JPS60110467A - 感熱記録ヘッド - Google Patents
感熱記録ヘッドInfo
- Publication number
- JPS60110467A JPS60110467A JP22002483A JP22002483A JPS60110467A JP S60110467 A JPS60110467 A JP S60110467A JP 22002483 A JP22002483 A JP 22002483A JP 22002483 A JP22002483 A JP 22002483A JP S60110467 A JPS60110467 A JP S60110467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- heat
- head
- plate
- supporter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/345—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads characterised by the arrangement of resistors or conductors
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1、産業上の利用分野
本発明は感熱記録ヘッドに関するものである。
2、従来技術
感熱記録ヘッド(以下、単にヘッドと略す。)は、被記
碌紙又は感熱紙等の被記録体に対して直接的に若しくは
インクフィルム−を介して当接された状態で、記録用の
電気信号によ・うて発熱部がドツト状に選択加熱され、
これによって被記録体に画像等を記録できるように構成
されている。
碌紙又は感熱紙等の被記録体に対して直接的に若しくは
インクフィルム−を介して当接された状態で、記録用の
電気信号によ・うて発熱部がドツト状に選択加熱され、
これによって被記録体に画像等を記録できるように構成
されている。
従来のヘッドでは一般に、基板上に発熱体層を設け、こ
の上に多数の対向電極を形成して発熱部を構成しておシ
、その(信号)電極に対し集積回路(以下、ICと称す
る。)部から目的とする画像パターンに対応した信号を
与えるようにしている0 こうしたヘッドとしては、例えば特開昭57−8177
号、57−8178号、57−8179号、57−81
80嬉、57−43883号、57−43884号、5
7−107866号、57−107867号、57−1
07868号等各公報に開示されたものがある。
の上に多数の対向電極を形成して発熱部を構成しておシ
、その(信号)電極に対し集積回路(以下、ICと称す
る。)部から目的とする画像パターンに対応した信号を
与えるようにしている0 こうしたヘッドとしては、例えば特開昭57−8177
号、57−8178号、57−8179号、57−81
80嬉、57−43883号、57−43884号、5
7−107866号、57−107867号、57−1
07868号等各公報に開示されたものがある。
また、発熱部で発生した熱を支持体を通して放熱するた
めに、発熱′蔀をi液保持するセラミック基板を熱伝導
性の良い接着剤で支持体(例えばアルミニウム基体)に
固定したυ、或いはセラミック基板の裏面に熱伝導率の
大きい銅板又は鉄板を接着する技術が知られ七いる(特
開昭56−7g985号公報)。 更には、特開昭56
−99678号や56−99679号各公報にみられる
ように、支持体の裏面に接着した放熱板に空洞部を形成
してここに熱交換用流体を封入したシ、或いは放熱板の
下面を波形に加工することが提案されている。
めに、発熱′蔀をi液保持するセラミック基板を熱伝導
性の良い接着剤で支持体(例えばアルミニウム基体)に
固定したυ、或いはセラミック基板の裏面に熱伝導率の
大きい銅板又は鉄板を接着する技術が知られ七いる(特
開昭56−7g985号公報)。 更には、特開昭56
−99678号や56−99679号各公報にみられる
ように、支持体の裏面に接着した放熱板に空洞部を形成
してここに熱交換用流体を封入したシ、或いは放熱板の
下面を波形に加工することが提案されている。
しかしながら、これらの公知技術では、熱伝導性の良い
接着剤を選択することが困難であシ、仮にそうした接着
剤を使用したとしても支持体からの放熱効果が未だ不充
分である。 また、支持体とは別の銅板等を接着する手
間を要し、接着剤部分での熱伝導が不良となることがあ
る。 また、放熱板の空洞部に熱交換用流体を封入する
場合には、放熱板の接着と共に液体の封入が面倒であシ
かつ空洞部の形成に手間を要するとか、支持体全体の厚
みが大きくなってヘッドの小型化の方向に逆向し、更に
上記流体による熱交換効率、ひいては放熱効果が不充分
であシ、流体の経時変化も生じてしまう。
接着剤を選択することが困難であシ、仮にそうした接着
剤を使用したとしても支持体からの放熱効果が未だ不充
分である。 また、支持体とは別の銅板等を接着する手
間を要し、接着剤部分での熱伝導が不良となることがあ
る。 また、放熱板の空洞部に熱交換用流体を封入する
場合には、放熱板の接着と共に液体の封入が面倒であシ
かつ空洞部の形成に手間を要するとか、支持体全体の厚
みが大きくなってヘッドの小型化の方向に逆向し、更に
上記流体による熱交換効率、ひいては放熱効果が不充分
であシ、流体の経時変化も生じてしまう。
3、発明の目的
本発明の目的は、加工容易で薄型、軽量であって強度も
充分であシ、シかも放熱効率も高くできる支持体を有す
るヘッドを提供することにある。
充分であシ、シかも放熱効率も高くできる支持体を有す
るヘッドを提供することにある。
4、発明の構成
即ち、本発明は、少なくとも発熱部が支持体上に設けら
れている感熱記録ヘッドにおいて、前記支持体が第1板
部とこれに対向した第2板部とからなシ、これら画板部
間に外部に連通した間隙が形成されていることを特徴と
する感熱記録ヘッドに係るものである。
