JPS60100538A - 脂環式ジカルボン酸ジアリル - Google Patents
脂環式ジカルボン酸ジアリルInfo
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- JPS60100538A JPS60100538A JP58209391A JP20939183A JPS60100538A JP S60100538 A JPS60100538 A JP S60100538A JP 58209391 A JP58209391 A JP 58209391A JP 20939183 A JP20939183 A JP 20939183A JP S60100538 A JPS60100538 A JP S60100538A
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な脂環式ジカルボン酸ジアリルに関する
。
。
従来、不飽和アルコールとカルボキシル基含有化合物と
のエステル化物として、フタル酸ジアリル、イソフタル
酸ジアリル、ジエチレングリコールビスアリルカーボネ
ートなどが知られておシ、いずれも重合によシ架橋ポリ
マーを生成する。
のエステル化物として、フタル酸ジアリル、イソフタル
酸ジアリル、ジエチレングリコールビスアリルカーボネ
ートなどが知られておシ、いずれも重合によシ架橋ポリ
マーを生成する。
フタル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリルはジアリルフ
タレート樹脂原料として使われているが、芳香核に起因
する種々の長所を有する反面、短所も有する。すなわち
、強度特性のうち、特に耐衝撃性の悪さ、重合時の収縮
率の高さ、光学特性のうち、複屈折の生じ易さ、高分散
性などが挙げられる。
タレート樹脂原料として使われているが、芳香核に起因
する種々の長所を有する反面、短所も有する。すなわち
、強度特性のうち、特に耐衝撃性の悪さ、重合時の収縮
率の高さ、光学特性のうち、複屈折の生じ易さ、高分散
性などが挙げられる。
一方、ジエチレングリコールビスアリルカーボネートは
CR−39の名称でメガネ用レンズとして使用されてい
るが、屈折率が従来のレンズ用ガラスに比べ低い、耐熱
性が低い等の欠点を有していた。
CR−39の名称でメガネ用レンズとして使用されてい
るが、屈折率が従来のレンズ用ガラスに比べ低い、耐熱
性が低い等の欠点を有していた。
本発明の目的はホモ重合又は他のモノマーとの共重合に
より、上記の欠点を有さない架橋ポリマーを製造するに
適した、2個のオレフィン性基を含有する新現な脂環式
ジカルボン酸ジアリル化合物を提供することにあり、そ
の要旨は、下式(1) (式中、Rは水素または炭素数1〜3のアルキル基であ
シ、R′は水素または炭素数1〜3のアルキル基であり
、IIは1〜2の整数である。) で表わされる脂環式ジカルボン酸ジアリルにある。
より、上記の欠点を有さない架橋ポリマーを製造するに
適した、2個のオレフィン性基を含有する新現な脂環式
ジカルボン酸ジアリル化合物を提供することにあり、そ
の要旨は、下式(1) (式中、Rは水素または炭素数1〜3のアルキル基であ
シ、R′は水素または炭素数1〜3のアルキル基であり
、IIは1〜2の整数である。) で表わされる脂環式ジカルボン酸ジアリルにある。
得ることができ、例えば次の方法により製造することが
できる。
できる。
l)シクロペンタジェン誘導体のジカルボン酸エステル
を、通常のエステル交換触媒の存在下に、アリルアルコ
ールと反応させる方法。
を、通常のエステル交換触媒の存在下に、アリルアルコ
ールと反応させる方法。
2)シクロペンタジェン誘導体のジカルボン酸を、無触
媒あるいは通常のエステル化触媒の存在下に、アリルア
ルコールと反応させる方法。
媒あるいは通常のエステル化触媒の存在下に、アリルア
ルコールと反応させる方法。
3)シクロペンタジェン誘導体のジカルボン酸の金属塩
とハロゲン化アリルとを、通常の第3アミン触媒存在下
に反応させる方法。
とハロゲン化アリルとを、通常の第3アミン触媒存在下
