JPH06202515A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH06202515A
JPH06202515A JP34902192A JP34902192A JPH06202515A JP H06202515 A JPH06202515 A JP H06202515A JP 34902192 A JP34902192 A JP 34902192A JP 34902192 A JP34902192 A JP 34902192A JP H06202515 A JPH06202515 A JP H06202515A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat
bearing
heating roller
heat insulating
fixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP34902192A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shimose
克己 下瀬
Toshio Sakata
俊雄 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP34902192A priority Critical patent/JPH06202515A/ja
Publication of JPH06202515A publication Critical patent/JPH06202515A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱ロ−ラ端部からロ−ラの支持部材に伝導
される熱を極力少なくし、ロ−ラの加熱及び保温のため
に供給する電力の無駄な消費をさらに少なくし、消費電
力が小さく、昇温時間の短いてい定着装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 加熱ローラ2とベアリング9との間に設けら
れた断熱カラー100aの加熱ローラ2との接触面及び
ベアリング9との接触面に非接触部分としての凹部10
2を設ける。 【効果】 本発明に係る定着装置によれば、断熱カラー
100aは凹部102が形成されているため、加熱ロー
ラ2及びベアリング9との接触面積が減少する。従っ
て、加熱ローラ2からベアリング9へ前記接触面を介し
て伝導される熱量が減少し、さらに消費電力が小さく、
昇温時間の短い定着装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に熱源を有する加
熱ローラを断熱部材を介して支持部材に回転可能に支持
するようにした定着装置の改良に関する。
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置において、転写紙に形成されたトナー像を転写紙に熱
融着させる定着装置として、内部に熱源としてのヒート
ランプを有した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接し
て設けられた圧接ローラとを備えた熱ロ−ラ定着装置が
広く利用されている。上記構成の熱ローラ定着装置にお
いて、転写紙上のトナー像は転写紙が加熱ローラと圧接
ローラとの圧接部に通過されることによって熱定着され
る。この熱ローラ定着装置における加熱ローラの支持部
の具体的構成を図9に示す。図9において、内部にヒー
トランプ1を有した加熱ローラ2の端部には、絞り加工
によって軸部20が形成されており、この軸部20は、
耐熱樹脂からなる断熱部材としての断熱カラー100を
介して支持部材としてのベアリング9及びフレーム8に
回転自在に支持されている。ここで、断熱カラー100
は円筒形状であり、その内筒面及び外筒面は、軸部20
及びベアリング9に対して一様に面接触している。加熱
ローラ2の軸部20は、ベアリング9に対して熱伝導率
の低い断熱カラー100を介して装着されているため、
加熱ローラ2の熱がベアリング9及びフレーム8に伝導
されることが低減され、加熱ローラ2の昇温、保温に要
するヒートランプ1への供給電力を低減させていた。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、断熱カ
ラー100は耐熱樹脂からなるものの、軸部20及びベ
アリング9に一様に面接触しているため、加熱ローラ2
からこの両接触面を介してベアリング9及びフレーム8
への熱移動は抑えることができず、依然として無駄な電
力消費が避けられないという問題点を有している。更
に、ベアリング9は、断熱カラー100を介して伝導さ
れる熱によって加熱されるばかりでなく、加熱ローラ2
からの輻射熱によっても直接加熱されている。輻射熱に
よってベアリング9に伝達された熱は、フレーム8に伝
導されるという上記と同じ問題を有するだけでなく、ベ
アリング9自体が高温になるため、ベアリング9に使用
する潤滑油として耐熱温度の高い高価なものが要求され
るという問題点も有している。
