、第9図
および第10図は上記Φ体側制御装置において実行され
る処理の内容を示ず動作フローチャート、第11図は同
実施例装置のループアンテナから発生ずる磁界を示す模
式図、第12図は同アンテナの誘導電磁界および故OA
電磁界の指向特性図である。 100・・・車体 101・・・送信装置 102・・・アンテナ 103・・・移相手段 30・・・・・・カード型送信機 40・・・・・・車体側制御装置 /11a〜41d・・・ループアンテナ42.43・・
・180°移相器 53・・・・・・CPU 62.63・・・起動スイッチ 特許出願人 日産自動車株式会社 手続補正書 昭和59年5月14日 特願昭58−224959号 2、発明の名称 車両用無線送信装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県横浜市神奈用区宝町2番地名 称 (
309>日産自動車株式会社代表者 石 原 俊 4、代理人〒101 住 所 東京都千代田区内神田1丁目15番16号6、
補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書第1頁第16行目に、[車両用送信装ft
Jとあるのを、[車両用無線送信装置]と訂正する。 (2)明細書第4頁第4行目に、[コード照合回路14
においては、Jとあるのを、「コード照合回路14は、
」と訂正する。 (3)明細書第11頁第1行目に、[2つのドア(セダ
ンの場合)」とあるのを、「2つのドア(4ドア車の場
合)」と訂正する。 (4)明細書第12頁第17行目に、「リレー66」と
あるのを、「リレー67」と訂正する。 (5)明細書第12頁第19行目に、「リレー67」と
あるのを、「リレー66」と訂正する。 (6)明細書第15頁第4行目に、[仮に、1どあるの
を削除する。 (7)明細書第17頁第2行目に、「の処理」とあるの
を削除する。 (8)明細am20頁第3〜/1行目に、「ロック状態
検出スイッチ62」とあるのを、[ロック状態検出スイ
ッチ61」と訂正する。 (9)明細書第23頁第11行目に、「63操作した場
合に」とあるのを、「63を操作した場合に、」と訂正
する。 と訂正する。 (11)明細書第27頁第19行目に、「−900」と
あるのを、「−〇°」と訂正する。 (12〉明細書第30頁第5行目に、「ブロック」とあ
るのを削除する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体の所定箇所に適宜間隔を隔てて設けられ、か
    つ無線信号を送信する少な(とも一対のアンテナと; 前記対となっているアンテナから送信される信号を互い
    に180°の位相差を有するように移相する移相手段ど
    を具備し、前記無線信号の伝達可能距離を特定範囲にし
    たことを特徴とする車両用無線送信装置。
JP58224959A 1983-11-29 1983-11-29 車両用無線送信装置 Expired - Lifetime JPH0683083B2 (ja)

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Cited By (5)

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US7245210B2 (en) 2002-09-26 2007-07-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle electronic key system
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