JPS6010989Y2 - 薄単板の搬送装置 - Google Patents
薄単板の搬送装置Info
- Publication number
- JPS6010989Y2 JPS6010989Y2 JP16361780U JP16361780U JPS6010989Y2 JP S6010989 Y2 JPS6010989 Y2 JP S6010989Y2 JP 16361780 U JP16361780 U JP 16361780U JP 16361780 U JP16361780 U JP 16361780U JP S6010989 Y2 JPS6010989 Y2 JP S6010989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- suction conveyor
- thin veneer
- conveyor
- vacuum chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は薄単板の搬送装置に関し、下面が吸引面となっ
たバキュームチャンバ１の下面に沿って送り駆動される
無端帯状のベルト２を配設すると共に、ベルト２に多数
の開孔３を設けてベルト２の下面に薄単板４を吸引する
上側吸着コンベア５と、上面が吸引面となったバキュー
ムチャンバ６の上面に沿って上側吸着コンベア５のベル
ト２と同方向に送り駆動される無端帯状のベルト７を配
設すると共に、ベルト７に多数の開孔８を設けてベルト
７の上面に上側吸着コンベア５から移送された薄単板４
を吸引する下側吸着コンベア９とを具備し、下側吸着コ
ンベア９のベルト７の送り速度を上側吸着コンベア５の
ベルト２の送り速度よりもやや早くすると共に、下側吸
着コンベア９のバキュームチャンバ６の上面に吸引しな
い平坦部１０を設けこの平坦部１０の上方のベルト７に
高圧エアーを吹付けるエアノズル１１を下側吸着コンベ
ア９の上方に配設して成る薄単板の搬送装置に係るもの
である。
たバキュームチャンバ１の下面に沿って送り駆動される
無端帯状のベルト２を配設すると共に、ベルト２に多数
の開孔３を設けてベルト２の下面に薄単板４を吸引する
上側吸着コンベア５と、上面が吸引面となったバキュー
ムチャンバ６の上面に沿って上側吸着コンベア５のベル
ト２と同方向に送り駆動される無端帯状のベルト７を配
設すると共に、ベルト７に多数の開孔８を設けてベルト
７の上面に上側吸着コンベア５から移送された薄単板４
を吸引する下側吸着コンベア９とを具備し、下側吸着コ
ンベア９のベルト７の送り速度を上側吸着コンベア５の
ベルト２の送り速度よりもやや早くすると共に、下側吸
着コンベア９のバキュームチャンバ６の上面に吸引しな
い平坦部１０を設けこの平坦部１０の上方のベルト７に
高圧エアーを吹付けるエアノズル１１を下側吸着コンベ
ア９の上方に配設して成る薄単板の搬送装置に係るもの
である。
従来、スライサー１２でスライスされた薄単板４ （厚
さ０．２〜０．４７７ｍ）をスライサコンヘア１３より
方向転換して搬送する装置として、第１図に示すような
機構が考案されている。
さ０．２〜０．４７７ｍ）をスライサコンヘア１３より
方向転換して搬送する装置として、第１図に示すような
機構が考案されている。
つまりスライサコンベア１３上の薄単板４をカム機構で
上下するテーブルリフター１４によって持ち上げて上方
より吸引する上側吸着コンベア５に吸着させ、上側吸着
コンベア５で薄単板４を吸着させながらベルト２の送り
駆動によって移送し、その薄単板４を第２図のように下
側より吸引する下側吸着コンベア９に吸着させて薄単板
４をスライスコンベア１３より約９０’移送方向を転換
した状態で搬送するものである。
上下するテーブルリフター１４によって持ち上げて上方
より吸引する上側吸着コンベア５に吸着させ、上側吸着
コンベア５で薄単板４を吸着させながらベルト２の送り
駆動によって移送し、その薄単板４を第２図のように下
側より吸引する下側吸着コンベア９に吸着させて薄単板
４をスライスコンベア１３より約９０’移送方向を転換
した状態で搬送するものである。
しかし乍ら上側吸着コンベア５で薄単板４を吸着するに
あたって、上側吸着コンベア５て薄単板４を吸着するに
は、上側吸着コンベア５の静圧をＨ＝３００〜４０ｏＴ
ＭｔＨｇ程度マチ上ケナイと薄単板４が確実に吸着され
ないといった問題があり、そのため、このような高静圧
で腰の弱い薄単板４を吸着するとベルト２の開孔３部分
から強く吸引されて第３図に示すように薄単板４に凸凹
のシワが発生するといった問題があった。
あたって、上側吸着コンベア５て薄単板４を吸着するに
は、上側吸着コンベア５の静圧をＨ＝３００〜４０ｏＴ
ＭｔＨｇ程度マチ上ケナイと薄単板４が確実に吸着され
ないといった問題があり、そのため、このような高静圧
で腰の弱い薄単板４を吸着するとベルト２の開孔３部分
から強く吸引されて第３図に示すように薄単板４に凸凹
のシワが発生するといった問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて威されたものであって、薄単
板を搬送するにあたって薄単板にシワが発生することな
く移送することができる薄単板の搬送装置を提供するこ
とを目的とするものである。