れている感熱記録ヘッドにおいて、前記支持体が第1板
部とこれに対向した第2板部とからなシ、これら画板部
間に外部に連通した間隙が形成されていることを特徴と
する感熱記録ヘッドに係るものである。
5、実施例
以下、本発明を実施例について詳細に説明する。
まず、第1図につき、本実施例によるヘッドの基本的構
成を説明する。
成を説明する。
このヘッド加によれば、共通の基体(例えばアルミニウ
ム基板)1上に、発熱部2を設けた抵抗体板(例えばア
ルミナ等のセラミックス板)3と、多数(例えば64個
)のICチップ4を固定したプリント基板(例えばガラ
ス・エポキシ又はセラミックス板)5とが一定の間隙6
を置いて対向して固定されている。 ICチップ4と発
熱部2との電気的接続は、上記間隙6上にてプリント基
板5と抵抗体板3との間に架は渡されたフィルムキャリ
アテープ7によって行なわれている。
ム基板)1上に、発熱部2を設けた抵抗体板(例えばア
ルミナ等のセラミックス板)3と、多数(例えば64個
)のICチップ4を固定したプリント基板(例えばガラ
ス・エポキシ又はセラミックス板)5とが一定の間隙6
を置いて対向して固定されている。 ICチップ4と発
熱部2との電気的接続は、上記間隙6上にてプリント基
板5と抵抗体板3との間に架は渡されたフィルムキャリ
アテープ7によって行なわれている。
この接続方式を第2図〜第4図で詳述する。
発熱部2は、抵抗体板3上に、被着された発熱体(例え
ば窒化タンタル)層8上から抵抗体板3上に形成されて
いる例えばアルミニウム製の共通の接地電極9と、同発
熱体層8上において接地電極9の長さ方向に多数本配列
せしめられている例えばアルミニウム製の信号電極10
との各対向部分11によって形成されている。 一方、
ICチップ4は一定個数毎に、30で示した分離ライン
で互いに接合された別々のプリント奉、板5上にマウン
トされ、プリント基板5上に所定づターンに設けられた
例えばアルミニウム製の配線12に対し、Au又はAt
等のワイヤ13によってワイヤデンディングされている
。 なお、上記の各配線パターンは簡略図示されている
。 。
ば窒化タンタル)層8上から抵抗体板3上に形成されて
いる例えばアルミニウム製の共通の接地電極9と、同発
熱体層8上において接地電極9の長さ方向に多数本配列
せしめられている例えばアルミニウム製の信号電極10
との各対向部分11によって形成されている。 一方、
ICチップ4は一定個数毎に、30で示した分離ライン
で互いに接合された別々のプリント奉、板5上にマウン
トされ、プリント基板5上に所定づターンに設けられた
例えばアルミニウム製の配線12に対し、Au又はAt
等のワイヤ13によってワイヤデンディングされている
。 なお、上記の各配線パターンは簡略図示されている
。 。
フィルムキャリアテープ7は、例えばポリイミド基板1
4上に、上記信号電極10及び配線12に対応した本数
(例えば64本)の例えば銅箔製のり−ド15が接着さ
れたものからなっている。
4上に、上記信号電極10及び配線12に対応した本数
(例えば64本)の例えば銅箔製のり−ド15が接着さ
れたものからなっている。
これらのリード15と信号電極lO及び配線12との接
続はいわゆるビームリード方式で行なってよく、リード
15の両端部を予め幾分張出させておき、ここを熱圧着
して接続を行なうことができる。
続はいわゆるビームリード方式で行なってよく、リード
15の両端部を予め幾分張出させておき、ここを熱圧着
して接続を行なうことができる。
なお、上記した舞電極又は配線の形成、ICチップのマ
ウント及びワイヤボンディングは、公知の半導体装技術
によって行なえるので、それらの詳細な説明は省啼する
。 また、図示省略したが、第3図において発熱体層8
上には更に、810□膜及び酸化タンタル膜(耐摩耗被
膜)が順次被着され、発熱体層8下には8i0□等の熱
保持層が設けられる。
ウント及びワイヤボンディングは、公知の半導体装技術
によって行なえるので、それらの詳細な説明は省啼する
。 また、図示省略したが、第3図において発熱体層8
上には更に、810□膜及び酸化タンタル膜(耐摩耗被
膜)が順次被着され、発熱体層8下には8i0□等の熱
保持層が設けられる。
上記のヘッドにおいて特徴的な構成は、支持体としての
基体1が筒状にくシぬかれていて、上部の第1板部1a
と、これに対し一定の間隙21を置いて平行に対向した
下部の第2板部1bと、これら両板部間を側縁部にて互
いに連結、せしめている連結壁部1cとの一体構造から
形成されている。
基体1が筒状にくシぬかれていて、上部の第1板部1a
と、これに対し一定の間隙21を置いて平行に対向した
下部の第2板部1bと、これら両板部間を側縁部にて互
いに連結、せしめている連結壁部1cとの一体構造から
形成されている。
間隙21は、基体1中をヘッド長方向に完全・に貫通し
ており、その両開放端において外部に連通している。
ており、その両開放端において外部に連通している。
このように基体1を構成すれば、第5図に示す如く、ヘ
ッドの使用時に発熱部2で発生した熱は単に抵抗体板3
から基体1を通して空気中に放出するだけでなく、ヘッ
ドの一方側において間隙21の開放端21 aに対向配
置されたファン22によって風nを間隙21内へ送り込
み、上記熱の放熱効率を高めることができる。 即ち、
ファン22からの風昂は、間隙21を通して基体1内部
を流動し、間隙21の他方の開放端21 bから外部へ
と導出される。
ッドの使用時に発熱部2で発生した熱は単に抵抗体板3
から基体1を通して空気中に放出するだけでなく、ヘッ
ドの一方側において間隙21の開放端21 aに対向配
置されたファン22によって風nを間隙21内へ送り込
み、上記熱の放熱効率を高めることができる。 即ち、
ファン22からの風昂は、間隙21を通して基体1内部
を流動し、間隙21の他方の開放端21 bから外部へ
と導出される。
この過程で、風乙によって基体1の熱が熱交換されなが
ら上記開放端21bから放吐されるため、基体1を内部
から強制冷却でき、その放熱効果が充分なものとなる。
