JPH04126857U - プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置 - Google Patents

プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置

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JPH04126857U
JPH04126857U JP3324491U JP3324491U JPH04126857U JP H04126857 U JPH04126857 U JP H04126857U JP 3324491 U JP3324491 U JP 3324491U JP 3324491 U JP3324491 U JP 3324491U JP H04126857 U JPH04126857 U JP H04126857U
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JP
Japan
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support member
print head
solid
cavity
attached
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Pending
Application number
JP3324491U
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English (en)
Inventor
史明 田頭
真吾 大山
茂雄 太田
Original Assignee
ローム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ローム株式会社 filed Critical ローム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ等の電気機器に使用されるサー
マルプリントヘッド又はLEDプリントヘッド、或いは
固体撮影素子を、前記電気機器に取付けた棒状の支持部
材に対して取付ける場合において、前記支持部材を軽量
化すると共に、放熱性の向上する。 【構成】 前記支持部材を、その内部に空洞を有する中
空体にして、その内部の空洞を、支持部材の両端面に対
して開口する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙面に対して文字又は図形を印字するためのサマールプリントヘッ ド又はLEDプリントヘッド等のプリントヘッドとか、或いは、紙面の文字又は 図形を電気信号として取り出すための固体撮影素子(イメージセンサー)を、こ れらを使用するファクシミリ等の電気機器に対して取付けるための装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなサーマルプリントヘッド等のプリントヘッドとか、或いは固 体撮影素子は、ファクシミリ等の電気機器における機体に対して、放熱を兼ねた 金属製の棒状支持部材を、ボルト等によって着脱可能に取付け、この支持部材に 対して、当該支持部材の長手方向に沿って並ぶように取付けると言う構成にして いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、支持部材に取付けたプリントヘッド又は固体撮影素子を紙面に対し て接触したとき、前記支持部材が、その長手方向に対して湾曲するように歪み変 形すると、紙面に対する接触圧に強弱ができて、印字むら等の不具合が発生する ことになるから、前記支持部材は、その湾曲歪み変形を出来るだけ僅少にできる 断面係数を有するものに構成することが必要である。
【0004】 しかし、最近では、紙面幅がA0 (841mm)サイズとか、或いはA1 (5 94mm)サイズ等の大型のファクシミリやプロッタ等が使用されるようになり 、この大型のファクシミリやプロッタに対して、前記従来の取付け構造を適用す る場合には、前記支持部材の長さ寸法も、前記紙面幅よりも長くしなければなら なず、従って、この支持部材は、その断面係数を著しく大きいものに構成しなけ ればならないから、重量が大幅に増大するばかりか、材料費が嵩み、製造コスト がアップするのであり、しかも、前記支持部材の断面係数を大きくすることは肉 厚状になって、当該支持部材からの放熱性が低下し、換言すると、支持部材に熱 がこもることになるから、当該支持部材に取付けたプリントヘッド又は固体撮影 素子に、熱による誤動作が発生するおそれが大きくなるのであった。
【0005】 本考案は、紙面幅がA0 サイズとか、或いはA1 サイズ等の大型のファクシミ リやプロッタ等に適用した場合において、前記のような問題を招来することがな いようにした取付け装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、ファクシミリ等の電気機器に、金属 製の支持部材を、ボルト等にて着脱可能に取付け、この支持部材に、プリントヘ ッド又は固体撮影素子を、当該支持部材の長手方向に沿って並ぶように取付けて 成る取付け装置において、前記支持部材を、その内部に当該支持部材の長手方向 に延びる空洞を有する中空体に構成し、更に、前記支持部材の内部における空洞 を、当該支持部材における長手方向の両端面に対して開口する構成にした。
【0007】
【作用】
プリントヘッド又は固体撮影素子を取付ける支持部材を、前記のように、その 内部に当該支持部材の長手方向に延びる空洞を有する中空体に構成すると、この 支持部材の断面係数を、当該支持部材における重量の大幅な増大を招来すること なく、大きくすることができると共に、材料の使用量を低減できるのである。
【0008】 そして、前記支持部材を、中空体に構成することに加えて、その内部の空洞を 、当該支持部材の両端面に開口する構成にしたことにより、この支持部材に、こ れに取付けたプリントヘッド又は固体撮影素子から発生する熱が伝わると、その 内部の空洞内における空気が暖められて、大気中の空気と自然対流によって入れ 代わることになるから、前記支持部材に熱がこもることはなく、当該支持部材か らの放熱性を大幅に向上できるのであり、また、前記支持部材の内部における空 洞を、当該支持部材の両端に対して開口したことにより、場合によっては、前記 空洞内に空気を強制通風するように構成することも容易にできるのである。
【0009】
【考案の効果】
従って、本考案によると、サーマルプリントヘッド等のプリントヘッド又は固 体撮影素子を、支持部材を介してファクシミリ等の電気機器に取付ける場合にお いて、その取付け部の重量が、紙面幅に追従し増大することを防止できて、軽量 化を確実に達成できると共に、材料費を節減できるのであり、しかも、前記支持 部材からの放熱性を大幅に向上できるから、プリントヘッド又は固体撮影素子に 熱による誤動作が発生することを確実に低減できる効果を有する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面について説明する。 図において符号1は、棒状に形成した支持部材を示し、この支持部材1は、フ ァクシミリ等の電気機器(図示せず)から突出する少なくとも左右一対のブラケ ット2に対してボルト3にて着脱可能に取付けられ、且つ、この支持部材1には 、単位長さwの単位サーマルプリントヘッド4aの複数個を、当該支持部材1の 長手方向に沿って一列状に並ぶように取付けて、その全体として、A0 サイズ又 はA1 サイズの紙面に対応する所定の印字幅Wのサーマルプリントヘッド4を構 成する。
【0011】 そして、前記支持部材1を、その内部に当該支持部材1の長手方向に延びる空 洞5を有する中空体に構成し、更に、前記支持部材1の内部における空洞5を、 当該支持部材1における長手方向の両端面1a,1bに対して開口するように構 成する。 この場合、前記中空状の支持部材1は、アルミニウム又はアルミニウム合金製 で、押し出し成形によって製作するようにする。
【0012】 そして、サーマルプリントヘッド4を取付ける支持部材1を、前記のように、 その内部に当該支持部材1の長手方向に延びる空洞5を有する中空体に構成する と、この支持部材1の断面係数を、当該支持部材1における重量の大幅な増大を 招来することなく、大きくすることができると共に、材料の使用量を低減できる のである。
【0013】 そして、前記支持部材1を、中空体に構成することに加えて、その内部の空洞 5を、当該支持部材1における長手方向の両端面1a,1bに対して開口する構 成にしたことにより、この支持部材1に、これに取付けたサーマルプリントヘッ ド4から発生する熱が伝わると、その内部の空洞5内における空気が暖められて 、大気中の空気と自然対流によって入れ代わることになるから、前記支持部材1 に熱がこもることはなく、当該支持部材1からの放熱性を大幅に向上できるので ある。
【0014】 この場合において、前記支持部材1内における空洞5を、当該支持部材1の両 端面1a,1bに対して開口する構成にしたことにより、前記空洞5における支 持部材1の一端面1aに対する開口部に、送風フアン6からの送風ダクト7を接 続することにより、前記空洞5内を、前記送風フアン6にて強制通風するように 構成することが容易にできるのである。
【0015】 なお、支持部材1を、その内部に空洞5を設けることで中空断面に形成するに 際しては、前記図1に示すような形態の中空断面に形成することに限らず、図3 又は図4に示すような形態の中空断面に形成するようにしても良いのであり、ま た、本考案は、前記実施例のように、サーマルプリントヘッドの取付けに限らず 、LEDプリントヘッド又は固体撮影素子の取付けに対しても適用できることは 言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の第3実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 支持部材 1a,1b 支持部材の両端面 2 ブラケット 3 取付け用ボルト 4 サーマルプリントヘッド 5 空洞 6 送風フアン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9111−2C B41J 25/28 Z 8804−2C 29/00 P

