JP3226987B2 - 感熱記録装置 - Google Patents
感熱記録装置Info
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- JP3226987B2 JP3226987B2 JP30246692A JP30246692A JP3226987B2 JP 3226987 B2 JP3226987 B2 JP 3226987B2 JP 30246692 A JP30246692 A JP 30246692A JP 30246692 A JP30246692 A JP 30246692A JP 3226987 B2 JP3226987 B2 JP 3226987B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字方式として感熱記
録方式を用いる小型ファクシミリ、複写機等の画像記録
装置に用いられる感熱記録装置に係り、特に、サーマル
ヘッド支持機構に特徴のある感熱記録装置に関する。
録方式を用いる小型ファクシミリ、複写機等の画像記録
装置に用いられる感熱記録装置に係り、特に、サーマル
ヘッド支持機構に特徴のある感熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、この種の感熱記録装置とし
て特願平2−284488号を提案している。これに
は、両側板の互いに対向する部分にそれぞれ形成された
一対のU字形切り込み部に、両端軸部に嵌着された軸受
がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンローラと、両
側板間の間隔より若干長い長さを有し両側板でそれぞれ
支持された放熱板と該放熱板に積載された発熱素子列か
らなるサーマルヘッドと、サーマルヘッドがプラテンロ
ーラに圧接するように放熱板の裏面の上側端部近傍を押
圧する板バネと、プラテンローラが回転したときその回
転力により変位するサーマルヘッドの放熱板上端部を押
さえるストッパとなる側板のU字形切り込み縁部と放熱
板の裏面の下側端部近傍を押さえる突起とからなるサー
マルヘッド位置決め基準部とを備えている感熱記録装置
についての機構構成、動作説明、記録紙の検知及び圧解
除レバーの開放検知についての記述がしてある。
て特願平2−284488号を提案している。これに
は、両側板の互いに対向する部分にそれぞれ形成された
一対のU字形切り込み部に、両端軸部に嵌着された軸受
がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンローラと、両
側板間の間隔より若干長い長さを有し両側板でそれぞれ
支持された放熱板と該放熱板に積載された発熱素子列か
らなるサーマルヘッドと、サーマルヘッドがプラテンロ
ーラに圧接するように放熱板の裏面の上側端部近傍を押
圧する板バネと、プラテンローラが回転したときその回
転力により変位するサーマルヘッドの放熱板上端部を押
さえるストッパとなる側板のU字形切り込み縁部と放熱
板の裏面の下側端部近傍を押さえる突起とからなるサー
マルヘッド位置決め基準部とを備えている感熱記録装置
についての機構構成、動作説明、記録紙の検知及び圧解
除レバーの開放検知についての記述がしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の小型
ファックスのように感熱記録方式の記録部を持ち、サー
マルヘッドとプラテンローラの圧接状態を隙間を開ける
程度に解除する物のうち、側板に切り欠きを設けてプラ
テンローラ、軸受、サーマルヘッドを位置決めしてお
り、サーマルヘッドとプラテンローラの位置決めを側板
の端面にプラテンローラや回転によりサーマルヘッドを
移動させて突き当てる構成のものにおいて、記録紙の交
換や、記録紙ジャムなどの処理のためサーマルヘッドを
回動させるのにサーマルヘッドの断面の対角線長さに対
して側板のサーマルヘッド上下規制切り欠きを余裕をも
って設定しているためサーマルヘッドが一度下がると摩
擦負荷、温湿度による紙とサーマルヘッドの摩擦状態の
変化、ローラのニップ部をサーマルヘッドのヒータ凸部
が外れてしまうこと等の原因によりサーマルヘッドの適
正位置への復帰が不安定になったり、復帰しないという
ことが起こった。また、復帰が完全に行われなかった場
合、印字濃度が低下したり、印字濃度に差が発生した
り、印字抜けを起こす等の不具合をおこすことがあっ
た。
ファックスのように感熱記録方式の記録部を持ち、サー
マルヘッドとプラテンローラの圧接状態を隙間を開ける
程度に解除する物のうち、側板に切り欠きを設けてプラ
テンローラ、軸受、サーマルヘッドを位置決めしてお
り、サーマルヘッドとプラテンローラの位置決めを側板
の端面にプラテンローラや回転によりサーマルヘッドを
移動させて突き当てる構成のものにおいて、記録紙の交
換や、記録紙ジャムなどの処理のためサーマルヘッドを
回動させるのにサーマルヘッドの断面の対角線長さに対
して側板のサーマルヘッド上下規制切り欠きを余裕をも
って設定しているためサーマルヘッドが一度下がると摩
擦負荷、温湿度による紙とサーマルヘッドの摩擦状態の
変化、ローラのニップ部をサーマルヘッドのヒータ凸部
が外れてしまうこと等の原因によりサーマルヘッドの適
正位置への復帰が不安定になったり、復帰しないという
