JPH0576754U - 印字ヘッド - Google Patents

印字ヘッド

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Publication number
JPH0576754U
JPH0576754U JP2452792U JP2452792U JPH0576754U JP H0576754 U JPH0576754 U JP H0576754U JP 2452792 U JP2452792 U JP 2452792U JP 2452792 U JP2452792 U JP 2452792U JP H0576754 U JPH0576754 U JP H0576754U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print head
heat
cooling fan
heat radiation
back surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2452792U
Other languages
English (en)
Inventor
浩二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2452792U priority Critical patent/JPH0576754U/ja
Publication of JPH0576754U publication Critical patent/JPH0576754U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ヘッド本体のより効果的な放熱を達成す
ることにより、印字濃淡のバラツキをなくすと共に高速
印字や高密度印字も可能とする。 【構成】 印字ヘッド本体12の背面に第1の放熱用フ
ィン14を装着しており、その放熱用フィン14の背面
に冷却ファン16が取り付けてある。さらに、その冷却
ファン16の背面に第2の放熱用フィン18が取り付け
られている。この2つの放熱用フィン14、18と1つ
の冷却ファン16とは複数本のネジ20によって固定さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、文字、図形等を印字する印字装置の印字ヘッドに係り、特に、高速 印字を行なう際に、印字ヘッド本体に内蔵されるマグネットコイルの発熱による 印字ヘッド本体の加熱を効果的に防ぐようにした印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印字ヘッドには、図4もしくは図5に示すような放熱手段が設けられて いた。
【0003】 図4に示した印字ヘッド40は印字ヘッド本体42の背面に熱を放散するため の放熱用フィン44を設けたものである。また図示しないが、印字ヘッド本体の 背面に冷却ファンを設け、該冷却ファンにより印字ヘッド本体を冷却するように したものもある。
【0004】 図5に示した印字ヘッド50は印字ヘッド本体52の背面に放熱用フィン54 を設け、更にその背面に冷却ファン56を取り付けて放熱を行う方式のものであ る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの方式では、印字ヘッドの発熱量が少ない場合には問題 はないが、より高速あるいは高密度で印字を行った場合に発熱量が大量に増加し てしまうと、放熱効果よりも発熱の方が優勢となりオーバーヒート状態になって しまい、放熱効果について十分考慮されておらず問題があった。そのために印字 の濃淡にバラツキが生じたり、高速印字や高密度印字が達成できないという問題 があった。
【0006】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的と するところは、印字ヘッド本体のより効果的な放熱を達成した印字ヘッドを提供 することにある。これにより印字濃淡のバラツキのない、しかも高速印字や高密 度印字も可能ならしめんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の印字ヘッドは、印字ヘッド本体の背面に該 印字ヘッド本体の発熱を放散させる第1の放熱用フィンを設け、該第1の放熱用 フィンの背面に前記第1の放熱用フィンに冷風を送る冷却ファンを設け、該冷却 ファンの背面に前記第1の放熱用フィンからの放熱を放散させる第2の放熱用フ ィンを設けている。
【0008】
【作用】
上記の構成を有する本考案の印字ヘッドでは、印字ヘッド本体の発熱はその背 面に直接取り付けた第1の放熱用フィンにより大量に放熱され、その放散熱は更 にそのすぐ背面に設置してある冷却ファンによって放散され、これが更にその冷 却ファンの背面に設置してある第2の放熱用フィンによって外気中へ放散される 。したがって印字ヘッド本体からの放熱は促進され、印字ヘッド本体が加熱され ることは回避される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。 図1は本考案に係る印字ヘッド10を示したものであり、インパクト型ドット プリンタの場合を例示している。
【0010】 本実施例では、印字ヘッド本体12の背面に第1の放熱用フィン14を装着し ており、その放熱用フィン14の背面に冷却ファン16が取り付けてある。さら に、その冷却ファン16の背面に第2の放熱用フィン18が取り付けられている 。
【0011】 本実施例ではこの2つの放熱用フィン14、18と1つの冷却ファン16とを 複数本のネジ20によって固定している。この固定用ネジ20は、印字ヘッド本 体12の発熱に伴って第1の放熱用フィン14に伝わってきた熱を第2の放熱用 フィン18にも伝えるという働きを持つ。
【0012】 この様な構造を持つ本実施例では、印字ヘッド本体12の発熱が少ない場合に は、第1の放熱用フィン14から熱が放散されるばかりで第2の放熱用フィン1 8には余り熱は伝わらない。
【0013】 しかし、印字ヘッドの発熱が大量に増加すると、第1の放熱用フィン14から 熱を放散すると同時にネジ20の熱伝導効果により、第2の放熱用フィン18に 熱が伝わる。
