JP4121011B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザープリンタ、ディジタル複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に給紙装置内の用紙の除湿(乾燥)技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置が設置されている環境が、例えば高温多湿である場合には、用紙が水分を多く含むことになる。水分を多く含むと用紙はカールし、これにより紙詰まりや排紙不良、あるいは画像不良を起こしたりする等、画像形成装置としての機能が大幅に低下する場合があった。
【0003】
その対策として、従来より給紙装置の上側または下側に電熱線等の加熱ヒータを新たに設け、用紙の除湿を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の画像形成装置においては、給紙装置の用紙を除湿するために加熱ヒータを設けていたため、電力消費が大きくなるという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、電力消費を抑えた上で、用紙の過度の吸湿を防ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、電子写真プロセスよりなる画像形成手段、本体給紙装置、熱定着装置を備えた本体ハウジングと、オプション給紙装置を内部に備え、本体ハウジングに着脱可能に設けられた下部ハウジングとを有する画像形成装置において、本体ハウジングには、熱定着装置の熱を本体給紙装置に伝導するための第1のヒートパイプを熱定着装置と本体給紙装置の間に配設し、本体ハウジングの底部には、第1のヒートパイプの熱を発散する放熱部材を設け、下部ハウジングには、第1のヒートパイプの熱をオプション給紙装置に伝導するための第2のヒートパイプを配設し、下部ハウジングの上部には、本体ハウジングへの装着時に放熱部材と対面する位置に放熱部材の熱を受けて第2のヒートパイプに伝導する受熱部材を設け、下部ハウジングが本体ハウジングへ装着された状態で、放熱部材と受熱部材とが当接することを特徴とする。
【0007】
本発明の画像形成装置は、第1のヒートパイプを、本体給紙装置の上側または下側のいずれかに配設するようにしてもよい。
【0009】
本発明の画像形成装置は、第2のヒートパイプを、オプション給紙装置の上側または下側のいずれかに配設するようにしてもよい。
【0011】
本発明の画像形成装置は、本体ハウジングと下部ハウジングのいずれか一方またはその双方に吸い込みファンと吹き出しファンを配設するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成図である。本画像形成装置は、本体ハウジング1と、この本体ハウジング1の下部に着脱自在の下部ハウジング2とから構成されている。
【0013】
本体ハウジング1は、底部に給紙装置(本体給紙装置)11を有し、その上部に、感光体ベルトを中心にした各電子写真プロセス手段よりなる画像形成部12を有し、さらに熱定着装置13を有している。
【0014】
そして熱定着装置13の熱を給紙装置11に導き、給紙装置11内の用紙の除湿を行なうために、定着装置13から給紙装置11に掛けて第1のヒートパイプ14を這い回している。
【0015】
この例では、給紙装置11の下部に第1のヒートパイプ14を配設しているが、上側に配設してもよい。また第1のヒートパイプ14の熱エネルギーを発散する発熱部材15を本体ハウジング1の底部に設けている。
【0016】
一方、下部ハウジング2にも給紙装置(オプション給紙装置)21が設けてある。そしてその上部にあって前記発熱部材15と対面する位置に受熱部材22を設けている。
【0017】
下部ハウジング2が本体ハウジング1に取り付けられた状態で発熱部材15と受熱部材22が当接し、熱伝導が行なわれる。そして受熱部材22が受けた第1のヒートパイプ14の熱を給紙装置21に伝えるために、受熱部材22と給紙装置21の間に第2のヒートパイプ23が配設されている。
【0018】
第1のヒートパイプ14と同様に、第2のヒートパイプ23の場合も、この例では給紙装置21の下側に配設されているが、上側に配設してもよく、いずれの場合も用紙の除湿を行なうことができる。
【0019】
また下部ハウジング2の一側面には、外気を内部に取り入れるための吸い込みファン24が設けられ、他側面には排気を行なうための吹き出しファン25が設けられている。さらに下部ハウジング2の底面には、第2段目の下部ハウジングに熱を伝えるための発熱部材26が設けられている。
【0020】
本実施形態では下部ハウジング2に、吸い込みファン24と吹き出しファン25が設けられているが、本体ハウジング1に、吸い込みファン24と吹き出しファン25を設けてもよいし、双方のハウジングに設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ヒートパイプを利用して加熱定着装置の熱で給紙装置内の用紙を除湿しているので、ヒータによる電力消費を無くすことができ、使用コストを抑える効果がある。
【0022】
またも吸い込みファンと吹き出しファンを設けることで、ハウジング内の過度の温度上昇を防止できるとともに、多湿状態の空気を外部に排出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング
2 下部ハウジング
11 本体給紙装置
13 熱定着装置
14 第1のヒートパイプ
15 発熱部材
21 オプション給紙装置
22 受熱部材
23 第2のヒートパイプ
24 吸い込みファン
25 吹き出しファン
Claims (4)
- 電子写真プロセスよりなる画像形成手段、本体給紙装置、熱定着装置を備えた本体ハウジングと、オプション給紙装置を内部に備え、前記本体ハウジングに着脱可能に設けられた下部ハウジングとを有する画像形成装置において、
前記本体ハウジングには、
前記熱定着装置の熱を前記本体給紙装置に伝導するための第1のヒートパイプを前記熱定着装置と前記本体給紙装置の間に配設し、前記本体ハウジングの底部には、前記第1のヒートパイプの熱を発散する放熱部材を設け、
前記下部ハウジングには、
前記第1のヒートパイプの熱を前記オプション給紙装置に伝導するための第2のヒートパイプを配設し、前記下部ハウジングの上部には、前記本体ハウジングへの装着時に前記放熱部材と対面する位置に前記放熱部材の熱を受けて前記第2のヒートパイプに伝導する受熱部材を設け、
前記下部ハウジングが前記本体ハウジングへ装着された状態で、前記放熱部材と前記受熱部材とが当接することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、前記第1のヒートパイプを、前記本体給紙装置の上側または下側のいずれかに配設したことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記第2のヒートパイプを、前記オプション給紙装置の上側または下側のいずれかに配設したことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記本体ハウジングと前記下部ハウジングのいずれか一方またはその双方に吸い込みファンと吹き出しファンを配設したことを特徴とする画像形成装置。
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