に反応させる方法。
4)シクロペンタジェン誘導体のジカルボン酸を、第3
アミン又は第4アンモニウム塩を触媒として用1い、炭
酸ナトリウムおよびハロゲン化アリルと反応させる方法
。
アミン又は第4アンモニウム塩を触媒として用1い、炭
酸ナトリウムおよびハロゲン化アリルと反応させる方法
。
上記の製造方法に用いるシクロペンタジェン誘導体とし
ては、ジシクロペンタジェン、トリシクロペンタジェン
、ジメチルジシクロペンタジェン、ジエチルジシクロペ
ンタジェンなどがあるが、原料の入手のし易さ、および
経済性の点からジシクロペンタジェンが好適である。
ては、ジシクロペンタジェン、トリシクロペンタジェン
、ジメチルジシクロペンタジェン、ジエチルジシクロペ
ンタジェンなどがあるが、原料の入手のし易さ、および
経済性の点からジシクロペンタジェンが好適である。
以下の説明は、ジシクロベンタジエ7’f:用イた場合
について、行なう。
について、行なう。
本発明で用いるジシクロペンタジェンのジカルボン酸エ
ステルおよびジカルボン酸は、如何なる公知の方法を用
いて製造しても良く、その方法に特に制限はない。例え
ばジシクロベンタジエ/をヒドロエステル化またはヒド
ロカルボキシル化する工程を経て製造するが、本発明は
これらに限定されるものではない。ヒドロエステル化お
よびヒドロカルボキシル化する方法としては、例えば、
次のものがおる。
ステルおよびジカルボン酸は、如何なる公知の方法を用
いて製造しても良く、その方法に特に制限はない。例え
ばジシクロベンタジエ/をヒドロエステル化またはヒド
ロカルボキシル化する工程を経て製造するが、本発明は
これらに限定されるものではない。ヒドロエステル化お
よびヒドロカルボキシル化する方法としては、例えば、
次のものがおる。
1)コバルトカルボニル、コバルト塩等のコバルト触媒
の存在下、ビリジ/類塩基を助触媒とし、ジシクロペン
タジェンを一酸化炭素加圧下で、アルコール(まだは水
)と反応させる方法。
の存在下、ビリジ/類塩基を助触媒とし、ジシクロペン
タジェンを一酸化炭素加圧下で、アルコール(まだは水
)と反応させる方法。
2)ニッケル、ロジウム、イリジウム、パラジウム又は
白金の金属カルボニル、金属錯体又は金属塩を触媒とし
、ジシクロペンタジェンを一酸化炭素加圧下でアルコー
ル(−またけ水)と反応させる方法。
白金の金属カルボニル、金属錯体又は金属塩を触媒とし
、ジシクロペンタジェンを一酸化炭素加圧下でアルコー
ル(−またけ水)と反応させる方法。
3)濃硫酸、フッ化水素を触媒とし、ジシクロペンタジ
ェンを一酸化炭素加圧下で水と反応させる( Koch
反応)方法。
ェンを一酸化炭素加圧下で水と反応させる( Koch
反応)方法。
4)コバルトカルボニル、コバルト塩等のコバルト触媒
あるいはロジウム触媒の存在下、ジシクロペンタジェン
を一酸化炭素および水素加圧下で先ずヒドロホルミル化
したのち、酸化してカルボン酸を得る方法。
あるいはロジウム触媒の存在下、ジシクロペンタジェン
を一酸化炭素および水素加圧下で先ずヒドロホルミル化
したのち、酸化してカルボン酸を得る方法。
この場合、カルボン酸は上記方法で直接製造する以外に
、上記方法で得られたカルボン酸エステルを加水分解す
ることで得ることもできる。
、上記方法で得られたカルボン酸エステルを加水分解す
ることで得ることもできる。
また、カルボン酸塩は、カルボン酸およびカルボン酸エ
ステルを鹸化することで得られる。
ステルを鹸化することで得られる。
以上の反応で得られたジシクロペンタジェンのカルボン
酸またはカルボン酸エステルと、アリルアルコールまた
はハロゲン化アリルとの反応生成物は、場合によっては
減圧蒸留により精製することができる。
酸またはカルボン酸エステルと、アリルアルコールまた
はハロゲン化アリルとの反応生成物は、場合によっては
減圧蒸留により精製することができる。
本発明のモノマーとしての前記一般式(1)で表わされ
る化合物は、例えば (ジカルボキシジアリルトリシクロ C5,2,1,02′f′)デカン) (ジカルボキシジアリルジメチルトリシクロ[5,2,