ら上記開放端21bから放吐されるため、基体1を内部
から強制冷却でき、その放熱効果が充分なものとなる。
但、こうした間隙21を通しての通風による強制冷却の
場合、この影響が発熱部2での加熱サイクルに及ばない
ようにするのが望ましい。 このためには、発熱部2に
直接風nが当たらないように、上記開放端21aに、フ
ァンnからの風器な間隙21内へ効率良く導びくガイド
板潤を一点鎖線の如くに取付けてよい。
場合、この影響が発熱部2での加熱サイクルに及ばない
ようにするのが望ましい。 このためには、発熱部2に
直接風nが当たらないように、上記開放端21aに、フ
ァンnからの風器な間隙21内へ効率良く導びくガイド
板潤を一点鎖線の如くに取付けてよい。
上記の如くに、通風によシ放熱効果が大きくなるので、
基体1自体の厚みを小さくしても差支えない。 例えば
、上記の第1板部1a及び第2板部1bの各厚み 、t
l、12(第3図参照)は数朋程度とし、全体としての
基体1の厚みを1tM以内と薄型にし、小型のヘッドを
構成できる。 また、発熱部2とICチップ4との間隔
を短かくしても、放熱が充分であるから、この点でもヘ
ッド面積を減らし、小型化を図れる。 しかも、上記の
ように薄くしても画板部1a−1b間が連結壁部1cで
連結されているので、強度も充分であシ、また間隙21
の幅Wは数量程度でよく、その間隙の分だけ基体1が軽
量化される。 また、間隙21を形成するには、従来公
知の加工法、例えば金属板のくり抜き加工や鋳造法を適
用すればよく、加工を簡単に行なえる。
基体1自体の厚みを小さくしても差支えない。 例えば
、上記の第1板部1a及び第2板部1bの各厚み 、t
l、12(第3図参照)は数朋程度とし、全体としての
基体1の厚みを1tM以内と薄型にし、小型のヘッドを
構成できる。 また、発熱部2とICチップ4との間隔
を短かくしても、放熱が充分であるから、この点でもヘ
ッド面積を減らし、小型化を図れる。 しかも、上記の
ように薄くしても画板部1a−1b間が連結壁部1cで
連結されているので、強度も充分であシ、また間隙21
の幅Wは数量程度でよく、その間隙の分だけ基体1が軽
量化される。 また、間隙21を形成するには、従来公
知の加工法、例えば金属板のくり抜き加工や鋳造法を適
用すればよく、加工を簡単に行なえる。
なお、上記通風による放熱を更に向上させるためには、
第6図の如くに風乙の流動方向に沿って基体1の内面に
ヘッド長方向に延びる直線状の溝5を形成し、これらの
溝によって風乙に対する基体内面の接触面積(熱交換面
)を大きくすることができる。 また、こうした溝5は
、第7図の如く、発熱部2下の領域にのみ設けてもよい
。 或いは、第2板部1bの外面に溝を形成し、そこか
ある。
第6図の如くに風乙の流動方向に沿って基体1の内面に
ヘッド長方向に延びる直線状の溝5を形成し、これらの
溝によって風乙に対する基体内面の接触面積(熱交換面
)を大きくすることができる。 また、こうした溝5は
、第7図の如く、発熱部2下の領域にのみ設けてもよい
。 或いは、第2板部1bの外面に溝を形成し、そこか
ある。
この例によれば、基体1の第1板部1aと第2板部1b
との間が例えばAt製の支柱1dによって何箇所かで連
結せしめられている。 この場合には、両板部1a、l
bを夫々製作した後、これら画板部に対し熱伝導性の良
い接着剤又はろう付け、ビス止め等によって支柱1dを
固定すればよいので、基体10組立て、加工には困難な
作業は伴なわない。
との間が例えばAt製の支柱1dによって何箇所かで連
結せしめられている。 この場合には、両板部1a、l
bを夫々製作した後、これら画板部に対し熱伝導性の良
い接着剤又はろう付け、ビス止め等によって支柱1dを
固定すればよいので、基体10組立て、加工には困難な
作業は伴なわない。
また、画板部1a−1b間には、ヘッドの幅方向でも外
部に連通した間隙21′が形成されるので、上述した如
き通風を行なう場合には、風の出口が増え、それだけ放
熱効果の向上が期待できる。
部に連通した間隙21′が形成されるので、上述した如
き通風を行なう場合には、風の出口が増え、それだけ放
熱効果の向上が期待できる。
なお、上記の如くに構成されたヘッドは、更に次に示す
ように従来のヘッドにはない優れた作用効果を奏する。
ように従来のヘッドにはない優れた作用効果を奏する。
まず、発熱部2と共にICチップ4を共通の支持体であ
る基体1上に設けていることであシ、これによってヘッ
ド構成が著しく簡略化若しくはコンパクトなものとなる
。 この場合、特にIC部は、ICチップ4のマウント
及び配線へのワイヤボンディングで実装されるが、作動
時にICチップ4から発生する熱は下地の基板5(更に
は1)を通して放散されるから、ICの熱破壊を効果的
に防止できる。 また、プリント基板5は発熱部2側の
抵抗体板3に対し上記間隙6を置いて分離して対向配置
されているので、発熱部2で生じた熱はプリント基板5
側へ殆んど伝達されることはなく、この点でもIC部を
有効に保護することができる。
る基体1上に設けていることであシ、これによってヘッ
ド構成が著しく簡略化若しくはコンパクトなものとなる
。 この場合、特にIC部は、ICチップ4のマウント
及び配線へのワイヤボンディングで実装されるが、作動
時にICチップ4から発生する熱は下地の基板5(更に
は1)を通して放散されるから、ICの熱破壊を効果的
に防止できる。 また、プリント基板5は発熱部2側の
抵抗体板3に対し上記間隙6を置いて分離して対向配置
されているので、発熱部2で生じた熱はプリント基板5
側へ殆んど伝達されることはなく、この点でもIC部を
有効に保護することができる。
プリント基板5と抵抗体板3とが上記のように分離して
設けることの他の利点としては、そのように構成するこ
とによって抵抗体板3自体の幅を狭くできる(即ち小幅
で長尺状の抵抗体板にできる)から、発熱体層8を例え
ばスパッタ法で形成する際に抵抗体板3をスパッタ装置
内へ装入し易く、また一度に処理される抵抗体板の個数
も増やせるために量産性が向上することになる。