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ等の電気機器に、金属製の支
    持部材を、ボルト等にて着脱可能に取付け、この支持部
    材に、サーマルプリントヘッド等のプリントヘッド又は
    固体撮影素子を、当該支持部材の長手方向に沿って並ぶ
    ように取付けて成る取付け装置において、前記支持部材
    を、その内部に当該支持部材の長手方向に延びる空洞を
    有する中空体に構成し、更に、前記支持部材の内部にお
    ける空洞を、当該支持部材における長手方向の両端面に
    対して開口するように構成したことを特徴とするプリン
    トヘッド又は固体撮影素子の取付け装置。
JP3324491U 1991-05-14 1991-05-14 プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置 Pending JPH04126857U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3324491U JPH04126857U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置
EP19920107192 EP0513585A3 (en) 1991-05-14 1992-04-28 Printing unit incorporating thermal head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3324491U JPH04126857U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04126857U true JPH04126857U (ja) 1992-11-18

Family

ID=31915973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3324491U Pending JPH04126857U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 プリントヘツド又は固体撮影素子の取付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04126857U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55144154A (en) * 1979-04-30 1980-11-10 Matsushita Electric Works Ltd Method of patterning inorganic board
JPS6011380A (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 Toshiba Corp 発熱装置用放熱盤
JPS60110467A (ja) * 1983-11-21 1985-06-15 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 感熱記録ヘッド

Patent Citations (3)

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