JPH0342772Y2 - - Google Patents

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JPH0342772Y2
JPH0342772Y2 JP5827285U JP5827285U JPH0342772Y2 JP H0342772 Y2 JPH0342772 Y2 JP H0342772Y2 JP 5827285 U JP5827285 U JP 5827285U JP 5827285 U JP5827285 U JP 5827285U JP H0342772 Y2 JPH0342772 Y2 JP H0342772Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、装置本体に対して、ライン状のヘツ
ドを取り付けるためのラインヘツド保持装置に関
する。
〔従来の技術および考案が解決しようとする問題点〕
以下、印字ラインを有する記録ヘツドを例にあ
げて説明する。
従来の保持装置を第5図に示す。
従来、印字ラインを有する記録ヘツド5の保持
部材4は鉄材Feで形成されていた。またヘツド
5は印字により加熱され、それを冷却するため
に、一般にヘツド5の基材5bは放熱効果のある
アルミ材Alで形成されている。そこで、ヘツド
5と保持部材4の両端をビス10で固定すると、
ヘツド5が印字により加熱されたとき両者の膨張
係数の違いにより、ヘツド5の基材5bは弓状に
変形し、両端においてプラテン1とヘツド5の圧
接力が弱くなり、記録紙の発色濃度が薄くなるま
たは全く発色しないというトラブルが生ずる恐れ
があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上述従来装置の問題点を解消
して、記録不良あるいは読取り不良を未然に防止
することのできるラインヘツド保持装置を提供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述従来装置の問題点を解消する本考案は、装
置本体に対して、ライン状のヘツドを取り付ける
ためのラインヘツド保持装置において、 前記ラインヘツドを複数箇所で係止することに
よつて前記ラインヘツドをその全幅にわたつて保
持するためのヘツド保持部材と、 前記ヘツド保持部材の両端に設けられた、装置
本体と係合する際のガイドをするガイド部と、 前記ヘツド保持部材を装置本体に対して揺動可
能に取り付けるための回転支持部と、を有して、 前記ヘツド保持部材は、前記ラインヘツドと前
記ヘツド保持部材とを係止する係止部間の剛性を
前記係止部の剛性よりも弱くして樹脂により一体
的に形成し、温度変化によつて前記ラインヘツド
が撓まないよう支持可能としたことを特徴とする
ラインヘツド保持装置を提供するものである。
〔作用〕
本考案は、上述構成によりヘツドが発熱しても
ヘツドの反りを小さく押えることのできるもので
ある。
〔実施例〕
第1図〜第3図に本考案の一実施例を示す。
以下説明する実施例は、読取りラインまたは印
字ラインを有するヘツドと、該ヘツドとの間にシ
ートを挟むプラテンの両端と嵌合するためのガイ
ド部を設けて、上記プラテンの軸が前記ヘツドの
読取りラインまたは印字ラインとほぼ一致するよ
うにヘツドを保持する保持部材とを有し、該保持
部材を樹脂により形成したことを特徴とするヘツ
ド保持装置である。
図において、符号8で示すものは記録紙で、矢
印a方向へ送られる。
符号5で示すものはサーマルヘツドで、多数の
発熱素子から成る印字ライン5aを所定間隔で備
えており、プラテン1との間に挟まれた記録紙8
に対してフルライン印字を行う。プラテン1の両
端は軸受2,3に回転自在に支持されている。符
号4で示すものはヘツド5を保持するためのヘツ
ド保持部材で、この保持部材4に形成されたガイ
ド部4a,4b間に前記軸受2,3が嵌合されて
いる。なお、この軸受2,3はプラテン軸1aに
取り付けられている。そしてガイド部4a,4b
はそれぞれプラテン軸1aと直交する平面内にあ
り、その間隔は前記軸受2,3によつて正確に位
置決めされるように構成されている。
以上のような構造のもとに、記録紙8を挟んで
サーマルヘツド5の印字ライン5aを記録紙8に
押し付けて記録を行つている。なお、4dは回転
支持部で、支持軸9に回転可能に嵌合している。
さて、ここで本実施例では、前述保持部材4を
ポリカーボネイトあるいはポリアセタール等の樹
脂で形成している。一般に樹脂は剛性に欠けると
されているが、本実施例では保持部材4で強度の
必要なガイド4a,4b及び回転支持部4dは肉
厚を厚くする(例えば本実施例では約4mm)こと
により補強し、更にその近傍に取付ビス10を配
置することで機能を満足させている。その他の部
分は剛性を持たせないように肉厚を薄く(例えば
本実施例では約2mm)してある。また第1図に示
すようにプラテンへの圧接力を圧縮バネにより得
るために、そのガイド4eを3カ所設けた。一般
に樹脂は鉄Feよりも線膨張係数が大きく、従つ
