JPS6096619A - リン‐改質ポリエステルカーボネート樹脂 - Google Patents

リン‐改質ポリエステルカーボネート樹脂

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JPS6096619A
JPS6096619A JP59207903A JP20790384A JPS6096619A JP S6096619 A JPS6096619 A JP S6096619A JP 59207903 A JP59207903 A JP 59207903A JP 20790384 A JP20790384 A JP 20790384A JP S6096619 A JPS6096619 A JP S6096619A
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JP
Japan
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phosphorus
polyester carbonate
phenylene
modified polyester
molar ratio
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JP59207903A
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スチーブン・イー・ベイルズ
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/692Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing phosphorus
    • C08G63/6924Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing phosphorus derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/6926Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/64Polyesters containing both carboxylic ester groups and carbonate groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直ψノ”1にカーボネイト基、リン基、およ
びエステル基を含有する線状エステルカーボネートコー
ポリマーに関する。
ジオールとジカルボン酸あるいは二酸ハライド9および
ホスゲンとの反応によシっくられるポリエステルカーボ
ネートは、例えばアメリカ特許魔3.030,331 
;3,169,121 ;3,220,976;4.1
56,069 ;4,278,787;4,330,6
62および4,360,656にS己載されている。ポ
リエ、z、 7 ルカーボネートは1例えばビスフェノ
−/I/A。
ホスゲンおよびテレフタロイルおよびインフタロイルク
ロライドゝから誘導されるものは、ビスフェノールAポ
リカーボネイトに比較し、一般に大きな耐熱性を示す。
この耐熱性が太きいため、ポリエステルカーボネートは
、ビスフェノールAポリカーボネートに比較し、一般に
より高い加工温度が要求されかつよシ高温の末端用途を
目的とするものである。しかしこの加工温度および末端
用途での高温が、変色や分′:F−mの低下と言ったポ
リエステ/I、−カーボネートの劣化につながる。
一般的なポリエステルカーボネートの前述の欠点から考
えれば、そのポリマーと後重合添加剤とを混合せずに、
熱酸化安定性の向上が得られると文献に公知の実質と同
じあるいは類似のモノマー’ltのポリエステルカーボ
ネートを提供することが多いに所望される。更に添加剤
の混合工程を省略することに加えて、一般的なポリエス
テルカーボネートの所望pl、 ノー!iを損わないた
めに安定剤がより均一に分布すること、加工製品からの
安定剤の抽出あるいは浸出の可能性を低下きせること、
および安定剤の+tf少くすることが所望される。
従って、本発明は、以下の一般式l、rrおよびm: 0 (R”0CO) 。。
1 (R’0PO)叱 (式中、各R1,R2,R3およびR4は、独立にヒド
ロカルビレン、芳香族ヒドロカルビレン。
あるいは、不活性1i4を換芳香族ヒドロカルビレン:
Xは電子のロンイア、酸素あるいは硫黄:およびYU、
アルキル、アルコキシ、アリールあるいはアリールオキ
シ置換)の繰返し単位を含有するりンー改質ポリエステ
