JPS5850253B2 - センジヨウフホウワポリエステルノ セイゾウホウホウ - Google Patents

センジヨウフホウワポリエステルノ セイゾウホウホウ

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JPS5850253B2
JPS5850253B2 JP49130916A JP13091674A JPS5850253B2 JP S5850253 B2 JPS5850253 B2 JP S5850253B2 JP 49130916 A JP49130916 A JP 49130916A JP 13091674 A JP13091674 A JP 13091674A JP S5850253 B2 JPS5850253 B2 JP S5850253B2
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polyester
mol
acid
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diol
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JP49130916A
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バツツアー ハンス
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/685Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen
    • C08G63/6854Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/6858Polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds in which at least one of the two components contains aliphatic unsaturation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S260/00Chemistry of carbon compounds
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な線状不飽和ポリエステルの製造方法に
関する。
本発明によって得られるポリエステルは、場合によって
はオレフィン糸不飽和単量体と混合されて、難燃性重合
体もしくは共重合体の製造に利用される。
不飽和ジカルボン酸、例えばマレイン酸及び(または)
フマル酸をベースとする不飽和重合体はよく知られてお
り、また、それらが重合体や共重合体の製造に利用でき
ることも既に知られている。
さらに、ハロゲン含有化合物で変性することによりそれ
らの樹脂に難燃性を付与できることも明らかにされてい
る。
しかしながら、反応性を持たない(即ち単なる添加剤と
しての)ハロゲン化合物(例えば塩化パラフィン類)の
ポリエステルへの配合は、得られた樹脂の光安定性が悪
い、望まない場合にも可塑化が起こる、などの問題を引
き起こすことが知られており、さらに、これらの不反応
性ハロゲン化合物はマイグレーション(ハロゲン化合物
が樹脂組成物の外へ移動してしまう現象)を起こしやす
いため、難燃化効果が損われるばかりでなく、毒性の面
からも問題が大きい。
そこで、反応性を持たないハロゲン化合物を配合する代
わりに、ポリエステル分子中に反応性ハロゲン化合物を
組み込む(即ち、ハロゲン化合物にも鎖の形成に参加さ
せる)ことによってポリエステルに難燃性を付与すると
いう改良が行われた。
そのため、ヘキサクロルシクロペンタジェンをマレイン
酸またはその無水物にディールス−アルダ−付加(ジエ
ン合成)させて得られる3 、 4 、5゜6.7.7
−へキサクロル−3,6−エンドメチレン−1,2,3
,6−チトラヒドロフタル酸(HBr酸とも呼ばれてい
る)もしくはその無水物が、数あるハロゲン含有化合物
のうちで、工業的に非常に重要な化合物とされるに至っ
たのである。
難燃性ポリエステルの製造にディールス−アルダ−付加
物を利用する方法は、アメリカ合衆国特許第27797
01号明細書に開示されている。
このようなポリエステルは、難燃性を持つばかりでなく
耐光性、耐候性にも優れているが、欠点がないわけでは
ない。
それは高温での熱安定性が不充分なことである。
これは、ディールス・アルダ−反応は可逆性であり、高
温では付加物かもとのジエンとジェノフィルに解離して
しまうためと思われる。
ところが、本発明者は、塩素化及び(または)臭素化ジ
ー(ヒドロキシアルキル)−ベンツイミダシロン化合物
をジオール成分として共縮合させて、ポリエステル分子
中に組み込めば、優れた難燃性を持ちながらしかも上記
のような欠点の極めて小さい不飽和ポリエステルが得ら
れることを見出したのである。
本発明によって得られるポリエステルは、難燃性の面で
HBr酸で変性されたポリエステルに優るとも劣らない
ばかりか、加工性が優れているという面で、さらにはそ
のポリエステルを重合硬化させて得られる架橋重合体が
、優れた機械的性質及び絶縁性そして特に、優れた熱安
定性を有するという面でも、従来のポリエステルよりは
るかに優れている。
本明細書では、ポリエステルは、酸成分一種もしくは二
種以上とジオール成分一種もしくは二種以上とから製造
されるすべての重合体を意味する。
本発明によって得られるポリエステルは、ジカルボン酸
成分全体の少なくとも20モル宏好ましくは少なくとも
50モル幅が不飽和ジカルボン酸の基からなり、そして
、難燃性付与外として次式(1’): (式中、Xは臭素原子及び(または)塩素原子を表わし
、R1とR1′は互いに独立に、水素原子、メチル基、
エチル基またはフェニル基を表わし、R2とR2′は独
立に水素原子を表わすか、あるいはR1とR2及び(ま
たは)R1′とR21、+が一緒になってトリメチレン
基またはテトラメチレン基を表わす。
)で表わされるジオール成分を含むことを特徴とする線
状不飽和ポリエステルである。
これらのポリエステルのなかで好ましいものは、酸成分
が、マレイン酸もしくはフマル酸の基50モル幅以上と
、ベンゼン環を含む芳香族ジカルボン酸の基及び(また
は)炭素原子数4ないし10の脂肪族ジカルボン酸の基
50モル多以下とからなり(モル係はともにジカルボン
酸基の全量に対するものである)、そしてジオール成分
