JP2542200B2 - ワイヤ−ドットヘッド - Google Patents

ワイヤ−ドットヘッド

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JP2542200B2
JP2542200B2 JP61270765A JP27076586A JP2542200B2 JP 2542200 B2 JP2542200 B2 JP 2542200B2 JP 61270765 A JP61270765 A JP 61270765A JP 27076586 A JP27076586 A JP 27076586A JP 2542200 B2 JP2542200 B2 JP 2542200B2
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政実 倉科
義夫 木森
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Tokusen Kogyo Co Ltd
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Tokusen Kogyo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
    • B41J2/25Print wires
    • B41J2/26Connection of print wire and actuator

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワイヤードットヘッドのワイヤーに関し、特
に耐久性を有すると共に高速化に適したワイヤーに関す
る。
〔従来の技術〕
従来ワイヤーピンをアマチュアにて駆動し印字を行な
うワイヤードットヘッドに関しては、高速性を重視する
場合は、飛行するワイヤー部分を軽くする為に、軽量で
あるプラスチックをワイヤーにアウトサート成形しワイ
ヤーピン部を形成したワイヤーを使用しており、2億ド
ット以上の耐久性を重視する場合には熱処理により硬さ
を上げた金属性のワイヤーピンを製作し、これをワイヤ
ーに接合(ロー付け、スポット溶接等)したワイヤーを
使用していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし前述の従来技術においてプラスチックにてワイ
ヤーピン部を形成した場合には、ワイヤーピン部が軟質
である為、アマチュアにより打突されることにより摩耗
し、1億ドット程度の耐久性となってしまい、最近求め
られている2億ドット以上の耐久性を満足することは極
めて困難であった。
一方2億ドット以上の耐久性を満足する為に、金属に
てワイヤーピンを製作し、ワイヤーに接合する場合に
は、接合力を強くし、接合の信頼性をあげる為に、ロー
付け、スポット溶接等の方法が用いられている。しかし
これらの方法は、ワイヤーが加熱される為十分な管理を
行わないと局部的な強度劣下をひきおこし、ワイヤー折
れを誘発することがあった。又、ワイヤーピン外径はワ
イヤーを復帰させる復帰バネ外径より大きくなる必要が
あり、ワイヤーへの接合時の作業性を高め、又接合力を
高める為に軸方向長さもある程度必要であるので、ワイ
ヤーピン重量は飛行する部分の1/3程度を占め、このワ
イヤーピン重量を減少させることは難しい。このため、
上記従来のワイヤーを用いて高速化を図るには、入力エ
ネルギーを増やす方法を取らざるを得なかった。しか
し、入力エネルギーを増やすと、アマチュアをワイヤー
ピン打突させたときの衝撃や、印字時にワイヤ先端にか
かる衝撃が増大するため、ワイヤー先端の摩耗やワイヤ
ー折れが増大し、耐久性が低下するという問題が生じ
る。従って、2億ドット以上の耐久性を維持しながら高
速化を図ることは困難であった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、2億ドット以上の耐久性を有
し、ワイヤーピン接合時に生ずるワイヤーの強度劣化に
起因するワイヤー折れをなくし、かつ高速化に適する、
飛行部分の軽いワイヤーを用いたワイヤードットヘッド
を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題を解決する為に、本発明ではワイヤーピン部
分がワイヤーと一体成形されており、上記ワイヤーピン
部分はヘッダー加工により成り、かつワイヤーピン部重
量がワイヤー重量の10%以下で略平板状であるワイヤー
を使用するものである。
〔作用〕
ワイヤーピン部分がワイヤーと一体成形され、ワイヤ
ーピン部の重量がワイヤー重量の10%以下でかつほぼ平
板状となっているため、 ワイヤーピン単体をワイヤーに接合する時に生ずる
熱影響によるワイヤーの強度劣下は起らず、ワイヤー折
れを誘発することがない。
ワイヤーピン部分がヘッダー加工されているので、
鍛造効果により材料の粒子を微細にすると共に組織を均
一にでき、ワイヤーとワイヤーピン部の連結部の強度が
増し、かつワイヤーピン部硬さも十分確保できる。
ワイヤーピンとワイヤーの接合時の作業性、接合力
につき考慮する必要がないので、ワイヤーピン部の軸方
向長を短かくすることができ、軽量化ができるので、従
来と同一の入力エネルギーでも、高速化を図ることがで
きる。
軽量化できることにより、アマチュアをワイヤーピ
ンに打突させたときの衝撃や、印字時にワイヤー先端に
かかる衝撃を減少できるため、ワイヤー先端の摩耗やワ
イヤー折れを減少でき、耐久性を向上できる。
〔実施例〕
以下本発明によるドットプリンタヘッドの構造および
特徴を図面に従って説明する。
第1図は本発明の実施例を示すワイヤードットヘッド
の側断面図である。フレーム1とコア1aが一体で形成さ
れており、コイル2がコア1aにはめ込まれている。フレ
ーム1上にコイル押え板8が取り付き、プランジャー4
が結合されたアマチュア3は支点押えバネ7により支点
部をコイル押え板8に押えつけられている。アマチュア
3の先端部でワイヤー5と一体成形されたワイヤーピン
部5aがノーズ10とワイヤーピン部5aの間にある復帰バネ
9により、接触している。ワイヤー5はノーズ10、ワイ
ヤーガイド6a、6bによりガイドされている。
第2図はヘッダー加工により製造した本発明における
ワイヤー形状の一実施例であり、材料は高カーボンのオ
イルテンパー線である。
ヘッダー加工することにより、ワイヤー5の径をd、
ワイヤーピン部5aの厚さをtとすると、d>tの関係と
なる。例えばワイヤー径0.29mmの時、ワイヤーピン部5a
の厚さは0.15mm、ワイヤーピン部5aの外径は0.7mmであ
り、ワイヤーピン部5aの重量はワイヤー全体の10%以下
となり、第4図のような従来のワイヤー重量の30%減と
なった。なお、ワイヤー5はワイヤーピン部5aともHv50
0以上の硬度となっている。
また、ヘッダー加工により鍛造効果が生じ、材料の粒
子を微細にするとともに組織を均一にし、ワイヤー5と
ワイヤーピン部5aの連結部の強度が増す。
コイル2に通電することにより、コア1aとプランジャ
ー4との間に磁界による吸引力を発生させる。アマチュ
ア3は支点押えバネ7により支点部をコイル押え板8に
押えられているため、上記で発生させた吸引力によりア
マチュア3の先端はワイヤー5と一体成形されたワイヤ
ーピン部5aを押す。上記によりワイヤー5はノーズ10、
ワイヤーガイド6a、6bにガイドされながら前に押し出さ
れ、ワイヤー5の先端に設定されるプラテンに押しあて
られるが、この時、プラテンとワイヤー5の間に印字紙
とインクリボンを入れておくことにより印字紙上にドッ
トを形成する。次にコイル2の通電を止めることにより
コア1aとプランジャー4との吸引力をなくし、ワイヤー
5は復帰バネ9のバネ力にて初期の位置までもどされ
る。
上記の動作の繰り返しにより印字紙上に文字を構成す
る。
第3図はワイヤーの第2の実施例を示すものでワイヤ
ーピン部5aのワイヤー5との連結面に、第2図の場合と
同じくヘッダー加工にて2ヶ所の凸状リブ5bを付けたも
のである。
材料は先の実施例と同様高カーボンのオイルテンパー
線であり、リブによりワイヤーピン部の強度を高めてい
る。
ワイヤーピン部のワイヤーとの連結面に2ヶ所の凸状
リブを有するため、ワイヤーピン部の強度が上り、いっ
そう信頼性が向上する。
尚このリブは2〜4ヶ所、円板上に均等に設けるのが
望ましい。
本発明の実施例に示すワイヤーを使用した場合従来ワ
イヤーの場合と同一の入力エネルギーで、約10%の高速
化を図ることができる。
ワイヤーピン部を含むワイヤー硬さはHv:500以上あ
り、実装試験においても2億ドットの耐久性を満足して
いる。
尚材料は高カーボンのオイルテンパー線を用いたが、
この他にピアノ線、クロム鋼、マルエージング鋼、コバ
ルト合金、ハイス材等を使用してもほぼ同様の効果が期
待できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によればワイヤーピン部分
とワイヤーを一体成形し、上記ワイヤーピン部分がヘッ
ダー加工により成り、かつワイヤーピン部分の重量がワ
イヤー重量の10%以下でほぼ平板状となっているため、 ・ワイヤーとワイヤーピン部の連結部の強度が十分とな
り、折れ等が生ずるおそれがない。
・軽量化により従来ワイヤと同一の入力エネルギーでワ
イヤー速度を約10%も高速化できる。
・従来ワイヤより10%程度の高速化を図った場合でも、
ワイヤー先端の摩耗やワイヤー折れを減少できるので、
2億ドット以上の耐久性を十分維持できる。
等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のワイヤードットヘッドを示す側断面図
である。 1……フレーム、1a……コア 2……コイル、3……アマチュア 4……プランジャ、5……ワイヤ 5a……ワイヤーピン部 6a,6b……ワイヤーガイド 7……支点押えバネ、8……コイル押え板 9……復帰バネ、10……ノーズ 第2図,第3図は本発明のワイヤーの実施例を示す図で
ある。 第4図は従来のワイヤーを示す図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルに通電することによりアマチュアを
    作動させ、アマチュア先端に配置されたワイヤーピンを
    当該アマチュアにより打突することにより、ワイヤーピ
    ンと一体になっているワイヤーを飛行させ印字紙上にド
    ットを構成し、印字を行なうワイヤードットヘッドにお
    いて、ワイヤーピン部分がワイヤーと一体成形されてお
    り、上記ワイヤーピン部分はヘッダー加工により成り、
    かつワイヤーピン部分の重量が、構造上必要なワイヤー
    長より決定されるワイヤー重量の10%以下で、かつ略平
    板状となっていることを特徴とするワイヤードットヘッ
    ド。
JP61270765A 1986-11-13 1986-11-13 ワイヤ−ドットヘッド Expired - Fee Related JP2542200B2 (ja)

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JPS5621868A (en) * 1979-07-31 1981-02-28 Toshiba Corp Wire for dot printer
JPS57105758U (ja) * 1980-12-23 1982-06-29
JPS6194770A (ja) * 1984-10-16 1986-05-13 Citizen Watch Co Ltd プリンタ用ドツトワイヤ及びその製造方法
JPS61110562A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk ドツトプリンタ用ワイヤ

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