設けることの他の利点としては、そのように構成するこ
とによって抵抗体板3自体の幅を狭くできる(即ち小幅
で長尺状の抵抗体板にできる)から、発熱体層8を例え
ばスパッタ法で形成する際に抵抗体板3をスパッタ装置
内へ装入し易く、また一度に処理される抵抗体板の個数
も増やせるために量産性が向上することになる。
また、ICチップ4をマウントするプリント基板5は、
第1図及び第2図に示した如く、ICチップの一定個数
毎に別々に設けられていることも重要である。 これは
、ICチップのワイヤボンディングとの関連で顕著な効
果がある。 一般に知られているように、全自動化され
たワイヤボンディング時の歩留りは、ボンディング位置
のずれ等の要因から0.998(99,8%)であると
され、ワイヤ数(n)に応じて(0,998)”になる
ものとされている。 従って仮に、上記とは異なって1
枚のみのプリント基板上に多数のICチップをマウント
したとき、例えばワイヤの総本数を3000本とすれば
歩留は(0,g g B ) 30.Goキ0.002
5 となることがある。 これに対し、本実施例のよう
にプリント基板5を幾つかに分けると、プリント基板上
のICチップ数(従ってワイヤ本数)を減らせるから、
各プリント基板5上のICチップ数に対応したワイヤ本
数を各プリント基板毎に例えば500本にでき、このた
めにワイヤボンディングの歩留は各プリント基板につい
て夫々(0,998)”’中0.3675となる。 従
って、本実施例のようにプリント基板を複数(例えば6
枚)に分けることによって、歩留が大幅に向上すること
になる。
第1図及び第2図に示した如く、ICチップの一定個数
毎に別々に設けられていることも重要である。 これは
、ICチップのワイヤボンディングとの関連で顕著な効
果がある。 一般に知られているように、全自動化され
たワイヤボンディング時の歩留りは、ボンディング位置
のずれ等の要因から0.998(99,8%)であると
され、ワイヤ数(n)に応じて(0,998)”になる
ものとされている。 従って仮に、上記とは異なって1
枚のみのプリント基板上に多数のICチップをマウント
したとき、例えばワイヤの総本数を3000本とすれば
歩留は(0,g g B ) 30.Goキ0.002
5 となることがある。 これに対し、本実施例のよう
にプリント基板5を幾つかに分けると、プリント基板上
のICチップ数(従ってワイヤ本数)を減らせるから、
各プリント基板5上のICチップ数に対応したワイヤ本
数を各プリント基板毎に例えば500本にでき、このた
めにワイヤボンディングの歩留は各プリント基板につい
て夫々(0,998)”’中0.3675となる。 従
って、本実施例のようにプリント基板を複数(例えば6
枚)に分けることによって、歩留が大幅に向上すること
になる。
ICチップ4は各プリント基板5毎にマウントされ、ワ
イヤボンディングされた後に、各プリン 。
イヤボンディングされた後に、各プリン 。
ト基板5が基体1上に接着等で固定されるが、この際、
基体1には必ずと言ってよい相反)があり、その表面は
全体として平担ではない。 このため、仮に、1枚のみ
のプリント基板を基体1上に固定した場合、両者の密着
性が悪く、接着不良が生じ易い。 しかし−、本実施例
によれば、プリント基板を分割し、個々に基体1上に固
定できるので、上記に比べて基体10表面性の影響を緩
和し、個々のプリント基板5の基体1に対する密着性は
良くなシ、接着強度が向上する。 加えて、各プリント
基板5の位置は、その固定時に独立して決めることがで
きるから、例えばフィルムキャリアテープ7上の各リー
ド15に対し各配線12が可能な限シ正確に対応するよ
うに各プリント基板5を位置調整でき、その調整に自由
度をもたせることができる。
基体1には必ずと言ってよい相反)があり、その表面は
全体として平担ではない。 このため、仮に、1枚のみ
のプリント基板を基体1上に固定した場合、両者の密着
性が悪く、接着不良が生じ易い。 しかし−、本実施例
によれば、プリント基板を分割し、個々に基体1上に固
定できるので、上記に比べて基体10表面性の影響を緩
和し、個々のプリント基板5の基体1に対する密着性は
良くなシ、接着強度が向上する。 加えて、各プリント
基板5の位置は、その固定時に独立して決めることがで
きるから、例えばフィルムキャリアテープ7上の各リー
ド15に対し各配線12が可能な限シ正確に対応するよ
うに各プリント基板5を位置調整でき、その調整に自由
度をもたせることができる。
更に、本実施例によれば、上記の如くに位置調整された
プリント基板5上の各配線12と、発熱部2側の信号電
極配線IOとの間が、上記したフィルムキャリアテープ
7のリード15によってビームリード方式で電気的(及
び機械的)に接続され、かつこの場合にICチップ4の
複数個(図面では例えば2個)に対し1枚のテープ7が
使用されている。 1個のICチップ4に対し1枚のテ
ープ7を使用してもよいが、上記のように複数のICチ
ップ当シ1枚のテープ7を使用すれば、ヘッド全体とし
てのフィルムキャリアテープの使用枚数を減らせ、この
分かなシのコストダウンを図れることになる。 本例の
フィルムキャリアテープ7は夫々、ICチップ4を別の
プリント基板5上にマウントしたために、配線としての
Cuリード15のみを所定パターンに設けるだけでよく
、そのパターンは簡略化できる。 しかも、ICチップ
4をすべてプリント基板5側に配し、これを配線12、
リード15、配線10を介して発熱部2に接続する構造
であるから、ICチップの実装密度を高めることができ
、テープ7では配線本数に応じた数のリードを公知のメ
タライジング技術で容易かつ正確に形成することができ
る。
プリント基板5上の各配線12と、発熱部2側の信号電
極配線IOとの間が、上記したフィルムキャリアテープ
7のリード15によってビームリード方式で電気的(及
び機械的)に接続され、かつこの場合にICチップ4の
複数個(図面では例えば2個)に対し1枚のテープ7が