1−0琴]デカン) (ジカルボキシジアリルベンタンクロ [6,5,1,1”戸、 02I?、 CP’戸〕ペン
タデカン)等が挙げられる。
る化合物は、例えば (ジカルボキシジアリルトリシクロ C5,2,1,02′f′)デカン) (ジカルボキシジアリルジメチルトリシクロ[5,2,
1−0琴]デカン) (ジカルボキシジアリルベンタンクロ [6,5,1,1”戸、 02I?、 CP’戸〕ペン
タデカン)等が挙げられる。
本発明の化合物は、2官能性化合物であり、不飽和ポリ
エステル等の改質のための第3モノマーとして有用であ
る。また、該化合物をモノマー成分として得られるポリ
マーは、低分散性・高屈折率を有し、複屈折を生じ難く
、かつ表面硬度が高く、優れた絶縁特性を有する架橋タ
イプの耐熱性透明樹脂であるため、光学材料、電気材料
、として極めて有用である。
エステル等の改質のための第3モノマーとして有用であ
る。また、該化合物をモノマー成分として得られるポリ
マーは、低分散性・高屈折率を有し、複屈折を生じ難く
、かつ表面硬度が高く、優れた絶縁特性を有する架橋タ
イプの耐熱性透明樹脂であるため、光学材料、電気材料
、として極めて有用である。
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1
(ジカルボキシトリシクロ[5,2,1,O”’)デカ
ンのジアリルエステルの製法) a ジシクロペンタジェンのヒドロエステル化; 2を誘導攪拌機付オートクレーブにジシクロペンタジェ
ン268.@ (2&) 、メタノール160 g(5
モル)、ピリジンxs8g(2モル)、ジコバルトオク
タカルボニル171 g(0,5モル)を仕込み、窒素
ガスで充分置換後、−酸化炭素ガスを室温で100 k
g/ cra2充填した。次に、オートクレーブを11
0℃に加熱し3時間反応させ、さらに140℃に昇温し
て3時間反応させ、−酸化炭素ガスの吸収がとまるまで
反応させた。反応後、オートクレーブを冷却し、未反応
−酸化炭素を排気した。
ンのジアリルエステルの製法) a ジシクロペンタジェンのヒドロエステル化; 2を誘導攪拌機付オートクレーブにジシクロペンタジェ
ン268.@ (2&) 、メタノール160 g(5
モル)、ピリジンxs8g(2モル)、ジコバルトオク
タカルボニル171 g(0,5モル)を仕込み、窒素
ガスで充分置換後、−酸化炭素ガスを室温で100 k
g/ cra2充填した。次に、オートクレーブを11
0℃に加熱し3時間反応させ、さらに140℃に昇温し
て3時間反応させ、−酸化炭素ガスの吸収がとまるまで
反応させた。反応後、オートクレーブを冷却し、未反応
−酸化炭素を排気した。
反応混合物を窒素下でシクロヘキサン2を中へ取シ出し
、触媒を分離除去後、酸洗浄、水洗を行なったのち、シ
クロヘキサンを留去し、減圧蒸留を行ない、沸点120
〜130℃/1+uHgの留分300yを得た。得られ
た化合物の鹸化価は、435であった(ジカルボキシメ
チルトリシクロ[5,2,1,0”#]デカンの理論鹸
化価445)。
、触媒を分離除去後、酸洗浄、水洗を行なったのち、シ
クロヘキサンを留去し、減圧蒸留を行ない、沸点120
〜130℃/1+uHgの留分300yを得た。得られ
た化合物の鹸化価は、435であった(ジカルボキシメ
チルトリシクロ[5,2,1,0”#]デカンの理論鹸
化価445)。
生成物dH=NMRスペクトルを調べたところ、原料ジ
シクロペンタジェンのノルボルネン環2重結合をなす炭
素原子についたプロトンに由来する5、86 ppmの
吸収ピークおよび5員環2重結合をなす炭素原子につい
たプロトンに由来する5、5ppmの吸収ピークが消失
し、代わシに3.6ppmに一〇〇OCR,プロトンの
ピークが現われた。
シクロペンタジェンのノルボルネン環2重結合をなす炭
素原子についたプロトンに由来する5、86 ppmの
吸収ピークおよび5員環2重結合をなす炭素原子につい
たプロトンに由来する5、5ppmの吸収ピークが消失
し、代わシに3.6ppmに一〇〇OCR,プロトンの
ピークが現われた。
また生成物のIRスペクトルを調べたところ、−coo