が、場合によっては脂肪族炭化水素鎖中にエーテル性酸
素原子を含む、炭素原子数2ないし24の脂肪族ジオー
ルのジオール基と、記号Xが臭素原子または塩素原子を
表わし、R1とR11とがともに水素原子かメチル基を
表わし、そしてR2とR21がともに水素原子を表わす
式(1’)の基とからなるポリエステルである。
さらに、本発明によって得られるポリエステルの不飽和
ジカルボン酸部分は、マレイン酸及び(または)フマル
酸のみからなるのが好ましい。
他の不飽和ジカルボン酸成分としては、イタコン酸、シ
トラコン酸、ジメチルマレイン酸などを用いうるが、本
発明による不飽和ポリエステルの不飽和ジカルボン酸成
分は、これら単独でなく、これらとマレイン酸またはフ
マル酸との両方からなるのが好ましい。
これらの不飽和ジカルボン酸部分は、本発明によるポリ
エステルのジカルボン酸成分の少なくとも20モル幅、
好ましくは50モル多以上を占めるが、ジカルボン酸成
分の残りの部分(多くとも80モル幅、好ましくは50
モル係以下)は、好ましくは芳香族ジカルボン酸及び(
または)脂肪族ジカルボン酸からなる。
芳香族ジカルボン酸は例えばフタル酸、テレフタル酸ま
たはイソフタル酸であり、なかでもフタル酸が好ましい
一方、脂肪族ジカルボン酸の例としては琥珀酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸などが挙げられるが、なかでもアジピ
ン酸、グルタル酸、セバシン酸が好ましい。
また、これらの芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン
酸は、上に例示したような化合物のハロゲン化誘導体で
安定なもの、例えば2,5ジブロムテレフタル酸、でも
よい。
一方、本発明によるポリエステルのジオール成分は式(
1’)の基のみからなるか、あるいは式(11)の基と
脂肪族ジオールの基からなる。
脂肪族ジオールとして好ましいものはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、炭素原子数24以内のポリ
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、炭素原子数24以内のポリプロピレン
グリコール、ブタンジオールまたはネオペンチルグリコ
ールであり、特に好ましいものはエチレングリコールま
たはジエチレングリコールである。
特殊な性質を有するポリエステル樹脂組成物を得ようと
する目的で、不飽和脂肪族ジオールまたは脂環式ジオー
ル(例えばシクロヘキサン−1゜4−ジオール)や、ポ
リエステル樹脂用の常用添加剤(例えばテトラヒドロフ
ルフリルアルコール)を少量共縮合させたポリエステル
にすることも可能である。
不飽和ポリエステルに難燃性を与える成分が式(11)
の基のみである場合(すなわち、協力難燃化作用を示す
成分・物質を含まない場合)、ポリエステル中の含塩素
もしくは含臭素ジオール成分(式(11)の基)の量を
、ポリエステルの塩素含量が少なくとも20重重量型た
は臭素含量が少なくとも15重量優になるように設定す
れば、そのポリエステルの難燃性は充分である。
本発明によるポリエステル樹脂は好ましくは塩素20な
いし30重量φまたは臭素20ないし50重重量を含む
燐化合物やアンチモン化合物のような協力難燃化剤を併
用した場合は、ポリエステル樹脂の難燃性を向上させる
こともできるし、あるいはその添加量に応じて式(11
)のジオール成分の割合ZMらすこともできる。
本発明者は、このような新規難燃性不飽和ポリエステル
が、ジカルボン酸全体の少なくとも20モル係、好まし
くは50モル係以上が不飽和ジカルボン酸からなるジカ
ルボン酸、あるいはその一部または全部をポリエステル
形成性誘導体に置き換えたものと、次式(I): (式中、X 、R1,R1’ 、 R2及びR21は(
11)に定義された意味を有する。
)で表わされるジオールまたは式(1)のジオールと脂
肪族ジオールとの混合物とを、常法に従って、酸価が1
00より小さくなるまで重縮合させることを特徴とする
方法で製造されることを見出した。
マレイン酸及び(または)フマル酸50モル饅以上と、
ベンゼン環含有芳香族ジカルボン酸及び(または)炭素
原子数4ないし10の脂肪族ジカルボン酸50モルφ以
下との混合物からなるジカルボン酸と、 R1とR11がともに水素原子かメチル基を表わし、R
2がR21がともに水素原子を表わす式(1)の化合物
と炭素原子数2ないし24の脂肪族ジオールまたは脂肪
族炭化水素鎖中にエーテル性酸素原子を含む炭素原子数
2ないし24の脂肪族ジオールとの混合物からなるジオ
ールとを、生成するポリエステルの酸価が5ないし50
になるまで重縮合させるのが好ましい。
酸価は周知の如く、ポリエステル1g中に含まれる遊離
カルボキシル基を中和するのに必要な水酸化カリウム(
KOH)のη数である。
ポリエステルを製造するための重縮合の方法としては、
例えば、溶液重縮合、共沸重縮合、界面重縮合、溶融重
縮合または固相重縮合あるいはそれらの方法の組合せな
どの公知方法が用いられる。
どの方法を用いるかは、どのようなポリエステル形成性
単量体を出発物質として用いるかに影響がある。
本発明における重縮合反応は、溶媒なしで行うのが好ま
しい。
ポリエステル形成能を有するジカルボン酸の誘導体とし
ては、不飽和ジカルボン酸の無水物、フタル酸無水物及
びコハク酸無水物が主として用いラレルが、テレフタル
酸もしくはイソフタル酸のポリ無水物も適当であるし、
また、ジカルボン酸ジ低級アルキルエステル(特にジメ
チルエステル)やジカルボン酸ジフェニルエステルもポ
リエステル形成能を有する。
式(1)のジオールは新規化合物であり、次式(■):
(式中、R,、R,’ 、 R2及びR21は式(11
)定義された意味を表わす。
)で表わされる化合物を4モルの臭素及び(または)塩
素と反応させることによって製造されるものである。
この臭素化及び(または)塩素化反応を水中で、40な
いし100’C(好ましくは8oないし100’C)の
温度の下で行えば、触媒を用いないでも1式(1)のジ
オールは実質上定量的に得られる。
ハロゲンをわずかに過剰にして反応させるのが好ましい
方法である。
臭素と塩素の両方を含む特殊なジオール(1)を製造す
るには、臭素化と塩素化を連続して実施すればよい。
ここで用いられる式(II)のジオールは、アメリカ合
衆国特許第3629263号明細書に開示された方法と
類似の方法、すなわち、ベンゾイミダゾロン1モルにア
ルキレンオキシド2モルを、好ましくは触媒の存在の下
で付加されることによって製造される。
