JP2707798B2 - サーマルヘッドの冷却装置 - Google Patents

サーマルヘッドの冷却装置

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JP2707798B2
JP2707798B2 JP2132162A JP13216290A JP2707798B2 JP 2707798 B2 JP2707798 B2 JP 2707798B2 JP 2132162 A JP2132162 A JP 2132162A JP 13216290 A JP13216290 A JP 13216290A JP 2707798 B2 JP2707798 B2 JP 2707798B2
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thermal head
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duct
cooling
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隆蔵 宇根
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、感熱記録印画装置のサーマルヘッドの冷
却において、とくに印画装置内部の温度上昇を少なくす
る構成に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特開昭60−147374号公報に示された従
来のサーマルヘッドの冷却装置の要部斜視図である。
図において、(1)はサーマルヘッド、(2)はサー
マルヘッド(1)に取り付けられた放熱フィン、(3)
はプラテン、(4)は印画用紙、(5)は送風器、
(6)は送風器(5)からの送風を導く導管、(7)は
導管(6)に設けられ送風を吹き出すスロットである。
上記の様に構成された従来のサーマルヘッドの冷却装
置の動作を説明する。感熱記録印画装置においては、サ
ーマルヘッド(1)の発熱素子に印加される電気信号に
よる発熱で印画用紙(4)に所定の画像を印画してゆ
く。この印画の画素の形成量は発熱素子の温度、即ち発
熱素子へ印加される電気エネルギー量とサーマルヘッド
(1)自身の温度に影響される。発熱素子への印加電気
エネルギー量は、その制御回路で必要量に制御されてい
る。一方サーマルヘッド(1)は印画による熱蓄積を放
熱フィン(2)から放散させ温度上昇を抑制している。
また、放熱フィン(2)からの熱放散効率を良くするた
めとサーマルヘッド(1)の温度分布を均一にするた
め、送風器(5)からの送風をスロット(7)から放熱
フィン(2)へ吹き付けている。
一般に上記従来例に示すようにサーマルヘッドの冷却
装置は印画装置を構成する外装ケース内に設けられてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のサーマルヘッドの冷却装置は以上の様に構成さ
れているので、送風器(5)から放熱フィン(2)へ吹
き付けられ温度上昇した空気は印画装置の外装ケース内
を循環するので、内部の空気温度は次第に上昇する。従
って、サーマルヘッド(1)の温度も上昇し、印画の画
素の形成量が次第に異なってくる。また、印画装置の内
部温度上昇は印画装置を構成する各種の部品、とくに電
気部品の寿命を短くするなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、サーマルヘッドを冷却した空気が印画装置の
内部温度上昇させないサーマルヘッドの冷却装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の請求項1に係るサーマルヘッドの冷却装置
は、サーマルヘッドに取り付けられた放熱フィンへの冷
却空気流を生成する通風手段と、放熱フィンの冷却後の
空気流を印画装置の外部に導くダクトを押接アーム内空
間に設けたものである。
〔作用〕
この発明のサーマルヘッドの冷却装置は、ダクトが放
熱フィンの冷却後の温められた空気を印画装置の外部に
導くとともに、ダクトが印画装置の内部に効率よく配設
される。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す要部斜視図、第2
図は第1図の線A−Aの断面図である。図において、
(1)〜(6)は上記従来例において説明のものと同様
である。
(8)は印画装置の外装ケース、(8a)は外装ケース
(8)の所定の側部に設けられた通風孔、(9)はダク
トであり、通風孔(8a)に対抗する位置に一方の開口を
向け、この開口部に通風手段としての送風器(5)が配
設されており、ダクト(9)内の空気を通風孔(8a)を
通して印画装置の外へ排出する。ダクト(9)の他方の
開口は放熱フィン(2)に面して設けられている。
