JPS598953Y2 - ハツチカバ−パネルの端部補強機構 - Google Patents

ハツチカバ−パネルの端部補強機構

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Publication number
JPS598953Y2
JPS598953Y2 JP10077278U JP10077278U JPS598953Y2 JP S598953 Y2 JPS598953 Y2 JP S598953Y2 JP 10077278 U JP10077278 U JP 10077278U JP 10077278 U JP10077278 U JP 10077278U JP S598953 Y2 JPS598953 Y2 JP S598953Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover panel
rear wall
hatch
panel
hatch cover
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Expired
Application number
JP10077278U
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English (en)
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JPS5519018U (ja
Inventor
輝 鹿野
Original Assignee
大倉船舶工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハッチの開放時にハッチの片側に配置させた
捲取軸に捲取るようにした形式のハッチ力バーのパネル
の端部補強機構に関する。
この捲取り式ハッチ力バーは公知で、既に多くのものが
実用化されておる。
即ちこの捲取り式ハッチ力バーは、第1図及び第2図に
示す通り、多数のかバーパネル1,1・・・を蝶番連結
し、これらパネルがハッチコーミング2上を走行するよ
うにし、ハッチの片側に配置した捲取軸3に捲取ること
によりハッチを開放するようにしたものである。
この種捲取り式ハッチ力バーのカバーパネル1,1・・
・は、夫々断面がコ字形状になるよう鋼鈑を屈曲形威し
、平坦な上壁4、捲取り方向側に位置する前壁5及びこ
れと対向する後壁6によってパネル主体が構威され、夫
々両端に下向き傾斜した傾斜上壁7,7を有し、更に上
記後壁6の下端縁には後方に張出すフランジ8を固設し
、カバーパネルの補強並びに後方のカバーパネルとの間
の中間蝶番(図示せず)の取付けの用に供している。
一方カバーパネルの前壁5の下縁は、前方に位置するカ
バーパネルの後壁に取付けた上記フランジ8が入り込め
るように切欠凹処9が形或されており、このカバーパネ
ル1の夫々四隅位置にはハッチコーミング2の走行レー
ル11上を走行する為の滑材10が固設されている。
そして上記傾斜上壁7から側方に主蝶番取付用のアーム
12を張り出させ、このアーム12に主蝶番13を取付
けている。
このような構戊からなぬ従前公知の捲取り式ハッチ力バ
ーでは、上記カバーパネル1の後壁6に後方に張り出さ
せて取付けたフランジ8をカバーパネル1の両端にまで
配置させたものはなかった。
即ちこのフランジ8をそのま・カバーパネル1の両端に
まで延長して配置すれば、カバーパネルの捲取り時に主
蝶番13の蝶番軸14を中心にパネルを回動した際、上
記フランジ8の端部位置が後方に位置するカバーパネル
の滑材10と突き当り、パネルの回動が不能になること
に原因するものである。
従って従前公知のカバーパネルは、その端部位置の強度
に若干の弱点を有し、カバーパネル上に大重量の貨物を
載置した場合あるいは船舶の揺れ等に上り許容痩以上の
荷重がカバーパネル端部に掛けら.れた場合、該端部位
置に亀裂が入る惧があった。
本考案は、上記の点に鑑み、従前公知のカバーパネルの
構造を大きく設計変更することなく、又カバーパネルの
回動に何らの支障がないようにし、而もカバーパネルの
端部の強度を向上することを可能とした新規な端部補強
機構を提供するものである。
この為に本考案では、断面コ字形状に屈曲構威したカバ
ーパネル1の後壁6に後方に張り出して固設したフラン
ジ8の端位置にカバーパネル1の滑材10上にまで達す
る延長部15を設け、この延長部15の外縁16を上記
後壁6に対して傾斜させ、後方に位置するカバーパネル
の滑材10と対向する部分に位置付けられる上記外縁1
6の端部16′を後壁6の外壁面より内側に配置させる
一方上記延長部15の内縁17を同じく後壁6に対して
傾斜させて内方に張り出させてなることを特徴とする。
即ち本考案では、第4図に示すようにフランジ8の延長
部15を平面的にみて従前公知のカバーパネルに取付け
られていたフランジ8に対してカバーパネルの内側に向
けて僅かに屈曲した形状に延設し、その端部を滑材10
上に熔接固定したものである。
斯かる構或からなる本考案補強機構によれば、補強の為
のフランジをカバーパネル1の端部位置まで配置させる
ことができたから、従前若干弱いとされていたカバーパ
ネルの端部の強度を高めることができ、而も第5図及び
第6図に想像線で示す通り、カバーパネルの捲取り時に
於いても上記延長部15が後方に位置するカバーパネル
の滑材10に突き当って回動を不能にすることもなく、
従前公知のパネル同様円滑に捲取り開放をなし得るもの
である。
加えてカバーパネル全体の構造からみれば、僅かに延長
部15を附加するのみの構戒であるから、カバーパネル
の構造の設計を大きく変更することなく強度を向上させ
ることができるもので、従って価格も大きく変動させる
必要なく、既に生産され実用されているカバーパネルに
対しても僅かな作業によって取付けることもできる等、
その実用上の価値は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案補強機構が取付けられる捲取り式ハッチ
力バーの斜面図、第2図は同じ←捲取り中途状況を示す
側面図、第3図は本考案機構の要部を示す一部切断正面
図、第4図は同じく一部切断平面図で第3図上IV−I
V線に沿って示してあり、第5図は第4図上■一■線に
沿って示す要部の断面図、第6図は同じく第4図上VI
−VI線に沿って示す要部の断面図である。 1・・・カバーパネル、6・・・後壁、8・・・フラン
ジ、10・・・滑材、15・・・延長部、16・・・外
縁、16′・・・端部、17・・・内縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面コ字形状に屈曲構成したカバーパネル1の後壁6に
    後方に張り出して固設したフランジ8の端位置にカバー
    パネル1の滑材10上にまで達する延長部15を設け、
    この延長部15の外縁16を上記後壁6に対して傾斜さ
    せ、後方に位置するカバーパネルの滑材10と対向する
    部分に位置付けられる上記外縁16の端部16′を後壁
    6の外壁面より内側に配置させる一方上記延長部15の
    内縁17を同じく後壁6に対して傾斜させて内方に張り
    出させてなるハッチ力バーパネルの端部補強機構。
JP10077278U 1978-07-24 1978-07-24 ハツチカバ−パネルの端部補強機構 Expired JPS598953Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5519018U JPS5519018U (ja) 1980-02-06
JPS598953Y2 true JPS598953Y2 (ja) 1984-03-21

Family

ID=29038802

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JP10077278U Expired JPS598953Y2 (ja) 1978-07-24 1978-07-24 ハツチカバ−パネルの端部補強機構

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