cHa基にもとず〈吸収が1730crn−’に認めら
れた。
cHa基にもとず〈吸収が1730crn−’に認めら
れた。
以上の結果から生成物の構造は
確認された。
b 上記ジカルボキシメチルトリシクロデカンの加水分
解; ジカルボキシメチルトリシクロデカンを、当量以上の水
酸化カリウム水溶液と98℃で反応させてカルボン酸の
カリウム塩としたのち、エーテルで不鹸化物を除去した
。次に、10’l塩酸を加えて液を酸性にし遊離のカル
ボン酸を得た。得られた化合物の酸価け498であった
(ジカルボキシトリシクロデカンの値は500)。
解; ジカルボキシメチルトリシクロデカンを、当量以上の水
酸化カリウム水溶液と98℃で反応させてカルボン酸の
カリウム塩としたのち、エーテルで不鹸化物を除去した
。次に、10’l塩酸を加えて液を酸性にし遊離のカル
ボン酸を得た。得られた化合物の酸価け498であった
(ジカルボキシトリシクロデカンの値は500)。
生成物の’)I−affLを調べたところ、−〇■晶プ
ロトンに由来する3、6ppmの吸収ピークが消失し、
代わシに6.9ppmに一〇〇〇Hプロトンに由来する
吸収ピークが出現した。したがって、上記生成物の構造
は、 であることが、確認された。
ロトンに由来する3、6ppmの吸収ピークが消失し、
代わシに6.9ppmに一〇〇〇Hプロトンに由来する
吸収ピークが出現した。したがって、上記生成物の構造
は、 であることが、確認された。
C上記ジカルボキシトリシクロデカンのジアリルエステ
ル化; ジカルボキシトリシクロデカン224I(1モル)、ア
リルアルコールz3z、14モル)トルエン200rI
L11ハイドロキノン0.1pをp−)ルエンスルホン
酸21の存在下、加熱反応させ、生成するHt 0をト
ルエンと共沸させて連続的に留去させ、はぼ理論量のH
t Oが留出した時点で反応を終了した。
ル化; ジカルボキシトリシクロデカン224I(1モル)、ア
リルアルコールz3z、14モル)トルエン200rI
L11ハイドロキノン0.1pをp−)ルエンスルホン
酸21の存在下、加熱反応させ、生成するHt 0をト
ルエンと共沸させて連続的に留去させ、はぼ理論量のH
t Oが留出した時点で反応を終了した。
反応後、未反応のアリルアルコールを減圧留去したのち
、残渣をトルエンに溶解し、水洗することで触媒を除去
した。トルエンを留去し、減圧蒸留を行ない沸点140
−150℃10.2朋Hgの留分250gを得た。得ら
れた化合物はGPC分析で単品であることを確認した。
、残渣をトルエンに溶解し、水洗することで触媒を除去
した。トルエンを留去し、減圧蒸留を行ない沸点140
−150℃10.2朋Hgの留分250gを得た。得ら
れた化合物はGPC分析で単品であることを確認した。
また、ヨウ素価は167であシ、ジカルボキシトリシク
ロデカンのジアリルエステルの理論値167と一致する
。
ロデカンのジアリルエステルの理論値167と一致する
。
生成物の’H−NMRを調べたところ、第1図に示した
ように、−C0OHプロトンに由来する6、9ppmの
吸収ピークが消失し、−ωα(CI(2CB= CH2
基のメチレンプロトン(−CH,)に由来する吸収ピー
クが4.4ppmに現われた。また生成物の工Rスペク
トルは、第2図に示したように、C−0に基づく吸収が
1730 an に、C=Cに基づく吸収が1650
fi に認められた。
ように、−C0OHプロトンに由来する6、9ppmの
吸収ピークが消失し、−ωα(CI(2CB= CH2
基のメチレンプロトン(−CH,)に由来する吸収ピー
クが4.4ppmに現われた。また生成物の工Rスペク
トルは、第2図に示したように、C−0に基づく吸収が
1730 an に、C=Cに基づく吸収が1650
fi に認められた。
以上の結果から生成物の構造は、
であることが確認された。
実施例2
(トリシクロペンタジェンのジカルボン酸ジアリルの製
法) a シクロペンタジェンの3量化i 2を誘導攪拌装置付オートクレーブに95%純度のジシ
クロペンタジェンlゆを仕込み、190℃で3時間反応
させた。未反応物44B夕を除去後、100℃/ 10