ことが起こった。また、復帰が完全に行われなかった場
合、印字濃度が低下したり、印字濃度に差が発生した
り、印字抜けを起こす等の不具合をおこすことがあっ
た。
【0004】またサーマルヘッドの放熱板にアルミなど
の金属を用い、側板に軟鋼を使用したときなどは、サー
マルヘッドの移動によるこすれで放熱板に傷が発生し、
振動等の原因により側板とサーマルヘッドの主走査方向
の位置が変わると、この部分での摩擦が大きくなりサー
マルヘッドの動きに影響を及ぼすことがあった。
の金属を用い、側板に軟鋼を使用したときなどは、サー
マルヘッドの移動によるこすれで放熱板に傷が発生し、
振動等の原因により側板とサーマルヘッドの主走査方向
の位置が変わると、この部分での摩擦が大きくなりサー
マルヘッドの動きに影響を及ぼすことがあった。
【0005】本発明は前記課題を考慮して、構成部品点
数を増加することなく、組立性をそこなわずに確実に印
字濃度、画像品質を得られる感熱記録装置を提供するこ
とを目的とする。
数を増加することなく、組立性をそこなわずに確実に印
字濃度、画像品質を得られる感熱記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、両側板の互いに対向する部分にそれぞれ
形成された一対のU字形切り込み部に、両端軸部に嵌着
された軸受がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンロ
ーラと、前記両側板間の距離より若干長い長さを有し前
記両側板でそれぞれ支持された放熱板に発熱素子を積載
して構成されているサーマルヘッドと、前記サーマルヘ
ッドが前記プラテンローラに圧接するように前記放熱板
の裏面の上側端部近傍を押圧する板バネと、前記プラテ
ンローラが回転したときその回転力により変位する前記
サーマルヘッドの前記放熱板上端部を押さえるストッパ
となる、前記側板のU字形切り込み部側縁部と、前記放
熱板の裏面の下側端部近傍を押さえる突起とからなるサ
ーマルヘッド位置決め基準部とを備えている感熱記録装
置であって、前記側板のサーマルヘッド取付部分の長さ
Lを、前記サーマルヘッドの長さLTHに、前記板バネに
より前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに押圧す
ることで形成される記録紙搬送方向のニップ幅LNIP の
約半分を加えた値以下からサーマルヘッドの断面対角線
長LTH’以上とする第1の手段に構成してある。
に、本発明は、両側板の互いに対向する部分にそれぞれ
形成された一対のU字形切り込み部に、両端軸部に嵌着
された軸受がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンロ
ーラと、前記両側板間の距離より若干長い長さを有し前
記両側板でそれぞれ支持された放熱板に発熱素子を積載
して構成されているサーマルヘッドと、前記サーマルヘ
ッドが前記プラテンローラに圧接するように前記放熱板
の裏面の上側端部近傍を押圧する板バネと、前記プラテ
ンローラが回転したときその回転力により変位する前記
サーマルヘッドの前記放熱板上端部を押さえるストッパ
となる、前記側板のU字形切り込み部側縁部と、前記放
熱板の裏面の下側端部近傍を押さえる突起とからなるサ
ーマルヘッド位置決め基準部とを備えている感熱記録装
置であって、前記側板のサーマルヘッド取付部分の長さ
Lを、前記サーマルヘッドの長さLTHに、前記板バネに
より前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに押圧す
ることで形成される記録紙搬送方向のニップ幅LNIP の
約半分を加えた値以下からサーマルヘッドの断面対角線
長LTH’以上とする第1の手段に構成してある。
【0007】前記目的を達成するために、本発明は、両
側板の互いに対向する部分にそれぞれ形成された一対の
U字形切り込み部に、両端軸部に嵌着された軸受がそれ
ぞれ挿入されて装着されたプラテンローラと、前記両側
板間の距離より若干長い長さを有し前記両側板でそれぞ
れ支持された放熱板に発熱素子を積載して構成されてい
るサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドが前記プラテ
ンローラに圧接するように前記放熱板の裏面の上側端部
近傍を押圧する板バネと、前記プラテンローラが回転し
たときその回転力により変位する前記サーマルヘッドの
前記放熱板上端部を押さえるストッパとなる、前記側板
のU字形切り込み部側縁部と、前記放熱板の裏面の下側
端部近傍を押さえる突起とからなるサーマルヘッド位置
決め基準部とを備えている感熱記録装置であって、前記
放熱板の搬送方向前後の稜線に凹部を形成し、前記側板
のサーマルヘッド取付部分の長さを前記サーマルヘッド
の長さと等しく、もしくは若干サーマルヘッドより長く
する第2の手段に構成してある。
側板の互いに対向する部分にそれぞれ形成された一対の
U字形切り込み部に、両端軸部に嵌着された軸受がそれ
ぞれ挿入されて装着されたプラテンローラと、前記両側
板間の距離より若干長い長さを有し前記両側板でそれぞ
れ支持された放熱板に発熱素子を積載して構成されてい
るサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドが前記プラテ