使用されている。 1個のICチップ4に対し1枚のテ
ープ7を使用してもよいが、上記のように複数のICチ
ップ当シ1枚のテープ7を使用すれば、ヘッド全体とし
てのフィルムキャリアテープの使用枚数を減らせ、この
分かなシのコストダウンを図れることになる。 本例の
フィルムキャリアテープ7は夫々、ICチップ4を別の
プリント基板5上にマウントしたために、配線としての
Cuリード15のみを所定パターンに設けるだけでよく
、そのパターンは簡略化できる。 しかも、ICチップ
4をすべてプリント基板5側に配し、これを配線12、
リード15、配線10を介して発熱部2に接続する構造
であるから、ICチップの実装密度を高めることができ
、テープ7では配線本数に応じた数のリードを公知のメ
タライジング技術で容易かつ正確に形成することができ
る。
第1図は、他の実施例を示すものであるが、この例では
、上記のフィルムキャリアテープ7に代えて、両配線1
2−10の接続にワイヤ16によるワイヤボンディング
を適用している。 この接続方式は、既存のボンディン
グ技術によって充分に可能である。
、上記のフィルムキャリアテープ7に代えて、両配線1
2−10の接続にワイヤ16によるワイヤボンディング
を適用している。 この接続方式は、既存のボンディン
グ技術によって充分に可能である。
なお、第3図においてテープ7上にリード15を形成す
る代りに通常の配線を形成し、これらを上記配線12.
10とワイヤボンディングすることも可能でおる。 ま
た、ICチップ4は、上記したようにワイヤボンディン
グで配線12と接続する以外にも、フリップチップ方式
、TAB方式等のボンディング方法を採用してよいが、
この場合にはワイヤレスなのでワイヤの切断、破壊がな
く、接続の信頼性がよシ向上する。
る代りに通常の配線を形成し、これらを上記配線12.
10とワイヤボンディングすることも可能でおる。 ま
た、ICチップ4は、上記したようにワイヤボンディン
グで配線12と接続する以外にも、フリップチップ方式
、TAB方式等のボンディング方法を採用してよいが、
この場合にはワイヤレスなのでワイヤの切断、破壊がな
く、接続の信頼性がよシ向上する。
1
第扮図は、更に他の実施例を示すものである。
この例によれば、上述した例とは異なって、発熱部2と
IC部とを共通の基体1の表側の第1板部la上と裏側
の第2板部lb上とに夫々設けている。 このためには
、基体1の端部にスルーホール17を形成し、公知のス
ルーホールメッキ技術等によってM配線10を基体1の
表側から裏側にまで延設し、との延設部分を上述した配
線12に置き換えて使用することができる。 このよう
にすれば、ヘッドを更にコンパクト化できると同時に、
発熱部とIC部との接続にワイヤボンディングやフィル
ムキャリアテープが不要となるから、信頼性が更に向上
する。 この場合、発熱部20発熱がIC部へ影響しな
いように、基体1に形成した間隙21内に上述した如く
に風を通して放熱することができる。
IC部とを共通の基体1の表側の第1板部la上と裏側
の第2板部lb上とに夫々設けている。 このためには
、基体1の端部にスルーホール17を形成し、公知のス
ルーホールメッキ技術等によってM配線10を基体1の
表側から裏側にまで延設し、との延設部分を上述した配
線12に置き換えて使用することができる。 このよう
にすれば、ヘッドを更にコンパクト化できると同時に、
発熱部とIC部との接続にワイヤボンディングやフィル
ムキャリアテープが不要となるから、信頼性が更に向上
する。 この場合、発熱部20発熱がIC部へ影響しな
いように、基体1に形成した間隙21内に上述した如く
に風を通して放熱することができる。
1
なお、第旬図において、スルーホール17を介しての接
続以外にも、配線10を基体1の側端面上で表から裏へ
と延設しても差支えない。
続以外にも、配線10を基体1の側端面上で表から裏へ
と延設しても差支えない。
である。
この例では、第1図〜第3図に示した例とは異なシ、側
基板3と5とを対接せしめ、信号電極配線10と出力配
線12とは各基板3.5の対接部拠にまで夫々延び、そ
こで終焉している。 この対接5 部がでは各配線10.12に対し、第圀図の如くに予め
半田ペースト44.45が夫々塗布されていて、側基板
3.5を互いにつき合して基体1上に接着固定した状態
で乾燥炉に入れ、加熱、乾燥させることによシ、溶融一
体化してなる半田層46を介して両配線1O112を接
着(即ち電気的、機械的に完全1斗 に接続)したものである(第玲図参照)。 この1+ 場合、第扮図に示す如く、発熱部2側の基板3の直下に
は絶縁性シート47が設けられ、側基板3.5間の絶縁
分離と共に上記半田付は時の信頼性の確保(側基板間の
対接距離を上記半田ペースト44.45の厚み分に相当
して規定していること)を図っている。 しかも、絶縁
性シート47は上記対接部あ下で基板3からある程度突
出しているので、この突出部分によって半田46が垂れ
下るのを防止している。
基板3と5とを対接せしめ、信号電極配線10と出力配
線12とは各基板3.5の対接部拠にまで夫々延び、そ
こで終焉している。 この対接5 部がでは各配線10.12に対し、第圀図の如くに予め
半田ペースト44.45が夫々塗布されていて、側基板
3.5を互いにつき合して基体1上に接着固定した状態
で乾燥炉に入れ、加熱、乾燥させることによシ、溶融一
体化してなる半田層46を介して両配線1O112を接
着(即ち電気的、機械的に完全1斗 に接続)したものである(第玲図参照)。 この1+ 場合、第扮図に示す如く、発熱部2側の基板3の直下に
は絶縁性シート47が設けられ、側基板3.5間の絶縁
分離と共に上記半田付は時の信頼性の確保(側基板間の
対接距離を上記半田ペースト44.45の厚み分に相当
して規定していること)を図っている。 しかも、絶縁
性シート47は上記対接部あ下で基板3からある程度突
出しているので、この突出部分によって半田46が垂れ
下るのを防止している。
上記した接続構造において、半田層46を形成するため