アルキレンオキシドは例えば、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド
、シクロペンテンオキシドまたはシクロヘキセンオキシ
ドである。
式(11)で表わされる単位を含む新規ポリエステルの
製造は例えば次のように行われる。
まず、不飽和ジカルボン酸単独、あるいはそれとテレフ
タル酸、イソフタル酸もしくはそれらのジ低級アルキル
エステルとの混合物からなる原料ジカルボン酸と、式(
1)のジオール単独あるいは式(1)のジオールと脂肪
族ジオールとのジオール混合物とのエステル化反応また
はエステル交換反応を。
不活性ガス雰囲気中(例えば窒素雰囲気中)、温度10
0ないし250℃の下で、生成する水またはアルカノー
ルを直ちに除去しながら行い、続いて、温度150ない
し270 ’C1減圧の下で重縮合を、重縮合生成物の
酸価が所望の値に達するまで行う。
式(11)のジオール単位とともに脂肪族ジオール単位
をも含むポリエステルを製造するためには、脂肪族ジオ
ールを過剰に用いるのが有利である。
脂肪族ジオールを過剰にすれば、両方のジオールとも、
エステル化もしくはエステル交換によって、はとんど単
量体のジグリコールエステルに変わる。
過剰の脂肪族ジオールは、真空下での重縮合の間に留去
すればよい。
生成したポリエステル樹脂の早期重合(prematu
repolymer 1zat 1on)を防止するた
めには、公知の重合禁止剤を添加すればよい。
この場合、重合禁止剤は通常0.001ないし1重量咎
の量でポリエステル樹脂中に配合される。
この種の禁止剤としては、例えばハイドロキノン、ベン
ゾキノン、フェノチアジン、銅塩類などを用いることが
できる 新規不飽和ポリエステルの形態は、その組成と分子量に
よって粘稠液状からガラス状固体までいろいろであり、
またその色も、無色から淡黄色までいろいろである。
これらの不飽和ポリエステルは容易に重合するので、種
々のポリエステル製品の製造に利用できる。
ポリエステル単独で重合されることもあるが、他の重合
性モノマーと一緒に共重合させるのがより好ましい。
この共重合においては、ポリエステルと重合性モノマー
との比は広い範囲で変えることが可能であるが、難燃性
共重合体を目的とする場合は、不飽和ポリエステルの臭
素もしくは塩素含量に応じてその比を限定しなければな
らない。
臭素含量約40重量係のポリエステルを用いた場合は、
例えば、等置部のスチレンと共重合できる。
硬化可能な組成物(硬化用樹脂組成物)中の重合性モノ
マーの割合は、一般に、組成物全量に対して10ないし
60饅である。
目的によっては、本発明で得られたポリエステルは、モ
ノマーなしで単独で用いられることもある。
不飽和ポリエステルに添加されるモノマーとしては、と
りわけ、一個もしくはそれ以上のビニル基もしくはアリ
ル基を含むオレフィン性不飽和化合物が適当である。
その例をいくつか示しておけば次のとおりである。
スチレン、ジビニルベンゼン、酢酸ビニル、フタル酸ジ
アリル、ジグリコール酸ジアリルエステル、ジエチレン
グリコール−ビス−アリルカーボネート、ジアリルフェ
ニルホスフェート、トリアリルシアヌレート、アクリル
酸系統の化合物(例えば、アクリル酸もしくはメタクリ
酸とアルコールもしくはフェノール類とから得られるエ
ステル類など。
これらのエステル類の例としてはアクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシ
ル、メタクリル酸メチルなどが挙げられる。
)、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、エチレン
グリコールジメタクリレート。
このように、本発明によって製造される不飽和ポリエス
テルを用いれば、(a)本発明によって得られる不飽和
ポリエステル、(b)共重合可能なモノマー及び(c)
重合硬化(polymerization curin
g)用の重合触媒を含有する成形用組成物が得られる。
この組成物を硬化させれば、成形品(シート状成形品も
含めて)が得られる。
重合もしくは共重合用触媒としては、常用のものを用い
ればよいが、好ましいものは遊離基重合開始剤である。
遊離基重合用触媒の例としては次のようなものを挙げる
ことができる。
ヒドラジン塩酸塩などのヒドラジン誘導体口エチル鉛な
どの有機金属化合物、そして特には、α。
α1−7ゾイソブチロニトリルのような脂肪族アゾ化合
物、例えば過酢酸、過酸化アセチル、過酸化クロルアセ
チル、過酸化トリクロルアセチル、過酸化ベンゾイル、
過安息香酸第三ブチルエステル、過酸化クロルベンゾイ
ル、過酸化ベンゾイルアセチル、過酸化プロピオニル、
過酸化フルオロクロルプロピオニル、過酸化ラウロイル
、クメンヒドロペルオキシド、シクロヘキサノンヒドロ
ペルオキシド、第三ブチルヒドロペルオキシド、過酸化
ジー第三ブチル、過酸化ジー第三アミル、p−メンタン
ヒドロペルオキシドのような有機過酸化物または過酸、
過酸化ナトリウムなどの無機過酸化物、アルカリ金属ペ
ルオクソ炭酸塩、アルカリ金属ベルオクソニ硫酸塩、ア
ルカリ金属ペルオクソ硼酸塩、過酸化水素(過酸化ベン
ゾイルは高価なので、代わりにこの過酸化水素を用いる
のが有利な場合もある。
)。この遊離基重合触媒の添加は、反応をどのようにし
て進行させるか、どのような性質の重合体を得たいかに
よって公知の方法で調節される。
触媒量は、ポリエステル組成物またはポリエステル−モ
ノマー組成物の全重量を基準として0.05ないし2重
置部であるのが有利であり、その添加時期は、重合開始
時に全量をいっぺんに加えてしまってもよいし、重合の
進行中に少量ずつ加えていってもよい。
また、カチオン重合触媒またはアニオン重合触媒を重合
触媒として用いることもできるし、さらに、高エネルギ
ー光線の照射によって重合を開始させることも可能であ
る。
高エネルギー線としては紫外線、ガンマ線、電子線など
を用いることができる。
本発明によって製造されるポリエステル、またはそれと
他の重合性モノマーとの混合物は、コーチング用組成物
、注型成形用や積層成形用の樹脂組成物、ラッカー用塗
膜形成成分、粉末樹脂などに利用できる。
塗料や成形用組成物の製造に適した重合可能な組成物は
、そのほかにも、可塑剤やその他のあらゆる種類の不活
性添加剤を含むこともできる。
そのような添加剤の例としては、充填剤、補強剤(%に
ガラス繊維)、無機もしくは有機顔料、光学的明色化剤
、艶消し剤などが挙げられる。
以下、原料の製造、ポリエステルの製造及びポリエステ
ルの応用(性能試験)についての実験例を、従来法との