ンローラに圧接するように前記放熱板の裏面の上側端部
近傍を押圧する板バネと、前記プラテンローラが回転し
たときその回転力により変位する前記サーマルヘッドの
前記放熱板上端部を押さえるストッパとなる、前記側板
のU字形切り込み部側縁部と、前記放熱板の裏面の下側
端部近傍を押さえる突起とからなるサーマルヘッド位置
決め基準部とを備えている感熱記録装置であって、前記
放熱板の搬送方向前後の稜線に凹部を形成し、前記側板
のサーマルヘッド取付部分の長さを前記サーマルヘッド
の長さと等しく、もしくは若干サーマルヘッドより長く
する第2の手段に構成してある。
【0008】前記目的を達成するために、本発明は、第
1の手段又は第2の手段において、サーマルヘッドの下
部を支持する側板の突起に対して放熱板にこの突起より
も硬度の大きい部材を取付けたり、放熱板の硬度を突起
よりも大きくする第3の手段に構成してある。
1の手段又は第2の手段において、サーマルヘッドの下
部を支持する側板の突起に対して放熱板にこの突起より
も硬度の大きい部材を取付けたり、放熱板の硬度を突起
よりも大きくする第3の手段に構成してある。
【0009】前記目的を達成するために、本発明は、第
1の手段又は第2の手段において、サーマルヘッドで印
字するための印加電圧を与えるための電源線、印字デー
タを送る信号線をサーマルヘッドの記録紙側に結線し、
機器本体の内側とサーマルヘッドの間で該線材が挟持さ
れるようにした第4の手段に構成してある。
1の手段又は第2の手段において、サーマルヘッドで印
字するための印加電圧を与えるための電源線、印字デー
タを送る信号線をサーマルヘッドの記録紙側に結線し、
機器本体の内側とサーマルヘッドの間で該線材が挟持さ
れるようにした第4の手段に構成してある。
【0010】
【作用】前記第1の手段により、サーマルヘッドの搬送
方向移動量をサーマルヘッドの長さにプラテンローラの
ニップ幅の約半分を加えた量としているため、サーマル
ヘッドを圧解除後、適正位置へ復帰させる時にプラテン
ローラのニップ部にヒータ付近の凹凸部が必ず重なって
いるため回転による力で復帰させる事が容易となる。ま
た、プラテンローラの回転による力のみで復帰しないと
きにおいてもニップ部にヒータが入っていることにより
印字時の記録紙サーマルヘッドの貼り付きによる摩擦負
荷の影響により復帰の補助となったり、復帰していなく
ても一定の濃度を確保できるという効果がある。
方向移動量をサーマルヘッドの長さにプラテンローラの
ニップ幅の約半分を加えた量としているため、サーマル
ヘッドを圧解除後、適正位置へ復帰させる時にプラテン
ローラのニップ部にヒータ付近の凹凸部が必ず重なって
いるため回転による力で復帰させる事が容易となる。ま
た、プラテンローラの回転による力のみで復帰しないと
きにおいてもニップ部にヒータが入っていることにより
印字時の記録紙サーマルヘッドの貼り付きによる摩擦負
荷の影響により復帰の補助となったり、復帰していなく
ても一定の濃度を確保できるという効果がある。
【0011】前記第2の手段により、サーマルヘッドの
圧解除のための回動スペースをサーマルヘッドの放熱板
の角を取ることによって行っているので、側板のサーマ
ルヘッド上下規制切り欠きの長さとサーマルヘッドの長
さをほぼ等しくでき、サーマルヘッドの正常書き込み位
置への復帰はプラテンローラの回転によらず圧解除レバ
ーを戻すことにより位置決めされることとなりサーマル
ヘッドのヒータとプラテンローラの軸芯が容易に出るの
で印字濃度を含む画像品質を確保することができる。
圧解除のための回動スペースをサーマルヘッドの放熱板
の角を取ることによって行っているので、側板のサーマ
ルヘッド上下規制切り欠きの長さとサーマルヘッドの長
さをほぼ等しくでき、サーマルヘッドの正常書き込み位
置への復帰はプラテンローラの回転によらず圧解除レバ
ーを戻すことにより位置決めされることとなりサーマル
ヘッドのヒータとプラテンローラの軸芯が容易に出るの
で印字濃度を含む画像品質を確保することができる。
【0012】前記第3の手段により、サーマルヘッドの
放熱板に側板の支持部分に比べ硬度の高い部材を取付た
り、放熱板自体の硬度を高くしているため、サーマルヘ
ッドの移動によってサーマルヘッドに傷が付くことがな
くなり搬送方向、搬送直角(主走査)方向にサーマルヘ
ッドが動いても側板の支持部と干渉してサーマルヘッド
復帰の妨げとなることがない。
放熱板に側板の支持部分に比べ硬度の高い部材を取付た
り、放熱板自体の硬度を高くしているため、サーマルヘ
ッドの移動によってサーマルヘッドに傷が付くことがな
くなり搬送方向、搬送直角(主走査)方向にサーマルヘ
ッドが動いても側板の支持部と干渉してサーマルヘッド
復帰の妨げとなることがない。
【0013】前記第4の手段により、サーマルヘッドの
正規位置復帰方向に信号線、電源線の弾性で付勢してい
るのでサーマルヘッドを復帰付勢する部材を設けること
なしに補助付勢することが可能となる。
正規位置復帰方向に信号線、電源線の弾性で付勢してい
るのでサーマルヘッドを復帰付勢する部材を設けること
なしに補助付勢することが可能となる。
【0014】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例の概略構成を示
す説明図、図2は要部拡大説明図、図3は寸法関係を示