ルカーボネート化合物についてである。
本発明のZ IJママ−,(1)二価のヒドロカルビレ
ン:(2)ジカルボン酸ハライド、(31力−ボネート
先駆体:およびジハロリンモノマーの反応生成物から成
る通常固体の物質である。本発明の目的における”ヒト
90カルビレン1と言う語は。
1 によシ連結されている炭化水素ラジアル、および脂肪族
および/あるいは芳香族炭化水素ジラジカルである独特
の炭化水素二価ラジカルを意味する。
また1不活性置換1基と言う語は、ポリマー製造に使用
される縮合反応に不活性である一個以北の置換基をもつ
ものを意味する。
本発明の実施によシつくられたポリマーは、それらのポ
リカーボネート、ポリエステルおよびコーポリマーが一
般に使用される殆んどの用途で有用である。特にそのポ
リマーは、耐熱性が大きい透明な強化フィルムおよび成
形品の製造に有用である。更にこれらのポリマーは、ポ
リカーボネートのようなカーボネートポリマー、ABS
樹脂。
スチレン/アクリロニトリルコーポリマーおよびインパ
クトポリスチレンのような他のポリマーと混合して成形
用プレンビをつくることができるし。
更に/あるいは、グラスファイバーのような補強ファイ
バーと混合して、数多くの成形品をつくることができる
本発明を実施する七で用いられる二価の有機化合物ハ、
アルコールFj、ヒドロキシルがフェノールヒドロキシ
ルである少くとも2個のアルコール性ヒドロサシル基を
含イ)するいかなる特殊の炭化水素化合物でも適当であ
る。二価のヒドロカルビレンは、アルカリルジオール、
二価のフェノールおよびフェノールフタレインのような
複素環基を有する芳香族ジオールを含む、グリコールお
よびシクロ脂肪族ジオールである脂肪族ジオール、芳香
族ジオールである。二価のヒドロカルビレンの中で二価
のフェノールが、好適でちる。
本発明のコーポリマーの製造に好適に用いられる二価の
フェノールは、2個のヒドロキシルに芳香結合されてい
る芳香族ヒドロカルビレン基を有するいかなる芳香族化
合物でも適当である。更に有利である二価のフェノール
は、一般式:によって表わされる芳香族ジオールである
。式中。
Aレバフェニレン、ビフェニレン、ナフテニレン。
アンスラセニレン等のような芳香族基である。Eは、メ
チレン、エチレン、エチリデン、プロピレン、プロピリ
デン、インプロピリデン、ブチレン。
ズチリデン、インブチリデン、アミレン、インアミレン
、アミリチンおよびインアミリデンのようなアルキレン
、あるいはアルキリデンでアシ、あるいは、Eは、シク
ロはンチレン、シクロヘキシレ/のよウナシクロアルキ
レン:サルファイド。
スルホキシドあるいはスルホンのような硫黄−含有鎖:
エーテル$l’j:カルボニル基:ターシャリイ窯素基
;あるいはシランあるいはシロキシのようなシリコーン
−含有鎖であってもよい。Ri″1.水素あるいは、ア
ルキル、アリール、アリールアルキルあるいはシクロ脂
肪族のような一価の炭化水素基である。Yは、塩素、臭
素、弗素あるいはRであシ、Rはと述のものである。m
は、 Ar 七の置換可能な位置の数による0以北の全
数であシ:ρは%E、、E:の可能な数によるO以りの
全数であシ;tは、1以上の全数であシ;Sは、0かあ
るいは1であシ;かつILはO以りの全数である。その
よりな二価フェノールの例は、2,2−ビス−(4−ヒ
ト90キシフエニル)フロパン〔ビスフェノールA〕:
ビスー(4−ヒト90キシフエニル)メタン;x、x−
ヒス−(4−ヒト90キシフエニル)エタンおよびアメ
リカ特許163,169,121の2桐60゛行目から
3楔55行目までにB上載のジヒドロキシ芳香族エーテ
ルである。
更に適当な二価のフェノールは、一般式:(式中、芳香
族環には、ヒドロキシル置換基の他に、H,F、 C7
j、 Br、 I、−No2. −0−、 7#キル、
アシル、カルボン酸エステル、スルホネートエステル等
の置換基を有する)によって表わされるAr、Ar1−
ジヒト90キシトリチル核を有するものである。Ar、
 Ar1−ジヒドロキシトリチル核を有する代表的なジ
オールは、アメリカ特許扁3.036,036記載のフ
ェノールフタレイン核化合物:アメリカ特許/fg3,
036,037記載のフェノールスルホンフタレイン核
化合物:アメリカ特許163,036,038記載の7
タリデン核化合物:アメリカ特許A3,036,039
 記載のフルオレセン核化合物およびアメリカ特許A3
,036.036記載のフェノールフタレイン化合物に
相当するフェノールフタレイン化合物:ここに引用特許
記載のすべてである。前述の二価フェノールの中でビス
(Ar−ヒドロキシフェニル)アルキリデン。
特にビスフェノールAが最適である。
使用に適する=耐′ハライドは、芳香族および飽和脂肪
族二塩基酸の酸ハライドの両者である。使用しうる飽和
脂肪II′l・二塩基酸は、シュウ酸、マロン酸、ジメ
ナルマロン酸、コハク酸、クルタル酸。
アジピン酸、ピメリンrし、スペリン酸、アゼライン酸
およびセバシン酸のような直鎖パラフィン炭化水銀から
9zaされたものおよびハロゲン置換脂肪族二塩基酸で
ある。チオ−ジグリコールあるいはジグリコールのl’
it’のようなぞの直鎖にヘテロ原子を含む脂1j77
族〃ルボン酸およびマレイン酸あるいはフマル酸のよう
な不飽和二酸もまた使用することができる。酸クロライ
ドの形で使用しうる芳香族および脂肪族’)); ;’
F 17=ジカルボン酸は、フタル酸、イソフクル酸、
テレフタル酸、ホモフタル醒、オルソ−、メタ−および
パラーフエニレンニ酢酸ニジフェン酢、1.4−ナフタ
ール酸および2,6−ナノクール酸、のような多核芳香
族酸:である。NU述の二酸ハライドの中でイソフタロ
イルクロライド、テレフタロイルクロライドおよびそれ
らの混合物が好ましいが、その混合物が、最適である。
好適’l イン7 タoイルおよびテレンタロイ/I/
ハフイドは、 High Po1yrrLer、?、V
o1. XXW[。
’Condensation Monorntrs’ 
J、に、 5tilleとT、W、 Camhtll、
 li集者、、P2O3〜514゜Wiley −1n
terscitnct、 1972 に記載のような条
件下、芳香族溶剤中で所望のイン7タル酸あるいはテレ
フタル酸と、チオニルクロライドあるいは他のチオニル
ハライドとの反応にょシっくられる。
使用に適するカーボネート先駆体は、末端ヒドロキシ基
と反応しカーボネート鎖をつくるに適するカルボニルシ
バライド、ハロホルメイトあるいは他の化合物である。
使用しうるカルボニルハシイドは、カルボニルブロマイ
ド、カルボニルクロライドゝ、(ホスゲン)およびそれ
らの混合物である。適当なハロホルメイトは、例えば、
ハイドゝロキノンのビスクロロホルメイトのような二価
フェノールのビスハロホルメイト、あるいは、エチレン
クリコール、ネオインチルクリコール、ホリエチレング
リコールのビスハロホルメイトのようなグリコールのビ
スハロホルメイトである。前述のカルボネート先駆体の
中で、ホスゲンが好適である。
ジハロリン系化合物は、一般式: (式中、Xは電子のロンイア、酸素あるいは硫黄:Yは
、アルキル、アルコキシ、アリールあるいはアリールオ
キシ;2は、ハロゲン、好ましくは塩素あるいは臭素)
によって表ゎされるものが特に有利である。ポリマー中
の繰返し単位は、ボスホナイト、ホスファイト、ホスホ
ネートあるいはホスフェイトである。好適なジハロリン
系化合物は。
一般式: のジクロロリン系化合物である。
本発明の改質ポリエステルカーボネートは、溶液重合か
あるいは界面重合かのいづれの方法によっても有利につ
くることができる。二価ヒト90カルビレンと二酸ハラ
イド9およびホスゲンとの反応によるポリエステルカー
ボネートの製造の代表的な溶液および界面重合法は、ア
メリカ特許腐4.156,069 ;4,278,78
7 ;4,330,062;4.360,656 ;4
,388,455;4,194,038;4.238,
596 ;4,238,597 ;4,255,556
;4.252,939 ;4,260,731 :およ
び4.369,303.およびKoLen、?n1ho
v等によるVisokorrLt1社発行の5oect
in B9.49 (1967):およびAIo、14
5(1968) に記載されている。これらの従来技術
の方法は、ジハロリン化合物を二価ヒドロカルビレンへ
添加する反応工程を追加することにより5本発明のポリ
マー製造に適用することができる。即ち、二酸クロライ
ドの添加前、添加時、あるいは添加後にジハロリン化合
物を添加することができるしあるいは、ホスゲンの添加
前あるいtよ添加時に同時に添加することもできる。し
かし1反応混合物へのホスゲンの添加前にジハロリンを
反応混合物へ添加することが好適である。ジハロI)ン
化合物はそれ単独でもあるいは適当な不活性溶剤に溶解
して添加してもよい。反応剤の添加時間、濃度、温度、
水素ハライド受体、分モ量調整剤および反応剤の添加順
序のような添加法の俄数は、従来方法に記載のものと実
質北同様である。
本発明の好適なノπ様でつくられるリンー改ff!Jポ
リエステルカーボイ・イトは、一般式二(式中、B1お
よびC1は、独立に4 vエステルあるいはyy+)カ
ーボネートに共通の末端基;A1は、前述の繰返し単位
1.IIおよび■;かつルは5〜300の全数である) によ)表わされる。繰返し単位l:■のモル比は、0.
05:1〜10:1である。前述の繰返し単位を用いた
場合、コーポリマー中のエステル/カーボネートのモル
比は、21/IIである。R1,R3およびR4は、そ
れぞれ前述の二価ヒドロカルビレンから誘導される二価
の有機部、特に芳香族ヒドロカルビレンあるいは不活性
置換芳香族ヒドロカルビレンでアシ:各R2は、前述の
二酸ノ・ライドから誘導される二価の有機ラジカル、特
にフェニレンあるいは他の二価の芳香族である。各R2
゜XおよびYは、前述のものである。単位■は1本発明
のポリマー中に存在するリン原子量が、ポリマーあだシ
1〜1000.好ましくは1〜100゜更に好ましくは
1〜501量ρρm となるように選択かつ使用される
B1は。
o oo o。
工 (式中、Rは、アルキル、アリール、あるいはアラール
キルのようなヒドロカルビレンかつR1゜R2,X お
よびYは前12トのもの)である。
代表的なCI Nニ ーR”OJ −R3011,−R40H,−R5,ある
いは−H(式中、 R1,R3,R4およびR5は前述
のもの)である。
前述の式において[く2は、好捷しくはパラ−フェニレ
ン、メタフェニレンあるいは)ξマーフエニレンとメタ
−フェニレンとの配合<グでh’l、・ξマーフエニレ
ン対メターフェニレンのモル比は。
0.95 : 0.05〜0.05:0.95.好まし
くは0.95 : 0.05〜0.2:0.8.見に好
ましくは。
0.95:0.1〜0.5:0.5である。
R1,R3およびR4は、好ましくは。
であシ、Xは好ましくは、酸素、硫黄あるいは電子のロ
ンはアであり;Yは好ましくは、アリールあるいけアリ
ーイレオキシ1. Bl は、好ましくけであり ; 
” は好ましくはR5であり、ここでR5は、好ましく
は (式中R6は、1〜12個の炭素原子を含有するヒドロ
カルビルラジカル)であシ;かつルは、5〜300.好
ましくは10〜200.更に好ましくは30〜100の
全数である。
コーポリマーの分子量は、特に臨界的ではないが、20
,000を越える重量平均分芋量(ビスフェノール−A
ydリカーボネート較正曲線を用いたゲマパーミエーシ
ョンクロマトグラフイにより定量したMW) を有する
コーポリマーがl要である。
比較的大きな分子−111,即ち少くとも25,000
から60,000以下のMlllを有するコーポリマー
が。
成形樹脂の最も好捷しい性質および物性を示すことが見
出されている。本目的のために最適なものは、 M’w
が25,000〜40,000でかつMw/Mn (こ
こでMn は数平均分子量)が1.5〜5のコーポリマ
ーである。好適なコーポリマー固有粘度(塩化メチレン
中で0.5 、? /d1. 25℃で測定)は、0.
35〜1dlll、最も好ましくは0.45〜0.70
jl/dlである。
本発明を以下の実施例によシ説明するが、その範囲を限
定するものではない。特に仁とわシがなければ、すべて
の部およびパーセントは1量によるものである。
(実施例1) 3工程のうちの第1工程では、先ず51のフラスコにビ
スフェノールA283.97g(1,2439rrLO
L)、塩化メチレン311およびピリジン261.6d
 (3,234rlLOl)を仕込んだ。250 rP
m で攪拌を開始し、ビスフェノール−Aの透明溶液が
得られたら、その混合容器へフェニルホスホノチオイッ
クジクロライド0.013# (6,2X10−5mo
l)を、1分間で連続添加した。その間フラスコの内容
物を22℃、250γρm で連続して攪拌した。つい
で反応混合物へ液滴下pとうによシリン化合物を添加し
た。混合物は30分?拌しつづけた。
第2工程では、先ず前述の中間体を含有する反応混合物
を17°Cまで冷却後テレフタロイルクロライド126
.2.9(0,6227rrLOりを3分間にわたって
添加した。混合物を10分間攪拌し、ついでρ−ターシ
ャリイーブチルフェノール(連釦停止剤)6.06g<
0.0404nL01)を加えた。
第3工程では、前述の反応混合物を200 rp/7L
で連続攪拌しその中ヘホスゲン67.2.9 (0,6
79m0Z)を、22〜25℃で37分間にわたって吹
き込んだ。
生成りノー改質エステル/カーボネートコーポリマーは
、以下の操作によシ反応混合物から回収した。
過剰のピリジンを中和するため3NHCi、441を加
えた。コーポリマーの塩化メチレン溶液を相分離後Q、
 5 N 11C10,5/および水0.51e用いて
何回も水洗した。各水洗後相分離させた。最終洗浄後、
コーポリマーの塩化メチレン溶液をカチオン交換樹脂(
スルホン酸タイプ、デッド容積500〜600m/+)
を充填したカラムを通して殆んど水のように;方間な溶
液を得た。ついでヘキサン3容倶およびアヒトン1容量
へ高速攪拌しながら塩化メチレン溶液1容Jtkをゆっ
くり添加してポリマー生成物を分離させた。その生成し
た白い繊維状物質を炉別し24時間風乾後、1だに12
0℃で48時間真空乾燥し、固有粘度が0.628de
/1(CH2C12中25℃、0.5.97dtで測定
)の改質コーポリマー339.15’を得た。IRおよ
びプロトンNMRによるコーポリマー分析で、ビスフェ
ノール−A残渣:テレフタレート:カーボネートのモル
比は、2:1:1であった。これ、はエステル二カーボ
ネートのモル比2:1に相幽スる。
原子放射スはクトロスコピーによるコーポリマーの分析
では、リン含量は6ρρnL(0,0006:i景%)
であった。
本発明の加圧成形板(厚さ3.2 ttyns直径5−
0.8朋)を275℃でつ<シ、対流オーブン中に17
0℃で300時間吊しておいた。黄変インデックス測定
はASTM D−1925によシ行い、オーブンばくろ
後の黄変インデックス(ΔY工)の増加を熱酸化安定性
の測定として用いた。結果を第1表に示す。
本実施例の操作によシ、コーポリマー中に配合された数
多くのリン量を得るために違った量のフェニルホスホノ
チオイックジクロライトゝを用い、ビスフェノール−A
残渣:テレフタレート二カーボネートモル比2:1:1
のその他の改質ポリエステルカーボネートをつくった。
これらのコーポリマー(サンプル/162〜5)を前述
のようにして加圧成形後熱酸化安定性を測定した。結果
を第1表に示す。
比較のため、リンを配合せずにビスフェノール−A残渣
:テレフタレート:カーボネートモル比2:1:1の7
1ソリエステルカーボネートをつくった。(jLらのコ
ー・1″′リマ−(サンプル、hgc、〜c6)も前述
のようにして加圧成形し熱酸化安定性を測定した。結果
を第1表に示す。
本発明の範囲を更に説明するため、異なった量のジクロ
ロフェニル−ホスフィン(サンプル/f66〜11)、
フェニルホスホロジクロリダイト(サンプル席12〜1
5)、フェニルジクロロホスフェイト(ザンゾル崩16
〜20)、フェニルボスホンジクロライド(′丈ンプル
洗21〜25)およびメチルジクロロホスフェイト(サ
ンプル4626〜29)を用い、実m13ulの操作に
ょシ、ビスフェノールA:テレノクレ−1・二カーボネ
ートモル比2:1:1のその他の改f1Aポリエステ/
Lカーボネートをつくった。これらのコーポリマーを前
述のようにして加圧成形して熱酸化安定性を迎j定した
。結果を第2表に7〜ず。
第1表 サンプル リン含有量 固有粘度2 1 Ay−P(S)C4’ 6 0.61 t、。
2 Ay−P(S)(J ’ 15 0.57 1.8
5Ar−p(B)012485 0.58 17.8矢
 本発明の実施例ではない。
1 原子放射スペクトロスコピーにょシ測定。
2 塩化メチレン中、25°G 0.5.9 /d71
!テ’61+1定。
3 オーブン放置後の黄変インデックスの増加。
第2表 サンプル !j4t”7−Tfi固有粘度2 Δ魔 リ
ンモノマー ppm’ d14/11 ΔY■3cl〜
C6斧なし なし 0.53−0.59 29.16 
Ar−PCII2’ 5 (1562,47Ar−’に
2i2’ B 、56,38 Ar−PC12’ 13
 0.5511.79 &−1’C4’ 26 o、6
o12610 Ar−Rン2’ 59 0.57 19
.611 Aj−FCII2’ 11 Q □、6 o
27.g12 kr−OPCII2’ 7 0.57 
B、B13 Ar−0FCI2’ g o5712.s
14 Ar−0PCII2’ 16 0,53 21.
215 Ar−CfFC112’ 33 .5527.
116 Ar−0P(0)C,g24 6 o582.
s17 kr(P(0)C4’ 19 0.55 ”’
18 Ar−aP(0)CA!2’ 37 0.55 
10.519 Arり(0)C12’ 68 0.56
 16.320 Ar−QP(0)C42’ 140 
0.57 29.321 Ar−P(0)OA!2’ 
5 0.61 2.9第 2 表(続き) サンプル リン含有量固有粘度2 22 Aγ−P(0)CA2’ 27 0.54 2.
723 Aγ−P(0)(J2’ 62 0,53 5
.324 Aγ−P(0)c12’ 110 0.56
 10.925 Aγ−P(0)C12’ 170 0
.59 3 o、s26 CH3QP(o)C1250
,565,7270H30P(0)C12170,59
3,928a(30P(0)(J238 0.57 8
.429 CI(3QP(0)(J268 0.56 
24.8斧 本発明の実施例ではない。
1〜4 第1表の1〜4と同じ。
第1表および第2表のデータに示すように、改質ポリエ
ステルカーボネートは、リンを用いて改質していない対
照のポリエステルカーボネートサンプルに比較して改り
11された熱酸化安定性を示す。
第1表および第2表に示す改質Hソリエステルカーボネ
ートの最適なリン含有量は代表的には5〜20ρρm 
である。
(実施例2) 本発明を更に説明するため異なったジオール、二酸クロ
ライド、ジハロリンモノマーを用い、実施例1の一般的
な方法によシ種々のモル比のエステル:カーボネートを
有するその他の改質ポリエステルカーボネー ト(サン
プル/1630〜35)をつくった。これらのサンプル
を第3表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式l、■および■が以下: 1 (R30CO) n。 1 (R’0PO) III。 (式中、各R1,R2,R3およびR4が、独立にヒト
    80カルビレ/、芳香族ヒト90カルビレ/、あるいは
    不活性置換芳香族ヒドロカルビレ/;Xが孤立電子対、
    酸素あるいは硫黄:かつYがアルキル、アルコキシ、ア
    リールあるいはオキシ置換体である) のような繰返し単位を含有することを特徴とするリンー
    改質ポリエステルカーボネート。 2、反応生成物が。 (1)二価のヒドロカルビレ/: (11) ジカルポ/酸ハライドゝ: (110カーボネート先駆体;および (1v) ジハロゲ/す/モノマー; から成る特許請求の範囲第1項記載のりノー改質ポリエ
    ステルカーボネート。 3、一般式: (式中、A1 が特許請求の範囲第1項記載の繰返し単
    位11■およびl■から成シ;繰返し単位l:■のモル
    比が、0.05:1〜10:1であシ:繰返し単位11
    1の址が、改IJ4ポリエステルカポネート中のり/の
    h4°が1〜1,000ρρm であるようなものであ
    シ:各R1,R3およびR4が独立に芳香族ヒドロカル
    ビレンわるいハネ活性置換ヒト80カルビレ/であl)
     ; R2カバ/J−フェニレ/、メターフエニレ7%
    あるいはパラ−フエニーレ/およびメタ−7エニレ/の
    混合物であってここにパラ−フェニレンとメタ−フェニ
    レンとのモル比が、0.95 : 0.05〜0.05
    :0.95であシ:B1 が−OL であシ、C1が−RIOH,−R”OH,−R’OH,
    −R5あるい1は−Hであシ;R5が−CH3゜であり
    :R6が1〜12個の炭素全含有するヒト90カルビレ
    ンラジカルであり;かつルが5〜300の全数である) によって表わされる%計詩求の範囲第1項記載のりンー
    改質ポリエステルヵーホネート。 4、各R1,R3およびR4が。 fLJ):、eラーフェニレン対メタ−フェニレンのモ
    ル比が、0.9:0.1〜0.5〜0.5であシ:繰返
    し単位l:■のモル比が、0.05:1〜5:1であシ
    :Nr、返し単位■の債が、改質ポリエステルカーボネ
    ート中のリンの知、が1〜1100pp であるような
    量であシ;がっルが30〜lOOの全数である特許請求
    の範囲第3項記載のリンー改贋ポリエステルカーボネー
    ト。 5、Yが、 である特許請求の範囲第4項記載のりノー改質ポリエス
    テルカーボネート。 6、該カーボネート先駆体が、ホスゲンである特許請求
    の範囲第2項記載のりンー改aポリエステルカーボネー
    ト。
JP59207903A 1983-10-03 1984-10-03 リン‐改質ポリエステルカーボネート樹脂 Pending JPS6096619A (ja)

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