mmHgから125℃15mmI−1gのシクロペン
タジエン3量体留分362gを得た。このものは、ガス
クロマトグラフ分析の結果、次の2つのトリシクロペン
タジェンの異性体(a) 、 (b)を含み、それぞれ
の含量は、(a) 12.9 %、(b) 87.19
bであった。
法) a シクロペンタジェンの3量化i 2を誘導攪拌装置付オートクレーブに95%純度のジシ
クロペンタジェンlゆを仕込み、190℃で3時間反応
させた。未反応物44B夕を除去後、100℃/ 10
mmHgから125℃15mmI−1gのシクロペン
タジエン3量体留分362gを得た。このものは、ガス
クロマトグラフ分析の結果、次の2つのトリシクロペン
タジェンの異性体(a) 、 (b)を含み、それぞれ
の含量は、(a) 12.9 %、(b) 87.19
bであった。
(a) (b)
b 上記トリシクロペンタジェンのとドロエステル化;
2を誘導攪拌機付オートクレーブに上記トリシクロペン
タジェン297 !!(1,5モル)、メタノール12
1(4モル)、ピリジン237g(3モル)、ジコバル
トオクタカルボニル342N(1モル)を仕込み、窒素
ガスで充分置換したのち、−酸化炭素ガスを室温で10
0 kl? / crrL”充填した。次にオートクレ
ーブを110℃に加熱し、3時間反応させ、さらに14
0℃に昇温して5時間反応させ、−酸化炭素ガスの吸収
がとまるまで反応させた。
タジェン297 !!(1,5モル)、メタノール12
1(4モル)、ピリジン237g(3モル)、ジコバル
トオクタカルボニル342N(1モル)を仕込み、窒素
ガスで充分置換したのち、−酸化炭素ガスを室温で10
0 kl? / crrL”充填した。次にオートクレ
ーブを110℃に加熱し、3時間反応させ、さらに14
0℃に昇温して5時間反応させ、−酸化炭素ガスの吸収
がとまるまで反応させた。
反応後、オートクレーブを冷却し、未反応−酸化炭素を
排気した。反応混合物を、窒素下で、シクロヘキサン2
を中へ取り出し、触媒を分離除去後、酸洗浄、水洗を行
なったのち、シクロヘキサンを留去し、減圧蒸留を行な
い、沸点iso〜160℃/1mg Hgの留分238
gを得た。得られた化合物のガスクロマトグラフ分析の
結果、次の2つの異性体(a’) 、 (b’)を含み
、それぞれの含量は(aつ7.3係(bつ9Z7係であ
った。
排気した。反応混合物を、窒素下で、シクロヘキサン2
を中へ取り出し、触媒を分離除去後、酸洗浄、水洗を行
なったのち、シクロヘキサンを留去し、減圧蒸留を行な
い、沸点iso〜160℃/1mg Hgの留分238
gを得た。得られた化合物のガスクロマトグラフ分析の
結果、次の2つの異性体(a’) 、 (b’)を含み
、それぞれの含量は(aつ7.3係(bつ9Z7係であ
った。
その鹸化価は、342であった(トリシクロペンタジェ
ンジカルボン酸メチルの理論鹸化価け353)。
ンジカルボン酸メチルの理論鹸化価け353)。
C上記トリシクロペンタジェンのジカルボン酸エステル
の加水分解: 上記生成物を、当量以上の水酸化カリウム水溶液と98
℃で反応させてカルボン酸のカリウム塩としたのち、エ
ーテルで不鹸化物を除去した。次に、lo係基塩酸加え
て液を酸性にし遊離のカルボン酸を得た。得られた化合
物の酸価は、383であった(トリシクロペンタジェン
のジカルボン酸の理論酸価は386)。
の加水分解: 上記生成物を、当量以上の水酸化カリウム水溶液と98
℃で反応させてカルボン酸のカリウム塩としたのち、エ
ーテルで不鹸化物を除去した。次に、lo係基塩酸加え
て液を酸性にし遊離のカルボン酸を得た。得られた化合
物の酸価は、383であった(トリシクロペンタジェン
のジカルボン酸の理論酸価は386)。
d 上記トリシクロペンタジェンのジカルボン酸のジア
リルエステル化; トリシクロペンタジェンのジカルボン酸145 、!i
! (0,5モル)、アリルアルコールl16g(2モ
ル)、トルエン10(111,ハイドロキノンo、os
、!i+を、p−)ルエンスルホン酸iogの存在下、
加熱反応させ、生成するル0をトルエンと共沸させて連
続的に留去させ、はぼ理論量のH,Oが留出した時点で