す説明図である。。
す説明図、図2は要部拡大説明図、図3は寸法関係を示
す説明図である。。
【0015】これらの図に示すように、放熱板4に発熱
素子列からなるサーマルヘッド単体(あるいはヒータ)
1を積載して一体化されて構成されているサーマルヘッ
ド、プラテンローラ2、板バネ5、プラテンローラ2の
軸受7、圧解除レバー6、駆動系などの構成部品は側板
3によりその両端部を支持され、側板3でそれぞれ位置
決めされている。
素子列からなるサーマルヘッド単体(あるいはヒータ)
1を積載して一体化されて構成されているサーマルヘッ
ド、プラテンローラ2、板バネ5、プラテンローラ2の
軸受7、圧解除レバー6、駆動系などの構成部品は側板
3によりその両端部を支持され、側板3でそれぞれ位置
決めされている。
【0016】すなわち、機器本体に設けられた側板3の
U字形切り込み部9の底部に更にU字形に切り込んで形
成した軸受部8でプラテンローラ2の軸受7は上下方向
を規制され、この軸受7で回転自由に支持されたプラテ
ンローラ2の軸心とサーマルヘッドのヒータ1位置が側
板3のU字形切り込み部9の側縁部9aにサーマルヘッ
ド1の放熱板4が接した時に所定の距離をもって位置す
るように放熱板4の端面からヒータ1までの距離(図1
中e)を設定している。
U字形切り込み部9の底部に更にU字形に切り込んで形
成した軸受部8でプラテンローラ2の軸受7は上下方向
を規制され、この軸受7で回転自由に支持されたプラテ
ンローラ2の軸心とサーマルヘッドのヒータ1位置が側
板3のU字形切り込み部9の側縁部9aにサーマルヘッ
ド1の放熱板4が接した時に所定の距離をもって位置す
るように放熱板4の端面からヒータ1までの距離(図1
中e)を設定している。
【0017】また駆動ギア(図示せず)は側板3に設け
られたスタッドにより回転自由に支持され、ギアピッチ
間距離が確保できるようにスタッド位置が設定されてい
る。
られたスタッドにより回転自由に支持され、ギアピッチ
間距離が確保できるようにスタッド位置が設定されてい
る。
【0018】圧解除レバー6は軸受7に回動自在に取り
付けられており、プラテンローラ2の軸心を中心として
図2のB方向に回動させることにより圧解除レバー6の
両端部のカム部6aがサーマルヘッドを構成する放熱板
4を押し、プラテンローラ2へのサーマルヘッド(サー
マルヘッド単体1及び放熱板4)の圧力を解除すること
ができる。このようにして記録紙(ロール紙13)をセ
ットするときにはサーマルヘッドとプラテンローラ2と
の間に隙間を生じさせ記録紙を挿入させることにより行
う。なお、A矢印はプラテンローラ2の回転方向であ
り、10は突起、11は左右位置規制曲げ部、12はモ
ータ、13はロール紙、14は本体ベースである。
付けられており、プラテンローラ2の軸心を中心として
図2のB方向に回動させることにより圧解除レバー6の
両端部のカム部6aがサーマルヘッドを構成する放熱板
4を押し、プラテンローラ2へのサーマルヘッド(サー
マルヘッド単体1及び放熱板4)の圧力を解除すること
ができる。このようにして記録紙(ロール紙13)をセ
ットするときにはサーマルヘッドとプラテンローラ2と
の間に隙間を生じさせ記録紙を挿入させることにより行
う。なお、A矢印はプラテンローラ2の回転方向であ
り、10は突起、11は左右位置規制曲げ部、12はモ
ータ、13はロール紙、14は本体ベースである。
【0019】ここで、サーマルヘッド(サーマルヘッド
単体1及び放熱板4)とブラテンローラ2の接触部では
プラテンローラ2の軸芯材に巻かれたゴム材の外径、ゴ
ム厚、ゴム硬度や板バネ5による圧力によってニップ
(NIP)幅(板バネ5の圧力によるプラテンローラ2
の前記接触部でのつぶれの幅)が異なる。また側板3の
サーマルヘッド取付部の長さ(U字形きり込み部9の
幅)Lは図2のように長方形断面を有するサーマルヘッ
ドの放熱板4の場合、サーマルヘッドを圧解除するとき
に回動させるためにサーマルヘッドの放熱板4の断面の
対角線長LTH’以上の取付部長さLが必要となる。これ
より本実施例では側板の取付部長さLを、サーマルヘッ
ドの放熱板4の長さLTHに上記ニップ幅LNIP の約1/
2の長さ(LNIP /2:正常に印字状態にあるサーマル
ヘッドのヒータ1位置とニップの給紙側端までの距離)
を加えた長さ以下となり、またサーマルヘッドの放熱板
4の断面対角線長さLTH’より長くなるようにニップ幅
LNIP を形成するよう上述の条件により設定する。これ
をまとめると、LTH’≦L≦LTH+LNIP /2を満たす
LNIP を得る事ができる条件となる。
単体1及び放熱板4)とブラテンローラ2の接触部では
プラテンローラ2の軸芯材に巻かれたゴム材の外径、ゴ
ム厚、ゴム硬度や板バネ5による圧力によってニップ
(NIP)幅(板バネ5の圧力によるプラテンローラ2
の前記接触部でのつぶれの幅)が異なる。また側板3の
サーマルヘッド取付部の長さ(U字形きり込み部9の
幅)Lは図2のように長方形断面を有するサーマルヘッ
ドの放熱板4の場合、サーマルヘッドを圧解除するとき
に回動させるためにサーマルヘッドの放熱板4の断面の
対角線長LTH’以上の取付部長さLが必要となる。これ
より本実施例では側板の取付部長さLを、サーマルヘッ
ドの放熱板4の長さLTHに上記ニップ幅LNIP の約1/
2の長さ(LNIP /2:正常に印字状態にあるサーマル
