JPS6342696Y2 - - Google Patents

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JPS6342696Y2
JPS6342696Y2 JP1983161177U JP16117783U JPS6342696Y2 JP S6342696 Y2 JPS6342696 Y2 JP S6342696Y2 JP 1983161177 U JP1983161177 U JP 1983161177U JP 16117783 U JP16117783 U JP 16117783U JP S6342696 Y2 JPS6342696 Y2 JP S6342696Y2
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JP
Japan
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gate
reinforcement
wall
truck
seat plate
Prior art date
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JP1983161177U
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English (en)
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JPS6067284U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラツクの荷台に装備されるゲート
装置に関するものである。
(従来技術) 従来より、この種のトラツクのゲート装置とし
て、荷台の周縁部に、荷台の側壁部材としてのゲ
ートがその下端部にて複数のヒンジを介して回動
自在に取付けられたものは一般によく知られてい
る。そして、最近、上記ゲートは、ゲート自体の
剛性強度を高める内壁部と外壁部とで閉断面状に
形成したものが提案実施されている(例えば実開
昭55−124374号公報等参照)。
ところが、このような閉断面構造のゲートを用
いた場合、ゲート重量が大きくなり、それに伴つ
てゲート下端部の各ヒンジ取付部に大きな荷重が
作用するため、該ヒンジ取付部に変形が生じたり
クラツクが生じたりするという問題があつた。
そこで、このような問題を解決するための手段
として、ゲートの板厚を従来よりも厚くするか、
あるいは各ヒンジ取付部をレインフオースメント
で補強することが考えられる。しかし、前者の場
合、ゲート重量が著しく大きくなるという不具合
があり、また後者の場合、ヒンジ取付部に単にレ
インフオースメントを設けただけでは十分な補強
効果が期待できない。
(考案の目的) 本考案の目的は、かかる諸点に鑑み、上述の如
き閉断面構造のゲートにおけるヒンジ取付部を、
効果的な補強構造に構成したレインフオースメン
トおよび座板によつて補強することにより、ゲー
トひいてはトラツク車体の軽量化を図りつつ、上
記ヒンジ取付部の剛性強度を大巾にかつ有効に高
めることにある。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、本考案の構成は、荷
台の周縁部に、内壁部と外壁部とからなる閉断面
構造のゲートがその下端部にて複数のヒンジを介
して回動自在に取付けられたトラツクのゲート装
置において、上記ゲート内の下部に、上記複数の
ヒンジ間に亘つて延びかつ上縁部および下縁部が
ゲートの内壁部に接合されて閉断面を形成するレ
インフオースメントを記設するとともに、上記閉
断面内に、上部および下部がゲートの内壁部とレ
インフオースメントとの接合部に接合される座板
を配設する。そして、該座板は少なくとも一部が
ゲートの内壁部の内面に沿つて重合され、この重
合部に上記ヒンジを取付けるものである。
このような構成により、ゲート下端部のヒンジ
取付部は、ゲートの内壁部と該内壁部に複数のヒ
ンジ取付部間に亘つて接合されたレインフオース
メントとからなる閉断面構造、およびこの閉断面
内のヒンジ取付部に強固な状態で配設された座板
によつて効果的に補強されることになる。
(考案の効果) したがつて、本考案によれば、ゲート下端部の
ヒンジ取付部が、ゲート内壁部とレインフオース
メントとからなる閉断面構造および座板による補
強構造により効果的に補強されて、該ヒンジ取付
部の剛性強度を大巾に高めることができるので、
ヒンジ取付部における変形やクラツクの発生を確
実に防止することができる。そかも、ゲート、レ
インフオースメントおよび座板の板厚を厚く設定
する必要がないので、ゲートの軽量化ひいてはト
ラツク車体の軽量化を図ることができる。さら
に、ゲートの外壁部はレインフオースメントとの
接合点を有していないので、見映えの向上および
錆の発生防止化を図ることができる利点を併せ有
する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の実施例に係るボンネツト型ト
ラツクを示し、1はトラツクキヤビン、2は荷
台、3は荷台2の後部に設けられたリヤゲート装
置であつて、該リヤゲート装置3は荷台2の後部
側壁を構成するゲート4を有し、該ゲート4は、
その下端部が荷台2の底面後縁部にヒンジ結合に
よつて回動自在に取付けられている。
また、上記ゲート4は、第2図ないし第5図に
示すように、2つのパネル部材つまり内壁部とし
てのインナパネル5と外壁部としてのアウタパネ
ル6とで閉断面状に形成されている。上記インナ
パネル5には複数のぬすみ7,7,…が適宜設け
られている一方、アウタパネル6の中央部には取
手部8が車外側に突出して形成されている。
そして、本考案の特徴として、上記ゲート4内
の下部にはゲート4の幅方向に延びるレインフオ
ースメント9が配設されており、該レインフオー
スメント9は、上縁部および下縁部がそれぞれイ
ンナパネル5に接合されて該インナパネル5とで
ゲート4の幅方向ほぼ全幅にわたる断面10を形
成している。上記閉断面10内にはその長手方向
の左右対称な2個所の位置にそれぞれ座板12が
配設されている。該座板12は殆ど部分がインナ
パネル5に重合されているとともに、その上縁部
はインナパネル5とレインフオースメント9上縁
部との接合部に、下縁部はインナパネル5とレイ
ンフオースメント9下縁部との接合部にそれぞれ
挾まれた状態で固着されている。そして、上記座
板12とインナパネル5との重合部に、ゲート取
付用ヒンジ部材11の一方の連結片11aが座板
12との間にインナパネル5を挟むような状態で
ボルト13止めにより取付けられており、該ヒン
ジ部材11の他方の連結片11bは荷台2の底面
後縁部に取付けられている。
したがつて、上記実施例のリヤゲート装置3に
おいては、インナパネル5とアウタパネル6とか
らなる閉断面構造のゲート4内の下部にレインフ
オースメント9をゲート4のインナパネル5とで
閉断面10を形成するように配設するとともに、
該閉断面10内に座板12をインナパネル5に重
合して設け、この重合部にゲート取付用ヒンジ部
材11の一方の連結片11aを設けたことによ
り、ヒンジ結合部に作用する変形荷重は座板12
によつて剛性の高い閉断面10の構成部材(イン
ナパネル5およびレインフオースメント9)全体
に広く分散されことになり、ヒンジ取付部におけ
る変形やクラツクの発生を確実に防止することが
できる。
しかも、上記レインフオースメント9は、ゲー
ト4内の下部に左右のヒンジ取付部間に亘つて延
びて閉断面10を連続的に形成しているため、
個々のヒンジ取付部をそれぞれ別々のレインフオ
ースメントにより閉断面を形成して補強する場合
に比べて補強効果を高めることができる。また、
上記座板12の上縁部および下縁部はそれぞれイ
ンナパネル5とレインフオースメント9との接合
部に接合されているため、この3つの部材5,
9,12が一体化して、これによりヒンジ取付部
の剛性をより一層効果的に高めることができる。
その上、上記ゲート4のパネル部材(インナパ
ネル5およびアウタパネル6)は、その下端にヒ
ンジ部材11の連結片11aを取付けるにも拘ら
ず、上述の優れた補強効果により板厚を厚く設定
する必要はなく、またレインフオースメント9お
よび座板12の板厚も厚く設定するものではない
ので、ゲート4ひいてはトラツク車体の軽量化を
図ることができる。
さらに、上記ゲート4のアウタパネル6は、雨
水等に対してはインナパネル5よりも直接濡れる
ことが多いが、レインフオースメント9との接合
点を有していないので、その分錆の発生を防止す
る上で有利である。
尚、上記実施例では、本考案をボンネツト型ト
ラツクのリヤゲート装置3に適用した場合につい
て述べたが、ボンネツト型トラツクのサイドゲー
ト装置にも同様に適用できるのは勿論であり、ま
たボンネツト型以外の各種トラツクのリヤまたは
サイドゲート装置にも適用できる。
また上記実施例では、インナパネル5とアウタ
パネル6との2つのパネル部材で閉断面構造のゲ
ート4を構成したが、本考案は、1つのパネル部
材で閉断面構造のパネルを構成するようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ボンネツト型トラツクの左側後方から見た斜視
図、第2図はゲート装置の車体後方から見た一部
切開平面図、第3図および第4図はそれぞれ第2
図の−線および−線における拡大断面
図、第5図は第3図の要部拡大図である。 2……荷台、3……リヤゲート装置、4……ゲ
ート、5……インナパネル、6……アウタパネ
ル、9……レインフオースメント、11……ヒン
ジ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台の周縁部に、内壁部と外壁部とからなる閉
    断面構造のゲートがその下端部にて複数のヒンジ
    を介して回動自在に取付けられたトラツクのゲー
    ド装置であつて、上記ゲード内の下部には、上記
    複数のヒンジ間に亘つて延びかつ上縁部および下
    縁部がゲートの内壁部に接合されて閉断面を形成
    するレインフオースメントが配設されており、上
    記閉断面内には、上部および下部がゲートの内壁
    部とレインフオースメントとの接合部に接合され
    る座板が配設され、該座板は少なくとも一部がゲ
    ートの内壁部の内面に沿つて重合され、この重合
    部に上記ヒンジが取付けられていることを特徴と
    するトラツクのゲート装置。
JP16117783U 1983-10-17 1983-10-17 トラツクのゲ−ト装置 Granted JPS6067284U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16117783U JPS6067284U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 トラツクのゲ−ト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16117783U JPS6067284U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 トラツクのゲ−ト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6067284U JPS6067284U (ja) 1985-05-13
JPS6342696Y2 true JPS6342696Y2 (ja) 1988-11-08

Family

ID=30354297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16117783U Granted JPS6067284U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 トラツクのゲ−ト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6067284U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348404U (ja) * 1976-09-28 1978-04-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348404U (ja) * 1976-09-28 1978-04-24

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JPS6067284U (ja) 1985-05-13

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