反応を終了した。
リルエステル化; トリシクロペンタジェンのジカルボン酸145 、!i
! (0,5モル)、アリルアルコールl16g(2モ
ル)、トルエン10(111,ハイドロキノンo、os
、!i+を、p−)ルエンスルホン酸iogの存在下、
加熱反応させ、生成するル0をトルエンと共沸させて連
続的に留去させ、はぼ理論量のH,Oが留出した時点で
反応を終了した。
反応後、未反応のアリルアルコールを減圧留去したのち
、残渣をトルエンに溶解し、水洗することで触媒を除去
した。トルエンを留去したのち、減圧蒸留を行ない、沸
点160〜180°C70,05關Hgの留分100g
を得た。
、残渣をトルエンに溶解し、水洗することで触媒を除去
した。トルエンを留去したのち、減圧蒸留を行ない、沸
点160〜180°C70,05關Hgの留分100g
を得た。
得られた化合物のガスクロマトグラフ分析の結果、次の
2つの異性体(a/’)、 、 (b〃)を含み、それ
ぞJLの含量は(aの6.5係(b勺93.5係であっ
た。
2つの異性体(a/’)、 、 (b〃)を含み、それ
ぞJLの含量は(aの6.5係(b勺93.5係であっ
た。
この生成物のヨウ素価は135であり、目的物の理論値
137と一致する。
137と一致する。
生成物の’ H−N M RおよびIRスペクトルより
、生成物の構造は、下記の式で表わされることを確認し
た。
、生成物の構造は、下記の式で表わされることを確認し
た。
実施例3
(ジカルボキシジメチルトリンクロ
(:5.2.1.0”’)デカンのジアリルエステルの
製法) a ジメチルジシクロペンタジェンのヒドロエステル化 2を誘導攪拌機付オートクレーブにジメチルジシクロペ
ンタジェン324 g(2モル)、メタノール160g
(5モル)、ピリジン158.p(2モル)、ジコバル
トオクタカルボニル171 g(0,5モル)を仕込み
、窒素ガスで充分置換後、−酸化炭素ガスを室温で10
0に9/cm2充填した。次にオートクレーブを110
℃に加熱し3時間反応させ、さらに140℃に昇温して
3時間反応させ、−酸化炭素ガスの吸収がとまるまで反
応させた。反応後オートクレーブを冷却し、未反応−酸
化炭素を排気した。反応混合物を窒素下でシクロヘキサ
ン2を中へ取り出し、触媒を分離除去後、酸洗浄、水洗
を行なったのち、シクロヘキサンを留去し、減圧蒸留を
行ない沸点126〜b 得られた化合物の鹸化価は381であった(ジカルボキ
シメチルジメチルトリシクロ[5,2,1,02111
1)デカンの理論鹸化価387)。
製法) a ジメチルジシクロペンタジェンのヒドロエステル化 2を誘導攪拌機付オートクレーブにジメチルジシクロペ
ンタジェン324 g(2モル)、メタノール160g
(5モル)、ピリジン158.p(2モル)、ジコバル
トオクタカルボニル171 g(0,5モル)を仕込み
、窒素ガスで充分置換後、−酸化炭素ガスを室温で10
0に9/cm2充填した。次にオートクレーブを110
℃に加熱し3時間反応させ、さらに140℃に昇温して
3時間反応させ、−酸化炭素ガスの吸収がとまるまで反
応させた。反応後オートクレーブを冷却し、未反応−酸
化炭素を排気した。反応混合物を窒素下でシクロヘキサ
ン2を中へ取り出し、触媒を分離除去後、酸洗浄、水洗
を行なったのち、シクロヘキサンを留去し、減圧蒸留を
行ない沸点126〜b 得られた化合物の鹸化価は381であった(ジカルボキ
シメチルジメチルトリシクロ[5,2,1,02111
1)デカンの理論鹸化価387)。
b ジカルボキシメチルジメチルトリシクロデカンの加
水分解 上記生成物を当量以上の水酸化カリウム水溶液と98℃
で反応させてカルボン酸のカリウム塩とした後、エーテ
ルで不鹸化物を除去した。次に101塩酸を加えて液を
酸性にして遊離のカルボン酸を得た。得られた化合物の
酸価は443であった(ジヵルボキCジカルボキシジメ
チルトリシクロデカンのジアリルエステル化 上記生成物253.)i+(,1モル)、アリルアルコ
ール232g(4モル)、トルエン200 m、ハイド
ロキノン0.L9ヲp−)ルエンスルホン酸20gの存
