JPH029967Y2 - - Google Patents

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JPH029967Y2
JPH029967Y2 JP16320683U JP16320683U JPH029967Y2 JP H029967 Y2 JPH029967 Y2 JP H029967Y2 JP 16320683 U JP16320683 U JP 16320683U JP 16320683 U JP16320683 U JP 16320683U JP H029967 Y2 JPH029967 Y2 JP H029967Y2
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JP
Japan
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print head
casing
armature
yoke
solenoid
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JP16320683U
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JPS6069649U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はインパクト形ドツトマトリクスプリ
ンタに装着されるプリントヘツドに関するもので
ある。
従来技術 従来のプリントヘツドにあつては、ケーシング
内に取付けられたソレノイドの駆動時にアーマチ
ユアを回動駆動させて印字ワイヤーの先端により
印字動作を行なつていた。然し乍、ソレノイドの
発熱によりケーシング内が高温化するため、コイ
ルの電気抵抗が増加することによりソレノイドの
駆動特性が低下するため、アーマチユアの応答性
が悪くなる問題を有していた。このため従来はケ
ーシングの側面に多数の冷却フインを取付けるこ
とにより放熱していたが、プリントヘツドが大型
化及び重量化していた。この結果、プリントヘツ
ドの取付けに広いスペースが必要であり、装置の
大型化を招くと共にプリントヘツドを高速度でか
つ円滑に往復移動させることが困難となり、高速
度で印字出来なかつた。またプリントヘツド内に
冷却用フアンを取付け、導入された外気によりソ
レノイドを冷却するプリントヘツドにあつても上
記と同様にプリントヘツドが大型化及び重量化し
ていた。
考案の目的 本考案の目的は上記した従来の欠点に鑑み、簡
易な構成により装置を大型化及び重量化させるこ
となく、ケーシング内を有効に冷却してアーマチ
ユアの応答性を向上し得るプリントヘツドを提供
することにある。
実施例 以下、図面に従つて実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すように、磁気回路を形
成するヨーク部材1は高飽和磁束密度特性を有す
Co・Fe合金としてのパーメンジユールにより形
成され、略筒形状の外側ヨーク3及びこの外側ヨ
ーク3と間隔をおいて位置し、適宜のピツチ毎に
多数のヨーク4が略同一円周上に一体形成された
内側ヨーク2とから構成されている。このヨーク
4にはソレノイドコイル5が巻装され、電磁石装
置を構成している。前記外側ヨーク3の後面側に
は後側ケーシング6が、またその前端面には環状
の永久磁石7及び挟持体8が接着固定されてい
る。一方、フロントヨーク10後面の外周側端部
には多数の作動体9が前記ヨーク4の配置状態に
対応して放射方向にねじ固定されている。このフ
ロントヨーク10は各作動体9がねじ固定された
状態で挟持体8に対し、この挟持体8より突出さ
れたピン(図示せず)により位置決めされると共
に永久磁石7の磁力により磁気吸着されている。
またフロントヨーク10の後面には後述するアー
マチユア21相互間に突出する多数の突起10a
が一体形成され、作動体9及びヨーク4に至る磁
気回路を形成している。フロントヨーク10の中
央部には開口部14が形成されると共に、その前
面には多数のガイド孔11aが菱形状に配列され
たガイド体11が取付けられ、前記作動体9の自
由端にロー付接合され、略直線状に延出する印字
ワイヤー29の印字側端部を摺動案内する。この
開口部14は前記ガイド体11が取付けられた状
態でプリントヘツド内部と連通し、外気を導入し
得るように構成されている。尚、ヨーク4に巻装
された各ソレノイドコイル5のリード端は基板1
2に取付けられた可撓性ケーブル13に半田付け
されている。そして可撓性ケーブル13に形成さ
れた電線はプリンタ本体内のソレノイド駆動装置
(図示せず)に接続されている。これにより各ソ
レノイドコイル5には励磁電流が選択的に供給さ
れる。
第3図A,Bに示すように、前記後側ケーシン
グ6の後面はプリントヘツドの移動方向と平行状
に形成されている。そしてこの後面には図中実線
矢印で示すプリントヘツドの夫々の移動方向へ
徐々に突出量が増加する凸状部6aが一体形成さ
れている。この凸状部6aにおける頂部6bには
プリントヘツド内部と連通する通風孔6cが形成
されている。
第4図及び第5図において、前記作動体9はホ
ルダ20と、前記ヨーク4に対向配置されたアー
マチユア21と、ホルダ20に対しアーマチユア
21を回動可能に支持するトーシヨンばね22
と、ワイヤホルダ27とから構成されている。そ
してホルダ20はその基端部が前記フロントヨー
ク10後面の外周側端部にねじ固定されると共
に、その先端部に二又部23a,23bが形成さ
れている。この二又部23a,23bには透孔2
4a,24bが穿設され、前記トーシヨンばね2
2の軸線方向両端部が挿嵌固定される。尚、この
二又部23a,23bには前記透孔24a,24
bと連通する置ロー用穴25a,25bが形成さ
れ、ホツダ20とトーシヨンばね22とをロー付
接合する際にペレツト状或いは棒状のパラジウム
ロー、銀ロー、金ロー等のロー材が挿入される。
前記アーマチユア21は高飽和磁束密度特性を
有するCo・Fe合金としてのパーメンジユールに
より形成され、ヨーク4と突起10aとの間に磁
気回路を形成している。そして前記二又部23