ヘッドのヒータ1位置とニップの給紙側端までの距離)
を加えた長さ以下となり、またサーマルヘッドの放熱板
4の断面対角線長さLTH’より長くなるようにニップ幅
LNIP を形成するよう上述の条件により設定する。これ
をまとめると、LTH’≦L≦LTH+LNIP /2を満たす
LNIP を得る事ができる条件となる。
【0020】このように構成された前記第1の実施例に
よれば、両側板3の互いに対向する部分にそれぞれ形成
された一対のU字形切り込み部8に、両端軸部に嵌着さ
れた軸受7がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンロ
ーラと、両側板間の距離より若干長い長さを有し両側板
でそれぞれ支持された放熱板4に発熱素子(サーマルヘ
ッド単体1)を積載して構成されているサーマルヘッド
と、サーマルヘッドがプラテンローラ2に圧接するよう
に放熱板4の裏面の上側端部近傍を押圧する板バネ5
と、プラテンローラ2が回転したときその回転力により
変位するサーマルヘッドの放熱板4上端部を押さえるス
トッパとなる側板のU字形切り込み部9の側縁部9aと
放熱板4の裏面の下側端部近傍を押さえる突起10とか
らなるサーマルヘッド位置決め基準部とを備えている感
熱記録装置であって、側板3のサーマルヘッド取付部分
の長さLを、サーマルヘッドの放熱板4の長さLTHにプ
ラテンローラ2に押圧したとき形成されるニップ幅の約
半分を加えた値以下からサーマルヘッド1の放熱板4の
断面対角線長LTH’以上とするため、サーマルヘッドの
搬送方向移動量をサーマルヘッドの放熱板4の長さにプ
ラテンローラ2のニップ幅の約半分を加えた量となるの
で、サーマルヘッドを圧解除後、適正位置へ復帰させる
時にプラテンローラ2のニップ部にヒータ付近の凹凸部
が必ず重なっているため回転による力で復帰させる事が
容易となる。また、プラテンローラ2の回転による力の
みで復帰しないときにおいてもニップ部にヒータが入っ
ていることにより印字時の記録紙サーマルヘッド単体1
の貼り付きによる摩擦負荷の影響により復帰の補助とな
ったり、復帰していなくても一定の濃度を確保できると
いう効果がある。
よれば、両側板3の互いに対向する部分にそれぞれ形成
された一対のU字形切り込み部8に、両端軸部に嵌着さ
れた軸受7がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンロ
ーラと、両側板間の距離より若干長い長さを有し両側板
でそれぞれ支持された放熱板4に発熱素子(サーマルヘ
ッド単体1)を積載して構成されているサーマルヘッド
と、サーマルヘッドがプラテンローラ2に圧接するよう
に放熱板4の裏面の上側端部近傍を押圧する板バネ5
と、プラテンローラ2が回転したときその回転力により
変位するサーマルヘッドの放熱板4上端部を押さえるス
トッパとなる側板のU字形切り込み部9の側縁部9aと
放熱板4の裏面の下側端部近傍を押さえる突起10とか
らなるサーマルヘッド位置決め基準部とを備えている感
熱記録装置であって、側板3のサーマルヘッド取付部分
の長さLを、サーマルヘッドの放熱板4の長さLTHにプ
ラテンローラ2に押圧したとき形成されるニップ幅の約
半分を加えた値以下からサーマルヘッド1の放熱板4の
断面対角線長LTH’以上とするため、サーマルヘッドの
搬送方向移動量をサーマルヘッドの放熱板4の長さにプ
ラテンローラ2のニップ幅の約半分を加えた量となるの
で、サーマルヘッドを圧解除後、適正位置へ復帰させる
時にプラテンローラ2のニップ部にヒータ付近の凹凸部
が必ず重なっているため回転による力で復帰させる事が
容易となる。また、プラテンローラ2の回転による力の
みで復帰しないときにおいてもニップ部にヒータが入っ
ていることにより印字時の記録紙サーマルヘッド単体1
の貼り付きによる摩擦負荷の影響により復帰の補助とな
ったり、復帰していなくても一定の濃度を確保できると
いう効果がある。
【0021】図4は第2の実施例を示すもので、この第
2の実施例では、機器の構成上や駆動負荷の低減のため
にニップ幅を小さくするのに、図4のようにサーマルヘ
ッドの放熱板4の対角を面取りしたりあるいはR加工な
どして凹部1aを形成し、LTH’≦LTHとすることによ
ってL≦LTHなるLを設定することも可能である。
2の実施例では、機器の構成上や駆動負荷の低減のため
にニップ幅を小さくするのに、図4のようにサーマルヘ
ッドの放熱板4の対角を面取りしたりあるいはR加工な
どして凹部1aを形成し、LTH’≦LTHとすることによ
ってL≦LTHなるLを設定することも可能である。
【0022】図5は第3の実施例を示すもので、この第
3の実施例では、側板3の下部支点部分に相対するサー
マルヘッドの放熱板4の裏面に側板3の材質よりも硬度
の高い部材15を接着、ネジ止めなどして固定すること
により、この部分での傷の発生を防止したり、摩擦負荷
を減少させることができる。
3の実施例では、側板3の下部支点部分に相対するサー
マルヘッドの放熱板4の裏面に側板3の材質よりも硬度
の高い部材15を接着、ネジ止めなどして固定すること
により、この部分での傷の発生を防止したり、摩擦負荷
を減少させることができる。
【0023】図6は第4の実施例を示すもので、この第
4の実施例では、サーマルヘッド(サーマルヘッド単体