比較を混じえながら挙げ、本発明をより具体的に説明す
る。
しかし、本発明はこれらに限定されるものではない。
(4)塩素化もしくは臭素化ジー(ヒドロキシアルキル
)−ベンゾイミダゾ陥ン類の製造 参考例 1 1.3−ジー(21−ヒドロキシエチル)−4゜5.6
.7−チトラブロムイミダゾロンの製造反応器中で、1
,3−ジ(21−ヒドロキシエチル)−ベンゾイミダゾ
ロン333.3g(1,5モル)を水3.51とともに
温度90℃で、透明な溶液になるまで撹拌し、次いで液
を軽く撹拌しながら臭素x、19sg(7,5モル)を
30分、間かかって滴下した。
この間、淡黄色の沈澱が直ちに生成した。滴下終了後さ
らに4〜5時間、滴下時よりも激しく反応混合物を撹拌
して充分な混合を得、同時に反応混合物の温度(内温)
を92〜96℃に上げた。
反応によって生成した臭化水素と、過剰の臭素蒸気は、
活性炭が充填されている洗浄塔中で、水酸化す) IJ
ウム5%水溶液を用いて固定した。
次に、反応混合物を温度5〜10℃まで冷却し、反応性
生成物を吸引濾過によって分別した。
さらに、この濾塊を水5tに入れて撹拌したのち、再度
、今度は吸引を強めて濾過を行った。
吸引乾燥ののち、真空室内づ温度100℃の下で完全に
乾燥させ、はとんど無色の生成物778.5g(理論収
量の96.6%)を得た。
この生成物の融点は、メトクーエフピー51型(Met
tler FP51)融点測定機を用いて加熱速度毎
分1℃で測定したところ、266.26Cであった。
こうして得られた粗生成物を35gとり、エチレングリ
コール150TrLlを溶媒として再結晶させ、そして
温度150℃で乾燥したところ、白色針状結晶の純粋な
目的物が得られた。
精製後の生成物の融点は26z5℃であり、元素分析結
果は次のとおりであった。
実測値に) 計算値に) C: 24.76 24.57
H: 1.92 1.87N
: 5.21 5.2
1Br : 59.45 5
9.43また。
この生成物のプロトン核磁気共鳴(H−NMR)スペク
トルと質量スペクトルは、下式の構造を満足した。
参考例 2 1.3−ジ(21−ヒドロキシエチル)−4゜5.6,
7−チトラクロルベンゾイミダゾロンの製造 参考例1と同じ出発物質222.2gを温度90℃の水
2tに溶解し、得られた透明溶液に温度90〜100℃
で6時間にわたって、塩素ガス425.4g(13,4
t)を導通した。
塩素ガスの流量はロータメーターを使って調節した。
そして、塩素を通すシリンダーとロータメーターの間に
は、圧を等しくするための装置を配置した。
反応によって生成した塩化水素ガスは、水酸化す) I
Jウム10%水溶液を循環させである活性炭充填塔中に
導いて吸着捕捉した。
塩素ガスを通じ始めてから約1.5時間で生成物の沈澱
が始まり、塩素ガスの全量を通じ終えた時点では無色の
濃厚などろどろ液となった。
以下、この反応混合物に参考例1と同様な後処理を施し
た。
こうして、粗間塩化物333.5g(理論収量の92.
6幅)が、融点2378°Cの無色結晶の形で得られた
さらに、精製しておくのが有利なので、この粗生成物を
ジオキサン/エチレングリコール1:1混合溶媒で再結
晶した。
精製後の生成物は、無色の微細針状結晶で、融点は24
0.1℃、微量分析で求めた元素組成は次のとおりであ
った0 実測値に) 計算値に) (C,1H,。
Ct4N203として)C36,6536,69 H2,762,76 N 7.99 7.7
8C139,2039,39 また、生成物のH−NMRスペクトルは、下記の構造式
を満足した。
参考例 3 1.3−ジ(21−ヒドロキシ−n−プロピル)−4、
5、6、7−チトラクロルーベンゾイミダゾロンの製造 参考例2の方法に従って、■、3−ジ(21−ヒドロキ
シ−n−プロピル)−ベンゾイミダゾロン250.3.
9(1,0モル)と塩素425.4gとを、水2を中温
塵95〜100℃で反応させた。
参考例2で述べた反応条件を維持したところ、反応終了
時には柔毛状の結晶生成物が得られた。
冷却後、反応液を上澄み水をデカンテーションし、残っ
たものをジオキサン500rrLlに溶かし、冷水7t
で生成物を沈澱させた。
こうして、融点138.8℃の無色微細結晶367.2
g(理論収量の94.6%)が得られたが、その一部
をとり、それをアセトン溶媒で再結晶させると、融点1
58℃になった。
元素分析結果は次のとおり。
実測値(資) 計算値に) (C13H14Ct4N203として) C39,8540,23 H3,633,63 N 7.20 7.22
C736,2536,54 また、この生成物のH−NMRスペクトルは、下記の構
造式を満足した。
(B)ポリエステルの製造例 実施例 1 約40%の臭素を含む(未希釈時)不飽和ポリエステル
の製造 無水マレイン酸171.5g(1,75モル)、無水フ
タル酸55,5g(0,375モル)及びアジピン酸5
4.5g(0,375モル)からなる混合物を、撹拌機
、温度計、下向き冷却器・受は器(留出物を凝縮・捕捉
するため)及び窒素ガス取入れ口の付いた実験室用ガラ
ス反応器中、窒素気流下で、温度80℃に加熱しておき
、そしてこれに、1゜3−ジ(21−ヒドロキシエチル
)−4,5,6゜7−チトラブロムベンゾイミダゾロン
672.:1(1,25モル)、ジエチレングリコール
146.0 g(1,375モル)及びエチレングリコ
ール15.4 g(0,25モル)からなる混合物を添
加した。
次いでこの混合物を、窒素気流下1時間かけて温度15
0℃に加熱した。
さらに、撹拌を続けながら温度を一定速度で上げ、6時
間で210℃にした。
加熱によって温度210℃を4時間保ったのち。
サンプリングして酸価を求めたところ、122になって
いた。
それからさらに3時間加熱を続けると反応が進んで酸価
は12に低下した。
次に、反応混合物を温度180℃まで冷却し、ハイドロ
キノン200TfI9を加えたのち、全体を金属シート
上にに注ぎ出して冷却した。
こうして、室温固体の生成物が定量的収率で得られた。
この不飽和ポリエステルの酸化は11.0.軟化点〔コ
フラー(Ko f l er))は62〜64℃であり
、またこのポリエステルは安定な臭素37.4重量俤を
含んでいた(計算によるBr含量は38.61%)。
ゆるやかに加熱すると、この不飽和ポリエステルは種々
の混合比で直ちにスチレンに溶解した。
例えば次のようなポリエステル−スチレン溶液が得られ
る。
la)上で得たポリエステル100重量部をスチレン5
0部に溶解して得た溶液 溶液の密度: 1.399 g/ml(20°C)溶液
粘度: 644’cp (300G)臭素含量:25.