a,23b間に位置する対向端部21aには透孔
26が形成され、トーシヨンばね22の軸線方向
中央部が挿嵌固定される。またアーマチユア21
の先端部にはワイヤホルダ27がロー付接合され
ている。このワイヤホルダ27の先端部には印字
側端部から基端側に亘つてテーパ状に形成された
印字ワイヤー28がロー付接合されている。尚、
前記アーマチユア21の対向端部21aには透孔
26と連通する置ロー用穴21bが形成され、該
アーマチユア21と二又部23a,23bとをロ
ー付接合する際にロー材が挿入される。アーマチ
ユア21の先端側にはキリ穴21cが形成され、
このキリ穴21cにより前記突起10aに至る磁
気回路として不要な余肉部分を削除し、その質量
を低減している。また前記ワイヤホルダ27には
孔27aが穿設され、その質量を低減している。
前記トーシヨンばね22は極低炭素の高ニツケ
ル鋼からなるマルエージング鋼、或いは析出硬化
型マルテンサイト系の15−7PH、17−7PHステ
ンレス鋼により形成されている。そして前記透孔
24a,24b及び透孔26に挿嵌固定される軸
線方向の両端部及び中央部には膨径部22a〜2
2cが形成されている。またこれら膨径部22a
〜22cに挟まれた中間部分22d,22eは前
記膨径部22a〜22c側に至るに従つて序々に
大径となるつつみ形状に形成されている。これに
より印字動作時に作用するねじり応力が膨径部2
2a〜22cと中間部分22d,22eとの境界
部に集中されにくい。
次に、本実施例の作用を説明する。
第2図において上方、第6図において左側に位
置して後側ケーシング6の後面と対向する本体フ
レームの壁面(図示せず)と適宜の間隔をおいた
状態でプリントヘツドがこの壁面に沿つて往復移
動されると、頂部6bにおいてプリントヘツドが
走行する空間の断面積が最小になるため、凸状部
6aにおける他の部分に較べ頂部6bを通過する
空気の流れが速くなる。これにより他の部分の圧
力に対し頂部6bの圧力が低くなるため、開口部
14から導入された後に印字動作に伴なうソレノ
イドコイル5の発熱により高温化した空気はこの
圧力差により通風孔6cからプリントヘツド外に
放出される。一方、この放出作用に伴なつて開口
部14から外気が導入される。この結果、第6図
に実線矢印で示すように流れる空気流によりプリ
ントヘツド内部の温度が高くならない。
従つて本実施例はプリントヘツドの移動に伴な
つて頂部6bと他の部分との間に生じる圧力差に
より高温化したプリントヘツド内の空気をプリン
トヘツド外へ放出すると共に開口部14から外気
の導入を図ることにより、プリントヘツド内部の
高温化を防止し、ソレノイド駆動特性の劣化を防
止する。
考案の効果 以上説明したように本考案は、ケーシング内に
回動可能に支持され、且つ先端に印字ワイヤーを
有するアーマチユアをソレノイドにより駆動して
印字ワイヤー先端において印字するように構成さ
れたドツトプリンタ用プリントヘツドにおいて、
前記ケーシングにおけるプリントヘツドの移動方
向と平行な面に、プリントヘツドの移動方向に突
出量が徐々に増大する凸状部を形成すると共にそ
の凸状部の頂部に、前記ケーシング内部と連通す
る通風孔を形成する簡易な構成により、装置を大
型化及び重量化させることなく、印字動作時にヘ
ツドを有効に冷却してアーマチユアの応答性を向
上し得るプリントヘツドである。
【図面の簡単な説明】
第1図はプリントヘツドを一部破断して示す斜
視図、第2図はプリントヘツドの略体断面図、第
3図Aはプリントヘツドの後面側を示す斜視図、
Bはプリントヘツドの略体横断面図、第4図は作
動体の斜視図、第5図は第4図A−A線断面図、
第6図は作用を示す略体断面図である。 図中5はソレノイドコイル、6はケーシングの
一部を構成する後側ケーシング、6aは凸状部、
6bは頂部、6cは通風孔、20はホルダ、21
はアーマチユア、28は印字ワイヤである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシング内に回動可能に支持され、且つ先端
    に印字ワイヤーを有するアーマチユアをソレノイ
    ドにより駆動して印字ワイヤー先端において印字
    するように構成されたドツトプリンタ用プリント
    ヘツドにおいて、 前記ケーシングにおけるプリントヘツドの移動
    方向と平行な面に、プリントヘツドの移動方向に
    突出量が徐々に増大する凸状部を形成すると共に
    その凸状部の頂部に、前記ケーシング内部と連通
    する通風孔を形成したことを特徴とするプリント
    ヘツド。
JP16320683U 1983-10-20 1983-10-20 プリントヘツド Granted JPS6069649U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16320683U JPS6069649U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 プリントヘツド
US06/662,725 US4571101A (en) 1983-10-20 1984-10-19 Print head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16320683U JPS6069649U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 プリントヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6069649U JPS6069649U (ja) 1985-05-17
JPH029967Y2 true JPH029967Y2 (ja) 1990-03-13

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JP16320683U Granted JPS6069649U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 プリントヘツド

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