1及び放熱板4)で印字するための印加電圧を与えるた
めの電源線や印字データを送る信号線等の線材16を配
置してこれらの線材16の弾性によってサーマルヘッド
をU字形切り込み部9の側縁部9aに押しつける(D方
向)ように付勢し(C方向)、サーマルヘッドを所定の
位置に復帰させる補助手段として使用することが可能と
なる。なお、17はコネクタ、18は制御基板である。
4の実施例では、サーマルヘッド(サーマルヘッド単体
1及び放熱板4)で印字するための印加電圧を与えるた
めの電源線や印字データを送る信号線等の線材16を配
置してこれらの線材16の弾性によってサーマルヘッド
をU字形切り込み部9の側縁部9aに押しつける(D方
向)ように付勢し(C方向)、サーマルヘッドを所定の
位置に復帰させる補助手段として使用することが可能と
なる。なお、17はコネクタ、18は制御基板である。
【0024】なお、前記第2ないし第4の実施例で特に
説明していない構成は前記第1の実施例と同様である。
説明していない構成は前記第1の実施例と同様である。
【0025】前記第2の実施例によれば、両側板3の互
いに対向する部分にそれぞれ形成された一対のU字形切
り込み部8に、両端軸部に嵌着された軸受7がそれぞれ
挿入されて装着されたプラテンローラ2と、両側板3間
の距離より若干長い長さを有し両側板でそれぞれ支持さ
れた放熱板4に発熱素子(サーマルヘッド単体1)を積
載して構成されているサーマルヘッドと、サーマルヘッ
ドがプラテンローラ2に圧接するように放熱板4の裏面
の上側端部近傍を押圧する板バネ5と、プラテンローラ
2が回転したときその回転力により変位するサーマルヘ
ッドの放熱板4上端部を押さえるストッパとなる側板の
U字形切り込み部9の側縁部9aと放熱板4の裏面の下
側端部近傍を押さえる突起10とからなるサーマルヘッ
ド位置決め基準部とを備えている感熱記録装置における
サーマルヘッドにおいて、放熱板4の搬送方向前後の稜
線にC面取り、R加工、段差などからなる凹部1aを形
成し、側板3のサーマルヘッド取付部分の長さLをサー
マルヘッドの放熱板4の長さLTHと等しく、もしくは若
干サーマルヘッドの放熱板4より長くするため、サーマ
ルヘッドの圧解除のための回動スペースをサーマルヘッ
ドの放熱板4の角を取ることによって行っているので、
側板のサーマルヘッド上下規制切り欠きの長さ(U字形
切り込み部9の幅)Lとサーマルヘッドの放熱板4の長
さLTHをほぼ等しくできる。したがつて、サーマルヘッ
ドの正常書き込み位置への復帰はプラテンローラ2の回
転によらず圧解除レバー6を戻すことにより位置決めさ
れることとなりサーマルヘッドのヒータ1とプラテンロ
ーラ2の軸芯が容易に出るので、印字濃度を含む画像品
質を確保することができる。
いに対向する部分にそれぞれ形成された一対のU字形切
り込み部8に、両端軸部に嵌着された軸受7がそれぞれ
挿入されて装着されたプラテンローラ2と、両側板3間
の距離より若干長い長さを有し両側板でそれぞれ支持さ
れた放熱板4に発熱素子(サーマルヘッド単体1)を積
載して構成されているサーマルヘッドと、サーマルヘッ
ドがプラテンローラ2に圧接するように放熱板4の裏面
の上側端部近傍を押圧する板バネ5と、プラテンローラ
2が回転したときその回転力により変位するサーマルヘ
ッドの放熱板4上端部を押さえるストッパとなる側板の
U字形切り込み部9の側縁部9aと放熱板4の裏面の下
側端部近傍を押さえる突起10とからなるサーマルヘッ
ド位置決め基準部とを備えている感熱記録装置における
サーマルヘッドにおいて、放熱板4の搬送方向前後の稜
線にC面取り、R加工、段差などからなる凹部1aを形
成し、側板3のサーマルヘッド取付部分の長さLをサー
マルヘッドの放熱板4の長さLTHと等しく、もしくは若
干サーマルヘッドの放熱板4より長くするため、サーマ
ルヘッドの圧解除のための回動スペースをサーマルヘッ
ドの放熱板4の角を取ることによって行っているので、
側板のサーマルヘッド上下規制切り欠きの長さ(U字形
切り込み部9の幅)Lとサーマルヘッドの放熱板4の長
さLTHをほぼ等しくできる。したがつて、サーマルヘッ
ドの正常書き込み位置への復帰はプラテンローラ2の回
転によらず圧解除レバー6を戻すことにより位置決めさ
れることとなりサーマルヘッドのヒータ1とプラテンロ
ーラ2の軸芯が容易に出るので、印字濃度を含む画像品
質を確保することができる。
【0026】また、前記第3の実施例によれば、サーマ
ルヘッドの放熱板4の下部を支持する側板3の突起10
に対して放熱板4にこの突起10よりも硬度の大きい部
材15を取付けたり、放熱板4の硬度を突起10よりも
大きくしたため、サーマルヘッドの移動によってサーマ
ルヘッドに傷が付くことがなくなり搬送方向、搬送直角
(主走査)方向にサーマルヘッドが動いても側板3の支
持部と干渉してサーマルヘッド復帰の妨げとなることが
ない。
ルヘッドの放熱板4の下部を支持する側板3の突起10
に対して放熱板4にこの突起10よりも硬度の大きい部
材15を取付けたり、放熱板4の硬度を突起10よりも
大きくしたため、サーマルヘッドの移動によってサーマ
ルヘッドに傷が付くことがなくなり搬送方向、搬送直角
(主走査)方向にサーマルヘッドが動いても側板3の支
持部と干渉してサーマルヘッド復帰の妨げとなることが
ない。
【0027】また、前記第4の実施例によれば、サーマ
