JPH07254671A - 放熱フィン - Google Patents

放熱フィン

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JPH07254671A
JPH07254671A JP4606794A JP4606794A JPH07254671A JP H07254671 A JPH07254671 A JP H07254671A JP 4606794 A JP4606794 A JP 4606794A JP 4606794 A JP4606794 A JP 4606794A JP H07254671 A JPH07254671 A JP H07254671A
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JP
Japan
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heat
control plate
air volume
volume control
radiating fin
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Withdrawn
Application number
JP4606794A
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English (en)
Inventor
Masaki Yoshimaru
雅樹 吉丸
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放熱フィンに係り、特にプリント板上に複数の
LSI等の発熱部品から発される熱を空冷にて放熱する
放熱フィンに関し、1枚のプリント板に実装された異な
る発熱量を有する複数の発熱部品を効率良く冷却するこ
とを目的とする。 【構成】プリント板上に取り付けられた発熱部品1を冷
却する放熱フィンにおいて、前記発熱部品1の発熱量に
応じて冷媒の流れ方向に反抗して形状が変化する一端6
と、前記放熱フィン2と熱伝達可能に接続されている他
端5からなる風量制御板3を有するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放熱フィンに係り、特に
プリント板上に複数のLSI等の発熱部品から発される
熱を空冷にて放熱する放熱フィンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は図8に示すように、プリント板2
0に実装された複数種類のLSI等の発熱部品21は動
作することに伴って所定量の熱を発散する。この熱を充
分に放熱させなければ部品の動作信頼性に問題が生ずる
ため、発熱部品21の放熱面には櫛歯状の放熱フィン2
2が取り付けられる。
【0003】この放熱フィン22はファンによって作ら
れた冷媒となる冷風の流れに平行にその突起が形成され
るものであり、この突起の高さを任意に選択する、また
はその突起の数を選択することで、発熱部品の発熱量に
見合った放熱フィンが発熱部品に取り付けられる。
【0004】発熱量が異なる発熱部品に対して同一形状
の放熱フィンを取り付けるとその冷却能力は一定である
ため、充分に発熱部品の熱を放熱することができず、部
品の動作信頼性に問題が生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、従来の
放熱フィンは発熱部品の発熱量に応じて異なる仕様の放
熱フィンを用いるのでは同一形状のものを使用する時よ
りも価格が高く、製品の表面高さにも凹凸ができ取扱い
に不便である。
【0006】また、同じ発熱部品においても動作状態に
より発熱量が違い、最大発熱時の熱放散を目的とした放
熱フィンでは低発熱の状態の時には回路全体の冷却効率
を下げる障害物となる。このため、強制冷却風を作るフ
ァンも回路全体の最大発熱量を冷却するものよりもより
大きな各発熱部品の最大発熱量の合計を冷却性能が要求
され、過剰スペックとなる。
【0007】従って、本発明は1枚のプリント板に実装
された異なる発熱量を有する複数の発熱部品を効率良く
冷却することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プリント板
上に取り付けられた発熱部品1を冷却する放熱フィンに
おいて、前記発熱部品1の発熱量に応じて冷媒の流れ方
向に反抗して形状が変化する一端6と、前記放熱フィン
2と熱伝達可能に接続されている他端5からなる風量制
御板3を有することを特徴とする放熱フィンによって達
成することができる。
【0009】
【作用】即ち、本発明によれば、発熱部品の発熱量に応
じて形状が変化する風量制御板を放熱フィンに一部取り
付けている。この発熱部品の発熱量と風量制御板の温度
特性の関係を図3を用いて説明する。
【0010】図3のグラフにおいて縦軸は発熱部品の発
熱量の示すものであり、横軸は風量制御板の変位量を示
すものである。縦軸の発熱量は原点を“0”とするもの
であるが、横軸の風量制御板の変位量は軸の途中を
“0”とするものである。よって横軸において“0”よ
り左側は変位量は結果的に“0”である。
【0011】図3に示すように、基本的には発熱部品の
発熱量と風量制御板の変位量は比例して増大,減少する
ものである。但し、点線で示す発熱部品の発熱量が値A
以下である場合は、現在の状態、つまり放熱フィンに風
量制御板が完全に接している状態でも充分に発熱部品を
冷却することができるため、風量制御板の変位量は
“0”となっている。
【0012】一方、発熱部品の発熱量が値Aを越えると
その発熱量に比例して風量制御板が冷媒の流れ方向に反
抗して変位することで積極的に冷媒を放熱フィンに衝突
させることができるため、放熱フィンの冷却能力がアッ
プする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例について図面
を用いて説明する。尚、図1乃至図7を通じて同一符号
を付したものは同一対象物をそれそれ示すものである。
【0014】図2(a),(b)に示すように、プリン
ト板に実装されるLSI等の発熱部品1には複数の突起
を有する櫛歯状の放熱フィン2が熱伝導性に優れた接着
剤等で固着されており、この放熱フィン2の複数の突起
に対して風量制御板3が取り付けられている。この風量
制御板3は所謂バイメタル機能を有しているものであ
る。
【0015】この風量制御板3は図1に示すように一端
6が冷風の流れに反抗して隆起するよう変位するもので
あり、他端5が放熱フィン2の複数の突起の一部4に熱
伝伝達可能に固着されている。
【0016】図3に発熱部品の発熱量と風量制御板の温
度特性の関係を示すグラフであり、このグラフにより発
熱部品1の発熱量が値Aを越えた時に風量制御板3が値
Bに示すように変位、つまり隆起していく。尚、発熱部
品1の発熱量が値A以下の場合は風量制御板3は放熱フ
ィン2側に変位することとなるが、値A以下の場合に風
量制御板3が変位しようにも放熱フィン2に衝突して結
果的に値A以下の場合は風量制御板3の変位は“0”と
なる。
【0017】発熱部品1の発熱量が値Aを越えた時図3
のグラフに基づいて図1に示すようにその発熱部品1の
発熱量に応じて風量制御板3の一端6が隆起する。この
時、風量制御板3の他端5は放熱フィン2に取り付けら
れている。
【0018】風量制御板3の一端6は冷媒の流れ方向に
反抗して隆起することで、積極的に冷媒を放熱フィン2
に衝突させることができるため、放熱フィン2の放熱能
力が向上し、発熱部品1を充分に冷却することができ
る。
【0019】図4にプリント板7に放熱フィン2a,2
b,2cおよび風量制御板3a,3b,3cがそれぞれ
設けられた複数の発熱部品1a,1b,1cを図示多段
方向に実装したものを示す。冷媒は図4において下方向
から吸気され上方向に排気されるものである。よって、
冷媒の風上となる発熱部品1aには冷媒が充分に供給さ
れることとなるが、それ以降の発熱部品1b,1cに
は、特に発熱部品1cには充分な冷媒が供給されにくく
なる。このような場合は、冷媒の風下側にいくに従って
風量制御板3a,3b,3cの隆起する他端6a,6
b,6cの隆起程度を大きくすることで、風下側の発熱
部品1cを充分に放熱することができる。
【0020】次に第2の実施例について説明する。第1
の実施例では放熱フィン2に風量制御板3を取り付けた
ものであったが、本第2の実施例では図5(a),
(b)に示すようにその風量制御板3の背面に振動防止
板8を取り付けている。
【0021】風量制御板3は一端6が隆起することで積
極的に冷媒を放熱フィン2に衝突させるために、風量制
御板3に振動が生ずる。この振動は風量制御板3自身ば
かりか発熱部品に機械的劣化を与えるために何らかの策
を設けることが望ましい。その策が風量制御板3の背面
に設けられた振動防止板8である。
【0022】この振動防止板8は風量制御板3とは別部
材から構成されたものであり、その一端9が風量制御板
の一端6の背面を押圧することで風量制御板3の振動を
抑えることができるものである。
【0023】今までの実施例は風量制御板を個々に発熱
部品および放熱フィンに取り付けたものであったが、第
3の実施例として図6に示すように放熱フィン2と風量
制御板11を別々に設け、突き合わせて使用してもよ
い。つまり、プリント板7にマトリクス状に実装された
複数の発熱部品1に対して、その発熱部品の実装位置に
対応して同様にマトリクス状に複数の風量制御板11を
配置し、その複数の風量制御板11を取り囲むように熱
伝導率の悪い材質から構成された枠体10が構成されて
いる。枠体10を熱伝導率の悪い材質から構成する理由
は隣合った発熱部品の温度の影響を防ぐためである。
【0024】それら複数の風量制御板11は第1の実施
例および第2の実施例で説明したように、一端11aが
発熱部品の発熱量に応じて冷媒の流れ方向に反抗して隆
起するような変位を起こすものであり、他端11bが放
熱フィン2に熱伝達可能に接続されるものである。
【0025】このように枠体10に配置された風量制御
板11はプリント板7に対して取り付けられる訳である
が、その時風量制御板11に放熱フィン2の一部が接触
することは必要である。
【0026】この第3の実施例では風量制御板11と放
熱フィン2は直接接触していたが、接触精度を高めるた
めには図7に示す第4の実施例を用いればよい。即ち第
4の実施例は風量制御板11と放熱フィン2との間にバ
ネ状の熱伝導板12を介在させる。この熱伝導板12を
設けることで、寸法公差による非接触を確実に防止する
ことができるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動調整機能付きの風量制御板を使用するとで同一の放熱
フィンで発熱量の異なる発熱部品を一様に冷却すること
が可能なため、発熱部品の温度差による誤動作を防ぐこ
とができ、放熱フィンのロット効果による価格低下も図
れる。
【0028】また動作状態により冷却能力を自動調整で
きるので、冷却系全体での冷却効率を高めることがで
き、低性能のファンの選択やエアダクトの小型化が可能
となる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】第1の実施例における通常状態を示す図であ
る。
【図3】発熱部品の発熱量と風量制御板の温度特性の関
係を示す図である。
【図4】第1の実施例における多段実装を示す図であ
る。
【図5】第2の実施例を示す図である。
【図6】第3の実施例を示す図である。
【図7】第4の実施例を示す図である。
【図8】従来例を示す図である。
【符号の説明】 1 発熱部品, 2 放熱フィン, 3,11 風量制御板, 8 振動防止板, 10 枠体, 12 熱伝導板,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント板上に取り付けられた発熱部品
    (1)を冷却する放熱フィンにおいて、 前記発熱部品(1)の発熱量に応じて冷媒の流れ方向に
    反抗して形状が変化する一端(6)と、前記放熱フィン
    (2)と熱伝達可能に接続されている他端(5)からな
    る風量制御板(3)を有することを特徴とする放熱フィ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記風量制御板(3)には、形状の変化
    量を規制する板(8)が取り付けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の放熱フィン。
  3. 【請求項3】 プリント板(7)上にマトリクス状に取
    り付けられた複数の発熱部品(1)を冷却する放熱フィ
    ンにおいて、 前記発熱部品(1)の実装位置に対応した位置に形成さ
    れ、該発熱部品(1)の発熱量に応じて冷媒の流れ方向
    に反抗して形状が変化する一端(11a)と、前記放熱
    フィン(2)と熱伝達可能に接続されている他端(11
    b)とを有する複数の風量制御板(11)と、 該複数の風量制御板(11)を支持するマトリクス状の
    枠体(10)とを備え、 当該放熱フィン(2)に当該風量制御板(11)を当接
    させたことを特徴とする放熱フィン。
  4. 【請求項4】 前記放熱フィン(2)と前記風量制御板
    (11)との間に弾性力を有する熱電導板(12)を介
    在したことを特徴とする請求項3に記載の放熱フィン。
JP4606794A 1994-03-16 1994-03-16 放熱フィン Withdrawn JPH07254671A (ja)

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JP4606794A JPH07254671A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 放熱フィン

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JP4606794A JPH07254671A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 放熱フィン

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018147953A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 田淵電機株式会社 放熱ユニット及びそれを備えた電気・電子機器
KR20190121356A (ko) 2017-03-24 2019-10-25 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 방열 장치 및 발전 장치
JP2020194885A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社東芝 電子ユニット及び電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018147953A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 田淵電機株式会社 放熱ユニット及びそれを備えた電気・電子機器
KR20190121356A (ko) 2017-03-24 2019-10-25 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 방열 장치 및 발전 장치
JP2020194885A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社東芝 電子ユニット及び電子機器

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605