JPS60106930A - 永久磁石合金の製造方法 - Google Patents
永久磁石合金の製造方法Info
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- JPS60106930A JPS60106930A JP58214758A JP21475883A JPS60106930A JP S60106930 A JPS60106930 A JP S60106930A JP 58214758 A JP58214758 A JP 58214758A JP 21475883 A JP21475883 A JP 21475883A JP S60106930 A JPS60106930 A JP S60106930A
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- JP
- Japan
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- reaction
- permanent magnet
- rare earth
- alloy
- oxides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はCLII換型R2C017系の希土類金属間化
合物からなる永久磁石合金の製造方法に関する。
合物からなる永久磁石合金の製造方法に関する。
希土類コバルト金属固化合物は希土類金属の含有量によ
り種々のRCo相(以下Rは希土類金属を表わJ)を形
成することはよく知られているが、現在実用化されてい
るのはReO2系およびR2C017系永久磁石である
。
り種々のRCo相(以下Rは希土類金属を表わJ)を形
成することはよく知られているが、現在実用化されてい
るのはReO2系およびR2C017系永久磁石である
。
RCOs系永久磁石(例えば特開昭46−6503号、
同4ら一6504号および同46−6505号の各公報
参照)は、最初に実用化され保磁力(IHC)は高いが
(一般的に10KOe以上)、残留磁束密* (Brお
よび最大エネルギーfji[(BH)iaxlの点で難
点がある。
同4ら一6504号および同46−6505号の各公報
参照)は、最初に実用化され保磁力(IHC)は高いが
(一般的に10KOe以上)、残留磁束密* (Brお
よび最大エネルギーfji[(BH)iaxlの点で難
点がある。
一方R2C017系永久磁石は残留磁束密度および最大
エネルギー積が高く、特に、最近では最大エネルギー積
が25M G Oe以上のものが開発され、その用途が
拡大している。
エネルギー積が高く、特に、最近では最大エネルギー積
が25M G Oe以上のものが開発され、その用途が
拡大している。
このR2C017系永久磁石にも種々の組成の知られ′
Cいるが(例えば特開昭5O−il 1599号、同5
2−115000号、同 56−156734号、同
57−128905号の各公報参照)、特にR(Co
1−x−y−zFexQuyMZ)A(但し、R: 5
ill 、 Ce 1Pr等の希土類金属の1種又は2
種以上の組合せ、M:5i1Ti、Zr、Mn、V、N
b、Cr、Mo、Hfの群から選ばれた1種又は2種以
上の組合せ、0.01≦×≦0,40.0.02≦y≦
0.25.0.005≦l≦0.15.5.0≦A≦8
.5)で表わされる組成を有する永久磁石(例えば特公
昭55−50100号公報参照)は^性能(実験的には
30MGOc程度の最大エネルギー積が得られる)を有
゛することか知られている。
Cいるが(例えば特開昭5O−il 1599号、同5
2−115000号、同 56−156734号、同
57−128905号の各公報参照)、特にR(Co
1−x−y−zFexQuyMZ)A(但し、R: 5
ill 、 Ce 1Pr等の希土類金属の1種又は2
種以上の組合せ、M:5i1Ti、Zr、Mn、V、N
b、Cr、Mo、Hfの群から選ばれた1種又は2種以
上の組合せ、0.01≦×≦0,40.0.02≦y≦
0.25.0.005≦l≦0.15.5.0≦A≦8
.5)で表わされる組成を有する永久磁石(例えば特公
昭55−50100号公報参照)は^性能(実験的には