7重量% lb) ポリエステル150部とスチレン50部とから
なる溶液 臭素含量:28.9重量% lc)ポリエステル100部とスチレン100部とから
なる溶液 臭素含量:19.3重量% 上記1a)、lb)及びlc)の溶液は、温度5〜25
℃で数週間放置しても安定であった。
実施例 2 臭素含量(未希釈時)約25俤の不飽和ポリエステルの
製造 実施例1と同様な装置を用いて、無水マレイン酸85.
75.9(0,875モル)、無水フタル酸27、75
9 (0,1875モル)及びアジピン酸27.25g
(0,1875モル)からなる酸成分と、ジエチレング
リコール73.00g(0,688モル)、1.3−ジ
(21−ヒドロキシエチル) −4、5。
6.7−チトラブロムベンゾイミダゾロン168.1g
(0,315モル)及びエチレングリコール43.12
g(0,70モル)からなるジオール成分とを次のよう
に縮合させた。
反応混合物を窒素雰囲気下1時間かかつて温度160℃
まで加熱し、続く6時間の間に、撹拌しながらこの淡黄
色懸濁液の温度を210℃に上げ、そして、210〜2
200Cの温度で4時間反応を続けた。
この時点でサンプリングし、酸価を求めたところ184
であった。
反応物を冷却して温度180’Cに下げ、この温度を保
ったまま、水流ポンプによって約25〜30 mvtH
&に減圧にして縮合反応を続行したところ、90分のの
ちには、混合物の酸価は5〜7に低下していた。
次に生成物にハイドロキノン200■を加え、まだ温度
が高いうちにこの樹脂をスチレンと混合した(混合比は
樹脂:スチレン−100:43である)。
こうして得られたポリエステル−スチレン溶液は、安定
臭素17.9重置部(計算によるBr含量は18.02
%)を含んでいた。
また、この溶液の密度は温度200Cで1.28g/T
Llであり、溶液粘度は温度300Cで178 cpで
あった。
実施例 3 塩素含量(未希釈時)約28係の不飽和ポリエステルの
製造 実施例2と同様な方法、同じ条件の下で、無水マレイン
酸49.0 g(0,5モル)、アジピン酸7.3g(
0,05モル)、1,3−ジ(21−ヒドロキシエチル
) −4、5、6、7−テトラクロルベンゾイミダ/ロ
ン141(0,4モル)、エチレングリコール4.9
g(0,08モル)及びジエチレングリコール10.6
g(0,1モル)を混合し、縮合反応を行った。
重合禁止剤としてハイドロキノン150rn9を加えた
こうして定量的収率で不飽和ポリエステル(安定塩素含
量:27.9%)が得られたが、これをスチレンに樹脂
/スチレン−100/30の割合で混合して溶液を調製
した。
この溶液の粘度は中程度であり、安定塩素含量は21.
1重置部であった(計算値二21.4φ)。
比較例 A ソレンソン(5orenson)、キャンベルCamp
be l l )によってプレパラテイフエ・メト−テ
ン・デア・ポリメーレンーヘミー (praparative Methoden
derpo l yme r e n −Cherrr
i e )に開示れた方法に従った実験例 プレパラテイフエ・メトーテン・デア・ポリ・メーレン
ーヘミー277頁実験252に記載された方法で、エチ
レングリコール85g(1,38モル)、ジエチレング
リコール146g(1,38モル)、無水マレイン酸1
71.5g(1,75モル)、無水フタル酸55.59
(0,375モル)及びアジピン酸54.5,9←0
.375モル)からなる混合物の重縮合を行った。
こうして得られたポリエステルの酸価は約20であった
得られたポリエステルとスチレンを、ポリエステル/ス
チレン=100/43の重量比で混合して溶液をつくっ
たが、この溶液の粘度は温度20℃で1.15597m
lであり、また、溶液粘度は温度30℃で3400cp
であった。
比較例 B アメリカ合衆国特許第2フ79701 ルを製造した。
純粋なエチレングリコール5 2.8& ( 0.8
5 1モル)、ジエチレングリコール9 0.0 g(
0.848モル)及び3,4,5,6,7,7−ヘキ
サクロル−3,6−エンドメチレン−1,2,3,6テ
トラヒドロフタル酸394.5g(1.015つし)か
らなる混合物を無水マレイン酸70.8gと混合し、窒
素気流下で均一に撹拌しながら6時間かかつて温度16
0〜170℃に加熱した。
この間、反応水が留出した。
この縮合反応は、反応生成物の酸価が約56になるまで
続けた(総計約6時間)。
次に、テトラヒドロフルフリルアルコール3.6g(0
.0 3 5モ)l/ )型加工、続いて/’%イドロ
キノン0.1gを加えたのち、さらに酸価が約45にな
るまで縮合を続けた(これに要した時間は約1.5時間
)。
こうして得られた縮合生成物を金属シート上に注ぎ出し
,窒素ガスで冷却した。
透明樹脂542gが得られたが、この樹脂は100℃以
下で軟化してしまった(軟化開始温度67’C)。
またこの樹脂の塩素含量は38.1重量俤であった。
この樹脂とスチレンとを、軽く加熱しながら撹拌混合し
、次の三種の溶液を調製した。
これらの溶液は、多少の差はあってもいずれも室温で非
常に高粘度であった。
比較ポリエステル溶液B0 (アメリカ合衆国特許第2779701号明細書実施例
29による) 上で得たポリエステル100部をスチレン30部に溶解
して得た。
非常に粘稠な液で、塩素含量は約30優。
比較ポリエステル溶液B2 上で得たポリエステル100部をスチレン43部に溶解
して得たもので、塩素含量26.6重量幅(希釈度につ
いてみれば、この比較ポリエステル溶液B2は、実施例
2で製造したポリエステル溶液に相当する)。
比較ポリエステル溶液B3 上で得たポリエステル100部をスチレン50部に溶解
して得たもので、塩素含量25.1重置部である(希釈
度についてみれば、この比較ポリエステル溶液B3は実
施例1のla)溶液に相当する)。
実施例 4 臭素含量23係の高粘度不飽和ポリエステルの製造 フマル酸69.64g(0,6モル)、無水マレイン酸
98.06 g(1,0モル)及びイソフタル酸66.
45g(0,4モル)からなるジカルボン酸成分混合物
を、参考例1で得た1、3−ジ(2“−ヒドロキシエチ
ル)−4,5,6,7−チトラブロムベンゾイミダゾロ
ン215.1g(0,4モル)、エチレングリコール3
1.9(0,5モル)及びネオペンチルグリコール13
5.39g(1,3モル)とともに窒素気流下、撹拌し
ながら温度150℃に加熱したところ、縮合反応が始ま
ったので、水と過剰のグリコールを留去しながら反応を
進めた。
そして、4時間の間に混合物の温度を20000まで上
げ、無色透明な溶融液を得た。
次に、温度をさらに上げて210℃とし、2時間この温
度を保ったのち、縮合物の酸価を調べたら41になって
いた。
ここで溶融物を温度170℃まで冷却し、ベンジルアル
コール3.0gとハイドロキノン0.3gの混合物を加
え、そして、温度160℃で20分間混合物を撹拌した
生成物を金属シート上に注ぎ出して冷却し、臭素含量2
3,1φ、酸価36の不飽和ポリエステルを得た。
実施例 5 マレイン酸成分が酸成分全体の50モル饅で、臭素含量
37%の不飽和ポリエステルの製造99φ無水マレイン
酸1.0モル(99,05,9)と94咎セバシン酸1
.0モル(215,16g)を、1.3−ジ(2′−ヒ
ドロキシエチル)−4,5゜6.7−チトラブロムベン
ゾイミダゾロン1.0モル(537,8g)及びエチレ
ングリコール1.2モル(74,5g)とともに窒素雰
囲気下で加熱し、温度150℃から210℃まで3時間
かかつて昇温した。
この間、撹拌しながら縮合を進め、無色透明な溶融液を
得゛た。
次に温度を220℃に上げ、この温度で2時間溶融液を
撹拌したのち、冷却して温度を170℃とし、そしてこ
のバッチからサンプルをとって酸価を求めたところ、2
8になっていた。
続いて、ハイドロキノン0.5gとベンジルアルコール
1.2gを加え、温度170〜180℃を保ってさらに
30分間撹拌を続けた。
最後にこうして得られた淡黄色透明の樹脂を放冷し、臭
素含量37多のポリエステルを得た。
この樹脂の1部を温度50〜60℃で、例えばスチレン
0.4部と混合したところ容易に溶解した。
実施例 6 C−C不飽和結合を少し含む臭素含量38φの不飽和ポ
リエステルの製造 次の組成の混合物を実施例5と同じ反応温度の下で実施
例5と同じ時間重縮合させた。
無水マレイン酸19.8.9 (0,2モル)、無水フ
タル酸29.7.9(0,2モル)、セバシン酸40.
5g(0,2モル)、アジピン酸58.4 g(0,4
モル)、参考例1で得たジオール268.’l (0,
5モル)。
エチレングリコール3]Jl(0,5モル)及びジエチ
レングリコール10.6g(0,1モル)。
反応終了後、ベンジルアルコール0.5 & トハイド
ロキノン0.25gを撹拌しながら添加混合した。
こうして得られたポリエステルの酸価は11、軟化点〔
コフラー(Kofler)法〕は〜25°C1そしてC
−C二重結合金量は0.47当量/kg(理論値どおり
)であった。
実施例 7 長鎖ジオール成分を含有し、臭素含量38係の固体不飽
和ポリエステルの製造 実施例5と全く同様な方法で、無水マレイン酸99.0
5g(1,0モル)、アジピン酸29.37g(0,2
モル)、参考例1で製造したジオール376.46g(
0,7モル)及び1,12−ドデカンジオール101.
17g(0,5モル)からなる混合物を重縮合させ、得
られた重縮合物を、実施例5と同様にベンジルアルコー
ル1.29とハイドロキノン0.3gを加えることによ
って安定化した。
冷却後には次のような性質を有する固体物質が得られた
臭素含量:38.4優 酸 価:21 コフラー法による軟化点:64°C 二重結合金量: 1.67 a量/kg(理論値の97
係)実施例 8 塩素含量29.5%の固体不飽和ポリエステルの製造 実施例5と同様な方法で、フマル酸19.34.9(0
,16モル)、アジピン酸2.4 :l(0,016モ
ル)、参考例3で製造したジオール38.81g(0,
1モル)、エチレングリコール3.72g(0,06モ
ル)及びジエチレングリコール3.53g(0,03モ
ル)からなる混合物を重縮合させ、終了後重縮合物の安
定化を行ったところ、酸価35の淡黄色固体ポリエステ
ルが得られた。
実施例 9 ポリアルキレングリコールを用いた臭素含有不飽和ポリ
エステルの製造 ポリエチレングリコール600の24.0g(0,4モ
ル)、参考例1で製造したジオール484.2g(0,
9モル)、無水マレイン酸98.1g(1,0モル)及
び無水フタル酸49.8g(0,3モル)からなる混合
物を実施例5の方法に従って重縮合させ、得られた重縮
合物にベンジルアルコール1.5gとハイドロキノン0
.4gを加えて安定化処理を施した。
こうして、酸価13、臭素含量33.2%の粘稠な不飽
和ポリエステルが得られた。
実施例 10 臭素含量37係の固体不飽和ポリエステルの製造 無水マレイン酸171.5g(1,75モル)、イソフ
タル酸132.(1(0,8モル)、ジエチレングリコ
ール146.0.9(1,375モル)、参考例1と全
く同じ方法で製造したジオール672.3g(1,25
モル)、及びエチレングリコール18.5.9(0,3
モル)を容量2.5tのガラスフラスコに入れて混合し
、窒素雰囲気下温度150℃に加熱した。
次いで撹拌を開始し、6時間かけて温度を210℃まで
上げたところ、帯黄色透明な溶融液が得られた。
次に温度を200℃まで落とし、圧力を20iπH9に
感じ、そして2時間後、窒素ガスを導入して減圧を解い
た。
得られた重縮合物にハイドロキノン0.5gを加えたの
ち、全体を金属シート上に注ぎ出し、定量的収率で帯黄