(10)はカバーであり、放熱フィン(2)のヒダの部
分を多い略中央にヒダの間を通る空気を集める集気孔
(10a)が設けられている。(11)は集気孔(10a)の周
囲とダクト(9)の他方の開口の周囲との間を弾力的に
接続し、印画装置の内部と遮断する蛇腹である。(12)
はカバー(10)及び蛇腹(11)を介してダクト(9)の
他方の開口と放熱フィン(2)を係止するフック、(1
3)は熱転写用インクシート、(14)はプラテン(3)
へサーマルヘッド(1)の押圧を与える押バネ、(15)
はサーマルヘッド(1)及び放熱フィン(2)を保持す
る支持アームであり、軸(16)に回動可能に支持され、
軸(16)を支点にサーマルヘッド(1)とプラテン
(3)を開離させることができる。(17)は押接アーム
であり、軸(16)に支持され図示しないカムの動きによ
り押バネ(14)を介してサーマルヘッド(1)に押接力
を与える。そして、押接アーム(17)の腕の部分は内部
が空洞に形成されており、この空洞がダクト(9)を構
成している。また、ダクト(9)の一方の開口近傍に押
接アーム(17)が軸(16)により回動可能に支持されて
いるのでプラテン(3)からサーマルヘッド(1)を開
離させるときダクト(9)も同時に回動する。フック
(12)の係止を外すとサーマルヘッド(1)と分離して
押接アーム(17)だけを回動することもできる。
上記の様に構成されたサーマルヘッドの冷却装置にお
いては、送風器(5)の作動により図中BからCへの空
気流が生成され、この空気流はサーマルヘッド(1)の
熱を放熱フィン(2)を介して冷却し、温められた空気
は蛇腹(11),ダクト(9)及び通風孔(8a)を通して
印画装置の外へ排出される。従って、サーマルヘッド
(1)を冷却して温められた空気が印画装置内を循環し
ないので印画装置内の温度上昇が防げる。
また、押接アーム(17)の腕の部分を空洞にしてダク
ト(9)が構成されているのでダクト(9)として特別
に構成する部品が不用であり、印画装置内のスペース効
率がよくなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば放熱フィンへ
の冷却用空気流を生成する通風手段と、放熱フィンの冷
却後の空気流を印画装置の外部に導くダクトを押接アー
ム内空間に設けたることにより、放熱フィンを介してサ
ーマルヘッドを冷却した空気が印画装置の内部温度上昇
を防ぐとともに、ダクトとして特別に構成する部品が不
用であり、印画装置内のスペース効率がよいサーマルヘ
ッドの冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す要部斜視図、第2図
は第1図の線A−Aの断面図、第3図は従来のサーマル
ヘッドの冷却装置の要部斜視図である。 図において、(1)はサーマルヘッド、(2)は放熱フ
ィン、(3)はプラテン、(5)は通気手段としての送
風器、(8a)は通風孔、(9)はダクト、(10)はカバ
ー、(12)はフック、(15)は支持アーム、(16)は
軸、(17)は押接アームである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンに接離可能なサーマルヘッド、こ
    のサーマルヘッドを上記プラテンに押接させる押接アー
    ムを有し、上記サーマルヘッドをインクシート及び印画
    用紙を介在させ上記プラテンに押接して上記サーマルヘ
    ッドへの電気信号により熱転写印画を行なう印画装置の
    内部に配設されたサーマルヘッドの冷却装置において、
    上記サーマルヘッドに取り付けられた放熱フィン、この
    放熱フィンへの冷却空気流を生成する通気手段、上記放
    熱フィンを冷却した後の空気流を該印画装置の外部に導
    くダクトを上記押接アーム内空間に設けたことを特徴と
    するサーマルヘッドの冷却装置。
JP2132162A 1989-08-03 1990-05-21 サーマルヘッドの冷却装置 Expired - Lifetime JP2707798B2 (ja)

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JP20322589 1989-08-03
JP1-203225 1989-08-03
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JPS60168955A (ja) * 1984-02-09 1985-09-02 Tokyo Seimitsu Co Ltd 送りナツトの振れ逃げ装置
JPH01115668A (ja) * 1987-10-30 1989-05-08 Hitachi Ltd 熱転写プリンタ

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