の半田ペースト44.45は、側基板3.5の中間の熱
膨張係数を有していることが加熱、溶融、更には固化時
における熱膨張及び熱収縮にょるり添加しておくとよい
。 また、上記接続構造を形成するには、上記配線10
.12を公知のメタライジング技術(蒸着又はスパンタ
法による配線材料の付着後にフォトリングラフィによる
パターニングを行なうこと)によって形成し、しかる後
に各配線10.12の端部において側基板3.5の側端
面にる0 また、上記の絶縁性シート47は、発熱部2で発或いは
シート47の代シに、ペースト状の良熱伝導性材料を基
体1上に塗布し、これを介して基板3を基体1に対し固
定してもよい。
の半田ペースト44.45は、側基板3.5の中間の熱
膨張係数を有していることが加熱、溶融、更には固化時
における熱膨張及び熱収縮にょるり添加しておくとよい
。 また、上記接続構造を形成するには、上記配線10
.12を公知のメタライジング技術(蒸着又はスパンタ
法による配線材料の付着後にフォトリングラフィによる
パターニングを行なうこと)によって形成し、しかる後
に各配線10.12の端部において側基板3.5の側端
面にる0 また、上記の絶縁性シート47は、発熱部2で発或いは
シート47の代シに、ペースト状の良熱伝導性材料を基
体1上に塗布し、これを介して基板3を基体1に対し固
定してもよい。
以上の如く構成されたヘッドによれば、発熱部2の基板
3とIC部4の基板5とが互いに対接せしめられた状態
で、半田層46を介して両配線10゜12が接着された
構造であるから、フィルムキャリアテープ(更にはワイ
ヤボンディング)を用いた両配線の接続方式に比べ、両
配線の接続にフィルムキャリアテープやワイヤの使用は
全く不要である上に、両配線10.12の対応を容易に
かつ精度良くとることができ、接続の信頼性、ひいては
歩留、コストの面で非常に有利なものとなる。 しかも
、側基板3.5間は間隙21内での通風による放熱効果
も相乗して、可能な限り近づけることができるので、基
体1上の占有面積が減少し、ヘッド構造をそれだけ小型
化若しくはコンパクト化することが可能である。
3とIC部4の基板5とが互いに対接せしめられた状態
で、半田層46を介して両配線10゜12が接着された
構造であるから、フィルムキャリアテープ(更にはワイ
ヤボンディング)を用いた両配線の接続方式に比べ、両
配線の接続にフィルムキャリアテープやワイヤの使用は
全く不要である上に、両配線10.12の対応を容易に
かつ精度良くとることができ、接続の信頼性、ひいては
歩留、コストの面で非常に有利なものとなる。 しかも
、側基板3.5間は間隙21内での通風による放熱効果
も相乗して、可能な限り近づけることができるので、基
体1上の占有面積が減少し、ヘッド構造をそれだけ小型
化若しくはコンパクト化することが可能である。
1斗
なお、第拠図において、絶縁性シート47を一点鎖線の
ように延長すれば、半田46の垂れ下シの影1牛 響を完全に防止できる。 また、例えば第扮図に示した
構造については、配線10.12と同時にこれら両者の
接続部もスクリーン印刷技術で一度に形成し、このまま
両基板3.5を接合せしめ、加熱、焼成すれば、両配線
の形成と同時にそれらの接続も可能である。 従ってこ
の場合には、上述した半田ペースト44.45の塗布は
不要となる。
ように延長すれば、半田46の垂れ下シの影1牛 響を完全に防止できる。 また、例えば第扮図に示した
構造については、配線10.12と同時にこれら両者の
接続部もスクリーン印刷技術で一度に形成し、このまま
両基板3.5を接合せしめ、加熱、焼成すれば、両配線
の形成と同時にそれらの接続も可能である。 従ってこ
の場合には、上述した半田ペースト44.45の塗布は
不要となる。
次に、上述した各実施例によるヘッド、例えば第1図〜
第4図に示したヘッドを使用した感熱記録方法及びその
装置を説明する。
第4図に示したヘッドを使用した感熱記録方法及びその
装置を説明する。
b
第φ図の例によれば、第1図〜第4図に示したヘッドか
をインクフィルム41を介して被記録紙33に当接させ
た感熱転写タイプの感熱記録装置59において、ケース
53内に感熱記録のための各種装置が組込まれている。
をインクフィルム41を介して被記録紙33に当接させ
た感熱転写タイプの感熱記録装置59において、ケース
53内に感熱記録のための各種装置が組込まれている。
被記録紙33は、例えばカセッ)34内に折畳み状態で
収納され、ローラー55を経て熱転写部36へ送られ、
転写後は矢印Aの如く装置外へ排紙される。
収納され、ローラー55を経て熱転写部36へ送られ、
転写後は矢印Aの如く装置外へ排紙される。
インクフィルム41は、供給ロール42から、ガイドロ
ーラ43、駆動ローラー44を経て熱転写部36へ送ら
れ、更に駆動ローラー犯から巻取ジロー2−51に巻取
られる。 なお、インクフィルム41は、例えば供給ロ
ール42とガイドローラー43との間で、熱溶融性イン
ク(図示せず)が塗布されるように構成されている。
ーラ43、駆動ローラー44を経て熱転写部36へ送ら
れ、更に駆動ローラー犯から巻取ジロー2−51に巻取
られる。 なお、インクフィルム41は、例えば供給ロ
ール42とガイドローラー43との間で、熱溶融性イン
ク(図示せず)が塗布されるように構成されている。
インクフィルム41の移動経路中において、駆動ローラ
ー44の手前位置に熱溶融性インクを塗布したインクフ
ィルム41を検出するための7オトセンサ(例えば赤外
光センサ)52が配されている。
ー44の手前位置に熱溶融性インクを塗布したインクフ
ィルム41を検出するための7オトセンサ(例えば赤外
光センサ)52が配されている。
また被記録紙33の検出用として、圧接ローラー48の
手前位置に7オトセンサ(例えば赤外光センサ)53)
(配されている。
手前位置に7オトセンサ(例えば赤外光センサ)53)
(配されている。
熱転写部36には、上述したヘッド加とプラテンローラ
ー54との組が設けられている。 また、被記録紙33
及びインクフィルム41を挾着するための圧接ローラー