色透明な生成物を得た。
こうして得られたポリエステルの軟化点(コフラー法)
は71℃、酸価は26、そして臭素含量は37.6優で
あった。
実施例 11 臭素含量47φの固体不飽和ポリエステルの製造 無水マレイン酸171.5g(1,75モル)、無水フ
タル酸55.5g(0,375モル)、アジピン酸54
.5g(0,375モル)、参考例1と全く同じ方法で
製造したジオール1075.7 、F (2,0モル)
及びジエチレングリコール90.25 g(0,85モ
ル)からなる混合物を実施例10と同様な方法で重縮合
させ、さらに、得られた重縮合物を実施例10と同様に
後処理し、安定化した。
こうして、コフラー軟化点98°C1酸価10、臭素含
量47係のポリエステル1359g(理論収量どおり)
を得た。
このポリエステルはスチレンと混合可能であった。
実施例 12 臭素含量37饅の固体不飽和ポリエステルの製造 無水マレイン酸171.5g(1,75モル)、テレフ
タル酸99.6.9 (0,6モル)、アジピン酸29
.1.9(0,2モル)、ジエチレングリコール146
.0g(1,375モル)、参考例1と全く同じ方法で
製造したジオール672.3g(1,25モル)及びエ
チレンクリコール18.5モル(0,3モル)を実施例
10と同様に重縮合させた。
反応条件、生成物の安定化及び生成物の後処理は実施例
10と同様に行った。
こうして得られた淡色生成物の酸価は30、コフラー軟
化点は50℃、臭素含量は37.6係であった。
実施例 13 塩素含量23係の固体不飽和ポリエステルの製造 無水マレイン酸128.63.9 (1,3125モル
)、フタル酸41.6g(0,281モル)、アジピン
酸40.9g(0,281モル)、参考例2と全く同じ
方法で製造したジオール540g(1,5モル)及びジ
エチレングリコール67.7g(0,637モル)から
なる混合物を実施例10と同様に重縮合させ、さらに、
得られた重縮合物の安定化と後処理も実流側10と全く
同様に行った。
こうして、コフラー軟化点65°C1酸価175、塩素
含量23.7優の淡色透明樹脂が得られた。
実施例 14 塩素含量22係の固体不飽和ポリエステルの製造 無水マレイン酸128.63.9(1,3125モル)
、イソフタル酸83.2.9(0,5625モル)、参
考例2と全く同様な方法で製造したジオール360.2
g(1,00モル)及びジエチレングリコール120.
8.9(1,1375モル)からなる混合物の重縮合と
その生成物の後処理を実施例10と同様に行い、軟化点
63℃、酸価32、塩素含量22.8係の淡褐色樹脂を
得た。
(C)不飽和ポリエステルの使用例 使用例 1 実施例1で得たポリエステル−スチレン溶液1a)10
0.9と8%ナフテン酸コバルト0.4gとを均質にな
るまで混合し、そしてこの混合物を撹拌しながら、50
饅メチルエチルケトンヒドロペルオキシド(溶媒ニジメ
チルフタレート)1.5gを添加混合した。
短時間真空処理したのち、この均一な透明混合物アルミ
ニウム製金型に注型し、室温(23℃)で硬化させた。
2時間後にははやくも樹脂の硬化はほとんど完結してい
た。
硬化後、注型成形品を型から取出し、室温の下に1日間
放置した。
こうして得られた注型成形品の性質は次のとおりであっ
た。
曲げ強度(VS M* 77,103号試験法採用):
11.07にシー たわみ(VSM77.103号試験法採用) : 7.
0鼎衝撃強度(VSM77.105号試験法採用):6
.17crtkg/(7i 吸水率(20℃、4日間):0.22φ 加熱歪温度(DIN**53,461号試験法採用):
61’C 燃焼性(CTM/20 a ***による):2級(燃
焼時間0秒) *V8Mは、Verein Schweizeri
scherMaschinenindustriell
er (スイス機械工業会)の規格であり、 **DINは、Deutsche Industri
e−Norm(ドイツ工業規格)の略称である。
マタ、***CTM/20aはCIBA−Testin
g−Method/20a (チバ試験法/ 20 a
)の略称で1次のような燃焼性試験法である。
試験しようとするプラスチックで製作したDIN規格棒
(120Xi 5X10mm)を水平に保持しておき、
角度45°に傾けた、天然ガス燃料のブンゼンバーナー
の炎に1分間さらす(ブンゼンバーナーロ径9mm、バ
ーナーを垂直に保持したときの炎の高さ10Cr/l)
この際のバーナーの位置は、試験片の幅15山の面がバ
ーナーの上端から3cTLの高さにあり、試験片の前端
面とバーナーの下端との水平距離が1儂になるように設
定する。
こうして、試験片の燃焼性を次のように定めた基準に従
って評価する。
0級: 炎を除いたのち、試験片が15〜60秒間(あるいはそ
れ以上)燃焼を続けた場合 1級: 炎を除いたのち、試験片が1ないし14秒間燃焼を続け
た場合 2級: 炎を除いたのち、試験片が全く燃焼を継続しない場合(
すなわち、燃焼時間0秒) 「1級」は、例えば、炎を取去ったのちの試験棒の燃焼
継続時間が15秒に達しないことを意味し、ISO/R
(International Organizati
onfor 5tandardization/ Re
commendationlすなわち国際標準化機構推
薦規格の略称)の第2類(燃焼時間1〜14秒間)に相
当する。
使用例 2 実施例1で得た溶液1b)101を、使用例1と同様に
加工し、ガラスのように透明で表面の滑らかな成形品を
得た。
この成形品の性質は次のとおりであった。
曲げ強度(VSM77,103 ) :11.35ky
/gmりt)b (VSM77,103 ) : 6.