30MGOc程度の最大エネルギー積が得られる)を有
゛することか知られている。
1このようなR2C017系永久磁石合金の製造方法と
しては、希土類金属、co 、 l”e等の合金成分の
純金属を原料とし、高周波溶解し、ついで金型に鋳造し
、そして得られた合金インゴットの粉砕、磁揚中成形、
焼結、溶体化処理および時効処理を行なうのが一般的で
ある。
しては、希土類金属、co 、 l”e等の合金成分の
純金属を原料とし、高周波溶解し、ついで金型に鋳造し
、そして得られた合金インゴットの粉砕、磁揚中成形、
焼結、溶体化処理および時効処理を行なうのが一般的で
ある。
しかして希土類金属は、一般的に高価であることから上
述した溶解法では原料コストが高く、このことが製造コ
ストを上げる大きな要因となっCいる。そこで溶解法の
上記欠点を改善するために、安価な(純金属の約1/4
以下)8土類酸化物を原料として還元剤(ca 、 C
a R2、tVHIが一般的)を用いて、C01Feそ
の他の金属成分ど拡散反応により合金化させる直接還元
鉱i&沫が提案されでいる(例えば特公昭49−729
6号、同53−16798号、同55−30575号お
よび同55−27602号の各公報参照)。しかしなが
ら従来の直接還元拡散法では、特開昭54−10227
1号公報に記載されているようにReO2系等の二元系
永久磁石については高周波溶解法により製造した場合と
同等の磁気特性を得られるものの、CLI置換型R2C
o17系永久磁石においては、高周波溶解法によるもの
より磁気特性が劣っている等の問題があった。
述した溶解法では原料コストが高く、このことが製造コ
ストを上げる大きな要因となっCいる。そこで溶解法の
上記欠点を改善するために、安価な(純金属の約1/4
以下)8土類酸化物を原料として還元剤(ca 、 C
a R2、tVHIが一般的)を用いて、C01Feそ
の他の金属成分ど拡散反応により合金化させる直接還元
鉱i&沫が提案されでいる(例えば特公昭49−729
6号、同53−16798号、同55−30575号お
よび同55−27602号の各公報参照)。しかしなが
ら従来の直接還元拡散法では、特開昭54−10227
1号公報に記載されているようにReO2系等の二元系
永久磁石については高周波溶解法により製造した場合と
同等の磁気特性を得られるものの、CLI置換型R2C
o17系永久磁石においては、高周波溶解法によるもの
より磁気特性が劣っている等の問題があった。
本発明の目的は、上述の従来技術の問題点を解消し、低
コストでかつ磁気特性の優れたCuff1換型R2GO
+7系永久磁石合金を得ることができる製造方法を提供
することである。
コストでかつ磁気特性の優れたCuff1換型R2GO
+7系永久磁石合金を得ることができる製造方法を提供
することである。
本発明の永久磁石合金の製造方法は、R(C。
+ −X−’l−Z Fe X CuyMz ) A
(但し、R:Sm、Ce 、Pr等の希土類金属の1種
又は2種以上の組合せ、M:Si、Ti、Zr、Mn、
V、Nb。
(但し、R:Sm、Ce 、Pr等の希土類金属の1種
又は2種以上の組合せ、M:Si、Ti、Zr、Mn、
V、Nb。
Cr 、fvlo 、1−1fの群から選ばれた1種又
は2種以上の組み合せ、0.01 ≦x ≦0.401
0.02 ≦X≦0.25.0.005≦Z≦0.15
.6≦A≦8.5)で示される組成を有する永久磁石合
金の製造方法において、前記希土類金属の酸化物とGo
、 FeC0,Mの各金属粉またはこれら金属粉の一
部ないしは全部の酸化物とCa 、Ca HzおよびM
uの少く共1種類から成る還元剤とを混合し、得られた
混合物を112ガス中あるいはR2ガスを含む還元性雰
囲気中で1100〜1300℃の温度範囲にて0.5〜
51′I加熱して還元拡散反応を行なわしめることを特
徴としている。
は2種以上の組み合せ、0.01 ≦x ≦0.401
0.02 ≦X≦0.25.0.005≦Z≦0.15
.6≦A≦8.5)で示される組成を有する永久磁石合
金の製造方法において、前記希土類金属の酸化物とGo
、 FeC0,Mの各金属粉またはこれら金属粉の一
部ないしは全部の酸化物とCa 、Ca HzおよびM
uの少く共1種類から成る還元剤とを混合し、得られた
混合物を112ガス中あるいはR2ガスを含む還元性雰
囲気中で1100〜1300℃の温度範囲にて0.5〜
51′I加熱して還元拡散反応を行なわしめることを特
徴としている。
以下本発明の詳細をCu置換型5I12co17系永久
磁石を製造する例に基いて説明する。
磁石を製造する例に基いて説明する。
本発明に係る製造方法は、大別して以下の2工程から構
成される。
成される。
まず第1工程は還元拡散反応を行なわしめる工程である
。すなわち希土類金属酸化物とFe、CoN(Si、T
i、VlCr、Mn、Zr、Nb 、MO、Hfの群か
ら選ばれた1種又は2種以上)の各金属粉もしくはこれ
らの金属粉の一部ないしは全部の酸化物を公知の混合機
に投入して十分に攪拌混合する。得られた混合物を反応
容器中にセットし、1000〜1300℃の温度範囲で
加熱して還元拡散反応(以下R/D反応という)を行な
う1R/D反応が順調に進行した場合には、本工程にお
いて、希土類金属酸化物および金属酸化物の一部は還元
剤により還元され、相互拡散により合金化されてケーキ
状の反応組成物が形成される。第1図は、本反応過程を
Ca % Sto 203、Fe 。
。すなわち希土類金属酸化物とFe、CoN(Si、T
i、VlCr、Mn、Zr、Nb 、MO、Hfの群か
ら選ばれた1種又は2種以上)の各金属粉もしくはこれ
らの金属粉の一部ないしは全部の酸化物を公知の混合機
に投入して十分に攪拌混合する。得られた混合物を反応
容器中にセットし、1000〜1300℃の温度範囲で
加熱して還元拡散反応(以下R/D反応という)を行な
う1R/D反応が順調に進行した場合には、本工程にお
いて、希土類金属酸化物および金属酸化物の一部は還元
剤により還元され、相互拡散により合金化されてケーキ
状の反応組成物が形成される。第1図は、本反応過程を
Ca % Sto 203、Fe 。
CuおよびCOを用いて示差熱分新装ff1(DTA)
で調べたものである。800℃近傍に図中aで示りよう
にQaの融点に相当する急熱ピークが認められ、液相状
態のCaが51203を還元(Slll 203 +3
Ca →281+1 +Ca o> ’lることによる
発熱ビークbが830〜900℃に認められる。このよ
うにして還元されたSmが、l’me 、 GO、Cu
と相与拡散りることにより、略900℃以上で、僅かな
急熱反応Cを伴いなからS+++ −Go −Fe −
Quの合金化へと拡散反応が進行していくことがわかる
。一方、図中にdおよびeで示すように低温側で僅かな
発熱反応が得られるが、この反応はCLIとCaとの間
にQa−Cu系の低融点合金が一部生成り−るためであ
り、これらの急熱ピークは例えばt−1ansen 、
Con5tituNon ofBinary A11o
ys中に記載のCa−CLに元系状態図の結果と良く対
応している。このCA−Cu合金の一部は目的とり−る
多元系合金から、Cu含有口を減少さμることになる。
で調べたものである。800℃近傍に図中aで示りよう
にQaの融点に相当する急熱ピークが認められ、液相状
態のCaが51203を還元(Slll 203 +3
Ca →281+1 +Ca o> ’lることによる
発熱ビークbが830〜900℃に認められる。このよ
うにして還元されたSmが、l’me 、 GO、Cu
と相与拡散りることにより、略900℃以上で、僅かな
急熱反応Cを伴いなからS+++ −Go −Fe −
Quの合金化へと拡散反応が進行していくことがわかる
。一方、図中にdおよびeで示すように低温側で僅かな
発熱反応が得られるが、この反応はCLIとCaとの間
にQa−Cu系の低融点合金が一部生成り−るためであ
り、これらの急熱ピークは例えばt−1ansen 、
Con5tituNon ofBinary A11o
ys中に記載のCa−CLに元系状態図の結果と良く対
応している。このCA−Cu合金の一部は目的とり−る
多元系合金から、Cu含有口を減少さμることになる。
したがって、目的とりる合金のCu含有量ににつでも異
なるが、出発時に配合ゾるCu聞は、合金の化学量論組
成に対し、1.05〜1.5倍程度増加することにより
、目的とする合金成分を得ることができる。
なるが、出発時に配合ゾるCu聞は、合金の化学量論組
成に対し、1.05〜1.5倍程度増加することにより
、目的とする合金成分を得ることができる。
このR/ D反応は、通常Arガス等の不活性ガス雰囲
気中で行なうことが一般的であるが、十分に反応を進行
させるためには1000〜1300℃の温度に5〜10
11もの長時間保持づ−る必要があり、生産能率の点で
問題であった。これに対してR/ D反応をH2ガスも
しくはH2ガスを含む還元性ガス雰囲気中で行なうと、
次の理由により0.5〜511の短時間で十分に反応が
進行Jる。
気中で行なうことが一般的であるが、十分に反応を進行
させるためには1000〜1300℃の温度に5〜10
11もの長時間保持づ−る必要があり、生産能率の点で
問題であった。これに対してR/ D反応をH2ガスも
しくはH2ガスを含む還元性ガス雰囲気中で行なうと、
次の理由により0.5〜511の短時間で十分に反応が
進行Jる。
H2ガスを含む還元性ガス雰囲気中で原料混合物を加熱
すると、混合原料中の希土類酸化物及び金属酸化物の一
部(Zr O:l! 、Hf 02等の熱力学的に安定
でH2還元出来ない酸化物)は還元剤により還元される
。一方金属酸化物の一部(COO1Fe20a等)はH
2ガスを含む還元性ガスにより還元される。このように
して還元された合金元素は、表面がH2ガスにより活性
化されているため、拡散反応が速やかに進行し、従来の
不活性ガス雰囲気中でのR/D反応と比較して、短時間
で所望の磁気特性を得ることが可能である。また合金構
成原料として、希土類酸化物を除いて金属粉のみを使用
する場合においても金属粉表面の酸化物及び吸る酸素が
、H2ガスにより除去されることにより、表面が活性化
されるため、同様の効果か得られる。
すると、混合原料中の希土類酸化物及び金属酸化物の一
部(Zr O:l! 、Hf 02等の熱力学的に安定
でH2還元出来ない酸化物)は還元剤により還元される
。一方金属酸化物の一部(COO1Fe20a等)はH
2ガスを含む還元性ガスにより還元される。このように
して還元された合金元素は、表面がH2ガスにより活性
化されているため、拡散反応が速やかに進行し、従来の
不活性ガス雰囲気中でのR/D反応と比較して、短時間
で所望の磁気特性を得ることが可能である。また合金構
成原料として、希土類酸化物を除いて金属粉のみを使用
する場合においても金属粉表面の酸化物及び吸る酸素が
、H2ガスにより除去されることにより、表面が活性化
されるため、同様の効果か得られる。
また第1図から明らかなように1000℃以上の温度ぐ
あれば拡散反応は進行するが、その反応を十分に行なわ
しめるためには、1100℃以上(好ましくは1150
℃以上)で加熱する必要がある。ずなわら5i1203
から生成づる5IIl(金属)の融点は1052℃であ
ることから、1000℃の加熱温度では還元された3i
++は固相状態で他の金属元素(Co、Fe 、 CL
I )と拡散する。これに対して加熱温度が1100℃
以上では、5Illの融点より十分に高いため5IIl
は液相状態になって他の金属粒子の表面を濡らして、拡
散反応はより速やかに進行Jる。ただし加熱温度はあま
り高くても拡散反応の進行ははとlυど変化がないので
、1300℃以下(好ましくは1250℃以下)の温度
で十分である。なお、本発明に使用づる還元剤は上述し
た通り、Qa 、 CaH2又はMuのいずれにおいて
もさしつかえないが、CaおよびCaH2を使用する場
合にJ3いては反応設備上の注意が必要である。リ−な
わちCaを用いた場合には200℃以上でH2と反応し
てCa1]2が形成された後600℃以上で分解し、一
旦a ÷去内に吸収されたH2ガスが放出されるため、またC
aH12の場合にも600℃以上での分解にJ、す、H
2ガスが放出されるため、反応容器内の圧ノjを放出H
2による圧り上昇に耐えられるようフン1−ロールして
行なう必要がある。一方、Mgを用いた場合には、Mi
llは水素化物を作らないので通常不活性ガス雰囲気中
での反応と同様に行なえばよい。
あれば拡散反応は進行するが、その反応を十分に行なわ
しめるためには、1100℃以上(好ましくは1150
℃以上)で加熱する必要がある。ずなわら5i1203
から生成づる5IIl(金属)の融点は1052℃であ
ることから、1000℃の加熱温度では還元された3i
++は固相状態で他の金属元素(Co、Fe 、 CL
I )と拡散する。これに対して加熱温度が1100℃
以上では、5Illの融点より十分に高いため5IIl
は液相状態になって他の金属粒子の表面を濡らして、拡
散反応はより速やかに進行Jる。ただし加熱温度はあま
り高くても拡散反応の進行ははとlυど変化がないので
、1300℃以下(好ましくは1250℃以下)の温度
で十分である。なお、本発明に使用づる還元剤は上述し
た通り、Qa 、 CaH2又はMuのいずれにおいて
もさしつかえないが、CaおよびCaH2を使用する場
合にJ3いては反応設備上の注意が必要である。リ−な
わちCaを用いた場合には200℃以上でH2と反応し
てCa1]2が形成された後600℃以上で分解し、一
旦a ÷去内に吸収されたH2ガスが放出されるため、またC
aH12の場合にも600℃以上での分解にJ、す、H
2ガスが放出されるため、反応容器内の圧ノjを放出H
2による圧り上昇に耐えられるようフン1−ロールして
行なう必要がある。一方、Mgを用いた場合には、Mi
llは水素化物を作らないので通常不活性ガス雰囲気中
での反応と同様に行なえばよい。
次に第2工程では、上述の還元拡散反応によって得られ
た反応生成物を水中に投じて生成したCa O(Mu
O)余剰のGa (Mg)をCa(01−12(fvh
(OH)2)として排除し、ついで酸洗して残存する
Ca−Cu合金およびこれらの酸化物を強制的に排除し
そして水洗を行なって酸を除去する。水洗後の反応生成
物は真空中で乾燥した後ジエンl−ミル等の公知の粉砕
機により平均粒径数μ以下に微粉砕して合金粉末が得ら
れる。
た反応生成物を水中に投じて生成したCa O(Mu
O)余剰のGa (Mg)をCa(01−12(fvh
(OH)2)として排除し、ついで酸洗して残存する
Ca−Cu合金およびこれらの酸化物を強制的に排除し
そして水洗を行なって酸を除去する。水洗後の反応生成
物は真空中で乾燥した後ジエンl−ミル等の公知の粉砕
機により平均粒径数μ以下に微粉砕して合金粉末が得ら
れる。
この合金粉末を用いることにより、通常の工程を経て溶
解・鋳造法によって得られたものと同等もしくはそれ以
上の磁気特性を有するGu@換型R2C+7系永久磁石
が得られる。例えば上記合金粉末を金型に充填し、5〜
20KOBの磁場中で2〜10to++ /ci2の圧
ノコを加えて圧縮成形し、得られた成形体を八「、He
等の不活性ガス又は水素ガス雰囲気中、もしくは真空中
(io−2〜104Torr )で1150〜1250
℃の温度で焼結する。次に焼結体を1100〜1200
℃の温度で0.5〜4時間保持して溶体化処理を行ない
、しかる後油または水等の冷却媒体中に投じて急冷し、
そして800〜950℃の温度で0.5〜41保持後0
.3〜b度で400℃まで冷却しそこで0.5〜311
保持して時効処理を行なうことにより、所望の磁気特性
を得ることが可能である。
解・鋳造法によって得られたものと同等もしくはそれ以
上の磁気特性を有するGu@換型R2C+7系永久磁石
が得られる。例えば上記合金粉末を金型に充填し、5〜
20KOBの磁場中で2〜10to++ /ci2の圧
ノコを加えて圧縮成形し、得られた成形体を八「、He
等の不活性ガス又は水素ガス雰囲気中、もしくは真空中
(io−2〜104Torr )で1150〜1250
℃の温度で焼結する。次に焼結体を1100〜1200
℃の温度で0.5〜4時間保持して溶体化処理を行ない
、しかる後油または水等の冷却媒体中に投じて急冷し、
そして800〜950℃の温度で0.5〜41保持後0
.3〜b度で400℃まで冷却しそこで0.5〜311
保持して時効処理を行なうことにより、所望の磁気特性
を得ることが可能である。
以下、本発用の比較例および実施例を説明するが本実施
例により、特許請求の範囲が限定されるものではない。
例により、特許請求の範囲が限定されるものではない。
比較例
5130.2u 、Co251.og、Fe70.01
J1Cu40.Ou、Z r9.Ogを各々秤量し、こ
れらをアーク溶解炉中に投入し、10 7orrまで脱
気後Arガス雰囲気中で溶解しついで金型に鋳造した。
J1Cu40.Ou、Z r9.Ogを各々秤量し、こ
れらをアーク溶解炉中に投入し、10 7orrまで脱
気後Arガス雰囲気中で溶解しついで金型に鋳造した。
得られたインゴットを粉砕した後合金粉の組成分析をお
こなったところ第1表に示すように目標組成に相当する
磁石合金を得られた。
こなったところ第1表に示すように目標組成に相当する
磁石合金を得られた。
第1表
(単位は重量%)
実施例
第2表に示す目標値とするために、311203151
01J 、GO2510tJ、Fe100g 、 Cu
400g 、Zr90g、Ca677gを少量し、V型
混合機にて30分間混合後、反応容器中にセットしてA
「あるいは)−+28囲気中にて、500℃より3℃/
sinの速度で1150’Cまで加熱し、保持時間を変
えて還元拡散反応を行ない、反応後、常温まで放冷を行
なった。反応後得られたケーキ状の生成物を水中に2時
間段じた後、繰り返し洗浄を行なった。しかる後Pl(
−2〜5の範囲で酸洗してからPH−6,5〜7になる
まで中和しそし゛C乾燥および粉砕を行なって合金粉末
を得た。
01J 、GO2510tJ、Fe100g 、 Cu
400g 、Zr90g、Ca677gを少量し、V型
混合機にて30分間混合後、反応容器中にセットしてA
「あるいは)−+28囲気中にて、500℃より3℃/
sinの速度で1150’Cまで加熱し、保持時間を変
えて還元拡散反応を行ない、反応後、常温まで放冷を行
なった。反応後得られたケーキ状の生成物を水中に2時
間段じた後、繰り返し洗浄を行なった。しかる後Pl(
−2〜5の範囲で酸洗してからPH−6,5〜7になる
まで中和しそし゛C乾燥および粉砕を行なって合金粉末
を得た。
第1表には、雰囲気及び保持時間を変えて得られた各合
金粉の組成分析結果を示す。
金粉の組成分析結果を示す。
上記の方法により得られた磁石合金粉を、ボールミルに
て微粉砕後、磁場中成形、焼結、熱処理を行なって焼結
磁石を作製し、磁気特性を測定した。第3図に還元拡散
反応保持時間とIHCの関係を示す、AはAr雰囲気ガ
ス中、BはH2雰囲気ガス中でR/D反応を行なって得
られた合金粉末を用いた磁石の1l−1Gの測定値であ
る。
て微粉砕後、磁場中成形、焼結、熱処理を行なって焼結
磁石を作製し、磁気特性を測定した。第3図に還元拡散
反応保持時間とIHCの関係を示す、AはAr雰囲気ガ
ス中、BはH2雰囲気ガス中でR/D反応を行なって得
られた合金粉末を用いた磁石の1l−1Gの測定値であ
る。
<*俊 : 閂ff1%ン
第3表
(単位二重量%)
第3図から明らかなように、本発明に系る製造方法によ
れば還元拡散法に必要な時間を約半分に短縮しても、従
来法と同等の磁気特性が得られることがわかる。なお、
第2表にお4JるN o、8〜12の合金粉末を用いて
得られた磁石合金のB「および(B H) maxはそ
れぞれ10000〜11000Gおよび、27〜28M
G Oeの範囲にあり、鋳造・溶解法と同等の特性を
有している。
れば還元拡散法に必要な時間を約半分に短縮しても、従
来法と同等の磁気特性が得られることがわかる。なお、
第2表にお4JるN o、8〜12の合金粉末を用いて
得られた磁石合金のB「および(B H) maxはそ
れぞれ10000〜11000Gおよび、27〜28M
G Oeの範囲にあり、鋳造・溶解法と同等の特性を
有している。
以上に記述の如く、本発明によれば、H2およびH2を
含む還元性雰囲気ガス中vyA元拡散反応を行なわせる
ことにより、該反応時開の大幅な短縮が可能となる。す
なわち本発明は、生産能率の向上という工業工大なる効
果を有するものである。
含む還元性雰囲気ガス中vyA元拡散反応を行なわせる
ことにより、該反応時開の大幅な短縮が可能となる。す
なわち本発明は、生産能率の向上という工業工大なる効
果を有するものである。
第1因はSi 203−GO−Fe −Cu −Caに
よるR/D法の示差熱分析結果を示す図、第2図はR/
D反応の温度一時間パターンを示す図、第3図は、還元
拡散反応における保持時間とIHCとの関係を示す図で
ある。
よるR/D法の示差熱分析結果を示す図、第2図はR/
D反応の温度一時間パターンを示す図、第3図は、還元
拡散反応における保持時間とIHCとの関係を示す図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 、 I< (CO+ −X−V −Z FexCu
yvz ) A (コこで1′(は5ill、Ce 、
Prを中心とした希土類金属の1種又は2種以上の組み
合せであり、MはS’ −T i 1Zr 、M 11
、V −N b 、Cr s MOlHlの1種又は
2種以上の組み合せ、0.01≦X≦0.40.0.0
2≦V ≦0.25.0.005≦2≦0.15.5.
0≦A≦8.5)で表わされる組成を有する永久磁石合
金の製造方法において、前記希土類金属の酸化物とGO
、Fe 、OLl 1Mの各金属粉またはこれら金BI
)の一部ないしは全部の酸化物とCa 1C:、aト1
2およびMuの少なく共1種から成る還元剤とを混合し
、得られた混合物をH2ガス中’14’f−12カニ、
含む遠い性、□気中、工1ioo〜1300℃の温度範
囲にて0.5〜511加熱して還元拡散反応を行なわし
めることを特徴と1−る永久!&L合金の製造方法。 2.1150〜1200℃の温度範囲で加熱し゛C還元
拡散反応を行なわしめることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の永久磁石合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58214758A JPS60106930A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 永久磁石合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58214758A JPS60106930A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 永久磁石合金の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106930A true JPS60106930A (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=16661065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58214758A Pending JPS60106930A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 永久磁石合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60106930A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4863511A (en) * | 1984-05-22 | 1989-09-05 | Junichi Ishii | Method of forming a rare earth-cobalt type magnetic powder for resinous magnet |
CN108962524A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-12-07 | 深圳市瑞达美磁业有限公司 | 一种烧结取向磁体渗透处理用组合物、用途及方法 |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP58214758A patent/JPS60106930A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4863511A (en) * | 1984-05-22 | 1989-09-05 | Junichi Ishii | Method of forming a rare earth-cobalt type magnetic powder for resinous magnet |
CN108962524A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-12-07 | 深圳市瑞达美磁业有限公司 | 一种烧结取向磁体渗透处理用组合物、用途及方法 |
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