板を搬送するにあたって薄単板にシワが発生することな
く移送することができる薄単板の搬送装置を提供するこ
とを目的とするものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
上側吸着コンベア５はその内部に下方へ向けて吸引する
バキュームチャンバ１を設け、バキュームチャンバ１の
下方には無端ベルトにして送り駆動するベルト２を設け
て形成しである。
バキュームチャンバ１を設け、バキュームチャンバ１の
下方には無端ベルトにして送り駆動するベルト２を設け
て形成しである。
ベルト２は内周を多数のローラー１５で支えられ、連続
駆動できるようにしである。
駆動できるようにしである。
また、ベルト２に多数の開孔３が形成してあり、その開
孔３を通してベルト２下面からバキュームチャンバ１に
て薄単板４を吸引するようにしである。
孔３を通してベルト２下面からバキュームチャンバ１に
て薄単板４を吸引するようにしである。
下側吸着コンベア９は上側吸着コンベア５を上下逆にし
たようなもので、下側コンベア９の内部には上方へ向け
て吸引するバキュームチャンバ６が設けてあり、このバ
キュームチャンバ６の上方には無端ベルトにして上側吸
着コンベア５のベルト２と同方向に送り駆動するベルト
７が形成しである。
たようなもので、下側コンベア９の内部には上方へ向け
て吸引するバキュームチャンバ６が設けてあり、このバ
キュームチャンバ６の上方には無端ベルトにして上側吸
着コンベア５のベルト２と同方向に送り駆動するベルト
７が形成しである。
このベルト７はその内周を多数のローラー１６で支えら
れ、連続駆動できるようにしである。
れ、連続駆動できるようにしである。
ベルト７には多数の開孔８が設けてあり、その開孔８を
通して上側吸着コンベア５から送られてきた薄単板４を
ベルト７の上面からバキュームチャンバ６にて吸引する
ようにしである。
通して上側吸着コンベア５から送られてきた薄単板４を
ベルト７の上面からバキュームチャンバ６にて吸引する
ようにしである。
下側吸着コンベア９のベルト７の送り速度は上側吸着コ
ンベア５のベルト２の送り速度よりもやや速くしてあり
、例えば送り方向に８尺の薄単板４を載置した場合に、
上側吸着コンベア５のベルト２の送り速度ｖ＝５０Ｔｒ
Ｌ／Ｎｎの時、下側吸着コンベア９のベルト７の送り速
度全５１ｒｒＬ／ｒＩｒＩｎ程度にしである。
ンベア５のベルト２の送り速度よりもやや速くしてあり
、例えば送り方向に８尺の薄単板４を載置した場合に、
上側吸着コンベア５のベルト２の送り速度ｖ＝５０Ｔｒ
Ｌ／Ｎｎの時、下側吸着コンベア９のベルト７の送り速
度全５１ｒｒＬ／ｒＩｒＩｎ程度にしである。
下側吸着コンベア９のバキュームチャンバ６の略中央上
面には、エアーを吸引しない平坦部１０が形成してあり
、この平坦部１０の上方には高圧エアーを平坦部１０に
吹付けるエアノズル１１が配設しである。
面には、エアーを吸引しない平坦部１０が形成してあり
、この平坦部１０の上方には高圧エアーを平坦部１０に
吹付けるエアノズル１１が配設しである。
しかして、下側吸着コンベア９のベルト９の送り速度を
上側吸着コンベア５のベルト２の送り速度よりもやや早
くすることによって、薄単板４を上側吸着コンベア５か
ら下側吸着コンベア９へと移送する際に薄単板４は送り
方向に引張られることになる。
上側吸着コンベア５のベルト２の送り速度よりもやや早
くすることによって、薄単板４を上側吸着コンベア５か
ら下側吸着コンベア９へと移送する際に薄単板４は送り
方向に引張られることになる。
また下側吸着コンベア９の上面に平坦部１０を設けこの
平坦部１０に上方から高圧エアーを吹付けることにより
、この平坦部１０の上面を通過する薄単板４は下方のバ
キュームチャンバの吸引から開放されると共に上方の高
圧エアーで押え付けられることになるものである。
平坦部１０に上方から高圧エアーを吹付けることにより
、この平坦部１０の上面を通過する薄単板４は下方のバ
キュームチャンバの吸引から開放されると共に上方の高
圧エアーで押え付けられることになるものである。
上記のように本考案は下面が吸引面となったバキューム
チャンバの下面に沿って送り駆動される無端帯状のベル
トを配設すると共に、ベルトに多数の開孔を設けてベル
トの下面に薄単板を吸引する上側吸着コンベアと、上面
が吸引面となったバキュームチャンバの上面に沿って上
側吸着コンベアのベルトと同方向に送り駆動される無端
帯状のベルトを配設すると共に、ベルトに多数の開孔を
設けてベルトの上面に上側吸着コンベアから移送された
薄単板を吸引する下側吸着コンベアとを具備し、下側吸
着コンベアのベルトの送り速度を上側吸着コンベアベル
トの送り速度よりもやや早くしたので、薄単板を上側吸
着コンベアから下側コンベアへと移送する際に薄単板を
送り方向に引張ることができ、薄単板を送り方向に引張
ることができ、薄単板を送り方向に引張って薄単板の送
り方向のシワをなくすることができるものであり、また
下側吸着コンベアのバキュームチャンバの上面に吸引し
ない平坦部を設けこの平坦部の上方の無端ベルトに高圧
エアーを吹付けるエアノズルを下側吸着コンベアの上方
に配設したので、この平坦部の上面を通過する薄単板は
下方のバキュームチャンバの吸引から開放されると共に