2mrrt明明く弊(20°C,4日間):0.28俤
加熱歪温度(DIN53461):57°C燃焼性(C
TM/20a ): 1級 (燃焼時間1秒) 使用例 3 実施例1で得た溶液1c)100.?を用いて使用例1
と同様な成形加工を行い、次のような性質をもつ不燃性
成形品を得た。
誘導損失タンデルタ tanδ(50Hz)2
3℃で0.0066 100℃で0.010 150℃で0.039 誘導率ε 23℃で3.2 100℃で3.4 150℃で3.6 容積比抵抗(5pecific volume res
istance)23℃で3.5 X 1016Ω・α 100℃で1.4X1015Ω・の 曲げ強度(VSM77103 ) : 7.75kg/
/!IL1゜タワみ(VSM77103):12.9m
m衝撃強度(VSM77105 ) : 8.07cm
−kii吸水率(20℃、4日間):0.17% 加熱歪温度(DIN53461):57°C燃焼性(C
TM/20a): 1級 (燃焼時間1秒) 使用例 4 実施例2で得たポリエステル−スチレン混合物100g
を、用いるナフテン酸コバルトとメチルエチルケトンビ
トロペルオキシドの量をともに使用例1の半分にするほ
かは使用例1と全く同様に加工した。
組成物は室温の下で約6時間ののちには完全に硬化し、
固体成形品が得られた。
この成形品を24時間後に金型から取出し、その性質を
測定したところ、次のような値が求まった。
誘導損失tanδ (50Hz): 23℃で0.020 100℃で0.039 誘導率ε:23°Cで4.2 容積比抵抗:23℃で9.6X104Ω・傭曲げ強度(
VSM77103 ) : 5.83*g7mrj。
(最大歪み時にも割れなかった) たわみ(VSM77103):〉20.0關衝撃強度(
VSM77105 ) :10.3〜14.3cm・k
g/cTL引張強度(VSM77101号試験法採用)
: 3.2ki7717)j破断時伸び(VSM771
01):18係燃焼性(CTM/20 a ) : 1
級(燃焼時間2秒) 比較使用例 A 比較例Aで製造したポリエステル−スチレン混合物10
0重量部を使用例1と全く同様に加工して成形品を得た
が、この成形品は、使用例1〜4のものとは違って、非
常に燃えやすく、燃えると多量の煙を発生した。
この比較ポリエステル製成形品の性質は次のとおりであ
った。
曲げ強度(VSM77103 ) : 6.72*g7
mAfワミ(VSM77103 ) : 10.3mm
mm加熱変温DIN53461):57°C燃焼性(C
T11+/20 a ) : 0級(燃焼時間〉60秒
) この比較例で判るとおり、本発明によって製造された難
燃性ポリエステルは、難燃性のない市販ポリエステルに
優るとも劣らない機械的性質を有する。
比較使用例 B a)比較例Bで製造した比較ポリエステル溶液B110
0gをまず、8係ナフテン酸コバルト0.5g及びシク
ロヘキサノンヒドロペルオキシド(ジメチルフタレート
溶媒)1.5gと室温で混合し、気泡を除くための真空
処理を短時間節したのち、アルミニウム製金型に注型し
、室温で硬化を開始させた。
2〜3時間で硬化はほとんど完了した。
硬化完了後、成形体を離型し、燃焼性試験に適した試験
片を得た。
燃焼性試験結果は次のとおり。
CT1114/20aによる燃焼性:1級(燃焼時間1
秒) アメリカ合衆国特許第277901号明細書実施例1に
従って製造したポリエステル樹脂溶液は非常に粘稠なの
で、注型成形によっては燃焼性試験用棒材しか製造でき
ず、4田または2關シート・\の成形は不可能であった
そのため、機械的性質を調べるための規格試験は実施不
可能であった。
この比較例を前記使用例1と比べてみると、テトラブ陥
ムベンゾイミダゾロン誘導体成分の含有によって難燃化
されたポリエステル(本発明製法によるもの)の方が、
スチレンでより充分に希釈できぬので成形加工しやすい
こと、本発明におけるポリエステル溶液の方が低粘度で
あるのにそれから得られる成形品の難燃性は、比較溶液
B1より得られる成形品のそれに優るとも劣らないこと
、が判る。
b)比較例Bで製造した比較ポリエステル溶液B210
0部をa)と全く同じ条件下で硬化させたところ、次の
ような性質を持つ成形品が得られた。
燃焼性(CTR4/20a ) : 1級(燃焼時間1
秒) 曲げ強度(VSM77103 ) : 8.56kg/
7nmたわみ(VSM77103:3.6關 吸水率(100℃、1時間) : 0.84係C)比較
例Bで製造した比較ポリエステル溶液B3100部を使
用例1と同様に硬化させたところ、次のような性質を有
する成形品が得られた。
燃焼性(CTM/20a):1級(燃焼時間1秒)曲げ
強度(VSM77103 ) : 6.90kg/am
たわみ(VSM77103):3.40關吸水率(10
0°C11日間):0.32係加熱歪温度(DIN53
461):50°C誘導率ε:23°Cで3.5 100℃で4.7 130℃で5.7 誘電損失tanδ (50Hz ) : 23℃で0.012 1000Cで0.065 130℃で0.13 容積比抵抗(DIR53482号試験法による):23
°Cで7.3X10”Ω・侃 100℃で6.9 X 1011Ω・の この比較使用例BのC)で用いられたポリエステル溶液
のスチレン含量と、使用例1で用いたポリエステル溶液
のスチレン含量は全く等しいが、これら両者から得られ
た成形体の難燃性と機械的性能を比べてみると、本発明
によって製造されたポリエステルを原料とする成形品の
方がいずれの性質においても優っていることが判る。
本発明により製造されたポリエステルからの成形品の方
が、高温での成形品の電気的性質からみてとれるように
熱安定性がかなり高い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジカルボン酸全量の少なくとも20モルφが不飽和
    ジカルボン酸からなるジカルボン酸、あるいはそれらの
    ジカルボン酸の一部または全部をポリエステル形成性誘
    導体に置き換えたものを、次式(I): (式中、Xは臭素原子及び(または)塩素原子を表わし
    、R1とR′1 は互いに独立に、水素原子、メチル基
    、エチル基またはフェニル基を表わし。 R2とR2′は互いに独立に水素原子を表わすか、ある
    いはそれぞれR1またはR1′といっしょになってトリ
    メチレン基またはテトラメチレン基を表わす。 )で表わされるジオールまたは式(1)のジオールと脂
    肪族ジオールとの混合物と、酸価が100より小さくな
    るまで重縮合させることを特徴とする線状不飽和ポリエ
    ステルの製造方法。
JP49130916A 1973-11-13 1974-11-13 センジヨウフホウワポリエステルノ セイゾウホウホウ Expired JPS5850253B2 (ja)

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CH1595473A CH583260A5 (en) 1973-11-13 1973-11-13 Flame retardant unsatd. polyester resins - contg. halogenated N,N-di-(hydroxyalkyl)-benzimidazolone gps.
CH1073674 1974-08-06

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GB1481860A (en) 1977-08-03
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