【0014】 そうして2つの放熱用フィンの中間に位置する冷却用ファン16の冷却風によ っても効果的に第1の放熱用フィン14からの熱を放散する事が可能となる。
【0015】 本実施例では、2つの放熱用フィンを用いて冷却用ファンをサンドイッチ状に 挟み込んだ構造になっているが、図2に示した印字ヘッド10aのように、第1 の放熱用フィン14と第2の放熱用フィン18とを一体形状で形成し、その中間 に冷却用ファン16を配置することも可能である。
【0016】 図3は本考案に係る印字ヘッド30の更に別の実施例であり、第2の放熱用フ ィンを印字ヘッド全体を覆うようなカバー状フィン22にしたものである。これ により、熱の放散と同時に印字ヘッドが高温になってもカバー状フィン22が印 字ヘッド前面から熱を奪い、それを冷却用ファン16の冷却風により放散するこ とが可能となる。
【0017】 上記の実施例では第1の放熱用フィンと第2の放熱用フィンとの間の熱伝導に 固定用ネジを使用しているが、専用の熱伝導用構造を持たせることも可能である 。なお、上記の実施例においては印字装置がインパクト型ドットプリンタの場合 を例示したがサーマル形式、またはインクジェット形式等で印字する印字装置等 にも適用することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、本考案の印字ヘッドは、印字ヘッド本体 に直接取り付けた第1の放熱用フィンにより大量に熱が導かれ、そしてそのすぐ 背面に設置してある冷却ファンにより熱が放散されると同時に、冷却ファンの更 に背面に設置してある第2放熱用フィンにも熱が伝わり、そこでは冷却ファンに 熱が吹い出される形となる。この様にして効果的に熱を放散し、印字ヘッドを冷 却することが可能となる。したがって高速印字によっても印字ヘッド自体の高熱 化が回避され、印字濃度のバラツキのない良品質の印字が達成されるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る印字ヘッドの冷却構造
を示した断面図である。
【図2】本考案の他の実施例に係る印字ヘッドの冷却構
造を示した断面図である。
【図3】本考案の更に別の実施例に係る印字ヘッドの冷
却構造を示した断面図である。
【図4】従来からの印字ヘッドにおける冷却構造を示す
断面図である。
【図5】従来からの印字ヘッドにおける冷却構造の他の
実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10、10a、30 印字ヘッド 12 印字ヘッド本体 14 第1の放熱用フィン 16 冷却ファン 18 第2の放熱用フィン 22 カバー状フィン(第2の放熱用フィン)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド本体の背面に設けられ、該印
    字ヘッド本体の発熱を放散させる第1の放熱用フィン
    と、該第1の放熱用フィンの背面に設けられ、前記第1
    の放熱用フィンに冷風を送る冷却ファンと、該冷却ファ
    ンの背面に設けられ、前記第1の放熱用フィンからの放
    熱を放散させる第2の放熱用フィンとを備えたことを特
    徴とする印字ヘッド。
JP2452792U 1992-03-24 1992-03-24 印字ヘッド Pending JPH0576754U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2452792U JPH0576754U (ja) 1992-03-24 1992-03-24 印字ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2452792U JPH0576754U (ja) 1992-03-24 1992-03-24 印字ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0576754U true JPH0576754U (ja) 1993-10-19

Family

ID=12140631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2452792U Pending JPH0576754U (ja) 1992-03-24 1992-03-24 印字ヘッド

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JP (1) JPH0576754U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11235605B2 (en) 2019-12-16 2022-02-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Head module and head unit
US11254129B2 (en) 2019-12-16 2022-02-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Head unit
US11396179B2 (en) 2019-12-16 2022-07-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Head unit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11235605B2 (en) 2019-12-16 2022-02-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Head module and head unit
US11254129B2 (en) 2019-12-16 2022-02-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Head unit
US11396179B2 (en) 2019-12-16 2022-07-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Head unit

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