JPS599900Y2 - ワイヤドツトマトリツクス式印字ヘツド - Google Patents

ワイヤドツトマトリツクス式印字ヘツド

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Publication number
JPS599900Y2
JPS599900Y2 JP1978003815U JP381578U JPS599900Y2 JP S599900 Y2 JPS599900 Y2 JP S599900Y2 JP 1978003815 U JP1978003815 U JP 1978003815U JP 381578 U JP381578 U JP 381578U JP S599900 Y2 JPS599900 Y2 JP S599900Y2
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JP
Japan
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printing
wire
hub
printing wire
armature
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978003815U
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English (en)
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JPS54107417U (ja
Inventor
慎一 荻久保
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPS54107417U publication Critical patent/JPS54107417U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワイヤドットマトリックス式の印字方式を採
用した印字装置に使用される印字ヘッドに関する。
従来、ワイヤドットマトリックス式印字ヘッドは、ワイ
ヤホルダに複数の印字ワイヤを挿通保持してなり、各印
字ワイヤの先端を印字面がら突没させることにより、そ
の印字ワイヤの先端で用紙上のリボンを叩打して印字を
行なうものである。
また、各印字ワイヤの駆動は、その各印字ワイヤを連結
したアマチュアを電磁石によって吸引することにより、
行なうようになっている。
そして、上記印字ワイヤの外径は、通常0.2ないし0
.4mm程度のきわめて細いものであるにも拘わらず、
最し激しい衝撃を受けるなど、特別損傷しやすいもので
あるため、この印字ワイヤの耐久性が印字ヘッドそれ自
体の寿命を左右するものである。
そこで、従来からワイヤ材料および組立て方″法など種
々の改良がなされ、最近では、印字ワイヤの材料として
超硬合金が使用されるようになってきた。
しかし、超硬合金製の印字ワイヤを使用しても、印字ワ
イヤをアマチュアに連結する方式では、叩打時に印字ワ
イヤに大きな衝撃を与え、印字ワイヤを損傷させる欠点
があった。
そこで印字ワイヤ後端に台座用ハブを固着し、当該台座
用ハブをアマチュアで叩打することにより、印字ワイヤ
に及ぼす衝撃を軽減する方式が採用されてきている。
ところが、印字ワイヤ後端に台座用ハブを例えばろう付
けなどにより強固に固着するためには高温で行なわなけ
ればならず、このため印字ワイヤに熱的悪影響を及ぼし
、印字ワイヤの耐久性を大幅に向上することは困難であ
った。
本考案の目的は、後端か台座用ハブに固着された超硬合
金製の印字ワイヤの耐久性の一層の向上が図れるワイヤ
ドットマトリックス式印字ヘッドを提供することにある
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図はワイヤドットマトリックス式印字ヘッドを示す
もので、1は複数の印字ワイヤ2・・・を個別的に保持
するワイヤホルダである。
すなわち、ワイヤホルダ1は、各印字ワイヤ2・・・を
それぞれ挿通する細管3・・・を有してなり、その各細
管3・・・によって各印字ワイヤ2・・・をそれぞれ長
手方向に沿って進退できるように案内するようになって
いる。
また、ワイヤホルダ1の先端には先端ガイド4が取り付
けられていて、この先端ガイド4によって各印字ワイヤ
2・・・の先端を集中的に揃えてヘッド先端としての印
字面5を形成している。
つまり、この印字面(先端面)5を印字する用紙に対向
させ、上記各印字ワイヤ2・・・を選択的に突出させる
ことにより所定の印字を行なうものである。