【目的】本発明は、上記の問題点に鑑み、加熱ローラ端
部からローラの支持部材に伝導される熱を極力少なく
し、ローラの加熱及び保温のために供給する電力の無駄
な消費をさらに少なくし、消費電力が小さく、昇温時間
の短い定着装置を提供することを目的とする。更に、軸
受に使用する潤滑油として耐熱温度の低い安価なものが
利用できる定着装置を提供することを別の目的とする。
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、断熱部材は、加熱ローラ
との接触面と支持部材との接触面とのうち少なくとも一
方の面に非接触部分を形成したことを特徴とする定着装
置である。請求項2に記載の発明は、断熱部材は、軸受
と加熱ローラとの間に延設するフランジ部を有すること
を特徴とする定着装置である。
【作用】請求項1に記載に発明によると、断熱カラーは
非接触部分が形成されているため、加熱ローラ及び支持
部材との接触面積が減少する。請求項2に記載の発明に
よると、断熱カラーのフランジ部は、加熱ローラから軸
受に輻射される熱を遮る。
【実施例】以下、添付図面に従って本発明の実施例を説
明する。以下の図において図9で説明した従来の定着装
置と同じ部材は同符号とする。図1は本発明に係る定着
装置の一実施例を示す正面断面図であり、図2は加熱ロ
ーラの支持部の構成を示す側面断面図、図3は断熱部材
としての断熱カラー100aの外観を示す斜視図であ
る。図1において定着装置10は、回転軸上にヒートラ
ンプ1が内蔵され不図示の駆動モータによって矢印a方
向に回転駆動される加熱ローラ2と、この加熱ローラ2
に圧接し矢印b方向に回転可能に設けられた圧接ローラ
3とを有している。ここで、4は両ローラ2,3間を通
過した転写紙を加熱ローラ2から分離するための分離
爪、5,6及び7は転写紙のガイド板である。又、ヒー
トランプ1は不図示の電源供給回路から電力が供給され
ており、加熱ローラ2を一定温度に保つように制御され
ている。加熱ローラ2は図2に示すように、その端部に
は絞り加工によって軸部20が形成されており、ベアリ
ング9を介してフレーム8に回転自在に支持されてい
る。ここで、加熱ローラ2の保持部20とベアリング9
との間にはポリアミドイミド、フェノール系樹脂等の耐
熱樹脂からなる断熱カラー100aが設けられている。
この断熱カラー100aは、図3に示すように円筒形状
であり、外筒面にベアリング9と接触する接触部101
及びベアリング9と接触しない非接触部分としての凹部
102が交互に複数形成されている。このように、断熱
カラー100aは外筒面にベアリング9と接触しない凹
部102を有しているため、ベアリング9との接触面の
面積を減少させることができ、加熱ローラ2から接触面
を介してベアリング9に伝導される熱量は格段に減少す
る。断熱カラー100aに形状は上記の形状に限られる
ものではなく、例えば図4(a)〜(d)に示すような
形状でもよい。図4(a)は、円筒形状の断熱カラー1
00bの内筒面に加熱ローラ2の軸部20と接触する接
触部103及び接触しない凹部104を交互に複数形成
し、熱伝達経路である軸部20と断熱カラー100bと
の接触面の面積を減少させている。図4(b)は、円筒
形状の断熱カラー100cの内筒面、外筒面の双方に接
触部101,103及び凹部102,104を形成し、
軸部20から断熱カラー100c、断熱カラー100c
からベアリング9までの熱伝達経路を減少させたもので
ある。図4(c)は、断熱カラー100dの円筒部に内
筒面と外筒面とに連通する孔105を複数個設け、接触
面積を減少させたものである。この断熱カラー100d
では、断熱カラー100dを軸部20及び断熱カラー9
に装着した際に孔105中の空気が密閉される。このた
め、図4(a),(b)のように加熱ローラ2付近の空
気が断熱カラー100dの凹部102,104を通過し
て長手方向外側に流出することがなく、軸部20から雰
囲気中に輻射される熱を低減させることができる。図4
(d)は、円筒形状の断熱カラー100eの外筒面に接
触部101と縁部106とを設け、加熱ローラ2及びベ
アリング4とを装着した際に凹部102中の空気を密閉
させたものである。この断熱カラー100eでは、図4
(c)の断熱カラー100dのように内筒面と外筒面と
に連通する孔105を設けることなく加熱ローラ2付近
の空気の移動を阻止できる。
【第2実施例】図5は本発明に係る定着装置の第2実施
例を示す断面図であり、図6は断熱カラー100fの外
観を示す斜視図である。上記第1実施例では、断熱カラ
ー100a〜100eは円筒形状であったのに対し、本
実施例では、断熱カラー100fはベアリング9との接
触面に非接触部分としての凹部が形成された円筒形状の
円筒部107に、加熱ローラ2のフランジ部21とベア
リング9の側面との対向位置に位置するフランジ部10
8及び、軸部20の端部を被う端部遮熱部109が一体
的に形成されている点が異なる。さらに、加熱ローラ2
の外筒部の端部を被う外筒遮熱部110も一体的に形成
されている。上記のような構成とすることにより、円筒
部107によって加熱ローラ2の軸部20からベアリン
グ9に伝導する熱を低減できるだけでなく、フランジ部
108によっては加熱ローラ2からベアリング9側面に
輻射される熱を、端部遮熱部109によっては軸部20
端部から輻射される熱を、又、外筒遮熱部110によっ
ては加熱ローラ2外筒部から輻射される熱をより低減す
ることができる。従って、断熱カラー100fを介して
加熱ローラ2からベアリング9,フレーム8に伝導され
る熱量を格段に減少させることができる。又、断熱カラ
ー100fのフランジ部108は加熱ローラ2のフラン
ジ部21からベアリング9に輻射される熱を遮っている
ため、ベアリング9自体が高温になることが防止され
る。よって、ベアリング9に使用する潤滑油として耐熱
温度の低い安価なものが使用できる。
【第3実施例】図7は本発明に係る定着装置の第3実施
例を示す断面図であり、図8は断熱カラー100gの外
観を示す斜視図である。上記第1,第2実施例では加熱
ローラ2に軸部20を形成した例を説明したが、本実施
例では断熱カラー100gに回転軸としての円筒部11
1を形成している。この円筒部111には非接触部とし
ての凹部112が円周方向に複数形成されており、ベア
リング9と接触する面積を減少させている。又、断熱カ
ラー100gのフランジ部113には回転軸方向に突出
した保持部114が一体的に形成されており、この保持
部114によって断熱カラー100gは加熱ローラ2’
に装着されている。尚、上記第1,第2,第3実施例で
は軸受としてベアリング9を用いた例を説明したが、こ
れに代えてすべり軸受としてもよい。
【効果】以上の説明で明らかなように、請求項1に記載
の発明に係る定着装置によれば、断熱カラーは非接触部
分が形成されているため、加熱ローラ及び支持部材との
接触面積が減少する。このため、加熱ローラから支持部
材へ前記接触面を介して伝導される熱量が減少し、さら
に消費電力が小さく、昇温時間の短い定着装置を提供す
ることができる。請求項2に記載の発明によれば、断熱
カラーのフランジ部は、加熱ローラから軸受に輻射され
る熱を遮るため、加熱ローラから軸受へ輻射によって伝
達される熱量が減少し、さらに消費電力が小さく、昇温
時間の短い定着装置を提供することができる。又、軸受
自体の温度上昇も防止できるため、軸受に使用する潤滑
油として耐熱温度の低い安価なものを選択することがで
きるようになり、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の概略構成を示す正面断
面図である。
【図2】加熱ローラ2支持部の第1実施例を示す側面断
面図である。
【図3】図2の断熱カラー100aを示す斜視図であ
る。
【図4】断熱カラーの変形例100b〜100eを示す
斜視図である。
【図5】第2実施例の構成を示す側面断面図である。
【図6】図5の断熱カラー100fを示す斜視図であ
る。
【図7】第3実施例の構成を示す側面断面図である。
【図8】図7の断熱カラー100gを示す斜視図であ
る。
【図9】従来の定着装置における加熱ローラ2の支持部
を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1:ヒートランプ 2:加熱ローラ 8:フレーム 9:ベアリング 100,100a〜100g:断熱カラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に熱源を有する加熱ローラを断熱部
    材を介して支持部材に回転可能に支持するようにした定
    着装置において、 前記断熱部材は、前記加熱ローラとの接触面と前記支持
    部材との接触面とのうち少なくとも一方の面に非接触部
    分を形成したことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 内部に熱源を有する加熱ローラと、該加
    熱ローラの端部を断熱部材を介して回転自在に支持する
    軸受とを有する定着装置において、 前記断熱部材は、前記軸受と前記加熱ローラとの間に延
    設するフランジ部を有することを特徴とする定着装置。
JP34902192A 1992-12-28 1992-12-28 定着装置 Pending JPH06202515A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34902192A JPH06202515A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 定着装置

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JP34902192A JPH06202515A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 定着装置

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ID=18400958

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