48が配されている。 なお、図面中の矢印Bは、圧接
駆動機構を有することを示している。
ー54との組が設けられている。 また、被記録紙33
及びインクフィルム41を挾着するための圧接ローラー
48が配されている。 なお、図面中の矢印Bは、圧接
駆動機構を有することを示している。
こうした感熱記録装置59において注目すべきこ1
とは、第廓図に拡大図示する如くにプラテンローラー5
4とヘッド加との間に被記録紙33とインクフィルム4
1とを発熱部2の位置で挾着して記録を行なう(即ち、
インクフィルム41上の熱溶融性インク(資)を選択的
に加熱、溶融せしめて被記録紙33上に記録パターン関
′を形成する)際に、上述した如きヘッド構成に基いて
発熱部2を図中のヘッド左端側に設けることができるこ
とから、記録直後に被記録紙33をヘッド加昇へ取出せ
ることである。
4とヘッド加との間に被記録紙33とインクフィルム4
1とを発熱部2の位置で挾着して記録を行なう(即ち、
インクフィルム41上の熱溶融性インク(資)を選択的
に加熱、溶融せしめて被記録紙33上に記録パターン関
′を形成する)際に、上述した如きヘッド構成に基いて
発熱部2を図中のヘッド左端側に設けることができるこ
とから、記録直後に被記録紙33をヘッド加昇へ取出せ
ることである。
この結果、記録後、まもない時間内に被記録紙33上の
記録パターン関 を目視することができ、極めて都合が
よい。 これに反し、従来のヘッドのように、発熱部が
ヘッドの中間位置にある場合には、発熱部とヘッド端部
との間には本実施例のヘッドに比較してかなシの距離が
あるため、その分だけ記録直後に被記録紙が出てくるま
でに時間を要し、使用者にとって扱いすらいという問題
が生じる。
記録パターン関 を目視することができ、極めて都合が
よい。 これに反し、従来のヘッドのように、発熱部が
ヘッドの中間位置にある場合には、発熱部とヘッド端部
との間には本実施例のヘッドに比較してかなシの距離が
あるため、その分だけ記録直後に被記録紙が出てくるま
でに時間を要し、使用者にとって扱いすらいという問題
が生じる。
1i+
第W図には、感熱紙を用いる感熱記録装置59を示し、
これによれば、ケース53内にて感熱紙61が供給ロー
ル62から繰出され、ヘッド加とプラテンローラー64
との間で挾着されてヘッド加による加熱で選択的に発色
せしめられる。 そして、この感熱紙は画像が色パター
ンとして記録された状態で搬送ローラー65及び66間
から排出される。
これによれば、ケース53内にて感熱紙61が供給ロー
ル62から繰出され、ヘッド加とプラテンローラー64
との間で挾着されてヘッド加による加熱で選択的に発色
せしめられる。 そして、この感熱紙は画像が色パター
ンとして記録された状態で搬送ローラー65及び66間
から排出される。
以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明の技術的
思想に基いて更に変形が可能である。
思想に基いて更に変形が可能である。
例えば、発熱部及びIC部の配置や形状、層構成、材料
、電気的接続方式等は種々変更してよい。
、電気的接続方式等は種々変更してよい。
上述のプリント基板はヘッド全長に亘って1枚のみ使用
してよいし、また発熱部とICとは単一の基体に対し直
接設けることもできる。 IC部は外付けしてもよい。
してよいし、また発熱部とICとは単一の基体に対し直
接設けることもできる。 IC部は外付けしてもよい。
また、上述の例では、間隙21.21 内での通風を
行なっているが、これは必ずしも必要でなく、画板部1
a−1b間での放熱を充分に行なえるような間隙パター
ンにしておけば間隙からの空気中への自然放熱も可能で
ある。
行なっているが、これは必ずしも必要でなく、画板部1
a−1b間での放熱を充分に行なえるような間隙パター
ンにしておけば間隙からの空気中への自然放熱も可能で
ある。
6、発明の作用効果
本発明は上述した如く、第1及び第2板部間に間隙を設
け、かつこの間隙を外部に連通させるようにしているの
で、支持体の加工及び組立てが容易であって強度も充分
な支持体構造が可能である上に、上記間隙から外部への
放熱を行なえるために放熱効果を高めることができる。
け、かつこの間隙を外部に連通させるようにしているの
で、支持体の加工及び組立てが容易であって強度も充分
な支持体構造が可能である上に、上記間隙から外部への
放熱を行なえるために放熱効果を高めることができる。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は感
熱記録ヘッドの一部分の概略斜視図、第2図は第1図の
拡大平面図、 第3図は第2図のX−X線拡大断面図、第4図は第2図
のY−Y線一部拡大断面図、第5図は放熱動作を示す第
3図のz−2線断面図、 第6図、第7図は他の基体を示す各断面図、第1図は他
の感熱記録ヘッドの一部分の概略斜視図、 第2図は第5図の感熱記録へ・ドの第3図と同様の断面
図、 面図、 2 第A図は更に他の感熱記録ヘッドの一部分の概1t6 第w図は第述図の要部拡大図、 8 第1図は感熱紙を用いる感熱記録装置全体の概略断面図 である。 なお、図面に示された符号において、 i −−−−−−−一 基体 1 a、 1 b−−−−−−−一板部2−−−−−−
−一・発熱部 3−−−−−−−−−一抵抗体板 4−−一−−−−−−I Cチップ 5−−−−−−−−−プリント基板 7−−−−−−−− フィルムキャリアテープ8−−一
−−−−−−発熱体層 9−−−−−−−一接地電極 10−−−−−−−−一信号電極 12−−−−−−−−一配線 13.16−−−−−−−−−ワイヤ 15−−−−−−−−−リード 加−−−一−−−−・感熱記録ヘッド 21.21−−−−−−−一間隙 22−−〜−−−−−ファン 23−−−−−−−一風 である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏 (他1名)第1図 第2図 桑1図 鵠13図
熱記録ヘッドの一部分の概略斜視図、第2図は第1図の
拡大平面図、 第3図は第2図のX−X線拡大断面図、第4図は第2図
のY−Y線一部拡大断面図、第5図は放熱動作を示す第
3図のz−2線断面図、 第6図、第7図は他の基体を示す各断面図、第1図は他
の感熱記録ヘッドの一部分の概略斜視図、 第2図は第5図の感熱記録へ・ドの第3図と同様の断面
図、 面図、 2 第A図は更に他の感熱記録ヘッドの一部分の概1t6 第w図は第述図の要部拡大図、 8 第1図は感熱紙を用いる感熱記録装置全体の概略断面図 である。 なお、図面に示された符号において、 i −−−−−−−一 基体 1 a、 1 b−−−−−−−一板部2−−−−−−
−一・発熱部 3−−−−−−−−−一抵抗体板 4−−一−−−−−−I Cチップ 5−−−−−−−−−プリント基板 7−−−−−−−− フィルムキャリアテープ8−−一
−−−−−−発熱体層 9−−−−−−−一接地電極 10−−−−−−−−一信号電極 12−−−−−−−−一配線 13.16−−−−−−−−−ワイヤ 15−−−−−−−−−リード 加−−−一−−−−・感熱記録ヘッド 21.21−−−−−−−一間隙 22−−〜−−−−−ファン 23−−−−−−−一風 である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏 (他1名)第1図 第2図 桑1図 鵠13図
Claims (1)
- 1、少愈くとも発熱部が支持体上に設けられている感熱
記録ヘッドにおいて、前記支持体が第1板部とこれに対
向した第2板部とからなシ、これら画板部間に外部に連
通した間隙が形成されていることを特徴とする感熱記録
ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22002483A JPS60110467A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 感熱記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22002483A JPS60110467A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 感熱記録ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60110467A true JPS60110467A (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=16744735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22002483A Pending JPS60110467A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 感熱記録ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60110467A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61237663A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-22 | Toshiba Corp | サ−マルプリントヘツド |
JPS6248571A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Toshiba Corp | サ−マルプリントヘツド |
JPH04126857U (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-18 | ローム株式会社 | プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置 |
EP1077135A1 (en) * | 1998-05-08 | 2001-02-21 | Shinko Electric Co. Ltd. | Thermal head and thermal printer |
-
1983
- 1983-11-21 JP JP22002483A patent/JPS60110467A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61237663A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-22 | Toshiba Corp | サ−マルプリントヘツド |
JPS6248571A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Toshiba Corp | サ−マルプリントヘツド |
JPH04126857U (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-18 | ローム株式会社 | プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置 |
EP1077135A1 (en) * | 1998-05-08 | 2001-02-21 | Shinko Electric Co. Ltd. | Thermal head and thermal printer |
EP1077135A4 (en) * | 1998-05-08 | 2001-10-31 | Shinko Electric Co Ltd | THERMAL HEAD AND THERMAL PRINTER |
US6339444B1 (en) | 1998-05-08 | 2002-01-15 | Shinko Electric Co., Ltd. | Thermal heat and thermal printer |
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