ルヘッドで印字するための印加電圧を与えるための電源
線、印字データを送る信号線をサーマルヘッドの記録紙
側に結線し、機器本体の内側とサーマルヘッドの間で該
線材16が挟持されるようにしたため、サーマルヘッド
をその正規位置復帰方向に信号線、電源線の線材16の
弾性力で付勢させることができるので、サーマルヘッド
を復帰付勢する部材を別個に設けることなしに補助付勢
することが可能となる。
ルヘッドで印字するための印加電圧を与えるための電源
線、印字データを送る信号線をサーマルヘッドの記録紙
側に結線し、機器本体の内側とサーマルヘッドの間で該
線材16が挟持されるようにしたため、サーマルヘッド
をその正規位置復帰方向に信号線、電源線の線材16の
弾性力で付勢させることができるので、サーマルヘッド
を復帰付勢する部材を別個に設けることなしに補助付勢
することが可能となる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、サーマル
ヘッドの搬送方向移動量をサーマルヘッドの放熱板の長
さにプラテンローラのニップ幅の約半分を加えた量とし
ているため、サーマルヘッドを圧解除後、適正位置へ復
帰させる時にプラテンローラのニップ部に発熱素子付近
の凹凸部が必ず重なっているため回転による力で復帰さ
せることが容易となる。また、プラテンローラの回転に
よる力のみで復帰しないときにおいてもニップ部に発熱
素子が入っていることにより印字時の記録紙へのサーマ
ルヘッドの貼り付きによる摩擦負荷の影響により復帰の
補助となったり、復帰していなくても一定の濃度を確保
できるという効果がある。
ヘッドの搬送方向移動量をサーマルヘッドの放熱板の長
さにプラテンローラのニップ幅の約半分を加えた量とし
ているため、サーマルヘッドを圧解除後、適正位置へ復
帰させる時にプラテンローラのニップ部に発熱素子付近
の凹凸部が必ず重なっているため回転による力で復帰さ
せることが容易となる。また、プラテンローラの回転に
よる力のみで復帰しないときにおいてもニップ部に発熱
素子が入っていることにより印字時の記録紙へのサーマ
ルヘッドの貼り付きによる摩擦負荷の影響により復帰の
補助となったり、復帰していなくても一定の濃度を確保
できるという効果がある。
【0029】請求項2記載の発明によれば、サーマルヘ
ッドの圧解除のための回動スペースをサーマルヘッドの
放熱板の角を取ることによって行っているので、側板の
サーマルヘッド上下規制切り欠きの長さとサーマルヘッ
ド(放熱板)の長さをほぼ等しくできる。したがって、
サーマルヘッドの正常書き込み位置への復帰はプラテン
ローラの回転によらず圧解除レバーを戻すことにより位
置決めされることとなりサーマルヘッドの発熱素子とプ
ラテンローラの軸芯が容易に出るので、印字濃度を含む
画像品質を確保することができる。
ッドの圧解除のための回動スペースをサーマルヘッドの
放熱板の角を取ることによって行っているので、側板の
サーマルヘッド上下規制切り欠きの長さとサーマルヘッ
ド(放熱板)の長さをほぼ等しくできる。したがって、
サーマルヘッドの正常書き込み位置への復帰はプラテン
ローラの回転によらず圧解除レバーを戻すことにより位
置決めされることとなりサーマルヘッドの発熱素子とプ
ラテンローラの軸芯が容易に出るので、印字濃度を含む
画像品質を確保することができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、サーマルヘ
ッドの放熱板に側板の支持部分に比べ硬度の高い部材を
取付たり、放熱板自体の硬度を高くしているため、サー
マルヘッドの移動によってサーマルヘッドに傷が付くこ
とがなくなり搬送方向、搬送直角(主走査)方向にサー
マルヘッドが動いても側板の支持部と干渉してサーマル
ヘッド復帰の妨げとなることがない。
ッドの放熱板に側板の支持部分に比べ硬度の高い部材を
取付たり、放熱板自体の硬度を高くしているため、サー
マルヘッドの移動によってサーマルヘッドに傷が付くこ
とがなくなり搬送方向、搬送直角(主走査)方向にサー
マルヘッドが動いても側板の支持部と干渉してサーマル
ヘッド復帰の妨げとなることがない。
【0031】請求項4記載の発明によれば、サーマルヘ
ッドをその正規位置復帰方向に信号線、電源線の線材の
弾性力で付勢しているので、サーマルヘッドを復帰付勢
する部材を別個に設けることなしに補助付勢することが
可能となる。
ッドをその正規位置復帰方向に信号線、電源線の線材の
弾性力で付勢しているので、サーマルヘッドを復帰付勢
する部材を別個に設けることなしに補助付勢することが
可能となる。
【図1】本発明に係る第1の実施例の概略構成を示す説
明図である。
明図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例の要部拡大説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明に係る第1の実施例の寸法関係を示す説
明図である。
明図である。
【図4】本発明に係る第2の実施例の要部を示す説明図
である。
である。
【図5】本発明に係る第3の実施例の要部を示す説明図
である。
である。
【図6】本発明に係る第4の実施例の要部を示す説明図
である。
である。
1 サーマルヘッド 2 プラテンローラ 4 放熱板 3 側板 5 板バネ 6 圧解除レバー 7 軸受 8 軸受部 9 U字形切り込み部 10 突起 13 ロール紙 15 高硬度部 16 線材