一方、上記印字ワイヤ2・・・の各後端は、ワイヤホル
ダ1の後端面から外部に突出しており、この突出端には
、台座用のハブ6・・・が取付け固定されている。
すなわち、印字ワイヤ2・・・の後端に台座用のハブ6
・・・を取り付けることにより、ワイヤ組立7を構或し
ている。
そして、上記印字ワイヤ2・・・は、超硬合金で形或さ
れており、先端ガイド4側の外径は、たとえば0.2な
いし0.4mmとして形威されている。
また、台座用ハブ6・・・は、超硬合金よりも低硬度で
、かつ後述するアマチュア8よりも低硬度の材質によっ
て形戊してよく、またそのような材質で形威されている
たとえばステンレススチールなどによって形威されてい
る。
すなわち、ハブ6・・・は、第3図で示すように印字ワ
イヤ2・・・を貫入する嵌挿用孔9を有してなり、たと
えばろう付けにより印字ワイヤ2・・・を取着固定する
ようになっている。
なお、ハブ6・・・と印字ワイヤ2・・・は、超硬合金
とステンレススチールとの異種金属であるが、上記ハブ
6・・・を銅メッキし、銀ろうなどによってろう付けし
てある。
したがって、そのろう付け性能を向上することができる
また、中間層として銅メッキが介在するため、印字ワイ
ヤ2・・・とハブ6・・・相互間のひずみの吸収が行な
われ、ろう付け強度を高めることができる。
また、ろう材の選定が容易となり、低温度で短時間にろ
う付けできるようになるため、ろう付け時において印字
ワイヤ2・・・の素材に対して熱的な悪影響を与えない
一方、上記印字ワイヤ2・・・の各後端部には、ハブ6
・・・とワイヤホルダ1の間に介在して復帰用ばね10
・・・が巻装されている。
すなわち、各印字ワイヤ2・・・はその復帰用ばね10
・・・によって後方へ付勢されている。
したがって、通常の待機状態において、各印字ワイヤ2
・・・は、その先端を印字面5から突出せず、没入して
いる。
また、各印字ワイヤ2・・・の後端は、それぞれ駆動用
電磁石11・・・のアマチュア8の先端部に対向してい
る。
すなわち、各駆動用電磁石11・・・はそれぞれ対応す
る印字ワイヤ2・・・に対応して一つの継鉄12内に組
み込まれており、上記各アマチュア8・・・は、たとえ
ばマルエージング鋼などの高透磁性材料によって形威さ
れている。
そして、このアマチュア8・・・の基端は、継鉄12に
枢着されている。
しかして、各アマチュア8・・・は、通常第2図で示す
ように印字ワイヤ2・・・のハブ6・・・に対向してお
り、駆動用電磁石11・・・を励磁し、アマチュア8・
・・を吸引することにより、そのアマチュア8・・・の
先端部で上記ハブ6・・・を押し、印字ワイヤ2・・・
を瞬時に押し進めることができる。
しかして、上記構或によれば、印記信号に応じて選択的
に駆動用電磁石11・・・を励磁することにより、対応
する印字ワイヤ2・・・の先端を印字面5から突出させ
て印字することができる。
そして、印字ワイヤ2・・・の外径は、前述したように
、たとえば0.2ないし0.4mmであり、その先端の
接触面積は、その径を0.3mmとすれば、約0.07
mm2である。
一方、アマチュア8・・・に対する接触面積はハブ6の
外径によって決定され、そのハブ6の外径をたとえば1
.8mmとすれば、接触面積は約2.5mm2となる。
つまり、印字ワイヤ2・・・が用紙に当る面積の約36
倍となる。
このようにアマチュア8・・・に当るハブ6の接触面積
をきわめて大きくすることができるので、そのハブ6の
材質は、印字ワイヤ2・・・の材質よりも低硬度のもの
で充分である。
すなわち、印字ワイヤ2・・・を超硬合金により形或し
ても、アマチュア8・・・および復帰用ばね10の接触
座を兼ねたハブ6を超硬合金とすることなく、たとえば
ステンレススチール材を使用することができる。
したがって、印字ワイヤ組立7の製作が容易で低コスト
化が図れるとともに、その保守性を向上することができ
る。
また、印字ワイヤ2・・・を超硬合金によって形或して
あるので、従来のタングステンなどによるものに比べて
その寿命を数倍に延長することができる。
つまり、印字ワイヤ組立全体の寿命が大巾に延長され、
復帰用ばね10の寿命に近ずけることができる。
しかして、印字ワイヤ組立7と復帰用ばね10の寿命を
略同じくすることができるので、印字ワイヤ2・・・の
寿命がきたとき、復帰用ばね10も同時に交換すればよ
い。
このため、復帰ばね10の寿命がくる前に印字ワイヤ2
・・・を先に交換することないので、未交換部分との差
がなく、全体的に初期状態に復活することができる。
なお、印字ワイヤ2・・・にハブ6を取着する手段とし
てろう付けがなされるが、この場合、印字ワイヤ2・・
・は超硬合金によって形威されているので、その印字ワ
イヤ2・・・に悪影響を与えない温度管理が必要である
通常600゜C以下で30分以内の加熱が良いとされる
が、この条件では、超硬合金をステンレススチールに対
しろう付けすることができない。
しかるに、上記ハブ6を銅メッキしてあるので、ろう材
としてたとえば銀ろうを使用しても上記条件下でろう付
けを確実に行なうことができるのである。
すなわち、超硬合金からなる印字ワイヤ2・・・に与え
る熱的な悪影響を少なくすることができる。
さらに、上記ハブ6を銅メッキしたことにより、そのメ
ッキ層が中間層となり、異種金属からなるハブ6ど印字
ワイヤ2・・・相互の歪を是正することができる。
以上説明したように本考案によれば、超硬合金製の印字
ワイヤと台座用ハブとをメッキ層を介してろう付してい
るのでろう付け温度を下げても強固に固着でき、且つ印
字ワイヤに熱的悪影響を及ぼさずに済み、印字ワイヤの
耐久性の一層の向上が図れる。
また、本考案によれば、印字ワイヤ組立の互換性および
保守性の向上が図れる。
さらに復帰用ばねと同時に印字ワイヤ組立を交換すれば
よいので、動作特性の安定化を図ることができる。
また、部分的な交換を行なわないので、交換後は初期状
態の動作特性に完全に復元させることができる。
さらに、必要に応じ印字ワイヤ組立だけの交換も極めて
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はその印
字ヘッドの側断面図、第2図は要部の拡大した側断面図
、第3図は印字ワイヤ組立の断面図、第4図は同じく印
字ワイヤ組立の分解斜視図である。 1・・・ワイヤホルダ、2・・・印字ワイヤ、5・・・
印字面、6・・・ハブ、7・・・ワイヤ組立、8・・・
アマチュア、10・・・復帰用ばね、11・・・電磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 用紙に対向させる印字面を形或したワイヤホルダと、こ
    のワイヤホルダによってそれぞれ長手方向に進退すると
    ともに各先端が上記印字面から突没できるように保持さ
    れた複数の超硬合金製の印字ワイヤと、これら各印字ワ
    イヤの後端にメッキ層を介してろう付けされた当該印字
    ワイヤとは異なる種類の金属製の台座用ハブと、この台
    座用ハブに対向するアマチュアを有し、印字信号に応じ
    て当該アマチュアを吸引駆動し、上記台座用ハブを上記
    アマチュアで叩打することにより上記印字ワイヤの先端
    を印字面から突出させて印字を行なう複数の電磁石と、
    上記台座用ハブと上記ワイヤホルダの間に介在し、上記
    印字ワイヤに巻装された復帰用ばねとからなることを特
    徴とするワイヤドットマトリックス式印字ヘッド。
JP1978003815U 1978-01-17 1978-01-17 ワイヤドツトマトリツクス式印字ヘツド Expired JPS599900Y2 (ja)

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JP1978003815U JPS599900Y2 (ja) 1978-01-17 1978-01-17 ワイヤドツトマトリツクス式印字ヘツド

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JPS54107417U JPS54107417U (ja) 1979-07-28
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JP1978003815U Expired JPS599900Y2 (ja) 1978-01-17 1978-01-17 ワイヤドツトマトリツクス式印字ヘツド

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4881611A (ja) * 1972-01-11 1973-11-01
JPS52118324A (en) * 1976-03-26 1977-10-04 Suwa Seikosha Kk Wire dot printer head

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4881611A (ja) * 1972-01-11 1973-11-01
JPS52118324A (en) * 1976-03-26 1977-10-04 Suwa Seikosha Kk Wire dot printer head

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