てこの場合にも加熱された時に長手方向の長さに
おいてヘツドのアルミニウム材Alと樹脂の保持
部材4の間には鉄材Feの時よりも大きな差が生
じる。しかし、樹脂の剛性はアルミニウム材Al
に比べて極端に低く、更に薄肉にしているため、
加熱すると保持部材だけが変形し、第4図の2点
鎖線のようになる。ヘツドの変形はほとんど見ら
れず、従つて両端の圧接力も維持され発色濃度も
落ちず高品位の画像を保つことができる。
上記実施例によれば、ヘツドの保持部材を樹脂
で形成することにより、基本的性能を維持しつつ
加熱時の印字不良を防ぐことができる。また、異
形材を容易に形成できるという樹脂の特性を生か
し、バネのガイド等他の機能を持たせることがで
きるという効果がある。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り、本考案によれば、発熱して
もラインヘツドの反りを小さく押さえることがで
き、前記ラインヘツドが例えば記録ヘツドの場合
には記録不良を未然に防止することができ、また
前記ラインヘツドが例えば読取りヘツドの場合に
は読み取り不良を未然に防止することのできるラ
インヘツド保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を適用した
ヘツド支持装置で、第1図、第2図はその斜視
図、第3図は側面図、第4図は正面図である。ま
た第5図は従来装置の正面図である。 図において、1……プラテン、2,3……軸
受、4……ヘツド保持部材、5……ヘツド、6,
7,9……支持部材、11……押圧バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 装置本体に対して、ライン状のヘツドを取り
    付けるためのラインヘツド保持装置において、 前記ラインヘツドを複数箇所で係止すること
    によつて前記ラインヘツドをその全幅にわたつ
    て保持するためのヘツド保持部材と、 前記ヘツド保持部材の両端に設けられた、装
    置本体と係合する際のガイドをするガイド部
    と、 前記ヘツド保持部材を装置本体に対して揺動
    可能に取り付けるための回転支持部と、を有し
    て、 前記ヘツド保持部材は、前記ラインヘツドと
    前記ヘツド保持部材とを係止する係止部間の剛
    性を前記係止部の剛性よりも弱くして樹脂によ
    り一体的に形成し、温度変化によつて前記ライ
    ンヘツドが撓まないよう支持可能としたことを
    特徴とするラインヘツド保持装置。 (2) 前記ヘツド保持部材は、前記係止部間の剛性
    を前記係止部の剛性よりも弱くするように、前
    記係止部間に薄肉部を有する実用新案登録請求
    の範囲第(1)項に記載のラインヘツド保持装置。 (3) 前記ヘツド保持部材は、前記係止部間の剛性
    を前記係止部の剛性よりも弱くするように、前
    記係止部間に切り欠き部を有する実用新案登録
    請求の範囲第(1)項に記載のラインヘツド保持装
    置。 (4) 前記ラインヘツドは記録ラインを有する記録
    ヘツドである実用新案登録請求の範囲第(1)項に
    記載のラインヘツド保持装置。 (5) 前記ラインヘツドは読み取りラインを有する
    読み取りヘツドである実用新案登録請求の範囲
    第(1)項に記載のラインヘツド保持装置。 (6) 前記ラインヘツドと前記ヘツド保持部材とを
    取り付けビスで係止する実用新案登録請求の範
    囲第(1)項に記載のラインヘツド保持装置。 (7) 前記回転支持部は、装置本体側の支持軸に回
    転可能に嵌合する貫通孔を有する実用新案登録
    請求の範囲第(1)項に記載ラインヘツド保持装
    置。
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JPS61176856U JPS61176856U (ja) 1986-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005331769A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Sharp Corp 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436929Y2 (ja) * 1985-12-24 1992-08-31
JPH085198B2 (ja) * 1992-07-14 1996-01-24 株式会社リコー サーマルヘッドユニット

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JP2005331769A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Sharp Corp 画像形成装置

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