Claims (4)
- 【請求項1】 両側板の互いに対向する部分にそれぞれ
形成された一対のU字形切り込み部に、両端軸部に嵌着
された軸受がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンロ
ーラと、 前記両側板間の距離より若干長い長さを有し前記両側板
でそれぞれ支持された放熱板に発熱素子を積載して構成
されているサーマルヘッドと、前記 サーマルヘッドが前記プラテンローラに圧接するよ
うに前記放熱板の裏面の上側端部近傍を押圧する板バネ
と、 前記プラテンローラが回転したときその回転力により変
位する前記サーマルヘッドの前記放熱板上端部を押さえ
るストッパとなる、前記側板のU字形切り込み部側縁部
と、前記放熱板の裏面の下側端部近傍を押さえる突起と
からなるサーマルヘッド位置決め基準部とを備えている
感熱記録装置であって、 前記側板のサーマルヘッド取付部分の長さLを、前記サ
ーマルヘッドの長さLTHに、前記板バネにより前記サー
マルヘッドを前記プラテンローラに押圧することで形成
される記録紙搬送方向のニップ幅LNIP の約半分を加え
た値以下からサーマルヘッドの断面対角線長LTH’以上
とすることを特徴とする感熱記録装置。 - 【請求項2】 両側板の互いに対向する部分にそれぞれ
形成された一対のU字形切り込み部に、両端軸部に嵌着
された軸受がそれぞれ挿入されて装着されたプラテンロ
ーラと、 前記両側板間の距離より若干長い長さを有し前記両側板
でそれぞれ支持された放熱板に発熱素子を積載して構成
されているサーマルヘッドと、前記 サーマルヘッドが前記プラテンローラに圧接するよ
うに前記放熱板の裏面の上側端部近傍を押圧する板バネ
と、 前記プラテンローラが回転したときその回転力により変
位する前記サーマルヘッドの前記放熱板上端部を押さえ
るストッパとなる、前記側板のU字形切り込み部側縁部
と、前記放熱板の裏面の下側端部近傍を押さえる突起と
からなるサーマルヘッド位置決め基準部とを備えている
感熱記録装置であって、 前記放熱板の搬送方向前後の稜線に凹部を形成し、前記
側板のサーマルヘッド取付部分の長さを前記サーマルヘ
ッドの長さと等しく、もしくは若干サーマルヘッドより
長くすることを特徴とする感熱記録装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載において、前記サー
マルヘッドの下部を支持する前記側板の突起に対して、
前記放熱板にこの突起よりも硬度の大きい高硬度部を設
けたことを特徴とする感熱記録装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載において、前記サー
マルヘッドで印字するための印加電圧を与えるための電
源線、印字データを送る信号線をサーマルヘッドの記録
紙側に結線し、機器本体の内側と前記サーマルヘッドの
間で該線材が挟持されるようにしたことを特徴とする感
熱記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30246692A JP3226987B2 (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 感熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30246692A JP3226987B2 (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 感熱記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143626A JPH06143626A (ja) | 1994-05-24 |
JP3226987B2 true JP3226987B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=17909288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30246692A Expired - Fee Related JP3226987B2 (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 感熱記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226987B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP30246692A patent/JP3226987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06143626A (ja) | 1994-05-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831 Year of fee payment: 7 |
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Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |