JPS60102657A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿画像を普通紙上に複写する。いわゆるカ
ールソンプロセスを用いた電子写真装置。

さらに詳しくは原稿像に対して縮小された複写像を形成
するについて、原稿走査と複写用紙送りとの開始時期を
制御することによって上記複写用紙の紙送シ方向端部に
所定の無複写像部を形成することができる、電子写真装
置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の電子写真装置の要部の構成を示すブロック図を第
１図に示す。第１図において、モータ１０で駆動される
原稿走査手段１２により原稿１４がその端部から順次走
査され感光体１６に原稿面像が露光される。さらに感光
体１６には図示していない帯電器、現像器等が作用して
、いわゆるカールンンプロセスにより原稿像の複写像が
顕像化される。一方、上記モータ１０で駆動される紙送
り手段１８によって複写用紙２０が搬送されて感光体１
６に作用し１図示していない転写帯電器により上記顕像
が複写用紙上に転写され、定着器を経てコピー２２が形
成される。この時の原稿１４とコピー２２との大きさの
関係を第２図に示す。第２図（、）は原稿１４で実線は
原稿の大きさ、破線は原稿上の画像の大きさを示す。こ
の原稿を等倍の大きさで複写した時のコピー２２を第２
図（ｂ）に示す。等倍複写の時には通常複写用紙として
原稿１４と等サイズのものが珀いられ、かつ第２図（ｂ
）Ｋ破線で示す複写画像も原稿画像と等サイズであると
ころから、原稿１４の端部の余白部Ｓはコピー２２上に
おいても略等サイズの余白部Ｓとして保たれる。

しかしながら第１図の電子写真装置で縮小手段２４を用
いて原稿画像の縮小コピーを作成する場合について考え
ると、第２図（Ｃ）に実線で示すように通常複写用紙と
して原稿画像の縮小率に応じた小サイズの用紙を用い、
この用紙上に第２図（Ｃ）の破線で示す縮小複写像を形
成することになるため。

上述した原稿１４の端部の余白部Ｓも画像の縮小率に応
じてＳ’（＜Ｓ）に縮小される。この結果、たとえばコ
ピー２２をファイルして保存しようとする場合など、原
稿１４ではファイル用の十分な余白部Ｓがあるにもかか
わらず、縮小されたコピーでは少ない余白部Ｓ／Ｌ、か
ないため、パンチ穴等のファイル処理によって原稿が損
なわれ、あるいはファイル後にコピーのファイル側端部
が隠されて目視できないなどの問題が生じていた。

発明の目的 本発明は、そのような従来例の欠点を除去するものであ
り、原稿走査と複写用紙送りの開始時期を制御し、もっ
て縮小複写時においても複写用紙の紙送り方向端部に所
定の無複写画像部を形成してコピー上の端部処余白部を
生じ不ことができる電子写真装置を提供することを目的
としたものである。

発明の構成 本発明の電子写真装置は、原稿像を端部から順次走査す
るための原稿走査手段、複写像を形成する複写用紙を搬
送するだめの紙送り手段に加えて。

上記原稿走査手段と紙送り手段との動作開始時期を制御
する位相制御手段を具備しており、原稿像を縮小複写す
る場合等に、上記位相制御手段によって原稿走査開始と
紙送り開始との時期を調整し。

もって複写用紙の紙送り方向端部に所定の無複写像部を
形成することができるようにしたものである。

実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。

第３図は本発明の電子写真装置の要部の構成を示すブロ
ック図である。第３図の実施例では第２図の従来例の構
成に加えてモータ１ｏと原稿走査手段１２１紙送り手段
１８との間に位相制御手段２６が設けられている。この
位相制御手段２６は原稿走査手段１２と紙送り手段１８
との動作開始時期を制御するもので、■　原稿走査手段
１２の走査開始時期を紙送り手段１８の紙送り開始時期
に対して進ませ、あるいは遅らせる原稿の走査位相制御
手段、あるいは／および■　紙送り手段１８の紙送り開
始時期を原稿走査手段１２の走査開始時期に対して進ま
せ、あるいは遅らせる紙送り位相制御手段で構成されて
おり、具体的には駆動源としてのモータ１０から原稿走
査手段１２および紙送り手段１８への駆動力の伝達をオ
ン／オンするクラッチと、そのクラッチ駆動の制御回路
とから成っている。

次に第３図の実施例における原稿複写時の原稿１４とコ
ピー２２との大きさの関係を第４図で説明する。第４図
の０は原稿１４で、（ｂ）は原稿１４を等倍の大きさで
複写した時のコピー２２を示す。

この場合には第１図、第２図で述べた従来例と同様に原
稿１４の端部の余白部Ｓはコピー２２上においても略等
サイズの余白部Ｓとして保たれる。

さらに縮小手段２４を用いて原稿画像の縮小コピーを作
成する場合についても上記位相制御手段２６によって２
紙送り手段１８による複写用紙２０の送りを原稿走査手
段１２による原稿走査に対して所定量だけ進ませること
により上記複写用紙２０の送り方向に関して、その先端
部に原稿１４の複写像が対応しない無複写像部を設ける
ことができる。従って第４図（ｃ）に示すように縮小さ
れたコピー２２の先端部の余白部を、第２図（ｃ）に示
した従来例におけるコピー２２の余白部Ｓ′と比較して
大きくすることができ、等倍コピーした時と同様に原稿
１４の余白部Ｓと略等しい余白部Ｓ“を形成することが
できる。また、この時、位相制御手段２６によって紙送
り手段１８による複写用紙２ｏの送シを原稿走査手段１
２による原稿走査に対して所定量だけ遅らせると、上記
複写用紙２ｏの送り方向に関して、その後端部に原稿１
４の複写像が対応しない無複写像部を設けることができ
、従って第４図（ｃ）に示したのとは反対のコピ一端部
を拡大することができることは言うまでもない。

捷た、さらに上記位相制御手段２６は等倍コピ一時にも
用いることができ、上記と同様にコピ一端部の拡大を可
能ならしめるものであるが、特に縮小手段２４を用いて
縮小コピーを行なうに際して効果が大きいところから、
縮小手段２４と位相制御手段２６とを連結動作せしめる
連動手段を設けておくと操作が簡単になり便利である。

発明の効果 以上のように本発明の電子写真装置は、原稿像を端部か
ら順次走査するための原稿走査手段、複写像を形成する
複写用紙を搬送するだめの紙送り手段に加えて、上記原
稿走査手段と紙送り手段との動作開始時期を制御する位
相制御手段を具備しており、特に原稿像を縮小複写する
場合等に、上記位相制御手段によって原稿走査開始と紙
送り開始上の時期を調整し、もって複写用紙の紙送り方
向端部に所定の無複写像部を形成するようにしたもので
、コピ一端部の余白部を拡大し、たとえばコピーをファ
イルする場合等に必要な余白部を与えることができるな
どの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電子写真装置の要部の構成を示すブロッ
ク図、第２図（−）、　（ｂ）、　（ｃ）はその従来の
電子写真装置を用いて複写を行なう時の原稿とコピーと
の大きさの関係を示す平面図、第３図は本発明の電子写
真装置の一実施例の要部の構成を示すブロック図、第４
図（ａ）　、　（ｂ）　、　、　（ｃ）は同本発明の実
施例の電子写真装置を用いて複写を行なう時の原稿とコ
ピーとの大きさの関係を示す平面図である。 １０・・・・・・モータ、１２・・・・・・原稿走査手
段、１４・・・・・・原稿、１６・・・・・・感光体、
１８・・・・・紙送り手段、２ｏ・・・・・・複写用紙
、２２・・・・・・コピー、２４・・・・・・縮小手段
、２６・・・・・・位相制御手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図 第３図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）戸稿像に対して縮小された複写像を形成するため
   の原稿像の縮小手段と、上記原稿像を端部から順次走査
   するための原稿走査手段と、複写像を形成する複写用紙
   を搬送するための紙送り手段と、上記原稿走査手段と上
   記紙送り手段との動作開始時期を制御するための位相制
   御手段とを具備し、上記位相制御手段によって原稿走査
   開始と紙送り開始との時期を調整し、縮小複写時におい
   ても上記複写用紙の紙送υ方向端部に所定の無複写像部
   を形成するように構成したことを特徴とする電子写真装
   置。
2. （２）原稿走査手段と紙送り手段との動作開始時期を制
   御する位相制御手段は、上記原稿走査手段を上記紙送シ
   手段に対して進ませ、あるいは遅らせるだめの原稿の走
   査位相制御手段であることを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項記載の電子写真装置。
3. （３）原稿走査手段と紙送シ手段との動作開始時期を制
   御する位相制御手段は、上記紙送り手段を上記原稿走査
   手段に対して進ませ、あるいは遅らせるための紙送シ位
   相制御手段であることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項記載の電子写真装置。
4. （４）原稿像に対して縮小された複写像を形成するため
   の原稿像の縮小手段は、原稿走査手段と紙送り手段との
   動作開始時期を制御する位相制御手段との連動手段を具
   備していることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
   から第（３）項のいずれかに記載の電子写真装置。