在下、加熱反応させ生成するH、0をトルエンと共沸さ
せ連続的に留去させ、はぼ理論量のHz Oが留出した
時点で反応を終了した。
水分解 上記生成物を当量以上の水酸化カリウム水溶液と98℃
で反応させてカルボン酸のカリウム塩とした後、エーテ
ルで不鹸化物を除去した。次に101塩酸を加えて液を
酸性にして遊離のカルボン酸を得た。得られた化合物の
酸価は443であった(ジヵルボキCジカルボキシジメ
チルトリシクロデカンのジアリルエステル化 上記生成物253.)i+(,1モル)、アリルアルコ
ール232g(4モル)、トルエン200 m、ハイド
ロキノン0.L9ヲp−)ルエンスルホン酸20gの存
在下、加熱反応させ生成するH、0をトルエンと共沸さ
せ連続的に留去させ、はぼ理論量のHz Oが留出した
時点で反応を終了した。
反応後、未反応のアリルアルコールを減圧留去したのち
、残渣をトルエンに溶解し、水洗する事で触媒を除去し
た。トルエンを留去し、減圧蒸留を行ない沸点142〜
150°C10,3mviHgの留分2389を得だ。
、残渣をトルエンに溶解し、水洗する事で触媒を除去し
た。トルエンを留去し、減圧蒸留を行ない沸点142〜
150°C10,3mviHgの留分2389を得だ。
得られた化合物はGPC分析で単品であることを確認し
た。
た。
ヨウ素価は151でありジカルボキシジメチルトリシク
ロデカンのジアリルエステルの理論値152と一致する
。
ロデカンのジアリルエステルの理論値152と一致する
。
以上の結果から、生成物のNMRおよびIRスペクトル
より生成物の構造は cHs ら であることが確認された。
より生成物の構造は cHs ら であることが確認された。
参考例A、B、C
実施例1.2.3で得られたモノマーに過酸化ベンゾイ
ルを4重量%溶解したモノマー溶液を、2枚のガラス板
とガスケットで組まれたモールド中に注入し、N2ガス
下、80℃で3時間、100℃で2時間、さらに120
’Cで2時間加熱硬化させたのち、離型して注型板(2
)、0、(Oを得た。得られた注型板■〜(0忙ついて
、屈折率、分散率、光透過率、複屈折、表面硬度、吸水
率、熱変形温度および重合収縮率を測定した。得られた
結果を表−1に示す。
ルを4重量%溶解したモノマー溶液を、2枚のガラス板
とガスケットで組まれたモールド中に注入し、N2ガス
下、80℃で3時間、100℃で2時間、さらに120
’Cで2時間加熱硬化させたのち、離型して注型板(2
)、0、(Oを得た。得られた注型板■〜(0忙ついて
、屈折率、分散率、光透過率、複屈折、表面硬度、吸水
率、熱変形温度および重合収縮率を測定した。得られた
結果を表−1に示す。
表−1
第1図は、本発明に係る実施例1の生成物の’H−NM
Rスペクトルチャートを示し、第2図はそのIRスペク
トルチャートである。 ○0 手続補正書(自発) 昭和58年12月21日 昭和58 年 特許願 第 209391 号2、発明
の名称 脂環式ジカルボン酸ジアリル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 4、代 理 人〒107 氏 名 (6006)弁理士 奥 山 尚 男はか 2
名 5、補正の対象 明細書の1発明の詳細な説明」の欄。 補正の内容 (11明細書第7頁下がら第3行 と訂正する。 (2)同書第22頁下からポロ行「複屈折:」を「複屈
折二偏光歪計で測定」と訂正する。
Rスペクトルチャートを示し、第2図はそのIRスペク
トルチャートである。 ○0 手続補正書(自発) 昭和58年12月21日 昭和58 年 特許願 第 209391 号2、発明
の名称 脂環式ジカルボン酸ジアリル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 4、代 理 人〒107 氏 名 (6006)弁理士 奥 山 尚 男はか 2
名 5、補正の対象 明細書の1発明の詳細な説明」の欄。 補正の内容 (11明細書第7頁下がら第3行 と訂正する。 (2)同書第22頁下からポロ行「複屈折:」を「複屈