、上方からの高圧エアで薄単板を押え付けることができ
、平坦にならすことになって薄単板の送り方向と直角方
向のシワをなくすことができるものである。
チャンバの下面に沿って送り駆動される無端帯状のベル
トを配設すると共に、ベルトに多数の開孔を設けてベル
トの下面に薄単板を吸引する上側吸着コンベアと、上面
が吸引面となったバキュームチャンバの上面に沿って上
側吸着コンベアのベルトと同方向に送り駆動される無端
帯状のベルトを配設すると共に、ベルトに多数の開孔を
設けてベルトの上面に上側吸着コンベアから移送された
薄単板を吸引する下側吸着コンベアとを具備し、下側吸
着コンベアのベルトの送り速度を上側吸着コンベアベル
トの送り速度よりもやや早くしたので、薄単板を上側吸
着コンベアから下側コンベアへと移送する際に薄単板を
送り方向に引張ることができ、薄単板を送り方向に引張
ることができ、薄単板を送り方向に引張って薄単板の送
り方向のシワをなくすることができるものであり、また
下側吸着コンベアのバキュームチャンバの上面に吸引し
ない平坦部を設けこの平坦部の上方の無端ベルトに高圧
エアーを吹付けるエアノズルを下側吸着コンベアの上方
に配設したので、この平坦部の上面を通過する薄単板は
下方のバキュームチャンバの吸引から開放されると共に
、上方からの高圧エアで薄単板を押え付けることができ
、平坦にならすことになって薄単板の送り方向と直角方
向のシワをなくすことができるものである。
第１図は従来例の薄単板の搬送装置の全体図、第２図は
同上の上側吸着コンベアと下側吸着コンベアの概略正面
図、第３図ａ、ｂは本考案−実施例の薄単板を上側吸着
コンベアで吸着した状態を示す正断面図と側断面図、第
４図ａ、 ｂは同上の下側吸着コンベアの正面図と側面
図である。 １はバキュームチャンバ、２はベルト、３は開孔、４は
薄単板、５は上側吸着コンベア、６はバキュームチャン
バ、７はベルト、８は開孔、９は下側吸着コンベア、１
０は平坦部、１１はエアノズルである。
同上の上側吸着コンベアと下側吸着コンベアの概略正面
図、第３図ａ、ｂは本考案−実施例の薄単板を上側吸着
コンベアで吸着した状態を示す正断面図と側断面図、第
４図ａ、 ｂは同上の下側吸着コンベアの正面図と側面
図である。 １はバキュームチャンバ、２はベルト、３は開孔、４は
薄単板、５は上側吸着コンベア、６はバキュームチャン
バ、７はベルト、８は開孔、９は下側吸着コンベア、１
０は平坦部、１１はエアノズルである。
Claims (1)
- 下面が吸引面となったバキュームチャンバの下面に沿っ
て送り駆動される無端帯状のベルトを配設すると共に、
ベルトに多数の開孔を設けてベルトの下面に薄単板を吸
引する上側吸着コンベアと、上面が吸引面となったバキ
ュームチャンバの上面に沿って上側吸着コンベアのベル
トと同方向に送り駆動される無端帯状のベルトを配設す
ると共に、ベルトに多数の開孔を設けてベルトの上面に
上側吸着コンベアから移送された薄単板を吸引する下側
吸着コンベアとを具備し、下側吸着コンベアのベルトの
送り速度を上側吸着コンベアのベルトの送り速度よりも
やや早くすると共に、下側吸着コンベアのバキュームチ
ャンバの上面に吸引しない平坦部を設けこの平坦部の上
方のベルトに高圧エアーを吹付けるエアノズルを下側吸
着コンベアの上方に配設して成る薄単板の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16361780U JPS6010989Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 薄単板の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16361780U JPS6010989Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 薄単板の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785544U JPS5785544U (ja) | 1982-05-26 |
| JPS6010989Y2 true JPS6010989Y2 (ja) | 1985-04-12 |
Family
ID=29522394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16361780U Expired JPS6010989Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 薄単板の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010989Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-15 JP JP16361780U patent/JPS6010989Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785544U (ja) | 1982-05-26 |
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