折二偏光歪計で測定」と訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式(1) (式中、ILは水素または炭素数1〜3のアルキル基で
あり、R′は水素または炭素数1〜3のアルキル基であ
り、nは1〜2の整数である。) で表わされる脂環式ジカルボン酸ジアリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58209391A JPS60100538A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 脂環式ジカルボン酸ジアリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58209391A JPS60100538A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 脂環式ジカルボン酸ジアリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60100538A true JPS60100538A (ja) | 1985-06-04 |
JPS6251944B2 JPS6251944B2 (ja) | 1987-11-02 |
Family
ID=16572124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58209391A Granted JPS60100538A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 脂環式ジカルボン酸ジアリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60100538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08249766A (ja) * | 1988-10-18 | 1996-09-27 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘッドユニットおよびテープガイド部材とその製造方法 |
WO2019188089A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 株式会社大阪ソーダ | 熱硬化性樹脂組成物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07194053A (ja) * | 1993-01-25 | 1995-07-28 | Sekiyu Kodan | 永久磁石形回転電機 |
-
1983
- 1983-11-08 JP JP58209391A patent/JPS60100538A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08249766A (ja) * | 1988-10-18 | 1996-09-27 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘッドユニットおよびテープガイド部材とその製造方法 |
WO2019188089A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 株式会社大阪ソーダ | 熱硬化性樹脂組成物 |
CN111868123A (zh) * | 2018-03-28 | 2020-10-30 | 株式会社大阪曹达 | 热固化性树脂组合物 |
JPWO2019188089A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2021-03-18 | 株式会社大阪ソーダ | 熱硬化性樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6251944B2 (ja) | 1987-11-02 |
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